Dräger SPC 4800 Instructions For Use Manual page 25

4.2
使用前の準備
1. 化学防護服を点検します。 防護服に損傷が認められた場合は絶対に使用しな
いでください。
着装の際は、 補助員のサポートを受けるようにしてください。
2. 面体を着用します。
3. 靴を履かずにズボンに足を入れます。
4. 長靴を履き、 カフを保護長靴の上へ引っ張ります。
5. 必要に応じて綿手袋を着装します。
6. フードを着装し、 フェイススリーブを面体の上に引きます。
フェイススリーブが面体に密着し、 しわができないように注意します。
7. ファスナとフラップを閉めます。
8. ファンフィルタ装置、 エアライン式呼吸用保護具、 自給式空気呼吸器を取り付
けます。
9. 呼吸器フィルタ、 ファンフィルタ装置、 エアライン式呼吸用保護具、 自給式空
気呼吸器を面体に接続します。
10. ラミネート加工の手袋を使用する場合は、 さらにオーバーグローブを着用しま
す。
4.3
使用中の注意事項
注意
化学防護服に熱が蓄積すると、 循環器系の虚脱を招くおそれがあります。
► 必要に応じて、 ドレーゲルのコンフォートベストを下に着用してください。
–
活動時間に関する規制や指針を遵守してください。 活動時間は、 使用する呼
吸器の状態によっても左右されます。
– 緊急事態が発生した場合は汚染区域から直ちに退避してください。 汚染のない
区域に到達するまでファスナは開けないでください。
4.4
使用後
4.4.1
化学防護服の予備除染
警告
汚染の危険！
► 保護衣の着用無しには防護服の汚染部位に触れないでください。
1. 安全な区域に移動したら、 補助員の助けを借りて防護服の予備除染を行ってく
ださい。 この時、 補助員は必ず保護衣を着用し、 必要に応じて呼吸用保護具
なども使用してください。 予備除染では、 中性洗剤を使用して多量の流水で洗
い流すことをお勧めします。 この方法で、 酸やアルカリ、 有機 ・ 無機物などほ
とんどの化学物質を除去することができます。 この時、 化学物質が飛散しない
ように十分注意してください。
2. 危険物質に汚染されていた場合は、 除染に使用した廃水は各地域の規制に
従って処理してください。
4.4.2 化学防護服の脱衣
警告
汚染の危険！
► 化学防護服は汚染区域内では脱がないでください。
1. 面体から呼吸器を取り外し、 着脱します。
2. ファスナを補助員に開いてもらいます。
3. フードを頭の上へ引き上げます。
4. 化学防護服を脱ぎます。
5. 全面形面体を着脱します。
5
輸送
本製品は、 納品時のパッケージに入れて輸送してください。
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Dräger SPC 4800
使用説明書
6
保管
本製品は納品時のパッケージに入れた状態で、 風通しがよく乾燥した冷暗所に保
管してください。 また圧力や電圧をかけないでください。 紫外線や直射日光、 オゾ
ンへの曝露は避けてください。 許容保管温度に注意してください （25 ページの
「一般事項」 を参照）。 未使用で保管条件が順守される場合、 本製品の保管期限
は 10 年です。 耐性データが部品によって異なることに注意してください。
注意
保管条件に従わない場合、 化学防護服が損傷してしまう可能性があります！
7
廃棄
化学防護服は、 適用される法令に則して、 廃棄処分を行ってください。 本製品は
熱処理または埋め立て処理によって廃棄可能です。 廃棄処分の方法は汚染状況
によって変わります。
8
テクニカルデータ
8.1
一般事項
服地
手袋の素材
質量
サイズ
温度
使用時
保管時
8.2
耐液体透過性
化学物質 破過時間 （分）
ｱｾﾄﾝ
塩化ﾒﾁﾚﾝ
塩酸 （37%）
硫酸 （96 %）
苛性ソーダ 40 %
1) EN 14 325:2004 に準拠
2) ラミネート加工の手袋の破過時間はより短くなります。 このため、 追加のオーバーグローブが必要で
す。
テストは EN ISO 6529 に準拠して実施しました。
8.3
耐液体透過性
化学物質 浸透指数
1- ブタノール、 希釈なし
o- キシレン
水酸化ナトリウム （10%）
硫酸 （30%）
テストは ISO 6530 に準拠して実施しました。
輸送
CLF
ブチルまたはラミネート
約 800 g
2 ページ、 図 B を参照
呼吸器の使用温度に注意してください！
-15 °C ～ +60°C
1)
等級
> 480 6
6
2)
> 480
> 480 6
> 480 6
> 480 6
反発指数
0.0 % 95 %
0.0 % 95 %
0.0 % 95 %
0.0 % 95 %
|
ja
25