取
扱
説
明
ワールド K シリーズ
無励磁作動型電磁ブレーキ付モーター
はじめに
お使いになる前に
製品の取り扱いは、適切な資格を有する人が行なってください。
お使いになる前に、「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いく
ださい。
製品内部の点検や修理が必要なときは、お買い上げになった支店・営業所
にご連絡ください。
この製品は、一般的な産業機器用として設計されています。その他の用途
には使用しないでください。この警告を無視した結果生じた損害の補償に
ついては、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承くださ
い。
規格・CE マーキング
モーターは下記の規格にしたがって設計・検査を行なっており、認定を取得
しています。認定品名は、モーター品名です。
モーターは低電圧指令に適合しています。
認定規格
UL 1004、UL 2111、CSA C22.2 No.100、CSA C22.2 No.77、GB 12350
認定機関
UL File No.E64199(6 W タイプ)、E64197(15、25、40 W タイプ)、CQC
適合規格
EN 60034-1、EN 60034-5、EN 60664-1、EN 60950-1
上記規格で要求される過負荷運転試験および拘束温度上昇試験は、コン
ビタイプと歯切りシャフトタイプはギヤヘッド付き、丸シャフトタイプは放熱板
付きの状態で行なっています。(6 W タイプは除く。)放熱板のサイズ、材質
は以下のとおりです。
モーター品名の 1 文字目
3
4
5
設置条件
過電圧カテゴリーⅡ、汚損度 3(歯切りシャフトタイプと丸シャフトタイプの
モーター取付面は除く)、クラスⅠ機器(適用規格 EN/IEC 規格)
機器によって過電圧カテゴリーⅢの規定値が要求される場合は、絶縁トラン
スを介してモーターに定格電圧を給電してください。
付属品の規格認定
コンデンサ: UL File No.E83671(CYWT2)
VDE License No.112847(コンデンサ定格電圧 250 VAC タイ
プ)、No.114747(コンデンサ定格電圧 450 VAC タイプ)
コンデンサキャップ:UL File No.E56078(YDTU2)
電気用品安全法
三相モーター丸シャフトタイプは、
電気用品安全法で要求される雑音電力および雑音端子電圧測定は、AC ラ
インフィルタを接続して行なっています。
AC ラインフィルタは次の製品、または相当品を使用してください。
メーカー
Schaffner EMC
TDK・ラムダ株式会社
書
端子箱付タイプ
サイズ(mm)
厚さ(mm)
125×125
5
135×135
165×165
マークを表示しています。
三相 200-230 V
FN251-8-07
MC1310
HM-9250-2
お買い上げいただきありがとうございます。
この取扱説明書には、製品の取り扱いかたや安全上の注意事項を示して
います。
• 取扱説明書をよくお読みになり、製品を安全にお使いください。
• お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
有害物質
RoHS(EU 指令 2002/95/EC 27Jan.2003)適合
安全上のご注意
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、お客様や
他の人々への危害や損傷を未然に防止するためのものです。内容をよく理
解してからお使いください。
•
爆発性雰囲気、引火性ガスの雰囲気、腐食性の雰囲気、水のかかる場
所、可燃物のそばでは使用しないでください。火災・感電・けがの原因に
なります。
•
設置、接続、運転・操作、点検・故障診断の作業は、適切な資格を有す
る人が行なってください。火災・感電・けがの原因になります。
•
通電状態で移動、設置、接続、点検の作業をしないでください。電源を
切ってから作業してください。感電の原因になります。
•
電磁ブレーキを制動、安全ブレーキとして使用しないでください。可動部
およびモーターの位置保持用です。けが・装置破損の原因になります。
•
モーターの過熱保護装置(サーマルプロテクタ)がはたらいたときは、電
源を切ってください。過熱保護装置が自動復帰したときにモーターが突
材 質
然起動して、けが・装置破損の原因になります。
•
モーターの過熱保護装置(サーマルプロテクタ)がはたらくと、負荷は保
アルミ
持されません。別系統の安全対策を設けてください。けが・装置破損の原
因になります。
•
モーターはクラスⅠ機器のみに使用してください。感電の原因になりま
す。
•
モーターは筐体内に設置してください。感電・けがの原因になります。
•
設置するときは、手がモーターに触れないようにするか、接地してくださ
い。感電の原因になります。
•
電源入力電圧は、定格値を必ず守ってください。火災・感電の原因にな
ります。
•
接続図にもとづき、確実に接続してください。火災・感電の原因になりま
す。
•
リード線(ケーブル)を無理に曲げたり、引っ張ったり、はさみ込まないでく
ださい。火災・感電の原因になります。
•
付属のコンデンサの接続端子は絶縁処理してください。感電の原因にな
ります。
•
停電したときは、電源を切ってください。停電復旧時にモーターが突然起
動して、けが・装置破損の原因になります。
•
電源を切った直後(30 秒以内)は、コンデンサの接続端子に触れないで
ください。残留電圧により、感電の原因になります。
•
モーターを分解・改造しないでください。感電・けがの原因になります。
この警告事項に反した取り扱いをすると、死亡または重傷
を負う場合がある内容を示しています。
この注意事項に反した取り扱いをすると、傷害を負うまた
は物的損害が発生する場合がある内容を示しています。
製品を正しくお使いいただくために、お客様に必ず守って
いただきたい事項を本文中の関連する取り扱い項目に記
載しています。
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