Shure AD4Q User Manual

Shure AD4Q User Manual

Digital quad receiver
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Table of Contents
  • 画面アイコン
  • デバイス構成メニュー
  • Ad4Dデバイス構成パラメーター
  • チャンネルメニューパラメーター
  • Rf出力設定
  • Rfチューニングバンドの設定
  • 赤外線同期
  • 周波数の手動設定
  • チャンネルスキャンとグループスキャン
  • スペクトラムマネージャーから[新しい周波数]を要求します
  • 送信モード
  • 送信機スロットに送信機を割り当てる
  • 干渉の管理
  • チャンネルクオリティメーター
  • 周波数ダイバーシティ
  • クアッドバーシティ
  • アンテナバイアス
  • Rfカスケードポート
  • ファームウェア
  • 音声設定
  • チャンネルゲインと音声出力の調整
  • トーンジェネレーター
  • ヘッドホンモニタリング
  • システムゲイン
  • ネットワーク
  • Networking Receivers
  • ネットワークブラウザ
  • ネットワークトラブルシューティング
  • デバイスIDの割り当て
  • チャンネル名の割り当て
  • 操作部のロックおよびロック解除
  • 表示画面のオプション
  • 受信機設定をユーザープリセットとして保存する
  • Irプリセットを使った送信機のプログラム
  • 暗号化
  • 冷却ファン
  • 受信機を工場出荷時設定に戻す
  • トラブルシューティング
  • ゲイン
  • ケーブル
  • インターフェースのロック
  • 暗号不一致
  • ファームウェア不一致
  • Tx電池温度が高い
  • 無線周波数 (Rf)

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AD4Q
Digital Quad Receiver
User guide for the Shure AD4Q Axient Digital quad channel receiver
Version: 10.5 (2022-F)

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Summary of Contents for Shure AD4Q

  • Page 1 AD4Q Digital Quad Receiver User guide for the Shure AD4Q Axient Digital quad channel receiver Version: 10.5 (2022-F)
  • Page 2: Table Of Contents

    Shure Incorporated Table of Contents RFカスケードポート AD4Q Digital Quad Receiver ファームウェア AD4Q Axient Digital Four-Channel Wireless Receiver 音声設定 Features チャンネルゲインと音声出力の調整 トーンジェネレーター 同梱物 ヘッドホンモニタリング 取り付け方法 システムゲイン ハードウェア ネットワーク 受信機フロントパネル Networking Receivers Receiver Back Panel ネットワークブラウザ ネットワークトラブルシューティング メニューと構成 デバイス構成メニューとチャンネルメニューへのアクセス 9 操作 ホーム画面...
  • Page 3 Shure Incorporated カスタマーサポートへのお問い合わせ 安全のための重要注意事項 オーストラリアの無線に関する警告 仕様 表および図 認証 受信機 周波数帯域 3/42...
  • Page 4: Ad4Q Digital Quad Receiver

    Digital Quad Receiver AD4Q Axient Digital Four-Channel Wireless Receiver The AD4Q Axient Digital four-channel wireless receiver sets a new standard in transparent digital audio and maximum spectral ™ efficiency. Groundbreaking performance features include wide tuning, low latency, high density (HD) mode, and Quadversity , ensuring solid performance in the most challenging RF environments.
  • Page 5: 同梱物

    Shure Incorporated • Perform full bandwidth scan for frequency coordination via Wireless Workbench • Register up to eight transmitters to one receiver channel • High Density transmission mode enables up to 47 active transmitters in one 6 MHz TV channel (up to 63 in one 8 MHz TV...
  • Page 6: ハードウェア

    Shure Incorporated ハードウェア 受信機フロントパネル ① ヘッドホン音量ノブ 選択したチャンネルのヘッドホン音量を調整します。クリップインジケーターがオーバーロードを警告します。 ノブを押すと、Danteオプションとヘッドホン設定にアクセスできます。 ② モニタージャック 6.3 mm(1/4”)出力ジャック。 ③ 赤外線(IR)同期LED 送信機と受信機がIR同期時に正しく向き合っている場合、LEDが赤くなります。 ④ 赤外線(IR)同期ウィンドウ 同期する際は、送信機のIRウィンドウと向かい合わせにします。 ⑤ 周辺光センサー 明るさを自動的に検知します。 ⑥ チャンネル選択ボタン 押してチャンネルを選択します。 ⑦ 同期ボタン ボタンを押すと、送信機と受信機が同期されます。IR同期LEDが赤く変わり、正しく合っていることを示します。 ⑧ アンテナステータスLED 両方のアンテナのステータスを示します: 青色 = 受信機と送信機間のRF信号は正常 ◦ ◦ 赤色 = 干渉を検出 消灯 = 受信機と送信機間にRF接続なし...
  • Page 7: Receiver Back Panel

    Shure Incorporated 赤 = オーバーロード(-20 dBm以上) ◦ ⑩ オーディオLED 赤、黄、緑のLEDでアベレージとピークの音声レベルを示します。 リミッターが発動するとLEDが赤色に変わります。 ⑪ ディスプレイ 選択したチャンネルの情報を表示します。 ⑫ 機能ボタン 各ボタンを押すと、編集および構成オプションが表示されます。ボタンは上からF1、F2、F3、F4があり、編集オプションが使 用できるようになると点灯します。 ⑬ ENTERボタン 押すと、変更が保存されます。 ⑭ EXITボタン 押すと、変更がキャンセルされてメインメニューに戻ります。 ⑮ コントロールホイール 押してメニューを表示します ◦ ◦ 押してチャンネルまたはメニューアイテムを選択します。 ◦ 回して、メニューアイテムをスクロール、またはパラメーター値を変更します。 ⑯ 電源スイッチ ユニットの電源をオン/オフします。 Receiver Back Panel ① AC Power Input IEC locking connector, 100 - 240 V AC.
  • Page 8 Shure Incorporated Four Ethernet ports carry the following signals: ◦ ctrl 1: Network control ◦ ctrl 2: Network control ◦ Dante Primary: Dante digital audio ◦ Dante Secondary: Dante digital audio Network Status (green) LEDs: ◦ Off: no network link ◦ On: network link active ◦...
  • Page 9: メニューと構成

    Shure Incorporated ⑬ Antenna Bias Indicator LED ◦ Green: Antenna bias enabled ◦ Red: Antenna fault ◦ Off: Antenna bias disabled ⑭ Quadversity Indicator LED Illuminates when the receiver is configured for Quadversity mode. メニューと構成 受信機は2層メニュー構造により、1Uラックサイズ内の複数チャンネルに対応しています: デバイス構成メニュー:このメニューの項目は、受信機全体のパフォーマンスに影響し、全チャンネルに適用されます • チャンネル構成メニュー:各チャンネル用のメニューで、チャンネル個々の構成を行います •...
  • Page 10: 画面アイコン

    Shure Incorporated View 1 View 2 View 3 View 4 画面アイコン 次の画面アイコンは受信機モードまたは設定を示しています: スタンダード送信モード ハイデンシティ送信モード 周波数グループ チャンネル 選択した周波数のTVチャンネル AES3 AES3出力が選択されています View 選択したホーム画面ビュー スクロールアップしてその他の選択肢を表示 スクロールダウンしてその他の選択肢を表示 右にスクロールしてその他の選択肢を表示 左にスクロールしてその他の選択肢を表示 他のShureデバイスまたはWWBにネットワーク接続が存在し ます 電源スイッチがロックされています フロントパネルコントロールがロックされています 送信機が受信機チャンネルにリンクされていることを示します リンクされた送信機とShowLinkコントロールが有効であるこ とを示します クアッドバーシティモードが有効です リンクした送信機のコントロールがロックされていることを示 します リンクされた送信機のRF信号がオンになっていることを示し ます アラートまたは警告を示します 10/42...
  • Page 11: デバイス構成メニュー

    Shure Incorporated 周波数ダイバーシティ、コンバイニングモードが有効です 周波数ダイバーシティ、セレクションモードが有効です 暗号化が有効です アクセスコントロールが有効です デバイス構成メニュー 以下のメニュー項目とパラメーター設定により、デバイスレベルで受信機を構成します。 ヒント:ENTERボタンで変更が保存され、EXITを押すと保存せずにキャンセルされます。 デバイス構成メニュー画面 ホーム画面で、コントロールホイールを押すとDevice Configurationメニューにアクセスできます。 デバイス構成メニューマップ 11/42...
  • Page 12: Ad4Dデバイス構成パラメーター

    Shure Incorporated AD4Dデバイス構成パラメーター Device RF RFバンド 受信機のチューニングバンドを選択します。 暗号化 RF信号の暗号化を有効にします。 送信モード StandardまたはHigh Densityモードを設定します。 クアッドバーシティ クアッドバーシティモードを有効にするとRFポートに4つのアンテナ信号を入力できます。 カスタムグループ カスタム周波数グループを構成、編集、読み込みます。 アンテナバイアス アクティブRFアンテナ用のアンテナバイアスを有効にします。 テレビフォーマット TVチャンネルフォーマットを各地域の方式に合わせます。 デバイスオーディオ AES3音声 AES3オーディオパラメーターを構成します。 DANTEネーム ネットワーク接続されたDanteコンポーネントの名前を表示、編集およびコピーします。 Danteロックステータス Danteデバイスのロックステータスを確認します。 Dante Domain Manager Dante Domain Managerの設定ステータスを確認します。 デバイスID デバイスID コントロールホイールを使って、IDの割り当てや編集をします。 ネットワーク設定 IP、ネットワーク、Dante設定を構成します 12/42...
  • Page 13 Shure Incorporated セットアップ イーサネットポートとIP設定を構成します。 アクセス アクセスコントロールのステータスを表示します(EnabledまたはDisabled)。Wireless Workbenchまたはその他のShureコ ントロールソフトウェアを使ってアクセスコントロールを有効化/無効化します。 ネットワークブラウザ ネットワークブラウザのユーティリティを使用して、ネットワークのShureデバイスを表示します。 表示 ネットワーク上の全デバイスを表示します。 すべてをフラッシュ ネットワーク上の全デバイスのフロントパネルLEDを点滅させて接続を検証します。 ファームウェアバージョン 選択したネットワークコンポーネントにインストールされているファームウェアバージョンを表示します。 ロック 電源スイッチ ロック ◦ ロック解除 ◦ フロントパネル ロック ◦ ロック解除 ◦ ファン ファンモード ◦ Auto:受信機の温度が上昇すると、ファンが自動的に作動します。 ◦ On:温度の高い環境下で最大限の冷却を行うために、ファンは連続的に作動します 温度 受信機内部の温度を表示します。 表示 明るさ ディスプレイの明るさを調整します。 反転 ディスプレイの色を反転します。...
  • Page 14 Shure Incorporated 10秒、30秒、または60秒後にディスプレイとフロントパネルの点灯をオフにするオプションを提供します。 ヒント: 任意のフロントパネルボタンを押してDisplay Sleepを中断します。 DCモジュール状態(オプション) DCモジュールの動作ステータスを表示します(インストールされている場合)。 送信機ファームウェアアップデート 送信機をIRウィンドウに向かい合わせにしたら、送信機ファームウェアのアップデートを選びます。 ユーザープリセット ユーザープリセットを作成して管理します。 • Restore User Preset: 既存のプリセットを読み込みます • Save User Preset:現在の設定をプリセットとして保存します • Delete User Preset:プリセットを削除します 出荷時設定にリセット すべての受信機パラメーターを工場出荷時設定に復元します。 バージョン情報 受信機のバージョン情報詳細を表示します。 チャンネルメニュー 次のメニューとパラメーターを使用して、受信機チャンネルを構成します。 ヒント:メニューパラメーターを構成しているとき、チャンネル選択ボタンを使ってそのまま別のチャンネルへ移動できます。 ENTERボタンで変更が保存され、EXITを押すと保存せずにキャンセルされます。 チャンネルメニューのホーム画面 チャンネルメニューのホーム画面では、選択したチャンネルの設定と、そのチャンネルにリンクされた送信機の情報詳細を表示す ることができます。メニューにアクセスするチャンネル番号を選びます。 EDIT機能ボタンを使って、ゲイン、グループ、チャンネルおよび周波数を調整できます。 チャンネルメニュー チャンネルメニューを使って、メニューパラメーターを選択および編集します。コントロールホイールを押して、チャンネルメ ニューホーム画面からチャンネルメニューにアクセスします。 14/42...
  • Page 15: チャンネルメニューパラメーター

    Shure Incorporated チャンネルメニューマップ チャンネルメニューパラメーター 新しい周波数 スペクトラムマネージャーを周波数サーバーとして使用するときに、ENTERキーを押して新しい周波数を割り当てます。 注:このメニューオプションは、受信機に周波数サーバーが割り当てられていない場合は表示されません。 音声 ゲイン/ミュート 受信機ゲインを調整します。 ◦ Gain:1 dB単位でゲインを調整します。 ◦ Output:受信機の音声出力について[On]または[Mute]を選択します。 スイッチステータス グランドリフトとレベルスイッチのスイッチ位置を表示します。 システムゲイン 入力パッド、マイクオフセット、受信機ゲインといったシグナルチェーン上のすべてのゲインステージを表示、計算します。 15/42...
  • Page 16 Shure Incorporated トーンジェネレーター テストとトラブルシューティングのための連続的な音声信号トーンを提供します。 メーターオーバーロードホールド オーバーロードホールドを有効にすると信号ピーク表示が保持されます。 Radio G:(グループ) 周波数グループを割り当てます。 C:(チャンネル) チャンネルを割り当てます。 周波数 周波数を手動で選択します。 選択している周波数が含まれるTVチャンネルを表示します。 チャンネル名 チャンネル名 コントロールホイールを使ってチャンネル名を割り当てるか、または編集します。 チャンネルスキャン 選択されたグループ内で空きチャンネルを見つけます: • Find Next:最も近い次の空きチャンネルを探します • Find Best:最良のRFノイズフロアを持つチャンネルを選択します グループスキャン 選択したグループをスキャンしてすべての空きチャンネルを検索します。 送信機 送信機スロット コントロールホイールを使って、送信機スロットの割り当てと表示を行います。 ACTIVATE(ADX送信機は、ShowLinkアクセスポイントにリンクされている) コントロールホイールを使用して送信機を選択し、ACTIVATEを押してRFを渡し、他のすべての送信機のRFをミュートしま す。 FLASH(ADX送信機は、ShowLinkアクセスポイントにリンクされている) 受信機にリンクされている送信機のディスプレイが点滅します。 UNLINK 16/42...
  • Page 17: Rf出力設定

    Shure Incorporated 選択したスロットから送信機を解除します。 SYNC: [SYNC]を押すと、選択したスロットに送信機を割り当てます。 送信機の詳細 選択した送信機の仕様と情報詳細を表示します。 IR プリセット 赤外線同期により自動的に設定される送信機パラメーターを編集します。 詳細 干渉の管理 チャンネルの干渉検出設定を選びます。 周波数ダイバーシティ 周波数ダイバーシティをハンドヘルド用あるいはボディパック送信機用に構成します。 トークスイッチ/出力ルーティング 送信機からトークスイッチをコントロールするための、受信機の出力信号ルーティングオプションを設定します。Axient Digital送信機でトークスイッチを使用する方法の詳細については、トークスイッチのユーザーガイドを参照してください。 RF出力設定 RFチューニングバンドの設定 受信機は、各地域で使用可能なスペクトラムの使用効率を最大化するため、チューニングバンド選択機能を提供します。 Device Configurationメニューから:Device RF >  RF Band コントロールホイールを押して編集を有効にし、RFバンドを選択します。 ENTERを押して保存します。 注:RFバンドを設定した後、受信機とリンクした送信機を再同期します。 赤外線同期 赤外線同期を使って送信機と受信機間の音声チャンネルを形成します。 注:受信機の帯域は送信機の帯域に一致しなくてはなりません。 受信機チャンネルを選択します。 17/42...
  • Page 18: 周波数の手動設定

    Shure Incorporated グループスキャンを使って、チャンネルを使用可能な周波数にチューニングします。 送信機の電源をオンにします。 受信機のSYNCボタンを押します。 IR LEDが赤く点灯するまでIRウィンドウを向き合わせます。完了すると、Sync Success!と表示され、送信機と受信機の 周波数合わせが完了したことが分かります。 注: 暗号化を有効/無効にしたり、または新たな暗号化キーを要求したりするなど、受信機の暗号化ステータスを変更した場合には、 設定を送信機に送るために同期を行う必要があります。 周波数の手動設定 任意の周波数を選択する場合は、各チャンネルに周波数を手動で設定できます。 チャンネルを選択して、Radioメニューに移動します。 コントロールホイールを使って、FREQ (MHz)パラメーターを選択します。 コントロールホイールを押して編集を有効にし、回転させて周波数を変更します。 ENTERボタンを押して、変更を保存します。 チャンネルスキャンとグループスキャン 受信機は各チャンネルをスキャンして使用可能な周波数を検索するか、あるいはグループ全体をスキャンして使用可能なベストな 周波数を検索します。 重要!作業の前に すべての送信機の電源をオフにします。(周波数スキャン中の検出を防止するため) 以下のような干渉の可能性となるデバイスの電源を投入し、プレゼンや演奏中の動作時と同じ状態にします(スキャンが、それら によって生じる干渉を検出して回避します)。 他のワイヤレスシステムまたはデバイス • コンピューター • • CDプレーヤー 大型LEDパネル • エフェクトプロセッサー • 18/42...
  • Page 19: スペクトラムマネージャーから[新しい周波数]を要求します

    Shure Incorporated チャンネルスキャン チャンネルスキャンでは、グループを自動スキャンして、使用可能な周波数を検索します。 選択したチャンネルメニューから:Channel Scan 始めに、コントロールホイールを使用してスキャンするグループを選択します。 次のオプションからいずれかを選択します: ◦ Find Next:グループ内で次に使用可能な周波数を検索します ◦ Find Best:RSSIに基づいた最良の使用可能な周波数を検索します ENTERを押して、選択した周波数を確定します。 グループスキャン グループスキャンは、使用可能な周波数グループを自動検索します。選択された使用可能な周波数は、受信機チャンネルおよびそ の他のネットワークコンポーネントに自動的に割り当てられます。 選択したチャンネルから:Group Scan Startを押してグループをスキャンします。 スキャンが完了すると、ディスプレイに見つかった周波数の件数が表示されます。 Deployを選択して、ネットワーク上のコンポーネントに周波数を割り当てます。 スペクトラムマネージャーから[新しい周波数]を要求します。 受信機の周波数サーバーとしてスペクトラムマネージャーを割り当てた場合は、[New Frequency]メニューオプションを使用し て、クリアな周波数にすばやく変更することができます。[新しい周波数]オプションは、スペクトラムマネージャーを受信機の 周波数サーバーとして割り当てた場合のみ使用できます。 注意:新しい周波数が割り当てられた後は、リンクされた送信機の周波数を手動で更新するか、IR同期を使用して更新する必要 があります。 チャンネルメニューに移動し、[New Frequency]を選択します。 ENTERを押し、スペクトラムマネージャーから新しい周波数を得ます。 送信モード 受信機は、送信機が使用する使用可能なスペクトラムを効率的に管理するため、2つの送信モードを提供します。 スタンダードモード スタンダードモードでは、設定可能な電力レベルで送信機を運用する通常のチャンネル間隔を採用します。 19/42...
  • Page 20: 送信機スロットに送信機を割り当てる

    Shure Incorporated スタンダードモードは、スペクトラムが特に制限されていない、またはカバー範囲を拡大するため高い電力レベルで送信機を 運用する場合などに有効です。 ハイデンシティモード ハイデンシティモードは、2 mW 送信出力で送信し、 混雑したRF環境でもチャンネル数を増やすために占有帯域幅を縮小し ます。 ハイデンシティモードは、密集エリア、送信距離が短い場所、使用可能な周波数帯域が限定されている場所で多くのチャンネ ルが必要な用途に最適です。 注:操作モードは地域によって異なります。ブラジルではハイデンシティモードを使用します。 送信モードの選択 Device Configurationメニューから: Device RF > Transmission Mode コントロールホイールを押して、編集を有効にします。ホイールを回して、モードを選択します。 ENTERを押して保存します。 送信機スロットに送信機を割り当てる 各受信機チャンネルには、受信するRF信号をコントロールするための送信機スロットが8つあります。送信機はチャンネルスロッ トへの割り当て、すなわち受信機に「登録」することができます。 RF干渉から保護するため、受信機は未登録の送信機からの信号に対して警告を表示、あるいはブロックします。 送信機を受信機チャンネルに割り当てるには: Channelメニューから:Transmitter(s) > Transmitter Slots コントロールホイールを使って、空いている送信機スロットを選びます。スロットが空いていない場合、IR同期により既存 の送信機が上書きされます。 送信機と受信機の赤外線同期ウィンドウを向かい合わせにし、SYNCを押します。 同期が完了すると、送信機がスロットに割り当てられます。送信機はリンクが解除されるまではスロットに割り当てられたままと なります。スロットから送信機を削除するには、コントロールホイールを使ってスロットを選択してからUNLINKを押します。 ヒント:すばやくアクセスするには、チャンネルメニューでF4機能ボタンを選んでスロットにアクセスします。 20/42...
  • Page 21: 干渉の管理

    Shure Incorporated 干渉の管理 信号劣化が生じた場合、干渉管理機能により手動または自動で、互換性を持つクリーンな周波数へ切り替えるオプションが提供 されます。 警告への対応は、手動での新しい周波数の選択、あるいはスペクトラムマネージャーやWireless Workbenchによる干渉検出時の すみやかなバックアップ周波数への割り当てが可能です。 ヒント:干渉アラートを解除するには、影響を受けているチャンネルを選択してからDismissを選択します。 干渉管理の構成 干渉管理は、それぞれのチャンネルについて個別に構成できます。 検出モードの設定 モード設定により、干渉発生時に受信機がどのようにクリアな周波数に切り替わるかが決まります。 チャンネルを選択して、次の項目に移動します:Advanced > Interference Management 次のモードからいずれかを選択します: ◦ Manual:干渉が発生した場合、手動で周波数を選択します ◦ Automatic:受信機が自動で新しい周波数を選択することを許可します。 未登録送信機のアクション UNREG. TX ACTIONオプションは、受信機が干渉源となりうる未登録の送信機にどのように反応するかを決定します。 Interference Managementメニューから、次のオプションのいずれかを選択します: • Allow:受信機は、未登録の送信機からの音声出力を許可します • Warn:受信機は、未登録の送信機が検出された場合に警告を表示します • Block:受信機は、未登録の送信機を干渉として処理し音声をブロックします 周波数サーバー 周波数サーバーオプションを使うと、干渉が発生した場合にクリアな周波数を把握するためネットワークに接続されたスペクトラ ムマネージャーを周波数サーバーとして割り当てることができます。 Interference Managementメニューから、Freq. Serverを選択します コントロールホイールを押して編集を有効にしたら、ホイールを回して編集します。 ENTERを押して保存します。 チャンネルクオリティメーター...
  • Page 22: 周波数ダイバーシティ

    Shure Incorporated セグメント 数値 周波数ダイバーシティ 周波数ダイバーシティは、失敗の許されない用途においてシームレスで途切れのない音声を実現します。周波数ダイバーシティ は、ADX2FD周波数ダイバーシティハンドヘルド型送信機、または2台のAD/ADXシリーズボディパック送信機からの独立した2つ の周波数で音声を送信します。 周波数ダイバーシティモードで使用すると、受信機は2つの周波数を使って1つの音声チャンネルを提供します。1つの周波数で干 渉を検出すると、もう1つの周波数からの音声によってドロップアウトや音声の途切れを防止します。 干渉検出に周波数ダイバーシティを用いることで、さらなる音声信号の保護を提供します。 チャンネルメニューから:Advanced > Frequency Diversity。 次の周波数ダイバーシティモードから1つ選択します: ◦ Combining:1本のADX2FDハンドヘルド型送信機に使用 ◦ Selection:2台のAD1またはADX1ボディパック送信機に使用 ENTERを押して保存します。 受信機と送信機間でIR同期を実行します。 クアッドバーシティ クアッドバーシティモードでは、受信機は4つのアンテナ入力が可能な構成となり、RFのカバー範囲を最大化し、干渉が原因のド ロップアウトと信号ロスのリスクを最小化します。受信機は、クアッドバーシティモードで設定されている場合は2つの音声チャン ネルを提供します。 受信機とアンテナの構成 クアッドバーシティモードでは、アンテナはRF入力ポートと追加のアンテナ入力として動作するよう切り替えられたRFカスケード ポートに接続します。カスケードポートの構成変更は、受信機をクアッドバーシティモードに設定する必要があります。 Device Configurationメニューから:RF Device > Quadversity コントロールホイールを使用して、QuadversityをOnに設定します。ENTERを押すと受信機は再起動し、クアッドバーシ ティモードが有効となります。 アンテナを両方のRF入力ポートと両方のRFカスケードポートに接続します。 アンテナを会場に適したカバー範囲が得られるように設置します。 22/42...
  • Page 23: アンテナバイアス

    Shure Incorporated ウォークテストを行ってカバー範囲を検証し、必要に応じてアンテナ位置を調整します。 アンテナバイアス すべてのアンテナポートは、アクティブアンテナを使用するためにDCバイアスを供給します。パッシブ(電源不要)アンテナを使 う場合はDC電源をオフにします。 アンテナバイアスをオフにするには: デバイス構成メニューから:Device RF > Antenna Bias コントロールホイールを押して編集を有効にし、Offを選択します ヒント:Antenna Bias画面には、個別のアンテナの電流と、全アンテナの合計電流が表示されます。 RFカスケードポート 受信機はリアパネルに2つのRFカスケードポートを備え、アンテナからのRF信号をもう1台の受信機と共有することができます。 シールド処理された同軸ケーブルを使って、1台目の受信機のRFカスケードポートを2台目の受信機のアンテナ入力に接続しま す。 重要:周波数モデル(A、B、C)は両受信機で同一バンドにしてください。 ファームウェア ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで、機能をコントロールします。最新のファームウェアをインス トールすることにより、受信機が更新されて、追加機能や拡張機能が統合されます。Shure Update Utilityツール(「Shure Update Utility」ページから入手できます)を使用してファームウェアの新しいバージョンをアップロードし、インストールすることができま す。 ファームウェアバージョン 受信機ファームウェアをアップデートする際、送信機を同じファームウェアバージョンにアップデートして一定した動作が得られ るようにします。 すべてのデバイスのファームウェアは、MAJOR.MINOR.PATCH(例1.2.14)の形式です。ネットワーク上のすべてのデバイス(送 信機を含む)のファームウェアは、少なくともバージョン番号の「メジャー」と「マイナー」の部分が同じである必要があります(例: 1.2.x)。 23/42...
  • Page 24: 音声設定

    Shure Incorporated 受信機ファームウェアのアップデート 注意!ファームウェアアップデート中に受信機電源とネットワーク接続が維持されるようにしてください。更新が完了するまで受 信機の電源をオフにしないでください。 Shureアップデートユーティリティを開きます。 Check Nowをクリックして、ダウンロード可能な新しいバージョンを表示させます。 更新を選択し、downloadをクリックします。 受信機とコンピュータを同じネットワークに接続します。 最新のファームウェアを受信機にダウンロードします 送信機ファームウェアのアップデート 受信機のDevice Configurationメニューから:Tx Firmware Update. 送信機をオンにして、送信機と受信機のIR同期ウィンドウを合わせます。正しく合うと、赤い一致LEDが点灯します。 位置を合わせたままにし、受信機でENTERを押して更新を開始します。 更新サイクル間はずっと位置を合わせたままにする必要があります。受信機ディスプレイに更新進捗状況のパーセントが表 示されます。完了すると、受信機にComplete!と表示されます。 音声設定 チャンネルゲインと音声出力の調整 ゲインおよび音声出力は、チャンネルごとにリアルタイムでコントロールできます。 チャンネルを選択してAudioメニューに移動し、Gain/Muteを選択します。 音量を調節するには: コントロールホイールを使用してGAINオプションを選択します。 コントロールホイールを回して、リアルタイムでゲインを-18 dBから+42 dBに調整します。 EXITを押して終了します。 ヒント:標準的な音声入力信号レベルを使ってサウンドチェックを行いながらゲインを調整し、音声メーターLEDをモニターしま す。赤いLEDが繰り返し点灯する場合はゲインを下げます。 音声出力をコントロールするには: コントロールホイールを使用してOUTPUTオプションを選択します。 コントロールホイールを使って、リアルタイムでOnまたはMuteを選択します。 EXITを押して終了します。 24/42...
  • Page 25: トーンジェネレーター

    Shure Incorporated トーンジェネレーター 受信機には継続的な音声信号を発するトーンジェネレーターが内蔵されており、これはサウンドチェックとシステムのトラブル シューティングに有効です。信号音の音量と周波数は調節可能です。 注:トーンジェネレーターは、システムゲインより先に信号チェーンに入ります。全体的なシステムゲインは、信号音の音量に影響を与えます。 チャンネルメニューから:Audio > Tone Generator コントロールホイールを使って、トーンの音量と周波数を選択します。 ENTERを押して保存します。 ヒント: LevelをOffにセットすればジェネレーターは停止します。 ヘッドホンモニタリング ヘッドホンモニタリングジャックは、受信機のチャンネルを選んで検聴、またはネットワーク上のDante対応デバイス音声にアクセ スしてモニタリングすることができます。 受信機のチャンネルを検聴するには、チャンネル番号を選び、ボリュームノブで信号レベルを調整します。 ヘッドホンモニタリングオプション アドバンストなヘッドホンオプションとして、ネットワーク上のDanteデバイスからの音声をモニターできるヘッドホンモニター設 定と調整が可能です。 ヘッドホン・ボリュームノブを押すとHeadphone Monitorメニューが開きます。コントロールホイールで、以下のオプションから選 択します: Danteブラウズ コントロールホイールを押すと、ネットワーク上のDanteチャンネルを検索します。スクロールして、ヘッドホンでモニターす るデバイスを選択します。 Danteキュー コントロールホイールを使って受信機をCue Stationとして設定すれば、受信機がシステムのマスターモニタリングポイントと して機能します。Cue Groupsには他のチャンネルを追加できます。Cue Groupのチャンネルは、各受信機のチャンネルボタン を押したままにすることによりモニターできます。 ヘッドホン設定 構成オプション: ◦ LIMITER THRESHOLD:ヘッドホンリミッターの作動ポイントを調整して、予想外に信号レベルが上昇することを防ぎます。 ◦ FD-S PRE/POST SELECTION:ヘッドホンの信号パス上のモニタリングポイントを、周波数ダイバーシティ処理の前または後 から選択します。この設定は、雑音や干渉源の切り分けに役立ちます。 25/42...
  • Page 26: システムゲイン

    Network Control Software Receivers can be controlled by Shure Control (Wireless Workbench) for remote management and monitoring. The Dante Controller manages digital audio routing. Signals for AMX and Crestron controllers are carried on the same network as Shure Control. Shure Control Wireless Workbench (WWB) software provides comprehensive control for wireless audio systems.
  • Page 27 Dante Controller and Lock Settings Version 1.2.X introduces support for Dante Device Lock for AD4D and AD4Q. Dante Device Lock is a feature of Dante Controller that allows you to lock and unlock supported Dante devices using a 4-digit PIN (Personal Identification Number).
  • Page 28 Shure Incorporated Port Function and Signals Network Application Port 3 Port 4 Mode Port 1 Port 2 (Primary) (Secondary) Dante primary SPLIT/ Primary and secondary ports are REDUNDANT Shure Shure Dante Dante configured are separate networks to (Factory control control...
  • Page 29 Shure Incorporated IP Address Configuration An IP address must be assigned to each device in the network to ensure communication and control between components. Valid IP addresses can be assigned automatically using a DHCP server or manually from a list of valid IP addresses. If using Dante audio, a separate Dante IP address must also be assigned to the receiver.
  • Page 30: ネットワークブラウザ

    Shure Incorporated ネットワークブラウザ ネットワークブラウザでは、ネットワークに接続された他のデバイスを検出できます。デバイスID、IPアドレス、ファームウェアの バージョン、およびモデル名など、検出されたデバイスに関する情報を表示できます。 Device Configurationメニューから:Network Browser 選択すると、ネットワークブラウザがネットワーク上のデバイスを検出してリスト化します。 コントロールホイールを使ってスクロールし、デバイスを選択します。 ネットワークブラウザで使用できる情報とアクションは次のとおりです: • Show:リストからデバイスを選択します • Flash:フロントパネルLEDをフラッシュします • Info:デバイスID、モデル、IPアドレス、およびファームウェアバージョンを表示します • Flash All:全デバイスのフロントパネルをフラッシュします ネットワークトラブルシューティング ネットワークごとにDHCPサーバーは1台だけ使用してください • すべての機器が同じサブネットマスクを共有しなければなりません • すべての受信機に同じレベルのファームウェアをインストールしてください • • 各デバイスのフロントパネルまたはディスプレイに点灯したネットワークアイコンを確認してください: アイコンが点灯していない場合、ネットワークジャックのケーブル接続とLEDをチェックします。 ケーブルが接続されているのにLEDが点灯していない場合には、ケーブルを交換し、LEDとネットワークアイコンを再度 チェックします。 WWB6からネットワークへの接続状況をチェックするには: Wireless Workbenchソフトウェアを起動し、Inventoryビューでネットワークに接続された機器を表示させます。 ネットワーク上のデバイスのいずれかのIPアドレスを調べ、Wireless Workbenchが稼動しているコンピュータからpingによ り接続を確かめることができます。 WINDOWS/MACコマンドプロンプトから、デバイスに対し「ping IPADDRESS」と入力します(例:「ping 192.168.1.100」)。 pingが成功した場合(パケット損失なし)、パソコンはネットワーク上の機器を認識しています。Pingに失敗した場合 (100%パケット損失)、パソコンのIPアドレスをチェックし同じサブネットになっていることを確認します。...
  • Page 31: デバイスIdの割り当て

    Shure Incorporated 操作 デバイスIDの割り当て カスタム名またはIDを割り当てることにより、受信機が大規模なシステムの一部である場合のモニタリングおよび整理に役立ちま す。 Device Configurationメニューから:Device ID コントロールホイールを押して回転させ、IDを編集します。 ENTERを押して保存します。 チャンネル名の割り当て 各チャンネルに固有名またはIDを割り当てることにより、受信機が大規模なシステムの一部である場合の識別および整理に役立ち ます。 チャンネルを選択して、Channel Nameに移動します。 コントロールホイールを押して編集を有効にしてから、ホイールを回転させて押すことで編集します。 終了したら、ENTERを押して保存します。 操作部のロックおよびロック解除 ロック機能を使用して、コントロールおよび設定に対する誤変更や権限のない人による変更を防止します。フロントパネルと電源 スイッチは個別にロック/ロック解除できます。 Device Configurationメニューから:Locks コントロールホイールを使って、フロンとパネルコントロールまたは電源スイッチのロックステータスを変更します。 ENTERを押して保存します。 表示画面のオプション 受信機には次の表示オプションがあります: • Brightness: Low、Medium、High、Auto • Invert:黒い背景に白い文字、あるいは白い背景に黒い文字 • Display Sleep:10秒、30秒、または60秒後にディスプレイとフロントパネルの点灯をオフにするオプションを提供します ヒント:任意のフロントパネルコントロールを押してDisplay Sleepを中断します。 Device Configurationメニューから:Display コントロールホイールを使用してBrightness、Invert、Sleep Displayの設定を変更します。 ENTERを押して保存します。 31/42...
  • Page 32: 受信機設定をユーザープリセットとして保存する

    Shure Incorporated 受信機設定をユーザープリセットとして保存する ユーザープリセットを使用すると、現在の受信機設定を保存して復元することができます。プリセットには、受信機設定をすべて 格納し、受信機をすばやく設定したり、複数の設定を切り替えたりできます。最大4つのプリセットを受信機のメモリに保存する ことができます。 [Device Configuration]メニューから[User Presets]を選択し、次のいずれかのオプションを選択します。 • Restore a User Preset:コントロールホイールを使って、保存済みのプリセットを選択します。 • Save a User Preset:コントロールホイールを使って、現在の受信機設定をプリセットとして保存します。 • Delete a User Preset:コントロールホイールを使ってプリセットを選択し、削除します。 IRプリセットを使った送信機のプログラム IRプリセットを構成すると、IR同期中に受信機からすべての送信機パラメーターを自動的に設定できます。 個別のパラメーターは、IR Presetsメニューで構成できます。各プリセットのデフォルト値はNo Changeで、IR同期後も設定は変 更されません。 チャンネルメニューから選択します:IR Presets コントロールホイールを使って、プリセットからのパラメーターを選択して編集します。No Changeを選択して、既存の設 定を保持します。 ENTERを押して保存します。 暗号化 受信機はAdvanced Encryption Standard(AES-256)を採用しており、送信機と暗号化キーで設定されている特定の受信機での み音声コンテンツをモニタリングできるようになっています。 注:有効にすると暗号化がすべての受信機チャンネルに適用されます。暗号化はDante音声信号、音質、チャンネルスペースには影響しません。 デバイス構成メニューから:Device RF >  Encryption コントロールホイールを使ってOnを選択します。 ENTERを押して保存します。 IR同期を実行して、送信機と受信機間の暗号化を行います。受信機と送信機両方のディスプレイに、暗号化キーアイコン が表示されます。 注: 暗号化を有効/無効にしたり、または新たな暗号化キーを要求したりするなど、受信機の暗号化ステータスを変更した場合 には、設定を送信機に送るために同期を行う必要があります。 ヒント:暗号化を解除するには、コントロールホイールを使ってOffを選択し、送信機を再同期して暗号化をクリアします。 32/42...
  • Page 33: 冷却ファン

    Shure Incorporated 冷却ファン 受信機には、過熱状態を防ぐ冷却ファンが内蔵されています。 Device Configurationメニューから:Fan 次のファン設定オプションから選択します: ◦ Auto:受信機の温度が上昇すると、ファンが自動的に作動します。 ◦ On:温度の高い環境下で最大限の冷却を行うために、ファンは連続的に作動します ヒント:内部受信機温度が、Fanディスプレイ画面に表示されます。 受信機を工場出荷時設定に戻す Factory Reset機能を使うと、現在の設定がクリアされて工場出荷時設定に戻ります。 注意:リセット中に現在の全設定がクリアされるため、受信機を再起動する必要があります。 デバイス構成メニューから:Factory Reset ENTERを押して受信機をリセットするか、またはEXITを押してデバイス構成メニューに戻ります。 トラブルシューティング 問題 解決策 電源、ケーブル、無線周波数、暗号化の不一 音が聞こえない 致 ゲイン、ケーブル 音が小さい、または歪んでいる レンジが狭い、不快なノイズバーストがある、音の欠落がある 無線周波数 (RF) 送信機の電源をオフにできない、周波数設定を変更できない、受信機をプログ インターフェースのロック ラムできない 暗号化不一致メッセージ 暗号不一致 ファームウェア不一致メッセージ ファームウェア不一致 送信機電池温度が高いメッセージ Tx電池温度が高い アンテナ故障の赤LED 電源 受信機と送信機には、適切な電圧を供給してください。電池インジケーターをチェックし、必要に応じて送信機の電池を交換しま す。...
  • Page 34: ゲイン

    Shure Incorporated ゲイン 受信機前面パネルでシステムゲインを調整します。受信機背面にある出力レベル設定がミキシングコンソール、アンプ、または DSPのmic/line入力設定に適していることを確認します。 ケーブル ケーブルとコネクターがすべて正常に機能しているかチェックしてください。 インターフェースのロック 送信機と受信機は、誤操作で設定を変えてしまったり権限のない人が変更することを防ぐため、ロックできるようになっていま す。ロックされた機能またはボタンを操作すると、LCDパネルにLocked画面が表示されるか、送信機のロックアイコンが点滅しま す。 暗号不一致 暗号化の有効/無効設定の後にはすべての受信機と送信機を再度同期させます。 ファームウェア不一致 ペアとなる送信機と受信機は同じファームウェアバージョンをインストールし、一致した動作が得られるよにします。ファーム ウェアアップデート方法については、ファームウェアの項を参照してください。 Tx電池温度が高い 送信機電池が冷却されないと、送信機がシャットダウンします。デバイスを冷却してから、送信機のバッテリーを交換して使用を 続行することを検討してください。 送信機に対して考えられる外部熱源を特定し、それらの外部熱源から離れた場所で送信機を使用します。 最高のパフォーマンスを得るには、すべてのバッテリーを外部熱源から離れた場所で、適切な温度条件で保管および使用する必要 があります。 無線周波数 (RF) RF LED 青色のRFダイバーシティLEDのどちらも点灯していない場合は、受信機が送信機を検出していないことを意味します。 オレンジ色のRF信号強度LEDは、受信しているRF出力の強さを表します。この信号には送信機からのもの、あるいはテレビ放送 といった干渉電波源からのものも含まれます。送信機の電源をオフにしてもオレンジ色のRF LEDが3つ以上点灯している場合は、 そのチャンネルが干渉を受けていることを意味します。別のチャンネルを試してみてください。 赤色のRF LEDは、RFオーバーロードを示します。オーバーロードは、複数システムの設備において干渉を招く可能性がありま す。オーバーロードが生じた場合、受信機の電源を切り、他のコンポーネントと干渉を起こしていないかを確認します。 数値チャンネル選択ボタンも赤色に変わり、干渉を示します。 薄暗い赤 = チャンネルが選択されておらず、干渉が発生している • 明るい赤 = チャンネルが選択されており、干渉が発生している...
  • Page 35 Shure Incorporated 干渉を減らす グループおよびチャンネルスキャンを実行して最適な空き周波数を探します。同期を実行して設定を送信機に転送します。 • 複数システムの場合は、すべてのシステムが同じグループのチャンネルに設定されていることを確認してください (別のバンド • にあるシステムは、必ずしも同じグループに設定する必要はありません)。 送信機と受信機アンテナが目視線上にあるようにします。 • 金属物体やRF干渉電波源 (LEDパネル、コンピュータ、デジタルエフェクター、ネットワークスイッチ、ネットワークケーブ • ル、インイヤーモニター (PSM) ワイヤレスシステムなど) から、受信機のアンテナの向きをそらしたり、距離を離したりして 下さい。 • RFオーバーロードをなくします (下記参照)。 レンジの拡大 送信機が受信機アンテナから 6~60 m 以上の距離にある場合は、下記のいずれかを行ってレンジを拡大することができます: 干渉を減らす (上記を参照してください)。 • • 送信機RF出力レベルを増やす。 ハイデンシティモードの代わりにノーマルモードを使用します。 • アクティブ指向性アンテナやアンテナ配分システムなどのアンテナアクセサリーを使用して、RF レンジを拡大する。 • RFオーバーロードをなくす 赤のRF LEDが受信機に表示される場合は、以下を試してください:...
  • Page 36 Shure Incorporated 到達距離 100 m(330フィート) 注:実際の到達距離は、無線信号の吸収や反射、干渉により左右されます。注:実際の到達距離は、無線信号の吸収や反射、干 渉により左右されます。 RFチューニングステップサイズ 25 kHz。地域により異なります チャンネル間隔 スタンダードモード 350 kHz ハイデンシティモード 125 kHz 地域により異なります イメージ抑圧比 >70 dB(標準) RF 感度 10 BER時-98 dBm アナログ出力遅延 2.08 ms 2.96 ms 周波数特性 20~20 kHz(±1 dB) 注:マイクロホンのタイプにより異なります S/N比(ダイナミックレンジ) 標準、 20 Hz ~ 20 kHz 、受信機ゲイン設定 = -12 dB Aウェイテッド 加重なし XLRライン出力...
  • Page 37 Shure Incorporated 注:電池特性によりこの範囲は限定される場合があります。 保管温度範囲 -29°C(-20°F)~ 65°C(149°F) 音声出力 ゲイン調整範囲 −18 ~ +42dB 1 dB刻み (プラスミュート設定) 構成 トランス結合、バランス (1 = アース、2 = オーディ オ +、3 = オーディオ −) トランス結合、バランス (チップ=オーディオ+、リ ング=オーディオ-、スリーブ=接地) インピーダンス 100 Ω,  典型的,  XLRライン出力 フルスケール出力 ( 200K Ω負荷) LINE設定 +18  dBV MIC設定 −12  dBV +8  dBV Mic/Lineスイッチ 30 dBパッド...
  • Page 38 Shure Incorporated DC所要電力 10.9~14.8V DC、最大4.0 A ネットワークインターフェース 10/100 Mbps, 1Gbps, Danteデジタルオーディオ ネットワークアドレス容量 DHCPまたはマニュアルIPアドレス 最大ケーブル長 100 m (328 ft) カスケード出力 コネクターの種 注:同じ帯域への追加受信機1台接続用 構成 アンバランス、パッシブ インピーダンス 50 Ω 挿入損失 0dB, 標準 RF入力 スプリアス除去 >80dB, 標準 コネクターの種 インピーダンス 50 Ω バイアス電圧 12 ~ 13.5 V DC, 150 mA 最大, アンテナ毎 切り替え可能オン/オフ RFキャリアー周波数帯域、モデルによって異なります AD4Q=A 470~636 MHz AD4Q=B 606~810 MHz...
  • Page 39 Shure Incorporated AD4Q=C 750~960 MHz 表および図 オーディオ出力 XLRから¼"出力 以下の配線図を使って、XLR出力を¼"出力に変換します。 受信機 周波数帯域 帯 域 周波数帯域( MHz) 470 ~ 510 479 ~ 565 470 ~ 636* G55† 470 ~ 636 470 ~ 616*(614 ~ 616***) G57(G57+) 510 ~ 530 520 ~ 636 606 ~ 698*...
  • Page 40 Shure Incorporated 帯 域 周波数帯域( MHz) 606 ~ 663** 606 ~ 694 606 ~ 714 606 ~ 790 622 ~ 698 630 ~ 787 630.125 ~ 697.875 694 ~ 703、748 ~ 758、803 ~ 806 794 ~ 806 806 ~ 810 925 ~...
  • Page 41 Shure Incorporated す。幅の広いブレードや3本目の棒は、安全のためのものです。これらのプラグがコンセントの差し込み口に合わない場合 は、電気工事業者に相談し、コンセントを交換してもらってください。 電源コードは特にプラグ差し込み部分、延長コード、機器から出ている部分において、引っかかって抜けたり挟まれたりし ないように保護してください。 アタッチメントや付属品は必ずメーカー指定のものをご利用ください。 カートやスタンド、三脚、ブラケット、テーブル等は、メーカー指定のものか、この装置用に販売されているものを必ずご 利用ください。カートに装置を載せて動かす際は、つっかけて怪我をしないよう注意してください。 雷を伴う嵐の際、または長期間使用しない場合は、プラグをコンセントから抜いてください。 整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相談ください。電源コードやプラグの損傷、液体や異物が装置内に入り込ん だ場合、装置が雨や湿気に曝された場合、正常に作動しない場合、装置を落とした場合など、装置が何らかの状態で損傷 した場合は、整備が必要です。 水滴や水しぶきに曝さないでください。液体の入った花瓶などを装置の上に置かないでください。 MAINSプラグまたはアプライアンスカプラーが使用できる状態にしておいてください。 装置の空気中騒音は70 dB(A)を超えません。 クラスI構造の装置は保護接地接続のある主電源の壁コンセントに接続してください。 火災や感電の危険を避けるため、本機器は雨や湿気のある場所にさらさないでください。 本製品の改造は試みないでください。けがや製品の故障の原因となる可能性があります。 本製品は指定された動作温度範囲内で使用してください。 警告:この装置内には、生命に危険な高電圧が存在します。内部には、ユーザーが整備できる部品はありません。整備の際は、資格のある整備担当者に必ずご相 談ください。使用電圧の工場出荷時設定が変更された場合は、安全保証は適用されません。 オーストラリアの無線に関する警告 このデバイスは、ACMAクラス ライセンスの下に動作しており、動作周波数を含む当該ライセンスのあらゆる条件に適合している 必要があります。2014年12月31日までは、このデバイスは、520-820 MHz周波数帯域で作動される場合に適合しています。警 告:2014年12月31日を過ぎたら、適合するためには、本デバイスを694-820 MHz帯域で作動させないでください。 認証 This product meets the Essential Requirements of all relevant European directives and is eligible for CE marking.
  • Page 42 Shure Incorporated CEに関する通知:ここに、Shure Incorporatedは、CEマーキングの付いた本製品が欧州連合の要件に準拠していると判断された ことを宣言します。EUの適合宣言書の全文は以下のサイトでご覧いただけます。https://www.shure.com/en-EU/support/ declarations-of-conformity ヨーロッパ認定代理店: Shure Europe GmbH 部門:Global Compliance Jakob-Dieffenbacher-Str.12 75031 Eppingen, Germany 電話:+49-7262-92 49 0 ファックス:+49-7262-92 49 11 4 Eメール:EMEAsupport@shure.de カナダの無線に関する警告 このデバイスは、保護なし、干渉なしの方針に基づいて動作します。ユーザーが同じTV帯域で動作する他の無線サービスからの保 護を求めるには、無線ライセンスが必要です。詳細については、Innovation, Science and Economic Development Canada(イノ ベーション・科学経済開発省)の文書Client Procedures Circular CPC-2-1-28(カスタマープロシージャサーキュラーの2-1-28)、 Voluntary Licensing of Licence-Exempt Low-Power Radio Apparatus in TV Bands(テレビ帯域で運用される低電力ライセンス免...

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