horiba 9618S-10D Instruction Manual

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Ph electrode

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本書は pH 電極 9618S-10D を取り扱う方を対象に書かれて
います。ご使用になる前に本書を必ずお読みください。
本書は、日本語で作成された原文です。
使用上の注意
 安全のための注意
注 意
薬品注意
電極の内部液は高濃度の塩化カリウム(3.33 mol/L-KCl)を使用
しています。内部液が手や皮膚についた場合はただちに水洗いし
てください。万一、目に入った場合はすみやかに大量の流水で
洗った後、医師の処置を受けてください。
切り傷注意
ガラスの破片でけがをします。電極の支持管および先端はガラス
でできています。割らないように注意してください。
 取り扱い上の注意
 電極をものにぶつけたりしないでください。
 電極にひびや割れがあると測定できません。新しい電極
に交換してください。
 電極のコネクタ部に水やサンプルが付いたり、汚れた手
で触れたりしないようにしてください。正確な測定がで
きません。
 比較電極の内部液には必ず 3.33 mol/L-KCl 溶液 (形式 
300)をご使用ください。
 電極の pH 応答ガラス膜や液絡部の汚れがひどく、純水
(またはイオン交換水)で洗っても落ちない場合、汚れ
の状況に応じて洗浄を行ってください ( 「電極の保守」 (3
ページ)参照) 。
 0.1 mol/L 以上の濃度の酸やアルカリ下で連続して使用
しないでください。電極性能が損なわれたり、寿命を短
くするおそれがあります。
 フッ酸はガラスを侵すため、基本的にはフッ酸を含んだ
溶液の測定は行わないでください。
 50°C以上の温度差があるサンプルに、 電極を急に浸けな
いでください。ガラスが破損することがあります。
 ガラス応答膜内部に塩化銀が析出することがあります
が、性能上問題はありません。
 電極の使用温度範囲外では使わないでください。電極が
破損するおそれがあります。
 電極の保管後に保護キャップや内部液補充口に白い結
晶が付着していることがありますが、性能上問題はあり
ません。
 電極を廃棄するときは、各地方自治体の指示に従ってく
ださい。
〒 601-8510 京都市南区吉祥院宮の東町 2 番地
http://www.horiba.com
pH 電極
9618S-10D 取扱説明書
製品に関する技術的なお問い合わせやご相談は、カスタマーサポートセンター
までお願いいたします。
フリーダイヤル 0120-37-6045  
受付時間 9:00 ~ 12:00、13:00 ~ 17:00(祝祭日を除く月曜日~金曜日)
CODE:GZ0000387888
November, 2014
内容物
品名
電極 9618S-10D
取扱説明書
仕様と各部の名称
 各部の名称
キャップ
コネクタカバー
リード線
温度コネクタ
 仕様
製品形式
9618S-10D
使用 pH 範囲
pH 0 ~ 14
使用温度範囲
0 ~ 60°C
保管温度範囲
0 ~ 50°C
内部電極
銀 / 塩化銀
比較電極内部液
3.33 mol/L-KCl 溶液(形式 300)
液絡部材質
多孔性セラミック
接液部材質
ガラス、セラミック
電極長さ
151 mm
接液部外径
3 mm
液絡部高さ
約 6 mm (電極先端からの位置)
リード長さ
1 m
© 2014 HORIBA, Ltd.
数量
1 本
1 部
内部液補充口
応答ガラス膜
液絡部
支持管
保護キャップ
電極コネクタ

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  • Page 1 CODE:GZ0000387888 November, 2014 © 2014 HORIBA, Ltd. pH 電極 9618S-10D 取扱説明書 内容物 本書は pH 電極 9618S-10D を取り扱う方を対象に書かれて  います。ご使用になる前に本書を必ずお読みください。 本書は、日本語で作成された原文です。 品名 数量 使用上の注意  電極 9618S-10D 1 本  安全のための注意 取扱説明書 1 部 仕様と各部の名称  注 意  各部の名称 薬品注意 内部液補充口 応答ガラス膜 電極の内部液は高濃度の塩化カリウム(3.33 mol/L-KCl)を使用...
  • Page 2 計器への接続 電極の準備   1. 計器本体のコネクタ受け口のピンに合わせて電極コネ 注 記 クタの溝を差し込みます。 溝に合わないうちに無理に押し込まないでください。 電極の保護キャップや内部液補充口に白い結晶(KCl の結晶)が付 2. 電極コネクタの金属部を持ち、溝に従って右に回しなが 着していることがありますが、性能上問題はありません。 ら押し込みます。 純水(またはイオン交換水)で洗い落としてご使用ください。 3. コネクタカバーをコネクタにかぶせ、計器本体のケース 部に軽く当たるところまでまっすぐ押し込みます。  はじめて使用する場合および長期間の保管後 けっして回さないでください。 1. 保護キャップをはずします。 4. 計器本体のジャック部に、 温度コネクタを O リングが隠 れるまでしっかりと差し込みます。 ② ① ③ 保護キャップ ④ 2. 内部液補充口を開けます。 注 記 温度コネクタは必ず接続してください。温度コネクタが接続されて...
  • Page 3 測定(校正)の手順 電極の保守   1. 内部液補充口を開けます。 注 記 アセトン、THF などの有機溶媒や 1 mol/L 以上の酸、0.1 mol/L 以上 のアルカリを用いての洗浄は避けてください。電極の破損や性能劣 化を招きます。  電極の性能維持のため、 1~2ヵ月を目安として比較電極 の内部液を交換してください ( 「電極の準備」 (2 ページ) 参照) 。  応答ガラス膜が汚れていたり、液絡部がサンプルによっ 2. 内部液が減っている場合は、内部液を補充します。 て汚染されていると、応答速度や感度の低下、測定誤差 の原因になります。汚れがひどく、純水(またはイオン 交換水)で洗っても落ちない場合は、以下の洗浄を行っ てください。  電極の洗浄 1. 内部液補充口を開けます。 2. 応答ガラス膜と液絡部を、汚れが取れるまで汚れの種類 に応じた洗浄液に浸けます。各洗浄液の取扱説明書を参...
  • Page 4 電極の保管 より正確な測定のために   1. 電極に付着したサンプルを純水(またはイオン交換水) 精密な測定を行うときには、 以下の項目を参考にしてくださ でよく洗い落とし、ろ紙またはティッシュペーパーで拭 い。  測定(校正)時はサンプルをスターラでゆっくり撹拌し き取ります。 てください。  pHメータの取扱説明書に従い、 手動または自動で温度補 償を行ってください。  校正する標準液とサンプルの温度を同じにしてくださ い。  測定時の電極の浸漬深さは、内部液の液面がサンプルの 液面より低くならないようにしてください。  測定前に電極をサンプルで共洗いするなど、電極とサン プルをなじませておいてください。  校正は測定前に行ってください。毎日測定している場合 2. 内部液補充口のスライド式蓋を閉めます。 は、1 日に 1 回以上行ってください。 3. 保護キャップの内部を純水(またはイオン交換水)で洗 い、水を切った後、スポンジが水を含む程度に純水(ま たはイオン交換水)を補充します。 4. 保護キャップをはめて保管します。 保護キャップ...
  • Page 5 Electrode 9618S-10D Instruction Manual  This manual describes the operation of the pH electrode, Packaged contents 9618S-10D. Be sure to read this manual carefully, before using the electrode. Name Q’ty This is the English translation of an original Japanese document.
  • Page 6   Connecting to pH meter Preparation 1. Insert the electrode connector into the connector port Note sleeve on the meter, after aligning with the pin. Do not insert the connector unless it is aligned properly with the White crystal (KCl) can adhere to the internal solution filler port connector port.
  • Page 7   Measurement (calibration) Maintenance 1. Open the internal solution filler port. Note organic solvents (such acetone tetrahydrofuran) or acid (above 1 mol/L) or alkaline (above 0.1 mol/L) cleaning solutions. Using such chemicals may damage the body of the electrode or cause a decline in performance. ...
  • Page 8   Storage For accurate measurement 1. Wash the electrode well with pure water (or deionized For accurate measurement, refer to items below.  Stir the sample with stirrer in measurement (calibration). water) to remove sample completely and wipe it with ...

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