SWR SM-900 Owner's Manual page 36

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お手元のSM-900プロフェッショナル・ベース・アンプリファイア
ーは、演奏スタイルを問わず、プロフェッショナルなベーシストに
SWR®のトーン、パワー、パフォーマンスを提供します。
2つの動作モードを備えたツイン・パワーアンプ構成
  • ブリッジ(モノ)モード — 900ワット @ 4オーム
  • ステレオ・モード — 400ワット(片チャンネル) @ 4オーム
12AX7デュアル・トライオード・チューブ搭載のチューブ・プリア
ンプ
アクティブとパッシブのベースに対応する、2系統の独立した入力
バリアブル・リミッター・コントロール(インジケーター搭載)
独特のトーン形成を行うSWR®オーラル・エンハンサー
A . INPUTS
(入力) — シールドされた楽器用ケーブルを使い、 ベースをい
ずれかの端子に接続します。 ほとんどの楽器では、 Passive (パッシブ、
通常の感度) の設定で最も良い結果が得られます。 Active (アクティブ、
低感度) は、 次の特徴を持ちます。 • プリアンプ内蔵のベースやキーボ
ードなど高出力の楽器を接続した際に、 よりクリーンなレスポンスを得
られます。 • パッシブのベースを接続した際に、 よりダークなトーンが
得られます。 • 2つ目の楽器を接続できます。
B . GAIN
(ゲイン) — プリアンプの信号レベルを調節します。 イコライザ
ー、 トーン、 エフェクト・レベルの設定はすべてプリアンプの信号レベル
に影響を与えるため、 これらを調節した後でGainを調節します。
 • GainはEffects Send (エフェクト・センド) {Y} の出力レベルにも影
響を与えます。
 • 歪みを最小限に抑え最善のS/N比を得るには、 PreampClip LEDを確認
しながら調節します:
PREAMP CLIP
(プリアンプ ・クリップ)
り、 プリアンプがオーバードライブ (クリップ) している状態を示しま
す。 楽器のピーク出力時に稀に点滅する設定において、 最もクリーンな
サウンドが得られます。 このLEDが示すクリップの種類は、 パワーアンプ
のクリップとは違い、 アンプ自体に害を与えませんので、 原則としては、
このLEDが点灯している際に好ましくない歪みが聴こえた場合にのみ
Gainを下げます。
 • TIP: プリアンプのチューブ第一段のみをオーバードライブさせるには、
楽器とパッシブ入力の間に外部プリアンプを接続します。 チューブの前
段階で最も良いオーバードライブ ・サウンドを得るには、 外部プリアン
3
SM-900ベース ・ アンプリファイアー
フロントパネル
C . AURAL ENHANCER
 • オーラル・ エンハンサーの基本的な原理: ツマミの設定によって周波数
LED
— 過 大のゲインによ
3つのコンフィギュレーションを切替可能なセミ・パラメトリック
EQ — 2系統の独立3バンドEQ、または1つの6バンドEQに設定可能
標準的なベース/トレブル・トーン・コントロール
EFFECTS BLEND(エフェクト・ブレンド)コントロール搭載の、
ステレオ/モノ・エフェクト・ループ
スピコン及び1/4"スピーカー出力端子
ライン及びダイレクト・モードを切替可能なバランスXLR出力、可
変XLRパッド及びグラウンド・リフト装備
Amplify Your Future™ — 貴方の「未来を増幅する」
SWR ® 製品をご選択いただき、誠にありがとうございます。
プの出力をブーストした上で、 上記の解説の範囲でGainを設定します (
Preamp Clip LEDは、 第一段のプリアンプ ・チューブをモニターしませ
ん。 これは、 第一段を単独でオーバードライブさせながら、 プリアンプ
のゲイン・ コントロール・ ステージを独立して設定できる様にするため
のものです) 。
(オーラル・ エンハンサー) — 20年に渡り多くの
SWR®アンプリファイアーに搭載されている機能で、 トレードマークとも
いえる 「SWRサウンド」 を形成するきわめて重要な役割を果たします。
この機能はベースの基音を引き出しながら高域のトランジエント成分
をエンハンスし、 基音をマスキングしてしまう特定の周波数帯を抑えま
す。 効果としては、 サウンドの透明度を増し、 シビランス (歯擦音) の特
性を耳に痛くなることなく、 よりオープンにします。
レンジとレベルが同時に変化するコントロールと解釈できます。 最小の
位置からツマミを時計回りに回していくと、 ロー/ミッド/ハイそれぞれ
が、 トーン・ コントロールとは意図的にことなる特定のポイントで強調さ
れていきます。 多くのプレイヤーが好む 「2時」 の設定では、 ローエンド
の基音とハイを両方引き出しながら、 低めのミッドの領域を若干持ち上
げ、 サウンドに存在感を加えます。 さらに時計回りの設定にすると、 ミッ
ドの特定のポイント (具体的には、 200Hzを中心とした周波数のグル
ープ) は抑えられていきます。 オーラル・ エンハンサーの効果ははっきり
としていますが、 トーン・ コントロールで可能な極端なブースト/カット
に比べると、 全体的な曲線は緩やかです。

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