CAMP KINETIC Manual page 95

Set ferrata
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Ÿ カラビナを閉じるときに、ゲート [8] がフレーム [7] に向かってもどらない。点検時には、ば
ねの作用を通常にもどすためにゲート [8] をゆっくりと放してください。
Ÿ ゲートのロックの機能が正しくなく、不完全である。中途半端にしかロックできないカラビ
ナは使用してはいけません。自動ロックになっている場合は、誰の助けも借りずにロックさ
れる必要があります。悪環境(泥、砂、ペンキ、汚水など)のもとでは、自動ロックは完全
に機能しない場合があります。
欠陥の1つが見受けられる場合、クリーニングした後に、ゲート機構にシリコン系潤滑剤を施し
てください。(注記)海の近くで使用した場合は常に使用後にクリーニングと潤滑をおこなう
ことを推奨します。潤滑を施した後も欠陥がなくならない場合、カラビナの使用を禁止してく
ださい。
定期点検
使用の前後で目で見ておこなう通常の点検に加えて、本製品は製品の最初の使用日から少なく
とも12か月ごとに、十分な知識を持つ人によって点検される必要があります。この日付と次の
点検の日付の記録は、製品のライフシートに記録される必要があります。点検や製品の寿命に
ついての資料を保管してください。製品の規格認証が読み取れることを確認してください。
次のような欠陥がある場合、ボルトルートセット の使用を禁止してください。
Ÿ 支持するスリングに切れた部分や焦げた部分がある場合
Ÿ 縫合部に切れた部分や焦げた部分がある場合
Ÿ エネルギーアブゾーバーが使用された場合 [1] (図9)
次のような欠陥がある場合、カラビナ の使用を禁止してください。
Ÿ スチール製表面の状態が腐食によって深刻に変化している場合(サンドペーパーで軽くこ
すっても消えない)
Ÿ カラビナのゲート [8] のリベットがゆるんでいたり、外に出ている場合
Ÿ ゲート [8] がカラビナのフレーム [7] に正しく引っかからない場合
Ÿ ゲート回転軸がゆるんでいたり、外に出ている場合 [10]
Ÿ フレーム [7] に、へこみや切込みなどカラビナの断面面積を1 mm 以上も減少させる原因となる
摩耗が一般的に見られる場合
Ÿ ゲート回転軸 [10] の部分に亀裂がある場合
製品またはその構成部分に消耗や欠陥が見受けられる場合、あるいはその疑いがある場合、製
品を交換する必要があります。安全システムを構成する要素は落下時に損傷を受けた可能性が
ありますので、使用する前に点検する必要があります。深刻な落下時に使用されていた製品は、
肉眼では見えない構造的損傷を受けた可能性がありますので、すべて交換される必要がありま
す。
製品の寿命
布製部分:製品の寿命は最初の使用時から10年です。在庫期間も考慮すると、いずれにしても
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