Hilti TE 2000-AVR Operating Instructions Manual page 144

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5.2.3
作業に関する注意事項
チゼルは 6 つの異なる位置に (60° ステップで)調整することができます。これによってコールドチゼ
ルでもスケーリングチゼルでも、最適の角度で作業できます。
▶ チゼルを端部から約 80...100 mm (3¹⁄₈"...4")の位置に当てます。
▶ 鉄筋での作業の際は常にチゼルを母材の端に向かって移動させ、鉄筋の方向へは向けないでください。
▶ ハツリ作業を開始する場合は、本体をコンクリート表面から 70°...80° の角度に傾け、チゼル先端を母材
の端に向けます。角度を 90° にして、母材を除去します。
▶ 摩耗部分を均一にして自己研磨を促すため、チゼルを定期的に回します。
▶ 押し付けが小さすぎると、チゼルが跳ね返ります。押し付けが大きすぎると、ハツリ能力が低下します。
6
搬送ワゴン (オプション)
6.1
搬送
搬送ワゴンにより、電動ハツリ機を確実に危険なく搬送することができます。
搬送ワゴンは安定した場所に置くよう、十分注意してください。
本体は工具位置決めピンに立てて、搬送中は必ず本体を固定フレームで固定してください。
チゼルは専用のホルダーにロックするまで差し込んでください。
搬送経路の安全に注意してください。
搬送ワゴンは傾斜面に置かないでください。
7
手入れと保守
警告
感電による危険! 電源プラグをコンセントに接続した状態で手入れや保守を行うと、重傷事故および火傷
の危険があります。
▶ 手入れや保守作業の前に、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
保守
警告
感電による危険! 電気部品の誤った修理は、重傷事故および火傷の原因となることがあります。
▶ 電気部品の修理を行うことができるのは、訓練された修理スペシャリストだけです。
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、操作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちにHilti サービスセ
ンターに修理を依頼してください。
手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせ
いただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
8
故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
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日本語
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