3.エンジンの取り付け
エンジンの取り付けには、厚さ8mm以上の航空ベニヤまたは同等の強度を有する適
切な材料を使用し、取り付け時は4本のボルトで確実に固定してください。
【要点】
1. ボルトの取付板への沈みこみを防ぐため、平座金か金属板を取付板の裏側にあて
がってください。
2. キャブレタと燃料タンク下面との取付高さは100mm (4 inches) 以内にしてくだ
さい。
3. 防振ゴムを介して取り付ける場合は、ゴムの強度に留意して適正な硬度のものを
選定してください。選定を誤ると使用回転域で異常振動を起こすことがあります。
特に、アイドリング時の振動が大きいとキャブレタの共振によりエンジン回転が
不安定になりますので注意ください。
4. プロペラ締付ナット(M8) は、付属のプラグレン
チを使い、トルク80〜120kg ・ cmで締めてくださ
い。即ち右の絵のようにプラグレンチを手で10〜
15kgの力を加えて回してください。
注)大きなレンチを使いトルクオーバーで締める
とスタッドが折損する恐れがあります。
4.点火ユニットの取り付け
1. 電源スイッチは必ず装着してください。 (スイッチは付属していません。 )
2. スパークプラグキャップはスパークプラグの六角部まで一杯に押し込んでください。
(脱着は手袋を使用してください)
3. ボディーは機体の中に図のように固定してください。スポンジ、布等で包まないこ
と。
4. ユニットは特にD面(底面)の温度が高くなりますので、D面を固定する場合は必ず
空間(すきま)を開けてください。
ユニットは使用環境と条件によって、70〜80℃の高温になりますが、異常で
はありません、ただし触れないでください。ヤケドの恐れがあります。
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図5
10〜15kg
(80〜120kg·cm)
ナット(M8)
8cm