Yamaha QL5 Manual page 81

※ 1 初期化メニュー画面表示に切り替わる際、NG 要因が複数であった場合は下記の優先度でエラー Popup 表示する。
（内部的には要因を全てログに残しているが現状そのログを表示する手段がない）
エラー Popup は一番優先度の高いものしか出ないので、複数要因が同時に発生している場合は一つずつ要因を修正して
再起動する必要がある点に注意。
MacAddress NG ＞ MemoryError フラグ ＞ LowBattery フラグ
各エラー Popup の内容は下記の通り。
MacAddress NG 時
MemoryError 時
LowBattery 時
なお、初期化メニュー画面表示に移行する際は、通常 Initialize All M emories の項目が選択された状態でメニュー画面に
移行するが、Fader NG 時は自動的に FaderCalibration の項目が選択された状態で移行する。
※ 2 通常起動した後の SETUP 画面でのバッテリー状態表示欄は、検知電圧に応じて下記の基準で表示される。
なお、電圧計測は 1 分ごとに行っている。
2.5V 以下
2.8V 以下
3.5V 以下
※ 3 通常起動した場合にもバッテリー交換時期にある場合は Low Battery! エラー Popup を表示する。
ただし、すでに初期化メニュー画面で Low Battery! エラー Popup が出ていた場合は、重複するのでここでは表示しない。
終了シーケンス
電源オフ
IRQ0 パワーオフ割り込み発生（パワーオフ割り込みマスク）
Power Down 割り込み処理
- DM9000の割り込みをマスク ・・・ DM9000は先に電源が落ちて割り込みっぱなしになってしまうため
- システムミュート処理 (入出力の音声信号ミュート)
- ADDA リセット処理
パワーダウンタスク起床
MRAMのバックアップ領域のチェックサムを計算して保存する。
LCD shutdown sequence 開始 (表示停止)
LCD shutdown sequence 完了
CPU以外の動作は停止
瞬断のための Power OFF ポート監視 (通常は CPUの電源電圧が動作範囲外になり CPUが停止、又は CPUのリセットが掛かかりこの処理を抜ける)
電源復帰 (Power OFF ポート "H")
パワーオフ割り込みマスク解除
表示開始
通常動作
Illegal MAC Address! Cannot Use Ethernet.
Memory Error! All Memories Initialized.
Low Battery!
NO
バッテリーバックアップ不可能
LOW
交換時期
OK
通常
QL5/QL1
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