9666
100:1
プローブ
100:1 PROBE
取扱説明書
/ Instruction Manual
Dec. 2018 Revised edition 11
9666A980-11 18-12H
1
はじめに
このたびは、
プローブをご選定いただき、誠に
HIOKI 9666 100:1
ありがとうございます。この製品を十分にご活用いただき、末長く
ご使用いただくためにも、取扱説明書はていねいに扱い、いつもお
手元に置いてご使用ください。
安全について
危 険
この機器は
IEC 61010
安全規格に従って、設計され、
JA/EN
試験し、安全な状態で出荷されています。測定方法を
間違えると人身事故や機器の故障につながる可能性が
あります。取扱説明書を熟読し、十分に内容を理解し
てから操作してください。万一事故があっても、弊社
製品が原因である場合以外は責任を負いかねます。
■ 機器上の記号
注意や危険を示します。機器上にこの記号が表示され
ている場合は、取扱説明書の該当箇所を参照ください。
二重絶縁または強化絶縁で保護されている機器を示し
ます。
■この取扱説明書で使用している記号
本書では、リスクの重大性および危険性のレベルを以下のように区
分して表記します。
作業者が死亡または重傷に至る切迫した危険があ
危 険
る場合について記述しています。
作業者が死亡または重傷を負うおそれがある場合
警 告
について記述しています。
必ず行っていただく 「強制」 事項を示します。
測定カテゴリについて
測定器を安全に使用するため、
IEC61010
使用する場所により安全レベルの基準を
ています。
危 険
•
カテゴリの数値の小さいクラスの測定器で、数値の
大きいクラスに該当する場所を測定すると重大な事
故につながるおそれがありますので、絶対に避けて
ください。
•
カテゴリ表記のない測定器で、
定カテゴリを測定すると重大な事故につながるおそ
れがありますので、絶対に避けてください。
本器は
Ⅱに適合しています。
CAT
Ⅱ: コンセントに接続する電源コード付き機器 (可搬形工具・
CAT
家庭用電気製品など) の一次側電路コンセント差込口を
直接測定する場合。
Ⅲ: 直接分電盤から電気を取り込む機器 (固定設備) の一次側
CAT
および分電盤からコンセントまでの電路を測定する場合。
Ⅳ: 建造物への引込み電路、引込み口から電力量メーターおよ
CAT
び一次側電流保護装置 (分電盤) までの電路を測定する場合。
引込み口
引込み線
分電盤
屋内配線
CAT Ⅲ
CAT Ⅳ
電力量メータ
2
固定設備
ご使用にあたっての注意
本器を安全にご使用いただくために、また機能を十二分にご
活用いただくために、次の注意事項をお守りください。
•
最大入力電圧
感電事故を防ぐため、プローブの入力部に最大入力
電圧を超える電圧を加えないでください。
•
最大対地間電圧
感電事故を防ぐため、プローブの
定器の入力ユニットの対地間電圧以下にしてください。
8966, 8968, 8970, 8972, U8975, U8978
す。
•
感電事故を防ぐため、ケーブル内部から白または赤色
部分 (絶縁層) が露出していないか確認してください。
ケーブル内部の色が露出している場合は、使用しな
いでください。
測定器本体の接地
•
感電事故を防ぐため、必ず測定器本体の保護接地を
してください。
測定対象物との接続
•
測定対象物にプローブを接続する時は、感電に注意
してください。また、感電事故を防ぐため、測定対
象物に接続したまま、測定器本体からプローブを外
さないでください。
測定器本体の接地について
では測定カテゴリとして、
コンセントが接地形
•
Ⅱ〜
Ⅳで分類し
CAT
CAT
測定器本体に付属の接地形
さい。自動で接地状態になります。
コンセントが接地形
•
測定器本体に付属の接地アダプタを使用してください。この
場合、アダプタから出ている緑色の線を、必ず接地線に接続
してから測定器本体に付属の電源コードを接続してください。
仕様
CAT
Ⅱ〜
CAT
Ⅳの測
分圧抵抗
99 M Ω 1% at DC 100 V
99 M Ω +1%, -5 % at DC 1000 V
減衰比
100:1 3% at DC 100 V
100:1 +3%,-7% at DC 1000 V
(入力抵抗
最大入力電圧
5000 V peak
3540 V rms (700 kHz
最大対地間電圧
1000 V CAT
8966
使用時は
周波数特性
DC
入力容量
7 pF
CAT Ⅱ
T
補償調整範囲
15 pF
コンセント
全長
使用温湿度範囲
保存温湿度範囲
使用場所
適合規格
危 険
製品保証期間
補償調整可能ユニット
8966
GND
と対地間は、測
周波数ユニット、
ナログユニット、
は
300 V
で
4ch
構成
警 告
使用前点検
フッククリップとピンとの接触部にゴミなどが付着した場
合、測定に影響がでることがあります。使用前に接触部をや
極の場合
2
わらかい布で拭くなどのクリーニングを行ってください。ま
極電源コードを使用してくだ
2
た、定期的なクリーニングも行ってください。
極でない場合
2
使用方法
各機種の外部制御用端子、または発振器から
を出力させます。プローブ手持ち部のボリュームを調節して
波形を調整します。
※詳細は各機種の取扱説明書をご覧ください。
の機器に対して)
1 M Ω 1%
(
以下)
1 MHz
以下
)
Ⅱ
、
、
、
、
、
8968
8970
8972
U8975
U8978
Ⅱ
300 V CAT
〜
プローブ単体
200 MHz (
)
以下
プローブ単体
(
)
〜
45 pF
3
約
1.5 m
℃〜
℃、 湿度
以下 (結露しないこと)
0
40
80% rh
℃〜
℃、 湿度
以下 (結露しないこと)
-10
50
90% rh
高度
まで、屋内
2000 m
EN 61010
汚染度2、測定カテゴリⅡ
(予想される過渡過電圧
)
6000 V
年間
1
アナログユニット、
高分解能ユニット、
8968
ユニット、
8972 DC/RMS
U8975 4ch
高速アナログユニット、
U8976
U8978
アナログユニット
フッククリップ
グランドリード
の方形波
1 kHz
調整された波形
調整不足の波形
4
8970
ア
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