5.メンテナンス
ホットスワップMBPモジュール付のUPSのトラブルシューティング
指示
ホットスワップMBPモジュールの
スイッチ (53) をBypass位置に設
置しても、負荷に給電しません。
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ホットスワップMBPモジュールの
スイッチ (53) をNormal位置に設置
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しても、負荷に給電しません。
AC電源に故障が発生した際、負荷
に給電しません。
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故障のため、UPSが停止する場合、主電源スイッチ (27) を押して故障を排除してください。
5.2
バッテリモジュールの交換
安全注意事項
バッテリの修理はバッテリおよびその予防措置に資格取得者が行い、または監督します。 異なる型番のバッテリで交換した
場合、爆発する恐れがあります。 バッテリを交換する際には、同じ型番、同じ数量のバッテリまたはバッテリパックを交換
してください。
注意: バッテリを火中に入れないでください。 爆発の可能性があります。 本書に従い、旧バッテリを処分してください。
注意: 電解液には毒性があります。 目や皮膚に触れると、傷害を引き起こす可能性があります。バッテリの分解、または毀
損をしないでください。
注意: バッテリには感電の恐れがあり、極めて高い電流を発生する可能性があります。 バッテリを取り扱う際には、以下の
安全上の予防措置に従ってください:
a. 時計、指輪およびその他の金属物品を取り外してください。
b. 絶縁ハンドル付きの工具を使用して作業してください。
c. ゴム手袋とゴム靴を着用してください。
d. バッテリの上に工具または金属部品を置かないでください。
e. 電源端子を接続または切断する前に必ずAC入力電源を切断してください。
f. バッテリが接地していないかどうかを確認してください。 バッテリが接地している場合、接地の元を排除してください。
接地バッテリのいかなる部分と接触しても、感電を引き起こします。 インストレーション・メンテナンスの時、接地を取
り外すと、感電の発生の可能性を軽減できます(接地電源回路付の設備と遠隔バッテリ電源に適用します)。
診断
» 接続機器がホットスワップMBPモジ
ュールでなく、UPS側に接続されてい
る。
» AC電源ケーブルがホットスワップ
MBPモジュール側でなく、UPS側に接
続されている。
» UPSが停止状態である。
» UPSとホットスワップMBPモジュー
ルの間の配線は不適切です。
» ホットスワップMBPモジュールのス
イッチ(53) がBypass位置に設定され
ています。
» UPSとホットスワップMBPモジュー
ルの間の配線は不適切です。
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解決方法
UPSとホットスワップMBPモジュールの
間の配線を検査してください(第2.6節
をご参照ください)。
» UPSを起動してください。
» UPSとホットスワップMBPモジュール
の間の配線を検査してください(第2.6
節をご参照ください)。
» ホットスワップMBPモジュールのスイ
ッチ(53) をNormal位置に復帰してくだ
さい。
» UPSとホットスワップMBPモジュール
の間の配線を検査してください(第2.6
節をご参照ください)。
» UPSを停止してください。
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