Yamaha AD8HR Service Manual page 58

AD8HR
総合検査
1．準備
1-1．条件
特に指定しないときは以下の条件とします。
・GAIN 10dB、WORD CLOCK INT96kHz とします。
・DIGITAL OUT A（AES/EBU）で測定。
・測定 CH のみ信号入力します。
・NCH を測定する時は NCH に信号入力することを確認します。
・0dBu = 0.775Vrms
・0dBFS = 0 デシベル・フルスケール
・発振器の出力インピーダンスは 150Ω とします。
・オシロスコープ、レベル計等の入力インピーダンスは 100kΩ 以上とします。
・ノイズ測定は System Two の Filter: "A"WEIGHTING で補正。
・歪み測定は System Two の BW：FS/2 で補正。
・EIN 測定は DA824 と MY8-AE カードを使用し 12.7kHz, -6dB/oct の LPF で補正（実効値ではなく平均値での測定）して
測定するか、または System Two を使用し BW: 20kHz LP で補正した換算値での検査とします。
※修理時に影響がなければ初期化は行わないでください。
測定値は、初期化（Factory Preset）された状態を示していますが、初期化を実施する場合にはデータ確認を必ず行っ
てください。初期化の方法は、7. 出荷設定（P.61）を参照してください。
1-2．接続
q
2．WORD CLOCK INT96kHz 時検査
2-1．INPUT 1 ∼ 8CH
①利得
入力周波数 入力レベル
+10dBu
-8dBu
1kHz -20dBu
-50dBu
-62dBu
58
System Twoを使用する場合
System
Two
DIGITAL
OUT A
AD8HR
GAIN 規定出力レベル
+10dB
-8dB
-20dBFS
-20dB
(-2dBu)
-50dB
-62dB
w
DA824を使用する場合
オシロスコープ
発振器
レベル計
Rs=150Ω
歪率計
IN
DIGITAL
OUT A
MY8
-AE
AD8HR
DA824
※内部利得SWは
+18dBと します。
許容範囲
-20 ± 1dBFS
(-2 ± 1dB)
（ ）は DA824 出力の場合
OUT