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BR  /   B RT 型スタンダードチャック
重要
取扱説明書をウェブサイ トから入手し て ください
本書は取扱説明書ではありません。必ず下記の URL または二次元コードから取扱説明書をダウ
ンロードして ください。製品をご使用いただく前に取扱説明書を必ずお読みになり、使用方法を
正しく ご理解ください。
冊子の取扱説明書が必要な場合、当社または販売店までご連絡ください。
https://BRchuck.com
機械メーカーの方へ
製品を機械に取り付けて出荷する際、本書または取扱説明書を一緒にお客様へ引き渡して くだ
さい。
安全に係わる重要警告事項
本書には特に知っ ておいていただきたいこと、守っ ていただきたいことをまとめてあります。
ご使用の前に必ずお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、死亡や重傷など重大な人身事故の原因
 危険
となり ます 。
チャックの取付時、 点検時、 グリース給油時、 交換時には、 機械の主電源を切ること。
意図せずチャックが回転した場合、体や衣服が巻き込まれて危険。
ドアを閉めないでスピンドルを回転させてはならない。
ドアが閉まっている場合のみスピンドルが回転可能になるようインターロックを設け
ること。
ドアが閉まっ ていないと、回転中のチャックに体や衣服が巻き込まれたり、工作物が飛散し
たり し て危険。
スピンドル回転中は油圧ポンプの電源を切ったり、ソレノ イ ドバルブの操作をしたり
し てはならない。対向 2 軸旋盤などで回転中に工作物の受け渡しを行うような場合
は、機械メ ーカーに安全に行えるかどうかを確認すること。
スピンドル回転中にソレ ノイ ドバルブを操作すると油圧力低下や遮断に直結し、把握力の急
激な低下を招き、工作物が飛散し て危険。
回転速度や 入力は使用上の制限値を越えてはならない。
過大な回転速度は、工作物が飛散し て危険。
過大な入力はチャックの破損を招き、工作物が飛散し て危険。
切削条件、把握力、回転速度は試切削により機械メ ーカーまたは使用者が決定する
こと。加工に必要な把握力が出るよう油圧力を調整し、加工前に必要な把握力が出
ていることを確認すること。
把握力が不足し ていると工作物が飛散し て危険。
標準ソフ ト ジョーより背が高い、または重いト ップジョーを使用する場合、取扱説明
書の 「3.2. 使用条件の計算」に従っ て使用条件を決定すること。
過大な使用条件で使用するとチャックが破損し、工作物が飛散し て危険。
内径把握の場合、外径把握時の許容最大入力の 1/2 以下で使用すること。
過大な入力はチャックの破損を招き、工作物が飛散し て危険。
1 個または 2 個のト ップジョーを使用せず 、代わりに固定ジョーを使用する場合、入力は
許容最大入力の 2/3 以下または 1/3 以下でそれぞれ使用すること。
入力を下げて使用しないと、 通常では 3 個のジョーに均等にかかる入力が 2 個または 1 個のジョー
に集中する為、チャックが破損し、工作物が飛散し て危険。
把握径はボデー外径以下とすること。
ボデー外径以上の把握径で使用するとチャックが破損し、工作物が飛散し て危険。
工作物の突き出しが長い時は、ステデ ィ レ ス トまたはテールス ト ックで支持すること。
突き出しが長いと工作物の先端が旋回し、工作物が飛散し て危険。
鋳物等、勾配のある形状やテーパ形状の工作物を把握しないこと。
工作物がス リ ッ プし、飛散し て危険。
工作物や治具等によるアンバラ ン スがある場合、回転速度を低く するか、バラ ン スウ ェイ ト等
を取り付けて補正すること。釣合い良さは JIS B 0905:1992 における G6.3 以下を推奨する。
工作物のアンバラ ン スにより遠心力が生じ、工作物が飛散し て危険。
アンバラ ン スにより振動が生じると、チャックが破損し、工作物が飛散し て危険。
加工開始前、チャックや工作物と刃物や刃物台が干渉し ていないことを低速回転で確認
すること。
干渉によ っ てチャックや工作物に大きな衝撃が加わる とチャックが破損し、チャックや工作物が飛散
し て危険。
誤動作やプログラムミスにより、チャックや工作物に刃物や刃物台が接触し て衝撃を与え
た場合、直ちに回転を止め、分解清掃し て各部の部品に破損や亀裂等がないかよ く調べ、
必要な場合は修理や交換を行うこと。
衝撃によ っ て部品に破損や亀裂が生じている可能性がある。故障品の継続使用はチャックの破損
を招き、工作物が飛散し て危険。
チャックおよびシリンダは当社製同士の組み合わせで使用すること。止むを得ず他社製シ
リンダと組み合わせて使用する場合、チャック とシリンダが安全な組み合わせであること
を当社または販売店に確認すること。
特定のシリンダとの組み合わせによっ ては、チャックやシリンダの破損を招く ことがあり、工作物
が飛散し て危険。
ボルトは必ず規定トルクで締め付けること。トルクレンチなど、トルク管理できる適切な
工具を使用すること。
ボルトはチャックに付属のものを使用し、それ以外のボルトは使用しないこと。
ジョー取付ボルトが緩んだ状態でチャックを回転させると、ジョーや工作物が飛散し て危険。取付
本数が不足したり、 長さを間違えたり、 締付 トルクが適正でなかったりするとボル トが破損し、 チャッ
クや工作物が飛散し て危険。
六角穴付ボル トの規定 トルク
ねじサイズ
M5
M6
M8
M10
M12
締付トルク [N・m]
7.5
13
33
73
107
※強度区分は、M20 以下は 12.9、M22 以上は 10.9 です
六角穴付ボタ ンボル トの規定 トルク
ねじサイズ
M3
M4
M5
M6
M8
締付トルク [N・m]
1.4
3.2
6.4
10.8
26.3
工作物をチャックで把握する時、手指を挟まれないようにすること。
手指の挫滅や切断の危険がある。
使用中に下記のような異常が突然起きた場合、破損の前兆である可能性がある。
 工作物がス リ ッ プする。        ビビリが発生する。
 加工精度が悪く なった。       機械の振動が大き く なった。
 チャック把握力が下がる。 (油圧力を上げても把握力が上がらない)
対策を施し ても状況が改善されないなら直ちに使用を中止すること。
故障品の継続使用はチャックの破損を招き、工作物が飛散し て危険。
回転油圧シリンダのモデルチェンジ等で組み合わせるシリンダを変更する場合、適正な把
握力になるよう油圧力を変更すること。
油圧力が低いまま使用すると、把握力が不足し、工作物が飛散し て危険。
油圧力が高いまま使用すると、チャックの破損を招き、工作物が飛散し て危険。
ドローパイプは使用条件に対し て十分な強度とし、振れやアンバランスがないこと。
ねじの精度は 6H / 6g とし、ねじ込み深さを十分確保し、締め付けは確実に行うこと。
ドローパイプの強度不足やアンバランスによる振動、ねじの緩みなどは ドローパイプが破損する原
因となる。ドローパイプが破断すると把握力が一瞬のうちに失われ、工作物が飛散し て危険。
シリンダはロックバルブ ( チェックバルブ ) 内蔵型を使用すること。
油圧回路はソレノ イ ドバルブが無通電時に把握ポー ト位置を保持するよう設計すること。
停電や油圧ポンプの故障等により急激な油圧力の低下や遮断が起こると、把握力が一瞬のうちに
失われ、工作物が飛散し て危険。
シリンダはス トローク確認用センサ内蔵型を使用すること。
チャック内部への切粉の堆積やドローナッ トの緩み等によ っ てジョース トロークが不足すると、工
作物を把握し ていないことがあり、工作物が飛散し て危険。
 警告
チャックへのねじ穴やピン穴の追加工は許可された範囲内のみとすること。
許可された範囲外への追加工はチャックの破損を招き、工作物が飛散し て危険。
特にマスタジョーや T ナッ トへの追加工は工作物の飛散に直結する。
毎日、グリース給油を行うこと。グリース給油時には機械の主電源を切り、必ず指
定のグリースを使用すること。
グリース給油不足や指定以外のグリースを使用すると、把握力の低下により工作物が飛散し
て危険。
形式
BR06/BRT06
BR08/BRT08
BR10/BRT10
BR12/BRT12
6 ヶ 月毎 または 10 万ス トローク毎 ( 鋳物加工の場合は 2 ヶ 月毎 ) に分解清掃を行う
こと。
分解清掃を行わずチャック内部に切粉や切削水が侵入した状態で使用すると、ス トローク不
足や把握力の低下を招き、工作物が飛散し て危険。
アイボルトやレ ンチは使用後にチャックから取り外すこと。
そのままチャックを回転させると、アイボル トやレ ンチが飛散し て危険。
防錆効果のある切削水を使用すること。
チャック内部に錆が生じ、把握力の低下により工作物が飛散し て危険。
機械を長時間止めたり、チャックを長期間使用せずに保管したりする場合、あらか
じめグリース給油を行い、防錆処理を施すこと。
チャック内部に錆が生じ、把握力の低下により工作物が飛散し て危険。
手袋やネクタイ等、引っかかりやすい服装や装飾品を着用し て作業し てはならない。
体や衣服が機械に巻き込まれて危険。
アルコールまたは薬物を飲ん で作業し てはならない。
判断力の低下や誤操作を招き危険。
BR12/BRT12 の標準 T ナッ トは付属のものを使用すること。
BB212/BBT212 の T ナッ トを使用する場合は、下記の面取り寸法を測定し、C0.2 のものは
M14
M16
M20
M22
M24
使用しないこと。面取りの小さい T ナッ トを使用すると、マスタジョーの変形が大き く なっ て
焼き付きを生じる恐れがあり、把握力低下により工作物が飛散し て危険。
171
250
402
539
666
M10
M12
M16
52.1
90.9
224
 注意
加工後の工作物を素手で触らないこと。
工作物が高温になっ ている可能性があり、素手で触ると火傷する危険がある。
機械を長時間止める場合、工作物をチャックから外すこと。
シリ ンダの油圧力低下や遮断、誤動作等により工作物が落下し危険。
チャックを機械に着脱する時は、アイボルトや床上操作式クレーン等の適切な吊り上
げ装置を使用すること。
重いチャックを手で持ち上げると腰痛の原因になる。
手を滑らせてチャックを落下させると打撲する危険がある。
この表示の注意事項を守らないと、死亡や重傷など重大な人身事故の原
因となる可能性があります。
 指定グリース
指定グリース
グリースニッ プル
1 ヶ所当たりのグリース量 [g]
CHUCK GREASE 
JIS B 1575 : 2000
PRO
1 型 (M6 × 0.75)
使用禁止
使用可能
この表示の注意事項を守らないと、軽症または中程度の傷害の原因となる
可能性があります 。
MA1231PHG  Version 1.04  (2022.03.24)
4
6
10
12

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Summary of Contents for Kitagawa BR

  • Page 1 許容最大入力の 2/3 以下または 1/3 以下でそれぞれ使用すること。 因となる可能性があります。 入力を下げて使用しないと、 通常では 3 個のジョーに均等にかかる入力が 2 個または 1 個のジョー チャックへのねじ穴やピン穴の追加工は許可された範囲内のみとすること。 に集中する為、チャックが破損し、工作物が飛散し て危険。 許可された範囲外への追加工はチャックの破損を招き、工作物が飛散し て危険。 BR  /   B RT 型スタンダードチャック 把握径はボデー外径以下とすること。 特にマスタジョーや T ナッ トへの追加工は工作物の飛散に直結する。 ボデー外径以上の把握径で使用するとチャックが破損し、工作物が飛散し て危険。 毎日、グリース給油を行うこと。グリース給油時には機械の主電源を切り、必ず指 工作物の突き出しが長い時は、ステデ ィ レ ス トまたはテールス ト ックで支持すること。...
  • Page 2 The gripping diameter must be equal to or less than the body outside diameter. Use a stroke control sensor built-in type cylinder. Using the chuck with the gripping diameter exceeding the body outside diameter may damage  If the jaw stroke becomes insufficient due to chips accumulating inside the chuck or  the chuck, causing the workpiece to fl  y out. loosened draw nut, the chuck may not grip the workpiece, causing the workpiece to fl  y out. When machining a workpiece with a long protrusion, support it with the steady rest  or the tailstock. BR  /   B RT type Standard Chuck Failure to follow the safety precautions below could result in  If not, the workpiece may turn at the end, causing the workpiece to fl  y out.  Warning death or serious injuries. Do not grip a workpiece with slope shapes or tapered shapes such as a cast. Otherwise, the workpiece may slip, causing it to fl  y out. Important Perform additional machining of tapped holes and pin holes on the chuck only  within the allowable range. If a workpiece or jig causes an unbalance, reduce the rotational speed or correct  Additional machining performed out of the allowable range may damage the chuck,  the state by mounting a balance weight. The recommended balance quality is G6.3  causing the workpiece to fl  y out. Obtain the Instruction Manual from our website or less in JIS B 0905:1992. Especially, additional machining to the master jaws and T-nut directly causes fl  y-out of  An unbalanced workpiece generates centrifugal force, causing the workpiece to fl  y out. This document is NOT Instruction Manual. Be sure to download the instruction manual  the workpiece. Vibration generated by the unbalance may damage the chuck, causing the workpiece to fl  y ...

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