この度は、 プルボルトをお買い求めいただき誠にありがとうございます。ご使用前にあたっては必ず本書をお読みいただき、ご使用
される方がいつでも見ることができる場所に必ず保管してくださいますようお願いいたします。
プルボルトの取り付け
1
プルボルトの型番の確認
2
テーパ端部の取り付け穴の掃除
3
プルボルトの脱脂
4
ネジロック剤の塗布
(ご使用方法に関しては、ネジロックメーカの取扱い説明書を
ご覧の上お使いください。 )
ネジロック剤を使用し、適正な締め付け力で「ゆるみ」 や 「テーパの膨らみ」
●
を防止してください。
5
プ ルボルトの締め付け
必ずトルクレンチ (市販品)
を使用し、右記の適正トル
ク内で締め付けてください。
ご注意
BT30に関しては、一度プルボルトを取り外すとテーパ小端部が
薄肉のため、テーパ当りが変化することをご了承ください。
禁 止
●ハンマーなどで叩いて締め付けな
いでください
テーパ小端部が膨れ、テーパ当りが
小端当りになりビビリの原因となります。
プルボルトには何トンもの引き込み力や、 重切削による引っ張り力、 加工による振動が常に加わって
いる為、 疲労による寿命があります。 従って安全のためには、 「プルボルトも消耗品である」 ことを前
提に定期的な交換をおすすめします。 また、 刃具交換のたびに下記のチェックを行ってください。
打痕、圧痕(目視検査)
特に、 ボールクランプタイプの機械では、 プルボルトに圧痕がつきやすい状態にあります。 この圧痕が
ひどくなるとプルボルトの破損につながりますのでご注意ください。
プルボルトのゆるみ
プルボルトは切削による振動の影響やATCのたびに引き込まれているため、 「ゆるみやすい条件
下で使用されている」 とお考えください。 従って、 少なくとも刃具交換時 (スローアウェイ工具の場
合はチップコーナチェンジまたはチップ交換時) に、 トルクレンチでの 「増し締め」 によるゆるみの確
認を行ってください。
ネジロック剤
ツール本体側
プルボルト側
BT No.
締め付けトルク (N・m)
25〜 30
BT 30
77〜 89
BT 40
100〜120
BT 45
140〜160
BT 50
こんな締め付け方は絶対にしないでください!
ハンマー
プルボルトの検査
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東 部 支 店
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仙 台 営 業 所
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北関東営業所
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南関東営業所
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長 野 営 業 所
取扱説明書
トルクレンチ (市販品) での使用注意
トルクレンチ(市販品)のご使用に当っては、 トルクレンチの使用説
明書をお読みになり、 指示された手順に従って作業してください。特
に締め付けの角度が悪いと締め付けトルクが不安定になる可能性が
ありますのでご注意ください。
また、 安全管理上トルクレンチのトルクの定期的な検査も必要不可欠
です。
ご注意
刃具交換の度にトルクレンチで (スローアウェイ工具の場合はチップ
コーナチェンジまたはチップ交換時に) 「増し締め」 し 、 ゆるみのない
ことを確認の上、 機械に取り付けてください。
TEL 048 ( 252 ) 1323
■
中 部 支 店
TEL 022 ( 382 ) 0222
■
静 岡 営 業 所
TEL 0276 ( 30 ) 5511
■
北 陸 営 業 所
TEL 046 ( 204 ) 0055
■
西 部 支 店
TEL 0263 ( 40 ) 1818
■
岡 山 営 業 所
必ず定期的にトルク管理された
トルクレンチを使用して所定トルク
にて正しく締め付けてください。
トルクレンチ
●延長パイプなどで締め付けな
いでください
テーパ小端部が膨れ、テーパ当りが
小端当りになりビビリの原因となります。
高速・重切削の加工において
ダイス鋼製
メガプルボルト
高速または重切削加工には引き込み強
度に優れた、ダイス鋼製「メガプルボ
ルト」 をご用意しております。
二面拘束ビッグプラスをご使用の際は、
メガプルボルトをお奨めします。
TEL 052 ( 871 ) 8601
■
広 島 営 業 所
TEL 054 ( 654 ) 7001
■
九 州 営 業 所
TEL 076 ( 292 ) 1002
■
海外営業本部
TEL 06 ( 6747 ) 7558
TEL 086 ( 245 ) 2981
延長パイプ
TEL 082 ( 420 ) 6333
TEL 092 ( 451 ) 1833
TEL 072 ( 982 ) 8277
No.0711PDF
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