B-Lコントロールボックスを使用する場合の準備
使用機器/治工具
• レンズ調整プログラム (BLG-TestProgramV[][][].exe)
• B-L コントロールボックス (D-sub 15ピンケーブルを付属)
• ACコード (市販品)
• RS-232Cケーブル (D-sub 9ピン (オス,固定ねじ付き) /D-sub 9ピン (メス,固定ねじ付き) ) ストレートタイプ (市販品)
• USB to シリアルケーブル (D-sub 9ピン (オス) ) ( 市販品)
• レンズ投影機
• スクリーン
• 巻尺
• 平面ミラー(SLR用等)
• レンズ投影機用 E-Mount APSC治具
• Eマウントアタッチメント
注意: レンズ投影機に被検レンズのタイプ (FF/APSC) に合ったレンズ投影機用E-Mount APSC治具とEマウントアタッチメントを取り付けてくださ
い。
• パーソナルコンピュータ
注意: パーソナルコンピュータはWindows Vista/7が正常に動作し,USB接続が可能であること。
レンズ投影機の設置
設置手順
1. B-L コントロールボックスとパーソナルコンピュータ,レンズ投影機を下図のように接続する。
2. 被検レンズをレンズ投影機に取り付け,使用機器を下図のように設定する。
3. レンズ投影機のメインスイッチをONにする。
4. レンズ投影機のランプスイッチをONにする。
5. レンズ面とスクリーンを並行にするために,スクリーン上の中心投影像に平面ミラーを重ね合わせ,反射光が被検レンズの中心
を照らすようにレンズ投影機の位置を調整する。
E-Mount APSC治具
レンズ投影機
Eマウントアタッチメント
B-L コントロールボックス
D-sub 9ピン (オス)
ACコード
メインスイッチ
ランプスイッチ
RS-232Cケーブル
6. 次の手順でBLG-TestProgramをインストールする。
(1) 「BLG-TestProgramV[][][].zip」 をダウンロードして解凍する。
(2) 「BLG-TestProgramV[][][].exe」 を任意のフォルダに保存する。
注意: 「BLG-TestProgram」 のバージョンは更新されることがあります。
SELP1650 (E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS) (E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
スクリーン
投影距離
被検レンズ
平面ミラー
D-sub 15ピン
ケーブル
パーソナルコンピュータ
USB to シリアルケーブル
D-sub 9ピン (メス)
BLG-TestProgramの起動と終了方法
• BLG-TestProgramの起動
起動手順
1. 被検レンズをレンズマウント部にマウントする。
2. D-sub 15ピンケーブルをレンズマウント部に接続し,B-L コントロールボックスの電源を入れる。
3. 「BLG-TestProgramV[][][].exe」 を起動する。
4. [Open]をクリックしてB-L コントロールボックスとの通信を接続する。
注意: 使用するB-L コントロールボックスまたはパソコンで初めて起動した場合は,パスワードの入力が必要となります。
パスワード入力画面が表れたらパスワードをHQに問い合わせてください。この際,"COM / USER Characteristic Number"に表示される
IDを知らせる必要があります。 (上図の例では"YdDGAAHTJ")
このIDはB-L コントロールボックスとパソコン固有の番号のため,別のB-L コントロールボックスまたはパソコンで使用する場合は別途
パスワード確認が必要となります。
• BLG-TestProgramの終了
終了手順
1. [Power]をクリックしてレンズへの通電をOFFにする。
2. B-L コントロールボックスの2つのLEDが消灯していることを確認する。
通電確認用LED
B-L コントロールボックス
3. [Close]をクリックしてパソコンとB-L コントロールボックスの通信を切断する。
4. [Finish]をクリックしてプログラムを終了する。
5. レンズ投影機のランプスイッチをOFFにする。
6. 数分後,レンズ投影機の温度が下がったらメインスイッチをOFFにする。
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