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Mitsubishi Electric 800 Series Instruction Manual page 2

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取扱説明書(導入編) (日本語)
1
インバータの据付けと注意事項 ............................................................................................ 3
2
配線について ........................................................................................................................... 4
3
基本操作................................................................................................................................... 9
4
インバータを使用したシステムのフェールセーフについて............................................ 11
5
インバータ使用上の注意...................................................................................................... 11
据付、操作、機能などの詳細は取扱説明書(詳細編)を参照してください。
取扱説明書(詳細編)は同梱CD-ROM内のPDFデータでご覧いただくことができます。
また、右記からPDFデータのダウンロードも可能です。
この取扱説明書(導入編)は、ご使用いただく場合の取り扱い、留
意点について述べてあります。
なお、この取扱説明書(導入編)は、ご使用になるお客様の手元に
届くようご配慮をお願いいたします。
安全上の注意
据付け、運転、保守、点検の前に必ずこの取扱説明書(導入編)
とその付属書類をすべて熟読し、正しくご使用ください。機器の
知識、安全の情報そして注意事項のすべてについて習熟してから
ご使用ください。
据付け、操作、保守点検は必ず専門の技術者が行ってください。
専門の技術者とは次のすべてを満たした方をいいます。
・適切な技術訓練を受けた方または電気設備に従事できる免許を
持った方。
お住まいの地域の三菱電機で適切な技術訓練が受けられるかご
注意ください。日時、開催場所につきまして営業窓口にお問合
せください。
・  安全制御システムへ接続された保護装置 ( 例 : ライトカーテン ) 
の操作マニュアルを入手できる方。また、それらのマニュアル
を熟読、熟知している方。
この取扱説明書(導入編)では、安全注意事項のランクを「警
告」 、「注意」として区分してあります。
取扱いを誤った場合に、危険な状況が起こりえ
警告
て、死亡または重傷を受ける可能性が想定される
場合。
取扱いを誤った場合に、危険な状況が起こりえ
注意
て、中程度の傷害や軽傷を受ける可能性が想定さ
れる場合および物的損害だけの発生が想定される
場合。
注意
なお、
に記載した事項でも、状況によっては重大な結
果に結びつく可能性があります。いずれも重要な内容を記載してい
ますので必ず守ってください。
 感電防止のために
警告
 インバータ通電中は表面カバーや配線カバーをはずさないでください。
また、表面カバーや配線カバーをはずした状態で運転しないでください。
高電圧の端子および充電部が露出していますので感電の原因となります。
 電源 OFF 時でも配線作業・定期点検以外では表面カバーをはずさないで
ください。インバータ内部は充電されており感電の原因となります。
 配線作業や点検は、操作パネルの表示が消灯したことを確認し、電源遮
断後 10 分以上経過したのちに、テスタなどで電圧を確認してから行っ
てください。電源を遮断した後しばらくの間はコンデンサが高圧で充電
されていて危険です。
 200V クラスインバータは保護接地 D 種以上、 400V クラスインバータは
保護接地 C 種以上の接地工事を行ってください。400V クラスインバー
タは、EN 規格に適合する場合、中性点接地された電源で使用してくださ
い。
 配線作業や点検は専門の技術者が行ってください。
 本体を据え付けてから配線してください。感電、傷害の原因になります。
 濡れた手で M ダイヤルおよびキーを操作しないでください。感電の原因
になります。
 電線は傷つけたり、無理なストレスをかけたり、重いものを載せたり、
挟み込んだりしないでください。感電の原因になります。
 通電中に冷却ファンの交換は行わないでください。通電中に冷却ファン
の交換を行うと危険です。
 濡れた手で基板に触れたり、ケーブル類の抜き差しをしないでください。
感電の原因となります。
 主回路コンデンサ容量を測定する場合、電源 OFF 時にモータへ約 1s 間、
直流電圧を印加します。感電の原因となりますので、電源 OFF 直後は、
モータ端子等に触れないでください。
─目  次─
警告
 PM モータは、回転子に高性能マグネットを内蔵した同期電動機のため、
インバータの電源を切った状態でもモータが回っている間は、モータの
端子には高電圧が発生しています。配線、保守点検はモータが停止して
いることを確認して行ってください。ファン・ブロワなどモータが負荷
に回される用途では、インバータの出力側に低圧手動開閉器を接続し、
開閉器を開いて、配線、保守点検を行ってください。感電のおそれがあ
ります。
 火災防止のために
注意
 インバータは、穴の開いていない(インバータのフィンなどに背面から
触れられないよう)不燃性の壁などに取り付けてください。可燃物への
取付けおよび可燃物近くへの取付けは、火災の原因になります。
 インバータが故障した場合は、インバータの電源を遮断してください。
大電流が流れ続けると火災の原因になります。
 直流端子 P/+、N/- に抵抗器を直接接続しないでください。火災の原因
になります。
 取扱説明書(詳細編)に記載の日常点検および定期点検を必ず実施して
ください。点検を怠って使用し続けると破裂・破損・火災の原因になり
ます。
 傷害防止のために
注意
 各端子には取扱説明書(詳細編)に決められた電圧以外は印加しないで
ください。破裂・破損などの原因になります。
 端子接続を間違えないでください。破裂・破損などの原因になります。
 極性(+−)を間違えないでください。破裂・破損などの原因になりま
す。
 通電中や電源遮断後のしばらくの間は、インバータは高温になりますの
で触らないでください。火傷の原因になります。
 諸注意事項
次の注意事項についても十分留意ください。取り扱いを誤った場合
には思わぬ故障・けが・感電などの原因となることがあります。
注意
運搬・据付けについて
 開梱時にナイフやカッターなどを使用する場合は、刃先でけがをしない
ように安全手袋を着用してください。
 製品の重さに応じて正しい方法で運搬してください。けがの原因になり
ます。
 製品の上に乗ったり重いものを載せないでください。
 制限以上の多段積をおやめください。
 運搬時は表面カバーを持たないでください。落下や故障することがあり
ます。
 据付け時にインバータを落下させてけがをしないよう注意してください。
 インバータの重量に十分に耐えられる面に据付けてください。
 高温面には据付けないでください。
 インバータの据付け方向は必ずお守りください。
 インバータが落下しないように、ねじでしっかりと固定して据付けてく
ださい。
 損傷、部品が欠けているインバータを据え付け、運転しないでください。
 インバータ内部にねじ・金属片などの導電性異物や油などの可燃性異物
が混入しないようにしてください。
 インバータは精密機器ですので、落下させたり、強い衝撃を与えないよ
うにしてください。
 LD 定格の周囲温度は− 10 〜+ 50 ℃ (凍結のないこと) 、 SLD 定格の周囲
温度は− 10 〜+ 40 ℃(凍結のないこと)でご使用ください。インバー
タ故障の原因になります。
 周囲湿度は 95%RH 以下(結露のないこと)でご使用ください。イン
バータ故障の原因になります。 (詳細は
3
ページを参照してください。 )
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