Sound Devices MixPre-10M User Manual

Sound Devices MixPre-10M User Manual

Multitrack recorder, mixer, usb audio interface
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Summary of Contents for Sound Devices MixPre-10M

  • Page 2 (2) This device must accept interference received, including interference that may cause undesired operation. MixPre-10M User Guide ●Nov 2018 This document is distributed by Sound Devices, LLC in online electronic (PDF) format only. E-published in the USA.
  • Page 3: Table Of Contents

    目次 _Toc533081657 Quick Start....................... 5 Multitrack Recording Steyp-by-Step ....5 Intro ......................... 9 Powering ........................11 Flexible Powering Options ........11 Panels........................13 Front Panel ............13 Right Side Panel ..........14 Left Side Panel ............ 13 Back Panel ............14 Screens &...
  • Page 4 User’s Guide USB .......................... 51 USB Audio Interface ......... 51 USB Keyboard ............ 53 Low-latency Monitoring ........52 USB Keyboard ショートカット ......53 USB File Transfer ..........52 Copying to a USB Drive ........54 User Presets and System Settings ................55 Saving and Recalling Presets ......
  • Page 5: Quick Start

    Quick Start Multitrack Recording Steyp-by-Step このクィックスタート章は、MixPre-10M を箱から取り出して、音楽制作やレコオーダーの設定をはじ めて行うときの、 「ステップバイステップ」 、 「ハウツー的」な参考書を意味します。 機能に関する詳細な情報、ここで紹介されている手順の詳細については、このユーザーガイドの各章を 参照ください。 レコーディングを始めるには: 電源の接続 少なくとも、バッテリーまたは AC アダプター(付属品)のどちらかで給電します。 MixPre-10M の電源を入れる。 左側面の電源スイッチをスライドして On にすると MixPre が起動します。 オーディオ・ソースの接続 マイクロフォン、ラインか楽器のラインレベル出力などを側面のインプット・ジャックに接続しま す。 ヘッドフォンの接続 右側面のヘッドフォン・ジャックに、ヘッドフォン・プラグを接続します。 録音用メディアの準備 Class10 SD カードを背面パネルのスロットに挿入します。 をタップすると、メイン menu が表示されます。 (ドット・アイコン)をタップすると、複数ページにアクセスできます。 Info: ドットの数はページ数を表し、ドットにより現在のページ番号を把握できます。...
  • Page 6 User’s Guide プロジェクトの作成 をタップします。 (B) Project > New をタップします。 (C) 新規プロジェクトの名前を記入するために、Name をタップします。 名前を記入しなければ、MixPre-10M は Song1, Song2 といったユニークネームを自動的に生成 します。 (D) 選択可能なレートから Sample Rate をタップします。 (E) Create をタップします。 入力を設定する。 (A) 録音したいトラックに相当するチャンネル・ノブを押します。 例えば、track1 に録音する場 合はノブ 1 を押します。 チャンネル画面が表示されます。 (B) Input をタップし、HP エンコーダを回してインプット・ソースを選択します。 選択可能なオプション: Mic, Line, Aux In, USB In (C) ファンタム電源を必要とするマイクロフォン、DI、その他の機材の場合は、Phantom を選択...
  • Page 7 (F) ゲイン調整などインプットを聞くために、まず最初にチャンネル・ノブをフェーダー設定が 0dB になるまで回します。 次に Gain(チャンネル画面上)をタップし、HP エンコーダを回して インプット感度を調整します。 チャンネル・ノブのリング LED はインプット・レベルの大きさに準じて緑色に点灯するので、適 切な信号レベルが入力されている場合は、緑色に点灯する時間が長くなるようにゲインを調整して ください。入力信号がまだ無い場合は、目安として、マイクソースなら 35dB、ラインソースなら 10dB に調整してください。 Info: ゲイン調整モードは、操作をやめると 5 秒後に終了します。 (G) ドット・アイコンをタップし、設定 2 ページ目を表示させ、Pan, Reverb, Air, など任意の機 能を調整してください。 (H) キーボード、 ドラムマシン、 コンピュータ出力など、 ステレオ音源を接続している場合、 Linking を有効にします。 をタップしてホーム画面に戻ります。 メトロノームの設定 をタップします。 (B) ページを通して、サブメニューの中の Metronome をタップします。 このサブメニュー表示 中はヘッドフォンでメトロノームのプレビュー音を聴くことができます。...
  • Page 8 User’s Guide 14. 他のトラックにも別の楽器演奏を録音するには、手順 7 に戻って同じ操作を繰り返します。 15. すべてのトラックに収録が終わったら、曲を再生しながらトラックミックスレベル、パン、リバー ブ、エアーを調整します。 16. 納得のいくミックスができたら、レンダー機能を用いてあなたのファイルを簡単にシェアできます。 をタップし、Render をタップします。 (B) レンダーしてファイル化される時のファイル・フォーマットを選択します。 オプション: Wav stereo, AAC stereo, Wav All Isos 17. もっとも大切なことは音楽制作を楽しむことです。 プロジェクトの保存に煩わされることはあり ません。MixPre はあなたのかわりに煩わしい処理を自動的に行ってくれます。...
  • Page 9: Intro

     パンチイン/アウト  キューポイント  トラック・バウンシング  リバーブとヴォーカル・エアーのエフェクト  メトロノーム  エクスポート  MixPre-10M は、Protools, Logic, Cubase, Reaper のような DAW と似たような機能として動作しま す。しかし、その特化したハードウェアにより、一般的なコンピュータベースのシステムでありがちな 技術的要因で行き詰まることなく、ミュージシャンは楽曲制作に専念することができます。ミュージシ ャン、ソングライターは簡単操作、高品位な収録用のポータブルツールを使用して、いつでもどこでも インスピレーションのままに楽曲をマルチレイヤーに収めることができます。 MixPre-10M は、 8 つの XLR 入力からのオーディオ・ソースを一度に 8 トラックまで同時に録音するこ とができます。正しいテンポで演奏できるようにメトロノーム機能、レコーディング時にキャラクター 要素を加えることのできるリバーブとヴォーカルエラー・エフェクト機能が内蔵されており、すばらし いパフォーマンスを支援してくれます。ヴォーカルエアー・エフェクトは、快活で艶を持たせた親密さ のあるヴォーカルになる効果を出す EQ とコンプレッションの複合機能で、シンガー/ソングライター には人気があります。...
  • Page 10 User’s Guide もちろん、MixPre-10M の活用法に際限はありませんが、いくつかの主な機能を挙げると… トラックレイヤーとオーバーダビング機能によりマルチレイヤーされた曲を作成できます。  小規模なアンサンブルのライブパフォーマンスのミキシングとレコーディング。  マルチチャンネルバッキング・トラックの再生。  ライブイベント、コンサート、ジャムセッションなどの収録。  DAW 用の 12in/4out の高品位 USB オーディオインターフェース  MixPre-10M の電源ソースはさまざまなタイプから選べるので使用用途にさらなる柔軟性を提供します。 単三型電池、リチウムイオン充電池、壁コンセントからの AC アダプターによる電源供給が可能なので、 いつでも、どこでも、常にあなたがオーディオを取り扱いたい時に MixPre-10M を御利用いただけま す。 お客様のオーディオ編集作業が MixPre-10M によってより豊かになることを我々は切に願っておりま す。MixPre-10M を御利用いただいたお客様の御感想をお聞かせいただけると非常にうれしく思います ので、support@sounddevice.com までご投稿いただけると幸いです。...
  • Page 11: Powering

     8 本の単三型アルカリ、または NiMH 充電電池を装着したバッテリースレッド(MX-8AA)  1 個か 2 個の Sony タイプ L-mount バッテリーを装着した バッテリースレッド(MX-LMount)  Info: 製品にバッテリーは含まれません。 MixPre-10M の電源スイッチは、左側面の右上に位置しています。 MixPre-10M に装着されたバッテリー放電を抑えるため、4-pin ヒロセの電源ソースとバッテリーが両 方とも接続されている場合は、ヒロセ電源の優先的に使用されます。 バッテリーインジケータで残量を確認するには: をタップします。 リストの中にある、Power をタップします。 次のどちらかを操作します。 > Battery Sled をタップし、使用しているバッテリータイプを選びます。 > Ext Power をタップし、使用している電源タイプを選びます。 (表は 688 の資料から引用した資料です。 )...
  • Page 12 User’s Guide MixPre-10M...
  • Page 13: Panels

    Panels Front Panel Power ライト、レコーダーのトランスポート用ジョイスティック、スター(*)トグルスイッチ、チャ ンネルノブ、チャンネルノブ・リング LED、タッチ画面 フロントパネルのチャンネル・ノブは2つの用途があります。 LR ミックス用に選択されたトラックのレベルを調整する。  ノブを押して、チャンネル画面にアクセスすることができます。  Left Side Panel USB 接続、XLR コンボソケット(1/4 インチ TRS)入力、X1/X2 アンバランス出力(3.5mm)、パワ ースイッチ...
  • Page 14: Right Side Panel

    User’s Guide Right Side Panel 3.5mm ヘッドフォン出力ジャック、3.5mm Mic/Aux 入力、XLR コンボソケット (1/4 インチ TRS) 、 ヘッドフォン・エンコーダー Back Panel バッテリーマウント、4-pin ヒロセ電源コネクター、SD メモリーカードスロット、六角(アレン)レ ンチ(1/4 インチ 20 スレッド用)、回転防止固定ピン...
  • Page 15: Screens & Navigation

    Screens & Navigation MixPre-10M は、日光下でも見やすい高解像度のタッチパネル内蔵ディスプレイを搭載しています。タ ッチディスプレイは、Home 画面、Main Menu 画面、Channel 画面から構成されています。 チャンネル画面に関する情報は、後述の Input Channels の章を参照ください。 タッチディスプレイは、直観的に操作できるようにいくつかのタッチ領域があります。にお好みの画 面や機能を割り当ててすばやくアクセスするトグルスイッチ */**もあります。ユーザーインターフェ ースとして親しみやすいタッチディスプレイの採用により、インプット、アウトプット、レコーディ ング、メータリングにすばやく直観的にアクセスすることができます。 Home Screen Home 画面ビューは、デバイスの電源投入後のタッチスクリーンに表示されるデフォルト・ビューで す。 この画面には次の情報が表示されます。...
  • Page 16 User’s Guide 電源ステータスアイコン アイコン 詳細 ミュージック・アイコン Home 画面でこのアイコンにタッチして、Music Control メニューにアクセスできます。 現在のネーム 現在のミュージック・プロジェクトの名前が表示されます。 タイム・カウンター 現在のソング位置を、hh:mm:ss:tenths で表示。すべて のソングは 00:00:00:0.からスタートします。 Home 画面 でこの部分にタッチして、 Music Control メニューにアクセ スできます。 Q アイコン 現在のキューナンバーを、Q01, Q02.. と表示します。キ ューポイントを登録すると、簡単にそこへロケートさせる ことができるので、韻、コーラス、間奏へすばやく飛ぶこ とができます。 停止中に Q アイコンをタップして、 Q-Points メニューを開 くと Q リストやオプションにアクセスできます。 録音・再生中にタップすると、新しいキューポイントを追...
  • Page 17: Main Menu Screen

    Main Menu Screen Menu 画面は、ほとんどの機能、選択された機能、セットアップがあります。 Menu 画面に入るには: Home 画面で をタップします。  3つの Menu 画面ビューがあります。 これらのビューは、ドットアイコン によって表示 されます。 これをタップして、3つの Menu 画面ビューを切替えることができます。 Menu 内のそれぞれのオプションをタップすると、サブメニューが表示されます。 ページ サブメニュー 詳細 Presets SD カードと内部メモリーへ、ユーザー設定のセーブとリコール。 ファクトリー デフォルトによる全設定のリセット。 Project 新規作成、既存プロジェクトのオープンと削除。 Inputs 3.5mm Aux/Mic 入力用の設定。 Outpus main L/R と X1/X2 ステレオ出力用のルーティングとゲイン設定。 Reverb リバーブの設定。...
  • Page 18: Music Control Menu

    User’s Guide サブメニューからメイン Menu へ戻るには: をタップします。  メイン Menu から Home 画面に直接戻るには: をタップします。  Music Control Menu Music Control メニューから Q-List、Solo/Mute 画面、メトロノーム、プロジェクトレンダー、プロジ ェクトヒストリー、にアクセスできます。 詳細な情報については、後述の各章を参照ください。 Music Control メニューにアクセスするには: Home 画面の左上にある をタップしてください。 ...
  • Page 19: Using Star ショートカット (*/**)

    Using Star ショートカット (*/**) フロントパネルにあるトグルスイッチは、ユーザーがプログラムできる便利なスイッチです。特化した ハードウェア・ショートカット */** によく使用する機能を割り当てれば、画面の menu リストから ナビゲートすることなく、すばやくアクセスできるようになります。 スタートグルスイッチに機能を割り当てるには: をタップします。 *Shortcuts > *Shortcut (か**Shortcut) を選択します。 表示された*Menu 画面で、任意の機能を割り当てます。 サブメニュー 詳細 Solo/Mute screen Solo/Mute サブメニュー画面の表示 Project プロジェクト・サブメニュー画面の表示 SD Card SD カード・サブメニュー画面の表示 Tone トーン信号の On / Off Metronome メトロノームの On / Off キューポイントの設定...
  • Page 20 User’s Guide MixPre-10M...
  • Page 21: Input Channels

    Using Reverb & Rendering a Vocal Air Effect Low Cut Setting the Low Cut Filter Phase Toggling Phase Inversion Linking Stereo Track Linking MixPre-10M は、 8つのフィジカルチャンネル ・ ノブよりも多くのトラック (最大 12) を持つため、 track9 以降の設定にアクセスするためには、Bank selector を使用します。 後述 Track Bank Selector を参 照ください。...
  • Page 22: Track Names

    Track1 の新しい名前を入力して、OK をタップします。 編集されたネームは、そのトラックのチャンネル画面のトップに表示され、現在録音されているフ ァイルのメタデータだけでなく、Render > Wav All ISOs を使用する時のレンダーされた ISO フ ァイルにもエンベデッドされます。 Setting Input Source Input ボタンで、そのトラックへオーディオ入力ソースを選択できます。 入力ソースとチャンネルの組み合わせは自由に設定できるので、オーディオ・ソースを異なるトラック に録音したい時にケーブルを差し替える必要はありません。入力ソースに、 MixPre-10M の出力 (Bouncing 章を参照) 、メトロノームのクリック音(Metronome 章を参照)をアサインすることもで きます。また、この画面からファンタム電源の On/Off も設定できます。 インプットへルーティングするには: チャンネル画面に入り、Input をタップします。次のサンプル画像のようなルーティング画面が表 示されます。 トラックのソースを1つ、選択します。トラックにはライブ入力ソースを1つだけ設定できます。 必要に応じてファンタム電源を有効にします。[Phantom] は 48V 電圧の on/off です。もしコ...
  • Page 23: Enabling Monitoring

    Tip: 曲のアイディアをラフスクラッチとしてすばやく録音したい時にマイクロフォンが手 元に無くて、 音質を気にしないのであれば、 MixPre 内蔵マイクを利用できます。 Inputs > Aux In Mode で Internal Mic に設定し、ルーティング画面で Aux In に設定してく ださい。サンプル画像の Track4 ではインプットソースとして Internal Mic がアサイン されています。 (他のサンプル画像で、Aux In が Internal Mic となっていない理由は、 Aux In Mode の設定が異なるためです。 ) Enabling Monitoring モニター機能は、再生中にライブ・インプット信号も聞くことができます。すでに録音されたトラック と一緒に練習演奏したり、ライブパフォーマンスに利用したりと便利です。 モニターを有効にするには:...
  • Page 24: Using Solo/Mute

    User’s Guide Using Solo/Mute MixPre-10M には、トラックのミュート、ソロをするためにいくつかの異なる方法があります。 各トラックのチャンネル画面で、Mute をタップして選択されたトラックをミュートできます。 ミ  ュートされたトラックの信号はミックスと出力に送られません。ミュートされると、ノブ周囲にあ る LED リングが赤く点灯します。同時に複数のトラックをミュートにすることができます。 各トラックのチャンネル画面で、Solo をタップして選択されたトラック(プリフェード、プリエ  フェクト)の音をヘッドフォンでモニターできます。ソロになっているトラックは、LED リングが オレンジに点灯します。 複数のトラックをすばやくソロ/ミュートするには、Solo/Mute 画面が便利です。全 12 トラックのソ ロとミュートをこの画面から操作、確認することができます。 Info: */** スイッチにアサインしても Solo/Mute 画面にアクセスできます。 Solo/Mute 画面からソロまたはミュートするには: をタップします。 Music Control 画面が表示されます。 Solo/Mute をタップします。 Solo/Mute 画面が表示されます。...
  • Page 25: Using Reverb

    Understanding Pan Pan 操作で、LR ステレオミックスに対してのトラックのオーディオの L と R の位置が決まります。 Pan レンジは、L16(L 最大)から C(センター)から R16(R 最大) の 33 ポジションです。 Using Reverb リバーブは、LR ミックスの中のトラックにどれだけリバーブ効果を与えるかを設定します。 ミックス だけに効果があり、個々の録音されたトラックに効果はありません。 個々の録音されたトラックへリバーブ効果をレンダーするには、バウンス機能を利用してください。 リバーブを調整するには: チャンネル画面から、Reverb をタップしてエンコーダで調整してください。 調整範囲は、Off,  -50dB から 0dB まで 1dB ステップです。 タイプ、ディケイ、プリディレイなどの異なるリバーブ・キャラクターを選択できます。 リバーブを設定するには: をタップします。 サブメニューにページして、Reverb をタップします。 次の設定をタップして、値を変更してください。...
  • Page 26: Setting The Low Cut Filter

    を防ぐために用いられます。 Phase 設定は、位相反転の On/Off です。 チャンネルの位相を反転するには: チャンネル画面から Phase をタップします。  Stereo Track Linking 入力ソースがステレオの場合、2つのペア・トラックに組むと1つのノブで両方のペアのレベルをコン トロールできて便利です。キーボードやステレオ・マイクのようなステレオソースを利用する場合、 MixPre-10M のインプット 1-2, 3-4,などに接続し、ペアとなる最初のチャンネル画面の Linking menu でリンクしてください。リンクによって、奇数番号のノブで両方のレベルをコントロールできま す。 次の例では、チャンネル 1 と 2 をリンクする手順を紹介します。 Ch 1,2 をリンクするには: チャンネル画面に入るために Ch-1 のノブを押します。 Linking をタップします。 ステレオソース用に 1-2 を選択します。 これでトラック 1 と 2 の両方のレベルを Ch-1 ノブでコントロールできます。...
  • Page 27: Track Bank Selector

    次のオプションから1つを選択します。 ・Mic Aux/Mic In に Mic 接 続 さ れ る と き の オ プ シ ョ ン で す 。 MixPre-10 M は PiP(Plug-in-Power)用のバイアス電圧を供給します。 ・Line Aux/Mic In に、 スマートフォンのヘッドフォン出力などのアンバランス 2ch ライ ンソースが接続されるときのオプションです。 ・Internal Mic 入力ソースとして内蔵マイクを使用するときのオプションです。例えば、曲アイ ディアをラフ・スクラッチとしてすばやく録音したい場合、マイクロフォンが手 元になくて音質にこだわらないのであれば、フロントパネル(チャンネルノブ 8 の隣)に内蔵されるマイクを利用することができます。...
  • Page 28 User’s Guide チャンネル・ノブ調整中のフェーダー値と、以前にストアされているフェーダー値がオレンジ色で Home 画面(かチャンネル画面)の上部に表示されます。 ノブを調整して両方の値が一致したところ で、数字の色が黒色に変わります。 フェーダーレベル表示の例: この例では、フィジカルフェーダーの値が -18dB で、トラック 9 のチャンネル・ノブを時計回転方向 に調整しなければならないことを矢印が示します。以前にストアされている値、ここでは -15dB に達 すると、ミックスレベル調整できるようになります。 Info: 以前にストアされたフェーダー値と矢印アイコン (オレンジ色) を表示させるためには、 チャンネル・ノブをごくわずか調整してください。情報が表示されることで、どちらの 向きへフェーダーを調整するべきかを判断できます。...
  • Page 29: Outputs

    Outputs MixPre-10M は 2 ペアの出力、L/R と X1/X2 を持ちます。 L/R の TA3 出力コネクター(長距離ケーブ ル接続向け)はバランスで、X1/X2 の 3.5mm ジャックはアンバランスです。 L/R と X1/X2 ステレオ出力へ送るには: をタップします。 Outputs をタップします。 次のどちらかを操作します。 L/R Out をタップして、右側面の L/R 出力へ送る設定をします。  X1/X2 Out をタップして、左側面の X1/X2 出力へ送る設定をします。  L/R 出力と X1/X2 出力のオーディオ・ソースは、LR ミックス(ステレオかモノラル)だけでなく、ヘ...
  • Page 30: Headphone Out And Presets

    User’s Guide Outpu Muting MixPre-10M で、3.5mm stereo output をミュートにできます。 出力をミュートするには: をタップします。 Outputs をタップします。 St Out Mute をタップします。 これは、Mute の On/Off を切替えます。 Info: Output Mute 機能はショートカットに設定できます。 Headphone Out and Presets MixPre-10M のオーディオ愛好家向けヘッドフォン・アンプリファイアは、ハイパワーで低ノイズなの で、MixPre-10M が取扱うオーディオを正確にヘッドフォンや環境に関係なくモニターすることができ ます。 ヘッドフォンプラグを(右側面にある)3.5mm ジャックに接続してください。 ヘッドフォン 音量ボリュームは、ヘッドフォンジャックの隣にあるエンコーダで調整することができます。 Info: ヘッドフォン出力アンプは非常に大きなレベルを出力する能力があります。不適切な音...
  • Page 31: Metering

    Metering LEDs and Metering MixPre-10M はインプットとアウトプットのレベルを確認するためにいくつかの方法があります。 チャンネル・ノブのリング LED、チャンネル画面メーター、Home 画面のメータービュー。 Channel Knob Ring LEDs ・ チャンネル・ノブ・リング LED – 各 LED リングは、グリーン、オレンジ、レッドに光ります。 LED リングの明るさは、インプットのレベルに応じています。 グリーン = 信号有り、レッド = シグナル・ピーキング、オレンジ = リミッター機能動作中。 また、チャンネル・ソロ中は、チ ャンネルのリング LED がオレンジで点滅し、ミュートされたチャンネルは赤く点灯します。 下側4つ(5,6,7,8)のリング LED がオレンジ色で点滅するのは、トラック・バンクが切替えられた後 に、ノブ(5,6,7,8)の回転位置とストアされているフェーダー値が一致していないことを示しています。 ノブを調整してフェーダー値と一致すればオレンジ色の LED は消灯します。...
  • Page 32: Meter View

    User’s Guide Meter View Home 画面のメータービューには、12 トラック分の垂直指示バーメーターが表示され、L/R ミックス は水平バーメーターが表示されます。メータービューにはトラック・バンク・セレクターも表示され、 これはメーターグループを囲う白い枠線です。例えば、次の図では、トラック 1-4 と 9-12 が選択され ています。 メーターの下側に表示されるトラック番号が振られたラベルは、ルーティングやトランスポート状況に 応じて色が変わります。 次の表は、楽曲制作に中に見ることができるさまざまなオプションを示します。 トラックラベル 詳細 赤 録音アーム状態、ライブインプットをモニター中。 緑枠の中に赤 録音アーム状態、トラック再生をモニター中。 緑 トラック再生中。 (録音しない状態) グレイ(停止時) トラックにインプットソースがアサインされていて、録音しない状態。 黒 トラックにインプットソースがアサインされていない。...
  • Page 33: Projects

    Projects MixPre10-M の中では、歌や楽曲をプロジェクトとして取扱われます。プロジェクトとは本質的には、 SD カードの1つのフォルダの中に格納されたすべてのオーディオ・ファイルとミキシング・セッティ ングを指します。 ユーザーによって創作された楽曲はフォルダで管理されるため、バックアップやコ ピーも簡単です。プロジェクト・フォルダには特別な「セッション」ファイルも含まれ、これは、録音 されたオーディオ・ファイルがどのトラックで、またどのタイムラインで再生されるかを MixPre-10M が正確にコントロールするためのファイルです。 概念的に、1つのミュージック・プロジェクトは一般的な DAW と同じく働き、ユーザーが思い描く通 りのものです。 プレイ・カーソルは水平タイムライン上を移動し、 複数のオーディオ・トラック (MixPre の中ではチャンネルとして扱われる)が縦に並びます。 局は常に 00:00:00:0 (hh:mm:ss:tents)か らスタートします。 ユーザーは多くのプロジェクトを 1 枚の SD カードに収めることができるだけでなく、異なるプロジェ クトへすばやく切替えられるので、アルバム制作など複数曲の平行作業にも柔軟に対応できます。 な お、MixPre-10M では一度に1つのプロジェクトだけをアクティブに操作できます。 すべてのプロジェクト・オーディオ・ファイルとセッティング(例えば、ミックスパラメータ、トラッ クネーム、プロジェクトヒストリーなど)は自動的に保存されるので、手動保存のし忘れは心配はあり ません。 もし録音最中にトラブルで電源を突然失っても、再通電するだけで直前のプロジェクト状態に戻ります。 そして電源が失われる直前まで録音されていたオーディオは壊れることも失われることもありません。...
  • Page 34: Creating Projects

    User’s Guide Creating Projects MixPre-10M は、 新規プロジェクトを意識して用意しなくても、 record が押されると自動的にプロジェ クトが作成されます。 新規ミュージック・プロジェクトを作成するには: をタップします。 Project > New をタップします。 新規 Music Project 画面が表示されたら、次のいずれかを操作します。 プロジェクトネームを編集する。  サンプルレートを設定する。  オプション:44.1kHz, 48kHz, 96kHz Info: 新規プロジェクト作成時は正しいサンプルレートを選んでください。 この設定はプロ ジェクトが作成された後に変更することができません。 USB オーディオインターフェースとして 10M を使う時、コンピュータ OS, DAW アプ リケーション、 10M のプロジェクトが同じサンプルレートであることを確認してくださ...
  • Page 35: Opening Projects

    をタップします。 Project > Open をタップします。 SD カード上に、すべてのプロジェクトがリスト表示され、ミ ュージックノートアイコン で見分けることができます。 HP エンコーダを操作してプロジェクトの1つをハイライト状態にします。エンコーダを押すとプ ロジェクトを開きます。 そのプロジェクトが開かれたら Home 画面が表示されます。これで録音スタートできます。 Copying Projects SD カードに保存されているプロジェクトを手動でコピーしたり、現在アクティブなプロジェクトを自 動的に USB サムドライブへコピー(バックアップ)することができます。これはユーザーのプロジェ クトをシェアしたりバックアップするには理想的です。 アクティブ・プロジェクトをオートコピーするには: USB サムドライブを USB-A ポートに接続します。 もし、USB サムドライブが MixPre-10M でフォーマットされていなければ、最初にフォーマット してください。 重要:フォーマットするとすべてのデータが消去されます。 これで設定は終了です。MixPre-10M は自動的にアクティブ・プロジェクトを SD カードから USB サムドライブにコピーします。...
  • Page 36: Trashing Projects

    User’s Guide USB サムドライブに手動でコピーするには: USB サムドライブを USB-A ポートに挿入します。 もし USB サムドライブが前もって MixPre-10M でフォーマットされていない場合、まず最初にフ ォーマットを行ってください。 重要:フォーマットするとすべてのデータが消去されます。 をタップします。 Project > Copy をタップします。 (USB サムドライブが接続されていない時は、Copy をタップできません。 ) エンコーダを操作して、プロジェクトを1つ選択します。 OK をタップしてコピーを実行します。 重要:コピー作業中は USB サムドライブを抜かないでください。 Trashing Projects メディア容量がギガバイト級の SD カードを使用すると、 プロジェクトのリストはかなり長くなります。 現在アクティブなプロジェクトを除いて、不必要なプロジェクトを削除することができます。 プロジェクトを削除するには: をタップします。 Project > Trash をタップします。...
  • Page 37: Project Folder Structure

    ヒストリーリストで、前/後のレコーディングに切り替えるには: Home 画面の左上の をタップします。 History をタップします。 ヒストリーリストが表示されます。 HP エンコーダを操作してリストの中のファイルをを1つ選択します。現在のレコーディングがア スタリスクマーク(*)がファイルネームの右に表示されます。 Info: リビジョンのファイルネームは録音完了の日付と時刻を元にしています。 例えば、 2018 年 3 月 12 日の 2:22PM(14:22)に録音完了したファイルは 001-031218-142200 と なります。 スクラッチから現在のプロジェクトをリスタートするには: ヒストリーリストから、一番下にスクロールし、Restart Song を選択します。 Info: これはプロジェクトからすべてのオーディオをクリアし、もとに戻すことはできませ ん。しかし、オーディオ・ファイルそれ自体が削除されることはありません。それら はプロジェクト・フォルダに残っており、コンピュータからアクセスできます。 Project Folder Structure 1つのプロジェクト・フォルダにはつぎのファイルが含まれます。 プロジェクトの録音されたオーディオ WAV ファイル。 トラックで録音された、またはオーバー  ダブされたものは、シングルのモノフォニック...
  • Page 38 User’s Guide プロジェクトを共有するにはいくつかの方法があります。 プロジェクト・フォルダのコピー: MixPre-10M ユーザー同士での受渡しに適します。SD カード  からプロジェクト全体をロードすることができ、プロジェクト作業を継続できます。 Wav か AAC ステレオファイルにレンダー: 友人やバンドメンバーに最終ミックスを渡すのに適  します。 Info: AAC ファイルは、.mp3 オーディオ・ファイルのようなもので、同じビットレートで あれば AAC のほうが良い品質を期待できます。 すべてのトラック(ISOs として録音された)をモノフォニック・ファイルとしてレンダー: DAW  にインポートしてプロダクション作業を続けるのに適します。 プロジェクトをレンダーするには: をタップします。 Render をタップします。 レンダー後のファイル形式を設定します。 オプション: Wav Stereo か AAC Stereo Wav Stereo: 非圧縮の 2ch ステレオ wav ファイルに LR ミックスをリアルタイムにレンダーし...
  • Page 39: Recording And Playback

    Recording and Playback MixPre-10M は、業界標準 WAV ファイル形式で SD カード(SD, SDHC, SDXC)に 96kHz, 24-bitd で最高 12 オーディオトラックまで録音することができます。 安心してお使いいただけるよう、SD カ ードにオーディオを録音しながら MixPre-10M は USB-A ポートに装着された外部 USB サムドライブ に自動的にコピーする機能を持ちます。これはバックアップ目的として、またセッション終了直後に コピーをすぐ渡せるという意味でも理想的です。 また、アクティブなプロジェクトだけでなく事前に 保存されたプロジェクトなど、どのプロジェクトでも手動でコピーすることができます。 MixPre-10M は、USB オーディオインターフェースとして使用しながら、SD カードに録音することが できます。 コンピュータの USB オーディオ出力を録音したり、MixPre-10T に接続されているマイクや ラインソース機器とミックスしたりできます。 レコーディングと USB オーディオストリーミングを同時に行う能力により、コンピュータ録音に対し...
  • Page 40: Transport Controls

    User’s Guide USB サムドライブをフォーマットするには: 背面パネルに位置する挿入口に SD カードを挿入します。 をタップします。 USB Drive > Edit > Format とタップします。 メディアをフォーマットするためのコマンドの確認を求められたら、OK をタップします。 メデ ィアは exFAT としてフォーマットされます。 Info: exFAT ファイルシステムは、Windows XP や Mac OSX 10.6.4 以前に互換性がありま せん。 Transport Controls フロントパネルにあるジョイスティック(と点灯式 LED リング)は、さまざまなトランスポートコン トロール操作に使用することができます。 ファンクション コントロール 詳細 新しくファイルを録音開始するときに押します。...
  • Page 41: Record Arming

    Record Arming Record Arming アームされたトラックは、REC 作動時に録音されます。 PLAY 作動時は再生されます。 アーム解除されたトラックでは、インプットモニターの On でないかぎり、録音か再生のどちらが作動 中でも再生します。(インプットモニターが On だとライブインプットをモニターします。) チャンネルをアームするには: チャンネル・ノブを押します。 Arm をタップします。 アームされたチャンネルは、メーター・ビューの中でチャンネル番号を囲むラベルが赤く表示さ れます。 もし隣りのチャンネルとステレオリンクされている場合、それらのラベルが合体してリ ンクされていることを示します。...
  • Page 42: Working With Q-Points

    User’s Guide Working with Q-points MixPre-10M は、任意の演奏開始ポイントやオートマチック・パンチ IN/OUT ポイントへ簡単にロケー トするために Q ポイントを利用します。 Q ポイントは異なるタイプがあります。 アイコン タイプ 詳細 Play In 再生開始点の指定。 一般的にパンチイン(Record In)前のプリロール として使用されます。 Record In 自動的に録音開始点の指定。 (パンチイン・アウト領域の開始点) Record Out 自動的に録音終了点の指定。 (パンチイン・アウト領域の終了点) Stop 再生停止点の指定。 一般的にパンチアウト(Record Out)後のポス トロールとして使用されます。 Cue mark キューマークは曲中で任意のポジションにマークでき、すばやく簡 (Q01, Q02,etc) 単にロケートすることができます。例えば、コーラス開始点...
  • Page 43 Info: Out ポイントを置いた後に In ポイントを置くことはできません。各タイプ(Play か Record)の In か Out ポイントは 1 つ以上置くことはできません。 また、 Play In、 Record In/Out、 Stop ポイントを Q-List からキューマークを作成することができます。 キューマークを追加するには: 録音中、再生中、ポーズ中に、その曲のまさにそのタイミングで、Q アイコン (Home 画面の  上部にある)をタップします。キューマーク番号(Q01 から始まり、新しいキューが追加されるた びに増えていく)は、Q アイコンの隣に表示されます。 また、停止した状態で Home 画面の上部にある Q アイコン をタップして Q-Points メニュー ...
  • Page 44: Moving Q-Points

    User’s Guide Play In, Record In/Out, Stop ポイントとしてキューを設定するには: Q-List から、キューを1つ選択します。 Set As をタップします。 Play In, Record In, Record Out, Stop のいずれかをタップし、選択されたキューを変更します。 Moving Q-Points 登録されたキューの時間を 0.1 秒単位で変更することができます。 Q-points を移動するには: Q-List をタップします。 HP エンコーダを操作して、1 つの Q-point を選択します。 Move をタップするか、HP エンコーダを回して、選択された Q-point を 0.1 秒単位で調整してく ださい。...
  • Page 45: Clearing & Deleting Q-Points

    Clearing & Deleting Q-Points Q-Points メニューか Q-List 画面で、キューマークの削除、Play In, Record In/Out, Stop のマークを クリアすることができます。 In と Out 値をクリアするには: Clr In/Out をタップします。  個々の Play In, Record In/Out, Stop ポイントをクリアするには: Q-List から、あるいは1つを選択し、Disabl をタップします。 キューマークを削除するには: Q-List から、キューマークの1つを選択します。 Delete をタップします。 Locating to Q-Points 曲のある場所に...
  • Page 46: Bouncing

    れていれば Play In ポイントから、そうでなければ現在のプレイバック・カーソル位置から)再生 を開始します。再生しつつ、Record In ポイントに達すると、MixPre はアームされたトラックで 自動的に録音開始し、ジョイスティック LED が赤色に点灯します。録音は、Record Out ポイント までつづき、そのポイントで MixPre は再生状態に戻り、ジョイスティック LED が緑色に点灯しま す。再生は、Stop ポイントに達すると停止します。 Bouncing MixPre-10M は、多くのシチュエーションに対応できる最大 12 トラックのレコーダーです。例えば、 ドラム用に 4、ベース用に 1、ヴォーカル用に 2、ギター用に 2、キーボード用に 2 トラックを使用し てもスペアに 1 トラック残ります。 しかし、ときにはもっと多くのレイヤーが必要となるかもしれません。ピンポンと呼ばれるバウンシン グ機能は、ビートルズやビーチボーイズなどが活躍した時代のテクニックで、オーバーダビング用の空 トラックを作るためにマルチトラックを1つか2つにコンバインすることです。これは、マルチトラッ クをグルーピングすることでの単純なミックスダウン、 あるいは ISO トラックにリバーブやエアーエフ...
  • Page 47 バウンス元のトラックを決めます。 これらをソース・トラックと呼びます。 ソースとディスティネーション・トラック以外のすべてのトラックを Mute にします。 ディスティネーション・トラック以外のすべてのトラックをアーム解除します。 ソース・トラックの levels, pans, reverb, air effects を必要に応じて設定します。 エフェクトは ディスティネーション・トラックに反映されます。 これでバウンスの準備が整いました。 手動で録音開始するか、オート・パンチイン機能でバウンシングを開始します。 ノーマル録音と なるので、リアルタイムにソース・トラックの levels, pans, effects を動的に調整することができ ます。 バウンスを止めたいときに Stop を押して停止できます。 10. ディスティネーション・トラックから MixL と MixR の送りとアームを解除します。 11. バウンスの結果を聴くには、バウンスがスタートされた場所から再生を開始します。ミックスレベ ル、pan, reverb, air を調整してください。 バウンス・トラックだけをモニターするには、オリジナルのソース・トラックを mute するか削除して ください。...
  • Page 48: Metronome

    User’s Guide Metronome メトロノームは、録音中に演奏を始めるタイミングをとるため、あるいは再生がいつ始まるかをカウン トインで知らせる機能です。バーの最初のビートは他のビートよりも高いピッチで鳴ります。メトロノ ームのクリック音は LR ミックスと合成され、ヘッドフォンや LR に設定された出力端子で聴くことが できます。 メトロノームの設定をするには: をタップします。 Metronome をタップし、必要な設定を行ってください。 Info: 画面表示中は、メトロノームのプレビュー音を聴くことができます。 Sginature をタップして拍子を設定します。  オプション: 1/4, 2/4, 3/4, 4/4, 5/4, 6/4, 7/4, 8/4, 6/8, 7/8, 9/8 Tempo をタップしてテンポ(クリック音のレート)を HP エンコーダで bpm (beats per minute) ...
  • Page 49: Record Settings

    Record Settings Record サブメニューでは、次の表のように詳細な設定項目があります。 サブメニュー 詳細 オプション L&R Gain LR ミックス用のゲイン設定 ・ -30 – 0 dB (1dB ステップ) Info: Home 画面で L(left)水平メーターをタップすると、L&R ゲインにすばやくアクセ スすることができます。 AAC Quality AAC 用レンダリングの品質設定。 ・ 32 kbps ・ 64 kps ・ 128 kbps ・ 192 kbps ・...
  • Page 50 User’s Guide MixPre10M...
  • Page 51: Usb

    USB Audio Interface MixPre-10M は、12-in, 4-out の Mac か PC コンピュータと使用するための core audio コンパチブル なオーディオ・インターフェースを内蔵しています。 PC ユーザーの場合、特定の ASIO ドライバーがインストールされない限り、2x2 オーディオインター フェースとして MixPre-10M が認識されます。 最新の ASIO ドライバーとインストールインストラクションは、以下から無料でダウンロードできます。 www.sounddevice.com/support/downloads ホストコンピュータから USB オーディオとして働かせるには、USB 1-4 ソースを適切にルートする必 要があります。 ホストコンピュータからの USB オーディオと MixPre-10M の入力であるライブオーデ ィオを一緒に LR バスへ送ってミックスしたい場合、チャンネル画面を使ってインプットソースを選択...
  • Page 52: Low-Latency Monitoring

    また、Channel 1 のノブを使用してヘッドフォンでモニターされる低レイテンシ(と DAW に送ら れるレベル)を調整することができます。 Channel 1 と DAW オーディオの(モニター)ミック スを調整するには、Channel 11, 12 のノブを使用します。 USB File Transfer MixPre-10M は、USB 接続されたホストコンピュータと内蔵 SD カード間のファイル転送をサポートし ます。 この機能を使うには、MixPre-10M を File Transfer モードにしなければなりません。 (USB オ ーディオ機能は無効になります。) SD カードをフォーマットするには: をタップします。 System > File Transfer とタップします。...
  • Page 53: Usb Keyboard

    USB Keyboard スタンダード USB コンピュータ・キーボードをサポートしています。 MixPre-10M を使用していて、 メタデータ入力、タイトル入力、ワイヤーリモートコントロール機能が必要とされるときは、USB キ ーボードを接続してください。 Info: USB ハブが内蔵されたキーボードや Apple 製のキーボードはサポートしていません。 また、MixPre-10M の電源を入れた後に接続しないと認識されないものもあります。 接続された USB キーボードは、MixPre-10M のいくつかの機能をリモートコントロールすることもで きます。以下の表は、USB キーボードのショートカットのリストです。 USB Keyboard ショートカット USB キーボードが接続される時、つぎのキー・コンビネーションまたはショートカットが有効です。 キー操作 詳細 F1 か Menu キー メイン Menu へアクセス Home Ctrl + R...
  • Page 54: Copying To A Usb Drive

    User’s Guide Copying to a USB Drive MixPre-10M は、USB A ポートに装着された USB サムドライブに SD カード上のアクティブなプロジ ェクトを自動的にコピーすることができます。 この便利な機能により、クライエントにコピーデータ を渡したり、 バックアップ目的に利用できます。 USB サムドライブを挿すだけで、 あとは MixPre-10M が処理を行います。 USB サムドライブが接続されると、SD カード録音された現在のプロジェクトのミラーを自動的に作成 します。 前に録音されたファイルのメタデータを編集しても、USB サムドライブに自動的にアップデ ートされます。 自動コピーは、再生や次の新しい録音開始に影響されることなく、ファイル録音が終了するとコピーを 開始します。 これはタイムラグを減らします。 その日の収録作業が終わる時、 最後の録音ファイルが SD カードへの保存完了を待つだけです。 また、Project Copy 機能を使うことで、前のプロジェクトを手動でコピーすることもできます。...
  • Page 55: User Presets And System Settings

    User Presets and System Settings Saving and Recalling Presets フレキシビリティが MixPre-10M の特徴です。 さまざまなシチュエーションでレコーダーを簡単に使う ために、MixPre-10M の全てのセッティングをストアしたりリコールしたりできるよう設計されていま す。セッティングを登録するためのプリセット・スロットが本体内部に4つあります。また、SD カー ドにプリセットをストアする場合は、プリセット数にほぼ制限がありません。 プリセットを保存するには: をタップします。 Presets をタップし、Internal 1-4 か SD カードに保存します。 任意のプリセットネームを入れて、OK をタップします。 プリセットを保存するには: をタップします。 Preset > Load Preset とタップします。 エンコーダを回して任意のプリセットを選択します。 OK をタップします。...
  • Page 56: System Settings

    トーン信号の On/Off。 (レベルを -20dBFS から 0dBFS まで 1dB ス テップで設定可。モードを Continuous か L-Intent に設定可。 ) Limiters リミッター機能の On/Off。 Brightness タッチ画面とリング LED の輝度をそれぞれ設定。 Date/Time 日付、時刻、表示形式の設定。 Regulatory MixPre-10M に関する FCC コンプライアンス情報。 (FCC ID: 2AKLX-739M10T and IC: 22225-739M10T) Version ファームウェアバージョン番号とシリアル番号。 Update Firmware SD カード上のファイルから MixPre のファームウェアをアップデート。 最新のバージョンはウェブページからダウンロードできます。 www.sounddevices.com/support/downloads...
  • Page 57: Remote Control

    Remote Control Wingman Application Sound Devices Wingman は、- Google Play と App Store からダウンロードできる – フリーapp で、Android か iOS 端末から MixPre シリーズの Bluetooth Smart のリモートコントロールを行うも のです。 MixPre レコーダーで Bluetooth を有効にするには: をタップします。 System > Bluetooth とタップします。これにより Bluetooth 機能を On/Off できます。 Info: もしレコーダー上でリモートパスワードが設定されていると、Wingman は接続開始前...
  • Page 58 User’s Guide Wingman のタッチ画面インターフェースは、3つのメインエリアで簡単操作とモニタリングを提供し ます。 ステータス - デバイスの詳細な情報を表示。  ビューエリア –トランスコントロール・ボタン、メタデータフィールド、レベルメータのあるト  ランスポート・ビューといった異なるスクリーン・ビューの表示。 縦にスワイピングして他のメーターにトグル切替。 小型の iOS デバイスで Wingmann app を利用するとき、水平にスワイピングして、トランスポー トとトラック・ビュー間の切替。 Tab バー - タブはどの画面でも常に表示されていて4つのアイコンがあります。 File List といっ  た他のビューにアクセスするためにタブを利用します。 Info: 小型モバイルデバイスでは、カスタムネームとトラックアームは Track ビューで操作で き、大型モバイルデバイスでは Transport ビューで操作できます。...
  • Page 59: Music Projects Via Wingman

    Connecting to a MixPre Recorder もし、Wingman を利用できる Sound Devices デバイスが複数ある場合、Wingman は通信範囲にある 有効なデバイスがすべて表示します。Connection アイコンをタップして接続先のデバイスを app から 切り替えることができます。 Info: 同じ型番のレコーダーを複数利用する作業では、丸で囲まれた i マークをタップすると 該当のレコーダー画面に”Identifying from Wingman”メッセージが表示されるので、 正しいデバイスを認識するのに役立ちます。 Wingman が動作中、画面に Sound Devices ロゴのアイコンの色で接続状況が示されます。 カラー アイコン ステータス グレイ 切断中 – デバイスの不在、またはデバイススキャニング中。 オレンジ Bluetooth 接続途中。 イエロー...
  • Page 60 User’s Guide Info: モデルやプロジェクトに関係なく、大画面のモバイルデバイスではトランスポート・ ビューで、小画面のモバイルデバイスではトラック・ビューで、カスタムネームとト ラックアームを設定できます。 トラックネームを編集するには: 次のいずれかを操作します。 大画面モバイルデバイスで、トランスポート・ビューから、編集したいトラックのメーターの  どこかをタッチします。 小画面モバイルデバイスで、トラック・ビューから、編集したいトラックのメーターのどこか  をタッチします。 画面のバーチャル・キーボードを使ってトラックネームを編集します。 Done をタップして変更を確定します。 Info: キーボード以外の他の場所をタップすると、編集をキャンセルできます。 トラックをアーム/アーム解除するには: メーターラベルをタップします。 アームされると赤色に変わります。 チャンネルが On でアーム  が解除されるとラベルは灰色です。 チャンネルが Off だとラベルは黒色でアーム設定できません。 Music project でチャンネルが On でアーム解除されている時、再生中かオーバーダビング中のラ ベルは緑色です。 Info: チャンネルがリンクされている時、隣り合うメーターラベルが合体して、1つのラベ ルとして表示されます。...
  • Page 61: Usb Controllers

    USB Controllers Ver 3.00 以上の firmware から、MixPre シリーズ(M モデルを含む)にサードパーティ製のハードウ ェア・コントローラを接続して快適なミキシング、レコーディング環境で作業することができます。 楽曲制作、ポットキャスト、映像用のオーディオ録音に限らず、あらゆるアプリケーションにおいて、 フロントパネルのノブや Bluetooth 通信によるモバイルデバイスからのリモート操作に加えて、ハー ドウェア・コントローラを追加することでより一層 MixPre の操作性が向上します。 MixPre シリーズは、次の USB コントローラから操作することができます。 Korg NanoKontrol Studio  Korg NanoKontrol 2  Novation LaunchControl XL  Akai MidiMix  これらのコントロール・サーフェースは、フィジカル・スライダー、ポット、ボタンなどで、フェー ダーレベル、トリムゲイン、パン、リバーブセンド、ソロ、ミュート、REC アーミング、トランスポ ート・コントロールを操作することができます。 Info: すべての機能がすべてのコントローラでサポートされているわけではありません。...
  • Page 62: Map User-Definable Buttons To Shortcuts

    User’s Guide Map User-Definable Buttons to Shortcuts コントローラ上のボタンやノブの役割を MixPre 上の特定の機能にカスタマイズすることができます。 アサインできる機能は以下です。 Tone  L/R Mute  X1/X2 Mute  Undo (Audio project のみ)  Slate Mic (MixPre-10T の Audio Project のみ)  Metronome (Music project のみ)  Add Q (Cue ポイント追加) ...
  • Page 63: Akai Midimix インターフェース

    Akai MidiMix インターフェース...
  • Page 64: Korg Nanokontrol 2 インターフェース

    User’s Guide Korg NanoKontrol 2 インターフェース...
  • Page 66: Korg Nanokontrol Studio インターフェース

    User’s Guide Korg NanoKontrol Studio インターフェース...
  • Page 67: Novation Launchcontrol Xl

    Novation LaunchControl XL インターフェース...
  • Page 68 User’s Guide...
  • Page 69: Specifications

    Specifications Audio Inputs...
  • Page 70: Audio Outputs

    User’s Guide Audio Outputs Recorder...
  • Page 71: Remote Control

    Touch Screen Remote Control Power Environmental Dimensions and Weight...
  • Page 72 User’s Guide MixPre-10M...
  • Page 73: Software License

    This Sound Devices, LLC end-user license agreement (“EULA”) is a legal agreement between you (either an individual or a single entity) and Sound Devices, LLC for the Sound Devices, LLC software product identified above, which includes computer software, embedded firmware, and may include associated media, printed materials, and “online”...
  • Page 74 Sound Devices, LLC product, even if Sound Devices, LLC has been advised of the possibility of such damages. In any case, Sound Devices, LLC’s entire liability under any provision of this evaluation license shall be limited to the greater...

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