Bosch DLE 50 Professional Operating Instructions Manual page 100

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OBJ_BUCH-135-003.book Page 100 Monday, November 26, 2007 2:42 PM
辺測定 (図 F 参照)
何らかの障害物にレーザー光が遮られて直接の測定
がおこなえない場合や反射に適した対象物がない場
合、辺測定機能を使用することができます。 正確な測
定結果を得るためには、レーザー光と求めようとす
る距離が完全に直角をなすことが必要です(三平方
の法則) 。
図中の例では距離 C を求めようとしています。 この
際、 A 辺および B 辺を測定する必要があります。 A お
よび C は直角となる必要があります。
辺測定をおこなう際には、ディスプレイ上に辺測定
マーク
が表示されるまで、測定モード選択ボタン
5 を繰り返し押してください。
距離測定の要領での距離 A を
測定してください。 この際、 A
辺と求めようとしている距離
C が直角関係となるようにご
注意ください。 この後、 距離 B
を測定してください。 それぞれ
の測定作業の間にもレーザー
光は起動されたままとなりま
す。
測定基準点(メジャーリングツールの後方端部など)
がそれぞれの測定時に同一の位置にあるようにして
ください。
2 回目の測定が完了した時点で距離 C を自動的に計算
されます。 最終的な測定値がディスプレイ下部に表示
され、測定結果 C は上部に表示されます。
測定値の削除
クリアボタン 1 を押すと、最新の測定値を削除するこ
とができます。 これはどの測定機能中でも同様です。
このボタンを繰り返し押すと、これらの各測定値を
新しいものから順に削除することができます。
メモリ機能
メジャーリングツールの電源を切ると、メモリ内の
すべての値が保存されます。
測定値の保存 / 加算
最新の測定値(起動中の測定
機能に応じた距離、面積、容
積 体積などの値)を保存する
には、メモリ加算ボタン 3 を
押します。 測定値の保存が完了
すると、ディスプレイ上に
『M』 が表示され、その横の
『+』 が短時間点滅します。
100 | 日本語
メモリ内に既に測定値が保存されている場合、その
測定値に新しい測定値が加算されます(測定単位が
一致している場合のみ) 。
(例)面積値がメモリ内に保存されている場合に容
積・体積値を測定しても加算はおこなわれません。 こ
の際、ディスプレイに 『ERROR』 が短時間点滅しま
す。
測定値の減算
最新の測定値をメモリ内の値から減算する際には、
メモリ減算ボタン 2 を押してください。 値の減算が完
了すると、ディスプレイ上に 『M』 が表示され、その
横の 『 – 』 が短時間点滅します。
メモリ内に既に測定値が保存されている場合、測定
単位が一致していれば新しい測定値が減算されます
( 『測定値の保存 / 加算』参照) 。
保存中の測定値の表示
メモリ読取りボタン 11 を押す
と、メモリ内に保存されてい
る測定値が表示されます。 ディ
スプレイにマーク 『M=』 が表
示されます。 メモリ内に保存さ
れている内容 『M=』 がディス
プレイに表示されると、メモリ加算ボタン 3 を押すこ
とによりこの値を倍増させたり、メモリ減算ボタン 2
でリセットしたりできます。
メモリの削除
メモリ内に保存されている測定値を削除するには、
まずメモリ読取りボタン 11 を押し、ディスプレイに
『M=』 を表示させます。 その後クリアボタン 1 を押し
てください。 ディスプレイの 『M』 の表示は消去され
ます。
操作上の留意点
測定の際には受光レンズ 20 およびレーザー出力部 19
に何も被さっていないことを確認してください。
測定中はメジャーリングツールを動かさないでくだ
さい(連続モードは除く) 。 このため、メジャーリン
グツールはできるだけ測定点上にあてるようにして
ください。
測定はレーザー光の中心を対象にしておこなわれま
す。 これは対象物に対して斜めに照準された場合も同
様です。
1 609 929 P14 • 26.11.07

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