OBJ_DOKU-32907-002.fm Page 174 Monday, May 12, 2014 12:50 PM
– 本機を 180° 回転させた向きで設置し、ドア開
口部の反対側、ポイント II のすぐ後方に配置しま
す。本機を整準させ、垂直レーザーラインの中心
がポイント I と II を通るようにします。
– ドア開口部の上端に照射されているレーザーライ
ンの中心をポイント IV としてマーキングしま
す。
– マーキングされたポイント III と IV の差 d は、
本機の鉛直ラインに対する実際の誤差となりま
す。
– ドア開口部の高さを測定してください。
2 本目の垂直レーザーレベルのために測定手順を繰
り返します。垂直レーザーレベルが本機の横、側面
に照射される運転モードを選択します。測定を開始
する前に本機を 90° 回転させます。
最大許容誤差は以下のように計算します:
2 x ドア開口部の高さ x 0.2 mm/m
例:ドア開口部の高さが 2 m の場合
2 x 2 m x ±0.2 mm/m = ±0.8 mm ポイント III と
IV が両測定でそれぞれ 0.8 mm 以内であれば正常で
す。
操作上の留意点
必ずレーザーラインの中心をマーキングしてくだ
さい。 レーザーラインの幅は測定距離に応じて変
化します。
ターゲットパネルを使用しての作業
ターゲットパネル 15 の使用によって、測定に不利
な環境や測定距離が遠い場合にもレーザー光が見え
やすくなります。
レーザーターゲット 15 の半分は反射体となってい
ることから、レーザーラインが見えやすくなりま
す。また、他の半分は透明となっていますので、後
方からでもレーザーラインを確認することができま
す。
三脚を使用した作業 (アクセサリー)
三脚を使用すると、メジャーリングツールの高さ調
整が可能となるとともに安定した測定が可能となり
Bosch Power Tools
ます。メジャーリングツールの 1/4" 三脚取付部 9
を三脚 22 または市販のカメラ用三脚のネジ上に取
り付けてください。市販の測量用三脚を使用する場
合には、5/8" 三脚取付部 8 を使用してください。
三脚の固定ネジでメジャーリングツールをしっかり
と固定してください。
汎用ホルダーへの取り付け (アクセサリー) (図 D
参照)
汎用ホルダー 19 によって、垂直面、筒、磁性体な
どへのメジャーリングツールの固定が可能となりま
す。汎用ホルダーは床用三脚にも適しています。こ
れによってメジャーリングツールの高さ調整が容易
に行なえるようになります。
メジャーリングプレートを使用しての作業 (アクセ
サリー) (図 A – B 参照)
メジャーリングプレート 16 の使用により、床上へ
のレーザーマーキングおよび壁面でのレーザー高測
定が可能となります。
標尺に表示された 0 領域および目盛りを利用して、
任意の高さとの誤差を測定したり別の位置へマーキ
ングしたりする作業がおこなえます。 これにより、
必要とされる高さへメジャーリングツールを正確に
調整する手間をはぶけます。
レーザー光の可視性を高めるため、メジャーリング
プレート 16 の表面には反射コーティングがなされ
ています。このため、遠い位置や太陽光照射の強い
場所からでも視認しやすくなっています。明暗強度
はレーザー光に沿ってメジャーリングプレートを見
た場合にのみ認識できます。
レーザー受光器を使用しての作業 (アクセサリー)
(図 D 参照)
光の状態が好適でない場合(周囲が明るい、直射日
光)や距離が離れている場合には、レーザーライン
を良好に探知するためにレーザー受光器 17 を使用
してください。レーザー受光器を使用して作業する
ときは、パルスモードを作動させてください(「パ
ルスモード」参照、172 ページ) 。
レーザーメガネ (アクセサリー)
レーザーメガネには偏光フィルターが装備されてい
ます。 これにより、レーザー光のもつ赤い光に対す
る視認性が高まります。
レーザーメガネを保護メガネとして使用しないで
ください。 レーザーメガネはレーザー光の視認を
助けるものであり、レーザー光から目を保護する
ものではありません。
レーザーメガネをサングラスとして使用したり、
道路交通上で着用したりしないでください。 レー
ザーメガネでは紫外線からの完全な保護はおこな
えません。 また、レーザーメガネは色の認識力を
低下させます。
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