Elcometer PTG6 User Manual page 251

Precision material thickness gauges
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R
20 付録1:試験⾯の準備
超⾳波で厚さを測定するときは、試料の表⾯の形状と粗さが⾮常に
重要です。試料の表⾯が粗く凸凹がある場合は、超⾳波が⼗分透過
せず、測定値が不安定になるので試験の信頼性も落ちます。
試験⾯は、錆や酸化被膜、細かい粒⼦などが付着しておらず、きれ
いな状態でなければなりません。このような物質が付いていると、
探触⼦が試験⾯に密着しません。
試験⾯を磨くのには、ワイヤーブラシやヘラをよく使います。不純
物がこびりついている場合は、回転式研磨機や砥⽯で磨いてもかま
いませんが、表⾯を窪ませると探触⼦が密着しなくなるので注意し
てください。
砂利状の⾯や鋳鉄など、表⾯が極端に粗い場合は、測定が⾮常に難
しくなります。このような表⾯は、すりガラスが光をいろいろな⽅
向に反射させるように、⾳波をあらゆる⽅向に拡散させます。
粗い試験⾯は測定時の障壁になるだけでなく、特に、探触⼦を試験
⾯上で「滑らせて」測定すると、その接触⾯がすぐに摩耗する原因
にもなります。
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