Unitech MS925 User Manual

Unitech MS925 User Manual

Wireless 2d scanner
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本書に記載されている設定バーコードは
種以外では使用できません。該当機器以外に適用した場合は、例え同じ系統の機器でも操作不能となる場合が
あります。
対象機器リスト
モデル名
MS925-2UBB00-SG
対象機器の確認方法
スキャナ底部または製品箱の製品ラベルをご確認ください。
スキャナ本体
製品箱
※※ 注意 ※※
M925
のみで使用できる設定です。下記のリストに記された機
インターフェース
Bluetooth、USB

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Summary of Contents for Unitech MS925

  • Page 1 ※※ 注意 ※※ M925 本書に記載されている設定バーコードは のみで使用できる設定です。下記のリストに記された機 種以外では使用できません。該当機器以外に適用した場合は、例え同じ系統の機器でも操作不能となる場合が あります。 対象機器リスト モデル名 インターフェース MS925-2UBB00-SG Bluetooth、USB 対象機器の確認方法 スキャナ底部または製品箱の製品ラベルをご確認ください。 スキャナ本体 製品箱...
  • Page 2 ポケット 2D イメージャースキャナ MS925 ユーザーマニュアル 抗菌加工製品(ISO 22196 / JIS Z 2801) 取扱説明書 Version 1.0 - 2 -...
  • Page 3 改訂履歴 Version 発行日 改訂履歴 2020 年 2 月 3 日 初版リリース - 3 -...
  • Page 4 本マニュアルについて 本マニュアルは、 MS925 ポケット 2D イメージャースキャナのインストール、操作、そして保守方法につい て説明しています。 本書のいかなる部分もユニテック社からの書面による許可なしで、いかなる形式でも、電子的あるいは機械的 を問わず複製することはできません。これは、フォトコピー、レコーディング、あるいは情報の保存と検索シ ステム等の電気的もしくは機械的な方法を含んでいます。 本書の内容は予告なく変更することがあります。 © Copyright 2020 Unitech Electronics Co., Ltd. すべての版権は Unitech 社が保有しています。 Unitech グローバル Web サイトアドレス: http://www.ute.com ユニテック・ジャパン Web サイトアドレス: http://jp.ute.com 各認証について 電波障害自主規制 この装置は、クラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、こ の装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをして下さい。 VCCI-B 技術基準適合証明 このスキャナは、電波法に基づく小電力データ通信システムの無線局の無線設備として、工事設計認証を取 得した無線設備を内蔵しています。 本器は工事設計認証を取得していますので、分解・改造すると法律で罰せられることがあります。...
  • Page 5 レーザー情報 ユニテック製品は、DHHS/CDRH 21 CFR サブセクション J の要件および IEC 825-1 の要件に適合する ように米国で認定されています。クラス II およびクラス II の製品は危険でないとみなされます。ユニテック製 品には、上記規則に記載されている最大限度を超えない可視レーザダイオード(VLD)が内部に含まれていま す。スキャナは、通常の操作、ユーザーのメンテナンス、または所定のサービス操作中に有害なレーザー光に 人が触れることがないように設計されています。 ユニテック製品のオプションのレーザースキャナーモジュール用に DHHS/IEC が要求するレーザー安全警 告ラベルは、装置の背面または製品ラベルに付随して表示されます。 ※ レーザー情報は、レーザー部品が付いた製品にのみ適用されます。 注意! 本書に記載されている以外の操作、調整、操作を行うと、危険なレーザー光が発生する可能性があり ます。双眼鏡、顕微鏡、拡大鏡などの光学機器を用いてレーザー光を観察すると目に危険を及ぼす場 合があります。これには、ユーザーが装着した眼鏡は含まれません。 LED 情報 ユニテック製品には、通常の操作、ユーザーのメンテナンスまたは所定のサービス操作中に、人の目に有害 でない輝度の LED インジケーターまたは LED リングが含まれています。 ※ LED 情報は、LED 部品を搭載した製品にのみ適用されます。 - 5 -...
  • Page 6 バッテリ情報 1.最適な性能を保証するために、毎年、または 500 回の充電サイクルが完了した後、本器のバッテリを交 換することをお勧めします。1 年または 500 サイクル後にバッテリが膨張するのは正常です。損傷の原 因にはなりませんが、再使用することはできません。バッテリの廃棄は地方自治体の定める所定の方法に 従って安全に処分する必要があります。 2.バッテリの性能が 20%を超えて低下すると製品寿命となります。 使用をやめて適切に処分してください。 3.バッテリの持続時間は、バッテリの種類と機器の使用方法によって異なります。次のようにして、バッテ リの寿命を保ちます: ● バッテリが満充電のまま放置しないでください。 バッテリの満充電期間が長いほど劣化は早まります。 ● 車内など、暑い場所に放置しないでください。バッテリの温度が高温になるほど劣化は早まります。 バッテリを長期間保管する場合は、バッテリの容量を 40%程度にし、機器から取り外して、冷暗所 に保管してください。 ● バッテリを機器に接続したまま充電せずに放置しないでください。 長期間充電を行なわないまま放置 すると、バッテリが消耗し、寿命が半分以下にまで低下することがあります。 4.過充電または過放電からバッテリを保護します。 5.充電できない状態で長期間使用しないでください。安全上の注意を守って使用していても、バッテリパッ クの形状が変化し始める可能性があります。その場合は、すぐに使用を中止し、適切な電源アダプタを使 用してバッテリを充電しているかどうかを確認するか、 サービスプロバイダに連絡してサービスを受けて ください。 6.バッテリが充電できず、発熱した場合は充電を中止してください。 7.専用のオリジナルバッテリ以外を使用しないでください。サードパーティ製のバッテリを使用すると、製 品が損傷する可能性があります。このような損傷が発生した場合、保証の対象外となりますのでご注意く ださい。 注意! 誤った方法でバッテリを交換した場合、爆発の危険性があります。 注意! バッテリの廃棄については地方自治体の規制を受ける場合があります。...
  • Page 7 バッテリの保管について 充電されたバッテリを数ヶ月間使用しないで放置すると、 内部抵抗が高くなって電池容量がなくなる可能性 があります。このような場合は、使用前に再充電する必要があります。バッテリは-20℃~60℃の温度で保 存することができますが、高温では急速に消耗する可能性があります。バッテリは室温または冷暗所で保管す ることをお勧めします。 ※ 上記のメッセージは、バッテリが搭載されている機器にのみ適用されます。 製品の操作および保管について ユニテック製品は、適切な操作および保管温度条件下で動作するよう設計されています。故障、損傷、誤動 作を防ぐため、推奨温度条件下に従ってください。 ※ 適用される温度条件については、各製品の仕様を参照してください。 電源アダプタ情報 1.ユニテック製品を充電しない状態で電源アダプタをソケットに接続したまま放置しないでください。 2.バッテリが満充電になったら電源アダプタを取り外してください。 3.ユニテック製品に同梱されている電源アダプタは、屋外での使用を目的としたものではありません。水や 雨にさらされる環境、または非常に湿度の高い環境では、電源アダプタとその製品の両方が損傷する可能 性があります。 4.同梱された電源アダプタまたはオプションの電源アダプタを使用してユニテック製品を充電してくださ い。間違った電源アダプタを使用すると、製品が損傷する可能性があります。 ※ 上記のメッセージは、電源アダプタを使用する機器にのみ適用されます。 保証期間 当社の保証は、以下の保証期間中に通常の使用状況で発生した故障に対して適用されます。 ● スキャナ本体、クレードル本体 ― 1 年間 ● バッテリ ― 3 ヶ月 ● その他アクセサリ類 ― 3ヶ月 保証は、機器の改造、不適切な取付や使用、事故または不注意による落下等における損傷、あるいは何らか のパーツが不適切に取り付けられていたり、...
  • Page 8: Table Of Contents

    目次 1. パッケージ情報 ........................ 14 2. 各部詳細 ........................... 15 3. はじめに ........................... 16 3.1. 電源オン ..............................16 3.2. 電源オフ ..............................16 3.3. 再起動 ................................16 3.4. バッテリの充電 ............................17 3.5. バーコードの読取方法 ..........................17 3.6. 日本語への対応について ........................... 17 3.7. ビープ/LED インジケーター ........................18 4.
  • Page 9 文字間遅延 ..................................43 キーボードレイアウト ..............................44 Caps Lock モード ................................ 47 テンキーモード ................................47 HT/CR/ESC 変換 ................................48 制御コード変換 ................................48 UTF-8 データをユニコードに変換 ..........................49 バイナリチェック文字 ..............................50 5.5. 読取り操作設定 ............................51 読取りモード ................................... 51 LED 自動オフタイムアウト ............................53 LED 自動オフ制御 ................................. 53 トリガー制御...
  • Page 10 Code 32 の読取り ..............................75 Code 32 先頭・末尾文字 ............................75 NW-7(CODABAR) ..............................76 NW-7 の読取り ................................76 NW-7 チェックデジット ............................76 NW-7 読取り文字数 ..............................77 NW-7 スタート・ストップキャラクタ......................... 78 NW-7 スタート・ストップキャラクタの送信 ....................79 NW-7 の CLSI 形式 ..............................79 ABC-CODABAR の使用 ............................80 ABC-CODABAR 区切り文字の挿入...
  • Page 11 MSI ....................................99 MSI の読取り ................................99 MSI チェックデジットの送信 ..........................99 MSI チェックデジットアルゴリズム ........................100 MSI 読取り文字数 ..............................101 UK Plessey ................................... 102 UK Plessey の読取り ............................. 102 UK Plessey チェックデジットの送信 ........................ 102 Telepen ..................................103 Telepen の読取り ..............................103 Telepen エンコードタイプ...
  • Page 12 UPC-E アドオンコードの要求..........................117 UPC-E コード間スペース ............................117 UPC-E アドオンコード ............................118 Code 93 ..................................119 Code 93 の読取り ..............................119 Code 93 読取り文字数 ............................119 Code 128 ..................................120 Code 128 の読取り ............................... 120 Code 128 読取り文字数 ............................120 GS1-128 ..................................121 GS1-128 の読取り...
  • Page 13 Aztec 読取り文字数 ..............................134 6. フル ASCII テーブル ..................... 135 6.1. 制御文字 ..............................135 6.2. 大文字英字 ............................... 138 6.3. 小文字英字 ............................... 141 6.4. 数字 ................................144 6.5. 記号 ................................145 6.6. Windows 機能キー ..........................148 7. 標準設定値一覧 ......................153 8. Windows との接続例 ....................158 8.1.
  • Page 14: パッケージ情報

    1. パッケージ情報 標準パッケージに含まれるもの スキャナ本体 クイックガイド マイクロ USB ケーブル ネックストラップ アクセサリ(別売) 製品番号 製品名 1550-900104G マイクロ USB ケーブル(予備) 3210-900019G MS925 ネックストラップ(予備) 3210-900020G シリコン保護カバー スキャンリンク用ドングル 5500-900055G USB 延長ケーブル(A オス-A メス) 接続ラベル(2 枚) スキャンリンクの使用方法は、後日掲載予定です。 - 14 -...
  • Page 15: 各部詳細

    2. 各部詳細 LED ランプ(状態表示) 機能ボタン トリガーボタン 読取りウィンドウ ブザーホール リセットホール マイクロ USB 保護カバー マイクロ USB コネクタ - 15 -...
  • Page 16: はじめに

    3. はじめに 3.1. 電源オン スキャナの電源がオフの場合に、トリガーボタンを 1 秒以上押し続けます。 スキャナがペアリング情報を内部 に保持している場合は、電源オン後に自動的に再接続を開始します。 3.2. 電源オフ スキャナが充電/給電状態でない場合に、自動電源オフ(66 ページ)の強制パワーオフバーコードを読み取る か、無操作で 3 分間(設定変更可能)放置することで電源がオフされます。 3.3. 再起動 調子が悪い場合などに本体を強制的に再起動したい場合は、本体底面のリセットホールに細長い棒(ペーパー クリップを伸ばしたものなど)を差し込んで、リセットホール先のリセットスイッチを軽く押してください。 - 16 -...
  • Page 17: バッテリの充電

    3.4. バッテリの充電 スキャナのマイクロ USB 保護カバーをめくって、マイクロ USB コネクタとホスト PC の USB コネクタを付 属の USB 充電ケーブルで接続してください。 3.5. バーコードの読取方法 トリガーボタンを押すと照射される赤いライン (照準) をバーコード/QR コードに合わせるようにして読み取 ってください。スキャナは、照準と共に照射する白い照明の範囲を読み取ります。スキャナはできる限り照準 の周囲から読み取ろうとしますが、 必ずしも照準と合わさったバーコードをだけを読み取るわけではありませ んので、あらかじめご了承ください。 3.6. 日本語への対応について スキャナは、日本語(漢字、かな、カナ、半角カナ、その他全角文字)の読出しに対応しています。これらの 日本独自の文字を正しく読み出すには、通信インターフェース(26 ページ)に BT SPP、USB VCP または バッチモードを使用する必要があります。 BT SPP USB VCP バッチモード ○ ○...
  • Page 18: ビープ/Led インジケーター

    3.7. ビープ/LED インジケーター 緑 LED 赤 LED ビープ音 電源オン 2 秒点灯 1 回(長) バーコード読取成功 点灯 1 回 ワイヤレス接続成功 2 回点滅 2 回 ワイヤレス切断 3 回点滅 3 回 設定成功 点灯 2 回 非接続時のバーコード読取 点灯 3 回(短) パスコード入力モード未終了 6 回(短) バッテリ残量警告 点滅 5 回...
  • Page 19: 仕様

    4. 仕様 光学系と性能 アレイイメージセンサー センサー 625nm 可視赤色 LED リニアエイマー 照準 3000K CCT 白色 LED 照明 4 mil/0.1016 mm(Code 39) 最大分解能 8 mil/0.2032 mm(QR コード) 60 フレーム/秒 スキャン速度 30 % 最小 100,000 Lux(太陽光) 耐外光 ±30° スキュー角 ±60° ピッチ角 360° ロール角 シンボル 密度...
  • Page 20 仕様(続き) 機能 Code 39、Code 32、NW-7、ITF、IATA、Matrix 2 of 5、Code 2 of 5、 1 次元シンボル Code 11、China Postal、MSI、UK Plessey、Telepen、JAN/EAN/UPC、 Code 93、Code 128、GS1-128、GS1 Databar 標準型/標準二層型/限定 型/拡張型/拡張多層型 QR コード、マイクロ QR コード、PDF417、Data Matrix、Aztec 2 次元シンボル Bluetooth 通信モード、USB 通信モード、バッチモード 動作モード 点滅モード、トリガーモード、パルスモード、連続モード トリガーモード LED ランプ、ブザー インジケーター トリガーキー、機能キー ボタン...
  • Page 21 仕様(続き) 環境条件 4KV コンタクトおよび 8KV エアー放電、テスト後正常動作 ESD 保護 1.5m からコンクリート床 落下テスト -10°C から 50°C 動作温度範囲 -20°C から 60°C 保存温度範囲 0%から 95%RH 結露無いこと 相対湿度 IP41 防塵・防滴 ※ 落下テストについては、第三者機関によるテストの結果であり、1.5m 以内での落下に対して未破損・未 故障を保証するものではありません。 通信 Bluetooth® 2.4 GHz、免許不要 無線周波数 Bluetooth® v2.1+EDR Class2 Bluetooth®性能 Class2 理論値最大 10m(見通し距離) Bluetooth 通信距離...
  • Page 22: 設定メニュー

    5. 設定メニュー 5.1. 設定方法について MS925 ポケット 2D イメージャスキャナは、専用の設定バーコードを読み込ませることで設定の変更を行い ます。変更された設定は不揮発性メモリに保存され、スキャナの電源を切っても設定は保持されます。 スキャナの設定を変更するには、ターゲットの設定バーコードを読み込ませてください。 多くのコンピュータモニタでは、モニタ上に表示させたバーコードを直接読取ることができます。モニタ上に 表示されたバーコードを読取るためには、 バーコードがはっきりと見えるように拡大してから読取ってくださ い。最適な拡大率はモニタの仕様により変化します(200%以上を推奨) 。 モニタ上に表示させたバーコードが読取れない場合は、希望の設定バーコードを印刷してご使用ください。 設定バーコードの仕様については、次の例図をご参照ください 設定バーコード コマンド .E043$ BT HID モード 設定値 下線は初期値を 表しています - 22 -...
  • Page 23: 設定の複製

    5.2. 設定の複製 設定の複製とは この機能を使用すると、基になるスキャナの設定を複製して書き出し、他のスキャナへセットするための一括 設定バーコード作成できます。 複数のスキャナを同一の設定にセットしたいときに時間を節約することができ ます。 複製作業の概要 設定の基となるスキャナを Bluetooth または USB ケーブルでホストと接続しデータが送信できる状態 にします。 本書を使用して、スキャナに必要なすべての設定をセットアップします。 ホストのメモ帳などを開いてデータが受信できるようにします。 以下の設定複製バーコードを読み取ります。 設定複製バーコードを読み取ると、 設定されているすべての設定パラメータが英数字に変換されてホスト 機器へ出力されます。 出力された英数字を「Code39(チェックデジット無し) 」として作成し印刷します。 設定を適用したいスキャナで印刷したバーコードラベルを順番に読み取って複製します。 .A016$ 設定複製 注意! 設定の複製で使用する文字列はすべて半角大文字である必要があります。 注意! ホスト機器上に出力された文字列と印刷するバーコードデータは必ず一致している必要があります。 注意! 出力された最初の行(.A017$)は編集しないでください。複製を行うためのエントリーコマンドで す。 注意! バーコードの長さは、複数の文字列を連結または分割することによって調整できます。文字列は 4、 8、12、16、20(最大)文字のいずれかで連結または分割されている必要があります。 注意! 最後に表示されるドットは、最後の英数文字列の末尾へ含めて印刷してください。 - 23 -...
  • Page 24: 設定複製作業例

    設定複製作業例 Bluetooth または USB ケーブルによってホストとスキャナが正常に接続され、ホストによるデータ受信が可 能な状態である必要があります。 以下の設定を基となるスキャナで行います。 ● キーボードレイアウト(44 ページ) → 日本語(106 キー) ● 文字間遅延(43 ページ) → 100 ● ビープ音の音程(64 ページ) → ビープ音 低音 設定複製バーコードを読み取ります。 すべての設定パラメータが英数字に変換されてホスト機器に出力さ れます。 出力された英数字を「Code39(チェックデジット無し) 」として作成し印刷します。 注意! 上図の設定バーコードは例として掲載されています。このバーコードで設定を行わないでください。 設定を適用したいスキャナで印刷したバーコードラベルを順番に読み取って複製します。 - 24 -...
  • Page 25: システム設定

    5.3. システム設定 設定値の初期化 スキャナの設定を初期化します。ペアリング情報の削除や通信の切断は行われません。 .A001$ 工場出荷デフォルト バージョン表示 スキャナのバージョン情報をホストに表示します。このコマンドを使用する場合、スキャナとホストが正常に 接続されていて、ホストでテキスト入力可能なアプリケーションが実行されている必要があります。 .A007$ バージョン表示 設定の中止 進行中の複数の手順が必要な設定を中止したい場合は、このバーコードを読み取ります。 .P023$ 設定の中止 - 25 -...
  • Page 26: インターフェース設定

    5.4. インターフェース設定 通信インターフェース スキャナは以下の 5 つの通信インターフェースをサポートしています。また、 専用のバーコードを読み取るだ けで簡単に Bluetooth 通信を行うことができる「スキャンリンク」機能をサポートしています。スキャンリン ク機能を使用するには別売りの専用ドングル(5500-900055G)が必要です。 ※ 通信インターフェースを変更すると、Bluetooth のペアリング情報は削除されます。 ※ 専用ドングル(5500-900055G)は、後日サポート予定です。 BT HID - スキャナは、Bluetooth HID キーボードをエミュレートします。各バーコードデータは、 あたかもキーボードで入力されたかのようにホストへ送信されます。 BT SPP - スキャナは、Bluetooth SPP デバイスをエミュレートします。各バーコードデータは、シ リアル通信でホストへ送信されます。 バッチモード - オフラインでのデータ収集を目的としたモードです。読み取ったバーコードデータは、 常に内蔵メモリ内のテキストファイル (BARCODE.TXT) へ追記保存され、 どこにも送信されません。 スキャナとホストを USB ケーブルで接続すると、スキャナは USB マスストレージデバイスとして認 識され、エクスプローラーなどから簡単にアクセスすることができます。...
  • Page 27: 通信切断

    通信インターフェース(続き) 初期値 = BT HID .E043$ BT HID .E042$ BT SPP .C035$ バッチモード .C008$ USB HID .C006$ USB VCP 通信切断 スキャナは 2 種類の Bluetooth 通信の切断方法をサポートしています。 通信切断 - 現在のホストとの通信を完全に終了し、ペアリング可能な状態に移行します。このバーコー ドを読み取ると、たとえホストにペア情報が残っていても、再び Bluetooth 接続するためにはペアリ ング作業が必要になります。 一時切断 - 現在のホストとの通信を一時的に終了します。20 秒後自動的に再接続されます。Android スマホなどと接続している場合、一時切断を行うことで画面キーボードを使用することができます。 .E031$ 通信切断 .E046$ 一時切断...
  • Page 28: パスコードを入力する

    パスコードを入力する Bluetooth V2.1 以前の古い規格の Bluetooth モジュールを使用している場合に、パスコード(PIN コード、 パスキーなど)の入力を求められることがあります。その際に、スキャナでパスコードを入力する必要があり ます。以下の手順を参考に表示されたバスコードを入力してください。 パスコード入力開始を読み取ります。 .E032$ パスコード入力開始 下の数字バーコードを使用して、ホストに表示されているパスコードを 1 文字ずつ読み取って入力 します。 Enter を読み取ります。 Enter パスコード入力終了を読み取ります。 .E033$ パスコード入力終了 - 28 -...
  • Page 29: デバイス名の変更

    デバイス名の変更 Bluetooth でペアリングを行う際にホストへ表示される、スキャナのデバイス名を変更します。初期値は 「Wireless Scanner」です。最大 16 文字の英数記号を使用することができます。複数のスキャナを同一環 境で使用する場合、スキャナに任意の名前を与えて管理することができます。 【設定手順】 標準デバイス名を読み取ります。 .B022$ 標準デバイス名 デバイス名設定を読み取ります。 .B023$ デバイス名設定 希望のデバイス名を、フル ASCII テーブル(135 ページ)内の大文字英字、小文字英字、数字、記 号バーコードを組み合わせて入力します。 デバイス名設定を読み取ります。 .B023$ デバイス名設定 通信インターフェース(26 ページ)の BT SPP を読み取ります。 通信インターフェース(26 ページ)の BT HID を読み取ります。 ※ デバイス名を変更する前に、ホスト機器にスキャナを接続している場合は、通信切断(27 ページ)を読 取り、デバイスを削除してください。デバイス名を変更した後は、ホスト機器の再起動または Bluetooth アダプタの再起動を行なうことをお勧めします。 ※ 手順...
  • Page 30: Bt Spp パスコード

    BT SPP パスコード 通信インターフェース(26 ページ)が BT SPP の場合に使用される標準のパスコードは「1234」です。以 下の手順でこのパスコードを変更することができます。 BT SPP パスコードを読み取ります。 .B024$ BT SPP パスコード 下の数字バーコードを使用して、希望のパスコードを最大 8 文字まで読み取って入力します。 BT SPP パスコードを読み取ります。 .B024$ BT SPP パスコード 通信インターフェース(26 ページ)の BT HID を読み取ります。 通信インターフェース(26 ページ)の BT SPP を読み取ります。 - 30 -...
  • Page 31: スキャンリンク

    スキャンリンク **後日サポート予定** - 31 -...
  • Page 32: ターミネーター

    ターミネーター ターミネーターは、スキャナが送信するデータの最後尾に追加されるデータです。以下は、出力文字列の中の ターミネーターの位置を表しています。 サフィックスご利用時はターミネーターをなしに設定することをお勧 めいたします。 [プリフィックス][コード ID][バーコード長]{バーコードデータ}[サフィックス][ターミネーター] 以下の 7 つのターミネーターが事前定義されています。 それら以外のターミネーターを使用したい場合は、ユ ーザー定義のターミネーター(34 ページ)を使用して定義済みターミネーターを変更してください。 このパラメータは、通信インターフェースによって送信されるデータが異なることに注意が必要です。以下の 表を参考にしてください。 BT HID または USB HID BT SPP または USB VCP 何も送信されません 何も送信されません なし Enter キー 0Ah (0x0A) Enter キー 0Dh (0x0D) Enter キー 0Dh, 0Ah (0x0D, 0x0A) CR+LF Tab キー...
  • Page 33 ターミネーター(続き) BT HID、USB HID 初期値 = CR;BT SPP、USB VCP 初期値 = CR+LF .D010$ なし .D011$ .D012$ .D013$ CR+LF .D014$ .D015$ スペース .D016$ - 33 -...
  • Page 34: ユーザー定義のターミネーター

    ユーザー定義のターミネーター ターミネーター(32 ページ)を再定義して任意の文字に変更することができます。このオプションで指定可 能な文字は、フル ASCII テーブル(135 ページ)内の修飾キー(Alt、Shift、Ctrl、Win)を除く Windows 機能キー、制御文字、アルファベット、数字、記号のうち 1 文字または 2 文字です。 .D009$ ユーザー定義のターミネーター 【設定手順】 ユーザー定義のターミネーターを読取ります。 フル ASCII テーブル(135 ページ)を使用して設定したい 1 文字または 2 文字を読取ります。 ユーザー定義のターミネーターを読取ります。 - 34 -...
  • Page 35: バーコード長

    バーコード長 送信する場合、スキャナが読み取ったバーコードデータの文字数が、バーコードデータの前に追加されて送信 されます。以下は、出力文字列の中のバーコード長の位置を表しています。バーコード長は、常に4桁の数字 で表され、例えばスキャナが 12 文字で構成された「abcdefghijkl」を読み取ると「0012 abcdefghijkl」と して送信されます。 [プリフィックス][コード ID][バーコード長]{バーコードデータ}[サフィックス][ターミネーター] 初期値 = 送信しない .D019$ バーコード長 送信する .D020$ バーコード長 送信しない プリフィックス プリフィックスは、スキャナが送信するデータの先頭に追加されるデータです。プリフィックスは最大 16 文 字まで定義することができます。プリフィクスに何も設定されていない場合、スキャナはプリフィックスを送 信しません。以下は、出力文字列の中のプリフィックスの位置を表しています。 [プリフィックス][コード ID][バーコード長]{バーコードデータ}[サフィックス][ターミネーター] 初期値 = 未定義 .A012$ プリフィックス 設定 【設定手順】 プリフィックス設定を読み取ります。 フル ASCII テーブル(135 ページ~)内の制御文字、大文字英字、小文字英字、数字、記号、 Windows 機能キーからプリフィックスとして送信したい文字のバーコードを読み取ります。 プリフィックス設定を読み取ります...
  • Page 36: サフィックス

    サフィックス サフィックスは、スキャナが送信するデータの後方に追加されるデータです。サフィックスは最大 16 文字ま で定義することができます。サフィックスに何も設定されていない場合、スキャナはサフィックスを送信しま せん。以下は、出力文字列の中のサフィックスの位置を表しています。 [プリフィックス][コード ID][バーコード長]{バーコードデータ}[サフィックス][ターミネーター] 初期値 = 未定義 .A013$ サフィックス 設定 【設定手順】 サフィックス設定を読み取ります。 フル ASCII テーブル (135 ページ~) 内の制御文字、 大文字英字、 小文字英字、 数字、 記号、 Windows 機能キーからサフィックスとして送信したい文字のバーコードを読み取ります。 サフィックス設定を読み取ります ※ 定義されたサフィックスだけを消去したい場合は、単に上記の手順 2 を飛ばしてください。 ※ 定義されたプリフィックスおよびサフィックスのすべてを消去したい場合は、プリフィックス/サフィッ クス消去(36 ページ)をご利用ください。 プリフィックス/サフィックス消去 定義されたすべてのプリフィックスおよびサフィックスをすべて消去して未定義の状態に戻したい場合は、 次 のバーコードを読み取ります。...
  • Page 37: コード Id

    コード ID スキャナがサポートする各シンボルに対して、あらかじめ決められたコード ID が定義されています。コード ID、AIM ID、ユーザー定義 ID を使用して、読み取ったバーコードの規格や種類をデータの前方に追加して送 信します。以下は、出力文字列の中のコードの位置を表しています。 [プリフィックス][コード ID][バーコード長]{バーコードデータ}[サフィックス][ターミネーター] コード ID - コード ID/AIM ID テーブル(38 ページ)内のコード ID の値を追加して送信します。 AIM ID - コード ID/AIM ID テーブル(38 ページ)内の AIM ID の値を追加して送信します。 ユーザー定義 ID – ユーザー定義 ID(39 ページ)によって設定された、1 または 2 文字の英数字を追加 して送信します。...
  • Page 38: コード Id/Aim Id テーブル

    コード ID/AIM ID テーブル CDV = Check Digit Verification(チェックデジットの検査) CD = Check Digit(チェックデジット) シンボル コード ID AIM ID CDV 無効 Code 39 CDV & CD 送信 CDV & CD 送信しない CDV 無効 Code 39 フル ASCII CDV & CD 送信 CDV &...
  • Page 39: ユーザー定義 Id

    コード ID/AIM ID テーブル(続き) シンボル コード ID AIM ID PDF417 マイクロ QR コード QR コード Data Matrix Aztec ユーザー定義 ID ユーザー定義 ID として、任意の 1 または 2 文字の英数字を定義することができます。ユーザー定義 ID は、 シンボルごとに定義します。ユーザー定義 ID をバーコードデータの前方へ追加して送信したい場合は、コー ド ID(37 ページ)をユーザー定義 ID 送信するに設定する必要があります。 ID(37 ページ)がユーザー定義 ID 送信するに ※...
  • Page 40 ユーザー定義 ID(続き) 初期値 = 未定義 .P005$ Code 39 ユーザー定義 ID .P013$ Code 93 ユーザー定義 ID .P007$ Codabar ユーザー定義 ID .P021$ IATA ユーザー定義 ID .P010$ Code 128 ユーザー定義 ID .P016$ GS1-128 ユーザー定義 ID .P022$ Telepen ユーザー定義 ID .P009$ Code 11 ユーザー定義 ID .P014$ MSI ユーザー定義...
  • Page 41 ユーザー定義 ID(続き) 初期値 = 未定義 .P017$ Matrix 2 of 5 ユーザー定義 ID .P006$ Interleaved 2 of 5 ユーザー定義 ID .P018$ Industrial 2 of 5 ユーザー定義 IG .P008$ Code 39 フル ASCII ユーザー定義 ID .P019$ GS1 Databar Limited ユーザー定義 ID .P020$ GS1 Databar Expanded ユーザー定義...
  • Page 42: ブロック間遅延

    ユーザー定義 ID(続き) 初期値 = 未定義 .P047$ マイクロ QR コード ユーザー定義 ID .P026$ QR コード ユーザー定義 ID .P027$ Data Matrix ユーザー定義 ID .P033$ Aztec ユーザー定義 ID ブロック間遅延 ブロック間遅延は、 スキャナがデータをホストに送信した後に再びトリガースイッチを有効にするまでの時間 を設定します。例えば、このパラメータが 2,500 ミリ秒に設定された場合、スキャナは1つのデータを送信 した後にトリガースイッチを無効化しバーコードの読取り拒否します。設定された時間が経過すると、スキャ ナは再びトリガースイッチを有効化しバーコードの読取りを可能とします。 設定有効範囲は、 000~255 で、 設定される値は 10 ミリ秒刻みです (013=130 ミリ秒) 。 設定される値は、 3文字の数字で表します。設定したい値が3文字に満たない場合は、...
  • Page 43: 文字間遅延

    文字間遅延 文字間遅延は、 スキャナがバーコードデータをホストへ送信するときの文字と文字の間に与えられる遅延時間 を設定します。ホストがデータを欠落して受信する場合や、受信するソフトウェアで文字を処理する時間が必 要な場合などに使用することができます。 設定有効範囲は、000~255 で、設定される値は 1 ミリ秒刻みです(013=13 ミリ秒) 。設定される値は、3 文字の数字で表します。設定したい値が3文字に満たない場合は、 先頭をゼロで埋めてください。000 は特別 な値で、無効(遅延なし)を表します。 初期値 = 無効(遅延なし) .B009$ 文字間遅延 設定 【設定手順】 文字間遅延設定を読み取ります。 以下の数字バーコードから希望の値を 3 文字読み取ります。 文字間遅延設定を読み取ります。 - 43 -...
  • Page 44: キーボードレイアウト

    キーボードレイアウト 国または言語に対応したキーボードレイアウトを次の適切な国コードを読み取って設定します。原則として、 次の文字群はサポートされていますが、アメリカ以外の国では特別な注意が必要です: @ | $ “ { } [ ] = / ʻ \ < > ~ 初期値 = 英語(米国) .C010$ 英語(米国) .C018$ 英語(英国) .C012$ フランス語 .C011$ ドイツ語 .C014$ イタリア語 .C013$ スペイン語 .C017$ チェコ語(QWERTY) .C022$ チェコ語(QWERTZ) .C021$ ハンガリー語(QWERTZ) .C024$ ハンガリー語(101 キー)...
  • Page 45 キーボードレイアウト(続き) .C016$ スイス(ドイツ語) .C023$ スイス(フランス語) .C009$ 日本語(106 キー) .C025$ カナダ(フランス語) .C034$ カナダ(レガシー) .C029$ ノルウェー語 .C026$ スウェーデン語 .C031$ ポルトガル語 .C030$ ベルギー語(AZERTY) .C028$ オランダ語 - 45 -...
  • Page 46 キーボードレイアウト(続き) .C027$ デンマーク語 .C032$ スロバキア語 .C033$ ブラジル(ポルトガル語) .C015$ ALT モード ALT モードは、Windows 上でのみ動作する特別なモードです。ALT モードが選択されているとき、スキャナ は、1つの文字を「ALT キーを押しながらテンキーパッドの数字キーを3つ押した後に ALT キーを放す」の ように送信します。例えば大文字の「A」は、ALT モードでは「ALT+065」のキーストロークで送信されま す。 - 46 -...
  • Page 47: Caps Lock モード

    Caps Lock モード スキャナの Caps Lock の状態を変更します。 Caps Lock フリー ― スキャナは、物理キーボードの Caps Lock の状態に関係なく元のバーコードデ ータと同じデータを常に出力します。 Caps Lock オフ ― Caps Lock オフ状態で出力します。 Caps Lock オン ― Caps Lock オン状態で出力します。 ※ NW-7 には Caps Lock フリーモードは適用されません。 ※ NW-7 のスタート・ストップキャラクタは、NW-7 スタート・ストップキャラクタ(78 ページ)の設定 に従って送信されます。...
  • Page 48: Ht/Cr/Esc 変換

    HT/CR/ESC 変換 有効のとき、スキャナは、QR コードなどに埋め込まれた 3 つの制御コード[HT]、[CR]、[ESC]を、それぞれ 「Tab」キー、 「Enter」キー、 「Escape」キーに変換して送信します。このオプションは、通信インターフェー ス(26 ページ)が BT HID、または USB HID のときに適用されます。次の表は、このオプションによって 送信されるキーストロークを示します。 無効 有効 Ctrl + I Ctrl + M Enter Alt + 027 Escape 初期値 = 無効 .D025$ HT/CR/ESC 変換 有効 .D026$ HT/CR/ESC 変換 無効 制御コード変換...
  • Page 49: データをユニコードに変換

    UTF-8 データをユニコードに変換 このパラメータが有効の場合、スキャナは UTF-8 でエンコードされた QR コード内の 2 バイト文字(漢字や 全角文字)を ALT キーと 5 つの数字キーで出力します。例えば、 「あ」という文字は「Alt+12354」として表 現されます。このパラメータは、通信インターフェース(26 ページ)が BT HID または USB HID の場合に 適用されます。 このパラメータを有効にして漢字や全角文字を BT HID または USB HID で出力したい場合、データを受信す るソフトウェアがユニコードに対応していなければなりません。例えば、MS Word や MS PowerPoint では 正しく出力できますが、MS Excel や Internet Explorer では正しく出力できません。 このパラメータによるデータ出力を検討している場合、使用する...
  • Page 50: バイナリチェック文字

    バイナリチェック文字 有効のとき、データの XOR 演算を実施して、各データの最後にチェックサムが追加されます。通信インター (26 ページ) に BT SPP または USB VCP が選択されている場合、 チェックサムは 1 バイトです。 フェース BT HID または USB HID が選択されている場合、チェックサムは 2 バイトです。 例えば、バーコードデータが「TEST」で、ターミネーターに CR+LF が選択されているとき: 【BT SPP または USB VCP の場合】 出力データ=<T>+<E>+<S>+<T>+<CR>+<LF>+<チェックサム> チェック文字=54h^45h^53h^54h^0Dh^0Ah=11h 【BT HID または USB HID の場合】 出力データ=<T>+<E>+<S>+<T>+<Enter>+<チェックサム>...
  • Page 51: 読取り操作設定

    5.5. 読取り操作設定 読取りモード スキャナは 7 種類の読取りモードをサポートしています。 点滅モード ― スキャナがバーコードを検知している間は照明と照準を点灯して読取りを行い続けます。 LED 自動オフタイムアウト (53 ページ) で設定されている時間内にバーコードが検出されない場合は、 照準と照明を点滅状態にして待機します。 トリガーモード ― トリガーを押している間は照準と照明が点灯しバーコードの読取りを行います。 バー コードを読取るかトリガーを解放すると、スキャナはバーコードの読取りを停止します。 パルスモード ― トリガーを押すと照準と照明が点灯しバーコードの読取りを行います。 バーコードを読 み取ると、スキャナはバーコードの読取りを停止します。このモードでは、トリガーを解放してもバー コードの読取りは続行されます。 連続モード ― 照準と照明を点灯し続けバーコードの読取りを行い続けます。 自動オフ付き連続モード ― 照準と照明を点灯し続けバーコードの読取りを行い続けます。LED 自動オ フタイムアウト(53 ページ)で設定されている時間内にバーコードが検出されない場合は、照準と照 明を消灯し、 バーコードの読取りを停止します。 トリガーを押すと再び連続モードで動作を開始します。 テストモード - 照準と照明が点灯しバーコードの読みとりを行い続けます。このモードは、特に必要が 無い場合は使用しないでください。...
  • Page 52 シリアルトリガーモード - 通信インターフェース(26 ページ)が BT SPP または USB SPP の場合 に、ホストからのシリアルコマンドによって、スキャナのスキャン開始、スキャン停止を制御する場合 の読取りモードです。 この読取りモードは、 シリアル通信によるデータの送受信に関して十分な知識を有する方のみご利用頂く ことをお勧めいたします。 この読取りモードを有効化すると、トリガーボタンが無効化されます。そのため、ふたたび他の読取りモ ードに切替えたり、スキャナの設定を初期化したりするには、シリアルコマンドの機能を使用してスキ ャンを行うか、EzUtility による設定の変更を行う必要があります。 この読取りモードを、通信インターフェース(26 ページ)が BT SPP または USB SPP 以外の状態で有 効化すると、トリガーボタンが無効化され、またシリアルコマンドの送信もできないため、設定の変更 や設定の初期化が行えなくなり復旧不能の状態へ陥ります。この読取りモードへ変更する前に、通信イ ンターフェースの状態や、シリアル通信の状態を必ず確認してください。 復旧不能な状態になりますと、内部基板の交換または製品交換による対応が必要となり、高額な修理費用 が発生する場合があります。 シリアルトリガーモードをご利用いただく場合は、以下のバーコードを読み取ってください。 以下のバーコードを読み取って設定を変更することは、上記の注意事項に関して充分にご理解いただき、 ご同意いただけたものとさせていただきます。 .F061$ シリアルトリガーモード スキャナは、次のシリアルコマンドを受信するとバーコードの読取りを開始または中止します。 コマンド 文字列 16 進バイナリ...
  • Page 53: Led 自動オフタイムアウト

    LED 自動オフタイムアウト 読取りモード(51 ページ)が、トリガーモード、パルスモード、点滅モード、自動オフ付き連続モードのと きに使用されます。このパラメータの時間内にバーコードの読取りがない、またはバーコードの検出がない場 合、スキャナは待機状態へ移行します。トリガーモードおよびパルスモードでは、LED 自動オフ制御が有効の ときに、このパラメータは使用されます。 初期値 = 005(0.5 秒) .F043$ LED 自動オフタイムアウト 【設定手順】 LED 自動オフタイムアウトを読み取ります。 フル ASCII テーブル内の数字バーコード (144 ページ) を使用して 3 文字の数字で値を設定します。 設定可能な範囲は 001~124 です。次の対比例で値を確認してください。 001=0.1 秒、002=0.2 秒、003=0.3 秒、004=0.4 秒、005=0.5 秒、006=1.0 秒、007=1.5 秒、 008=2.0 秒、009=2.5 秒、010=3.0 秒…………123=59.5 秒、124=60 秒 LED 自動オフタイムアウトを読み取ります。...
  • Page 54: トリガー制御

    トリガー制御 読取りモード(51 ページ)が、点滅モード、連続モード、テストモードのときに使用されます。有効にする と、これらの読取りモード時にトリガーボタンを押すことで、バーコード読取りの開始と停止を入り換えるこ とができます。無効にすると、これらの読取りモード時にはトリガー操作が無効化されます。 初期値 = 無効 .F036$ トリガー制御 無効 .F037$ トリガー制御 有効 同一バーコードの読取り間隔 読取りモード(51 ページ)が、点滅モード、連続モード、自動オフ付き連続モードのときに使用されます。 スキャナは、1 つのバーコードを読み取った後、この間隔が経過するか、異なるバーコードを読み取るまで、 同一バーコードを無視します。カウントは、バーコードが読み取りできない範囲に出たあとに開始されます。 同一バーコードを読み取り続けたい場合はテストモードを使用してください。 初期値 = 006(1.0 秒) .F040$ 同一バーコードの読取り間隔 【設定手順】 同一バーコードの読取り間隔を読み取ります。 フル ASCII テーブル内の数字バーコード (144 ページ) を使用して 3 文字の数字で値を設定します。 設定可能な範囲は 001~014 です。次の対比例で値を確認してください。 001=0.1 秒、002=0.2 秒、003=0.3 秒、004=0.4 秒、005=0.5 秒、006=1.0 秒、007=1.5 秒、...
  • Page 55: クイックショットモード

    クイックショットモード 有効のとき、スキャナは高速で移動するバーコードの読取り用に最適化されます。 初期値 = 無効 .B046$ クイックショットモード 無効 .B047$ クイックショットモード 有効 液晶ディスプレイモード 有効のとき、 スキャナは携帯電話やスマートフォンなどの電子ディスプレイ上のバーコードの読取り用に最適 化されます。このモードは、クイックショットモード(55 ページ)が有効のときにはサポートされません。 初期値 = 無効 .A034$ 液晶ディスプレイモード 無効 .A035$ 液晶ディスプレイモード 有効 - 55 -...
  • Page 56: バーコードの誤読対策

    バーコードの誤読対策 スキャナは、より信頼性の高い正確なバーコード読取りを行うことができます。設定には 9 段階あり、数字を 大きくするほど信頼性が高まりますが、同時に読取りにかかる時間が長くなります。 ※ 4 以上を設定しても頻繁に誤読するような品質のバーコードを使用することはお勧めできません。 初期値 = 1 .A010$ 冗長スキャン 【設定手順】 冗長スキャンを読み取ります。 下の数字バーコードのうち 0 から 9 の希望の値を 1 つ読み取ります。 冗長スキャンを読み取ります。 【数字バーコード】 - 56 -...
  • Page 57: 内蔵メモリ設定

    5.6. 内蔵メモリ設定 内蔵メモリについて スキャナは、2種類のメモリモードをサポートしています。バッファメモリとバッチメモリです。 バッファメモリは、通信インターフェース(26 ページ)に BT HID または BT SPP が選択されていて、 かつペアリング済みの場合に使用される、揮発性の一時的なデータ保管用途のメモリです。スキャナが 電波範囲の圏外にでた場合など、 スキャナとホストとの Bluetooth 通信が一時的に切断された場合に、 一時的なデータ保管スペースとして使用されます。保存されたデータは、ホストとの Bluetooth 通信 が復帰すると即座にホストへ送信されます。送信されたデータはバッファメモリから消去されます。ま た、スキャナの電源が切れた場合もデータは消去されます。バッファメモリを使用したい場合は、バッ ファメモリ(58 ページ)を有効に設定してください。 バッチメモリは、通信インターフェース(26 ページ)にバッチモードが選択されている場合に使用され る、不揮発性の恒久的なデータ保管用途のメモリです。バッチモードでは、オフラインのバーコードデ ータ収集が可能となります。 読み取ったデータは、 タイムスタンプ付きでバッチメモリへ保存されます。 収集したデータを取得するには、USB ケーブルでホストとスキャナを接続してください。スキャナは 取り外し可能な USB ストレージデバイス「Mini Scan」としてアクセスすることができます。ホスト からストレージ内に保存されているテキストファイル 「BARCODE.txt」 を開くか単にコピーしてくだ さい。バッチモードで保存されたデータは、 「BARCODE.txt」ファイルを削除するまで消去されず、 追記されていきます。...
  • Page 58: バッファメモリ

    バッファメモリ 電波範囲外などの理由でスキャナとホストの Bluetooth 通信が一時的に途切れ、バーコードデータをどこに も送信できない場合、スキャナはバーコードデータをバッファメモリ(4KB)がいっぱいになるまで一時的に 保管します。電波範囲内に戻るなどしてスキャナとホストの Bluetooth 通信が戻ったら、スキャナはバッフ ァメモリに一時的に保管していたすべてのデータをホストへ送信します。 ※ バッファメモリのデータは、ホストへ送信されるか、スキャナの電源が切れると消去されます。 ※ 通信インターフェース(26 ページ)がバッチモードのときにはバッファメモリは使用されません。 ※ ペアリング前の状態ではバッファメモリは使用されません。 初期値 = 無効 .E053$ バッファメモリ 無効 .E054$ バッファメモリ 有効 最後に記録されたデータの削除 バッチメモリに最後に記録されたデータを削除するには、次のバーコードを読み取るか、ファンクションボタ ンを押してください。 .R005$ 最後に記録されたデータの削除 すべてのデータの削除 バッチメモリに記録されたすべてのデータを削除するには、スキャナとホストを USB ケーブルで接続し、取 り外し可能な USB ストレージデバイス 「MiniScan」 内の、 「BARCODE.txt」 ファイルを削除してください。 ファイルの削除が完了すると、スキャナは完了音(短いブザー2 回)を鳴動させます。...
  • Page 59: データフォーマット

    データフォーマット バッチメモリへ記録するときのフォーマットを設定することができます。 初期値 = <日付>,<時間>,<バーコードデータ> .R011$ データフォーマット 設定値 説明 設定値 説明 日付 バーコードデータ 時間 【設定方法】 データフォーマットを、<バーコードデータ>,<日付>,<時間>に変更したい場合、 データフォーマットを読み取ります。 以下の数字バーコードから[4]、[2]、[3]の順に読み取ります。 データフォーマットを読み取ります。 フィールド区切り データフォーマット(59 ページ)を区切るための文字を設定することができます。 初期値 = , (カンマ) .R010$ フィールド区切り 【設定方法】 フィールド区切りを読み取ります。 フル ASCII テーブル(135 ページ)の制御文字、大文字英字、小文字英字、数字、記号の中から希 望の 1 文字読み取ります。 フィールド区切りを読み取ります。 - 59 -...
  • Page 60: 日時の設定

    日時の設定 スキャナの内蔵カレンダーと時計の時間合わせを行います。日付と時刻は別々に設定します。 ※ スキャナには自動的な時間あわせの機能がないため、時間がずれた場合は手動で再設定してください。 ※ カレンダーおよび時計はスキャナのバッテリが切れると初期化されますので注意してください。 .R006$ 日付設定 【設定方法】 例えば、2012 年 8 月 1 日に設定したい場合は、 日付設定を読み取ります。 次ページの数字バーコードから[1]、[2]、[0]、[8]、[0]、[1]の順に読み取ります。 日付設定を読み取ります。 .R007$ 時刻設定 【設定方法】 例えば、8 時 10 分 30 秒(24 時間表記)に設定したい場合は、 時刻設定を読み取ります。 次ページの数字バーコードから[0]、[8]、[1]、[0]、[3]、[0]の順に読み取ります。 時刻設定を読み取ります。 - 60 -...
  • Page 61 日時の設定(続き) - 61 -...
  • Page 62: 日付フォーマット

    日付フォーマット タイムスタンプに使用される日付フォーマットを設定することができます。 初期値 = DD-MM-YYYY(D=日、M=月、Y=年) .R008$ 日付フォーマット 設定値 説明 設定値 説明 DD-MM-YYYY DD/MM/YYYY MM-DD-YYYY MM/DD/YYYY DD-MM-YY DD/MM/YY MM-DD-YY MM/DD/YY YYYY-MM-DD YYYY/MM/DD YY-MM-DD YY/MM/DD DD-MM DD/MM MM-DD MM/DD 【設定方法】 例えば、日付フォーマットを YYYY-MM-DD に設定したい場合は、 日付フォーマットを読み取ります。 次ページの数字バーコードから[0]、[5]の順に読み取ります。 日付フォーマットを読み取ります。 時刻フォーマット タイムスタンプに使用される時刻フォーマットを設定することができます。 初期値 = HH:MM(H=時、M=分、S=秒) .R009$ 時刻フォーマット...
  • Page 63 日付フォーマット、時刻フォーマット(続き) - 63 -...
  • Page 64: その他の設定

    5.7. その他の設定 設定バーコードの読取 設定バーコードによるパラメータ変更を無効にすることができます。この設定が無効の場合、有効バーコード 以外の設定バーコードを読取ると通常の Code39 バーコードとして処理されます。 初期値 = 有効 .B016$ 設定バーコード読取り 無効 .B015$ 設定バーコード読取り 有効 ビープ音の音程 ビープ音の音程を変更することができます。音のボリュームを変更することはできません。 初期値 = 高音 .F012$ ビープ 消音 ※ この設定で消音されるのは、読取り成功時のビ ープ音のみです。 .F019$ ビープ音 高音 .F018$ ビープ音 中音 .F022$ ビープ音 低音 - 64 -...
  • Page 65: ビープモード

    ビープモード スキャナは、次の 3 種類のビープモードをサポートしています。 標準 = 設定音、読取り成功音、エラー/警告音のすべての音を鳴らします。 警告音のみ = エラー/警告音のみを鳴らし、その他の音は鳴らしません。 ミュート = エラー/警告音も含めてすべてのビープ音を鳴らしません。 初期値 = 標準 .F023$ ビープモード 標準 .F024$ ビープモード 警告音のみ .F025$ ビープモード ミュート - 65 -...
  • Page 66: 自動電源オフ

    自動電源オフ スキャナは、一定期間操作されずに放置されていると、ホストとの通信を切断し自身の電源をオフにします。 以下の手順で自動的に電源オフとなる任意のタイムアウト期間を設定するか、 タイムアウトなしを読み取って この機能を無効化することができます。また、強制電源オフを読み取ってスキャナの電源を任意にオフするこ ともできます。 ※ スキャナに電力が供給されている間は、このパラメータは無視され、常に電源オンとなります。 .B021$ タイムアウトなし .E255$ 強制電源オフ 以下の設定手順を参考に、 スキャナが自動的に電源オフするまでの任意のタイムアウト期間を設定することが できます。設定は、分と秒とにそれぞれ分けて設定します。分の有効範囲は 00~60、秒の有効範囲は 00~ 59 です。最小で 00 分 00 秒から、最大で 60 分 59 秒まで設定することができます。00 分 00 秒は特別な 値で、タイムアウトなしと同じ結果となります。 初期値 = 03 分 00 秒 .B030$ 分 設定 .B029$ 秒...
  • Page 67 自動電源オフ(続き) 【数字バーコード】 - 67 -...
  • Page 68: 反転 1 次元バーコード

    反転 1 次元バーコード 白と黒の反転した 1 次元バーコードの読取りを設定することができます。 初期値 = 標準のみ .D022$ 標準および反転 1 次元バーコード .D021$ 標準 1 次元バーコードのみ 【サンプルバーコード】 *ABC123* *123ABC* 標準 反転 反転 2 次元バーコード 白と黒の反転した 2 次元バーコードの読取りを設定することができます。 初期値 = 標準 2 次元バーコード .D055 標準および反転 2 元バーコード .D054 標準 2 元バーコード 【サンプルバーコード】...
  • Page 69: 全シンボルの読取り

    全シンボルの読取り 次のバーコードを読み取り、スキャナがサポートするすべての 1 次元および 2 次元シンボルを一度に有効化 または無効化することができます。全シンボルの有効化を行った場合、通常設定時よりも誤読する確率が高く なる恐れがありますのでご注意ください。 初期値 = 未定義 .A002 全シンボルの読取り 有効化 .A003 全シンボルの読取り 無効化 - 69 -...
  • Page 70: 次元シンボルの設定

    5.8. 1 次元シンボルの設定 全 1 次元シンボルの読取り 次のバーコードを読み取り、スキャナがサポートするすべての 1 次元シンボルを一度に有効化または無効化 することができます。 初期値 =未定義 .G036$ 全 1 次元シンボルの読取り 有効化 .G035$ 全 1 次元シンボルの読取り 無効化 - 70 -...
  • Page 71: Code 39

    Code 39 Code 39 の読取り Code 39 の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .G008$ Code 39 の読取り 有効 .G009$ Code 39 の読取り 無効 Code 39 チェックデジット Code 39 のチェックデジットの検査と送信を設定することができます。このパラメータを検査する設定 に変更した場合、チェックデジットの無い Code 39 を読取ることはできません。 初期値 = 検査しない .G003$ Code 39 チェックデジット 検査しない .G004$ Code 39 チェックデジット...
  • Page 72: Code 39 読取り文字数

    Code 39 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された Code 39 を読取ります。最小値と最 大値が同じ値に設定された場合、 スキャナはその値の文字数で構成された Code 39 のみを読み取ります。 最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=1 文字、最大=48 文字 .G006$ Code 39 最小文字数 .G007$ Code 39 最大文字数 【設定手順】 Code 39 最小文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。 Code 39 最小文字数を読取ります。...
  • Page 73: Code 39 スタート・ストップキャラクタの送信

    Code 39 スタート・ストップキャラクタの送信 Code 39 は、バーコードの始まりと終わりにスタート・ストップキャラクタが必ず必要です。スタート・ ストップキャラクタは、双方ともアスタリスク(*)です。次の設定を使用してスタート・ストップキャ ラクタの送信許可を変更することができます。 初期値 = 送信しない .G014$ Code 39 スタート・ストップキャラクタ 送信する .G015$ Code 39 スタート・ストップキャラクタ 送信しない Code 39 フルアスキー Code 39 で表すことのできる文字は、0~9 の数字、A~Z の大文字アルファベットおよびいくつかの記 号(ー、 . 、半角スペース、*、$、/、+、%)です。これら以外の文字を表すためには、Code 39 フル アスキーを使用する必要があります。Code 39 フルアスキーでは、いくつかの文字は2つの文字を組み 合わせて1文字として解釈されます。例えば、 「+A+B+C」というデータを持つ Code 39 バーコードを 読み取ったとき、フルアスキーを使用している場合は「abc」としてデコードされ、フルアスキーを使用...
  • Page 74 【フルアスキーコード テーブル】 文字 フルアスキー 文字 フルアスキー 文字 フルアスキー 文字 フルアスキー スペース " & - : < > ~ - 74 -...
  • Page 75: Code 32

    Code 32 Code 32 は、イタリアの薬局で使用されている Code 39 の一種です。このシンボルは PARAF としても知ら れています。 Code 32 の読取り Code 32 の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .K010$ Code 32 の読取り 有効 .K011$ Code 32 の読取り 無効 Code 32 先頭・末尾文字 Code 32 バーコードデータの始まりと終わりの文字の送信許可を設定することができます。 初期値 = 先頭文字=送信する、末尾文字=送信する .K012$ Code 32 先頭文字...
  • Page 76: Codabar

    NW-7(CODABAR) NW-7 の読取り NW-7 の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .I001$ NW-7 の読取り 有効 .I002$ NW-7 の読取り 無効 NW-7 チェックデジット NW-7 のチェックデジットの検査と送信を設定することができます。 このパラメータを検査する設定に変 更した場合、チェックデジットの無い NW-7 を読取ることはできません。 初期値 = 検査しない .I005$ NW-7 チェックデジット 検査しない .I006$ NW-7 チェックデジット 検査し、送信する .I007$ NW-7 チェックデジット 検査し、送信しない - 76 -...
  • Page 77: 読取り文字数

    NW-7 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された NW-7 を読取ります。最小値と最大 値が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された NW-7 のみを読み取ります。最 小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=6 文字、最大=48 文字 .I008 NW-7 最小文字数 .I009$ NW-7 最大文字数 【設定手順】 NW-7 最小文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。 NW-7 最小文字数を読取ります。 【設定手順】 NW-7 最大文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。...
  • Page 78: スタート・ストップキャラクタ

    NW-7 スタート・ストップキャラクタ NW-7 は、バーコードの始まりと終わりにスタート・ストップキャラクタが必ず必要です。スタート・ス トップキャラクタは、組み合わせ自由な A、B、C または D のアルファベットです。次の設定を使用して スタート・ストップキャラクタの文字種を変更することができます。例えば、 「A123456B」のデータを 持つ NW-7 を「a123456b」として出力したい場合は、abcd/abcd を選択し、 「A123456N」として 出力したい場合は ABCD/TN*E を選択します。 スタート・ストップキャラクタを送信したくない場合は、NW7 スタートストップキャラクタの送信(79 ページ)を設定してください。 初期値 = ABCD/ABCD(スタートキャラクタ/ストップキャラクタ) .I029$ NW-7 スタート・ストップキャラクタ ABCD/ABCD .I030$ NW-7 スタート・ストップキャラクタ abcd/abcd .I031$ NW-7 スタート・ストップキャラクタ ABCD/TN*E .I032$ NW-7 スタート・ストップキャラクタ abcd/tn*e - 78 -...
  • Page 79: スタート・ストップキャラクタの送信

    NW-7 スタート・ストップキャラクタの送信 NW-7 は、バーコードの始まりと終わりにスタート・ストップキャラクタが必ず必要です。スタート・ス トップキャラクタは、組み合わせ自由な A、B、C または D のアルファベットです。次の設定を使用して スタート・ストップキャラクタの送信許可を変更することができます。例えば、 「A123456789A」を 「123456789」として出力したい場合は、送信しないを選択します。 スタート・ストップキャラクタの文字種を変更したい場合は、NW7 スタートストップキャラクタ(78 ペ ージ)を設定してください。 初期値 = 送信する .I003$ NW-7 スタート・ストップキャラクタ 送信する .I004$ NW-7 スタート・ストップキャラクタ 送信しない NW-7 の CLSI 形式 有効にすると、14 文字で構成された NW-7 の 1、5、10 文字目の後にスペースを追加してデータを送信 します。例えば、 「A12345678901234B」のデータを持つ NW-7 は「A1 2345 67890 1234B」とし て送信されます。...
  • Page 80: Abc-Codabar の使用

    ABC-CODABAR の使用 ABC は、American Blood Commission の略称です。このバーコードは血液バンクで使用するために開 発された CODABAR の一種です。このコードは、隣り合わせた2つのバーコードで構成されています。 最初のバーコードのストップキャラクタと二番目のバーコードのスタートキャラクタが「D」の場合、コ ードは連結され「D」は送信されません。 A123D D789B 初期値 = 使用しない .I017$ ABC-CODABAR 使用する .I018$ ABC-CODABAR 使用しない ABC-CODABAR 区切り文字の挿入 挿入する場合、 ABC-CODABAR の連結部に任意の区切り文字が挿入されて送信されます。 区切り文字は、 初期状態では未定義で、ABC-CODABAR 区切り文字(81 ページ)を参考に定義する必要があります。 初期値 = 挿入しない .I039$ ABC-CODABAR 区切り文字 挿入する .I036$ ABC-CODABAR 区切り文字...
  • Page 81: Abc-Codabar 区切り文字

    ABC-CODABAR 区切り文字 ABC-CODABAR 区切り文字の挿入 (80 ページ) で使用される区切り文字を定義します。 区切り文字は、 フル ASCII テーブル(135 ページ)内の任意の 1 文字で定義する必要があります。 初期値 = 未定義 .I035$ ABC-CODABAR 区切り文字 【設定手順】 ABC-CODABAR 区切り文字を読取ります。 フル ASCII テーブル(135 ページ)を使用して設定したい任意の値を読取ります。 ABC-CODABAR 区切り文字を読取ります。 CX-CODABAR の使用 CX CODABAR は、隣り合わせた2つのバーコードで構成されています。 最初のバーコードのストップキ ャラクタが「C」 、二番目のバーコードのスタートキャラクタが「B」の場合、コードは連結され「C」お よび「B」は送信されません。 A123C B789D 初期値...
  • Page 82: Cx-Codabar 区切り文字の挿入

    CX-CODABAR 区切り文字の挿入 挿入する場合、 CX-CODABAR の連結部に任意の区切り文字が挿入されて送信されます。 区切り文字は、 初期状態では未定義で、CX-CODABAR 区切り文字(82 ページ)を参考に定義する必要があります。 初期値 = 挿入しない .I040$ CX-CODABAR 区切り文字 挿入する .I038$ CX-CODABAR 区切り文字 挿入しない CX-CODABAR 区切り文字 CX-CODABAR 区切り文字の挿入(82 ページ)で使用される区切り文字を定義します。区切り文字は、 フル ASCII テーブル(135 ページ)内の任意の 1 文字で定義する必要があります。 初期値 = 未定義 .I037$ CX-CODABAR 区切り文字 【設定手順】 CX-CODABAR 区切り文字を読取ります。 フル...
  • Page 83: カップリング

    NW-7 カップリング ABC-CODABAR および CX-CODABAR の最初のバーコードのスタートキャラクタと二番目のバーコー ドのストップキャラクタに関する特定のルールがありますが、NW-7 カップリングでは、それらの特定の ルールを無視してデータを連結して送信することができます。 NW-7 カップリングを使用して連結したデ ータは、ABC-CODABAR や CX-CODABAR とは異なり、連結部のスタート・ストップキャラクタも含 めて送信されます。 A123A A789A 初期値 = 使用しない .I019$ NW-7 カップリング 使用する .I020$ NW-7 カップリング 使用しない NW-7 カップリング区切り文字の挿入 挿入する場合、NW-7 カップリングの連結部に任意の区切り文字が挿入されて送信されます。区切り文字 は、初期状態では未定義で、NW7 カップリング区切り文字(84 ページ)を参考に定義する必要がありま す。 初期値 = 挿入しない .I041$ NW-7 カップリング区切り文字...
  • Page 84: カップリング区切り文字

    NW-7 カップリング区切り文字 NW-7 カップリング区切り文字の挿入(83 ページ)で使用される区切り文字を定義します。区切り文字 は、フル ASCII テーブル(135 ページ)内の任意の 1 文字で定義する必要があります。 初期値 = 未定義 .I021$ NW-7 カップリング区切り文字 NW-7 隣接チェック 隣接チェックを行う場合、2つの NW-7 が隣接し1回のスキャンで読み取ることができる場合のみデー タを送信します。単独で存在する NW-7 バーコードは読み取られません。 注意! NW-7 カップリング (83 ページ) を使用している場合を除いて、 ABC-CODABAR (80 ページ) および CODABAR(81 ページ)を同時に使用することができます。 注意! NW-7 カップリング、 ABC-CODABAR、 CX-CODABAR のすべてを使用する設定になっている場合は、...
  • Page 85: Itf(Interleaved 2 Of 5

    ITF(Interleaved 2 of 5) ITF の読取り ITF の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .J001$ ITF の読取り 有効 .J002$ ITF の読取り 無効 ITF チェックデジット ITF のチェックデジットの検査と送信を設定することができます。このパラメータを検査する設定に変更 した場合、チェックデジットの無い ITF を読取ることはできません。 初期値 = 検査しない .J003$ ITF のチェックデジット 検査しない .J004$ ITF のチェックデジット 検査し、送信する .J005$ ITF のチェックデジット 検査し、送信しない - 85 -...
  • Page 86: Itf 先頭文字または末尾文字の削除

    ITF 先頭文字または末尾文字の削除 先頭または末尾の数字を 1 文字削除して出力することができます。 初期値 = 削除しない .J008$ ITF の先頭文字 削除 .J009$ ITF の末尾文字 削除 .J014$ ITF の先頭または末尾文字 削除しない - 86 -...
  • Page 87: Itf 読取り文字数

    ITF 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された ITF を読取ります。最小値と最大値が 同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された ITF のみを読み取ります。最小値は最 大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=6 文字、最大=48 文字。 .J006$ ITF 最小文字数 .J007$ ITF 最大文字数 【設定手順】 ITF 最小文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。 ITF 最小文字数を読取ります。 【設定手順】 ITF 最大文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。...
  • Page 88: Iata

    IATA IATA の読取り IATA の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .N017$ IATA の読取り 有効 .N018$ IATA の読取り 無効 IATA チェックデジット IATA のチェックデジットの検査と送信を設定することができます。このパラメータを検査する設定に変 更した場合、チェックデジットの無い IATA を読取ることはできません。 初期値 = 検査しない .N019$ IATA のチェックデジット 検査しない .N020$ IATA のチェックデジット 検査し、送信する .N021$ IATA のチェックデジット 検査し、送信しない - 88 -...
  • Page 89: Iata 読取り文字数

    IATA 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された IATA を読取ります。最小値と最大値 が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された IATA のみを読み取ります。最小値 は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=6 文字、最大=48 文字 .N022$ IATA 最小文字数 .N023$ IATA 最大文字数 【設定手順】 IATA 最小文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。 IATA 最小文字数を読取ります。 【設定手順】 IATA 最大文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。...
  • Page 90: Matrix 2 Of 5

    Matrix 2 of 5 Matrix 2 of 5 の読取り Matrix 2 of 5 の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .M010$ Matrix 2 of 5 読取り有効 .M011$ Matrix 2 of 5 読取り 無効 Matrix 2 of 5 チェックデジット Matrix 2 of 5 のチェックデジットの検査と送信を設定することができます。このパラメータを検査する 設定に変更した場合、チェックデジットの無い...
  • Page 91: Matrix 2 Of 5 読取り文字数

    Matrix 2 of 5 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された Matrix 2 of 5 を読取ります。最小 値と最大値が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された Matrix 2 of 5 のみを読 み取ります。最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=6 文字、最大=48 文字 .M015$ Matrix 2 of 5 最小文字数 .M016$ Matrix 2 of 5 最大文字数 【設定手順】...
  • Page 92: Code 2 Of 5(Standard 2 Of 5、Industrial 2 Of 5、Discrete 2 Of 5

    Code 2 of 5(Standard 2 of 5、Industrial 2 of 5、Discrete 2 of 5) Code 2 of 5 の読取り Code 2 of 5 の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .N001$ Code 2 of 5 の読取り 有効 .N002$ Code 2 of 5 の読取り 無効 Code 2 of 5 チェックデジット...
  • Page 93: Code 2 Of 5 読取り文字数

    Code 2 of 5 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された Code 2 of 5 を読取ります。最小値 と最大値が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された Code 2 of 5 のみを読み 取ります。最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=6 文字、最大=48 文字 .N006$ Code 2 of 5 最小文字数 .N007$ Code 2 of 5 最大文字数 【設定手順】...
  • Page 94: Code 11

    Code 11 Code 11 の読取り Code 11 の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .I010$ Code 11 の読取り 有効 .I011$ Code 11 の読取り 無効 Code 11 チェックデジットモード Code 11 には、1 文字または 2 文字のチェックデジットが必ず必要です。ターゲットの Code 11 の持 つチェックデジットの文字数にあわせて設定を行ってください。 初期値 = 1 文字 .I042$ Code 11 チェックデジットモード 1 文字 .I043$ Code 11 チェックデジットモード...
  • Page 95: Code 11 チェックデジット

    Code 11 チェックデジット Code 11 のチェックデジットの検査と送信を設定することができます。このパラメータを検査する設定 に変更した場合、チェックデジットの無い Code 11 を読取ることはできません。 初期値 = 検査しない .I012$ 検査しない .I013$ 検査し、送信する .I014$ 検査し、送信しない - 95 -...
  • Page 96: Code 11 読取り文字数

    Code 11 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された Code 11 を読取ります。最小値と最 大値が同じ値に設定された場合、 スキャナはその値の文字数で構成された Code 11 のみを読み取ります。 最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=6 文字、最大=32 文字 .I015$ Code 11 最小文字数 .I016$ Code 11 最大文字数 【設定手順】 Code 11 最小文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。 Code 11 最小文字数を読取ります。...
  • Page 97: China Postal

    China Postal China Postal の読取り China Postal の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .K001$ China Postal の読取り 有効 .K002$ China Postal の読取り 無効 China Postal チェックデジット China Postal のチェックデジットの検査と送信を設定することができます。このパラメータを検査する 設定に変更した場合、チェックデジットの無い China Postal を読取ることはできません。 初期値 = 検査しない .K003$ China Postal のチェックデジット 検査しない .K004$ China Postal のチェックデジット...
  • Page 98: China Postal 読取り文字数

    China Postal 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された China Postal を読取ります。最小値 と最大値が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された China Postal のみを読み 取ります。最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=11 文字、最大=48 文字 .K006$ China Postal 最小文字数 .K007$ China Postal 最大文字数 【設定手順】 China Postal 最小文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。 China Postal 最小文字数を読取ります。...
  • Page 99: Msi

    MSI の読取り MSI の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .L001$ MSI の読取り 有効 .L002$ MSI の読取り 無効 MSI チェックデジットの送信 MSI のチェックデジットの送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .L004$ MSI のチェックデジット 送信する .L003$ MSI のチェックデジット 送信しない - 99 -...
  • Page 100: Msi チェックデジットアルゴリズム

    MSI チェックデジットアルゴリズム MSI コードには 1 文字のチェックデジットが常に必要です。2 文字目のチェックデジットはオプション です。2 文字目のチェックデジットを検査するには、次のバーコードを使用してチェックデジットアルゴ リズムを指定する必要があります。 初期値 = 文字数=1 文字、アルゴリズム=MOD10 .L009$ 文字数 1 文字 アルゴリズム MOD10 .L007$ 文字数 2 文字 アルゴリズム MOD10/MOD10 .L008$ 文字数 2 文字 アルゴリズム MOD11/MOD10 - 100 -...
  • Page 101: Msi 読取り文字数

    MSI 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された MSI を読取ります。最小値と最大値 が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された MSI のみを読み取ります。最小値 は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=6 文字、最大=48 文字 .L005$ MSI 最小文字数 .L006$ MSI 最大文字数 【設定手順】 MSI 最小文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。 MSI 最小文字数を読取ります。 【設定手順】 MSI 最大文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。...
  • Page 102: Uk Plessey

    UK Plessey UK Plessey の読取り UK Plessey の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .L010$ UK Plessey の読取り 有効 .L011$ UK Plessey の読取り 無効 UK Plessey チェックデジットの送信 UK Plessey のチェックデジット送信を設定することができます。 初期値 = 送信しない .L012$ UK Plessey のチェックデジット 送信する .L013$ UK Plessey のチェックデジット 送信しない - 102 -...
  • Page 103: Telepen

    Telepen Telepen の読取り Telepen の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .L014$ Telepen の読取り 有効 .L015$ Telepen の読取り 無効 Telepen エンコードタイプ Telepen のエンコードタイプを設定することができます。 初期値 = フルアスキー .L020$ Telepen エンコードタイプ フルアスキー .L021$ Telepen エンコードタイプ 数字 - 103 -...
  • Page 104: 104

    JAN-13 JAN-13 は日本国内のみの呼称で、国外では EAN-13 と呼ばれるバーコードシンボルです。 JAN-13 の読取り JAN-13 の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .H013$ JAN-13 の読取り 有効 .H014$ JAN-13 の読取り 無効 JAN-13 チェックデジットの送信 JAN-13 のチェックデジットの送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .H017$ JAN-13 チェックデジット 送信する .H018$ JAN-13 チェックデジット 送信しない JAN-13 先頭文字の送信 バーコードデータの始まりの文字(ナンバーシステム)の送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .H015$ JAN-13 先頭文字...
  • Page 105: 0"からはじまる Jan-13

    “0”からはじまる JAN-13 拡張するが選択されている場合、スキャナは”0”から始まる 13 桁の JAN-13 バーコードを 13 桁のまま 出力します。拡張しないが選択されている場合、スキャナは”0”から始まる 13 桁の JAN-13 バーコード の”0”を削除して 12 桁の UPC-A バーコードとして出力します。 初期値 = 拡張しない .H067$ “0”から始まる JAN-13 を拡張しない .H068$ “0”から始まる JAN-13 を拡張する JAN-13 アドオンコードの要求 アドオンコードを要求する場合、スキャナはアドンオンコードが隣接していない JAN-13 を読取りませ ん。アドオンコードを要求する場合、JAN-13 アドオンコード(106 ページ)の 2 桁または 5 桁アドオ ンのどちらかは必ず有効に設定されている必要があります。...
  • Page 106: コード間スペース

    JAN-13 コード間スペース コード間スペースを挿入する場合、スキャナは JAN-13 のデータとアドオンコードのデータの間に半角 スペースを追加して送信します。 初期値 = 挿入しない .H041$ JAN-13 コード間スペース 挿入する .H042$ JAN-13 コード間スペース 挿入しない JAN-13 アドオンコード JAN-13 に隣接する 2 桁または 5 桁のアドオンコードの読取りを設定することができます。 初期値 = 2 桁アドオンコード無効 .H027$ JAN-13 2 桁アドオンコード有効 .H028$ JAN-13 2 桁アドオンコード無効 初期値 = 5 桁アドオンコード無効 .H025$ JAN-13 5 桁アドオンコード有効...
  • Page 107: Isbn コード変換

    ISBN コード変換 変換する場合、”978”からはじまる JAN-13 バーコードを ISBN コードとして出力することができます。 ISBN コード変換を使用する場合は、ISBN コードフォーマット(107 ページ)もあわせて設定してくだ さい。 注意! ISBN コードは、JAN-13 の拡張コードです。ISBN コード変換を行う場合は、JAN-13 の読取り(104 ペー ジ)を有効に設定し、その他の設定も適切に設定されている必要があります。 初期値 = 変換しない .H049$ JAN-13 を ISBN コードに変換する .H050$ JAN-13 を ISBN コードに変換しない ISBN コードフォーマット ISBN コードの出力フォーマットを設定することができます。ISBN-10 の場合、先頭の”978”が削除され た 10 桁のデータとして出力されます。ISBN-13 の場合、すべてを含んだ 13 桁のデータとして出力され ます。...
  • Page 108: Issn コード変換

    ISSN コード変換 変換する場合、 ”977”からはじまる JAN-13 バーコードを 8 桁の ISSN コードとして出力することができ ます。 注意! ISSN コードは、JAN-13 の拡張コードです。ISSN コード変換を行う場合は、JAN-13 の読取り(104 ペー ジ)を有効に設定し、その他の設定も適切に設定されている必要があります。 初期値 = 変換しない .H051$ JAN-13 を ISSN コードに変換する .H052$ JAN-13 を ISSN コードに変換しない ISMN コード変換 変換する場合、 ”979”からはじまる JAN-13 バーコードを、 ISMN を識別する接頭辞”M”を追加した 10 桁 の...
  • Page 109: Upc-A

    UPC-A UPC-A の読取り UPC-A の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .H001$ UPC-A の読取り 有効 .H002$ UPC-A の読取り 無効 UPC-A チェックデジットの送信 UPC-A のチェックデジットの送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .H005$ UPC-A チェックデジット 送信する .H006$ UPC-A チェックデジット 送信しない UPC-A 先頭文字の送信 バーコードデータの始まりの文字(ナンバーシステム)の送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .H003$ UPC-A 先頭文字 送信する .H004$ UPC-A 先頭文字...
  • Page 110: Upc-A を Jan-13 に拡張

    UPC-A を JAN-13 に拡張 拡張するが選択されている場合、スキャナは 12 桁の UPC-A バーコードの先頭に 1 つの”0”を追加して、 13 桁の JAN-13 バーコードとして出力します。 初期値 = 拡張しない .H067$ UPC-A を JAN-13 に拡張しない .H068$ UPC-A を JAN-13 に拡張する UPC-A アドオンコードの要求 アドオンコードを要求する場合、 スキャナはアドンオンコードが隣接していない UPC-A を読取りません。 アドオンコードを要求する場合、UPC-A アドオンコード(111 ページ)の 2 桁または 5 桁アドオンのど ちらかは必ず有効に設定されている必要があります。...
  • Page 111: Upc-A コード間スペース

    UPC-A コード間スペース コード間スペースを挿入する場合、スキャナは UPC-A のデータとアドオンコードのデータの間に半角ス ペースを追加して送信します。 初期値 = 挿入しない .H045$ UPC-A コード間スペース 挿入する .H046$ UPC-A コード間スペース 挿入しない UPC-A アドオンコード UPC-A に隣接する 2 桁または 5 桁のアドオンコードの読取りを設定することができます。 初期値 = 2 桁アドオンコード無効 .H035$ UPC-A 2 桁アドオンコード有効 .H036$ UPC-A 2 桁アドオンコード無効 初期値 = 5 桁アドオンコード無効 .H033$ UPC-A 5 桁アドオンコード有効...
  • Page 112: 112

    JAN-8 JAN-8 は日本国内のみの呼称で、国外では EAN-8 と呼ばれるバーコードシンボルです。 JAN-8 の読取り JAN-8 の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .H019$ JAN-8 の読取り 有効 .H020$ JAN-8 の読取り 無効 JAN-8 チェックデジットの送信 JAN-8 のチェックデジットの送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .H023$ JAN-8 チェックデジット 送信する .H024$ JAN-8 チェックデジット 送信しない JAN-8 先頭文字の送信 バーコードデータの始まりの文字(ナンバーシステム)の送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .H021$ JAN-8 先頭文字...
  • Page 113: を Jan-13 に拡張

    JAN-8 を JAN-13 に拡張 拡張するが選択されている場合、スキャナは 8 桁の JAN-8 バーコードに 5 つの”0”を追加して、13 桁の JAN-13 バーコードとして出力します。 初期値 = 拡張しない .H076$ JAN-8 を JAN-13 に拡張する .H075$ JAN-8 を JAN-13 に拡張しない JAN-8 アドオンコードの要求 アドオンコードを要求する場合、 スキャナはアドンオンコードが隣接していない JAN-8 を読取りません。 アドオンコードを要求する場合、JAN-8 アドオンコード(114 ページ)の 2 桁または 5 桁アドオンのど ちらかは必ず有効に設定されている必要があります。...
  • Page 114: コード間スペース

    JAN-8 コード間スペース コード間スペースを挿入する場合、スキャナは JAN-8 のデータとアドオンコードのデータの間に半角ス ペースを追加して送信します。 初期値 = 挿入しない .H043$ JAN-8 コード間スペース 挿入する .H044$ JAN-8 コード間スペース 挿入しない JAN-8 アドオンコード JAN-8 に隣接する 2 桁または 5 桁のアドオンコードの読取りを設定することができます。 初期値 = 2 桁アドオンコード無効 .H031$ JAN-8 2 桁アドオンコード有効 .H032$ JAN-8 2 桁アドオンコード無効 初期値 = 5 桁アドオンコード無効 .H029$ JAN-8 5 桁アドオンコード有効...
  • Page 115: Upc-E

    UPC-E UPC-E の読取り UPC-E の読取りを設定することができます。UPC-E モード(115 ページ)もあわせてご覧ください。 初期値 = 有効 .H007$ UPC-E の読取り 有効 .H008$ UPC-E の読取り 無効 UPC-E モード UPC-E0 と UPC-E1 の読取りを設定することができます 初期値 = UPC-E0 有効、UPC-E1 無効 .H063$ UPC-E0 の読取り 無効 UPC-E1 の読取り 無効 .H064$ UPC-E0 の読取り 有効 UPC-E1 の読取り...
  • Page 116: Upc-E チェックデジットの送信

    UPC-E チェックデジットの送信 UPC-E のチェックデジットの送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .H009$ UPC-E チェックデジット 送信する .H010$ UPC-E チェックデジット 送信しない UPC-E 先頭文字の送信 バーコードデータの始まりの文字(ナンバーシステム)の送信を設定することができます。 初期値 = 送信する .H009$ UPC-E 先頭文字 送信する .H010$ UPC-E 先頭文字 送信しない UPC-E を UPC-A に拡張 拡張するが選択されている場合、スキャナは 8 桁の UPC-E バーコードに 4 つの”0”を追加して、12 桁の UPC-A バーコードとして出力します。...
  • Page 117: Upc-E アドオンコードの要求

    UPC-E アドオンコードの要求 アドオンコードを要求する場合、 スキャナはアドンオンコードが隣接していない UPC-E を読取りません。 アドオンコードを要求する場合、UPC-E アドオンコード(118 ページ)の 2 桁または 5 桁アドオンのど ちらかは必ず有効に設定されている必要があります。 初期値 = 要求しない .H055$ UPC-E アドオンコードを要求しない .H056$ UPC-E アドオンコードを要求する UPC-E コード間スペース コード間スペースを挿入する場合、スキャナは UPC-E のデータとアドオンコードのデータの間に半角ス ペースを追加して送信します。 初期値 = 挿入しない .H047$ UPC-E コード間スペース 挿入する .H048$ UPC-E コード間スペース 挿入しない - 117 -...
  • Page 118: Upc-E アドオンコード

    UPC-E アドオンコード UPC-E に隣接する 2 桁または 5 桁のアドオンコードの読取りを設定することができます。 初期値 = 2 桁アドオンコード無効 .H039$ UPC-E 2 桁アドオンコード有効 .H040$ UPC-E 2 桁アドオンコード無効 初期値 = 5 桁アドオンコード無効 .H037$ UPC-E 5 桁アドオンコード有効 .H038$ UPC-E 5 桁アドオンコード無効 - 118 -...
  • Page 119: Code 93

    Code 93 Code 93 の読取り Code 93 の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .C010$ Code 93 の読取り 有効 .C011$ Code 93 の読取り 無効 Code 93 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された Code 93 を読取ります。最小値と最 大値が同じ値に設定された場合、 スキャナはその値の文字数で構成された Code 93 のみを読み取ります。 最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値...
  • Page 120: Code 128

    Code 128 Code 128 の読取り Code 128 の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .J010$ Code 128 の読取り 有効 .J011$ Code 128 の読取り 無効 Code 128 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された Code 128 を読取ります。最小値と 最大値が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された Code 128 のみを読み取り ます。最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値...
  • Page 121: Gs1-128

    GS1-128 GS1-128 の読取り GS1-128 の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .M001$ GS1-128 の読取り 有効 .M002$ GS1-128 の読取り 無効 GS1-128 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された GS1-128 を読取ります。最小値と最 大値が同じ値に設定された場合、 スキャナはその値の文字数で構成された GS1-128 のみを読み取ります。 最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=5 文字、最大=48 文字 .M019$ GS1-128 最小文字数 .M020$ GS1-128 最大文字数...
  • Page 122: Gs1-128 コード Id の送信

    GS1-128 コード ID の送信 コード ID を送信する場合、バーコードデータの接頭辞として]C1 が追加されます。 初期値 = 送信しない .M003$ GS1-128 コード ID を送信する .M004$ GS1-128 コード ID を送信しない GS1-128 FNC1 文字の送信 FNC1 を送信する場合、 GS1-128 の 2 文字目以降に配置された FNC1 を任意の文字として送信します。 送信される任意の文字は GS1-128 FNC1 文字の定義(122 ページ)によって再定義することができま す。 初期値 = 送信しない .M005$ GS1-128 FNC1 文字を送信する...
  • Page 123: Gs1 Databar 標準型&標準二層型

    GS1 Databar 標準型&標準二層型 GS1 Datbar 標準型 =GS1 Databar オムニディレクショナル GS1 Datbar 標準二層型=GS1 Databar オムニディレクショナル・スタック 標準型 標準二層型 (01)20012345678909 (01)98765432109879 GS1 Databar 標準型&二層型の読取り GS1 Databar 標準型&二層型の読取りを設定することができます。この設定は、GS1 Databar 二層型の 読取り(123 ページ)より優先されます。 初期値 = 無効 .N032$ GS1 Databar 標準型&二層型の読取り 有効 .N033$ GS1 Databar 標準型&二層型の読取り 無効 GS1 Databar 標準二層型の読取り...
  • Page 124: Gs1 Databar 標準型&二層型 Ai の送信

    GS1 Databar 標準型&二層型 AI の送信 AI を送信する場合、スキャンはデータの先頭に”01”を追加して送信します。 初期値 = 送信しない .N036$ GS1 Databar 標準型&二層型の AI を送信する .N037$ GS1 Databar 標準型&二層型の AI を送信しない GS1 Databar 標準型&二層型チェックデジットの送信 GS1 Databar 標準型&二層型のチェックデジットの送信を設定することができます。 初期値 = 送信しない .N034$ GS1 Databar 標準型&二層型のチェックデジット 送信する .N035$ GS1 Databar 標準型&二層型のチェックデジット 送信しない...
  • Page 125: Gs1 Databar 限定型

    GS1 Databar 限定型 GS1 Datbar 限定型=GS1 Databar リミテッド 限定型 (01)00098765432105 GS1 Databar 限定型の読取り GS1 Databar 限定型の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .N010$ GS1 Databar 限定型の読取り 有効 .N011$ GS1 Databar 限定型の読取り 無効 GS1 Databar 限定型 AI の送信 AI を送信する場合、スキャンはデータの先頭に”01”を追加して送信します。 初期値 = 送信しない .N024$ GS1 Databar 限定型の...
  • Page 126: Gs1 Databar 限定型チェックデジットの送信

    GS1 Databar 限定型チェックデジットの送信 GS1 Databar 限定型のチェックデジットの送信を設定することができます。 初期値 = 送信しない .N012$ GS1 Databar 限定型のチェックデジット 送信する .N013$ GS1 Databar 限定型のチェックデジット 送信しない - 126 -...
  • Page 127: Gs1 Databar 拡張型&拡張多層型

    GS1 Databar 拡張型&拡張多層型 GS1 Databar 拡張型 =GS1 Databar エクスパンデッド GS1 Databar 拡張多層型=GS1 Databar エクスパンデッド・スタック 拡張型 拡張多層型 (01)12345678901231(10)999 (01)12345678901231(17)191231 (10)ZZZ9999 GS1 Databar 拡張型&拡張多層型の読取り GS1 Databar 拡張型&拡張多層型の読取りを設定することができます。の設定は、GS1 Databar 拡張多 層型の読取り(127 ページ)より優先されます。 初期値 = 無効 .N026$ GS1 Databar 拡張型&拡張多層型の読取り 有効 .N027$ GS1 Databar 拡張型&拡張多層型の読取り 無効 GS1 Databar 拡張多層型の読取り...
  • Page 128: Gs1 Databar 拡張型&拡張多層型読取り文字数

    GS1 Databar 拡張型&拡張多層型読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された GS1 Databar 拡張型&拡張多層型 を読取ります。 最小値と最大値が同じ値に設定された場合、 スキャナはその値の文字数で構成された GS1 Databar 拡張型&拡張多層型のみを読み取ります。最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、01~99です。設定される値は、常に 2 桁の数値で表します。設定したい値が「4」の ような 2 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「04」のように設定してください。 初期値 = 最小=11 文字、最大=74 文字 .N030$ GS1 Databar 拡張型&拡張多層型 最小文字数 .N031$ GS1 Databar 拡張型&拡張多層型 最大文字数 【設定手順】 GS1 Databar 拡張型&拡張多層型最小文字数を読取ります。 フル ASCII テーブルの数字バーコード(144 ページ)を使用して設定したい値を読取ります。...
  • Page 129: 次元シンボルの設定

    5.9. 2 次元シンボルの設定 全 2 次元シンボルの読取り 次のバーコードを読み取り、スキャナがサポートするすべての 2 次元シンボルを一度に有効化または無効化 することができます。 初期値 = 未定義 .G038$ 全 2 次元シンボルの読取り 有効化 .G037$ 全 2 次元シンボルの読取り 無効化 - 129 -...
  • Page 130: Qr コード

    QR コード 連結(分割)QR コードおよび GS1 QR コードの読取りはサポートしておりません。 QR コードの読取り QR コードの読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .G025$ QR コードの読取り 有効 .G026$ QR コードの読取り 無効 QR コード読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された QR コードを読取ります。最小値と最 大値が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された QR コードのみを読み取りま す。最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、0001~4000 です。設定される値は、常に 4 桁の数値で表します。設定したい値が 「4」のような 4 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「0004」のように設定してください。 初期値 = 最小=1 文字、最大=4000 文字 .G029$ QR コード...
  • Page 131: マイクロ Qr コード

    マイクロ QR コード マイクロ QR コードの読取り マイクロ QR コードの読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .G027$ マイクロ QR コードの読取り 有効 .G028$ マイクロ QR コードの読取り 無効 マイクロ QR コード読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成されたマイクロ QR コードを読取ります。最 小値と最大値が同じ値に設定された場合、 スキャナはその値の文字数で構成されたマイクロ QR コードの みを読み取ります。最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、0001~0035 です。設定される値は、常に 4 桁の数値で表します。設定したい値が 「4」のような 4 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「0004」のように設定してください。 初期値...
  • Page 132: Pdf417

    PDF417 PDF417 の読取り PDF417 の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .G021$ PDF417 の読取り 有効 .G022$ PDF417 の読取り 無効 PDF417 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された PDF417 を読取ります。最小値と最 大値が同じ値に設定された場合、 スキャナはその値の文字数で構成された PDF417 のみを読み取ります。 最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、0001~2750 です。設定される値は、常に 4 桁の数値で表します。設定したい値が 「4」のような 4 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「0004」のように設定してください。 初期値 = 最小=1 文字、最大=2750 文字 .G023$ PDF417 最小文字数...
  • Page 133: Data Matrix

    Data Matrix Data Matrix の読取り Data Matrix の読取りを設定することができます。 初期値 = 有効 .G031$ Data Matrix の読取り 有効 .G032$ Data Matrix の読取り 無効 Data Matrix 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された Data Matrix を読取ります。最小値 と最大値が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された Data Matrix のみを読み 取ります。最小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、0001~3116 です。設定される値は、常に 4 桁の数値で表します。設定したい値が 「4」のような 4 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「0004」のように設定してください。 初期値...
  • Page 134: Aztec

    Aztec Aztec の読取り Aztec の読取りを設定することができます。 初期値 = 無効 .G055$ Aztec の読取り 有効 .G056$ Aztec の読取り 無効 Aztec 読取り文字数 スキャナは、最小値以上、最大値以下の範囲の文字数で構成された Aztec を読取ります。最小値と最大 値が同じ値に設定された場合、スキャナはその値の文字数で構成された Aztec のみを読み取ります。最 小値は最大値を超えて設定することはできません。 設定有効範囲は、0001~3832 です。設定される値は、常に 4 桁の数値で表します。設定したい値が 「4」のような 4 桁に満たない値の場合は、先頭をゼロで埋め、 「0004」のように設定してください。 初期値 = 最小=1 文字、最大=3832 文字 .G057$ Aztec 最小文字数 .G058$ Aztec 最大文字数...
  • Page 135: フル Ascii テーブル

    6. フル ASCII テーブル 6.1. 制御文字 - 135 -...
  • Page 136 フル ASCII テーブル ー 制御文字(続き) - 136 -...
  • Page 137 フル ASCII テーブル ー 制御文字(続き) - 137 -...
  • Page 138: 大文字英字

    6.2. 大文字英字 - 138 -...
  • Page 139 フル ASCII テーブル ー 大文字英字(続き) - 139 -...
  • Page 140 フル ASCII テーブル ー 大文字英字(続き) - 140 -...
  • Page 141: 小文字英字

    6.3. 小文字英字 - 141 -...
  • Page 142 フル ASCII テーブル ー 小文字英字(続き) - 142 -...
  • Page 143 フル ASCII テーブル ー 小文字英字(続き) - 143 -...
  • Page 144: 数字

    6.4. 数字 - 144 -...
  • Page 145: 記号

    6.5. 記号 記号を正しく出力するには、キーボードレイアウト(44 ページ)が適切に設定されている必要があります。 空白(半角スペース) “ & ʻ - 145 -...
  • Page 146 フル ASCII テーブル ー 記号(続き) < > - 146 -...
  • Page 147 フル ASCII テーブル ー 記号(続き) \ (¥) - 147 -...
  • Page 148: Windows 機能キー

    6.6. Windows 機能キー Windows 機能キーは、通信インターフェース(26 ページ)の BT HID または USB HID によって、スキャ ナと Windows ホストが接続されている場合に使用できます。 修飾キー (Ctrl、 Alt、 Shift、 Windows キー) を使用したキーの同時押しを実現するには Make キーと Break キーを使用します。Make は、キーを押し下げたままにします(ホールド) 。Break は、押し下げたままのキ ーを解放します(リリース) 。Make を使用する場合、必ず同じキーの Break を使用して解放してください。 Break で解放されないキーは押しっぱなしの状態になります。 例えば、 「Ctrl + Alt + Shift」の同時押しを設定する場合は、以下の順でキーを読み取ります。 Ctrl(左)Make→Alt(左)Make→Shift(左)Make→Shift(左)Break→Alt(左)Break→Ctrl(左)Break 例えば「Ctrl + A(全選択)...
  • Page 149 フル ASCII テーブル ー Windows 機能キー(続き) Home → ← ↑ ↓ - 149 -...
  • Page 150 フル ASCII テーブル ー Windows 機能キー(続き) Page Up Page Down Back Tab Enter Back Space Insert $T%K Delete $T+D Enter(テンキーパッド) $T+O アプリケーションキー - 150 -...
  • Page 151 フル ASCII テーブル ー Windows 機能キー(続き) $T%L Alt (左) Make $T%M Alt (左) Break $T%N Shift (左) Make $T%O Shift (左) Break $T%W Ctrl (左) Make $T+A Ctrl (左) Break $T+K Win (左) Make $T+L Win (左) Break $T+E Alt (右) Make $T+F Alt (右) Break $T+I...
  • Page 152 フル ASCII テーブル ー Windows 機能キー(続き) $T+J Shift (右) Break $T+G Ctrl (右) Make $T+H Ctrl (右) Break $T+M Win (右) Make $T+N Win (右) Break - 152 -...
  • Page 153: 標準設定値一覧

    7. 標準設定値一覧 パラメータ 初期値 掲載ページ インターフェース設定 通信インターフェース BT HID デバイス名の変更 Wireless Scanner BT SPP パスコード 1234 ターミネーター ユーザー定義のターミネーター バーコード長 送信しない プリフィックス 未定義 サフィックス 未定義 コード ID 送信しない ユーザー定義 ID 未定義 ブロック間遅延 遅延無し 文字間遅延 遅延無し キーボーレイアウト 英語(米国) Caps Lock モード Caps Lock オフ テンキーモード...
  • Page 154 設定バーコードの読取り 有効 ビープ音の音程 高音 ビープモード 標準 自動電源オフ 3 分 00 秒 反転 1 次元バーコード 標準 1 次元バーコードのみ 反転 2 次元バーコード 標準 2 次元バーコードのみ 全シンボルの読取り 未定義 1 次元シンボルの設定 全 1 次元シンボルの読取り 未定義 Code 39 読取り 有効 チェックデジット 検査しない 読取り文字数 最小=1 文字、最大=48 文字 スタート・ストップキャラクタの送信...
  • Page 155 チェックデジット 検査しない 読取り文字数 最小=6 文字、最大=48 文字 Matrix 2 of 5 読取り 無効 チェックデジット 検査しない 読取り文字数 最小=6 文字、最大=48 文字 Code 2 of 5(Standard 2 of 5、Industrial 2 of 5、Discrete 2 of 5) 読取り 無効 チェックデジット 検査しない 読取り文字数 最小=6 文字、最大=48 文字 Code 11 読取り...
  • Page 156 UPC-A 読取り 有効 チェックデジットの送信 送信する 先頭文字の送信 送信する UPC-A を JAN-13 に拡張 拡張しない アドオンコードの要求 要求しない コード間スペース 挿入しない アドオンコード 2 桁=無効、5 桁=無効 JAN-8(短縮型 8 桁 JAN コード) 読取り 有効 チェックデジットの送信 送信する 先頭文字の送信 送信する JAN-8 を JAN-13 に拡張 拡張しない アドオンコードの要求 要求しない コード間スペース 挿入しない アドオンコード...
  • Page 157 限定型の読取り 無効 AI の送信 送信しない チェックデジットの送信 送信しない GS1 Databar 拡張型&拡張多層型 拡張型&拡張多層型の読取り 無効 拡張多層型の読取り 有効 読取り文字数 最小=11 文字、最大=74 文字 2 次元シンボルの設定 全 2 次元シンボルの読取り 未定義 QR コード 読取り 有効 読取り文字数 最小=1 文字、最大=4,000 文字 マイクロ QR コード 読取り 有効 読取り文字数 最小=1 文字、最大=35 文字 PDF417 読取り...
  • Page 158: Windows との接続例

    8. Windows との接続例 8.1. はじめに ● 全ての Windows 機器との接続および動作を保証するものではございません。 ● タブレット型機器などで頻繁に通信が切断される現象が確認されております。こういった場合は、接続先 ホストの Bluetooth や OS の省電力機能をご確認ください。 ● 本書に掲載されている手順は標準的な Windows 10 での操作手順です。サードパーティー製のソフトウ ェアなどから設定する必要がある場合は、そのドキュメントに従ってください。 ● 本書内の内容は、Windows 10 Pro(バージョン 1909、OS ビルド 18363.476)とアイオーデータ社 製アダプタ「USB-BT40LE」にて確認しております。 ● OS のバージョンによっては画面の構成が異なる場合がありますが、接続の大まかな手順は同じです。 ● 本書の操作を行う前に 2 時間以上の充電を行ってください。 ● 本書の操作はスキャナを充電しながら行うことをお勧めいたします。 操作方法は、次のマイクロソフトの公式サポートページもご覧下さい。 https://support.microsoft.com/ja-jp/help/15290/windows-connect-bluetooth-device 8.2.
  • Page 159: Bt Spp での接続例

    、通信接続中は[接続済み] と表示されます。 8.3. BT SPP での接続例 日本独自の文字(かな、カナ、半角カナ、漢字、その他全角文字) を出力するには BT SPP または USB SPP での接続が必要です。 BT SPP の使用には、ミドルウェアの設定と使用が必須です。ミドルウェアは、当社が用意している [RSWedge™ Unitech 版(以下、RSWedge)]をご利用いただくか、お客様がご自身でご用意ください。 本書では、[RSWedge]を使用した接続例を示します。 [RSWedge]は以下のフォームより申請していただき、インストールして実行します。 http://www.unitech-japan.co.jp/rswedge.html ※ Windows 10 と BT SPP で接続する場合、通信問題が発生し易い傾向にあります(Windows 7 以前の OS ではほとんど発生を確認できません) 。Windows 10 と BT SPP を組み合わせて使用する場合、十分な事...
  • Page 160 Windows との接続例 ― BT SPP での接続例(続き) スキャナのトリガーボタンを長押しして電源オンにし、以下のバーコードを順に読み取ってスキャナを Bluetooth による検出可能な状態にします。 .A001$ 1. 工場出荷デフォルト .E031$ 2. 通信切断 .E042$ 3. BT SPP Windows の[スタート] >[設定] >[デバイス] >[Bluetooth とその他のデバイス] の順にク リックし、Bluetooth がオフの場合はオンにします。 以前の接続情報が残っているとペアリングができません。[その他のデバイス]に[ペアリング済み]の [Wireless Scanner] が表示されている場合は、次の手順を行う前にデバイスの 削除を行ってください。 [Bluetooth またはその他のデバイスを追加する] をクリックします。 [デバイスを追加する]画面で、[Bluetooth] をクリックします。 スキャナの電源が入っていて、未接続状態(緑 LED ランプ点滅)であれば、暫くすると画面に[Wireless Scanner] が表示されます。[Wireless Scanner]をクリックし、ペアリングを...
  • Page 161 Windows との接続例 ― BT SPP での接続例(続き) 11. [着信]と[発信]の2つの COM ポートのうち、[発信]ポートの COM 番号(名前に ʻSPP Devʼ が表示され ている側)を確認します。 12. [RSWedge]をインストールし実行します。 13. [通信設定]>[ポート]に、[発信]ポートの COM 番号を選択します。[通信設定]のその他の設定値は初期値 から変更する必要はありません。 14. 右上にある[開始]ボタンをクリックします。スキャナからのデータ受信が可能になると、 [中止]ボタン以 外は非アクティブの状態になり、スキャナは「ピッピッ」と 2 回鳴動して接続されたことを示します。 15. 任意のバーコードまたは QR コードなどを読み取ります。読取ったデータが、[入力コード(16 進表示)] 下部に「xXX xXX...」のような表記で表示され、また[出力文字列(文字表示)]には実際に人間が読取れ る形で文字列が表示されます。 [16 進表示]および[文字表示]の両方にデータが同時には入らない場合は、COM 番号が間違っているかス ※...
  • Page 162: Usb Hid での接続例

    Windows との接続例 ― BT SPP での接続例(続き) 17. 以降、RSWedge を使用する場合は、[開始]ボタンを押してスキャナからのデータ受信が可能状態にして いただき、入力したいソフトウェアにカーソルを合わせてからバーコードをスキャンしてください。 RSWedge が起動していない場合や[開始]されていない場合は、バーコードを読み取ってもデータは反映 されませんのでご注意ください。 データがうまく受信出来なくなった場合はホスト PC を再起動し、 RSWedge の実行から開始してくださ い。 8.4. USB HID での接続例 USB HID で接続されているスキャナは、 日本独自の文字(かな、カナ、半角カナ、漢字、その他全角文字) を正しく出力することはできません。これらの文字の読出しが必要な場合は、BT SPP、USB VCP またはバ ッチモードでの操作をご検討ください。 1. スキャナのトリガーボタンを長押しして電源オンにし、以下のバーコードを順に読み取ってスキャナを USB HID 接続方式に切り替えます。USB HID に変更すると、スキャナは、Bluetooth の電波送出を停 止します。...
  • Page 163: Usb Vcp での接続例

    8.5. USB VCP での接続例 日本独自の文字(かな、カナ、半角カナ、漢字、その他全角文字) を出力するには BT SPP または USB SPP での接続が必要です。 USB VCP の使用には、専用ドライバのインストールとミドルウェアの設定と使用が必須です。ミドルウェア は、当社が用意している[RSWedge™ Unitech 版(以下、RSWedge)]をご利用いただくか、お客様がご 自身でご用意ください。 本書では、[RSWedge]を使用した接続例を示します。 [RSWedge]は以下のフォームより申請していただき、インストールして実行します。 http://www.unitech-japan.co.jp/rswedge.html スキャナのトリガーボタンを長押しして電源オンにし、以下のバーコードを順に読み取ってスキャナを USB VCP 接続方式に切り替えます。USB VCP に変更すると、スキャナは、Bluetooth の電波送出を停 止します。また、USB VCP 変更後は、ドライバをインストールし、ミドルウェアを設定するまでデータ は出力できません。 .A001$ 1. 工場出荷デフォルト .C006$ 2. USB VCP 製品付属のマイクロ...
  • Page 164 Windows での接続例 ― USB VCP での接続例(続き) デバイスマネージャーの[ポート(COM と LPT)]に[USB シリアルデバイス (COM 番号)]が表示されて いる場合、 または[ほかのデバイス]に[USB シリアル デバイス]や[USBSerial]と表示されている場合は、 次の手順に沿ってドライバをインストールしてください。 以下のリンクより、[MS925 仮想 COM ドライバ.zip]をダウンロードします。 https://jp.ute.com/pdf_download.php?id=10070 注意! Internet Explorer でダウンロードを行うとファイル名が文字化けしますので注意してください。以 下のマイクロソフトのサポートページを参考にして[互換表示設定]に[ute.com]を追加してからダ ウンロードしてください。 https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17472/windows-internet-explorer-11-fix-site- display-problems-compatibility-v ダウンロードした[MS925 仮想 COM ドライバ.zip]を右クリックして[すべて展開]します。展開された フォルダ内には 4 つのファイルが存在します。 [atm6124_cdc.inf]を右クリックし、続けて[インストール]をクリックします。 [セキュリティの警告]ダイアログが表示された場合は、[開く]で続行します。 - 164 -...
  • Page 165 Windows での接続例 ― USB VCP での接続例(続き) インストールの許可を求めるダイアログが表示されたら[インストール]をクリックして続行します。 10. [OK]をクリックして終了します。 11. デバイスマネージャーに表示されている[USB シリアルデバイス]または[USBSerial]を右クリックし、 続けて[ドライバーの更新]をクリックします。 12. [コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索]をクリックします。 13. [コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します]をクリックします。 14. [互換性のあるハードウェアを表示]のチェックボックスをオフにします。 15. 左側のリストから[ATMEL Corp.]を選択し、右側のリストから[AT91 USB to Serial Converter]を 選択し、[次へ]をクリックします。 16. ドライバーの更新警告が表示される場合は、[はい]をクリックして続行します。 - 165 -...
  • Page 166 Windows での接続例 ― USB VCP での接続例(続き) 17. [閉じる]をクリックしてドライバの更新を終了します。 18. [RSWedge]をインストールし実行します。 19. [通信設定]>[ポート]に、[AT91 USB to Serial Converter (COM 番号)]の COM 番号を選択します。 [通信設定]のその他の設定値は初期値から変更する必要はありません。 20. 右上にある[開始]ボタンをクリックします。スキャナからのデータ受信が可能になると、[中止]ボタン以 外は非アクティブの状態になります。 21. 任意のバーコードまたは QR コードなどを読み取ります。読取ったデータが、[入力コード(16 進表示)] 下部に「xXX xXX...」のような表記で表示され、また[出力文字列(文字表示)]には実際に人間が読取れ る形で文字列が表示されます。 [16 進表示]および[文字表示]の両方にデータが同時には入らない場合は、COM 番号が間違っているかス ※ キャナの設定が間違っていますので再設定してください。 ※ 文字表示側の文字列が文字化けしている場合は、[中止]ボタンを押してスキャナからのデータ受信を中止 し、[UTF8→SJIS 変換]を[なし]から[あり]に変更し、再び[開始]ボタンを押してデータ受信を確認してく ださい。...
  • Page 167 Windows での接続例 ― USB VCP での接続例(続き) 23. 以降、RSWedge を使用する場合は、[開始]ボタンを押してスキャナからのデータ受信が可能状態にして いただき、入力したいソフトウェアにカーソルを合わせてからバーコードをスキャンしてください。 RSWedge が起動していない場合や[開始]されていない場合は、バーコードを読み取ってもデータは反映 されませんのでご注意ください。 データがうまく受信出来なくなった場合はホスト PC を再起動し、 RSWedge の実行から開始してくださ い。 - 167 -...
  • Page 168: Android との接続例

    9. Android との接続例 9.1. はじめに ● 本書は、Android 9 での操作方法をベースに記述されています。 ● すべての Android 機器との接続および動作を保証するものではございません。接続する Android 機器に よっては、正常に動作しない場合がございますので、ご使用前にデモ機等を使用して、十分な事前テスト を行っていただくことをお勧めいたします。 ● 本書に掲載されている手順は標準的な Android OS での操作手順です。市販の Android スマートフォン などは、 メーカー独自にカスタマイズされている可能性があり、 本書の操作手順と異なる場合があります。 市販スマートフォン、タブレットなどの操作については、当社ではサポートできない場合があります。 ● 市販のソフトウェアとの連携方法については、そのソフトウェアの販売・製造元へお問い合わせ下さい。 ● 本書の操作を行う前に 2 時間以上の充電を行ってください。 ● 本書の操作はスキャナを充電しながら行うことをお勧めいたします。 9.2. BT HID での接続例(標準の接続方法) 日本独自の文字(かな、カナ、半角カナ、漢字、その他全角文字)...
  • Page 169 Android – BT HID での接続例(続き) [設定]> [接続済みの端末]>[接続の設定]>[Bluetooth]に進み、 Bluetooth が OFF の場合は ON にします。 [新しいデバイスとペア設定する]をタッチし、[使用可能なデバイス]に [Wireless Scanner]が表示 されるまで待機します。 [Wireless Scanner]をタッチ>[連絡先と通話履歴へのアクセスを許可する]をチェック>[ペア設 定する]をタッチします。 接続が完了するとスキャナが「ピッピッ」と 2 回鳴動し、接続したことを示します。 [設定]> [接 続済みの端末]の[現在接続されている端末]に [Wireless Scanner]がリストされます。 [設定]> [システム]> [言語と入力]>[物理キーボード]>[キーボードアシスタント]>[仮想キ ーボードの表示]を有効化します。この設定が無効の場合は、スキャナ接続中は画面キーボードが表示さ れなくなります。 スキャナが読み取ったバーコードのデータは、Android の画面キーボードが日本語入力の場合、正しく 出力されません。 バーコードデータを正しく表示するには、 画面キーボードを数字入力または英語入力 (ロ ーマ字入力ではありません)に変更する必要があります。 お勧めは、google が製作・公開している「gboard」です。こちらのキーボードは英語入力、日本語入...
  • Page 170: Bt Spp での接続例

    9.3. BT SPP での接続例 日本独自の文字(かな、カナ、半角カナ、漢字、その他全角文字) を出力するには BT SPP での接続と、スキ ャナからのデータを受信するためのアプリが必要です。 受信用のアプリを弊社ではご用意しておりませんので、 お客様ご自身でご用意ください。 スキャナのトリガーボタンを長押しして電源オンにし、以下のバーコードを順に読み取ってスキャナを Bluetooth による検出可能な状態にします。 .A001$ 1. 工場出荷デフォルト .E031$ 2. 通信切断 .E042$ 3. BT SPP 以前の接続情報が残っていると接続ができません。 [設定]> [接続済みの端末]に進み、 [現在接続さ れている端末]に[Wireless Scanner]がリストされている場合は、[Wireless Scanner]をタッチして [削除]>[このデバイスとのペア設定を解除]してください。 [設定]> [接続済みの端末]>[接続の設定]>[Bluetooth]に進み、 Bluetooth が OFF の場合は ON にします。...
  • Page 171: Ios(Iphone や Ipad など)との接続例

    10. iOS(iPhone や iPad など)との接続例 10.1. はじめに ● 本書は、iOS 13 での操作方法をベースに記述されています。 ● すべての iOS 機器との接続および動作を保証するものではございません。 接続する iOS 機器によっては、 正常に動作しない場合がございますので、ご使用前にデモ機等を使用して、十分な事前テストを行ってい ただくことをお勧めいたします。 ● iPhone や iPad などの詳細な操作情報については当社ではサポートできない場合があります。 ● 市販のソフトウェアとの連携方法については、そのソフトウェアの販売・製造元へお問い合わせ下さい。 ● 本書の操作を行う前に 2 時間以上の充電を行ってください。 ● 本書の操作はスキャナを充電しながら行うことをお勧めいたします。 日本独自の文字(かな、カナ、半角カナ、 ● iOS 機器への接続は BT HID のみ可能です。BT HID 接続では 漢字、その他全角文字)...
  • Page 172 iOS – BT HID での接続(続き) スキャナの電源が入っていて、未接続状態(緑 LED ランプ点滅)であれば、暫くすると[その他のデバイ ス]に[Wireless Scanner]が表示されます。 [Wireless Scanner]をタッチします。 接続が完了するとスキャナが「ピッピッ」と 2 回鳴動し、接続したことを示します。画面の表示は[自分 のデバイス]に[Wireless Scanner]が[接続済み]となります。 以降、 [自分のデバイス]に表示されている Wireless Scanner の表示は、 スキャナと接続中は[接続済み]、 切断中は[未接続]と表示されます。 スキャナとの接続中に、スキャナ本体の機能ボタン(LED ランプ上の長方形のボタン)を押すことで、画 面キーボードの表示と非表示を相互に切り替えることができます。 スキャナからのバーコードデータを正しく受信し表示するには、画面キーボードを[English(Japan)]ま たは[English(US)]キーボードに変更する必要があります。 [設定]> [一般]>[キーボード]>[キ ーボード]に[英語 (日本)]または[英語 (アメリカ)]がない場合は、 [新しいキーボードを追加]からいずれか のキーボードを追加してください。 Google や yahoo の検索ボックスのような、画面キーボードによる文字の入力ができる場所をタッチし てカーソルを合わせます。スキャナ本体の[機能ボタン]をクリックし画面キーボードを表示させます。画...
  • Page 173: テストバーコード

    11. テストバーコード Code 39(チェックデジット付き) UNITECHE Code 39(フル ASCII) フル ASCII 有効 : _abc012 フル ASCII 無効 : %O+A+B+C012 Code 128 Unitech128 GS1-128 (01)1234567890128(30)12(17)191231 UPC-A 012345678905 UPC-E0 01234565 GS1 系バーコードの括弧の出力には対応しておりません。 - 173 -...
  • Page 174 テストバーコード(続き) JAN-13 4912345678904 JAN-13(先頭 0) 0123456789012 JAN-8 49123456 JAN-13(5 桁アドオン) 4912345678904 12345 JAN-13(2 桁アドオン) 4912345678904 12 Codabar(チェックデジット付き) A22357000599877A - 174 -...
  • Page 175 テストバーコード(続き) Interleaved 2 of 5(チェックデジット付き) 12345678901231 GS1 Databar 標準型 (01)45512345678903 GS1 Databar 標準二層型 (01)45598706543219 GS1 Databar 限定型 (01)04512345678906 GS1 Databar 限定型(台紙が黒) (01)04512345678906 ※ このバーコードはバーが白でスペースが黒の反 転バーコードではありません。これは、バーは 黒でスペースは白の標準バーコードの左右に空 白(クワイエットゾーン)を加えたバーコード です。GS1 Databar の反転は規格外です。 GS1 Databar 拡張型 (01)95012345678903(3103)000123 GS1 系バーコードの括弧の出力には対応しておりません。 - 175 -...
  • Page 176 テストバーコード(続き) GS1 Databar 拡張多層型 (01)95012345678903(17)191231 PDF417 PDF417 SAMPL CODE 123 Data Matrix Data Matrix Sample Code Regular Data Matrix(反転) Data Matrix Sample Code Reverse QR コード QR Code Sample Normal http://jp.ute.com ※ 文字列が正しく表示されない場合はキーボード レイアウト(44 ページ)を見直してください。 GS1 系バーコードの括弧の出力には対応しておりません。 複数に分割された QR コードの読取りには対応していません。 - 176 -...
  • Page 177 テストバーコード(続き) QR コード(反転) QR Code Sample Reverse http://jp.ute.com ※ 文字列が正しく表示されない場合はキーボード レイアウト(44 ページ)を見直してください。 マイクロ QR コード Micro QR Code Aztec コード Aztec Code Sample Code 複数に分割された QR コードの読取りには対応していません。 - 177 -...

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