操作の基本原則 - Stanley AV-15 Instruction And Service Manual

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取扱説明書原文の翻訳
英語
3. 作動
3.1 操作の基本原則
重要 - 作動する前に、 28~ 30ページの安全規則と機器に付属の技術マニュアルをすべて注意深く読んでくだ
さい。
ホースと制御ケーブルの両方がAvdel® / Enerpac®油圧ポンプユニットに接続されている場合、ツールの引込みサイ
クルと戻りサイクルは、ハンドルにあるトリガーを押し下げて解放することで制御されます。
スイッチを押すと、油圧ポンプユニットのソレノイドバルブが作動し、加圧されたオイルの流れが位置決めツール
のピストンの引込み側に誘導されます。またこれにより、位置決めツールの戻り側のオイルがリザーバーに戻され
ます。
引き込みサイクル中、ピストン/コレットアセンブリはツールの後方に移動し、Oリング型のクッションによりフォ
ロワーとジョーが前方に押されます。ファスナーピンがノーズアセンブリに挿入されている場合、ジョーセットが
ピンテールに固定され、アセンブリが動作を開始します。
Avbolt®とAvdelok®XTの取付サイクルでは、最初にジョイントをクランプして固定し、次にアンビルを前方に動か
し、カラーをピンの係止溝に狭圧させます。スウェージングサイクル終了時にアンビルがジョイントに当たり、動
作が継続するとピンテールが破損します。
ピンが破損した場合、直ちにトリガースイッチを解放します。トリガースイッチが解放されると、ソレノイドが無
電圧状態になり、加圧オイルの流れが逆に作用します。
トリガーが解放されない場合、位置決めツールのピストンは、ストロークの終了位置に達するまでツールの後方に
向かって移動し続けます。引込み側の圧力は、ポンプで事前設定された「高圧」値に達するまで増加します。この
時点で、ソレノイドバルブは自動的に無電圧状態となり、位置決めツールの戻り側への加圧オイルの流れを逆方向
に設定します。
いずれの場合も、加圧オイルが位置決めツールの戻り側に流れ込み、引込み側のオイルがリザーバーに戻ります。
ピストン/コレットアセンブリを前方に動かすと、取り付けられている締付け具がアンビルから吐出されます。
トリガーを放した時点、または「高圧」値に達すると、ソレノイドバルブがオフになり、事前設定された「戻りタ
イマー」が有効になります。これにより、アイドルモードに切り替える前にポンプモーターが動作し続ける時間が
制御されます。タイマーは手動で5〜20秒に設定して、位置決めツールのピストンが常に完全に前方位置に戻るよ
うにすることができます(ポンプ操作マニュアル07900-01030、10、13ページを参照)。
ピストンが完全に前方の位置に戻ると、圧力は事前設定された低圧値(c200bar)まで上昇します。ポンプモータ
ーは、戻りタイマーが切れるまで作動し続けます。この時間が経過すると、モーターは自動的に停止し、バルブは
アイドル位置に切り替わります。その後、ソレノイドバルブが自動的に循環して、位置決めツールの引込み側と戻
り側の両方から加圧オイルをリザーバーに放出します。
これにより、設置ツールが前方位置に保持されます。この時点では、油圧システムに圧力はかかりません。
油圧ポンプユニットは、ツールトリガースイッチを押すと自動的に起動します。
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73432-02000

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