Mitsubishi Electric V-1UV Instruction Manual

V
形
三菱ノ−ヒュ−ズ遮断器・漏電遮断器
Ｖ形操作とって取扱要領書
寸法変化表
適 用 機 種 変化寸法
形 名
A B
NFB NV
極数 極数
V-1UV
NF125-UV 2 3 4 39 30
・ ・
V-1UVE
V-2UV
V-2UVE NF250-UV 2 3 4 41 35 201
・ ・
1
備考 （ ） 届きました製品がご注文通りの製品か確認願います。
2
（ ） 上記記載した適用機種以外の遮断器には使用できません。
3 (a)(b)
（ ） 取付ねじの は遮断器取付穴明寸法図の取付け位置を示します。
外形寸法図
表板
G
トリップ
ボタン
板厚
16
1.2 3.2
F 〜
48 A 61
トリップ
ボタン
90
54 125 2
±
IEC 35mm
レール取付での使用はできません
●表示と意味は次のようになっています。
注意
取扱いを誤った場合に、 危険な状況が起こりえて、 中程度の傷害や軽傷を
受ける可能性が想定される場合および物的損害だけの発生が想定される場合。
禁止を意味するので、
絶対にしないでください。
IP65
１． 性能のために必ずお守りください
1
（ ） 扉の歪などで操作とって部に、 すきまが発生する場合は、 扉の補強をしてください。
2
（ ） 操作とって部は、 同梱の取付ねじにより、 規定のトルクで確実に取りつけてください。
3
（ ） 表板の穴明けは、 表板穴明寸法図に従って、 加工してください。
④操作とってに同梱の絶縁カバーを取付けます。
(
注意：絶縁カバー取付ねじは遮断器本体に
)
ついていたものを使用してください。
絶縁カバー取付ねじ
締付トルク
(2)
操作とって部
下記に示す操作とって部の調整が行われていない場合、
扉を閉じる時に、 操作とって部裏側のモールド部品や
回転板が破損するおそれがあります。
操作とって部は、 表板の穴明けの中心になるよう裏側から
取付けねじを仮締めして取付けます。 取付けた後、 下記を
確認して正しく動作しない場合は、 操作とって部を上下左
右に動かして調整してください。
調整後、 表板を開けて本締めしてください。
【確認事項】
ON OFF
① ・ 操作がスムーズにできること。
OFF ON
② 状態からハンドルを 方向に少し
OFF
させ、 自力でゆっくり戻り 表示位置になること。
更に、 この状態からハンドルにリセット方向の軽い力を
OFF
加え、 表示位置が変わらないこと。
③ レリーズ操作で表板を開き、 そのまま表板が閉まること。
④ 操作とって部が遮断器と平行であること。
５． 施錠
1
（ ） 操作とって部
OFF
位置のみで操作ロックが可能です。
A=35,40mm 3
市販の南京錠 （ ） が ヶ取付けできます。
( )
ロックアウトハスプ シザーズロック も使用可能です。
南京錠での操作とって部のロックで、 扉もロックされます。
ハンドル
ロックプレート
南京錠
●施錠方法
ロックプレートと操作とって部の目印が合う位置まで
( )
ハンドルをリセット方向に回し ① 、 ロックプレートを押す
OFF
( )
そのままハンドルを 位置に戻し ③ 、 ハンドル中央の穴に
( )
南京錠を通し施錠してください ④
.
注 ロックプレートの操作途中から荷重が重くなる場合がありますが
ハンドル中央の穴が開ききるまで操作してください。
●解除方法
南京錠を取りはずしロックプレートが元に戻るまで
(
リセット方向へ回してください。 ロックプレートがハンドル
中央の穴をふさいでいることを確認してください
2
（ ） 操作部
扉が開いた状態で遮断器を投入できないよう、
南京錠などによる施錠が可能です。 右図のように
通して施錠してください。
(
南京錠などは１個のみ取付け可能です。呼び寸法
( )
ロックアウトハスプ シザーズロック が使用可能です
UV
ご使用のまえに、正しく安全にお使いいただくため、
この取扱要領書を必ずお読みください。
そのあと大切に保存し、必要なときお読みください。
( )
記載以外の機種 旧形含む
保護等級
(mm)
トリップ
同梱部品
C D E ボタン
位置
1)
3) (2 )
取付要領書
ナット コ
(1 ) M4
172 30.5 86 F
枚 ：
2)
4)
操作部取付 操作とって部
(2 ) (c) (
ねじ 本 ：
取付ねじ 座金付
M4 62
M5 16(2
×
× 本
37.5 100.5 G
※遮断器本体の同梱ねじの内下記を
遮断器取付ねじとして使用する
M4 55(2,3
×
M4 73(2,3
×
遮断器取付穴明寸法図
遮断器、
遮断器とって 遮断器とって 遮断器
遮断器
の中心 の中心 の中心
(a) (a)
(a) (b)
操作とって
遮断器 の中心
の中心
(a) (a)
(a)
左ヒンジ
B B B
M4 0.7
× ねじ
M4 0.7
操作とって × ねじ
φ5
または
φ5
の中心
または
2,3
4
極
極
K X ※上図は、遮断器の負荷側より見た
0 (5K 100)
ヒンジと遮断器の関係を示します。
以上 ＋ 以上
必ず指示にしたがって、 特定の条件において感電
行ってください。 の可能性を注意する。
注意
V-1UV, V-1UVE V-2UV, V-2UVE
絶縁カバー締付ねじ
3.5 10
... ×
ア
3 10
... ×
イ
(2 )
本
0.6 1.0N m
〜 ・
ア
イ
絶縁カバー
絶縁カバー
操作とって部
(5 )
° 程度 回転
ハンドル
●南京錠・ ・ ・お客様にて準備してください。
B
(mm)
南京錠寸法
C
南京錠は市販品をご使用ください。
A
適 用
(
呼び寸法
35
全機種
40
C 8mm
A 寸法：最大
1
( )
②
ハンドル
4
2
南京錠
)
Lock
穴
南京錠
OFF
位置でのみ
Lock
穴に南京錠などを
A=35,40mm
の南京錠、
)
２． 使用上のご注意
1
（ ） 製品の清掃にシンナーなどの有機溶剤は使用しないでください。
2
（ ） 扉が開いた状態では調整ユニットのシャフトが突出します。
盤内の点検時などにシャフトで怪我をしないように注意ください。
3
（ ） 扉が開いた状態での
には、 使用できません。
4
（ ） 扉を閉じる時は、 操作とってのハンドル位置を遮断器の状態に合せて閉じてください。
ON
IEC 60529 IP65
5
（ ） 操作とってのハンドルは
6
（ ） 扉ロック機構は、 盤の扉全体を保持する強度を有しておりません。 盤側の止め金具などで
5)
絶縁カバー
盤の扉を固定してください。
7
（ ） 操作部をロックした状態で扉を閉じて （
8
（ ） 電源・負荷方向を誤って、 反対に取りつけた場合は開閉操作ができません。
3 (1 )
極用 コ
) 9 OFF
4
(1 )
（ ）
極用 コ
)
10
（ ） 扉が開いているときは、 盤内の充電部に触れないようにしてください。
11
（ ） 使用環境・保守点検などその他の項目は、 三菱ノーヒューズ遮断器の取扱と保守に記載しています。
12 ON
（ ）
13
（ ） ハンドルが
2 4 4 ) (a)
極は 本、 極は 本 ：
1
) (b)
極のみ 本 ：
３． 製品の仕様
1
（ ） 操作ロック機構 .........
2
表板穴明寸法図 （ ） 扉ロック機構 ............
3
（ ） 遮断器取付け方向 ...... 縦取付け
遮断器とって、 操作とっての中心
4
（ ） 保護等級
φ9
遮断器
5
（ ） 形名に
の中心
ハンドルが赤色、 フロントベースが黄色になります。
6
（ ） オプションの調整ユニットを操作部に装着することで、
54 表板の高さが異なる盤への取付けが可能になります。
7
（ ） 遮断器のトリップボタンの操作は扉が開いた状態で操作とって表面より可能です。
トリップボタンの位置は機種によって異なります。
.
表板
４ 取付要領
1
（ ） 操作部の取付け
右ヒンジ 遮断器と操作とっての操作部を次の要領で取付けます。
注意：遮断器を
遮断器
①遮断器についている絶縁カバーを取りはずします。
X X
(
注意：絶縁カバー取付ねじをなくさないように
注意してください。
②回転板の突部形状を 『○』 の位置に合せ、
同梱の操作部取付ねじとナットで遮断器に
操作部を取付けます。
③遮断器取付ねじ
遮断器を盤に取付けます。
-1-
６． 扉ロック機構
(4 )
本
1.2 20 N m
締付トルク： ± ％ ・
1 ON
（ ） ・
0.6 1.0N m
締付トルク： 〜 ・
OFF
ただし、
矢印の方向に押せば扉を開くことができます。
2
（ ） 扉ロック耐荷重
扉ロックの耐荷重
200N
扉の寸法により、 換算してご使用ください。 耐荷重
( )
操作とって部取付ねじ 座金付
M5 16(2 )
× 本
2.5 3.5N m
締付トルク： 〜 ・
７． 調整ユニット
操作部に調整ユニットを装着することで、 表板の高さが調整可能になります。
遮断器取付け面から表板の高さに合わせて、 調整ユニットのシャフトを切断してください。
.2
注 極用操作とってには使用できません。
1
（ ） 外形寸法図
表板
表板
板厚
1.2 3.2
〜
B C
)
19 5
22 23 5.5, 6
または
のサイズが適用できます。
3
（ ） 取付要領
3
操作とって部の
目印
回転板のピン
ロックプレート
ジョイント
ジョイント締付ねじ
回転板
-3-
TRIP
操作時、 回転板およびシャフトピンが回転しますのでご注意ください。
OFF TRIP
・ ・ のどの状態でも扉を閉じることができます。
5N m
・ 以下の力で操作してください。
6
） 項記載の操作トルク以上で操作した場合、 破損の原因となります。
状態でトリップしないでください。
OFF RESET
・ ・ 操作を途中で止めないでください。
OFF
( )
位置 水平 にあることを確認の上、 扉を開いてください。
OFF
位置でのみ操作ロックが可能です。
OFF
位置で扉を開くことができます。
( )
電源側が上
(IEC 60529) IP65
は です。
"E"
がつく製品は非常停止用です。
OFF
の状態にします。
絶縁カバー取付ねじ
)
(2 )
本
絶縁カバー
a
3 4 4
(2,3 ) 遮断器取付ねじ
極： 本、 極： 本 で
1.2 20
締付トルク ± ％
M4 55
×
操作部
突部
遮断器取付ねじ
1.2 20 N m
締付トルク ± ％ ・
M4 73 4 M4 55
× ... 極の場合は ×
操作部取付ねじ
1.2 20 N m
締付トルク ± ％ ・
回転板
M4 62
×
のピン
TRIP
の位置では扉が開かない、 インターロック機構を備えています。
の位置では扉が開きます。
ON TRIP 3mm
(
・ の位置で、 レリーズを工具 幅
200N
(F)
は、 操作とっての中心で です。
以上の荷重が加わると、 破損する場合があります。
F'(N)
(V-AD3S )
オプション
2
（ ） シャフトの切断代計算
〈計算〉
162
最小
300
最大
2.
ジョイント締付ねじ
で仮締めをします。
(4 )
ヶ所
シャフト
3.
1. ジョイントとジョイントの
ジョイントの角穴に
間口にシャフトを回転板に
回転板のピンを入れて
当るまで挿入してください。
合せます。
回転板のピンとシャフトの
ピンを同一方向に合わせて
挿入してください。
ジョイント
シャフト
シャフトピン
(V-AD3S)
調整ユニット
(φ4)
トリップボタン
V-1UV, V-1UVE V-2UV, V-2UVE
絶縁カバー取付ねじ
(4 )
本
a
N m
・
操作とって取付ナット
M4(2 2
)
個 ： 極を除く
絶縁カバーをはずす時は、
回転板
a
抜け止め突起部 を
マイナスドライバーなどで矢印
遮断器
方向へずらして上方に
引き抜いてください。
遮断器取付ねじ
1.2 20 N m
締付トルク ± ％ ・
M4 55
×
1.8mm)
、 厚さ などで
F(N)
レリーズ
表板
F X
＝ × ／ 扉の寸法
ヒンジ
遮断器
X
扉の寸法
表板
P
) (P max) (
( )
切断代 盤の寸法
X 300 mm P V-1U , V-2U
＝ − ： ＊ ＊
シャフト
X
175
切断代
操作部
4.
ジョイント締付ねじ
を締付けます。
M5 10(4 )
× ヶ所
2.5 3.5N
締付トルク： 〜
LN106A856H06
IB63A91-F 1605(MEE)
-2-
F'(N)
m
・
-4-