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Niigata seiki GDCS-150ST Instruction Manual

Digital scribing vernier caliper

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デジタルケガキゲージ
精密測定工具
この度は「デジタルケガキゲージ」をお買上げいただきありがとうございます。
この商品は、副尺のベースを基準に測定し、本尺のベース端面で正確なケガキ作業ができるゲージです。
●正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ず読み、記載の手順に従ってご使用ください。
お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる場所に大切に保管してください。
●第三者に譲渡・貸与される場合も、この説明書を必ず添付してください。
●当商品に関するお問い合わせは、お買い求めの販売店もしくは当社にご連絡ください。
■各部の名称と機能
③LCD表示部
※イラストはGDCS-150STです。
④ 止めねじ
⑤ HOLDスイッチ
⑥ 出力コネクタ
mm
② 副尺ベース
① 本尺ベース
⑩ZEROスイッチ
⑪ ON/OFFスイッチ
①本尺ベース .........
この端面に沿ってけがきます。
②副尺ベース .........
この端面をワークの端面に当てます。
③LCD表示部 .........
測定数値をデジタル表示します。
④止めねじ ............
デジタル液晶部のスライドを固定します。
⑤HOLDスイッチ ...
押すと画面上に"HOLD"と表示され、 表示し
ている数値を固定できます。
⑥出力コネクタ......
別売の Bluetooth BOX を接続することで、
測定値をパソコンへ出力することができます。
安全上のご注意
必ずお守りください
お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するため、必ずお守
りいただくことを右記のように説明しています。
注 意
お守りいただかないと『傷害を負う、または物的損害が発生するおそれがある内容』です。
取扱説明書をよく読み、指示に従う。
・取扱説明書に記載された内容以外での使用は、事故の原
因となります。
測定作業にのみ使用する。
・指定用途以外へのご使用は、製品の破損や磨耗、予測で
きない事故の原因となります。
大切に取り扱う。
・ぶつける、落とすなどの衝撃を与えたり、重量物を上に
乗せたりしないでください。精度不良や破損の原因とな
ります。
・商品に傷をつけないでください。
インバータ式蛍光灯などの電界が発生する場所での使用は
避ける。
・L C D表示部の数値が誤作動を起こす原因となります。
使用前の準備
ご使用前に、下記の準備を行ってください
●測定面、 摺動面、 外観などの汚れや防錆油などを拭き取る
そのまま測定を行うと誤差の原因となります。
取扱説明書
GDCS - 150ST / GDCS-300ST
品番
⑬ 針
■ペンシルケガキ針 (当社品番:SC-P)
⑦ 微動止めねじ
⑫ 本尺
■デジタルケガキゲージ本体
⑧微動送り車
⑨ 電 池 蓋
⑦微動止めねじ .........
微動送り時にこのねじを締めます。
⑧微動送り車  ............
微動送り時にここを回して、開き幅の微
調整を行います。
⑨電池蓋 ..................
開けて電池をセットします。
⑩ZEROスイッチ ......
押すと画面に"0.00"が表示されます。
⑪ON/OFFスイッチ ...
電源のON/OFFを行います。
⑫本尺 .....................
デジタル液晶部のスライドを保持します。
⑬針 ........................
先端超硬チップ付のケガキ針です。
⑭キャップ ...............
ノックして針の出し入れを行います。
してはいけない内容
『禁止事項』です。
下記の条件を満たす環境で使用・保管する。
●雨や水、油などがかからない、乾燥した場所
●高温にならない場所
●子どもや、使用者以外が近付かない場所
・上記に反する場所での使用は製品の破損、事故やけがの
原因となります。
ケガキ針先端は尖っているので、扱いに注意する。
・けがの原因となります。
分解・改造を行わない。
・製品の破損や事故の原因となります。修理はお買い上げ
の販売店、または発売元までご連絡ください。
電気ペンなどで書き込まない。
・電気ペンなどで本尺やベースなどに、番号などの書き込
みをしないでください。
●本体と被測定物の温度慣らしを十分に行う
測定器本体と被測定物の間に温度差があると、 誤差の原因となりま
す。 同じ温度になるよう、 温度慣らしは十分に行ってください。
電池のセッ ト ・ 交換
①電池蓋を矢印の向きに外します。
②電池を、必ず (+) 側を表にしてセッ ト
してください。
③電池蓋を元通りに装着してください。
電池は必ずCR2032をお使
ご注意
いください。
●電池をセットする際は、端子の
折れにご注意ください。
●電池をセットする際に上から強く押し込むと、端子が折れて破
損する場合があります。
⑭ キャップ
●電池をセットする際は、右斜め方向から端子を外側に押すよう
に、本体のツメの下へ入れ込んでください。
端子
トラブルと対応
Q. LCD表示部に何も表示されない。
A. 電池の残量が少なくなっている可能性があります。 新しい電
池と交換してください。
Q. 電源ONの状態でスライドさせてもLCD表示の数字が変わらない。
A. 一度電池を取り外し、 30秒後に電池をセットし直してください。
Q. スイッチを押しても何も反応しない。
A. 電池が正しく セットされているか確認してください。
Q. LCD表示部に 『MAX』 『MIN』 『△』 などの文字が表示されている。
A. 一度電源を切るか、 "HOLD"スイッチを何回か長押しして文
字を消してからご使用ください。
Q. 正しい数値が表示されない。
A. 使用環境の湿度が高い可能性があります。 本器を乾燥させ、
湿度が低い環境下でご使用ください。
必ず実行していただく
修理の際は
内容『強制事項』です。
●正常に作動しない場合や、不明な点がございましたらお買い上
げの販売店または、発売元までご連絡ください。
●お問い合わせや、ご連絡が無いまま直接発売元に修理品などを
送付されても処理、対応ができない場合がありますのでご了承く
ださい。
製品仕様
測定範囲
(mm)
GDCS - 150ST
0 - 150
GDCS - 300ST
0 - 300
●最 小 読 取 値:0.01mm
●表    示:LCD 5桁表示
●オ ー ト オ フ:約20分
●最大応答速度:右方向へのスライド...1.5m/s
        左方向へのスライド...0.75m/s
※右方向、左方向は各部の名称の図を正面にした場合
●使用温度範囲:      0℃〜40℃
●保存温度範囲:−10℃〜60℃
●電    源:リチウム電池 CR2032×1
●電 池 寿 命:通常使用状態で約2.5年
●付
品:リチウム電池 CR2032(テスト用)
使用方法
■電源のON/OFF
①電源をONにするには、 "ON/OFF"スイッチを押してください。
②電源をOFFにするには、 "ON/OFF"スイッチを押してください。
③電源ONの状態から"HOLD"スイッチを押すと数値が固定されます。
■0点合わせ
電池蓋
①止めねじをゆるめ、 電源を入れてください。
②平らな面に本尺ベースを当て、 副尺ベースを押し下げてください。 ( 図1)
③副尺ベースが平らな面に当たった所で"ZERO"スイッチを押してく
ださい。 (図2)
LCD表示部に"0.00mm"が表示されると0点合わせが完了です。
(図1)
電池
ツメ
端子
電池
■ケガキ作業
①けがきたい幅に本尺ベースと副尺ベースの間を開きます。
※開き幅の微調整には微動送り車を使うと便利です。 止めねじを
ゆるめ、 微動止めねじを締めた状態で微動送り車を回して微調
整を行ってください。
※微動送り車は回しすぎると外れますのでご注意ください。
②止めねじを締めて幅を固定してください。
③付属のペンシルケガキ針の針が出ていない場合は、 キャップを押
して針を出してください。
④ワークの端面に副尺ベース
を当て、 ペンシルケガキ針
で本尺ベースに沿ってけが
いてください。 (図3)
■付属のペンシルケガキ針について
●斜めケガキによるチップ欠落や、 破損防止のため、 できるだけ垂
直に立ててけがいてください。
●ケガキ (線引き) 中は、 4 5° 以上倒さないでください。
●一度けがいた上から、 二度引きしないでください。
◎替針も別売しております。 (当社品番:SC-PE5)
使用後のお手入れ・保管方法
●測定面・摺動面・外観などの汚れや油などを乾いたウエスで拭
最大許容誤差
  ベースの
本体質量
き取り、防錆処理を行う
(mm)
平行度 (mm)
(g)
防錆処理は防錆油を薄く塗るか、防錆袋などに入れてください。
±0.07
0.07
295
●止めねじをゆるめた状態で保管する
±0.08
0.08
360
止めねじを締めて固定すると、温度変化による膨張などで無理
※量子化誤差 (±1カウント) 含まず
な力がかかり、精度不良の原因となります。
●付属のケースに入れ、乾燥した冷暗所に保管する
直射日光や湿気は避け、 管理者以外が触れない状態で保管してく
ださい。
●長期間使用しない場合は電池を製品から取り外した状態で保管する
長期間使用しないで放置すると、 電池の液漏れの原因となります。
(図2)
副尺ベース
ZEROスイッチ
本尺ベース
平らな面
平らな面
(図3)
ペンシルケガキ針
本尺ベース
ワーク
副尺ベース
〒955-0055 
新潟県三条市塚野目5丁目3番14号
(0256)33-5502
  FAX(0256)33-5528
(代)
http://www.niigataseiki.co.jp
URL
I341-K1
2206

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Summary of Contents for Niigata seiki GDCS-150ST

  • Page 1 ●第三者に譲渡・貸与される場合も、この説明書を必ず添付してください。 ②平らな面に本尺ベースを当て、 副尺ベースを押し下げてください。 ( 図1) 折れにご注意ください。 ●当商品に関するお問い合わせは、お買い求めの販売店もしくは当社にご連絡ください。 ③副尺ベースが平らな面に当たった所で“ZERO”スイッチを押してく ●電池をセットする際に上から強く押し込むと、端子が折れて破 ださい。 (図2) ■各部の名称と機能 損する場合があります。 LCD表示部に"0.00mm"が表示されると0点合わせが完了です。 ③LCD表示部 ⑭ キャップ ⑬ 針 ●電池をセットする際は、右斜め方向から端子を外側に押すよう ※イラストはGDCS-150STです。 ④ 止めねじ (図1) (図2) に、本体のツメの下へ入れ込んでください。 ⑤ HOLDスイッチ 副尺ベース 電池 ⑥ 出力コネクタ 下 ■ペンシルケガキ針 (当社品番:SC-P) ZEROスイッチ げ ⑦ 微動止めねじ ツメ...
  • Page 2 ( Fig. 1 ) terminals when inserting battery. ●For inquiries about this product please contact dealer or Niigata Seiki. ③With both Bases flat against surface, press the [ ZERO ] Button. ●Terminals may be broken if battery is pressed straight down.

This manual is also suitable for:

Gdcs-300st