Yamaha Clavinova CVP79 Owner's Manual

Yamaha Clavinova CVP79 Owner's Manual

Yamaha musical instrument owner's manual
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CVP-79/69/59

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Summary of Contents for Yamaha Clavinova CVP79

  • Page 1 CVP-79/69/59 取 扱 説 明 書...
  • Page 2: 安全上のご注意

    安全上のご注意  ここに示した注意事項は、 製品を安全に正しくご使用いただき、 あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのも のです。 注意事項は、 危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を 「警 告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願い致します。 記号表示について この機器の裏側に表示されている記号や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 注 意 感電の恐れあり キャビネットをあけるな 記号は、危険、警告または注意を示します。上記の場合、 は機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険 があることを警告しています。また、 は注意が必要なことを示しています。 記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 *お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 警告  この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。 この機器の内部を開けたり、 内部の部品を分解したり改造し たり しない。 感電や火災、 または故障など の原因になります。 異常を感 じた場合など、 機器の点検修 理は必ずお買い上げの楽器 店または巻末のヤマハ電気 音響製品サービス拠点にご 依頼く ださい。 浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しない。...
  • Page 3 他の機器と接続する場合は、 すべての機器の電源を切った 上で行う。 また、 電源を入れたり切ったりする前に、 必ず機器 のボリ ュームを最小(0)にする。 感電または機器の損傷のおそれがあります。 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やス トーブの近く な ど極端に温度が高く なるところ、 逆に温度が極端に低いとこ ろ、 またほこりや振動の多いところで使用しない。 本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したりする原 因になります。 テレビやラジオ、 スピーカーなど他の電気製品の近く で使用 しない。 デジタル回路を多用しているため、 テレビやラジオなどに雑 音が生じる場合があります。 不安定な場所に置かない。 機器が転倒して故障したり、 お客様がけがをしたりする原因 になります。 本体を移動するときは、 必ず電源コー ドなどの接続ケーブル をすべて外した上で行う。 コー ドをいためたり、 お客様が転倒したりするおそれがあり ます。 本体を手入れするときは、 ベンジンやシンナー、 洗剤、 化学ぞ うきんなどは絶対に使用しない。...
  • Page 4 このたびは、 ヤマハク ラ ビノ ーバCVP-79/69/59をお買い 求めいただき ま して、 ま こ とにあ り がと う ございま した。 ク ラ ビノ ーバの優れた機能を十分に生かして演奏をお楽し みいただく ために、 本書をご活用いただき ますよ う ご案 内申し上げます。 また、 お読みになったあと も、 いつでも ご覧になれる と ころに大切に保管してく ださいますよ う、 CVP-79/69/59をご理解いただくために、 「クラビノーバミュージックワールド」 ビデオ、基本機能 「活用ガ イド」...
  • Page 5: 付属品

    付属品 (お確かめく ださい) ディスクオーケス トラ ・ コ レクショ ン 美しいオーケストレーションを持った 「自由の大地」 やJ-POPバラー ドのスタンダード 「オリビアを聴きながら」 など、楽しい曲が入った ディスクとミュージックブックのセットです。クラビノーバで再生 させたり、一緒に演奏したり、ガイド機能を使って練習をしたりな どいろいろな方法でお楽しみいただけます。使い方は、基本機能 「活用ガイド」 のP2∼と取扱説明書のP72∼をご参照ください。 ディスクオーケス トラ ・ コ レクショ ン曲目索引 スタンダードやヒット曲、クラシックの名曲など、さまざまな音楽 がディスクオーケストラ・コレクションとして別売されています。 クラビノーバで再生させたり、弾いてみたい曲を探すのにお使いく ださい。 録音用ディスク 自分の演奏を録音するための空きディスクです。 和文シー ト 楽器のパネルにのせてお使いください。親しみやすい日本語表示で パネルのボタン名を確認することができます。 ビデオ 「クラビノーバ ミ ュージックワール ド」 クラビノーバの魅力あふれる世界を音と映像で実感していただけま...
  • Page 6: Cvp-79/69/59の特長と楽しみ方

    CVP-79/69/59の特長と楽しみ方 気軽に伴奏付き演奏が 楽しめる自動伴奏 (ABC)機能(→P45) 多彩な100種類の 伴奏スタイル (→P38) 他の電子機器と接続して 音楽の世界を拡げる MIDI機能(→P125) VOLUME MASTER ABC/SONG DEMO/HELP 16BEAT VOLUME VOLUME LATIN LATIN INTRO A/ INTRO B/ REVERB FILL TO A FILL TO B POWER C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 D2 E2 F2 G2 A2 B2 C3 D3 E3 F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6 CVP-79/69/59の特長と楽しみ方...
  • Page 7 CVPは、 多彩な機能を持った電子ピアノですが、 その代表的な3つの楽しみ方をご紹介します。 ●ディスクオーケストラ・コレクション(DOC)が使える(P72) DOCは、クラビノーバ専用の、ピアノ演奏にオーケストラの伴奏がついた音楽ソフトです。 「鑑賞」 「 オーケストラの 自動演奏をバックに自分でピアノパートを演奏」 「 ガイド機能を使ったピアノパートの独習」 ができます。自分のペー スで練習し、DOCのレパートリーを増やしていくというのが、CVPの大きな使い方の1つです。付属の1セット(ディ スクと楽譜)のほかに、別売でたくさんのタイトルが用意されています。 ●自動伴奏(ABC)を使って気軽に伴奏付き演奏が楽しめる(P45) 自動伴奏(ABC)とは、左手で和音を弾くだけで、CVPがお好みの音楽スタイルで伴奏を自動演奏してくれる機能です。 それに合わせて右手でメロディを弾くだけで曲ができあがります。メロディにコードがついた楽譜さえあれば、どん な曲でも自動伴奏(ABC)を使って演奏できます。さらに、フルキーボードABCを使うと、ピアノの楽譜を楽譜どおり に弾くだけで、和音を弾かなくてもCVPが伴奏を自動演奏してくれます。自動伴奏(ABC)を使って、お手軽にレパー トリーを増やすことができます。 ●録音機能が使える(P82) 演奏を録音できますので、自分の演奏を繰り返しチェックでき、レッスンに活用できます。 多重録音機能を使うと、パート別に録音を重ねていって、一人でアンサンブルの曲を作り上げることができます。 この3つについては基本機能 「活用ガイド」 ブックでも紹介しています。このほかの多彩な機能も合わせて、CVP-79/69/ 59をお楽しみください。 CVP-79/69/59の特長と楽しみ方...
  • Page 8: 取扱説明書(本書)の構成

    取扱説明書(本書)の構成 この取扱説明書は大きく 「準備と基礎理解編」 、 「本編」 、 「資料編」 に分かれてい ます。 「準備と基礎理解編」 : ご使用前に必ずお読みください。特に"CVP-79/69/59の基礎理解"と"操作の基本 と共通機能"の項目は、一とおりお読みいただきますと、以降の説明が大変理解 しやすくなります。 「本編」 : このクラビノーバを実際にお使いいただきながら、必要に応じてわからないと ころや知りたい機能をお調べください。書いてあるページを見つけるために、 "目次"(P7)や"索引"(P158)、また"機能の全体構成一覧"(P11)をご利用ください。 「資料編」 : "CVP-79/69/59の組み立て方"(P150)、"音色リスト"(P143)、"伴奏スタイルリス ト"(P148)をはじめとして、お役に立つ資料をまとめてあります。 LCD画面について この取扱説明書に使われているLCD画面表示のイラストは、すべてLCD画 面 が 日 本 語 表 示 に な っ て い る 場 合 の 例 を 採 用 し て い ま す 。 P 2 1 ∼ 22の"ヘルプ機能と日本語表示の切り替え"の説明を見てLCD画面を日本語表...
  • Page 9: Table Of Contents

    も く じ 準備と基礎理解編 安全上のご注意 ... 巻頭 付属品 ... 3 CVP-79/69/59の特長と楽しみ方 ... 4 取扱説明書(本書)の構成 ... 6 各部の名前 ... 8 CVP-79/69/59の基礎理解 ... 10 フロッピーディスクの取り扱い ... 13 ご使用前の準備 ... 15 ボリューム調節について ... 17 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】... 17 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】... 17 【MIXER(ミキサー)】... 17 エクスプレッションペダル 【EXP PEDAL】...
  • Page 10: 各部の名前

    各部の名前 CVP-79 MIDI AUX IN AUX OUT THRU EXP PEDAL A B C POWER PHONES CVP-79 CVP-79/69/59はGM(ジェネラルMIDI)規格に対応しています。市販 のGM準拠のソングディスクをCVP-79/69/59で再生させること ができます。GMについて詳しくはP127をご参照ください。 CVP-79/69/59では、付属および別売のDOC(ディスクオーケストラ・コレク ション)ディスクを再生させることができます。DOCの操作につい てはP72をご参照ください。 CVP-79/69/59では、別売のスタイルファイル(STYLE FILE)ディ スクを読み込んで利用することができます。スタイルファイル ディスクについてはP66をご参照ください。 パワー 【POWER】 ... P16 ボリ ュームセクショ ン 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 ... P17 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 ... P49 各部の名前...
  • Page 11 CVP-79 SONG PLAY RECORD GUIDE SONG CONTROL – EXIT PAUSE F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 F6 G6 A6 B6 C7 ディ スプレイ コン トロールセクショ ン 【CONTRAST(コンストラスト)】...
  • Page 12: Cvp-79/69/59の基礎理解

    CVP-79/69/59の基礎理解 最初に、 この取扱説明書をお読みいただく 上で知っておいていただきたいい く つかの言葉を説明 します。 また、 CVP-79/69/59の機能の全体構成を紹介 し ます。 CVP-79/69/59の基礎用語 伴奏スタイル: 自動伴奏を使うときに選ぶ音楽的な意味でのスタイルのことを"伴奏スタイル"と 呼びます。いろいろな伴奏スタイルが11個のグループに分かれて用意されてい ます。パネル上の英語表記では"STYLE"となっています。この取扱説明書で も、"伴奏スタイル"を省略して"スタイル"と表現する場合もあります。 モード: ある機能を実行できる状態を意味します。たとえば、ソングの録音を行った り、録音に関するいろいろな機能を使える状態を1つにまとめて、ソングレコー ドモードと呼びます。 また、"種類"、"方式"という意味に使われる場合もあります。たとえば、デモ演奏 シングル オール で、1曲だけ演奏させる(=SINGLE)とか、全曲を続けて演奏させる(=ALL)とかの、 演奏のさせ方の方式を選ぶことを"演奏モードを選ぶ"という言い方をします。 初期: 工場出荷時には、CVP-79/69/59の持つさまざまな機能や設定値が標準値や標準 の状態に設定されています。これらの設定値や機能の状態を初期値、初期の設 定などと呼びます。各機能の初期値は、好みや目的に合わせて変更することが できますが、バックアップ機能(P117)の設定によって、電源をOFFにしたあと も変更した値を保持するか、初期値に戻すかを決めることができます。また、 "リコール機能"(P118)を使うといつでも初期値に戻すことができます。 基本画面: 電源をONにして、最初に表示される下記のLCD画面を意味します。   ポップアップ: パネル上のさまざまなボタンを押すと、ある機能を使うための操作画面が表示 されますが、これらの画面の中には一時的に表示されるだけで、しばらくする ともとの画面に戻るタイプのものがあります。このような画面を"ポップアップ 画面"、"ポップアップ表示された画面"などと呼びます。ポップアップ画面の表...
  • Page 13 CVP-79/69/59の機能の全体構成 CVP-79/69/59の機能は、次の図のように、大きく、基本演奏に関するもの、伴 奏スタイルに関するもの、自動伴奏(ABC)に関するもの、ソングの再生/録音に 関するものなどに分けられます。 ここで機能の全体構成を概観しておきましょう。 [機能の全体構成一覧] 基本演奏モー ド 音色を選んで演奏するモードです。また、2音色を使っ て演奏したり、音色にさまざまな効果をかけることが できます。 音色選択と鍵盤演奏 ... (P26) キーボー ドパーカッ ショ ン ... (P27) デュアル機能 ... (P28) スプリ ッ ト機能 ... (P30) リバーブ ... (P33) エフェク ト ... (P35) ペダルの機能 ... (P37) レジス ト レーショ ン機能 ... (P69) 伴奏スタイルモー...
  • Page 14 ソングレコー ドモー ド 自分の演奏を録音したり、トラック録音やいろいろな エディット機能を使って本格的なソング作りが楽しめ ます。 クイ ック録音/再生 ... (P83) トラック録音/再生 ... (P86) パンチイン/アウ ト録音 ... (P88) コー ドシーケンス録音 ... (P90) トラックエディ ッ ト機能 ... (P93) イニシャルエディ ッ ト機能 ... (P96) フロ ッ ピーディ スクについて ... (P13) ファンクションモー ド MIDIやディスクに関する機能やCVP-79/69/59をさらに 便利に使えるようにするための機能があります。...
  • Page 15: フロッピーディスクの取り扱い

    フロ ッ ピーデ ィ スクの取り扱い CVP-79/69/59には 「ディ スクオーケス トラ ・ コ レクショ ン」 のディスクや録音 用の空きディ スクが付属 しています。 これらのフロ ッ ピーディ スクは、 扱い方を 間違える と記録されているデータ を失いかねません。 フロ ッ ピーディ スク とディ スク ドライブユニッ トをご愛用いただく ために、 ご使用時には以下のこ と をお 守り く ださい。 フロ...
  • Page 16 磁気ヘッ ドの定期的なク リ ーニング ディスクドライブユニットは高精度の磁気ヘッドを使用しています。ディスクドラ イブユニットを長時間使用していくうちに、磁気ヘッドはフロッピーディスクの磁 性粉で汚れてきます。磁気ヘッドが汚れてくると、録音や再生 (データの書き込みや 読み取り) にエラーが生じることがあります。ディスクドライブユニットを良い状態 でお使いただくために、磁気ヘッドを定期的に (1ヵ月に1回程度) クリーニングして いただくことをお勧めします。磁気ヘッドのクリーニングには、市販の 「乾式ヘッド クリーニングディスク」 をご使用ください。なお、巻末のヤマハ電気音響製品サービ ス拠点で、ヤマハ推奨の 「乾式ヘッドクリーニングディスク」 をお求めいただくこと もできます。 フロ ッ ピーディ スク についてのご注意 ■ フロッピーディスクの取り扱いと保管 フロッピーディスクの中にはデータを記録する磁性体が入っています。磁性体を 保護し、さらにフロッピーディスクユニットの磁気ヘッドを防護するために、以 下の点にご注意ください: ● (持ち運ぶ場合も含めて) 必ず市販のケースに入れて保管し、落としたり、物 を乗せたり折り曲げたりしないでください。また、ディスク内部に水やほこ りなどが入らないようにしてください。 ● ディスクのシャッターを開けて、内部の磁性体に触れないでください。 ● 磁気を帯びたもの (テレビやスピーカーなど) には近づけないでください。 ●...
  • Page 17: ご使用前の準備

    ご使用前の準備 譜面立てについて 立てるとき 止まるまで手前に起こす。 譜面立て後側の各金具を下向きに開く。 (2つの金具が譜面立てを支えます) 固定される位置まで戻す。 倒すとき 止まるまで手前に起こす。 各金具を上向きに閉じる。 手を添えてゆっくり倒す。 キーカバーについて 開けるとき 少しだけ持ち上げる。 持ち上げすぎないように、ご注意ください。 ガイドレールの上をすべらせて開ける。 閉めるとき ガイドレールに沿って下へすべらせる。 手を添えて降ろす。 ご使用前の準備...
  • Page 18 電源を入れる 電源コー ドを接続する。 本体に電源コードを接続し、家庭用 (AC100V) コン セントに電源プラグを差し込みます。 電源を入れる。 パワー 【POWER】 を押します。電源を入れると、最初に グランドピアノ1 Grand Piano 1の音色とPop Ballad 1の伴奏スタイル が自動的に選ばれます。 パワー もう一度 【POWER】 を押すと電源が切れます。 ヘッ ドフ ォ ンを使う 場合 フォーンズ ヘッドフォン (別売) を 【PHONES】 に接続して使います。 ヘッドフォンを使うとクラビノーバのスピーカーからは音 が出ません。1人で演奏するだけではなく2本接続して2人 で演奏を楽しむこともできます。 ご使用前の準備 ポップバラード1 POWER PHONES 電源ランプが点灯...
  • Page 19: ボリューム調節について

    ボリ ューム調節について CVP-79/69/59は、 パネル上に2つのボリ ューム調節用のスライダーを持って います。 また、 自動伴奏(ABC)やソングのパー ト別の音量を個別に調節する 機能も持っています。 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 CVP-79/69/59全体のボリュームを調節することができます。 VOLUME MASTER VOLUME 大きくなる 小さくなる また、 【PHONES(フォーンズ)】 や 【AUX OUT】 の出力レベルも調節することができま す。 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 自動伴奏(ABC)やソングの再生ボリュームを調節することができます。 VOLUME MASTER VOLUME 【MIXER(ミキサー)】 【MIXER(ミキサー)】 を押すと、LCDに次のようなミキサー(MIXER)画面が表示されま す。自動伴奏(ABC)の各パートのボリュームを個別に調節することができます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD また、ディスクオーケストラ・コレクションの再生時は、別の画面が表示され、...
  • Page 20: Exp Pedal】 (Cvp-79のみ)

    エクスプレッションペダル 【EXP PEDAL】 (CVP-79のみ) 別売のYamaha FC7フットコントローラーをCVP-79の 【EXP PEDAL】 に差し込 んで使用することにより、手弾き音のボリュームをコントロールすることがで きます。手弾きの音量だけを演奏しながらコントロールできますので、演奏に 表情をつけることができます。 踏み込むと大きくなる ボリューム調節について エクスプレッションペダル ■自動伴奏(ABC)やソングの再生音量 には影響しません。 EXP PEDAL...
  • Page 21: 操作の基本と共通機能

    操作の基本と共通機能 CVP-79/69/59では、 一度パネルのボタンを押すと、 その機能を使う ための操 作画面が開き、 開いたLCD画面(液晶デ ィスプ レイ)とその下のいく つかのボタン 及びその右横の 【ダイアル】 や 【+】 【 -】 を使ってさ ま ざまな操作をスムーズに行 える し く みが備わっています。 これらの操作を一度覚える と、 同じ要領で簡単 にいろいろな機能を使えるよ うになり ます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD LCD画面(液晶デ ィスプ レイ)とLCDボタ ン LCD画面の下に並んだ5つのボタンをLCDボタンと呼びます。このLCDボタンで...
  • Page 22: Display Hold(画面固定)

    直接選ぶ、あるいはON/OFFを切り替えるだけの項目や機能は、画面上では四角 い囲いの表示となります。この場合、LCDボタンは直接選ぶ、あるいは押すご とにON/OFFを切り替えるスイッチとして機能します。このタイプの項目や機能 に対しては、 【ダイアル】 や 【+】 【 -】 は使えません。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD ディスプレイホールド 【DISPLAY HOLD(画面固定)】 ボイス VOICE(音色)ボタンやSTYLE(スタイル)ボタンを押して、音色(P26)や伴奏スタイル (P38)を選択すると、選んだ音色/スタイルの画面が数秒間表示され、自動的に 元の画面に戻るようになっています。このようなタイプの画面をポップアップ 画面と呼びます。ポップアップ画面のときには、 【DISPLAY HOLD(画面固定)】 のランプが点滅し、数秒後に表示が元に戻ることを知らせます。ここで、 ディスプレイホールド 【DISPLAY HOLD(画面固定)】 を押すとランプが点灯に変わり、画面を表示させ 続けることができます。もう一度 【DISPLAY HOLD(画面固定)】 を押すと、ラン プが消え前の画面に戻ります。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD...
  • Page 23: Mixer(ミキサー)

    【MIXER(ミキサー)】 【MIXER(ミキサー)】 を押すと、LCDにミキサー画面が表示されます。ミキサー画面 では、自動伴奏(ABC)やディスクオーケストラ・コレクションの各パートのボ リュームを個別に調節することができ、好みの音量バランスを作ることができ ます。もう一度 【MIXER(ミキサー)】 を押すか、 【EXIT(戻る)】 を押すと、元の画面に戻 ります。詳しくはP49、P76をご参照ください。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD エグジット 【EXIT(戻る)】 現在のモードから抜けたり、元の画面に戻したい場合は、 【EXIT(戻る)】 を押し ます。 【CONTRAST(コントラスト)】 【CONTRAST(コントラスト)】 を押すと、LCDコントラスト(LCD CONTRAST)画面が ダーク 表示されます。それぞれ[DARK(=暗い)]と[LIGHT(=明るい)]を使って、画面を見 やすい明るさに調節することができます。 もう一度 【CONTRAST(コントラスト)】 を押すか、 【EXIT(戻る)】 を押すと、元の画面に 戻ります。調節した値は電源をOFFにしたあとも保持されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD...
  • Page 24 ヘルプ ここで[HELP]を押すと、ヘルプモードに入り、ヘルプ(HELP)メニュー画面が表 示されます。 日本語表示への切り替え ヘルプの説明文を日本語で表示させることができます。ここで日本語表示を選 ぶと、ヘルプモード以外の画面でもタイトルやメッセージが日本語で表示され るようになります。 ※本書ではすべてのページで日本語表示のLCD画面を使用しています。 ヘルプ(HELP)メニュー画面の一番左のLCDボタンを押して、[JAPANESE]を表 示させます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD ヘルプ機能の使い方 ヘルプ(HELP)メニュー画面の[SELECT]▲▼を押して、説明を見たい項 目を(反転表示させ)選択します。以下の12項目が用意されています。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 1.LCD DISPLAY(液晶ディスプレイ) 2.VOICE(ボイス=音色) 3.STYLE(スタイル) 4.START/STOP(スタート/ストップ) 5.ABC MODE(ABCモード) 6.ABC PLAY(ABC演奏) 7.STYLE FILE(スタイルファイル) エンター [ENTER]を押すと、選択した項目の説明画面が表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION...
  • Page 25: メモリーバックアップ

    ページ PAGE(画面送り) 【1】 【 q】 、 【+】 【 -】 、 【ダイアル】 を使って、説明画面の次 ページや前ページを表示させることができます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD エグジット 【EXIT(戻る)】 か 【DEMO/HELP(デモ/ヘルプ)】 を押すと、ヘルプ(HELP)メ ニュー画面に戻ります。ヘルプ(HELP)メニュー画面で 【EXIT(戻る)】 か 【DEMO/HELP(デモ/ヘルプ)】 を押すと、ヘルプモードを抜け、基本画面に戻 ります。 メモリ ーバッ クアップ CVP-79/69/59では、日本語表示やLCDコントラストの設定のほかにも、さまざ まな数値や機能の設定内容を、バックアップ機能(P117)の設定によって、電源 をOFFにしたあとも保持することができます。バックアップ機能の画面では、 バックアップしたい内容を個別に選択することができます。バックアップしな い内容は電源をOFFにすると初期値に戻ります。 また、電源をOFFにして約1週間以上過ぎると、バックアップされている内容も 消え、すべての設定内容が初期値に戻ります。したがって、バックアップされ...
  • Page 26: デモ演奏

    デモ演奏 CVP-79/69/59には総合的なデモが2曲、 音色紹介用に12曲、 スタイル紹介 用に11曲、 計25曲のデモ演奏が入っています。 聞いてみま しょ う。 電源をONにする 【POWER(パワー)】 を押して電源をONにし、 【MASTER VOLUME(マスターボ リューム)】 を中程まで上げておきます。 デモ演奏モー ドに入る 【DEMO/HELP(デモ/ヘルプ)】 を押すと、STYLE(スタイル)ボタンとVOICE(音色) ボタンのランプが連続して点滅し、デモ/ヘルプ(DEMO/HELP)画面が表 示されます。 演奏モー ドを選ぶ 右から2番めのLCDボタンを押して、演奏モードを選びます。次の3つの モードが用意されています。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD オ−ル [ALL]: 最初に選んだ曲から順番にすべての曲が続けて演奏されま す。ストップするまで繰り返し演奏されます。 ランダム [RANDOM]:最初に選んだ曲からランダム (順不同) にすべての曲が演奏 されます。ストップするまで繰り返し演奏されます。...
  • Page 27 (B)伴奏スタイル紹介用の1曲を聞きたい場合は、聞きたいスタイルのSTYLE (スタイル)ボタンを押します。選んだスタイルのデモ曲からデモ演奏がスター トします。演奏中のSTYLE(スタイル)ボタンのランプが点滅します。 STYLE DANCE 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ LATIN TRADI- LATIN TIONAL COUNTRY WALTZ DISK CUSTOM (C)総合的なデモを聞きたい場合は、画面上の[1]または[2]のLCDボタンを押 します。演奏中は、画面上の曲の番号が反転表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押しても、デモ演奏をスタートすること ができます。 ボリ ュームを調節する 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 でボリュームを調節します。 デモ演奏をス トップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 か、演奏中のVOICE(音色)ボタン/STYLE (スタイル)ボタン/LCDボタン[1][2]を押すと演奏が一時的に止まります。 エグジット 【DEMO/HELP(デモ/ヘルプ)】...
  • Page 28: 音色選択

    音色選択 CVP-69/59は合計172種類、 CVP-79は合計192種類の音色を持っていま す。 また、 キーボー ドパーカ ッ ショ ン機能を使って、 ドラムやパーカ ッ ショ ン音色 を鍵盤で演奏すること もできます。 VOLUME STYLE DANCE – MASTER ABC/SONG DEMO/HELP 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ HARMONY TEMPO VOLUME VOLUME METRONOME PRESET LATIN TRADI- ONE TOUCH LATIN TIONAL COUNTRY WALTZ DISK SETTING...
  • Page 29: キーボードパーカッションでリズム演奏する

    ボリ ュームを調節して演奏する 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 を調節して演奏してください。 キーボー ドパーカ ッ シ ョ ンでリ ズム演奏をする 【VOICE】 ボタンの 【DRUMS/PERC.(ドラムス/パーカッション)】 グループの中には8つのド ラムキットが含まれています。ドラムキットを選択すると、各打楽器音(72種類) が鍵盤に割り当てられます。それらの鍵盤をたたいてリズム演奏が行えます。 STANDARD KIT(スタンダードキット)の各打楽器のイラストが、割り当てられている鍵 盤の上のパネルに描かれています。 VOICE CLAVI. TONE/ PIANO E. PIANO HARPSI. VIBES GUITAR SYNTH DUAL STRINGS/ DRUMS/ SAX/ ORGAN CHOIR BRASS FLUTE BASS PERC.
  • Page 30: デュアル機能(2つの音色をミックスする)

    デ ュア ル機能 (2つの音色を ミ ッ クスする) 1つの音色を選んで演奏するだけでな く、 2つの音色を重ねて演奏するこ と も できます。 ソロやサビなどで厚みのある音がほ しいと きなどたいへん効果的で す。 また、 2つの音色の音量バランスやデチューン(2つの音色の音程を微妙 にずら し、 音に厚みを出すための効果)の深さ も変え られます。 デュアルモード 2つの音色 VOLUME STYLE DANCE MASTER ABC/SONG DEMO/HELP 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ HARMONY VOLUME VOLUME METRONOME LATIN TRADI- ONE TOUCH...
  • Page 31: 2つの音色の音量バランスを設定する

    デュアル(DUAL)画面が消えて、基本画面に戻ったあとも両方の音色名が表示さ れています。この状態で、通常の方法で第1音色を変更することもできます。ま ボイス た、この時ランプが点灯しているVOICE(音色)ボタンは、現在の第1音色のグ ループを示しています。 VOICE CLAVI. TONE/ PIANO E. PIANO HARPSI. VIBES GUITAR SYNTH DUAL STRINGS/ DRUMS/ SAX/ ORGAN CHOIR BRASS FLUTE BASS PERC. SPLIT 一度、基本画面に戻ったあとでも、簡単にデュアル(DUAL)画面をポップアップ 表示させることができます。 【DUAL(デュアル】 を押しながら、第2音色にしたい ボイス VOICE(音色)ボタンを押します。 VOICE CLAVI. TONE/ PIANO E. PIANO HARPSI. VIBES GUITAR SYNTH DUAL...
  • Page 32: スプリット機能(鍵盤を2つのパートに分けて弾く)

    スプリ ッ ト機能(鍵盤を2つのパー ト に分けて弾く ) 鍵盤を好きな位置で左側と右側の領域に分け、 別々の音色を演奏するこ とが できます。 たとえば、 左手でベース音色を、 右手でピアノ音色を演奏するこ と ができます。 スプリットモード 2つの音色 VOLUME STYLE DANCE MASTER ABC/SONG DEMO/HELP 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ HARMONY VOLUME VOLUME LATIN TRADI- ONE TOUCH LATIN TIONAL COUNTRY WALTZ DISK SETTING CUSTOM AUTO BASS CHORD INTRO A/...
  • Page 33: 左/右領域音色の音量バランスを設定する

    スプリット(SPLIT)画面が消えて、基本画面に戻ったあとも両方の音色名が表示 されています。この状態で、通常の方法で右領域音色を変更することもできま す。また、この時ランプが点灯しているVOICE(音色)ボタンは、現在の右領域音 色の音色グループを示しています。 VOICE CLAVI. TONE/ PIANO E. PIANO HARPSI. VIBES GUITAR SYNTH DUAL STRINGS/ SAX/ DRUMS/ CHOIR BRASS PERC. ORGAN FLUTE BASS SPLIT 一度、基本画面に戻ったあとでも、簡単にスプリット(SPLIT)画面をポップアッ プ表示させることができます。 【SPLIT(スプリット)】 を押しながら、左領域音色にし ボイス たいVOICE(音色)ボタンを押します。 VOICE CLAVI. TONE/ PIANO E. PIANO HARPSI. VIBES GUITAR SYNTH DUAL STRINGS/...
  • Page 34: スプリットポイントを変更する

    スプリ ッ ト ポイ ン ト を変更する 右領域と左領域は好きな位置(鍵盤)で分けることができます。 【 SPLIT(スプリット)】 を 押しながら、 スプリットポイントにしたい鍵盤を押して設定します。 (スプリット ポイントの鍵盤は左領域に含まれます)。 設定されたスプリットポイントの鍵盤ガ イドランプが点灯し、 鍵盤名が画面上の[SPLIT POINT]に表示されます。 PIANO E. PIANO STRINGS/ ORGAN CHOIR CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD また、スプリットポイントは、[SPLIT POINT]1q、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使っ て設定することもできます。[SPLIT POINT]1qを同時に押すと初期値の"F に戻ります。...
  • Page 35: リバーブ(残響効果をかける)

    リ バーブ (残響効果をかける) リバーブとは残響のこ とで、 コンサー トホールなどで演奏 しているよ うな臨場 感を味わう こ とができます。 CVP-79/69/59ではいろいろな種類のリバーブ効 果を好みの深さ (効果の度合) でかけるこ とができます。 REVERB STYLE VOLUME CONTRAST DANCE HARMONY – MASTER ABC/SONG DEMO/HELP 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ TEMPO VOLUME VOLUME BEAT LATIN TRADI- ONE TOUCH METRONOME PRESET SETTING LATIN...
  • Page 36: トータルデプス(全体のリバーブの深さ)を設定する

    ト ータルデプス(全体のリ バーブの深さ)を設定する トータルデプスを変更することにより、全体としての効果のかかり具合を設定 することができます。[TOTAL DEPTH]▼▲で設定します。一度、[TOTAL DEPTH]の項目が選ばれ反転したあとは、 【ダイアル】 や 【+】 【 -】 を使って設定する こともできます。値は"5"ずつ変化させることができます。[TOTAL DEPTH]▼▲ か 【+】 【 -】 を同時に押すと初期値の"50"に戻ります。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD パー ト ごとにデプス(深さ)を設定する 自動伴奏(ABC)のリズム、ベース、コードの各パートと、鍵盤の手弾き音に対し て、それぞれ異なるリバーブデプスを設定することができます。 ページ PAGE(画面送り) 【1】 【 q】 を使って、ポップアップ画面の2ページめのリバーブ パートデプス(REVERB PART DEPTH)画面を開きます。 リバーブパートデプス(REVERB PART DEPTH)画面の[RHYTHM]、[BASS]、...
  • Page 37: エフェクト(音色効果をかける)

    エフ ェ ク ト (音色効果をかけ る) CVP-79/69/59には、 リバーブのほかに音に広がりや奥行きを与えたり、 特殊 な効果を演出する、 いろいろな種類のエフェ ク ト(音色効果)が用意されていま す。 各エフェク トは好みの深さ(効果の度合)でかけることができます。 VOLUME STYLE CONTRAST DANCE 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ HARMONY – TEMPO MASTER ABC/SONG DEMO/HELP VOLUME VOLUME BEAT LATIN TRADI- ONE TOUCH METRONOME PRESET LATIN TIONAL COUNTRY WALTZ...
  • Page 38: エフェクトデプス(エフェクトの深さ)を設定する

    CROSS DELAY(クロスディレイ) TREMOLO(トレモロ) ROTARY FAST (ロータリーファスト) ROTARY SLOW (ロータリースロー) PHASER(フェーザー) AUTO WAH(オートワウ) TOUCH WAH(タッチワウ): CVP-79のみ COMPRESSOR (コンプレッサー): CVP-79のみ BOOST HL(ブーストHL) *ディレイとは、信号を遅らせて作り出す音の遅延効果の総称で、エコーと呼ばれることもあります。 エフェク トデプス(エフェク トの深さ)を設定する エフェクトデプスを変更することにより、現在選ばれているエフェクトタイプ の効果のかかり具合を設定することができます。[DEPTH 1]を押して反転表示 させ、 【ダイアル】 や 【+】 【 -】 を使って設定します。 また、デュアル/スプリットモードのときは、第1音色/右領域音色用の デプス1(R) [DEPTH 1(R)]と第2音色/左領域音色用の[DEPTH 2(L)]が表示され、それぞれ 別のエフェクトデプスを設定することができます。[DEPTH1(R)]または[DEPTH 2(L)]を押して反転表示させ、...
  • Page 39: ペダルを使う

    ペダルを使う CVP-79/69には3本、 CVP-59には2本のペダルがついています。 ダンパーペダル(右のペダル) このペダルを踏むと、鍵盤から指を離しても音を長く響かせることができます。 CVP-79 CVP-69 ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてに余韻がつく ソステヌ ー トペダル(まん中のペダ ル、 CVP-79/69のみ) このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離して も長く響かせることができます。ペダルを踏んだあとに弾いた音には効果はか かりません。 CVP-79 ここでソステヌートペダルを踏む と、このとき押さえていた鍵盤の音 だけに余韻がつく ソフ トペダル(左のペダル) このペダルを踏むと、音量がわずかに下がり、音の響きが柔らかくなります。 このペダルは、その他にも自動伴奏をスタート/ストップしたり、フィルイン を入れるスイッチとして使うなど、いろいろな機能を割り当てて使うことがで きます。詳しくはP102をご参照ください。 CVP-79 CVP-69 ■CVP-79のダンパーペダルは連続可 変式 (踏み込むほど余韻が長くなる) に CVP-59 なっています。これをダンパーモード 機能(P102)で、ON/OFFスイッチ式に することもできます。 ■ダンパーペダルは、DRUMS/PERC. の中で、ダンパー機能に適さない音色 には機能しません。...
  • Page 40: 伴奏スタイル

    伴奏ス タイ ル CVP-79/69/59には100種類の伴奏スタイルが用意されています。 各スタイ ルは リズム、 ベース、 コー ドなどのパー トか ら構成されています。 リ ズムだけを鳴 ら したり、 後で述べるの自動伴奏(ABC)機能(P45)を使って楽 しむこ とができ ます。 STYLE DANCE 16BEAT ROCK BALLAD LATIN TRADI- LATIN TIONAL COUNTRY WALTZ AUTO BASS CHORD INTRO A/ INTRO B/ FILL TO A FILL TO B MAIN A MAIN B...
  • Page 41: テンポ(速さ)を調節する

    また、次のように基本画面に戻ったあとでも、[STYLE]▼▲で現在のグループの 中で他のスタイルを選ぶことができます。一度[STYLE]の項目が選ばれ反転した あとは、 【ダイアル】 や 【+】 【 -】 も使えます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD テンポ(速さ)を調節する スタイルを選ぶと、スタイルごとに設定されているテンポの初期値が自動的に セットされ、画面に表示されます。(スタイル再生中に切り換えた場合は、テン ポはその時のままになります。) テンポ表示 TEMPO(テンポ) 【+】 【 -】 でテンポを調節することができます。TEMPO(テンポ) 【+】 【 -】 を押すごとに値が1つずつ変わり、押し続けると連続して変わります。 – テンポが遅くなる  テンポが速くなる スタイル – EXIT TEMPO PRESET ■ポップアップ画面は、数秒後に元の 画面に戻ります。ディスプレイホール ド機能を使って、画面を表示させたま まにすることもできます。(P20) ■各グループの中で最後に選ばれたス...
  • Page 42: 伴奏スタイルをスタートする

    伴奏スタイ ルをス ター ト させる スタイルをスタートさせるにはいくつかの方法があります。 ■ 基本的なスター トの方法 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押します。ランプが点灯し、スタートしま す。 各スタイルはメインAとメインBの2つのバリエーションパターンを持ってい ます。各パターンは 【MAIN A(メインA)】 【 MAIN B(メインB)】 を押して選ぶことがで きます。ランプが点灯している方が現在選ばれているパターンです。(通常 はメインAが選ばれています。)メインAはそのスタイルの基本パターンで、 メインBはそれにアレンジを加えた展開パターンです。同じ曲の中でこれら を使い分けることで曲調を変えることができます。また、後で説明するフィ ルインと一緒に使うとより効果的な演出ができます。 スタイルの再生中に、パターンを小節の2拍め以降で切り換えた場合、次の 小節から新しいパターンに切り換わります。 AUTO BASS CHORD INTRO A/ INTRO B/ FILL TO A FILL TO B MAIN A ■...
  • Page 43 ■シンクロスター ト 鍵盤を弾くと同時にスタイルをスタートさせることができます。 【SYNCHRO(シンクロ)】 を押すとランプが点灯し、同時に 【BEAT(ビート)】 の1拍め がテンポに合わせて点滅します。これでシンクロスタートがスタンバイされ ます。(もう一度 【SYNCHRO(シンクロ)】 を押すと、ランプが消えシンクロスター トが解除されます。) START/STOP SYNCHRO 【MAIN A(メインA)】 、 【MAIN B(メインB)】 、 【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥー A)】 、 【INTRO B/FILL TO B(イントロB/フィルトゥーB)】 を押してスタート時のパターン を選びます。 このあと、鍵盤を弾くと同時にスタイルがスタートします。 ■ タップスター ト タップ機能を使うと、1回の操作でテンポを指定すると同時に、スタイルを スタートさせることができます。 【TAP】 を指で数回たたくと、 そのタイミングのテンポで選ばれているスタイ ルがスタートします。...
  • Page 44: フィルイン

    フ ィ ルイ ン スタイル再生中にフィルイン(フレーズの変わりめで使われるパターン)を入れる ことができます。フィルインには4つのバリエーションパターンがあります。 ●【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥーA)】 スタイル再生中に 【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥーA)】 を押すと、 1 小節のフィルインが入り、 そのあと自動的にメインAが続きます。 メイ ンAの再生中にこの機能を使った場合(メインA→フィルイン→メイン A)と、 メインBの再生中にこの機能を使った場合(メインB→フィルイン →メインA)とで、 2つのバリエーションパターンがあります。 FILL TO A(フィルトゥーA)再生中は 【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥーA)】 のランプが点灯し、 あとに続く 【MAIN A(メインA)】 のランプが点滅 します。 INTRO A/ INTRO B/ FILL TO A FILL TO B...
  • Page 45: 伴奏スタイルをストップする

    伴奏ス タイ ルをス ト ップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、スタイルの再生をストップすることが できます。 【ENDING(エンディング)】 を押すと、エンディングが再生されたあと、自動的にス トップします。 エンディングの再生中にもう一度 【ENDING(エンディング)】 を押すと、 再生がリタルダン ド して(だんだん遅くなって)終了します。 メインAからエンディングに入った場合とメインBからの場合とで、2つのバリ エーションパターンがあります。(エンディングの再生中は、 【ENDING(エンディン グ)】 のランプが点灯し、メインAから入った場合には 【MAIN A(メインA)】 の、メイ ンBから入った場合には 【MAIN B(メインB)】 のランプが点滅します)。 【ENDING(エン ディング)】 を小節の2拍め以降で押した場合は、次の小節からエンディングに切り 換わります。 START/STOP AUTO BASS CHORD INTRO A/ INTRO B/ FILL TO A FILL TO B MAIN A...
  • Page 46: メトロノームを使う

    メ ト ロノ ームを使う 正確なテンポで演奏したいとき、CVP-79/69/59のメトロノームをお使いくださ い。 ■ メ トロノ ームのスタ ー ト/ス ト ッ プ 【METRONOME(メトロノーム)】 を押すとランプが点灯し、現在のテンポでメトロ ノームが鳴り出します。スタイルの再生中でも使うことができます。もう一 度 【METRONOME(メトロノーム)】 を押すとランプが消え、メトロノームはストッ プします。 ■ メ トロノ ームのテンポとボリ ューム調節 スタイルのテンポ調節と同じようにTEMPO 【+】 【 -】 で32∼280の範囲で設定す ることができます。メトロノームのボリュームも、スタイルのボリュームと 同じように 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 で調節します。 ■ 拍子の選択 【METRONOME(メトロノーム)】 を押して、メトロノームをスタートしたときに ポップアップ表示されるメトロノームビート(METRONOME BEAT)画面で、...
  • Page 47: 自動伴奏(Abc)を使って演奏する

    自動伴奏(ABC)を使って演奏する CVP-79/69/59では、 100種類のスタイルで、 リズム、 ベース、 コー ドなどから構 成される自動伴奏をつけながら、 いっ しょに演奏を楽 しむこ とができます。 いろ いろな方法が用意されています。 STYLE DANCE 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ HARMONY ONE TOUCH LATIN TRADI- LATIN TIONAL COUNTRY WALTZ DISK SETTING CUSTOM AUTO BASS CHORD INTRO A/ INTRO B/ SMALL FILL TO A FILL TO B MAIN A...
  • Page 48 自動伴奏(ABC)機能をONにする 【ABC ON(ABC オン)】 を押すと、ランプが点灯し、ABC機能がONになりま す。また、ABCモード(ABC MODE)画面がポップアップ表示されます。 もう一度 【ABC ON(ABC オン)】 を押すと、ランプが消え、ABC機能がOFF になります。 INTRO A/ INTRO B/ FILL TO A FILL TO B ABCの種類を選ぶ ABCモード(ABC MODE)画面がポップアップ表示されている間に、 シングルフィンガー [SINGLE FINGER]、[FINGER CHORD]、[FULL KBD]のいずれかを押し て、使いたいABCの種類を選びます。初期の設定では、自動的にシング ルフィンガーが選ばれますが、一度選んだABCの種類は、電源をOFFに したあとも保持されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 自動伴奏をスター...
  • Page 49 ● シングルフィンガー 左領域(スプリットポイント以下)の鍵盤を下記のルールに従って1つ∼3つ押 さえるだけで、スタイルに合ったアレンジで自動伴奏が再生されます。 検出されたコード名がLCD画面に表示されます。 自動伴奏に合わせて右領域の鍵盤でメロディを弾いてください。 検出されたコード名 シングルフ ィ ンガーのコー ドの押さ え方 シングルフィンガーでは下記の4種類のコードで演奏できます。 ●メジャー コードのルート音の鍵盤を押します。 例) C(シー)を出す場合 ●マイナー コードのルート音とそれより左側の黒鍵を同時に押します。 例) Cm(シーマイナー)を出す場合 ●セブンス コードのルート音とそれより左側の白鍵を同時に押します。 例) C7(シーセブンス)を出す場合 ●マイナーセブンス コー ドのルー ト音とそれより左側の白鍵と黒鍵を同時に押 します。 例) Cm7(シーマイナーセブンス)を出す場合 コードのルート音(CDEFGAB)がどの鍵盤に対応しているかは、下記のように覚 えましょう。 ド レ ミ フ ァ       ソ ラ シ C D E F G A B ●...
  • Page 50 フ ィ ンガー ドコー ドについて フィンガードでは下記のコードで演奏できます(「活用ガイド」P74にCコード の押さえ方一覧表が用意されています)。 ●メ ジャー ●シックス[6] ●メ ジャーセブンス[M7] ●メ ジャーセブンスフラッ トファイ ブ[M7(♭5)] ●メ ジャーセブンスシャープイ レブンス[M7(♯11)] ●アッ ドナイ ンス[add9] ●メ ジャーセブンスナイ ンス[M7(9)] ●シックスナイ ンス[6(9)] ●フラッ トファイ ブ[♭5] ●オーギュメ ン ト[aug] ●セブンスオーギュメ ン ト[7(♯5)] ●メ ジャーセブンスオーギュメ ン ト[M7(♯5)] ●マイナー[m] ●マイナーシッ...
  • Page 51: 自動伴奏(Abc)全体のボリューム調節

    自動伴奏 (ABC)全体のボリ ューム調節 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 を使って自動伴奏全体のボ リュームを調節することができます(手弾きの音量には影響しません)。このボ リューム調節により、自動伴奏の音量と手弾きの音量のバランスを取ることが できます。 全体のボリュームは 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 で調節します。 VOLUME MASTER VOLUME 自動伴奏 (ABC)のパー ト別のボリ ューム調節 自動伴奏は、次のようにリズム、ベース、コード、パッド、フレーズの5つの伴 奏パートから構成されています。 リズム : 伴奏の中心となるリズムパートです。通常、ドラムキットのい ずれかが使われます。 ベース : ベースラインの伴奏パートです。アコースティックベース、シ ンセベースなど、各スタイルに合ったベース音が使われます。 コー ド : ピアノやギターなどの音で作られるリズミカルなコードの伴奏 パートです。 パッ ド : ストリングス、オルガン、クワイアなどの音を使った長いコー ドの響きをつけるパートです。 フ...
  • Page 52: スモールAbc

    ページ PAGE(画面送り) 【1】 【 q】 を使って、ミキサー画面の2ページめを開くと、手弾 きの音量やハーモニー機能(P52)の音量を調節することができます。[KBD(=手弾 ハーモニー きの音量)]、[HARMONY]を押してパートを選び、 【ダイアル】 や 【+】 【 -】 を使って 設定します。 プリセット 画面左下にある[PRESET]を押すと、すべてのパートのボリュームを初期値に戻 すことができます。 スモールABC 【SMALL ABC(スモールABC)】 を押すとランプが点灯し、現在の自動伴奏(ABC)を構 成するパートのうち、いくつかのパートがミュート(消音)され、オーケストレー ションがシンプルになります(音数が減って簡単なアレンジの伴奏になります)。 もう一度 【SMALL ABC(スモールABC)】 を押すとランプが消え、通常の自動伴奏 (ABC)に戻ります。 INTRO A/ INTRO B/ FILL TO A FILL TO B スプリ...
  • Page 53: コードアシスト機能

    コードアシスト機能 コードアシスト機能を使うと、自動伴奏(ABC)のフィンガード演奏をしながら コードの押さえ方を簡単に知ることができます。知りたいコードをLDC画面上 で指定するだけで、押さえる鍵盤のガイドランプが点灯しますので、コードを 確認したり、覚えるために利用することができます。 コー ドアシス ト機能をONにする ポップアップ表示されているABCモード(ABC MODE)画面の[CHORD ASSIST]を押すと、コードアシスト機能がONになります。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 自動伴奏(ABC)をスター トする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すか、シンクロスタート(P41)で、自動 伴奏をスタートします。 コー ドのルー ト音を指定する ルート [ROOT]を押すか、一度押して反転させたあと、 【ダイアル】 か 【+】 【 -】 を 使って、知りたいコードのルート音を指定します。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD コー...
  • Page 54: ハーモニー機能

    自動伴奏(ABC)をス ト ップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 または 【ENDING(エンディング)】 でストップし ます。 コー ドアシス ト機能をOFFにする 【ABC ON(ABC オン)】 を押すと、ランプが消え、コードアシスト機能が OFFになり、自動伴奏(ABC)機能もOFFになります。 ハーモニー機能 ハーモニー機能を使うと自動伴奏(ABC)に加えて、右領域の鍵盤で演奏している メロディにハーモニーや装飾音(最大3音まで)が付け加えられます。付け加えら れる音は、自動的に自動伴奏(ABC)によって演奏されているコードに合ったもの になります。 ハーモニー機能をONにする 【HARMONY(ハーモニー)】 を押すとランプが点灯し、ハーモニー機能がONに なります。また、ABCハーモニー(ABC HARMONY)画面がポップアップ 表示されます。 16BEAT LATIN LATIN ハーモニーの種類を選ぶ ポップアップ表示されているABCハーモニー(ABC HARMONY)画面で、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って、ハーモニーの種類を選びます。16種類の ハーモニーが用意されています。 CONTRAST BEAT FUNCTION...
  • Page 55 自動伴奏(ABC)をスタンバイする 伴奏スタイル、テンポ、ABCの演奏方法(フルキーボード以外)を設定 し、自動伴奏(ABC)をスタンバイします。 自動伴奏(ABC)をスター トする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すか、シンクロスタート(P41)で自動伴 奏をスタートします。 ハーモニー演奏する 左領域の鍵盤でコードを押さえ(シングルフィンガー、フィンガード)、右 領域の鍵盤でメロディを弾いてください。メロディにハーモニーや装飾 音が加わります。なお、右領域の鍵盤で和音を演奏した場合は一番あと に弾かれた音に対してハーモニーが加わります。 自動伴奏(ABC)をス ト ップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 または 【ENDING(エンディング)】 でストップし ます。 ハーモニー機能をOFFにする もう一度 【HARMONY(ハーモニー)】 を押すと、ランプが消え、ハーモニー機能 がOFFになります。 STYLE DANCE 16BEAT ROCK LATIN TRADI- LATIN TIONAL COUNTRY ペダルによるコン ト ロールの方法 ハーモニーオン/オフ レフトペダルの機能をHARMONY ON/OFFに設定すると(P102)、レフトペダ ルを踏んでいる間だけ、右領域での演奏にハーモニーや装飾音をつけることが...
  • Page 56: ワンタッチセッティング機能

    ワンタ ッチセッティ ング機能 各スタイルには、それぞれの特徴を生かした音色やエフェクトなどのパネルの 設定状態がプログラムされており、ワンタッチセッティング機能によって、い つでも簡単に呼び出すことができます。CVP-79ではスタイルごとに4種類、 CVP-69では3種類、CVP-59では1種類の設定状態を持っています。 ワンタッチセッティ ングの設定項目 ■音色に関する項目 音色 キーボー ドボリューム デュアル機能のオン/オフ スプリ ッ ト機能のオン/オフ デュアル時の音色 スプリ ッ ト時の音色 デュアルバランス スプリ ッ トバランス デュアルデチューンの深さ リバーブのオン/オフ リバーブの種類 ■伴奏スタイルに関する項目 自動伴奏(ABC)は必ずON スモールABCのオン/オフ ハーモニー機能のオン/オフ ハーモニーの種類 ABC/SONG(自動伴奏/ソング)ボリューム メインA/Bの設定 テンポ ワンタッチセッティングの呼び出し ワンタッチセッティングの設定状態は、スタイルの再生中でも、スタイ ルをスタートさせる前でも、 【ONE TOUCH SETTING(ワンタッチセッティング)】 を 押すだけで呼び出すことができます。また、CVP-79/69では、ポップ...
  • Page 57: オリジナルの伴奏スタイルを作る(カスタムスタイル機能)

    オ リ ジナルの伴奏ス タイ ルを作る (カ ス タ ムス タ イ ル機能) カスタムスタイル機能を使って、 オ リ ジナルのスタイルを作るこ とができます。 作ったスタイルは、 【 DISK/CUSTOM(ディスク/カスタム)】 に記憶させてパネルの スタイルと同様に使えます。 また、 フロ ッ ピーディ スクに保存 しておき、 必要な 時に読み込んで使用するこ ともできます。 DISK CUSTOM VOLUME STYLE CONTRAST DANCE MASTER ABC/SONG DEMO/HELP 16BEAT ROCK BALLAD...
  • Page 58 録音したいセクションを選ぶ カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)の1ページの画面で、一番左側の LCDボタンを押して、MAIN A、MAIN B、INTRO、FILL IN、ENDINGの 中から最初に作りたいセクションを反転表示させて選びます(画面を開い メインA たときはMAIN Aが選ばれています)。 選ばれているセクションの小節数(パターンの長さ) 選ばれているセクションの現在の小節番号 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 拍子や小節数を変更する 元になるスタイルとは異なる拍子のスタイルを作りたい場合や選んでい るセクションの小節数(パターンの長さ)を変更したい場合は、PAGE(画 面送り) 【1】 【 q】 でカスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の2ページを 表示させます。拍子や小節数を変更する必要がなければ、次の手順5に進 んでください。 選ばれているセクションとパート CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD ビート [BEAT]を押すか、一度[BEAT]を反転させたあと、...
  • Page 59 現在選んでいるセクションの小節数を変更したい場合は、[MEAS(小節)] メジャー を押すか、一度[MEAS(小節)]を反転させたあと、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を 使って小節数を選びます。まず、小節数を変更しようとすると、LCD画 面には 「セクションを消去してもよいですか?(Clear SECTION?)」 のメッ セージが表示されます。(小節数を変えて録音する場合、セクションその ものを消去して最初から録音し直す必要があるからです。) 消 去 し て よ い 場 合 は [ は い ( O K ) ]を 、 中 止 す る 場 合 は [ キ ャ ン セ ル (CANCEL)]を押します。セクションを消去したあとは、1∼8小節の中か...
  • Page 60 選択したパートは、一番右側のLCDボタンを押して[REC(録音)]を反転さ せることにより、録音状態にすることができます。 元になるスタイルがパネルのスタイル、または別売のスタイルファイル ディスクから読み込んだスタイルの場合、R1(リズム1)、R2(リズム2)以 外のパートは、消去してからでないと録音できないことになっていま す。したがって、これらのパートを録音状態にしようとすると、まず 「パートを消去してもよいですか?(Clear Part ?)」 のメッセージが表示さ れます。[はい(OK)]を押すと、そのパートが録音状態になります。キャン セルしたいときは[キャンセル(CANCEL)]を押します。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 一度に録音状態にできるのは1パートだけです。あるパートを録音状態に すると、次の図のようにその他のパートは再生状態(パート表示が四角い 枠で囲まれている状態)、またはOFFの状態(パート表示だけの状態)にな ります。録音データが何もないパートは、パート表示の代わりにドット (・)表示になります。 また、この時点で録音に使いたい音色を選ぶことができます。(最初は、 選んだパートで元もと使われている音色が自動的に選ばれます。) R1(リズム1)パートでは、 【DRUMS/PERC.(ドラムス/パーカッション)】 の音色だ け、R2(リズム2)パートでは、ドラムキットだけを使うことができます。 また他のパートではそれ以外の音色を使用することができます。 選んだパー トへ録音する 鍵盤を弾くと選んだパートへ新しい音が録音されます。すでにデータが 録音されているパートの場合、鍵盤を弾いたタイミングで新しい音が追 加される形で録音されます(カスタムスタイルではCメジャーセブンス ]のパターンとして録音されますので、ここではCメジャーセブン ス[CM ]のパターンとして弾いてください)。 何もデータがない状態から新しく録音を始めたい場合は、録音を始める クリア...
  • Page 61 また、R1(リズム1)、R2(リズム2)パートへドラムキットの音色を録音し ているときは、各ドラム音色単位で不要な音を消去することもできま キャンセル す。"CANCEL"の鍵盤(C1)を押さえながら、消したいドラム音色の鍵盤 を押します。 ソロ [SOLO]を押して反転させると、選ばれているパートの音だけが鳴り、 他のパートの音はミュート(消音)されますので、1つのパートだけを聞い て確認する場合に便利です。もう一度[SOLO]を押すと、通常通りに音が 鳴ります。 録音したパー トにクオンタイズをかける パートクオンタイズ機能を使って、一度録音したパートの音のずれを特 定の音符のタイミングに合わせて修正することができます。たとえば、 録音した音符を正確に8分音符や16分音符のタイミングに合わせて並べる ことができます。 ページ PAGE(画面送り) 【1】 【 q】 でカスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の 2ページめを表示させます。音符のイラストがついたLCDボタンを押し て、次の中からタイミングを合わせたい音符の長さを選びます。 32分音符 16分音符 16分3連音符 8分3連音符 音符の長さを選んだら、[START(スタート)]を押します。クオンタイズが 実行され、[START(スタート)]が[UNDO(取り消し)]の表示に変わりま す。 クオンタイズの結果が期待どおりでない場合は、この[UNDO(取り消し)] を押すことにより、データをクオンタイズをかける前の状態に戻すこと ができます。一度クオンタイズをかけたあと、他のボタンを操作してし アンドゥー まうと、[UNDO(取り消し)]は使えなくなります。 ソロ 8分音符 4分音符 4分3連音符...
  • Page 62 他のパー トやセクションを録音する 上記の手順3∼7を繰り返して、その他のパートや別のセクションを選ん で録音していきます。 作成したカスタムスタイルに名前をつける カスタムスタイルが完成したら、PAGE(画面送り) 【1】 【 q】 でカスタムス タイル(CUSTOM STYLE)画面の3ページめを表示させます。[STYLE NAME]を押すと、リネーム(RENAME)画面が表示され、作成したカスタ ムスタイルに名前をつけることができます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 画面右上に現在のスタイルネームが表示されます。[q]を押すと、下線が 移動し、スタイルネームの文字位置を一つずつ選択することができます (スタイルネームは最大12文字でつけることができます)。 【ダイアル】 、 【 +】 【 -】 を使って入力したい文字や記号を反転させます。 [c.set] を押すと、 選んだ文字や記号がスタイルネームの下線の位置に入力されま す。 同じ要領で別の文字位置に下線を移動して、 文字や記号を入力してい きます。 入力を間違ったときは、 [c.del]を押します。 下線が一つ前の文字位 置に戻り、...
  • Page 63: カスタムスタイルに関するその他の機能

    カスタムスタイルを本体内にス トア(保存)する カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の3ページにある[STORE]を 押すと、作成したカスタムスタイルを本体内のメモリーに保存する画 面に変わり、 「******** をストアしますか?(Store********?)」 のメッセー ジが表示されます。(********のところには実際のスタイルネームが入 メモリーナンバー ります。)[MEMORY No.]▼▲でストア先のメモリーナンバーを1∼8 の中から選びます。[はい(OK)]を押すと、カスタムスタイルが選んだ メモリーナンバーに保存されます。中止する場合は[キャンセル (CANCEL)]を押します。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD カスタムスタイルの作成を終了する エグジット 【EXIT(戻る)】 を押すと、カスタムスタイルの作成を終了し、通常の演奏 状態に戻ります。 カス タムス タイ ルに関するその他の機能 カスタムスタイルには、そのほかにもいくつかの機能が用意されています。 ■リコールセクション機能 この機能を使うと、録音中のセクションを最後にストアしたときのデータに 戻すことができます。(そのセクションの全パートが同時に戻ります。) カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の2ページにある[RECALL セクション SECTION]を押すと、リコールセクション機能が実行されます。拍子を変更 している場合は、...
  • Page 64 ■ スタイルのクリア(消去) カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の3ページにある[STYLE CLEAR]を押すと、現在のカスタムスタイルそのものを消去することがで きます。 「よいですか?(Are you sure?)」 のメッセージが表示され、[はい (OK)]を押すと実行されます。中止する場合は[キャンセル(CANCEL)]を押 します。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD ボリュームとエフェク ト ■ カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の4ページでは、各セクションの パート単位でボリューム、リバーブ、エフェクト、パンを設定することがで きます。これらの値をうまく設定することにより、各パートのバランスが取 れたクオリティの高いスタイルに仕上げることができます。 セクション パート [SECT.]、[PART]でセクションやパートを選びます。("ALL"を表示させる と、セクション全体またはパート全体を選択することができます。) 真ん中のLCDボタンで、選んだセクション/パートに対して設定したい機能 ボリューム リバーブ を[VOLUME][REVERB][EFFECT][PAN]の中から選びます。[VALUE](または デプス [DEPTH])で値を設定します。なお、[VOLUME]は、すべてのセクションに共 ボリューム 通の設定となるため[VOLUME]を選ぶと[SECT.]は"ALL"に固定されます。ま エフェクト た、[EFFECT]を選んだ場合、[TYPE]の項目も表示され、エフェクトのタイ...
  • Page 65: カスタムスタイルの再生

    ■フロッピーディスクへのセーブ(保存) カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の5ページには、作ったカスタム スタイルをフロッピーディスクへセーブする機能があります。カスタムス タイルは個別にセーブしたり、8つまとめて1セットとしてセーブすること もできます。 フロッピーディスクドライブにフォーマット済みのディスクが正しく差し込ま れていることを確認したあと(P13,107)、[MOMORY NO.]▼▲を使ってセーブ したいカスタムスタイルを選びます。8つのカスタムスタイルをまとめて1セッ トとしてセーブしたい場合は、"ALL"を選びます。それから[SAVE]を押して セーブを始めます。カスタムスタイルに名前をつけたときと同様の画面(P60) が現れますので、同じ要領でディスクにセーブするファイルとしての名前をつ けます。それから[SAVE]を押します。セーブ先のディスクにすでに同じ名前の スタイルファイルが存在する場合は、 「同じ名前のファイルがあります。入れ 替えますか?(Same name! Overwrite?)」 のメッセージが表示されます。[はい (OK)]を押すと、セーブが実行され元のファイルは新しいファイルに置き換え られます。中止する場合は[キャンセル(CANCEL)]を押します。 カスタムスタイルはディスクにセーブする前に、必ず本体内のメモリーにス トアされている必要があります(前に述べたP61の手順10をご参照くださ い)。したがって、ストアされていないカスタムスタイルをディスクへセー ブしようとすると、 「ディスクセーブの前にストアして下さい。(Please store before saving.)」 のメッセージが表示されます。この場合は[はい(OK)] を押して、ストア機能があるカスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画面の3 ページに戻り、ストアしたあともう一度セーブを行ってください。 エグジット 【EXIT ( 戻る) 】 を押すと、カスタムスタイルの機能がOFFになり、通常の演奏 状態に戻ります。...
  • Page 66: カスタムスタイルに関するその他のメッセージ

    カス タムスタイ ルに関するその他のメ ッセージ カスタムスタイルについての、その他のメッセージを説明します。 ■ ス トアするためのメモリーが不十分な場合 ストアするのにメモリーが足りない場合に表示されます。この場合、不要な スタイルをカスタムスタイルのメモリーから消去するか、今ストアしようと しているスタイルのデータ量を減らす必要があります。データ量を減らす場 合は、いったん[キャンセル(CANCLE)]を押して、カスタムスタイル (CUSTOM STYLE)画面の1ページに戻り、スタイルのパートをクリアするな どしてデータを減らします。 不要なスタイルを消去する場合は[デリート(DELETE)]を押します。デリート スタイル(Delete STYLE)画面が表示されますので、[MEMORY NO.]▼▲で不 要なスタイルを選び、[はい(OK)]で消去を実行することができます。中止す る場合は[キャンセル(CANCEL)]を押します。 ■ 録音中にメモリーがいっぱいになった場合 録音中にメモリーがいっぱいになった場合、このメッセージが表示されま す。この場合は[はい(OK)]を押して、カスタムスタイル(CUSTOM STYLE)画 面の1ページに戻り、現在録音中のスタイルのパートをクリアするなどして データを減らしてください。 ■ ス トアする前にカスタムスタイル機能を終了しよう と した場合 エグジット ストアする前に、 【EXIT(戻る)】 を押してカスタムスタイル機能を終了しよう とした場合に、このメッセージが表示されます。 メモリーナンバー [MEMORY No.]▼▲でストア先のメモリーナンバーを選び、[はい(YES)]を押 すと、ストアされたあとカスタムスタイル機能が終了します。[いいえ(NO)] を押すと、ストアされずにカスタムスタイル機能が終了します。終了せずに...
  • Page 67 ■ ス トアする前に別のスタイルを選択しよう と した場合 ストアする前に、別のスタイルを元になるスタイルとして選択しようとした 場合に、このメッセージが表示されます。[MEMORY NO.]▼▲でストア先の メモリーナンバーを選び、[はい(OK)]を押すと、現在のカスタムスタイルが ストアされ、元になるスタイルを新たに選択することができます。 [キャンセ ル(CANCEL)]を押すと元のカスタムスタイルの画面に戻ります。 ■ ファイル数が多すぎる場合 一つのフロッピーディスクに記録できるファイル数は最大60個までです。そ れ以上の数のスタイルファイルをセーブしようとした場合、このメッセージ が表示されます。[はい(OK)]を押すと画面が消えます。それから新しいディ スク(または空きスペースのあるディスク)を用意して、スタイルをセーブし てください。 ■ ディスクがいっぱいになった場合 セーブ中にディスクの容量がいっぱいになった場合、このメッセージが表示 されます。[はい(OK)]を押すと画面が消えます。それから不要なソングファ イルを消去するか、新しいディスク(または空き容量のあるディスク)を用意 して、スタイルをセーブしてください。 ■現在のカスタムスタイルをストアせ ずに、元になるスタイルを新たに選択 メモリーナンバー したい場合は、すぐ前で述べた"スト アする前にカスタムスタイル機能を終 了しようとした場合"のやり方で、一 度ストアせずにカスタムスタイル機能 を終了します。それから新たにカスタ ムスタイル機能をONにしてやり直し ます。 ■ディスクからスタイルファイルを消 去することはできません。 オリジナルの伴奏スタイルを作る(カスタムスタイル機能)
  • Page 68: スタイルファイルディスクの読み込み

    ス タ イ ルフ ァ イ ルデ ィ スクの読み込み スタイルファイルフォーマット 別売の 「Style File Format」 のディ スクや自分で作ったカスタムスタイルを 保存 したディ スクか らスタイルファイルを読み込んで使用する こ とができ ます。 ディ スクから読み込んだスタイルファイルは 【DISK/CUSTOM(ディスク/カスタム)】 に記憶させてパネルのスタイルと同様に使えます。 DISK CUSTOM VOLUME STYLE DANCE MASTER ABC/SONG DEMO/HELP 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ HARMONY VOLUME VOLUME METRONOME...
  • Page 69 スタイルファイルを選ぶ スタイルファイル [STYLE FILE]▼▲、 【ダイアル】 、 【+】 【 - 】 を押して、読み込みたいスタイ ルファイルを選びます。 リッスン また、[LISTEN]を押すと、現在選択されているスタイルファイルが再生 され、読み込む前に試聴することができます。もう一度[LISTEN]を押す か、 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、再生がストップします(手順 オールロード 1で[ALL LOAD]を選択した場合は、[LISTEN]はありません)。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD メモリーナンバーを選んでスタイルファイルを読み込む メモリー [MEMORY]を押して、選んだスタイルファイルを記憶するメモリーナン バーを選びます(1∼8の中で選ぶことができます)。 ロード [LOAD]を押すと、選んだスタイルファイルが読み込まれ、選んだメモ リーナンバーに記憶されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 手順の2と3を繰り返して、必要なスタイルファイルを各メモリーナン...
  • Page 70: 読み込んだスタイルを使う

    スタイルファイルディスクを取り出す エグジット 【EXIT(戻る)】 かSTYLE(スタイル)ボタンを押すと基本画面に戻ります。ディ スクドライブのイジェクトボタンを押してディスクを取り出します。 読み込んだスタイ ルを使う 【DISK/CUSTOM(ディスク/カスタム)】 を押すとランプが点灯し、ディスク/カスタムス タイル(DISK/CUSTOM STYLE)画面が表示されます。[STYLE]▼▲、 【ダイア ル】 、 【+】 【 -】 を使って、使いたいスタイルを選びます。選んだスタイルは、パネ ルのスタイルと同じように再生スタート/ストップでき、自動伴奏(ABC)に使用 することができます。(P45) 16BEAT LATIN LATIN CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD スタイルファイルディスクの読み込み スタイル STYLE DANCE ROCK BALLAD JAZZ HARMONY ONE TOUCH TRADI- TIONAL COUNTRY...
  • Page 71: レジストレーション機能を使う(パネル状態の登録)

    レジス ト レ ーシ ョ ン機能を使う (パネル状態の登録) 現在のパネル上の設定状態をそのま ま登録 しておき、 好きな時に呼び出すこ と ができます。 CVP-79/69では25種類(5バンク×5メ モ リ ー)、 CVP-59では15種 類(3バンク×5メモ リー)の設定状態を登録する こ とができます。 MEMORY VOLUME STYLE CONTRAST DANCE – MASTER ABC/SONG DEMO/HELP 16BEAT ROCK BALLAD JAZZ HARMONY TEMPO VOLUME VOLUME BEAT ONE TOUCH METRONOME PRESET...
  • Page 72 レジス ト レーションバンクを選ぶ 【BANK(バンク)】 を押すと、レジストレーションバンク(REGISTRATION BANK)画面が表示されます。 CVP-79/69の場合は、[A]∼[E]の5つのバンクの中からどれか1つを選びま す。CVP-59の場合は、[A]∼[C]の3つのバンクの中からどれか1つを選び ます。 MEMORY BANK CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD パネル状態を登録する 【MEMORY(メモリー)】 を押しながら、REGISTRATION(レジストレーション) 【1】 ∼ 【5】 のどれか1つを押して登録します。押したボタンに以前に登録されていた 設定内容が消え、新しい設定内容が登録されます。また、登録されたレ ジストレーションナンバー(バンク/ボタンのナンバー)がLCD画面の左上 に表示されます。たとえば、手順の2でバンクのAを選んで、 【1】 のボタ ンに登録した場合は、次のようにRマークの横に"A-1(Aバンクの1)"と表 示されます。 MEMORY BANK 登録されたレジストレーションナンバー レジストレーション機能を使う(パネル状態の登録) REGISTRATION ABC FREEZE – EXIT CVP-79/69 REGISTRATION...
  • Page 73: 登録したパネル状態を呼び出す

    登録したパネル状態を呼び出す 前に述べたの手順2の要領で 【BANK(バンク)】 を押し、呼び出したいパネル状態が 登録されているバンクを選びます。あとは、目的のREGISTRATION(レジストレーショ ン) 【1】 ∼ 【5】 を押すだけで、登録されているパネル状態が呼び出されます。呼び 出されたレジストレーションナンバー(バンク/ボタンのナンバー)がLCD画面の 左上に表示されます。また、呼び出したあとにパネルのボタンや設定を変更す ると、ナンバーの右横に鉛筆マークが表示され、パネル状態が呼び出したレジ ストレーションの設定から変更されたことを示します。 REGISTRATION MEMORY BANK 呼び出されたレジストレーションナンバー 変更を示す鉛筆マーク ABC(自動伴奏)フ リ ーズ機能を使う 登録したパネル状態を呼び出すときに、ABC(自動伴奏)フリーズ機能をONにし ておくと、手順1で述べた伴奏スタイルに関する設定項目の内容を、元のままに 固定しておくことができます。この機能により、自動伴奏(ABC)を使った演奏中 に別のパネル状態を呼び出しても、 突然スタイルが変更されたり音量が変わった りなど、 しないようにすることができます。 ABCフリーズ 【ABC FREEZE(ABC固定)】 を押してランプを点灯させると、ABC(自動伴奏)フ リーズ機能がONになります。もう一度 【ABC FREEZE(ABC固定)】 を押してラン プを消すと、ABC(自動伴奏)フリーズ機能がOFFになります。 REGISTRATION MEMORY BANK ABC FREEZE ABCフリーズ...
  • Page 74: ディスクオーケストラ・コレクションとソング再生

    デ ィ スクオ ーケ ス ト ラ ・ コ レ ク シ ョ ンと ソ ング再生 CVP-79/69/59では、 ソングの録音機能(P82)を使って録音 した自分の演奏 を再生 したり、 クラビノーバ専用音楽ソフ ト 「ディ スクオーケス トラ ・ コ レクショ ン(DOC)」 でいろいろなジャンルの音楽を再生 したり、 それらの再生 している 音楽といっ しょに演奏するこ とができます。 「ディスクオーケス トラ・コ レクショ ン」 は、 付属品と して、 楽譜とディ スクが1 セッ...
  • Page 75 ソングナンバーを選ぶ ソング [SONG]、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って、再生させたいソングナンバーを 選びます。選ばれたソングのソングナンバーとネーム、また現在のテン ポが表示されます。 オール また、[ALL]を選ぶと、ディスクに入っているすべてのソングが順番に再 ランダム 生されます。[RANDOM]を選ぶと、ディスクに入っているすべてのソン グがランダム(順不同)に再生されます。どちらの場合もストップするまで 繰り返し再生されます。 選ばれたソングナンバー/ネーム 現在の音色(手弾き用) DOCの場合 4ページのソングプレイ[リスト](SONG PLAY[LIST])画面では、ディスク に入っているソングネームを一覧表示させることができます。再生させ たいソングを 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って簡単に選ぶことができます。 ディスクに8曲以上入っている場合、9曲め以降を選ぶと画面がスクロー ルして次の8曲のソングネームが表示されます。 再生をスター ト/ス ト ップする ソングプレイ[メイン](SONG PLAY[MAIN])画面の[START]を押すか、パ ネルの 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、選んだソングの再生がス オール...
  • Page 76: 特定のパートの再生

    ディスクを取り出す ソング再生が終了したら、ディスクドライブのイジェクトボタンを押し てディスクを取り出します。LCD画面は基本画面に戻ります。 特定のパー トの再生 ライト レフト [RIGHT(=右手)]、[LEFT(=左手)]、[ORCH(=伴奏)]を押すことによって、ディス クオーケストラの各パートの再生をそれぞれON/OFFすることができます。各 パートのボタンが、反転しているときが再生できる状態(ON)です。たとえば、 右手や左手のパートの再生をOFFにして、そのパートの手弾き練習をすること ができます。 また、自分で録音したソングの場合は、[PART 1]、[PART 2]、[OTHERS(その 他)]を押すことによって、同様に各パートの再生をON/OFFすることができま パート1 パート2 す。[PART 1]、[PART 2]を押すことによって、各ボタンに割り当てられている 特定のトラックをON/OFFすることができます。各ボタンへのトラックの割り当 ては、6ページのソングプレイ[パートアサイン](SONG PLAY[PART ASSIGN]) 画面(P75)で行います。割り当ての初期設定は、[PART 1]がTRACK 1、[PART 2] トラック-- がTRACK--(OFF)となっています。 DOCの場合 ■ 伴奏パー トを個別にON/OFFする オーケストラ 通常、[ORCH(=伴奏)](または[OTHERS(=その他)])を押すことにより、すべ トラック ての伴奏パート(TRACK3∼10とRHYTHM)、またはパート1/2以外のすべて のパートが一度にON/OFFされます。5ページのソングプレイ[トラックプレ イ](SONG PLAY[TRACK PLAY])画面を使って、これらのパートを個別に...
  • Page 77: 自分で録音した音楽データのパート割り当て

    再生する トラックを選ぶ(プレイ/OFF、 ソロ) トラック [TRACK]1q、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使ってトラックを選びます。選 ばれているトラックには下線が表示されます。 選択したトラックは、一番右側のLCDボタンを押して[PLAY(再生)]、 または[OFF]を反転させることにより、再生できる状態、または再生 OFFの状態にすることができます。再生をOFFにしたトラックは、 ト ラック表示の枠囲いが消え、 ナンバーだけの表示となります。 同時に複 数トラックの再生をOFFにすることもできます。 現在選ばれているト ラックの再生時の音色が[PLAY/OFF]の上に表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD トラックを選んだあと、[SOLO]を押して反転させると、ソロ機能が ONになり、選んだトラックだけを再生させることができます。もう ソロ 一度[SOLO]を押すと、ソロ機能は解除されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 自分で録音したソ...
  • Page 78: ソング全体の再生ボリュームの調節

    ソ ング全体の再生ボリ ュームの調節 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 を使って、ソング全体の再生ボ リュームを調節することができます。なお、最初にソングを選んだ時点では、 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 の位置に関わりなく、いつもボ リュームの標準値 (=MAXの位置の値) が、ソングの再生ボリュームとして呼び出 されるようになっています。 ソ ングの各パー トのボリ ューム調節と音色選択 ソングプレイモード時に 【MIXER(ミキサー)】 を押してミキサー(MIXER)画面を表示さ せると、ソングの各パートの再生ボリュームを個別に調節できます。ディスク オーケストラ・コレクションの場合は、右手パートと左手パートの再生時の音 色を個別に選ぶこともできます。ディスクオーケストラ・コレクションのソン グを再生している場合と、自分で録音したソングを再生している場合では、 LCD画面の表示やページ数が異なります。 ■ ディスクオーケス トラ ・ コ レクションの再生時 ディスクオーケストラ・コレクションを再生しているときは、ミキサー (MIXER)画面は2ページで構成されます。1ページの画面では、[L&R(=左手& 右手)]を押して反転させ、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って左手/右手パートの ボリュームを調節することができます。また、[L&R VOICE(=左手&右手...
  • Page 79: ガイド機能を使った右手/左手パートの練習

    ■ 自分で録音したソングの再生時 自分で録音したソングを再生しているときは、ミキサー(MIXER)画面は5 ページで構成されます。1∼4ページの画面では、各トラックのボリュームを 個別に調節することができます。各トラックの表示を押してトラックを選 び、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って調節します。 キーボード 5ページの画面では[KBD(=手弾きの音量)]を 【ダイアル】 、 【+】 することができます。また、[PRESET]を押すと、全トラックのボリューム を一度に初期値の"100"に戻すことができます。 ガイ ド機能を使った右手/左手パー トの練習 CVP-79/69/59には、鍵盤ガイドランプに合わせて練習できるガイド機能があり ます。鍵盤ガイドランプによって押さえる鍵盤が示され、その鍵盤を押さえる まで伴奏が待ってくれますので、マイペースで練習することができます。鍵盤 ガイドランプは必要に応じてON/OFFすることができます。次の2種類のガイド モードが用意されています。 ネクストノート ● NEXT NOTE このモードでは、実際に弾くタイミングの前に、次に弾く鍵盤を示す 鍵盤ガイドランプが点灯します。鍵盤を押さえるタイミングがくる と、鍵盤ガイドランプが点滅し始め、正しい鍵盤を押さえるまで伴奏 が待ってくれます。このガイドモードが初期設定になっています。 サウンド ● SOUND このモードでは、鍵盤ガイドランプと音を使って、次に弾くフレーズ を示します。鍵盤ガイドランプが、次に弾くフレーズの鍵盤の位置に 点灯したあと、CVP-79/69/59が、そのフレーズを再生します。正し...
  • Page 80 【GUIDE(ガイド)】 を押すとランプが点灯し、ガイド機能がONになります。同時 にガイド画面がポップアップ表示されます。 すでにガイド機能がONになっている場合は、PAGE(画面送り) 【1】 【 q】 で3ペー ジのソングプレイ[ガイド](SONG PLAY[GUIDE])画面を開いてください。[NEXT サウンド NOTE]または[SOUND]を押して、ガイドモードを選びます。 1ページのソングプレイ[メイン](SONG PLAY[MAIN])画面での右手/左手パート (またはパート1/2)の選び方によって、ガイドされるパートが決まります。 右手パートと左手パートのガイド 右手パートだけのガイド 左手パートだけのガイド ソングプレイ[メイン](SONG PLAY[MAIN])画面の[START]を押すか、パネルの 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、選んだソングの再生がスター トし、選んだガイドモードに従って、選んだパートのガイドが始まります。 鍵盤ガイドランプは、 ガイド中でも必要に応じてソングプレイ[ガイド](SONG ランプ PLAY[GUIDE])画面の[LAMP]を押すことにより、 ON/OFFすることができます。 ソングが最後まで再生されると自動的にストップします。また、ソングプレイ [メイン](SONG PLAY[MAIN])画面の[STOP]を押すか、パネルの 【START/STOP (スタート/ストップ)】 を押すと、ソングの再生がストップします。もう一度 【GUIDE(ガイド)】 を押すとランプが消え、ガイド機能がOFFになります。 ディスクオーケストラ・コレクションとソング再生 SONG RECORD PLAY GUIDE ページ...
  • Page 81: リピート機能

    リ ピー ト機能 CVP-79/69/59では、リピート機能を使って、1つのソングやソング内のある範 囲を繰り返し再生させることができます。難しいフレーズを繰り返して練習す るときなどに便利です。 用途に合わせて使えるリピートモードが3種類用意されており、2ページのソン グプレイ[リピート](SONG PLAY[REPEAT])画面で使いたいモードを選ぶことが リピートモード できます。[REPEAT MODE]▼▲、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って、OFF(リピー ト機能OFF)、PHRASE(フレーズリピート)、1 SONG(1ソングリピート)、A-B REPEAT(A-Bリピート)の中から選びます。 ■フレーズリ ピー ト(ディスクオーケス トラ ・ コレクションのみ) ディスクオーケストラ・コレクションの楽譜に書いてあるフレーズナンバー を指定して、そのフレーズだけ繰り返して練習することができます。 リピートモード フレーズ [REPEAT MODE]で[PHRASE]を選ぶと、その右側にフレーズナンバーを指 フレーズ 定するための[PHRASE]表示が現れます。[PHRASE]▼▲でフレーズナン バーを選びます。一度表示を反転させたあとは、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使う こともできます。...
  • Page 82: 再生に関するその他のコントロール

    ■ A-Bリ ピー ト ソング内のある特定の範囲(A点とB点)を指定して、繰り返し練習することが できます。 リピートモード A-Bリピート [REPEAT MODE]で[A-B REPEAT]を選ぶと、その右側にA点とB点を指定す るための[A→]と[B]が現れます。 ソングの再生中に[A→]を一度だけ押すと、範囲の開始位置としてA点が指定 されます。それから[B]を押すと、範囲の終了位置としてB点が指定され、A 点からB点までの繰り返し再生がスタートします。一度指定したA点からB点 までの範囲は、別のソングや別のリピートモードに切り換えるまで保持され ます。 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を使って、同じ範囲を何度でも 繰り返し再生させることができます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 再生に関するその他のコン ト ロール ■ 一時停止 ポーズ ソングの再生中に 【PAUSE(一時停止)】 を押すと、一時的にストップします。 ポーズ もう一度 【PAUSE(一時停止)】 を押すか、 【START/STOP(スタート/ストップ)】 (または スタート...
  • Page 83: 他の種類の音楽データの再生

    他の種類の音楽データの再生 CVP-79/69/59では、ディスクオーケストラ・コレクションや自分で録音したソン グ以外に、市販のピアノプレーヤ・ソフト、ヤマハESEQファイルやスタンダー ドMIDIファイル(フォーマット0と1)などのソングデータが入っているディスクを 再生することができます。 また、CVP-79/69/59の内蔵音源は、再生データに応じてGM規格(GMシステムレベ ル1)またはヤマハのDOC音色配列に自動的に切り換えて対応します。 (ただし、パネル上で選ばれる音色配列は変わりません。) ■スタンダードMIDIファイル・フォー リワインド マット1のソング再生時は、 【REW(巻 ファストフォワード 戻し)】 、 【FF(早送り)】 が機能しませ ん。 ■他のクラビノーバ(CVP-55/65/75/ 83/85/87/89)で録音されたソングデー タ(ESEQファイル)は、通常、適切な 音色で再生されるようになっています が 、 そ の 他 の デ ー タ に 関 し て は 、 CVP-79/69/59の音色配列に合うよう に、それらのデータの音色ナンバーを 変更する必要がある場合があります。 ■どのようなタイプの音楽データを再...
  • Page 84: ソングの録音

    ソ ングの録音 CVP-79/69/59には、 フロッ ピーディ スクに自分の演奏を録音するソングレ コー ド機能があり ます。 簡単な操作で録音できる"クイ ッ ク録音"(P82)と、 1人 でアンサンブルの曲を録音できる" トラック録音"(P86)があり ます。 トラック録音では16個の トラックが用意されており、 最大16種類の楽器の演 奏をパー ト別に重ねて録音 し、 ひとつの曲と して仕上げるこ とができます。 録音 してできた曲をソングと言い、 1枚のフロッ ピーディ スクに60ソングまで 保存 しておく こ とができます(1ソングのデータが大きい場合は、 60ソングよ り 少な く なって しま う こ と もあ り ます)。 なお、 ソングを録音するにはフォーマッ ト済 みのフロッ...
  • Page 85: クイックレコード

    クイ ッ ク録音 フォーマッ ト済みのディスクを入れる ライトプロテクトタブが"録音可"の位置になっていることを確認して、 フォーマット済みのディスクを正しい向きと方向でディスク挿入口にカ チッと音がするまでていねいに差し込みます。まだ、フォーマットをし ていない場合は、P107を参照してディスクをフォーマットしてくださ い。 レコー ドモー ドに入る レコード 【RECORD(録音)】 を押すとランプが点灯し、レコードモードの1ページめ のクイックレコード(QUICK RECORD)画面が現れます。 【RECORD(録 音)】 のランプが点灯していて、クイックレコード(QUICK RECORD)画面 が表示されていない場合は、PAGE(画面送り) 【1】 【 q】 を使って、1ペー ジめの画面を開いてください。 PLAY ソングナンバーを選ぶ ソング [SONG]▼▲、 【ダイアル】 、 【-】 【 +】 を使ってソングナンバーを選びます。 1∼60の中から選ぶことができ、それぞれが別々のソングを録音する場所 になります。選んだソングナンバーの横にソングネームが表示されてい るものは、すでにデータが録音されていることを示しています。この場...
  • Page 86 録音 トラックを選ぶ クイックレコードの録音方法では、鍵盤の手弾き演奏パートと自動伴奏 (ABC)&リズムパートの2トラックの録音ができます。LCD画面上では、 3番めと4番めのLCDボタンを押すことによって、[KBD(鍵盤の手弾き)]ト ラックと[ABC&RHY(自動伴奏&リズム)]トラックを[REC(録音できる状 態)]や[OFF(録音も再生もされない状態)]に切り換えることができます。 レコードモードに入ったとき、最初に選ばれているソングにデータがな かった場合は、自動的に[KBD(鍵盤)]トラックが[REC(録音)]に、 [ABC&RHY(自動伴奏&リズム)]トラックが[OFF]になります。これは、 鍵盤の手弾きトラックだけが録音できる状態であることを示していま す。ここで、自動伴奏&リズムのパートも録音したい場合は[ABC&RHY (自動伴奏&リズム)]を押してください。パネルの 【ABC ON(ABCオン)】 を押 しても、[ABC&RHY(自動伴奏&リズム)]トラックを自動的に[REC(録音)] 表示することができます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD すでに録音されているソングナンバーを選んだときは、録音されている プレイ トラックの表示を[PLAY(再生)]にすることができます。この場合、この トラックを再生させて、その演奏を聞きながら別のトラックに録音する ことができます。すでに録音されている演奏を鳴らしたくない場合は、 そのトラック表示のLCDボタンを押して[OFF]表示にしてください。 どちらかのトラックが[REC(録音できる状態)]に設定されると自動的に、 シンクロスタートでの録音スタンバイ状態になります。シンクロスター トは解除することもできます。 音色を選ぶ 通常の音色選択の方法で(VOICE(音色)ボタンやLCD画面を使って)、録音 する音色を選びます。 (選んだ音色を、録音の前に鍵盤を弾いて確認してみ たい場合は、一度 【SYNCHRO(シンクロ)】 を押して、シンクロスタートのスタン バイ状態を解除してください。)...
  • Page 87 録音をス トップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、録音がストップします。録音を ストップすると、データがディスクに書き込まれ、録音されたトラック プレイ の表示が、自動的に[PLAY(再生)]に変わります。 録音したものを聞いてみる 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、いま録音したデータが再生され ます。再生中は、P80で示したように 【REW(巻戻し)】 、 【FF(早送り)】 、 ポーズ 【PAUSE(一時停止)】 を使って再生をコントロールしたり、TEMPO(テンポ) 【- 】 【 +】 でテンポを変更することができます。再生に合わせて鍵盤を弾く こともできます。 最後まで再生すると自動的にストップします。 または、 もう一度 【START/ STOP(スタート/ストップ)】 を押して再生をストップすることもできます。 レコード 【RECORD(録音)】 を押してランプを消すか、 【EXIT(戻る)】 を押すと、ソ ングレコードモードから抜け、クイックレコードを終了します。 リワインド ファストフォワード エグジット ■録音をストップしてもディスクに データを書き込むまで、少し時間がか...
  • Page 88: マルチトラック録音(多重録音)

    ト ラ ッ ク録音(多重録音) 録音の準備をする トラック録音の最初の手順は、クイック録音の手順1∼3と全く同じで す。フォーマット済みのディスクをセットし、 【RECORD(録音)】 を押し てレコードモードに入り、録音するソングナンバーを選んでください。 トラックレコー ド(TRACK RECORD)画面を開く ページ PAGE(画面送り) 【1 】 【 q 】 を使って、2ページめのトラックレコード (TRACK RECORD)画面を開きます。各トラックが[TRACK]1qの上に 表示されます。再生できるトラックはナンバーが四角い枠で囲まれた状 態になっています。また録音するトラックはナンバーが反転表示されま す。データが何も入っていないトラックはドット(・)で表示されます。 トラックモー ドを選ぶ トラック [TRACK]1q、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使ってトラックを選びます。選ば れているトラックには下線が表示されます。 選択したトラックは、一番右側のLCDボタンを押して[REC(録音)]、 プレイ [PLAY(再生)]、[OFF]を反転させることにより、録音できる状態、再生で きる状態、または録音/再生OFFの状態にすることができます。データ...
  • Page 89 トラック [TRACK]qqを押すと、リズムトラックとしてトラック9と10が同時に選 ばれます。一番右側のLCDボタンを使って、トラック9、10の[REC(録 プレイ 音)]、[PLAY(再生)]、[OFF]を選びます。リズム音だけを録音したいとき に使います。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 演奏の準備をする 録音するトラックを選んだら、音色や伴奏スタイルを選択し、テンポ調 節やリバーブなど、演奏に必要な設定を行います。 録音をスター トする シンクロスタートか 【START/STOP(スタート/ストップ)】 で録音を始めます。 (リ ズム、ABC、またはハーモニーが録音状態にされると、シンクロスター トが自動的にスタンバイされますが、解除することもできます。) 録音中は現在の小節位置がLCD画面に表示されます。 音のデータ以外にも実際には次のようなさまざまなデータが同時に録音 されています(演奏方法や設定のし方によって異なります)。 ト ラ ッ ク単位で個別に録音される内容 ・ノート(音符) ・音色 ・ボリューム(初期値は最大) ・エクスプレッションペダル(CVP-79のみ) ・パン ソ ング全体に録音される内容 ・テンポ ・リバーブタイプ ・リバーブデプス...
  • Page 90: 新しいトラックを追加する

    録音をス トップする 【START/STOP(スタート/ストップ)】 を押すと、録音がストップします。 ■ 新しい トラックを追加する 録音をストップすると、データがディスクに書き込まれ、録音されたトラッ プレイ クの表示が、自動的に[PLAY(再生)]に変わります。 【START/STOP(スタート/ストッ プ)】 を押すと、いま録音したデータが再生されます。 あるいは、先ほどの手順の3∼6を繰り返して、別の録音トラックや音色を選 び、新しいパートを録音していきます。必要に応じて、録音済みのトラック を再生させながら録音します。この操作を繰り返して1つのソングを完成し ます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD レコード 【RECORD(録音)】 を押してランプを消すか、 【EXIT(戻る)】 を押すと、ソング レコードモードから抜け、マルチトラック録音を終了します。 ■ パンチイン/アウ ト録音 パンチイン/アウト録音を使えば、演奏を間違えた場所だけを部分的に録音 し直すことができます。録音済みのトラックを再生させて、録音をやり直し たい位置から録音をスタート(パンチイン)し、好きな位置で録音をストップ (パンチアウト)することができます。それ以外の部分は元のまま残すことが できます。パンチイン/アウト録音は、3ページめのパンチイン/アウト (PUNCH IN/OUT)画面で行えます。 ソングを再生する...
  • Page 91 トラックを選ぶ トラック [TRACK]▼▲、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って録音トラックを選びま す。そのトラックに使われている音色が表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD パンチインモー ドを選ぶ モード [MODE]を押して、パンチインのモードを選びます。次の2種類のモー ドがあります。 ファーストキー パンチイン 1ST KEY: 一度[PUNCH IN]が押されたあと、最初に弾かれた鍵盤 の音から録音が始まる方法です。 ペダル パンチイン PEDAL: 一度[PUNCH IN]が押されたあと、左のペダルが踏まれ たときから録音が始まる方法です。 パンチインのスタンバイ状態にする パンチイン [PUNCH IN]を押すと反転し、 パンチインのスタンバイ状態になり ます。 CONTRAST BEAT FUNCTION...
  • Page 92: コードシーケンス機能

    コー ドシーケンス機能 コードシーケンス機能を使えば、リズムに合わせて弾かなくても、自動伴奏 パートを1ステップずつ入力して録音することができます。 コー ドシーケンス機能をONにする 1ページめのクイックレコード(QUICK RECORD)画面で、録音したいソ ングナンバーを選んだあと、[CHORD SEQ.]を押します。 コードシーケンス(CHORD SEQUENCE)画面が現れ、自動伴奏(ABC)機 能がONになります。そのときフルキーボードの演奏法が選ばれていた場 合、フィンガードに切り換わります。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 入力位置にカーソルを移動する LCD画面上には、8分音符単位で区切られた小節バーが示されます。 カーソル [CURSOR]1qを使って、三角形のカーソル(▲)をコードやスタイルチェ ンジを入力したい位置に合わせます。一度表示を反転させたあとは、 【ダ イアル】 、 【+】 【 -】 を使うこともできます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD コー...
  • Page 93 コードやスタイルチェンジを選んだら、[SET]を押します。現在カーソル が置かれている位置に入力した内容のデータが録音され、小節バー上に 黒い長方形のボックスで示されます。また、録音されたスタイルの拍 子、スタイルネーム、パターンがLCD画面の左上に表示され、録音され たコード、テンポ、リズムON/OFF(後述参照)マークが右側のボックスに 表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD 同じ要領で、別の位置にカーソルを移動し、必要なコード/スタイル チェンジを次々に録音していきます。コードシーケンス機能によって録 音されるデータは以下のとおりです。 コー ドシーケンス機能によって録音されるデータ ・ 伴奏スタイル ・ パターン(メ インA/B、 イン トロ、 エンディ ング、 フィルイン、 ブレイク) ・ コー ド ・ 自動伴奏(ABC)のパー トごとのボリューム(ミ キサー画面での設定) ・ テンポ ・ リズムON/OFF ・...
  • Page 94: コードシーケンスのその他の機能

    ■ コー ドシーケンスのその他の機能 コードシーケンス(CHORD SEQUENCE)画面の2ページめ、3ページめに は、コード入力をさらに効率よく行えるよう、いくつかの機能が用意されて います。 デリート [DELETE] デリート [DELETE]を押すと、現在カーソルが置かれている位置のデータを削除する ことができます。 「よいですか?(Are you sure?)」 のメッセージが表示され、 [はい(YES)]を押すとデリートが実行されます。キャンセルしたい場合は [キャンセル(CANCEL)]を押します。 エンドマーク [END MARK] エンドマーク [END MARK]を押すと、現在カーソルが置かれている位置にエンドマークを入 力することができます。エンドマークはソングの終了位置を示すデータで、曲 を意図どおりの位置で終わらせるために必要です。 (エンディングパターンで 終了する場合は不要です。) エンドマークを入力すると、それ以降の小節に カーソルを移動することはできなくなります。エンドマークも通常のデータと デリート 同様に、[DELETE]を使って削除することができます。 リズムオフ [RHYTHM OFF]と[RHYTHM ON] リズムオフ リズムオン [RHYTHM OFF]と[RHYTHM ON]を使ってリズム音をON/OFFすることがで きます。リズムOFFを入力した位置からリズム音が鳴らなくなり、リズム...
  • Page 95: 録音に関するその他の機能

    録音に関するその他の機能 レコードモードには、その他にもクオリティの高いソングを作成するためにい ろいろな機能が用意されています。 ■トラックミ ックス機能 特定の2つのトラックのデータをミックスして、別のトラックにコピーする ことができます。トラックミックスは、4ページめのトラックミックス (TRACK MIX)画面で行えます。 ミ ックスする2つの トラックを選ぶ トラックA トラックB [TRK A]、 [TRK B]を使ってミックスしたい2つのトラックのナンバーを トラックA トラックB 選びます。 一度[TRK A]、 [TRK B]を反転させたあとは、 【 ダイアル】 、 【 +】 【-】 を使って選ぶこともできます。 選んだトラックで使われている音色 が、 LCD画面の左側のA:/B:の横にそれぞれ表示されます。 ミ ックス先の トラックを選ぶ トラックC [TRK C]を使ってミックス先のトラックのナンバーを選びます。一度 トラックC [TRK C]を反転させたあとは、...
  • Page 96: トラックデリート機能

    ■トラックデリー ト機能 特定のトラックのデータを削除することができます。トラックデリートは、 5ページめのトラックデリート(TRACK DELETE)画面で行えます。 デリー トする トラックを選ぶ トラック [TRACK]▲▼、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使ってデリートしたいトラック を選びます。 デリー トを実行する デリート [DELETE]を押すと、 「よいですか?(Are you sure?)」 のメッセージが 表示されます。[はい(OK)]を押すと、トラックデリートが実行されま す。中止したい場合は[いいえ(NO)]を押します。 トラックデリートを実行すると、[DELETE]の表示が[UNDO(取り消 し)]の表示に変わります。結果が期待どおりでなかった場合に、 アンドゥー [UNDO(取り消し)]を押すと、トラックデリートを実行する前の状態 に戻すことができます。 エグジット 【EXIT(戻る)】 を押すか、 【RECORD(録音)】 を押してランプを消すと、 トラックデリート機能を終了します。 ■トラッククオンタイズ機能 一度録音したトラック内の音のタイミングのずれを特定の音符のタイミング に合わせて修正することができます。...
  • Page 97: リネーム機能(ソングネームの変更)

    クオンタイズを実行する クオンタイズ [QUANTIZE]を押すと、 「よいですか?(Are you sure?)」 のメッセージ が表示されます。[はい(OK)]を押すと、クオンタイズが実行されま す。中止したい場合は[いいえ(NO)]を押します。 トラッククオンタイズを実行すると、[QUANTIZE]の表示が[UNDO (取り消し)]の表示に変わります。クオンタイズの結果が期待通りでな アンドゥー かった場合に、 [UNDO(取り消し)]を押すと、 クオンタイズを実行する前 の状態に戻すことができます。 エグジット 【EXIT(戻る)】 を押すか、 【RECORD(録音)】 を押してランプを消すと、 トラッククオンタイズ機能を終了します。 ■リネーム機能(ソングネームの変更) CVP-79/69/59で録音されたソングファイルの名前を付けたり、 変更すること ができます。 リネームは、 7ページめのリネーム(RENAME)画面で行えます。 ネームを変更するソングを選ぶ ソング [SONG]▲▼、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使ってリネームしたいソングを リネーム 選び、[RENAME]を押します。名前を付ける画面が現われます。 ネームを入力する 画面右上に現在のソングファイルネームが表示されます。[q]を押す...
  • Page 98: イニシャルエディット機能(初期データの変更)

    ■ イニシャルエディ ッ ト機能(初期データの変更) 録音が終わったあとで、各トラックのボリューム値を変更したり、ソング全 体に設定されている初期データを変更(イニシャルエディット)することがで きます。イニシャルエディットは、8ページめのイニシャルエディット (INITIAL EDIT)画面で行えます。 エディ ッ トするソングを選ぶ ソング [SONG]▲▼、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使ってエディット(編集)したいソ エディット ングを選び、[EDIT]を押します。イニシャルエディットモードに入 り、1ページめのイニシャルエディット[ソング](INITIAL EDIT [SONG])画面が開きます。 各値をエディ ッ トする イニシャルエディットモードには3ページの画面があります。 PAGE (画面送り) 【1】 【 q】 で各ページを開き、 エディットしたい項目を選んで 値を変更します。 エディット中に 【START/STOP】 を押して再生をス タート/ストップし、...
  • Page 99 ●イニシャルエディ ッ ト[ ト ラック](INITIAL EDIT[TRACK])3ページめ この画面は2ページめの画面からの続きで、トラックごとに設定でき るエフェクトタイプ/デプス、リバーブデプスの項目があります。2 トラック ページめの[TRACK]▼▲でエディットしたいトラックを選び、この ページを開きます。LCDボタンで各項目を選択し、 【ダイアル】 、 【+】 【-】 を使って値を変更します。エフェクトタイプ/デプスについて詳 しくはP35を、リバーブデプスについてはP34をご参照ください。 エディ ッ ト結果を書き込む 必要なエディットが終わったら、1ページめのイニシャルエディット [ソング](INITIAL EDIT[SONG])画面に戻り、[WRITE]を押します。 「よ いですか?(Are you sure?)」 のメッセージが表示されます。[はい(OK)] を押すと、すべてのエディット結果が書き込まれます。中止したい場 合は[いいえ(NO)]を押します。 ライト [WRITE]を押すと、その表示が[UNDO(取り消し)]の表示に変わりま す。エディットの結果が期待通りでなかった場合に、[UNDO(取り消 し)]を押すと、エディットを実行する前の状態に戻すことができま す。 終了する エグジット レコード 【EXIT(戻る)】 を押すか、 【RECORD(録音)】 を押してランプを消すと、 イニシャルエディット機能を終了します。また、書き込みを実行して...
  • Page 100: ディスクを使わない録音

    ■ ディスクを使わない録音 CVP-79/69/59には約25KBのRAMが内蔵されており、ディスクを使わなくて も約2500音程度の録音は行えるようになっています。ディスクを入れずにソ ングレコードモードへ入ると、次のように[SONG]に[CVP MEMORY]が表示 され、クイック録音、トラック録音の方法で録音することができます。 内蔵RAMを使って録音を行うときのクイックレコードの画面 また、 内蔵RAMにソングを録音したあと、 ソングプレイモードへ入ると、 次の ソング ように[SONG]に[CVP]が表示され、 通常の方法で再生することができます。 内蔵RAMのソングを再生するときのソングプレイ[メイン]の画面 内蔵RAMへ録音したソングデータは、ディスクオーケストラ・コレクショ ン、ピアノプレーヤ・ソフト、スタイルファイルのディスクやCVP-79/69/ 59以外の機器で制作されたソングファイルの入ったディスクを差し込んだ り、電源をOFFにすると消えてしまいます。あるいは、自分で録音したソン グのディスクを差し込んで、ソングを選んだときも消えます。したがって、 そのデータが必要であれば、ソングコピー機能(P111)を使ってフロッピー ディスクへセーブしてください。 ■ 再生 録音したソングは、通常の方法で再生することができます。 ソングの録音 ソング メモリー ■コードシーケンス機能を使って、内 蔵RAMへ録音することはできません。 ディスクを入れずにコードシーケンス 機能を使おうとすると、 「いま、この ボ タ ン は 使 え ま せ ん !(Button not valid!)」...
  • Page 101: ファンクション

    フ ァ ン ク シ ョ ン ファ ンクショ ンモー ドには、 MIDIやディ スクに関する機能やCVP-79/69/59を さ らに便利に使えるよ うにするための機能がた く さん用意されています。 これ らの機能を目的に応じて使い分けることで、 CVP-79/69/59をよ り身近な楽 器、 より高度な楽器と してご利用いただけます。 ■ 各機能の選択と設定操作 各機能は、以下の手順で選択したり設定することができます。 【FUNCTION(ファンクション)】 を押すとランプが点灯し、ファンクションモード の画面が表示されます。 CONTRAST BEAT FUNCTION MIXER PAGE DISPLAY HOLD ページ PAGE(画面送り) 【1】 【 q】 で使いたい機能の画面を開きます。ファンク ションモードには全部で17ページの画面があります。...
  • Page 102: キーボード

    キーボー ド(KEYBOARD) ... 1ページめの画面 ■トランスポー ズ[TRANS.] 弾く鍵盤を変えずに、他の楽器や歌う人の声の高さにキーを合わせたり、演 奏している曲を移調することができます。半音単位でトランスポーズ量を設 定できます。たとえば、トランスポーズ量を"+5半音"に設定すると、ドを弾 いたときにファの音が出ることになり、言い換えればハ長調の弾き方でヘ長 調の演奏ができることになります。 ■ オクターブシフ ト[OCTAVE SHIFT] スプリットモード時の左領域、デュアルモード時の第2音色、右領域/第1音 色の音をそれぞれ1オクターブ、シフトアップ/ダウンさせることができま す。 ファンクション ■ トランスポーズ… 設定範囲:-24半音(-2オクターブ) ∼0(標準音程) ∼+24半音(+2オクターブ) 初期値:0(標準音程) 初期のバックアップ設定:OFF ■標準の音程に戻すには… 【+】 【 -】 を同時に押します。 ■ トランスポーズをかけた場合 の発音域について… トランスポーズによって、 元の88鍵の最 高音(C7)より高くなる音は1オクターブ 下の音で、 元の88鍵の最低音(A-1)より 低くなる音は1オクターブ上の音で発音 します。...
  • Page 103: サウンド

    ■ タッチセンシティ ビティ[KEY TOUCH] 弾く強さに対する音の出かた(音の強弱の変化の度合い)を、5種類の中から選 ぶことができます。演奏する曲や好みによって使い分けてください。 設定できる値 : SOFT 2(ソフト2) : 軽いタッチで大きな音を出すことができます。 比較的音のつ SOFT 1(ソフト1) : ぶがそろいやすいタッチです。 SOFT2の方がSOFT1よりさら にソフトになっています。 NORMAL(ノーマル) : 標準的なタッチです。 HARD 1(ハード1) : 強いタッチで弾かないと大きな音が出しにくい設定です。 ピ HARD 2(ハード2) : アニッシモからフォルティッシモまでダイナミックな演奏が できます。 HARD 2の方がHARD 1よりさらにハードになって います。 サウン ド(SOUND) ... 2ページめの画面 ■チュ...
  • Page 104: ペダル

    ペダル(PEDAL) ... 3ページめの画面 CVP-79 ■レフ トペダル機能[LEFT PEDAL] 左のペダルに、いろいろな機能を割り当てることができます。 設定できる機能と内容 : SOFT (ソフト) : ソフトペダルになります(初期設定)。 (P37) START/STOP(スタート/ストップ) : 【START/STOP(スタート/ストップ)】 と同じ機能になり ます。 (P40) HARMONY ON/OFF(ハーモニーON/OFF) : ハーモニー機能がONのとき、 左ペダルを 踏んでいる間だけ、 ハーモニーをつけることができます。 (P52) REGISTRATION+(レジストレーション+) : 左ペダルを押すごとに次のレジストレー ションナンバーに登録されているパネル状態を呼び出すことができます。 (P69) INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥーA) : 【INTRO A/FILL TO A(イントロA/フィルトゥー A)】...
  • Page 105: Midi 1

    MIDI 1 ... 4ページめの画面 この4ページめの画面から6ページめの画面まではMIDI(Musical Instrument Digital Interface)に関する機能です。MIDIを使えば、CVP-79/69/59の鍵盤を使って他のシ ンセサイザーを演奏したり、コンピューターやシーケンサーでCVP-79/69/59をコ ントロールしたりなど、CVP-79/69/59の使い方が大きく広がります。P125の資料 編にはMIDIについての基礎知識を含め、実際にCVP-79/69/59のMIDI機能を使って どんなことができるのか、といったことがまとめてあります。 ■ 送信チャンネル[SEND CH] MIDI楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側と受信側でMIDI チャンネル(1∼16チャンネル)を合わせておく必要があります。ここでは CVP-79/69/59からMIDIデータを送信するときのチャンネルを設定します。 レフト/2 [LEFT/2]で、スプリット/デュアルモード時の左領域/第2音色のMIDI送信 ベーシック チャンネルを、[BASIC]で、それ以外の演奏データのMIDI送信チャンネルを 設定します。 MIDI受信について CVP-79/69/59の音源部は"マルチティンバー"と呼ばれる仕様になってお り、外部MIDI機器から別々のMIDIチャンネルによって送信されるデータを チャンネルごとに異なる音色で同時に鳴らすことができます。たとえば、 コンピューターやMIDIシーケンサーを使ってCVP-79/69/59でアンサンブ ル演奏をさせるこができます。 ■送信チャンネル… ベーシック [BASIC]の設定範囲: OFF(送信しない)、 1∼16チャンネル 初期値: 1チャンネル 初期のバックアップ設定:OFF レフト/2 [LEFT/2]の設定範囲: OFF(送信しない)、 1∼16チャンネル...
  • Page 106: Midi 2

    ■ ローカルコン トロールのON/OFF [LOCAL] 通常、クラビノーバをはじめシンセサイザーなどでは、鍵盤を弾いて内蔵さ れている音源をコントロールし、音を出すしくみになっています。この状態 はローカルコントロールONと呼ばれます。また、ローカルコントロールを OFFにすると、 「鍵盤」 と 「音源」 が切り離され、鍵盤を弾いてもCVP-79/69/59 からは音が出なくなります。CVP-79/69/59から音が出なくなっても、鍵盤 を弾いた演奏情報はMIDI出力されますので、CVP-79/69/59では音を鳴らさ ずにMIDIで他の音源を鳴らしたいときなどに、ローカルコントロールをOFF にします。 ■ クロック[CLOCK] 通常、ソング、ディスクオーケストラ、自動伴奏(ABC)などは、CVP-79/69/ 59で指定したテンポに従い、内部クロック(INT.)によって演奏されます。こ のクロックを外部(EXT.)に設定することによって、CVP-79/69/59のテンポを 外部のシーケンサーやリズムマシンからコントロールすることができます。 たとえば、外部のシーケンサーのテンポに合わせてCVP-79/69/59の自動伴 奏(ABC)を演奏させることができます。 MIDI 2 ... 5ページめの画面 この画面には、どのタイプのMIDIデータを送信したり、受信したりできるよう ミディフィルター にするか、を設定するMIDI FILTERの機能があります。 ■ プログラムのON/OFF[PROGRAM] MIDIでは、プログラムチェンジを使って送信側の機器から受信側の機器の音 色ナンバーを切り換えることができます。たとえば、外部MIDIシーケンサー からプログラムチェンジがCVP-79/69/59に送信されると、CVP-79/69/59で 受信するMIDIの演奏データの音色が切り換わります。(このとき鍵盤での手 弾き音は切り換わりません)。また、CVP-79/69/59からプログラムチェンジ を送信すると外部MIDI機器の音色を切り換えることができます。(CVP-79/ 69/59のパネル上で音色を切り換えたときにプログラムチェンジが送信され...
  • Page 107: Midi 3

    ■ コン トロールのON/OFF[CONTROL] MIDIでは、コントロールチェンジを使って、ダンパーペダルの操作やエフェ クトやボリュームなどの演奏表現を送信側の機器から受信側の機器に伝える ことができます。たとえば、外部MIDIシーケンサーからコントロールチェン ジがCVP-79/69/59に送信されると、CVP-79/69/59で受信するMIDIの演奏 データがそれに反応します。(このとき鍵盤での手弾き音には影響しませ ん)。また、CVP-79/69/59から、外部へコントロールチェンジを送信する と、外部MIDI機器の演奏をコントロールすることができます。(CVP-79/69/ 59でダンパーペダルなどの操作をしたときにコントロールチェンジが送信さ れます。)コントロールチェンジを送/受信したくない場合は、[CONTROL] をOFFにしてください。CVP-79/69/59がコントロールチェンジとして扱え る情報は、P126,131に詳しくまとめてあります。 ■ スター ト/ス ト ップON/OFF[START/STOP] MIDIでは、スタート/ストップコマンドを使って、送信側の機器から受信側 の機器のリズムや演奏をスタート/ストップすることができます。たとえ ば、外部MIDIシーケンサーからスタート/ストップコマンドをCVP-79/69/ 59に送信し、自動伴奏(ABC)やソングなどの演奏をスタート/ストップする ことができます。また、CVP-79/69/59で自動伴奏(ABC)などのスタート/ス トップ操作をしたときに、外部へスタート/ストップコマンドを送信します ので、この操作で外部MIDIシーケンサーやリズムマシンの演奏をスタート/ ストップすることができます。スタート/ストップコマンドを送/受信した スタート/ストップ くない場合は、[START/STOP]をOFFにしてください。 MIDI 3 ... 6ページめの画面 この画面には、トランスポーズの設定(P100)をCVP-79/69/59で送/受信してい るMIDIの演奏データに対しても有効にするかどうか、また自動伴奏(ABC)/リ ズム、ハーモニーの演奏データを外部へ送信するかどうか、を設定する機能が あります。 ■トランスポーズの送/受信[TRANSPOSE] レシーブ [RECEIVE]をONにすると、P100のトランスポーズの設定が、CVP-79/69/ 59で受信するMIDIの演奏データに対して有効になります。[SEND]をONにす...
  • Page 108: ■自動伴奏/ハーモニーの再生データの送信

    ■自動伴奏/ハーモニーの再生データの送信 自動伴奏 & リズム [ABC&RHY]をONにすると、自動伴奏(ABC)やリズムの再生時に、再生音が MIDIデータとして 【MIDI OUT】 から送信されます。この場合、MIDIチャンネ ルの9∼16を使って送信されます。 ハーモニー [HARMONY]をONにすると、ハーモニー機能を使用しているときのハーモ ニー(付加されている装飾音など)の再生音がMIDIデータとして 【MIDI OUT】 か ら送信されます。この場合、MIDIチャンネルの6∼8を使って送信されます。 これらの機能を使えば、自動伴奏(ABC)やハーモニーを、コンピューターや 外部シーケンサーなどで録音することができます。 ファンクション ■送信 自動伴奏 & リズム [ABC&RHY]の設定値: 9-16ch(送信する)、OFF(送信しない) 初期値:OFF(送信しない) 初期のバックアップ設定:OFF ハーモニー [HARMONY]の設定値: 6-8ch(送信する)、OFF(送信しない) 初期値:OFF(送信しない) 初期のバックアップ設定:OFF ■自動伴奏(ABC)やハーモニーデータ をMIDIで送信するときは、手弾きの演 奏データの送信チャンネル(P103)を設 定する際、自動伴奏(ABC)の送信に使 われる送信チャンネル9∼16やハーモ ニーの送信に使われる送信チャンネル 6∼8と重ならないようにしておきま しょう。そうしないと、手弾き音と自...
  • Page 109: フォーマット

    フォーマッ ト(FORMAT) ... 7ページめの画面 (何もデータの入っていない)新しいディスクや他の機器で使っていたディスクを そのままCVP-79/69/59で使うことはできません。CVP-79/69/59で使えるように 最初にフォーマット(初期化)しておく必要があります。この画面では、ディスク をCVP-79/69/59で使えるようにフォーマット(初期化)することができます。市 販の 「3.5インチ2DDまたは2HDマイクロフロッピーディスク」 をご使用くださ い。(CVP-79/69/59には、2DDの新しいディスク(録音用ブランクディスク)が1 枚ついています)。 フォーマッ トするディスクを入れる ライトプロテクトタブが"録音可"の位置になっていることを確認して、新 しいフロッピーディスクを正しい向きと方向でディスク挿入口にカチッ と音がするまでていねいに差し込みます。フォーマットされていない ディスクを入れると、ユーズランプがしばらく点灯し、自動的に次の画 面が現われ、 「ディスクをフォーマットしますか?(Start disk format?)」 の メッセージが表示されます。7ページめのファンクション[フォーマット] (FUNCTION[FORMAT])画面を開いていなくても、(フォーマットされて いない)新しいディスクを入れたときは、必ずこの画面が現われます。 フォーマットする場合は[はい(OK)]を、中止する場合は[キャンセル (CANCEL)]を押します。 ユーズランプ すでにディスクを挿入した状態で、7ページめのファンクション[フォーマット] (FUNCTION[FORMAT])画面を開いた場合は、画面上の[START]を押します。 ■使用中のディスクをフォーマットす ると、それまでディスクに記録されて いたデータは全部消えてしまいます。 ご注意ください。 録音可 ■ 「ディスクが書き込み禁止になって います!(Protected disk!)」 が表示され た場合は、ライトプロテクトタブが書...
  • Page 110: レジストレーション

    フォーマッ トを実行する 次のように 「よいですか?(Are you sure?)」 と確認を求める画面が現われ ますので、フォーマットを実行する場合は[はい(YES)]を、中止する場合 は[いいえ(NO)]を押します。 フォーマット中はLCD画面にバーグラフが表示され、フォーマットの経 過を示します。フォーマットが完了すると、そのディスクにソングを録 音したり、コピーしたり、その他のデータをセーブ (保存) することがで きるようになります。 レジス ト レーシ ョ ン(REGISTRATION) ..8ページめの画面 この画面では、レジストレーション機能で登録した各パネルの状態をフロッ ピーディスクにセーブ(保存)したり、ディスクに保存してあるレジストレーショ ンデータをロード(読み込み)したり、ディスクからデリート(削除)したり、リ ネーム(名前を変更)したりすることができます。 これらのファイル操作を行う前に、正しいディスク(レジストレーションデータ が入っているもの、またはセーブするためのディスク)がディスクドライブに セットしてあるかどうか確認してください。また、ソングレコード/プレイ モードがONになっているときは、これらの操作は行えません。 基本操作手順 ファイルの種類を選ぶ 左から1番め/2番めのLCDボタンで、ロード/セーブ/デリート/リ ネーム操作の対象となるファイルの種類を選びます。 REGISTRATION(レジストレーション) : 25種類(CVP-79/69)、 または15種類(CVP- 59)のレジストレーションメモリーに含まれる内容を1セットにしたファイル ALL SETUP(オールセットアップ) : レジストレーションファイルの内容も含め、 P149のリストに載っているすべてのパネルのセッティングを含んだ内容を1セッ...
  • Page 111 各ファイル操作説明 セーブ ■ [SAVE] (保存) セーブ [SAVE]を選んだ場合、セーブ画面が表示されます。 まずセーブするファイルの名前をつけます。画面右上にファイルネームを入 力する位置が空白で表示されます。[q]を押すと、下線が移動し、ファイル ネームの文字位置を一つずつ選択することができます(ファイルネームは最 大12文字でつけることができます)。 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って入力した い文字や記号を反転させます。[c.set]を押すと、選んだ文字や記号がスタイ ルネームの下線が置かれている位置に入力されます。同じ要領で別の文字位 置に下線を移動して、文字や記号を入力していきます。入力を間違ったとき は、[c.del]を押します。下線が一つ前の文字位置に戻り、その位置の文字を 消去します。 セーブ ファイルネームが完成したら、[SAVE]を押してセーブを実行します。中止し キャンセル たい場合は[CANCEL]を押します。セーブを実行したときにセーブ先のディ スクにすでに同じ名前のファイルが存在する場合は、 「同じ名前のファイル があります。入れ替えますか?(Same name! Overwrite?)」 のメッセージが表 示されます。[はい(OK)]を押すと、既存のファイルに上書きでセーブが実行 されます。キャンセルしたい場合は[キャンセル(CANCEL)]を押します。 リネーム ■ [RENAME] (名前を変更) リネーム [RENAME]を選んだ場合、リネーム画面が表示されます。まず、名前を変更 ファイル...
  • Page 112: トランスフォーム

    デリート ■ [DELETE] (削除) デリート [DELETE]を選んだ場合、デリート画面が表示されます。まず、削除したい ファイル ファイルを選びます。[FILE]▲▼でファイルを選び、[OK]を押します。 「よいで すか?(Are you sure?)」 のメッセージが表示されます。[はい(YES)]を押すと、 選んだファイルが削除されます。中止したい場合は[いいえ(NO)]を押します。 ト ラ ンスフ ォーム(TRANSFORM) ... 9ページめの画面 この画面では、CVP-79/69/59で録音したソングデータ(ディスク上のデータファ イル)を他のクラビノーバやピアノプレーヤで再生できるように変換することが できます。 これらのファイル操作を行う前に、正しいディスク(変換したいソングが入って いる2DDのディスク)がディスクドライブにセットしてあるかどうか確認してく ださい。また、ソングレコードモードがONになっているときは、これらの操作 は行えません。 操作手順 変換形式を選ぶ 左から1番め/2番めのLCDボタンで、どの楽器用にデータ変換をするの かを決めるために変換形式を選びます。次の3種類の変換形式が用意され ています。 CVP PERFORMANCE (CVPパフォーマンス) : この変換形式を選ぶと、 CVP-50/ 70/55/65/75/83/85/87/89、 CLP-705、 DOM-30、 DOU-10で再生することができるよ うになります。...
  • Page 113: ソングコピー

    ソ ングコピー(SONG COPY) ... 10ページめの画面 この画面では、CVP-79/69/59で録音したソングデータ(ディスク上のデータファ イル)を、同じディスク上の別のソングナンバーにコピーしたり、別のディスク にコピーすることができます。 この操作を行う前に、ソングレコードモードがONになっているときは、ソング レコードモードを抜けてください。 操作手順 コピーの準備をする コピー元のソングが入ったディスクをディスクドライブに差し込み、 ソン グコピー(SONG COPY)画面を開きます。 左から1番め/2番めのLCDボタ ンで、 コピーの方法を選びます。次の2種類の方法が用意されています。 DISK 1-1(ディスク1-1) : ソングを同じディスク内の別のソングナンバーにコピー する方法です。 DISK 1-2(ディスク1-2) : ソングを別のディスクへコピーする方法です。 コピー元のソングを選ぶ ソング [SONG→]を使ってコピー元となるソングを選びます。一度[SONG→]を 反転させたあとは、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って選ぶこともできます。 選んだソングネームがLCD画面の上段に表示されます。 コピー先のソングナンバーを選ぶ(DISK 1-1のとき) ディスク...
  • Page 114 コピーを続けた場合、次のようなLCD画面の指示に従ってコピー元とコピー先 のディスクを入れ換えながら、コピー作業を進めます。 最初にコピー先のディスクを入れたときは、次のLCD画面が表示されますの ソング で、[SONG]▼▲、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使ってコピー先のソングナンバーを選 びます。選んだソングナンバーにすでにソングが入っている場合、ソングネー ムがLCD画面に表示されます。また、この場合コピーを実行すると、コピー元 のソングが上書きされコピー先のソングは消えます。[はい(OK)]を押すと、コ ピーが続きます。キャンセルしたい場合は[キャンセル(CANCEL)]を押します。 コピー実行中の画面には、ディスクの入れ換え残り回数も表示されます。 ●ディ スクオーケス トラ ・ コ レクショ ンのコ ピー (右手/左手以外のパー ト) ディスクオーケストラ・コレクションのデータは、右手/左手パート以 外のパートを、[DISK 1-2]の方法を選んで通常の手順でコピーすることが できます。 (右手/左手パートは自動的にはずしてコピーされます。) ただ し、一度コピーしたディスクをさらに別のディスクにコピーすることは できません。 ●CVP-79/69/59の内蔵RAMのデータのコ ピー ディスクを入れずにソングを録音した場合、CVP-79/69/59本体の内蔵RAM にソングデータが入っています。このデータをディスクへコピーする場 合、まずフォーマットされたディスクを差し込み、ソングコピー画面を開 きます。コピー先のソングナンバーを選んで、通常のコピー操作を行いま す。[CVP-DISK]の方法が自動的に選ばれます。これにより、内蔵RAMの...
  • Page 115: ソングデリート

    ソ ングデリ ー ト(SONG DELETE) ... 11ページめの画面 この画面では、CVP-79/69/59にロードした(読み込んだ)ディスクから不要なソ ングをデリート(削除)することができます。 この操作を行う前に 、ソングレコードモードがONになっているときは、ソン グレコードモードを抜けてください。 操作手順 ソングデリー トの準備をする デリートしたいソングが入ったディスクをディスクドライブに差し込 み、ソングデリート(SONG DELETE)画面を開きます。 デリー トするソングを選ぶ ソング [SONG]▼▲を使ってデリートしたいソングナンバーを選びます。 【ダイ アル】 、 【+】 【 -】 を使って選ぶこともできます。また、CVP-79/69/59の内蔵 RAMにあるソングデータをデリートすることもできます。この場合ソン グナンバーの代わりに[CVP]を選びます(内蔵RAMにソングデータがある ときにだけ[CVP]が表示されます)。 デリー トを実行する デリート [DELETE]を押すと、 「よいですか?(Are you sure?)」 のメッセージが表示 されます。[はい(YES)]を押すと、選んだソングが削除されます。中止し...
  • Page 116: マイクロチューニング

    マイ クロチューニング(MICRO TUNING) ..12ページめの画面 この画面では、鍵盤ごとに音程(ピッチ)を微調整できます。CVP-79/69/59は、 工場出荷時にはそれぞれの音色に合わせた調律カーブに設定されていますが、 この機能を使って好みの調律を作ることができます。また、作った調律をディ スクにセーブしたり、必要なときにロードして使うこともできます。 マイクロチューニング機能を選ぶ マイクロチューニング(MICRO TUNING)画面を開きます。 鍵盤を選ぶ チューニングを行いたい鍵盤を押します。押した鍵盤の音名とその鍵盤 の現在のチューニング値がLCD画面に表示されます。 チューニング値 チューニングする チューン [TUNE]▼▲を使って選んだ鍵盤の音程をチューニングします。 【 ダイア ル】 、 【 +】 【 -】 を使ってチューニングすることもできます。 チューニングして いる鍵盤を弾いて音を確認しながら調節してください。 [TUNE]▼▲を同 時に押すと、 その鍵盤の標準値である"±0"に戻すことができます。 設定できる範囲 : 各鍵盤単位で-100セント(-半音)∼0(標準値)∼+100セント(+半音) 初期値 : すべての鍵盤が0(標準値) 初期のバックアップ設定...
  • Page 117 各ファイル操作説明 作った調律は、名前を付けて1つのチューニングファイルとして、ディスク にセーブすることができます。また、必要なときにロードして使ったり、不 要であれば簡単にデリートすることができます。 これらのファイル操作を行う前に、正しいディスク (マイクロチューニング データが入っているもの、またはセーブするためのディスク) がディスクド ライブにセットしてあるかどうか確認してください。また、ソングレコード/ プレイモードがONになっているときは、これらの操作は行えません。 ファイル操作を選ぶ 右から2番めのLCDボタンで、実行したいファイル操作を[LOAD] (読 セーブ み込み) 、[SAVE] (保存) 、[DELETE] (削除) 、[RENAME] (名前を変更) の中から選びます。 スタート [START]を押す スタート [START]を押すと、選んだファイル操作を実行する画面が表示されま す。 これから先の手順は、選んだファイル操作によって異なります。以下の 各ファイル操作の説明をご参照ください。 セーブ ■ [SAVE] (保存) セーブ [SAVE]を選んだ場合、セーブ画面が表示されます。 まずセーブするファイルの名前をつけます。画面右上にファイルネームを入 力する位置が空白で表示されます。[q]を押すと、下線が移動し、ファイル ネームの文字位置を一つずつ選択することができます(ファイルネームは最 大12文字でつけることができます)。 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って入力した い文字や記号を反転させます。[c.set]を押すと、選んだ文字や記号がスタイ...
  • Page 118 リネーム ■ [RENAME] (名前を変更) リネーム [RENAME]を選んだ場合、リネーム画面が表示されます。まず、名前を変更 したいファイルを選びます。[FILE]▲▼でファイルを選び、[OK]を押しま す。前述のセーブ時と同じような名前を付ける画面が現われますので、先ほ どと同じ方法で新しいファイルネームを入力します。[OK]を押すと新しい名 前に変更されます。中止したい場合は[CANCEL]を押します。[OK]を押した とき、ディスクにすでに同じ名前のファイルが存在する場合は、 「同じ名前 のファイルがあります。入れ替えますか?(Same name! Overwrite?)」 のメッ セージが表示されます。[はい(OK)]を押すと、名前を変更したファイルが、 既存のファイルに上書きされます。キャンセルしたい場合は[キャンセル (CANCEL)]を押します。 ロード ■ [LOAD] (読み込み) ロード [LOAD]を選んだ場合、ロード画面が表示されます。まず、読み込みたいファ ファイル イルを選びます。[FILE]▲▼でファイルを選び、[OK]を押します。 「よいです か?(Are you sure?)」 のメッセージが表示されます。[はい(YES)]を押すと、 選んだファイルが読み込まれます。中止したい場合は[いいえ(NO)]を押しま す。 デリート ■ [DELETE] (削除) デリート [DELETE]を選んだ場合、デリート画面が表示されます。まず、削除したい ファイル...
  • Page 119: バックアップ

    バッ クアップ(BACKUP) ... 13ページめの画面 この画面では、さまざまな機能の設定内容が、電源をOFFにしたあとも(初期値 に戻らないで)保持されるよう、グループごとにバックアップのON/OFFを設定 することができます。 最初に左から1番め/2番めのLCDボタン、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使ってバック アップさせたいグループを選び、一番右のLCDボタンで選んだグループのバッ クアップON/OFFを設定します。グループ名の前にアスタリスク("*")が付いて いるものは、現在そのグループのバックアップの設定がONになっていることを 示しています。バックアップの設定をOFFにしているグループの内容は、電源 をOFFにすると初期値に戻ります。 次のグループが用意されています。 ・ VOICE SETTING(音色に関する設定) ・ TUNE/MICRO TUNING(チューン/マイクロチューニング) ・ PEDAL(ペダルの設定) ・ MIDI ・ STYLE SETTING(伴奏スタイルに関する設定) ・ ABC MODE(自動伴奏に関する設定) ・ SONG SETTING(ソングに関する設定) ・ REGISTRATION(レジストレーション) ・...
  • Page 120: リコール

    リ コール(RECALL) ... 14ページめの画面 この画面では、さまざまな機能の設定内容をグループ単位、またはすべての内 容を同時に、初期値に戻すことができます。 左から1番め/2番めのLCDボタン、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って初期値に戻し スタート たいグループを選び、[START]を押します。 「よいですか?(Are you sure?)」 の メッセージが表示されます。[はい(YES)]を押すと、選んだグループの内容が初 期値に戻ります。中止したい場合は[いいえ(NO)]を押します。 次のグループが用意されています。 ・ VOICE SETTING(音色に関する設定) ・ STYLE SETTING(伴奏スタイルに関する設定) ・ SONG SETTING(ソングに関する設定) ・ REGISTRATION(レジストレーション) ・ MIDI ・ ALL SETUP(すべての設定) 各グループ内の設定項目については、 P149に一覧表が用意されていますので、 ご参照 ください。...
  • Page 121: ソングリストプライオリティ

    ソ ング リ ス ト プラ イ オ リ テ ィ (SONG LIST PRIORITY) ..16ページめの画面 GM(ジェネラルMIDI)/SMF(スタンダードMIDIファイル)とDOC(ディスクオーケ ストラ・コレクション)のファイルがいっしょに入っているディスクを再生する とき、どちらのファイルを再生させるかを決めることができます。 (片方のタイ プのファイルだけが再生されます。) [GM]、[DOC]を押して再生させたい方を反転させます。 アラ ー ト サウ ン ド(ALERT SOUND) .. 17ページめの画面 この画面では、エラーなどを知らせる警告音を、6種類の警告音の中から選び、 そのボリュームを設定することができます。 ボイス [VOICE]▼▲を使って、警告音を選びます。一度[VOICE]を反転させたあとは、 【ダイアル】 、 【+】 【 -】 を使って設定することもできます。選択時に警告音が発音さ れるので、選びながら音を確認することができます。また、[VOLUME]を押して...
  • Page 122: 他の機器と接続する

    他の機器と接続する CVP-79/69/59は他のオーディ オ機器と接続 して使用するこ と もできます。 な お、 ヘッ ドフォン端子についてはP16、 EXP PEDAL(CVP-79)については P18、 MIDI端子についてはP125をご覧く ださい。 AUX OUT 【 R 】 【 L/L+R】 を使う オーディオ接続コードを使って下図のように接続すると、ステレオなどからよ り大きな音を出したり、演奏を録音したりできます。ステレオに接続したとき は、 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】 を半分くらいにして、ステレオのボ リュームで音量調節してください。 端子はフ ォ ー ンジ ャ ック(標準)です 。 AUX IN AUX OUT または...
  • Page 123: メッセージ一覧

    メ ッ セ ー ジ一覧 ディスクを必要とする場面でディスクが挿入されていない場合に表示されます。 ソングをリネームするときやコピーするときにもとになるソングがない場合などに表 示されます。 レジストレーション、マイクロチューンなどのファイル操作をするときに、該当する データのファイルが存在しないとき表示されます。 未フォーマットのディスクやクラビノーバのフォーマット以外のディスクが挿入され たときに表示されます。 ライトプロテクトのかかったディスクで録音などをしようとすると表示されます。 CVP79/69/59以外で作成されたソングに対して、録音やエディットをしようとし た場合に表示されます。 ソングプレイモードに入っていないときに 【GUIDE(ガイド)】 を押した場合など、機能 が使えない状態のときにそのボタンが押された場合に表示されます。 市販の 「乾式ヘッドクリーニングディスク」 を使用してディスクヘッドを清掃してくだ さい。(P14) データのディスクへの書き込み中やディスクからの読み込み中に、データ上のエラーが発生したときに表示されま す。もう一度操作し直してください。それでもエラーが起こる場合はディスクが壊れているかディスクドライブユ ニットの故障が考えられます。ディスクドライブユニットの故障と考えられる場合はお買い上げの楽器店または ヤマハ電気音響製品サービス拠点(P161)に修理をご依頼ください。 フォーマットなど、時間のかかる作業が終わったときに表示されます。 クラビノーバ本体とディスクとの間でデータの処理が行われているときに表示されま す。この間はディスクを抜かないでください。 ソングデリートなどいろいろな操作の中で、処理実行の確認のために表示されます。 差し込まれているディスクに、これ以上データを入れることができない場合に表示されます。[はい]をクリックし たあと、ディスク上にある不要なデータを削除するか、空き容量のある別のディスクを用意してもう一度操作して ください。ソングの録音中にこのメッセージが表示された場合(この場合[OK]は現れません)は、録音がストップ し、その時点までの録音データは自動的にセーブされます。 61個以上の同じタイプ(ソング、スタイル、レジストレーションなど)のデータファイルを1枚のディスクに作ろう としたときに表示されます。[はい]をクリックしたあと、ディスク上にある不要なファイルを削除するか、空きス ペースのある別のディスクを用意してもう一度操作してください。(スタイルファイルはディスクから削除するこ とはできません。) MIDI及びデータの互換性について...
  • Page 124 MIDI及びデータの互換性について メッセージ一覧 セーブする際に、入力したファイル名と同じ名前のファイルがすでに存在する場合に 表示されます。 別のディスクへのコピーが始まる前に何回ディスクを交換する必要があるか知らせま す。(P111) 別のディスクへのコピーが始まって、最初にコピー先のディスクを挿入したときにこ の画面が表示され、コピー先の曲番号を選ぶように促します。(P112) 別のディスクのコピーでコピー元のディスクの挿入を促すとき表示されます。 (P112) 別のディスクのコピーでコピー先のディスクの挿入を促すとき表示されます。 (P112) コードシーケンスでデータを録音中に 【EXIT(戻る)】 を押すと表示されます。(P91) レコードモードのイニシャルエディットでデータを変更した後、[WRITE]を押さずに エグジット 【EXIT(戻る)】 を押したときに表示されます。(P97) ソングデータの変換 (トランスフォーム) を2HDのディスクで行おうとすると表示され ます。(P110) ソングデータの変換 (トランスフォーム) が終了したときに表示されます。変換した データの入った曲番号が示されます。(P110) カスタムスタイル機能をONにすると表示されます。(P55) カスタムスタイルモードで拍子を変更しようとすると表示されます。(P56) カスタムスタイルモードでセクションの小節数を変更しようとすると表示されます。 (P57) カスタムスタイルモードでR1、R2以外のパートを録音しようとしているとき、元のスタイルがパネルのスタイル か別売のスタイルファイルディスクから読み込んだスタイルの場合は、一度パートを消去してからでないと録音で きません。したがって、このようなときにこのメッセージが表示されます。(P58) ストア カスタムスタイルモードで[STORE]を押したときに、確認のために表示されます。 また、新たに元になるスタイルを選択したとき、作成中のスタイルデータをセーブ するように促すために表示されます。(P61,65) エグジット ライト...
  • Page 125 エグジット カスタムスタイルモードでストアする前に 【EXIT(戻る)】 を押したときに、作成中の スタイルデータをセーブするように促すために表示されます。(P64) リコールセクション カスタムスタイルモードで 【RECALL SECTION】 を押した際、拍子が変えられてい たため、リコールできない場合に表示されます。(P61) カスタムスタイルモードで本体のメモリーにストアする前に、ディスクにセーブしよ うとすると表示されます。(P63) カスタムスタイルモードで作成しているスタイルをストアしようとしたときに、メモ リーが足りなくなった場合に表示されます。(P64) 上記の画面で[消去]を押すと表示されます。(P64) カスタムスタイルモードで録音中に、作業用のメモリーエリアに入らなくなったときに表示されます。(P64) ソングの録音中にこのメッセージが表示された場合(この場合[OK]は現れません)は、録音がストップし、その時点 までの録音データは自動的にセーブされます。 リッスン スタイルファイルのロード画面でメモリーが足りずに[LISTEN] が使えないときに表 示されます。(P67) スタイルファイルディスクの読み込みで本体のメモリーが足りなくなったときに表示 されます。(P67) 約1週間以上電源をONにしないと、バックアップのデータが消えてしまいます。(P23) その状態で電源をONにすると、工場出荷時の状態に戻り、英語でこのメッセージが表示されます。 パワー 一番右端の鍵盤(C7)を押しながら 【POWER】 を押して、工場出荷時の設定に戻した場合(P118)にも、このメッ セージが表示されます。 電源をONにしたときに、ハードウェアシステム上でエラーが起きた場合に表示され ます。その場合は、お買い上げの楽器店またはヤマハ電気音響製品サービス拠点 (P161)までご連絡ください。 MIDI及びデータの互換性について メッセージ一覧...
  • Page 126: 故障かな?と思ったら

    故障かな ? と思ったら 現象 CVP-79/69/59の電源が入らない。 電源スイッチをONまたはOFFにした時、「カチ」と音がする。 LCD画面が明るすぎる(暗すぎる)。 ポップアップ画面が開かない。 鍵盤で弾く音が、自動伴奏やディスクの再生音に 比べて小さい。 自動伴奏やディスクの再生音が鍵盤で弾く音に 比べて小さい。 全体的に音が小さい。まったく音が出ない。 自動伴奏やディスクの再生がスタートしない。 押さえた鍵盤の数だけ音が出ない。 自動伴奏が再生されない。 自動伴奏で思ったとおりの和音が出ない。 60ソングまで録音できない。 ソングやディスクオーケストラ・コレクションの再生時、 再生されないトラックがある。 特定の音域でピアノ音色の音程、音質がおかしい。 *電源をON にしたときに、「ハードウェアのエラーです! (Hardware Error!)」がLCD画面に表示された場合は、内部に異常がありますので、お買い上げの 楽器店か、ヤマハ電気音響製品サービス拠点(P161)までご連絡ください。 故障かな?と思ったら MIDI及びデータの互換性について 原因 電源プラグが差し込まれていない(本体側と家庭側)。 電気が流れたため。 周囲の温度によって明るさが変化するため。 ディスプレイホールド 【DISPLAY HOLD(画面固定)】のランプが点灯している。 手弾き音のボリュームが下がっている。 【ABC/SONG VOLUME(自動伴奏/ソングボリューム)】 が下がっている。 【MASTER VOLUME(マスターボリューム)】が下がっている。 ヘッドフォンを接続している。...
  • Page 127: Midi及びデータの互換性について

    MIDI及びデータの互換性について MIDI CVP-79/69/59はいろいろなMIDI機能を持っていま す。 MIDIを使えば、 CVP-79/69/59の鍵盤を使って他の シンセサイザーを演奏 したり、 コ ンピューターやシーケン サーでCVP-79/69/59をコン トロール したりなど、 CVP- 79/69/59の使い方が大き く広がり ます。 ここでは、 MIDIについての基礎知識を含め、 実際に CVP-79/69/59のMIDI機能を使ってどんなことができ るのか、 といったこ とをま とめてあり ます。 MIDIについての基本的なこ とがら MIDI(Musical Instrument Digital Interface)は、世界中の電 子楽器の間で、メーカーや機種の違いを越えて自由に演 奏情報を伝達し合うことができる統一規格です。たとえ ば、Aという国の人がBという国の人と言葉のコミュニ ケーションをとる場合、もしA国とB国の共通言語のよう なものがあるなら、お互い身ぶり手ぶりではなく直接会 話を持つことができます。これと同じようにMIDIは電子 楽器どうしが直接同じ言葉で理解し合えるように作られ た世界共通語のようなものと考えてください。このMIDI という世界共通語のおかげで、生まれ育った環境の異な...
  • Page 128: Cvp-79/69/59の各機能の基本的な説明をLcd画面に表

    ■ CVP-79/69/59のMIDI機能 先ほど述べたように、MIDIのメッセージはチャンネル メッセージとシステムメッセージに分けることができ ますが、CVP-79/69/59ではその中のどのような情報 を送受信できるのかを一般的なMIDI情報の解説と合わ せて見てみましょう。 CVP-79/69/59からMIDIデータを送受信するために は、ファンクションモードの4ページ(P103)、5ペー ジ(P104)、6ページ(P105)の画面にあるさまざまな MIDI機能を設定する必要があります。各メッセージに 関する操作や設定方法については、必要に応じてそれ ぞれ参照ページを設けてあります。 チャ ンネルメ ッセージ CVP-79/69/59では次のようなチャンネルメッセージを送受 信することができます。チャンネルメッセージを送受信す るためには、外部のMIDI機器とCVP-79/69/59のMIDI送受 信チャンネル(P103)を合わせておく必要があります。 ■ キー情報 演奏に関わる最も重要な情報で、CVP-79/69/59の鍵 盤を弾いたときにこれらのメッセージが送信されま す。また、他のキーボードやシーケンサーなどからこ れらの情報を送信してCVP-79/69/59を演奏させるこ とができます。 ノートオン: このキーを押した、ということを示す情報です。弾いた 音の高さを表すために半音ごとに割り当てられた0∼ 127のノートナンバーが内部的には用いられています。 演奏時にノートナンバーを意識する必要はありません が、CVP-79/69/59のまん中のド(C3)の鍵盤を弾いたと きにノートナンバー60が送信されるようになっていま す。 ベロシティ: 鍵盤を弾いたときのタッチの強弱を示す情報です。 ノートオフ: 鍵盤を放した、ということを示す情報です。 CVP-79/69/59からキー情報を正しく送信するために は、ファンクションモードの4ページの画面(P103)で...
  • Page 129 コントロールチェンジを送受信するためには、ファン クションモードの5ページの画面(P104)で[CONTROL] の設定を[SEND&RECEIVE(送/受信できる状態)]にし ておきます。 ■CVP-79/69/59で扱えるコントロールチェンジについて詳しくはP131のリ ストをご参照ください。 ■ピッチベン ド シンセサイザーなどには、音程を変化させるピッチベ ンドホイールが装備されていますが、このホイールを 動かしたときに送信される情報です。CVP-79/69/59 の音源部はこのピッチベンド情報を受信します。 システムメ ッセージ CVP-79/69/59では次のようなシステムメッセージを送受 信することができます。システムメッセージは、MIDI チャンネルに関係なく送受信されます。 ■リアルタイムメ ッセージ 複数のMIDI機器を同期させるために使われる情報で す。CVP-79/69/59ではパネルの 【START/STOP】 を押 してリズムマシンやシーケンサーなどをスタート/ス トップしたり、MIDIクロックによって同期演奏させる ことができます。 スタート/ストップ情報を送受信するためには、ファ ンクションモードの5ページの画面(P104)で[START/ STOP]の設定を[SEND&RECEIVE(送/受信できる状 態)]にしておきます。また、同期演奏に関する設定は ファンクションモードの4ページの画面のクロック [CLOCK](P103)で設定します。 ■ エクスクルーシブメ ッセージ 主に機器固有のシステムや音色関係のデータをやり取 りするために使われる情報です。CVP-79/69/59で は、エクスクルーシブメッセージを使って、パネルの 状態などをシーケンサーやコンピューター等の外部機 器に送信して保存/管理したり、逆にシーケンサーや コンピューター等を使って、CVP-79/69/59のエフェ...
  • Page 130 – CVP-79/69/59 ■接続には、お使いのコンピューターに合ったMIDIインターフェースとシー ケンスソフトが必要になります。また、MIDIインターフェースは、パソコン 本体に直接セットできる場合もあります。 また、DTMによる音楽制作では、各パートに個別の MIDIチャンネルをアサインして、1パートずつ多重録 音方式で入力していく方法が主流ですが、一度入力し たMIDIデータをエディットする際、ボリュームやダン パーペダル、エクスプレッションなどのコントロール チェンジ情報をリアルタイムでオーバーダブ(重ねて 録音)していくだけで、簡単にフェードアウトなどの 効果を後から入力することができます。ただし、これ は使用するシーケンスソフトにオーバーダブの機能が あることが前提となります。 MIDI及びデータの互換性について MIDI OUT MIDI IN MIDI インターフェース MIDI IN MIDI OUT パソコン...
  • Page 131 データの互換性について ここでは、 いろいろなタイ プのミ ュージッ クデータの互換 性(CVP-79/69/59で録音したデータを他の機器で再 生できるかどうか、 あるいはその逆、 など)について考え る上での一般的な基礎知識の一端をご紹介 します。 実際上は、 再生できる場合でも、 そのまま再生できる場 合、 再生するためにいく つかの特殊な作業が必要とな る場合など、 各機器やデータの特性によ り異なってきま すが、 それについてはここでは触れませんので事例ごと に、 下記を参考に してお考え く ださい。 ■ フ ァイ ル ちょっと音楽とは離れてしまいますが、コンピュー ターやワープロで作成した文書のことを文書ファイ ル、またはテキストファイルなどと呼びます。同様に コンピューターやシーケンサー、電子楽器などを使っ て作ったソングデータやMIDIデータをソングファイ ル、MIDIファイルなどと呼びます。このようにコン ピューターの世界ではあるデータの集まりをファイル という言葉を使って表現します。 同じミュージックデータのファイルでも、機器によ...
  • Page 132 SMFフォーマット0は、1トラックの中に1∼16チャン ネルのMIDIデータを混在させて記録する書式で、 CVP-79/69/59をはじめ、ヤマハMDF2、Hello Music シリーズ、いくつかのシンセサイザーや他社の多くの シーケンサーなどで扱うことができます。 SMFフォーマット1は、トラック数が無制限で、それ ぞれのトラックに複数のチャンネルのMIDIデータを混 在させて記録する書式で、おもにコンピューター用の シーケンスソフトなどで扱うことができます。 市販のMIDIファイルの多くは、誰もが利用しやすいよ うにSMFファイルとして販売されています。CVP-79/ 69/59でもSMFファイル(フォーマット0、1)を再生さ せることができます。コンピューターや外部のMIDIシ ステムを使って作られたMIDIファイルをSMFファイ ルとして保存しておけば、CVP-79/69/59で再生させ ることができます。 また、CVP-79/69/59では、ヤマハの多くの電子楽器 で採用されているESEQ(イーシーク)フォーマットの データも再生することができます。(P81の"他の種類 の音楽データの再生"もご参照ください。) ■ 音色配列のフ ォーマッ ト ミュージックデータの互換性を考える場合にもう一 つ、音色配列のフォーマットを考慮する必要がありま す。 MIDIでは、プログラムナンバーにより音色を指定しま すが、音色配列のフォーマットが異なると、同じプロ グラムナンバーによって指定され鳴らされる音色が まったく別の音色になってしまいます。 この場合には再生する機器が対応している音色配列の フォーマットに変換する必要があります。 代表的な音色配列のフォーマットとしては、CVP-79/ 69/59をはじめ、多くの機器で対応しているGM (General MIDI)システムレベル1や、ヤマハのディス クオーケストラ・コレクションなどが準拠している DOC音色配列などがあります。 CVP-79/69/59では、GMシステムレベル1とDOC音色...
  • Page 133: Midiデータフォーマット

    MIDIデータ フ ォーマッ ト 本機はXGフォーマットの一部に対応していますが、全パラ メーターに対応しているわけではありません。 1 . 1 . 1 . 1 . 1 . チャンネルメッセージ チャンネルメッセージ チャンネルメッセージ チャンネルメッセージ チャンネルメッセージ 1.1 キーオン/キーオフ 受信ノート範囲: C -2∼G 8(発音はA -1∼C 7) ベロシティ範囲: 1∼127(Velocityはノートオン時のみ受信) 1.2 コントロールチェンジ ファンクション[MIDI2]の画面で[CONTROL]が[OFF]のとき、送/受信はしない。 (105ページ参照) 1.2.1 Bank Select Cntrl# Parameter Data Range Bank Select MSB 0:Normal, 127:Drum...
  • Page 134 : drum instrument note number チャンネルはDrum Modeに設定されていなければならない。 Drum Setup 1か2がそのチャンネルに設定されていること。(基本設定は Drum Setup 1) 注 意 注 意 注 意 注 意 注 意:CVP79/69/59では3つのDrum Setupがあり(Preset Drum, Drum Setup1, Drum Setup2)Preset Drumのパラメーターは書き換えることはでき ない。 MIDIデータフォーマット 1.2.20 RPN (Registered parameter number) Cntrl# Para1meter Data Range RPN LSB 0...127...
  • Page 135 2.1.4.4 Multi Part Data parameter change MIDI Data Format Table 1-1,1-4を参照のこと。(135,136ページ参照) 2.1.4.5 Drum Setup Data parameter change MIDI Data Format Table 1-1,1-5を参照のこと。(135,136ページ参照) DRUM SETUP RESET parameter change を受信すると、Drum Setup parameter の値は初期化される。ただしCVP79/69/59のフロントパネルで設 定されたセットアップについては初期化されない。 2.1.5 Other Parameter Changes 2.1.5.1 Master Tuning 11110000 F0...
  • Page 136 2.1.5.3 Volume and Expression Realtime Control Off 11110000 F0 Exclusive status 01000011 43 YAMAHA ID 0001nnnn 73 Clavinova ID 00111001 39 CVP-79/69/59 ID 00010001 11 Sub ID 0000nnnn 0n n = MIDI Channel 01000101 45 Volume and Expression Realtime Control Off...
  • Page 137 < < < < < 付 表 付 表 付 表 付 表 1 - 1 > 付 表 1 - 1 > 1 - 1 > 1 - 1 > 1 - 1 > パラメータチェンジ Parameter Base Address CVP MIDI Model ID = 4C SYSTEM EFFECT 1...
  • Page 138 02 01 40 00-7F VARIATION TYPE MSB 00-7F VARIATION TYPE LSB 00-7F VARIATION PARAMETER 1 MSB 00-7F VARIATION PARAMETER 1 LSB 00-7F VARIATION PARAMETER 2 MSB 00-7F VARIATION PARAMETER 2 LSB 00-7F VARIATION PARAMETER 3 MSB 00-7F VARIATION PARAMETER 3 LSB 00-7F VARIATION PARAMETER 4 MSB 00-7F...
  • Page 139 エフェク ト MIDI マッ プ リバーブ タイプ TYPE MSB TYPE LSB No Effect <—— <—— Hall1* Hall3 <—— Room4 Room5 Room6 Stage3 Stage4 <—— Plate2 <—— <—— No Effect <—— <—— No Effect <—— <—— WhiteRoom* <—— <—— Tunnel* <—— <——...
  • Page 140 エフェク ト パラメ ーター リ ス ト ベーシック エフェクト タイプ No. Parameter Data Range CHORUS, CELESTE 1 LFO Frequency 0.00~39.7Hz 2 LFO PM Depth 0~127 3 Feedback Level -63~+63 4 Delay Offset 0~127 5 — — 6 EQ Low Frequency 50Hz~2.0kHz 7 EQ Low Gain -12~+12dB...
  • Page 141 No. Parameter Data Range CVP-79 GUITAR AMP SIMULATOR 1 Drive 0~127 0-127 2 AMP Type Off,Stack,Combo,Tube 0-3 3 LPF Cutoff 1.0k~Thru 4 Output Level 0~127 0-127 5 — — — 6 — — — 7 — — — 8 — —...
  • Page 142 No. Parameter Data Range CROSS DELAY 1 L->R Delay 0.1~355.0ms 2 R->L Delay 0.1~355.0ms 3 Feedback Level -63~+63 4 Input Select L,R,L&R 5 High Damp 0.1~1.0 6 — — 7 — — 8 — — 9 — — 10 Dry/Wet D63>W~D=W~D<W63 1-127 11 HPF Cutoff Thru~8.0kHz...
  • Page 143 オプション エフェクト タイプ No. Parameter Data Range CVP-79 PITCH CHANGE (CVP-79 のみ) 1 Pitch -24~+24 40-88 2 Initial Delay 0~127 0-127 3 Fine 1 -50~+50 4 Fine 2 -50~+50 5 Feedback Gain -99~+99% 1-127 6 — — — 7 — —...
  • Page 145: 音色リスト

    音色 (ボイ ス) リ ス ト バンク プログラム グループ ナンバー CVP-79 Piano Grand Piano1 Grand Piano2 BrightPiano Rock Piano Mellow Piano Elec.Grand Piano EP 1 Piano EP 2 Honky Tonk E.Piano Elec.Piano EP Jazz Bell EP DX EP Pop DX EP Modern Mallet EP Crystal EP Stage EP...
  • Page 146 バンク プログラム グループ ナンバー Clavi. tone/ synth Organ Strings / Choir D1 E1 F1 G1 A1 B1 音 色 名 CVP-79 CVP-69 CVP-59 Clavinova T. Clavinova T. Clavinova T. New Age Pad1 New Age Pad1 New Age Pad1 New Age Pad2 New Age Pad2 New Age Pad2 Warm Pad Warm Pad...
  • Page 147 バンク プログラム グループ ナンバー CVP-79 Brass BigBnd Brass Brass Sect.1 Brass Sect.2 Pop Brass Synth Brass1 Synth Brass2 Analog Brass Trumpet Trombone Tuba MuteTrumpet1 MuteTrumpet2 French Horn Sax / Flute Breath Sax Alto Sax Soprano Sax Tenor Sax Baritone Sax Oboe 1 Oboe 2 English Horn...
  • Page 148 バンク プログラム グループ ナンバー Bass Drums/Perc. D1 E1 F1 G1 A1 B1 * (注1)ドラムキットリスト(147ページ)をご覧ください。 ● バンクLSBが"0"の音色はGMシステムレベル1の音色です。上の表に載っ ていないGM音色はパネル上では選択できませんが、それぞれのプログラ ムナンバーを受信すると発音します。 ● パンの"c"はセンター、"k"はキーボードの音階に合わせた定位、"d"はド ラムキット用の定位を表します。 ● エレメントの(S)はステレオ音色を表します。 音色リスト 音 色 名 CVP-79 CVP-69 CVP-59 Acous.Bass 1 Acous.Bass 1 Acous.Bass 1 Acous.Bass 2 Acous.Bass 2 Acous.Bass 2 Acous.Bass 3 Acous.Bass 3 Acous.Bass 3...
  • Page 149: ドラムキットリスト

    ドラムキッ ト リ ス ト MIDI Keyboard Key Alternate Standard Kit Note Note# Note assign C ♯1 C♯-1 Surdo Mute Surdo Open D ♯1 D♯-1 Hi Q Whip Slap Scratch Push F ♯1 F♯-1 Scratch Pull Finger Snap G ♯1 G♯-1 Click Noise Metronome Click...
  • Page 150: 伴奏スタイルリスト

    伴奏ス タイ ルリ ス ト グループ スタイル名 Pop Ballad 1 Pop Ballad 2 Light Pop Piano Ballad Organ Ballad 8Beat Folk Pop Rhumba NewAge 16BEAT 16Bt Ballad1 16Bt Ballad2 16Bt Ballad3 16Beat Pop Funk Fusion Fusion Balad Fusion Shffl Funky Jazz DANCE POP Dance Pop1 Dance Pop2...
  • Page 151: バックアップ項目一覧表

    バッ クア ップ項目一覧表 バックアップ リコール 音色に関する設定 手弾きの音色 ○ ○ 手弾きの音量 ○ ○ スプリットポイント ○ ○ デュアルモード ― ○ スプリットモード ― ○ 第2音色 ○ ○ 左領域音色 ○ ○ デュアル音量バランス ○ ○ スプリット音量バランス ○ ○ デチューンの深さ ○ ○ リバーブ On/Off ○ ○ リバーブタイプ...
  • Page 152: Cvp-79の組み立て方

    CVP-79の組み立て方 ご注意 ■部品を間違えたり、 向きを間違えないよ うに注意 して、 手順どおりに組み立ててく ださい。 ■組み立ては必ず 2 人以上で行ってく ださい。 ■組み立て前に+ (プラス) の ドライバーをご用意く ださい。 ■ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用 しないでく ださい。 サイズの違うネジを使用する と、 製品の破損や 故障の原因になるこ とがあり ます。 ■ネジは各ユニッ ト固定後、 ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定 してく ださい。 ■解体する ときは、 組み立てと逆の手順で行ってく ださい。 箱を開けて部品を取り出します。部品がすべ てそろっているか確かめてください。 5 20mmのネジ 28本 AC電源コード...
  • Page 153 後脚 (ペダルボックス) を取り付けます。 ネジで後脚を取り付ける前に、コネクターを本体に差し込みます。 (ツメの位置は上) 余ったコードを脚の中に入れて、5本ずつのネジでしっかり固定 します。 電源コードを本体に差し込みます。 スピーカーボックスの保護をします。 本体を起こして脚で立たせます。 前脚の金具とスピーカーボックスを左右2本ずつのネジで止めます。ネ ジ穴の位置が合わないときは、前脚の他のネジを少しゆるめて合わせ ます。スピーカーボックスをしっかり固定したら、前脚のネジをしっ かり増し締めします。 マジックテープでスピーカーネットを取り付けます。スピーカーネッ トの切り欠き部分を上にしてください。 1本体が、がたつかないよう後部のアジャスター 2つを調節します。 2その後ペダルのアジャスター2つを床にあたる までまわします。 ご注意 組み立て後、必ず以下のチェックをしてください。 ■部品が余っていませんか? q組み立て手順を再確認してください。 ■部屋のドアなどがクラビノーバに当たりませんか? qクラビノーバを移動してください。 ■クラビノーバをゆすると、がたがたしませんか? qネジを確実に締めてください。 ■ペダルを踏むとペダルボックスがガタガタしませんか? qアジャスターを回して床にぴったりつけてください。 ■ペダルコードのコネクターが確実に本体に差し込まれてい  ますか? q確認してください。 ■使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらつくなどの症状 が出たら、組み立て図にしたがって各部のネジを締め直して ください。 CVP-79の組み立て方...
  • Page 154: Cvp-69の組み立て方

    CVP-69の組み立て方 ご注意 ■部品を間違えたり、 向きを間違えないよ うに注意 して、 手順どおりに組み立ててく ださい。 ■組み立ては必ず 2 人以上で行ってく ださい。 ■組み立て前に+ (プラス) の ドライバーをご用意く ださい。 ■ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用 しないでく ださい。 サイズの違うネジを使用する と、 製品の破損や 故障の原因になるこ とがあり ます。 ■ネジは各ユニッ ト固定後、 ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定 してく ださい。 ■解体する ときは、 組み立てと逆の手順で行ってく ださい。 箱を開けて部品を取り出します。部品がすべ てそろっているか確かめてください。 (A)CVP-69本体 (B)スピーカー ボックス (C)側板...
  • Page 155 CVP69本体(A)を取り付けます。 (その1) CVP69本体(A)をスピーカーボックス(B)の上に、手をはさまれないよ うに十分注意しながらゆっくり載せます。このとき側板後端より本体 が10cmうしろに出る位に置きます。 6×20mmの平たいネジ(2)を、本体底面の一番内側のネジ穴に1cm位残 してねじ込みます。 この点線の範囲に 手がいかないようにして下さい。 はさまれやすく危険です。 (2)6 × 20mmの 平たいネジ 側板後端より 10cmうしろ スピーカーコードとペダルコードを接続します。 スピーカーコードを右側(ペダルに近いほう)に、ペダルコードを左 側に差し込みます。このときコネクターのつめが、両方とも本体の背 面に向くようにします。 ペダルボックスの下に付いているアジャスターを 緩めて、床につけます。 クラビノーバの設置が終わったら、ペダルを動作させても、がたがた しないように床にアジャスターがしっかり当たるまで回します。 CVP69本体(A)を取り付けます。 (その2) 1cm残してねじ込んだネジの頭が、側板の後部の金具のみぞの奥に突 き当たるまで本体を前にずらします。 側板の前部の金具の穴に本体のネジ穴が合うように、また、このとき 本体が左右に同じくらい出るように中央を合わせます。 前部の金具に6×20mmの平たいネジ(2)を、また、後部の1cm残してる ネジをしっかり締めて固定します。 スピーカーネットの上端を本体の底面にぴったり合わせて、マジック テープで固定します。 (2)6 × 20mmの 平たいネジ AC電源コードを差し込みます。 ご注意 組み立て後、必ず以下のチェックをしてください。...
  • Page 156: Cvp-59の組み立て方

    CVP-59の組み立て方 ご注意 ■部品を間違えたり、 向きを間違えないよ うに注意 して、 手順どおりに組み立ててく ださい。 ■組み立ては必ず 2 人以上で行ってく ださい。 ■組み立て前に+ (プラス) の ドライバーをご用意く ださい。 ■ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用 しないでく ださい。 サイズの違うネジを使用する と、 製品の破損や 故障の原因になるこ とがあり ます。 ■ネジは各ユニッ ト固定後、 ゆるみがないよう増し締めを行って確実に固定 してく ださい。 ■解体する ときは、 組み立てと逆の手順で行ってく ださい。 箱を開けて部品を取り出します。部品がすべてそ ろっているか確かめてください。 (A)CVP-59本体 (B)上板 (E)ペダルボックス (C)側板...
  • Page 157 CVP59本体(A)を取り付けます。 本体(A)を側板(C)の上に、手をはさまれないように十分注意しながら、 本体底部突起を側板の止め金具の穴に合わせてゆっくり載せます。 本体が左右に同じくらい出るように中央を合わせます。 本体前側は6×20mmの平たいネジ(3)4本で、本体うしろ側は5×20mm の平たいネジ(4)2本でしっかり固定します。 (3)6 20mmの 平たいネジ この点線の範囲に 手がいかないようにして下さい。 (4)5 20mmの はさまれやすく危険です。 平たいネジ 電源コードを本体に差し込みます。 ペダルボックスの下に付いているアジャスターを 緩めて、床につけます。 クラビノーバの設置が終わったら、ペダルを動作させても、がたがた しないように床にアジャスターがしっかり当たるまで回します。 ペダルコードを接続します。 側板の2つのコードホルダーを通して、 ペダルコードを本体に接続しま す。 コネクターのつめが、本体の背面に向くように差し込みます。 コードホルダーを閉じてコードをしっかり固定します。 コード ホルダー ご注意 組み立て後、必ず以下のチェックをしてください。 ■部品が余っていませんか? q組み立て手順を再確認してください。 ■部屋のドアなどがクラビノーバに当たりませんか? qクラビノーバを移動してください。 ■クラビノーバをゆすると、がたがたしませんか? qネジを確実に締めてください。 ■ペダルを踏むとペダルボックスがガタガタしませんか? qアジャスターを回して床にぴったりつけてください。 ■ペダルコードのコネクターが確実に本体に差し込まれてい  ますか? q確認してください。...
  • Page 158 仕様 鍵盤 音源 音色 キーボードパーカッション 伴奏スタイル 自動伴奏(ABC) レジストレーション ソングプレイモード ソングレコードモード LCD/コントロールスイッチ ボリューム デモ/ヘルプ ディスクドライブ 右ペダル センターペダル ペダル コントロール 左ペダル 付属端子 MIDI端子 入力/出力仕様 メインアンプ スピーカー 定格電源 消費電力 寸法 [ 間口×奥行×高さ] ( )内は譜面立てを立てた場合 重量 CVP-79 CVP-69 88鍵(A-1∼C7) AWM音源 音色グループ:ピアノ、エレクトリックピアノ、ハープシコード、ギター、クラビノーバトーン/シンセ、オルガン、ストリングス/クワイア、ブラス、 サックス/フルート、ベース、ドラムス/パーカッション(CVP-79=192種類、CVP-69/59=172種類) デュアル、スプリット、エフェクト(CVP-79=20種類. CVP-69/59=17種類)、リバーブ(ホール1、ホール2、ルーム1、ルーム2、ルーム3、ステージ1、ステージ2、 プレート、ホワイトルーム、トンネル、キャニオン(CVP-79のみ)、ベースメント) 8ドラムキット(各ドラムキットに72種類の音色) スタイルグループ:ポップ、16ビート、ダンスポップ、ロック、バラード、ジャズ、ラテン、ラテンポップ、トラディショナル、カントリー、ワルツ(100種類)...
  • Page 159: オプション(別売品)のご紹介

    ピアノ ・ ア ・ ラ ・ モー ド クラビノーバ、ピアノプレーヤ共用のアンサンブルソフトです。 (各巻税込み価格¥1,854∼¥1,869) スタイルファイルディスク いろいろな伴奏スタイルがお楽しみいただけます。 ●表示の価格には、消費税は含まれていません。 ヘッドフォン HPE-160 ¥5,500 ピアノプレーヤ ・ ソフ ト ピアノソロ鑑賞用としてお楽しみいただけます。 (アーティストシリーズ各巻¥5,500より) (リスニングシリーズ他、各巻¥4,000より) CVP-79/69/59とソフトの対応一覧 (○…再生可能、×…再生不可) ソフト名称 ディスクオーケストラ・コレクション(DOC) YAMAHA ピアノプレーヤ・ソフト YAMAHA ピアノ・ア・ラ・モード YAMAHA ピアノプレーヤ・アンサンブルソフト YAMAHA キーボードジャム YAMAHA COMPUTER MUSIC COLLECTION YAMAHA GMソフト(SMFフォーマット) 一般 エレクトーン専用ソフト YAMAHA 注1) 一部タイトルを除く。(詳しくはカタログをご覧ください。)
  • Page 160 索引 A-B REPEAT ... 80 A-Bリピート ... 80 ABC FREEZE ... 71 ABC ON ... 46 ABC/SONG VOLUME ... 17 ABC&RHY ... 84 ABC固定 ... 71 ABCハーモニー ... 52 ABCモード ... 46 ALERT SOUND ... 119 ALL ... 73 ALL DELETE ... 92 ALL LOAD ...
  • Page 161 UNDO ... 59, 93 VOICE ... 26 VOICE EFFECT ... 35 VOLUME ... 62 ア アラートサウンド ... 119 イ 一時停止 ... 80 イニシャルエディット ... 96 イニシャルエディット[ソング] ... 96 イニシャルエディット[トラック] ... 96 イントロ ... 40 イントロA/フィルトゥーA ... 40, 42 イントロB/フィルトゥーB ... 42 エ...
  • Page 162 メモ...
  • Page 163: 保証とアフターサービス

    保証とアフ ターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製品サービス拠点にご連絡ください。 ●保証書 本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず 「販売店印・お 買い上げ日」 などの記入をお確かめのうえ、大切に保管し てください。 ●保証期間 お買い上げ日から1年間です。 ●保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保 証書をご覧ください。 ●保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修 理させていただきます。 下記の部品については、使用時間により劣化しやすいた め、消耗に応じて部品の交換が必要となります。消耗部 品の交換は、お買い上げ店またはヤマハ電気音響製品 サービス拠点へご相談ください。 消耗部品の例 ボリューム コントロール、スイッチ、ランプ、リレー 類、接続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、フロッピー ディスクドライブなど ヤマハ電気音響製品サービス拠点 (修理受付および修理品お持込み窓口) 北海道サービスセンター 〒064 札幌市中央区南10条西1丁目1-50 ヤマハセンター内 仙台サービスセンター 〒983 仙台市若林区卸町5-7 仙台卸商共同配送センター3F 首都圏サービスセンター 〒211 川崎市中原区木月1184 東京サービスステーション* 〒108 東京都港区高輪2-17-11 (*お持ち込み修理のみお取扱い)...
  • Page 164 TEL. (011) 512-1550 〒980 仙台市青葉区大町2-2-10 住友生命青葉通りビル TEL. (022) 222-6144 〒108 東京都港区高輪2丁目17-11 TEL. (03) 5488-5464 〒108 東京都港区高輪2丁目17-11 TEL. (03) 5488-1680 〒460 名古屋市中区錦1-18-28 TEL. (052) 201-5145 〒542 大阪市中央区南船場3-12-9 心斎橋プラザビル東館 TEL . (06) 252-2390 〒730 広島市中区紙屋町1-1-18 TEL. (082) 244-3748 〒812 福岡市博多区博多駅前2-11-4 TEL. (092) 472-2152 TEL. (053) 460-3275 *住所および電話番号は変更になる場合があります。 M.D.G., EMI Division ©Yamaha Corporation 1995...

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Clavinova cvp69Clavinova cvp59

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