horiba 9371-10D Instruction Manual

お買い上げいただきありがとうございます。 お使いになる前
に、この取扱説明書をお読みください。
取り扱い上の注意

 本電極には重量があり、硬い材質を使用しています。電
極の落下や打ち付けによる、周辺機器や器具の破損に気
を付けてください。
 電極コネクタには高絶縁が要求されます。コネクタ部を
水に浸けたり、汚れた手で触わらないようにしてくださ
い。
 電極ボディ（金属極部）をブラシで擦ったり、研磨剤で
磨いたりしないでください。
 5% 以上の塩酸には浸漬しないでください。電極ボディ
が腐食する可能性があります。
 本電極は防水構造の計器と組み合わせて使用すること
で防水構造 * となります。ただし、コネクタ部は防水対
応ではありません。
* 本電極の防水規格は JIS C 0920 IP67 に準拠しています。
水温と機器の温度差が 5°C 以内で、 水深 1 m に 30 分水没し
ても内部に水が侵入しません。
内容物

名称
電気伝導率電極
取扱説明書
仕様と各部の名称

 各部の名称
電極コネクタ コネクタカバー
温度コネクタ（T 極）
外極
内極
電極ボディ
 仕様
形式名
セル定数
測定範囲
使用温度範囲
保管温度範囲、条件
材質
電極長さ
電極ボディ外径
重量
リード長
〒 601-8551 京都市南区吉祥院宮の東町 2 番地
http://www.horiba-adt.jp
電気伝導率電極（9371-10D）
取扱説明書
数量
1 本
1 部
ケーブル
キャップ
9371-10D
-1
1.000 × 0.1 cm ±10%
-1
（1.000 × 10 m ±10%）
0.01 μS/cm ～ 500 μS/cm
（1 μS/m ～ 50 mS/m）
0 ～ 100°C
0 ～ 40°C 乾燥状態にて大気中
電極ボディ：SUS316、エポキシ樹脂
キャップ：PSF、エポキシ樹脂
180 mm（キャップを含む）
113.5 mm（電極ボディ）
φ16 mm
190 g（ケーブルを含む）
140 g（ケーブルを含まない）
1 m
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カスタマーサポートセンターまでお願いいたします。
フリーダイヤル 0120-37-6045
受付時間 9:00 ～ 12:00、13:00 ～ 17:00（祝祭日を除く月曜日～金曜日）
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計器への接続

1. コネクタカバーを押し上げて、電極コネクタからコネク
タカバーをケーブル側にずらします。
2. 計器のコネクタ受け口のピンに合わせて電極コネクタ
の溝を差し込みます。
3. 電極コネクタの金属部を持ち、溝に従って右に回しなが
ら押し込みます。
4. コネクタカバーを電極コネクタにかぶせ、計器に軽く当
たるところまでまっすぐ押し込みます。
5. 計器本体のジャック部に、温度コネクタを
O リングが隠れるまでしっかりと差し込みます。
 測定の準備
電極ボディを洗浄した後、 本電極のキャップ側面に表示され
ているセル定数を計器に入力するか、 電気伝導率標準液にて
校正してから測定を行ってください。
洗浄

電極ボディを純水（イオン交換水）の洗ビンでよく洗うか、
純水の入ったビーカ中に浸けて数回上下させてすすぎ洗い
をし、布などの柔らかい素材で拭き取ります。
セル定数の設定

本電極のセル定数はキャップ側面に表示されています。 セル
定数（この例では 0.954 × 0.1）を計器の取扱説明書にした
がって入力してください。
［例］ ：9371-10D . ......
LOT
-1
0.954 × 0.1 cm
校正

測定サンプルの電気伝導率に近い標準液を用いて校正を
行ってください。 校正方法は計器の取扱説明書にしたがって
ください。
CODE:GZ0000638001
March,2021