Hach A1000 Basic User Manual page 142

アナログ出力 (オプション) の接続
1 つの 0 ～ 20 mA または 4 ～ 20 mA アナログ出力を I/O コネクタブロ
ックの 4 ～ 20 mA コネクタに接続することができます。アナログ出力
信号は、 直近の TOC 読み取り値に比例します。アナログ出力範囲とそれ
に対応する TOC ゼロスケール値およびフルスケール値は、選択した
DAC TOC ゼロスケール値およびフルスケール値と同じです。TOC 分析
中に重大なエラーが発生した場合、 アナログ出力は選択された DAC エラ
ー出力状態になります。
現在の受電デバイスを I/O コネクタブロックの 4 ～ 20 mA コネクタに
接続します。図 14
を参照してください。
アナログ出力デバイスの代わりに受電デバイスに接続するには、表 4
示している抵抗器を使用してアナログ出力信号を電圧出力に変換しま
す。アナログ出力は 50 ～ 500 オームの抵抗を駆動します。これには接
続ケーブルが含まれます。抵抗器の精度は、データの精度に直接影響し
ます。誤差 1 % 以下の巻線抵抗器を使用することをお勧めします。最
高のデータ整合性を得るためにも、受電デバイスの入力端子間に抵抗器
を取り付けてください。
表 4 変換抵抗器
抵抗器 4 ～ 20 mA DC 電圧範囲
50 オーム 0.2 ～ 1 VDC
250 オーム 1 ～ 5 VDC
500 オーム 2 ～ 10 VDC
142 日本語
に
0 ～ 20 mA DC 電圧範囲
0 ～ 1 VDC
0 ～ 5 VDC
0 ～ 10 VDC
図 14 アナログ出力の配線
1 現在の受電デバイス
2 現在の出力信号用の配線
3 電圧出力信号用の配線
シリアルデバイス (オプション) の接続
アラームログまたはすべてのログエントリーを取得するには、分析装置
とシリアルデバイス (ホストコンピューターなど) をシリアルケーブルで
接続します。
I/O コネクタブロックの Data Acquisition (データ収集) コネクタにシリ
アルケーブルを接続します。表 3
ページの 138 を参照してください。ほとんどのシリアルインターフェー
スで 3 芯または 5 芯のシリアルケーブルを使用することができます。こ
れはプリンターのタイプによって異なります。AWG 24 を使用すること
をお勧めします。
Data Acquisition (データ収集) コネクタは、双方向 RS232C シリアルイ
ンターフェースで、1200 ボー、8 データビット (1 ストップビット、パ
リティなし) です。これにより、 分析装置がシリアルデバイスと通信でき
るようになります。
分析装置とコントローラの接続
市販の BNC 終端器は使用しないでください。メーカー提供の受動または能動終
端器のみを使用してください。
最大 8 台の分析装置と 8 台の C80 コントローラを任意の構成で接続し
て、さまざまな A-Net ネットワークを構築することができます。
注 : 個別の分析装置とコントローラを全体のネットワーク動作を妨げることなく、
接続または切断することができます。
4 受電デバイス
5 変換抵抗器
ページの 141
および配線の概要
告 知