JUKI MP-200NS Instruction Manual page 96

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23.   縫いにおけるトラブルの原因と対策
現象
1
糸切れ
2
目飛び(布上)
目飛び(布下)
3
糸半がけ
4
糸締まり不良
5
地糸かけ(つれ)
6
空環が出ない
7
縫い不良全般     
(スパン糸などの場合)
8
化繊ニット系の素材で地
糸切れが発生する。
9
薄い生地で糸引きが発生
する。
10
段 部 を 乗 り 越 え ら れ な
い。
原因
糸道、ルーパー先端、スプレッダー先
端に傷がある。
糸張力が強い。
ルーパーと針のすき間が大きい。
針とルーパーのタイミングのずれ。
ルーパーと針のすき間が少ない。
布上でループがたおれている。
縫製物に段差がある。
布上でループを縫い針が刺していな
い。
ルーパーが糸を捕そくしていない。
スプレッダーが糸を捕そくしていな
い。
ルーパー先端、スプレッダー先端に傷
がある。
ルーパーと針のすき間が大きい。
スプレッダーが糸を捕そくしていな
い。
かぎ針に対して糸が太い。
糸張力が強い。
布上のループが大きい。
ループが締まりすぎる。
糸張力が強すぎる。
かぎ針にばりがある。
布の引き具合により出にくくなる。
糸張力が強い、または弱い。
糸あばれにより、空環目飛びとなって
いる。
スパン糸など抵抗の大きい糸を使用す
る場合、糸案内などの糸通し部が多い
と張力変化が多くなる。
針が太い。
針が太い。
段差が大きい。 (1.6mm 以上ある。 )
– 51 –
対策
傷を細かい目の紙ヤスリなどで磨
く。
糸張力を調整する。
ルーパーを針に寄せる。
再調整
再調整
糸調子を締める。
天びん糸案内右の調整。
糸取りばねの動きが少ない。又は、
多い。
送り歯の高さを高くする。
縫い針が上ループの中心を刺すよ
うに、針棒を回し合わせる。
再調整
再調整
傷を細かい目の紙ヤスリなどで磨
く。
再調整
再調整
針を太くする。
糸張力を調整する。
糸張力を調整する。
天びん糸案内右の調整。
糸張力を調整する。
天びん糸案内右の調整。
糸張力を調整する。
かぎ針を交換する。
布を左後方に軽く引くようにする。
糸張力を調整する。
送り歯を低くする。
糸取りばねストロークを小さくす
る。
糸立〜中間糸案内〜アーム糸案内
間の糸通し部を極力減らして張力
変化を少なくする。
縫製が可能な範囲で可能な限り針
を細くする。
縫製が可能な範囲で可能な限り針
を細くする。
送り歯を高くする。
送り位相を変更する。   
(この場合は販売店にご相談くださ
い。 )
対応
項目 No.
10
16
16
16
10
12
11
14
16,18
17,18
16,18
17,18
7
10
10
12
10
12
10
7
10
14
11
8
7
7
14

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