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CD772
DIGITAL MULTIMETER
取扱説明書
INSTRUCTION MANUAL

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Questions and answers

Summary of Contents for Sanwa CD772

  • Page 1 CD772 DIGITAL MULTIMETER 取扱説明書 INSTRUCTION MANUAL...
  • Page 3 目  次 【1】安全に関する項目∼ご使用の前に必ずお読みください。∼ 1−01 警告マークなどの記号説明 ……………………………001 1−02 安全使用のための警告文 ………………………………001 1−03 過負荷保護 ………………………………………………002 【2】用途と特長 2−01 用 途 ……………………………………………………003 2−02 特 長 ……………………………………………………003 【3】各部の名称 3−01 本体 ………………………………………………………004 3−02 テストリード ……………………………………………004 3−03 表示器 ……………………………………………………005 【4】機能説明 4−01 電源スイッチ兼ファンクションスイッチ …………………006 4−02 測定機能選択:    …………………………………006 4−03 データホールド:     ……………………………006 4−04 バックライト:   ……………………………………006 4−05 レンジホールド:    ...
  • Page 4 【1】安全に関する項目∼ご使用の前に必ずお読みください。∼ このたびはデジタルマルチメータCD772型をお買い上げいただ き、誠にありがとうございます。 ご使用前にはこの取扱説明書をよくお読みいただき、正しく安全 にご使用ください。そして常にご覧いただけるように製品と一緒に して大切に保管してください。 本書で指定していない方法で使用すると、本製品の保護機能が損な われることがあります。 ● ● ● 本文中の“ 警告”および“ 注意”の記載事項は、 やけど や ● ● などの事故防止のため、必ずお守りください。 感電 1-1 警告マークなどの記号説明 本器および『取扱説明書』に使用されている記号と意味について :安全に使用するための特に重要な事項を示します。 ・警告文はやけどや感電などの人身事故を防止するためのものです。 ・注意文は本器を壊すおそれのあるお取り扱いについての注意文です。 :高電圧注意 :グランド :直流 (DC) :周波数 :交流 (AC) :コンデンサ :抵抗 :温度 :ダイオード :バックライト :ブザー :ヒューズ...
  • Page 5 16. 本体またはテストリードが傷んでいたり、壊れていたりして いる場合は使用しないこと。 17. ケースまたは電池ふたを外した状態では使用しないこと。 18. ヒューズは必ず指定定格および仕様のものを使用すること。 19. 測定中はテストリードのつばよりテストピン側を持たないこと。 10. 測定する場合は最初に接地側(テストリードの黒)を接続し、 離す場合は最後に接地側を離すこと。 11. 測定中は他のファンクションまたは他のレンジに切り換えた り、プラグを他の端子へ差し換えたりしないこと。 12. 測定前には、 ファンクションおよびレンジ確認を確実に行うこと。 13. 本器または手が水等でぬれた状態での使用はしないこと。 14. テストリードは指定タイプのものを使用すること。 15. 電池交換およびヒューズ交換を除く修理 ・ 改造は行わないこと。 16. 年1回以上の点検は必ず行うこと。 17. 屋内で使用すること。 注 意 トランスや大電流路など強磁界の発生している近く、無線機 など強電界の発生している近くでは正常な測定が出来ない 場合があります。 1-3 過負荷保護 各ファンクション入力端子の最大定格入力値および過負荷保護を定めています。 ファンクション 入力端子 最大定格入力値 最大過負荷保護入力値 ・...
  • Page 6 【2】用途と特長 2-1 用 途 本器は CAT. Ⅱ 1000V、CAT. Ⅲ 600V範囲内の測定用に設計され たデジタルマルチメータです。 2-2 特 長 ・IEC61010-1に準拠した安全設計で、電流端子にはセーフティーキャ ップ付き ・交流(AC)は真の実効値測定 ・温度( )測定機能付(Kタイプ熱電対温度センサ用) ・導通チェックは、ブザー音と赤色LEDランプ点灯で確認 ・数値が大きく見易い表示器 ・周波数測定および静電容量測定機能付 ・手に持ちやすいデザイン ・本体にテストプローブを固定可能 ・二重成形で、外側は弾力性のあるエラストマー素材を使用 過電圧測定分類 過電圧測定分類(CAT.Ⅰ) :コンセントから電源変圧器 (トランス) 等を経由した機器内の二次側電路。 過電圧測定分類 (CAT.Ⅱ) :コンセントに接続する電源コード付 き機器の一次側電路。 過電圧測定分類 (CAT.Ⅲ) :直接分電盤から電気を取り込む機器 の一次側および分岐部からコンセン トまでの電路。 過電圧測定分類(CAT. Ⅳ):引き込み線から分電盤までの電路。 − 3 −...
  • Page 7 【3】各部の名称 3-1 本体 データホールド/バックライト 液晶表示部 ボタン セレクトボタン レンジホールド ボタン 導通ランプ リラティブボタン 電源スイッチ兼 ファンクションスイッチ 15A 測定端子 − セーフティーキャップ 測定端子 + COM (共通) 端子 測定端子 3-2 テストリード 着脱式テストピンキャップ    未装着時:CAT.Ⅱ 1000V     装着時:CAT.Ⅲ 600V − 4 −...
  • Page 8 3-3 表示器 ① 数値表示 ② リラティブモード動作表示 ③ 数値データのマイナス極性表示 ④ 交流測定ファンクション動作表示 ⑤ 直流測定ファンクション動作表示 ⑥ オートレンジモード動作表示 ⑦ 本器では使用しません ⑧ ダイオードテストファンクション動作表示 ⑨ 導通チェックファンクション動作表示 ⑩ データホールドモード動作表示 ⑪ リラティブモード動作表示 ⑫ 電池消耗警告表示 ⑬ 測定単位表示 − 5 −...
  • Page 9 【4】機能説明 4-1 電源スイッチ兼ファンクションスイッチ このスイッチを回して電源のON/OFFおよび各測定ファンクション を切り換えます。 4-2 測定機能選択:    ボタンを押す (→) と、 フ ァンクシ ョ ンは以下のように切り換わります。 ・Vポジション:直流電圧( )→ 交流電圧( )→ 直流電圧( ) ・ / /  ポジション:抵抗測定( )→ ダイオードテスト( ) → 導通チェック( )→ 抵抗測定( ) ・μAポジション:直流電流 ( )→ 交流電流 ( ) → 直流電流 ( ) ・mAポジション:直流電流...
  • Page 10 4-5 レンジホールド:     ボタンを押すとマニュアルモードとなり、 レンジが固定さ れます。 (表示器から が消えます。 )マニュアルモードになる と、このボタンを押すたびにレンジが移動しますので、表示器の単 位と小数点の位置を確認しながら適正レンジを選択してください。 オートレンジに復帰させる場合は、このボタンを1秒以上押してく ださい。 (表示器に    が点灯します。 ) 備考: ファンクションでは、 レンジホールドは使用でき ・ ・ ・ ません。 4-6 リラティブ測定(相対値測定) :     ボタンを押すと、 と  が点灯し、 押した時点の入力値 を基準とし0と表示します。 解除にするにはボタンを再度押してください。 例)DC30.00V入力時にボタンを押した後の表示 実際の入力値 表示器の数値 DC 30.00V DC 00.00V DC 35.00V DC 05.00V DC 25.00V DC −05.00V 備考:...
  • Page 11 4-9 交流検波方式 本器は実効値方式で、交流の大きさを直流と同じ仕事量として表 します。TRUE RMS(Root Mean Square)回路により正弦波や方形波、 三角波など非正弦波の実効値測定ができます。 4-10 クレストファクタ(波高率) CF(クレストファクタ)は信号のピーク値をその信号の実効値で割っ た値で表します。正弦波や三角波等最も一般的な波形は相対的にクレ ストファクタは低くなっています。また、デューティーサイクルの低 いパスル列に類似した波形では高いクレストファクタとなります。代 表的な各波形の電圧、クレストファクタは表を参考にしてください。 なお、クレストファクタ数は3以下で測定してください。 ピーク値 実効値 平均値 クレストファクタ 波形率 入 力 波 形 Vrms/Vavg Vp/Vrms Vavg Vrms π − − − √ √ π √ π 2π 正弦波 =0.673Vp =1.111 =0.707Vp...
  • Page 12 【5】測定方法 警 告 1. 各ファンクションの最大定格入力を超えた入力信号を加えないこと。 2. 測定中はファンクションスイッチを切り換えないこと。 3. 測定中はテストリードのつばよりテストピン側を持たないこと。 4. 測定後は被測定物からテストリードを離し、ファンクションスイッチ を  位置に戻すこと。 5-1 始業点検 注 意 1. 電源スイッチを ONしたとき、電池消耗警告表示が点滅また は点灯していないことを確認すること。点滅または点灯して いるときは、新しい電池と交換すること。 2. 本体およびテストリードが傷んでいたり、壊れていたりして いる場合は使用しないこと。 3. テストリードおよびヒューズが切れていないことを確認すること。 安全のため、 必ず始業点検を行ってください。 ( 導通チェックによる点検) 確 認 ※ 点検終了です。 ※表示器に何も表示が出ない場合は、 電池の全消耗が考えられます。 − 9 −...
  • Page 13 5-2 電圧測定( V V ) ファンクション 最大定格入力 レンジ DC 1000V 400.0mV, 4.000V, 40.00V, 400.0V, 1000V AC 1000V 4.000V, 40.00V, 400.0V, 1000V DCV測定例 ACV測定例 DCVとACV 切替 備考: ・本器の交流(AC)測定は、AC結合の真の実効値測定方式です。 確度保証は以下の範囲になります。 周波数範囲:4Vレンジ 45Hz∼500Hz 40Vレンジ以上 45Hz∼1kHz クレストファクタ(CF)範囲:3以下 レンジ範囲:各レンジの5%∼100% ・テストリード開放時に表示が変動する場合がありますが故障で はありません。 ・AC400.0mVレンジは     ボタンで選択できますが、確度 保証はしておりません。 − 10 −...
  • Page 14 5-3 抵抗測定 ( ) 、ダイオードテスト ( ) 、導通チェック ( ) 警 告 測定端子には外部から電圧を絶対に加えないこと。 5-3-1 抵抗測定 ( ) ファンクション 最大定格入力 レンジ 400.0Ω, 4.000kΩ, 40.00kΩ, 40.00MΩ 400.0kΩ,4.000MΩ, 40.00MΩ 抵抗器 備考: 測定に際しノイズの影響を 受ける場合は、被測定物を COM電位でシールドしてく ださい。また、テストピン に 指 を 触 れ て 測 定 す る と 、 人体の抵抗の影響を受け誤...
  • Page 15 5-3-3 導通チェック( ) 備考: 抵抗測定 導通ブザー発音および ダ イ オー ドテス ト 導通ラ ンプ点灯範囲: 導通チ ェ ッ ク 切替 0Ω∼85Ω(±45Ω) 導通ラ ン プ点灯 5-4 周波数測定 ( ) 注 意 測定禁止 対接地間の周波数測定は、漏電ブレーカー 等が動作する可能性がありますので、絶対 に行わないでください。 ファンクション 最大定格入力 レンジ 100.0kHz 5.000Hz, 50.00Hz, 500.0Hz, 5.000kHz, (≦1000Vrms) 50.00kHz, 100.0kHz(オートレンジのみ) 備考:...
  • Page 16 備考: ・入力感度: 3Vrms以上 ・ゼロクロス(+電位 →−電位 → +電位)している周波数が測定で きます。ロジックパルスのような+電位のみまたは−電位のみ の周波数は測定できません。 ・1Hz未満の測定はできません。 ・Hzファンクションではデータホールド及びリラティブ機能は、 使用できません。 5-5 静電容量測定( ) 警 告 測定端子には外部から電圧を絶対に加えないこと。 注 意 1. コンデンサ内の電荷は測定前に放電すること。 2. 本器は被測定コンデンサに電流を加える測定方式のため、漏 れ電流の大きい電解コンデンサなどの測定は誤差が大きくな るために適しません。 3. 静電容量の大きいコンデンサ測定では、 測定時間が長くなります。 ファンクション 最大定格入力 レンジ 50.00nF, 500.0nF, 5.000μF, CAP( ) 100.0μF 50.00μF, 100.0μF(オートレンジ) 備考: ・静電容量測定は、測定する 測定前に...
  • Page 17 5-6 温度測定( ) 警 告 被測定温度および測定環境により、やけどなどの危険を伴う ため注意すること。 注 意 入力端子には、DC50mV以上の電圧を加えないこと。 フ ァ ン ク シ ョ ン 入力端子 測定範囲 使用内蔵ヒューズ 0.5A/1000Vヒューズ + − と -20.0℃∼300.0℃ 遮断容量30kA及び 16A/1000Vヒュー ズ遮断容量30kA 備考: ・本器の温度 ( ) 測定ファンクショ ンは、Kタイプ熱電対用です。 ・付属の温度センサK-250CDの+プ ラグを本体  端子に、−プラ + グを  端子に差し込み測定を 測温部 − します。 − K-250CD +...
  • Page 18 5-7 電流測定(μ μ A A / m m A A /A A ) 警 告 1. 測定端子には電圧を絶対に加えないこと。 2. 最大定格電流を超える入力は加えないこと。 3. 必ず負荷を通して本器が直列に接続されること。 正しい測定方法 誤った測定方法 電 源 負 電 荷 源 負 荷 注 意 内蔵ヒューズが切れていないかご確認ください。 ファンクション 最大定格入力 レンジ DC/AC μA 4000μA 400.0μA, 4000μA DC/AC mA 400mA 40.00mA, 400.0mA...
  • Page 19 μ μ A A ・ ・ m m A A 測定 負 フ ァ ンクシ ョ ン 入力端子 使用内蔵ヒューズ 電 荷 源 0.5A/1000Vヒューズ と 遮断容量30kA A A 測定 負 フ ァ ンクシ ョ ン 入力端子 使用内蔵ヒューズ 電 荷 源 16A/1000Vヒューズ と...
  • Page 20 【6】保守管理について 警 告 1. この項目は安全上重要です。 本説明書をよく理解した上で管理を行ってください。 2. 安全と確度維持のために1年に1回以上は校正、 点検を行ってください。 6-1 保守点検 1)外観:落下などにより、外観が壊れていないか? 2)テストリード: ・テストリードから芯線が露出していないか? ・入力端子にプラグを差し込んだときに緩みはないか? 以上の項目に該当するものはそのまま使用せず、修理を依頼 してください。 6-2 校正・点検 詳細については三和電気計器 (株) までお問い合わせください。 項目7-3を参照。 6-3 保管について 注 意 1. 本体は揮発性溶剤に弱いため、シンナーやアルコールなどで 拭かないこと。 2. 本体は熱に弱いため、高熱を発するものの近くに置かないこと。 3. 振動の多い場所や落下のおそれのある場所に保管しないこと。 4. 直射日光や高熱、低温、多湿、結露のある場所での保管は避 けること。 5. 長期間使用しない場合は内蔵電池を必ず抜いておくこと。 6-4 電池、ヒューズの交換 出荷時の電池について 工場出荷時に組み込まれている電池はモニター用電池ですので...
  • Page 21 警 告 1. 感電のおそれがあるため、測定端子に入力が加わった状態で リヤケースを外さないこと。また、ファンクションスイッチが OFFになっていることを確認し作業を行うこと。 2. 交換用ヒューズは同定格のものを使用すること。ヒューズの 代用品を用いたり、短絡したりすることは絶対にしないこと。 6-4-1 電池交換 ①電池ホルダ固定ネジをプラスドライバーで外します。 ②電池ホルダ内の電池を2本共に新品と交換します。 (電池極性にご注意ください。 ) ③電池ホルダ固定ネジを元どおりネジ止めします。 使用電池 単 3 電池 (R6)2本 6-4-2 ヒューズ交換 ①本体リアケースのネジをドライバーで外します。 ②内部にあるヒューズを取り出し、新しいヒューズと交換します。 ③リヤケースを元どおりねじ止めします。 ヒューズ 使用ヒューズ定格 0.5A/1000V(φ6.35×32mm、遮断容量30kA) 16A/1000V (φ10×38mm、遮断容量30kA) ※リアケース下部に予備ヒューズ収納場所があります。 ( φ6.35×32mmヒューズ用) − 18 −...
  • Page 22 【7】アフターサービスについて 7-1 保証期間について 本製品の保証期間は、お買い上げの日より3年間です。 ただし、日本国内で購入し日本国内でご使用いただく場合に 限ります。また、製品本体の確度および許容差は1年保証、製 品付属の電池、ヒューズ、テストリード等は保証対象外とさせ ていただきます。 7-2 修理について 1)修理依頼の前にもう一度次の項目をご確認ください。 ・内蔵電池の容量と電池装着時の極性をチェック。 ・内蔵ヒューズとテストリードの断線をチェック。 2)保証期間中の修理:保証書の記載内容によって修理させてい ただきます。 3)保証期間経過後の修理 修理および輸送費用が製品価格より高くなる場合もあります ので、事前にお問い合わせください。補修用性能部品の最低 保有期間は、製造打切り後6年間です。この保有期間を修理可 能期間とさせていただきます。ただし、性能部品が製造中止 などにより入手不可能になった場合は、保有期間が短くなる 場合もあります。 4)修理品の送り先 製品(本体およびテストリード等の付属品を含む)の安全輸 送のため、製品の5倍以上の容積の箱に入れ、十分なクッショ ンを詰め、箱の表面に「修理品在中」と明記して送りくださ い。輸送にかかる往復の送料は、お客様のご負担とさせてい ただきます。 [送り先]三和電気計器株式会社・羽村工場サービス課 〒205-8604 東京都羽村市神明台4-7-15 TEL(042) 554-0113/FAX(042) 555-9046 − 19 −...
  • Page 23 ¥420 ( 税込) ¥120 ( 10本迄) F1203 φ10×38mm 16A/1000V 30kA ¥510 ( 税込) ¥120 ( 4本迄) 7-3 お問い合わせ 三和電気計器株式会社 本   社 :TEL(03) 3253-4871/ FAX(03) 3251-7022 大阪営業所 :TEL(06) 6631-7361/ FAX(06) 6644-3249 お客様計測相談室:  0120-51-3930 受付時間9:30∼12:00 13:00∼17:00(土日祭日を除く) ホ ー ム ペ ー ジ:http://www.sanwa-meter.co.jp − 20 −...
  • Page 24 【8】仕 様 8-1 一般仕様 動作方式 Δ-Σ方式 交流検波方式 真の実効値方式 液晶表示器 4000カウント サンプルレート 約3回/秒 レンジ切り換え オート及びマニュアル (一部マニュアルまたはオートのみ) 数値部に''OL''を表示(DC/AC 1000V、 10Aを除く) オーバー表示 極性表示自動切換 マイナス入力時に''−''のみ表示 電池消耗警告 約2.4V以下でバッテリー (   ) マークが点灯または点滅 使用環境条件 高度2000m以下・環境汚染度Ⅱ 動作温度/湿度 5℃∼40℃ 湿度は下記のとおりで結露のないこと 5℃∼31℃で80%RH (最大) 、 31℃以上40℃では80% RHから50%RHへ直線的に減少 保存温度/湿度 −10℃∼40℃, 80%RH以下 結露のないこと  40℃∼50℃, 70%RH以下 結露のないこと (長時間使用しない場合は内蔵電池を外して保存すること)...
  • Page 25 8-2 測定範囲および確度 温度 :23±5℃ 湿度:80%R.H.以下 (結露のないこ と) 、 電源電圧2.4V以上 rdg(reading):読み取り値 dgt(digit):最終桁のカウント数 DCV直流電圧 レンジ 確  度 入力抵抗 備  考 400.0mV ± (0.5%rdg+2dgt) ≧約100MΩ 約11MΩ 4.000V 40.00V ± (0.9%rdg+2dgt) 約10MΩ 400.0V 1000V ACV 交流電圧 レンジ 確  度 入力抵抗 備  考 約11MΩ 確度保証 4.000V 周波数範囲: 40.00V 4Vレンジ 45Hz∼500Hz 400.0V ±...
  • Page 26 周波数 レンジ 確  度 備  考 ・オートレンジのみ 5.000Hz ・データホールド及びリラティブ機能は使用できません。 ・感度: 3Vrms以上 50.00Hz ・1Hz未満は測定できません。 500.0Hz ・入力抵抗 ≧約2kΩ ± (0.3%rdg+3dgt) 入力抵抗が約2kΩと非常に低いので、測定時には多 5.000kHz くの電流が流れます。電流容量の小さい回路や装置 の測定は絶対に行わないでください。 50.00kHz 対接地間の周波数測定は、漏電ブレーカー等が動作す 100.0kHz る可能性がありますので、絶対に行わないでください。 静電容量測定 レンジ 確  度 備  考 50.00nF 500.0nF ・表示されている値をリラティブ機能によ 5.000uF ± (5.0%rdg+10dgt) りキャンセルした後の確度 50.00uF ・オートレンジのみ 100.0uF DCA直流電流測定 レンジ 確  度 入力抵抗...
  • Page 27 ※トランスや大電流路など強磁界の発生している近く、また無線機 など強電界の発生している近くでは正常な測定ができない場合が あります。 確度計算方法 例) 直流電流測定(DCV) 真   値:100mV レンジ確度: 400mVレンジ……± (0.5%rdg+2dgt) 誤   差:±(100.0mV × 0.5% + 2dgt)= ±0.7mV 表 示 値:100.0mV ± 0.7mV(99.3mV∼100.7mVの範囲内) ここに掲載した製品の仕様や外観は改良等の理由により、予告なし に変更することがありますのでご了承ください。 − 24 −...
  • Page 28 保証書 ご氏名 CD772 型 名 様 製造No. ご住所 この製品は厳密なる品質管理を経てお 〒 届けするものです。 本保証書は所定項目をご記入の上保管 していただき、アフターサービスの際 ご提出ください。 ※本保証書は再発行はいたしませんの で大切に保管してください。 保証期間 本社 = 東京都千代田区外神田2−4−4 ・ 電波ビル ご購入日    年  月より 3 年間 郵便番号 = 101-0021・電話 = 東京 (03) 3253−4871(代) 保証規定 保証期間中に正常な使用状態のもとで、万一故障が発生した場合には無償で修理いたします。 ただし下記事項に該当する場合は無償修理の対象から除外いたします。 記 1. 取扱説明書と異なる不適当な取扱いまたは使用による故障 2. 当社サービスマン以外による不当な修理や改造に起因する故障...
  • Page 29: Digital Multimeter

    CD772 DIGITAL MULTIMETER INSTRUCTION MANUAL...
  • Page 30 Current Measurement ( ) ……………………015 【6】MAINTENANCE Maintenance and Inspection ………………………………017 Calibration and Inspection …………………………………017 Storage ………………………………………………………017 Battery and Fuse Replacement …………………………017 【7】AFTER-SALE SERVICE Warranty and Provision ……………………………………019 Repair ………………………………………………………019 SANWA web site……………………………………………020 【8】SPECIFICATIONS General Specifications ……………………………………021 Measuring Range and Accuracy …………………………022...
  • Page 31: Safety Precautions

    *Before use, read the following safety precautions. This instruction manual explains how to use your new digital multi meter CD772. Before use, please read this manual thoroughly to ensure correct and safe use. After reading it, keep it together with the product for reference to it when necessary.
  • Page 32: Overload Protection

    05. Never use the meter near equipment which generates strong electromagnetic waves or is charged. 06. Never use the meter if the meter or test leads are damaged or broken. 07. Never use the meter with the case or battery lid removed. 08.
  • Page 33: Applications And Features

    [2] APPLICATIONS AND FEATURES 2-1 Applications This is a digital multimeter designed for measurement in the ranges of CAT. II 1000V and CAT. III 600V. This meter is useful for measuring / analyzing circuits of small communication devices, home electric appliances and batteries within the CAT. III environment.
  • Page 34: Names Of Component Units

    [3] NAMES OF COMPONENT UNITS 3-1 Meter Data hold/backlight LCD display button Select button Range hold button Continuity lamp Relative button Power switch & function switch measuring terminal Measuring Safety cap terminal + COM (common) terminal measuring terminal 3-2 Test Leads Removable test pin covers When not covered:CAT.Ⅱ...
  • Page 35 3-3 Display Indication of numerical value. Indication of relative mode operation. Indication of negative sign of numerical data. Indication of AC measuring function operation. Indication of DC measuring function operation. Indication of auto range mode operation. Not used with this meter. Indication of diode test function operation.
  • Page 36: Description Of Functions

    [4] DESCRIPTION OF FUNCTIONS 4-1 Power Switch & Function Switch Turn this switch to turn on and off the power and select a measuring function. 4-2 Measuring Function Selection: SELECT When the 00000 button is pressed, the functions change as follows: •...
  • Page 37 4-5 Range Hold: RANGE HOLD When the XXXXXXX button is pressed, the meter will be set in the manual mode and the range will be fixed. (“XXXXXX” will disappear from the display.) In the manual mode, each time this button is pressed, the range changes.
  • Page 38 4-9 AC Detection Method This meter employs the root-mean-square value method and indicates the magnitude of AC as the same amount of work as DC. Root-mean-square values of sinusoidal waves and such non- sinusoidal waves as square waves and chopping waves can be measured by the true RMS (Root Mean Square) circuit.
  • Page 39: Measuring Procedure

    [5] MEASURING PROCEDURE WARNING 1. Do not apply an input signal exceeding the maximum rated input of each function. 2. During measurement, do not change the function switch. 3. During measurement, do not touch the test pin side of the flange of the test lead.
  • Page 40 5-2 Voltage Measurement (V) Function Max. Rated Input Range DC 1000V 400.0mV, 4.000V, 40.00V, 400.0V, 1000V AC 1000V 4.000V, 40.00V, 400.0V, 1000V Example of DCV Example of ACV measurement measurement DCV and ACV Selection Remarks: • This meter is of true root-mean-square value response (AC coupling).
  • Page 41: Resistance Measurement

    5-3 Resistance Measurement (000), Diode Test (000), Continuity Check (000) WARNING Never apply a voltage to the measuring terminals. 5-3-1 Resistance measurement (000) Function Max. Rated Input Range 400.0 , 4.000k , 40.00k , 40.00M 400.0k ,4.000M , 40.00M Resistor Remarks: If measurement is affected by noises, shield the object to...
  • Page 42 5-3-3 Continuity check (00) Remarks: Resistance • Continuity buzzer measurement Diode test sound and continuity Continuity check lanp on range: 0 Selection (±45 ) Continuity lamp on 5-4 Frequency Measurement (000) CAUTION Measurement prohibited Never use the meter for measuring frequencies to ground as the earth leakage breaker may trip.
  • Page 43 Remarks: • Input sensitivity: 3 Vrms or over • Zero cross (+ potential – potential + potential) frequencies can be measured. Frequencies of + potential only or – potential only such as logic pulses cannot be measured. • Frequencies less than 1 Hz cannot be measured. •...
  • Page 44 5-6 Temperature Measurement WARNING Measuring temperature involves such hazard as getting burnt depending on temperatures to measure and measuring environment. CAUTION Do not apply a voltage above 50 mV DC to the input terminal. Function Input Terminal Measuring Range Built-in Fuse 0.5A/1000V Fuse Breaking capacity 30kA -20.0°C ~ 300.0°C...
  • Page 45 5-7 Current Measurement (00000000000) WARNING 1. Never apply a voltage to the measuring terminals. 2. Never apply an input exceeding the maximum rated current. 3. Be sure to connect the meter in series via a load. Correct measuring method Wrong measuring method Power supply Load CAUTION...
  • Page 46 µA · mA measurement Function Input Terminal Built-in Fuse 0.5A/1000V Fuse Breaking capacity 30kA A measurement Function Input Terminal Built-in Fuse 16A/1000V Fuse Breaking capacity 30kA Remarks: • Maximum 20A can be measured if the measurement time is less than 10 seconds.
  • Page 47: Maintenance

    • Is the plug when inserted to the input terminal not loose? If any of the above problems exists, stop using the meter and request for repair. 6-2 Calibration and Inspection For more information, please contact Sanwa’s authorized agent / distribute service provider, listed in our website. See section 7-3.
  • Page 48 WARNING 1.To avoid electric shock, do not remove the rear case with an input being applied to the measuring terminals. Also, before starting replacement, make sure the power of the meter is OFF. 2.Be sure to use the replacement fuse of the same rating. Never use a substitute for the fuse nor short the meter.
  • Page 49: After-Sale Service

    (1) year from the date of purchase. This warranty policy is valid within the country of purchase only, and applied only to the product purchased from Sanwa authorized agent or distributor. Sanwa reserves the right to inspect all warranty claims to determine the extent to which the warranty policy shall apply.
  • Page 50 Please contact Sanwa authorized agent / distributor / service provider, listed in our website, in your country with above information. An instrument sent to Sanwa / agent / distributor without above information will be returned to the customer. Note: 1) Prior to requesting repair, please check the following: Capacity of the built-in battery, polarity of installation and discontinuity of the test leads.
  • Page 51: General Specifications

    [8] SPECIFICATIONS 8-1 General Specifications ∆-∑ method Operation method AC measuring method True RMS value method 4000 counts Sampling rate Approx. 3 times/sec. Auto and Manual (Some with Manual only or Auto only) Range selection “OL” shown in numerical part. (1000V DC/AC, 10A excluded.) Over-range indication Polarity indication automatic “–”...
  • Page 52: Measuring Range And Accuracy

    8-2 Measuring Range and Accuracy Temperature: 23±5°C, humidity: 80% RH max. (no condensation), voltage 2.4 V or above. rdg (reading): Read value, dgt (digit): Number of counts of last digit DCV voltage Range Accuracy Input Resistance Remarks ±(0.5%rdg+2dgt) 400.0mV Approx. 100M 4.000V Approx.
  • Page 53 Frequency Range Accuracy Remarks • Auto range only 5.000Hz • The data hold and relative functions cannot be used. 50.00Hz • Sensitivity: 3 Vrms or over. • Frequency less than 1 Hz cannot be measured. 500.0Hz • Input resistance ≧ Approx. 2 k ±(0.3%rdg+3dgt) •...
  • Page 54 * Accurate measurement may not be possible in places near a transformer, large-current line, etc. where a strong magnetic field is present or near radio equipment, etc. that generates a strong electric field. Accuracy calculation Example: DCV function True value: 100 mV Range accuracy: 400 mV range ...
  • Page 56 本社 = 東京都千代田区外神田2−4−4・ ・ 電波ビル 郵便番号 = 101-0021・ ・ 電話 = 東京 (03) 3253−4871㈹ 大阪営業所 = 大阪市浪速区恵美須西2−7−2 郵便番号 = 556-0003・ ・ 電話 = 大阪 (06) 6631−7361㈹ SANWA ELECTRIC INSTRUMENT CO.,LTD. Dempa Bldg., 4-4 Sotokanda2-Chome Chiyoda-Ku,Tokyo,Japan 03-1101 2040 6017...

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