Yamaha SB168-ES Service Manual page 77

2-4. INPUT 1 ‒ 16 GAIN MIN & MAX
CH1 ‒ 8 を測定後、CH9 ‒ 16 を測定します。
CH9 ‒ 16 測定時に、検査用パッチの変更が必要となりま
すが、必要に応じて自動的に AVS-ESMonitor が起動し、
パッチが切り替わります。
A. GAIN +10 dBu
CH1 ‒ 8 は、テストプログラムメニュー「GAIN MIN」を
選択します。 （69 ページ参照）
CH9 ‒ 16 は、 テ ス ト プ ロ グ ラ ム メ ニ ュ ー「AD9-16ch
GAIN MIN」を選択します。 （69 ページ参照）
①利得（INPUT 1 ‒ 8 は測定済みのため、省略可。 ）
入力周波数 入力レベル
1 kHz +10 dBu
②歪率（INPUT 1 ‒ 8 は測定済みのため、省略可。 ）
入力周波数 出力レベル
1 kHz +4 dBu
③残留ノイズ
測定する INPUT を 150 Ωショート。
（INPUT 1 ‒ 8 は測定済みのため、省略可。 ）
許容範囲
-80 dBu 以下
④ CH 間のレベル差
①で測定した利得差の範囲を以下の様に規定します。
許容範囲
1.5 dB 以内
B. GAIN -62 dBu
CH1 ‒ 8 は、テストプログラムメニュー「GAIN MAX」
を選択します。 （69 ページ参照）
CH9 ‒ 16 は、 テ ス ト プ ロ グ ラ ム メ ニ ュ ー「AD9-16ch
GAIN MAX」を選択します。 （69 ページ参照）
①利得（INPUT 1 ‒ 16）
入力周波数 入力レベル
1 kHz -62 dBu
②歪率（INPUT 1 ‒ 16）
入力周波数 出力レベル
1 kHz +4 dBu
③ノイズレベル EIN（INPUT 1 ‒ 16）
条件 測定する INPUT を 150 Ωショート。
許容範囲
-62 dBu 以下
ただし上記許容範囲に入らない場合は、
測定値 ‒ (1 kHz における利得 ) ≦ ‒128 となることを確認
します。
規定出力レベル 許容範囲
+4 dBu +4 ± 2 dBu
許容範囲
0.05%以下
規定出力レベル 許容範囲
+4 dBu +4 ± 2 dBu
許容範囲
0.1%以下
④ CH 間のレベル差（INPUT 1 ‒ 16）
①で測定した利得差の範囲を以下の様に規定します。
許容範囲
2.5 dB 以内
C. ファントム電源（INPUT 1 と 9）
テストプログラムメニュー「+48V ON」を選択します。
（69 ページ参照）
OFF 時の放電検査は、テストプログラムメニュー「+48V
OFF」を選択します。 （69 ページ参照）
XLR の 2 ピンと 3 ピンをショートし、2 ‒ 1 ピン間に 10 k Ω
負荷を接続して +48V MASTER SW を ON したときの電
圧は以下のように規定します。
許容範囲
DC33.6 ∼ 36.1 V
+48V MASTER SW を OFF にしたとき、速やかに放電を
開始することを確認してください。
OUTPUT 1 と 9 で代表確認します。
2-5. ファンの確認
リアパネルにある FAN HIGH、LOW のスイッチを HIGH
側に切り替えたとき、ファンの回転数が速くなり、LOW
側に切り替えたとき、ファンの回転数が遅くなることを
確認します。
SB168-ES
77