Sony HDR-PJ800 Service Manual page 15

Digital hd video camera recorder
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1-1.  修理時の電源供給について
本機では,安定化電源 (8.4Vdc) からバッテリ端子に電源を供給した場合,約10秒後にシャットオフし,動作しなくなります。
これを避けるため,下記の方法を用いてください。
方法:
ACアダプタを使用する。
1-2.  VC-1022基板交換時の注意
基板交換時は,下記の点に注意してください。
仕向けデータ
補修用基板と交換する時,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて 「DESTINATION DATA WRITE」 を実行させてください。
補修用基板交換後,電源を入れると内蔵記録メディアエラーが表示される場合がありますが, 「DESTINATION  DATA  WRITE」 を実行
させると消えます。 「DESTINATION DATA WRITE」 実行しても消えない場合は,内蔵記録メディアをフォーマットしてください。
USBシリアルセーブ
補修用基板と交換する時,交換前の基板よりUSBシリアルNo.を取得してください。
データの取得はAdjust StationからAdjust Manualを起動させて 「USB SERIAL SAVE」 を実行させてください。
USBシリアルNo.およびプロダクトIDについて
本機はセット固有のID (USBシリアルNo.) と機種固有のID (プロダクトID) を書き込んだ後に出荷されています。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjust StationからAdjust Manualを起動し, 「PRODUCT ID & USB SERIAL No. INPUT」 を実行させてIDを入
力してください。
Note:  新しく プロダク トIDを入力すると, 必ずしも基板交換前のIDと同じIDになるとは限りません。 新しいIDと元のIDが違う場合にはお客様がユーザー登録さ
れているIDと相違が出てしまう可能性があります。
プロジェクター用のデータ
補修用基板と交換する時,交換前の基板より下記のデータを取得してください。
・   Fixed value ( プロジェクターの照射性能を示す値) 。
・   Serial number ( プロジェクターユニットの製造シリアル番号) 。
データの取得はAdjust StationからAdjustManualを起動させて,[DATA]タブにある[Projector Data Reference]を参照してください。
MACアドレスの更新
VC基板を交換した場合,CPUの固有番号 (MACアドレス) を取り込み直す必要があります。
補修用基板に交換後は下記の作業を実施して,CPUの固有番号 (MACアドレス) を取り込み直してください。
Note:  この操作は全ての作業を実施した後に行ってく ださい。
1.  最新版のAdjust manualをダウンロードする。
2.  ダウンロードしたAdjust manualをインストールする。
3.  ADJUSTタブにある 「Wireless LAN check」 を実行する。
これを実行せずに交換前のバックアップデータを書き戻すと,Wi-Fiモジュール内のMACアドレスとフラッシュメモリー内の
MACアドレスが不一致となり,Wi-Fi転送時にエラーとなります。
Note:  Adjust manual内のDATAタブにある, 「 ADJUSTMENT DATA BACKUP」 の機能 「LOAD AND WRITE」 は, セッ トの全てのデータを上書きします。 その
ため, 上記の操作で更新したMACア ドレスも上書きされてしまいます。
交換修理後はMACアドレスが変更されていますので,お客様に接続機器の再設定をしていただく必要があります。
そのためFlyer  of  WLAN  Reset  (Flyer  of  WLAN  Reset̲9834752[][].pdf)  をダウンロードしてプリント出力し,セットに添付して返却
してください。
HDR-PJ800/PJ810/PJ810E/PJ820/PJ820E_L2
内蔵メモリー搭載機について
補修用基板に交換後は,最初に下記の手順を実行してください。
1.  Adjust ManualのADJUSTタブにある, 「DESTINATION DATA WRITE」 を実行する。
2.  下記のスクリプトファイルを実行する。 (Fig. 1のフローチャートを参照してください)
 
・   14DdmMmcReadTestMINI̲v6.vbe
 
・   14DdmMmcMakePartition̲v6.vbe
このスクリプトファイルを実行しなかった場合,以下のような症状が発生する可能性があります。
必ず上記のスクリプトを実行してください。
・   内蔵メモリーがメディアとして認識できない
・   内蔵メモリー内に保存されている,管理ファイルの修復ができない
・   内蔵メモリーのフォーマットができない
START
セットをPCにUSB接続し, 電源を入れる
* PCはSeusEX がインストール済で,
SeusEXへの接続が可能であること
USB接続 を選択し ,
USB接続を行う
14DdmMmcReadTestMINI_v6.vbe
を実行
(数秒後)
SetOverallReadMINI OK 表示
電源を入れたまま ,
ACアダプタを抜き挿しする
処理は自動で実行される
(Blue画面)
1-3.  Wi-Fi機能の確認
Wi-Fi 機能を確認するときは以下の手順で行ってください。
用意する機器: Wi-Fi接続の可能なWindowsパソコン
1.  本機の電源を入れる。
2.  セット本体を下記のように操作する。
 
[MENU] → [カメラ・マイク] → [
 撮影補助] → [スマートフォン操作]
3.  Wi-Fi準備が完了すると以下の画面に切り替わり,Wi-Fi接続のためのパスワードが表示される。
スマートフォン操作
Wi-Fi
スマートフォンを操作して
本機にWi‑Fi接続してください
SSID DIRECT‑XXXX:HDR‑XXXX
パスワード XXXXXXXX
機器名称 HDR‑XXXX
1-11
– JAPANESE –
(約10秒後)
セットが自動的に再起動される
14DdmMMCMakePartition_v6.vbe
を実行
(数秒後)
MakePartition OK 表示
セットが自動的に再起動される
USB接続を解除し, 電源を切る
END
Fig.1

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