Mitsubishi Electric A800 Series Instruction Manual page 27

パラメータの設定および保護機能について
3.2
パラメータの設定および保護機能について
以下のパラメータおよび保護機能は FR-A800 標準構造品と設定範囲や仕様が異なります。
 パラメータ
• Pr.30 回生機能選択
回生ユニット
回生機能なし
ブレーキユニット
（FR-BU2（MT-BR5） ）

ブレーキ抵抗器
電源回生コンバータ（MT-RC）
高効率コンバータ（FR-HC2）

ブレーキトランジスタ内蔵品のみ接続可

詳細は、FR-A800 取扱説明書（詳細編）を参照してください。
• Pr.570 多重定格選択
Pr. 名称
570 多重定格選択
• Pr.260 PWM キャリア周波数の自動低減機能
PWM キャリア周波数自動低減機能を使用した場合、キャリア周波数を 3kHz 以上（Pr.72 ≧ 3 ）で運転すると、重負荷時に下記のようにキャリア周
波数を自動低減します。
Pr.260 設定値  Pr.570 設定値
0(SLD)
1
2(ND)
0(SLD)
0
2(ND)

詳細は、FR-A800 取扱説明書（詳細編）を参照してください。
 保護機能
操作パネル表示
名称
内容
チェックポイント
処置

FR-A800 標準構造品は 15ms
NOTE
• 上記以外は、FR-A800 標準構造品と同一です。本書に記載のないパラメータおよび保護機能については FR-A800 取扱説明書（詳細編）を参照してください。
26
基本操作
インバータへの電
源供給端子
R、S、T 0（初期値） 、100
P、N 10、110、
R、S、T/P、N 20、120
R、S、T 1、101
P、N 11、111
R、S、T/P、N 21、121
R、S、T 1、101
P、N 11、111
R、S、T/P、N 21、121
R、S、T 1、101
P、N 2、102
初期値
0
2
2

インバータ定格電流 50% 以上で連続運転するとキャリア周波数を自動低減
インバータ定格電流 50% 以上で連続運転するとキャリア周波数を自動低減
インバータ定格電流 50% 以上で連続運転するとキャリア周波数を自動低減
キャリア周波数自動低減なし
（キャリア周波数 2kHz 以下、またはインバータ定格電流 50% 未満で連続運転してください。 ）
E.IPF
瞬時停電

10ms をこえる停電（インバータ入力遮断も同じ）が生じた場合に、制御回路誤動作防止のため、瞬時停電保護機能が動作し、インバータ出力
を停止します。 100ms 以上停電が続くと異常警報出力は動作せず、復電したとき始動信号が ON であるとインバータは再始動します。(10ms
以内の瞬停であればインバータは動作を続けます。) また、運転状態 ( 負荷の大きさ、加減速時間設定など ) によっては、復電時に過電流保護な
どが動作することがあります。
瞬時停電保護が動作すると、IPF 信号を出力します。
瞬停発生の原因調査
• 瞬停の復旧
• 瞬停時のバックアップ電源を用意する。
• 瞬停再始動の機能（Pr.57）を設定する｡（FR-A800 取扱説明書（詳細編）参照）

Pr.30 設定値 Pr.70 設定値
−
0%（初期値）
0％（初期値）
0％（初期値）
−
設定範囲 内容（過負荷電流定格、周囲温度）
SLD 定格
110% 60s、120％ 3s（反限時特性）
周囲温度 40 ℃
ND 定格
150% 60s、200％ 3s（反限時特性）
周囲温度 40 ℃
キャリア周波数自動低減動作

FR-LU08 表示 瞬時停電
