症状
本体スピンドルが回転しない。
本体が自動的にオフになる。
バッテリーパックの消耗が通
常よりも早い。
バッテリーパックが 「カチッカ
チッ」 と音がするまでロックさ
れない
本体あるいはバッテリーパック
が熱くなる。
先端工具をチャックから取り
出せない。
先端工具が切削しない。
10 廃棄
注意
装備を誤った方法で廃棄すると、 次のような危険があります : プラスチック部分の燃焼時には人体に有害な有毒ガ
ja
スが発生します。 電池は損傷したりあるいは激しく加熱されると爆発し、 毒害、 火傷、 腐食または環境汚染の危
険があります。 廃棄について十分な注意を払わないと、 権限のない者が装備を誤った方法で使用する可能性があり
ます。 このような場合、 ご自身または第三者が重傷を負ったり環境を汚染する危険があります。
注意
故障したバッテリーパックはただちに廃棄してください。 バッテリーパックは子供の手の届かない所に置いてくださ
い。 バッテリーパックを分解したり、 燃やしたりしないでください。
注意
バッテリーは、 各国の規制に従って廃棄してください。
本体の大部分の部品はリサイクル可能です。 リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりませ
ん。 多くの国でヒルティは、 古い電動工具をリサイクルのために回収しています。 詳細については弊社営業担当ま
たはヒルティ代理店 ・ 販売店にお尋ねください。
EU 諸国のみ
本体を一般ゴミとして廃棄してはなりません。
古い電気および電子工具の廃棄に関するヨーロッパ基準と各国の法律に基づき、 使用済みの電気工具
は一般ゴミとは別にして、 環境保護のためリサイクル規制部品として廃棄してください。
210
考えられる原因
バッテリーパックの作動温度が許容範
囲を越えている。
バッテリーパックの放電。
過負荷保護機構 (スピードレギュレー
ター) が作動している。
バッテリーパックの状態が好ましくな
い。
バッテリーパックのロックノッチが
汚れている。
電気的故障。
本体に負荷がかかり過ぎている (適
用基準を超えている) 。
チャックが完全に開いていない。
本体が逆回転にセットされている。
処置
バッテリーパックを推奨運転温度まで
冷やす/暖める。
バッテリーパックを交換し、 空のバッ
テリーパックを充電する。
コントロールスイッチを放し、 新た
に作動して、 本体にかかる負荷を減ら
す。
ヒルティサービスセンターで診断す
るか、 またはバッテリーパックを交
換する。
ロックノッチを清掃して、 バッテリー
パックをロックする。 問題が再発す
る場合は、 ヒルティサービスセンター
に連絡する。
本体の電源を直ぐに切ってバッテリー
パックを取り外し、 ヒルティサービ
スセンターに連絡する。
用途に合った工具を選択する。
チャックロックスリーブを後ろに十分
引きながら先端工具を抜く。
本体を正回転に切り換える。