Olympus FL-50 Instructions Manual
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Summary of Contents for Olympus FL-50

  • Page 2 このたびは当社製品をお買い上げいただきありがとうございます。ご使用前に本説明書の内容をよくご理解の上、安全に  注意 正しくご使用ください。この説明書はご使用の際にいつでも見られるように大切に保管してください。 ■ 異臭、異常音、変形もしくは煙が出たりする等の異常が生じた場合は、直ちに使用を中止しやけどに注意し ながら電池を取り外し、オリンパス岡谷修理センターにご連絡ください。 安全上のご注意 (必ずお守りください) 火災や、やけどの原因になります。 ■ 長期間使用しないときは電池を取り外しておいてください。電池の発熱や液漏れにより、火災やけが、周囲 が汚れる原因になります。 本説明書では、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、 重要な内容を絵表示とともに記載しています。絵表示の意味は次のようになっています。絵表示の内容をよく理解してか ■ 電池の液漏れが起きたときは使用しないでください。放っておくと、火災や感電の原因となります。 ら本文をお読みください。 販売店またはオリンパス岡谷修理センターにご相談ください。 ■ ぬれた手で操作しないでください。感電の危険があります。 ■ 異常に温度が高くなるところに置かないでください。部品が劣化したり、火災の原因となることがあります。 ■ 長時間連続使用したあとは、電池をすぐに取り出さないでください。 電池が熱くなりやけどの原因となることがあります。 ■ 電池室を変形させたり、異物を入れたりしないでください。 お取り扱いについて ■ 本製品はオリンパス製デジタルカメラ専用のフラッシュです。他社のカメラに接続すると、カメラおよびフラッシュが ■ 本製品には精密な電子部品が組み込まれています。以下のような場所で本製品を使用または保管した場合、 動作しなくなるばかりか、カメラおよびフラッシュが破壊する恐れがあります。 動作不良や故障の原因となりますので絶対に避けてください。 ・直射日光下や夏の海岸等  危険 ・高温多湿、または温度・湿度変化の激しい場所 ・砂、ほこり、ちりの多い場所 ■ 本製品には高電圧回路が組み込まれています。決して分解、改造はしないでください。感電やけがの恐れが ・火気のある場所...
  • Page 3: Table Of Contents

    ■ 充電式電池を捨てる際には (+) ( −) 端子をテープで絶縁してから最寄りの充電式電池リサイクル協力店にお ・カスタム設定のしかた ....................... 27 持ちください。 ・オールリセット .......................... 28 ・連続発光について ........................28 本製品を使用できるカメラについて ・ガイドナンバー (GN) 一覧 ......................30 ● オリンパス製デジタルカメラの種類によっては、本製品で使用できる機能に制限があります。詳しくは当社のホーム ・警告表示一覧 ..........................32 ページ (http://www.olympus.co.jp/) をご覧ください。 ・Q&A ............................33 本取扱説明書をお読みになる前に ・主な仕様 ............................. 34 ○ 本書の内容については将来予告なしに変更することがあります。 ○ 本書の内容については、万全を期して作成しておりますが、万一ご不審な点、誤り、記載もれ等、お気づきの点がござ 箱の中を確認しましょう いましたらご連絡ください。 ○ 本書の内容の一部または全部を無断で複写することは、個人としてご利用になる場合を除き、禁止されています。ま...
  • Page 4: 各部の名称

    各部の名称 コントロールパネルの表示 ワイドパネル (P.24) ワイドパネル警告 (P.24) FP発光 (P.16/18) 制御モード (P.11/19) AFイルミネータ発光窓 暗い被写体、コントラストのな い被写体でも内蔵のA F イルミ ネータが光りピント合わせをし やすくします。 近接フラッシュ AFイルミネータは機能しないよ (P.23) うにすることもできます。 (P.27) ・ AFイルミネータはオリンパス ZOOM数字 FOUR THIRDS デ ジ タ ル 一 眼 レ フ カ メ ラ (P.23) (P.27) 「フォーサーズシステム」...
  • Page 5: 電池を入れます

    電池をチェックします 電池を入れます 電池 (別売) は、次のいずれかの種類のものをご使用ください。 電池を入れたら、電源を入れて電池残量をチェックします。 ・単3アルカリ電池 (LR6タイプ)......... 4本 パワーボタンを押すと電源が入ります。 ・単3ニッカド電池 .............. 4本 ・コントロールパネルが点灯し、充電が始まります。 ・単3ニッケル水素電池 ............4本 ・単3ニッケルマンガン電池 (ZR6タイプ) ......4本 チャージランプが点灯することを確認します。 ・単3リチウム電池 (FR6タイプ)......... 4本 ・チャージランプの点灯までの時間が以下のようになったら ・CR-V3 ( 当社製LB-01) リチウム電池パック ...... 2個 *単3マンガン電池 (R6タイプ) は使用しないでください。 早めに電池を交換してください。 電池の入れ方 アルカリ電池/ニッケルマンガン電池 ..30秒以上 リチウム電池/ニッカド電池/...
  • Page 6: カメラへの取り付け、取り外しのしかた

    カメラへの取り付け、取り外しのしかた 通信機能付デジタルカメラで撮影する <制御モードの選び方> カメラ本体・本機の電源が切れていることを確認してください。 電源が入ったまま取り付け、取り外しをすると故障の原因となります。 カメラの電源を入れます。 取り付け方 本機の電源を入れます。チャージランプが点灯したら充電 発光部を基本の位置 (水平、正面位置) にセットします。 完了です。 ロック位置にあるときはバウンスロック解除ボタンを押し ながら回します。 カメラのシャッターボタンを軽く押すと、カメラ・フラッ シュ間でISO感度、絞り、シャッタースピード等の撮影情 カメラのホットシューカバーを外します。 報の通信が行われます。 ・ホットシューカバーはフラッシュケースの内側にあるポ ケットに入れて保管してください。 モードボタンを押してフラッシュ制御モードを選びます。 ・コントロールパネルにモードが表示されます。 ロックリングを緩めます。 ・モードボタンを押すたびに切り換わります。 ・ロックピンが出ている場合は、ロックリングを 「←LOCK」 と反対方向に止まるところまで回して、ロックピンを引っ フラッシュ コントロール 参 照 制 御 内 容 主 な 用 途 込めてください。 制御モード パネル表示 ページ カメラ側の設定に合わせて、 通信機能付カメラは通常この ロックピン TTL AUTO プリ発光によりフラッシュ発...
  • Page 7 0 → +0.3 → +0.7 → +1.0 … +3.0 値 F5.6 0 → −0.3 → −0.7 → −1.0 … −3.0 が選択できます。 シャッターを切った後、オ−トチェックランプが約5秒間 発光量補正値の表示は補正値が0以外のときに表示され 点滅すれば正しく発光しています。 ます。このときには、調光範囲は表示されません。 メモ: テスト発光 カメラ側でフラッシュ補正が設定されているときは、 シャッターを切る前に発光のテストができます。 FL-50で設定した補正値と合算した補正量で発光します。 テストボタンを押すとフラッシュが発光します。 発光後約5秒間オートチェックランプが点滅すれば調光は このとき表示される発光量補正値は、FL-50の設定値のみ OKです。 が表示されます。 点滅しないときは絞り (F) 、 ISO感度、被写体までの距離 等を変更してください。 *テスト発光による調光確認はAUTO時のみできます。 [例] 発光量補正値 FL-50の発光量 実際に発光...
  • Page 8: Manual

    して警告します。 カメラ側の設定 (ISO感度/絞り (F) /焦点距離 (ZOOM) / 発光量補正値の表示は補正値が0以外のときに表示され シャッタースピード) により最適撮影距離は変化します。 ます。このときには、調光範囲は表示されません。 詳しくはP.30を参照してください。 カメラ側でフラッシュ補正が設定されているときは、FL- ガイドナンバー (GN) メモ: 最適撮影距離はISO感度100のとき 最適撮影距離 50で設定した補正値と合算した補正量で発光します。 最適撮影距離=ガイドナンバー (GN) ÷絞り (F) で計算でき ます。 (P.30) このとき表示される発光量補正値は、FL-50の設定値のみ が表示されます。 ■光量補正 [例] フラッシュ発光量を±0.7段の範囲で補正することができます。 発光量補正値 FL-50の発光量 実際に発光 設定した補正値 補正値表示 する補正量 カスタム設定で発光量補正をONにしておいてください。 FL-50 +0.3 (P.27)...
  • Page 9: Fp Ttl Auto

    0 → +0.3 → +0.7 → +1.0 … +3.0 フラッシュなし フラッシュ (FP TTL AUTO) 0 → −0.3 → −0.7 → −1.0 … −3.0 が選択できます。 逆光撮影 発光量補正値の表示は補正値が0以外のときに表示され ます。このときには、調光範囲は表示されません。 カメラ側でフラッシュ補正が設定されているときは、FL- 絞り込んで撮影 絞りを開放で撮影 50で設定した補正値と合算した補正量で発光します。 このとき表示される発光量補正値は、FL-50の設定値のみ が表示されます。 ポートレート [例] 発光量補正値 FL-50の発光量 実際に発光 設定した補正値 補正値表示 する補正量 FL-50 +0.3 +0.3...
  • Page 10: Fp Manual

    ■光量補正 MANUAL て発光します P.21 フラッシュ発光量を±0.7段の範囲で補正することができます。 カスタム設定で発光量補正をONにしておいてください。 (P.27) ・コントロールパネルに  マークが出ます。 ダイヤルBを回し、発光量補正値を設定してください。 0 → +0.3 → +0.7 0 → −0.3 → −0.7 が選択できます。 発光量補正値の表示は補正値が0以外のときに表示され ます。このときにはガイドナンバー (GN) と最適撮影距 離は表示されません。 カメラ側でフラッシュ補正が設定されていても、FL-50の 補正量のみ働き、カメラ側の設定は働きません。 [例] 発光量補正値 FL-50の発光量 実際に発光 設定した補正値 補正値表示 する補正量 FL-50 +0.3 +0.3 +0.3 カメラ +0.3...
  • Page 11 ISO感度、絞り (F) の組合せが、使用可能範囲から外れて ダイヤルAを回しガイドナンバー (GN) を設定してくださ いるときは、ISO感度と絞り (F) 表示が点滅して警告しま い。 (ダイヤルBでも設定できます) す。そのときはISO感度、絞り (F) を変更してください。 絞り (F) 、ガイドナンバーの決め方 撮影距離と絞りを決めている場合。 絞り (F) 以下の式でガイドナンバー (GN) を求め、FL-50にセットし ■AUTO調光範囲 ます。 AUTO調光連動範囲 (m) 絞り (F) ×撮影距離 (m) 照射角度 (mm)  上段:FOURTHIRDS 下段:135時 ガイドナンバー (GN) = I S O 感 度...
  • Page 12: Auto

    近接フラッシュの使い方 その他の使い方 バウンス撮影 被写体までの距離が0.5∼1.5mのときはフラッシュの照射範囲がずれますので、バウンスロック 解除ボタンを押しながら一番下向き (7° ) に向けて使用してください。 バウンス (反射) とはフラッシュ光を、天井や壁に反射させて撮影する方法です。 被写体全体に光が回り強い影の出ないソフトな写真が得られます。 発光部を下方向7゜ に向けるとコントロールパネルに近接フ ラッシュ表示が出ます。 バウンスなし バウンス 近接フラッシュ表示 (0.5∼1.5m) 使い方 ・全長の長いレンズ、径の大きなレンズではフラッシュの光がケラレることがあります。 試し撮りをしてからお使いください。 バウンスロック解除ボタンを押しながら発光部の向きを ・近距離撮影以外は使用しないでください。 左図の範囲に回転させることができます。 通常撮影時に画面上側のフラッシュ光が不足します。 90˚ 90˚ 照射画角 (ZOOM) 手動切換の使い方 下方向7° にも変えることができます。 180˚ (近接フラッシュP.23をお読みください) 照射画角を任意に設定することができます。 90˚ 90˚ ロックされた位置ではバウンスロック解除ボタンを押しな 7˚ がら変えてください。...
  • Page 13: ワイドパネルの使い方

    ワイドパネルの使い方 フラッシュ撮影のいろいろ レンズの焦点距離が12mmよりワイド側でフラッシュ撮影するときは内蔵のワイドパネルを使用 カメラ側の設定によりいろいろなフラッシュ撮影ができます。 してください。 ・カメラの機能および形状により使えない機能もあります。 ・使い方はカメラの取扱説明書をお読みください。 焦点距離が12mm (135時24mm) よりワイドになると、 コントロールパネルにワイドパネル警告表示が点滅し 赤目軽減発光 ます。 フラッシュの発光に (※通信機能のないカメラでは表示しません) より目が赤く写る現 象を軽減させます。 スローシンクロ ワイドパネルを引き出しセットします。 ・コントロールパネルにワイドパネル表示が出ます。 スローシャッターで フラッシュを発光さ せます。 夜景をバックにした 人物撮影がきれいに 撮れます。 ワイドパネル表示 ZOOMボタンを押して照射画角を選びます。 8mm/10mm (135時16mm/20mm) が選べます。 後幕シンクロ スローシャッターを使い、露出が終わる直前にフラッシュ を発光させます。 被写体とその動きの軌跡により、走る車のテールライトが 尾を引くような撮影ができます。 カメラ内蔵フラッシュとの併用 ・ワイドパネルを使用するとガイドナンバー (GN) が小さく 内蔵フラッシュ付カメラではカメラ内蔵フラッシュと併用し...
  • Page 14: アクセサリ (別売

    フラッシュケーブルを使用しないときの フラッ シュケーブル 設定に切り換えます。 (ホットシュー接 続、クリップオン接続時) フラッシュケーブルを使用するときの設 定に切り換えます。 (オフフラッシュ接 続時) 照射画角 (ZOOM) をFOUR THIRDSデジ 照射画角 (ZOOM) タルカメラ用フォーマットのレンズ焦点 表示 (当社試験条件による) 距離で表示します。 FL-50使用電池 FP-1使用電池 HV-1使用電池 発 光 間 隔 発 光 回 数 照射画角を135型の焦点距離に換算して 表示します。 約2.5秒 約510回 単2アルカリ電池 135型:35mmフィルムカメラと同じ感 単3アルカリ電池 BN-1 約1秒...
  • Page 15: オールリセット

    ・連続撮影に同調して発光できる回数 オールリセット 連続撮影は次のコマ数まで同調します。ただし連続発光制限回数を超える場合は10分以上休 カスタム設定を初期値へ戻すことができます。 ませてください。 ・モードボタン/パネルライトボタンを同時に2秒以上押す ■連続発光可能コマ数 (連写速度:8コマ/秒) と距離表示単位 (m/ft) を除き設定は初期設定に戻ります。 ・距離表示単位 (m/ft) は設定のまま変わりません。 光     量 外 部 電 源 FL-50内蔵電池 1/16 1/32 1/64 1/128 単3アルカリ電池 単3リチウム電池 単3ニッケルマンガン電池 外部電源なし 2コマ 5コマ 10コマ 16コマ 30コマ 40コマ 単3ニッカド電池 単3ニッケル水素電池 CR-V3リチウム電池パック 単3アルカリ電池 連続発光について 単3リチウム電池 単3ニッケルマンガン電池 2コマ 5コマ...
  • Page 16: ガイドナンバー (Gn) 一覧

    ガイドナンバー (GN) 一覧 • FP MANUAL 以下は1/1発光時のガイドナンバー (GN) です。 • TTL AUTO/AUTO ISO100 ISO100 FOURTHIRDS FOURTHIRDS ZOOM (mm) ZOOM (mm) 135時 135時 1/125 TTL AUTO/AUTO FULL発光 1/160 1/200 1/250 • MANUAL ISO100 1/320 FOURTHIRDS 1/400 ZOOM (mm) 1/500 135時 1/640 1/800 シャッタースピード...
  • Page 17: 警告表示一覧

    コントロールパネルの調光範囲表示が出ない。 次の場合には表示が出ません。 全モード時 ワイドパネルがセットさ ・エクステンションチューブEX-25 ( 別売) を使用したとき ワイドパネル警告 れています。 ・レンズを外したとき ガイドナンバー (GN) が小 P.24 さくなりますので被写体 ・バウンス撮影時 までの距離に注意してく ・発光量補正時 ださい。 ・ISO感度、絞り (F) の設定が範囲外のとき AUTO時 カメラのISO感度または オリンパスデジタルカメラE-1がスリープに入ったとき、FL-50のコントロールパネル表示が 調光範囲外 絞り (F) の設定を変えてく 消えた。 ださい。 P.20 正常です。FL-50はE-1と連動してスリープに入ります。カメラがスリープから復帰すると、 FL-50も連動して復帰します。 オリンパスデジタルカメラE-1の電源を切ったとき、FL-50も電源が切れますか? E-1の電源を切ったときは、FL-50はスリープになります。再びE-1の電源を入れれば、FL-50 も電源ONになります。FL-50の電源を切るときは、FL-50の電源を最初に切ってください。 なお通信機能のないカメラと組み合わせたときには、FL-50を約60分間何も操作をしない と、自動的にスリープになります。...
  • Page 18: 主な仕様

    電池パック 2個 外部電源 :フラッシュパワーグリップFP-1、フラッシュハイボルテージセットSHV-1 大きさ :78mm (幅) ×141mm (高さ) ×107mm (奥行き) ( 突起部含まず) 質量 :375g ( 電池別) 使用環境 :温度0∼40℃、湿度80%以下 (結露しないこと) 外観・仕様は予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。 ●ホームページ http://www.olympus.co.jp/ ●電話でのご相談窓口 カスタマーサポートセンター   0120-084215 携帯電話・PHSからは TEL: 0426-42-7499 FAX: 0426-42-7486 営業時間 平日 9:30∼21:00 土、日、祝日 10:00∼18:00 (年末年始、システムメンテナンス日を除く) ●修理に関するお問い合わせ (オリンパス岡谷修理センター) TEL: 0266-26-0330 / FAX: 0266-26-2011 〒394-0083 長野県岡谷市長地柴宮 3-15-1...

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