記録を正常に終了できなかった場合のディスクの取 り扱い（サルベージ機能; 結露について - Sony PDW-D1 Operation Manual

ディスクを取り出した後、ネジを元
に戻す必要はありません。電源を入
れることにより、再び通常どおり動
作するようになります。
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ゴム製のキャップを元に戻し、カ
バーを閉める。
3-5-7 記録を正常に終了
できなかった場合のディ
スクの取り扱い（サル
ベージ機能）
記録中に AC 電源を遮断したり、バッテ
リーの残量がなくなったりすると、記録
処理が正常に終了しません。その結果、
ファイルシステムは更新されず、リアル
タイムに記録されていたビデオ / オー
ディオデータはファイルとして認識され
ないため、そのときまでに記録したク
リップの内容は失われます。
本機ではこのようなディスクを最小限の
損失で復元する機能を備えており、これ
をサルベージ機能といいます。
なお、記録中に前面パネルの
/ スタンバイ）スイッチをスタンバイに
切り換えた場合は、記録処理を完了して
からスタンバイ状態になるため、記録し
たクリップの内容は失われません。
ご注意
• 記録処理が終了し、ACCESS インジ
ケーターが消灯するまでは、AC 電源
を遮断したり、バッテリーパックを取
り外したりしないでください。
• 本機能は、不慮の事故が発生した場合
に、記録した素材をできるだけ救済す
るために搭載されていますが、復元を
100% 保証するものではありません。
• 本機能を実行しても、記録中断直前の
データは復元できません。データの消
失量は以下のとおりです。
- クイックサルベージ：記録中断直前
- フルサルベージ：記録中断直前の 4
クイックサルベージ
電源オフによる記録中断が発生したと
き、ディスクが入ったまま電源を再投入
すると、不揮発性メモリーのバックアッ
プデータとディスクに記録されている
マーカーを元に自動的にクリップを復元
します。
処理時間は約 5 秒です。
フルサルベージ
電源オフによる記録中断が発生した機器
から、電源オフのままで手動で取り出さ
れたディスクを本機に挿入すると、ディ
スクに記録されているマーカーだけを元
に自動的にクリップを復元します。した
+
/1（オン
がって、クイックサルベージよりも処理
に時間がかかります。 （ディスクの状態
にもよりますが、30 秒程度です。 ）
3-5-8 結露について
本機を冷たい場所から暖かい場所へ移し
たり、湿気の多い場所で使用したりする
と、空気中に含まれる水蒸気が、光学
ピックアップに水滴となって付着するこ
とがあります。これを結露といい、この
ような状態で本機を使用すると記録・再
生が正常に行われない可能性がありま
す。
の 2 ∼ 4 秒間のデータ
∼ 6 秒間のデータ
3-5 ディスクの取り扱い
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