Hilti TE 1 Operating Instructions Manual page 172

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ります。 作業者や近くにいる人々が粉じんに触れた
り吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾
患を起こす可能性があります。 カシやブナ材など
の特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (ク
ロム塩酸、 木材保護剤) が使用されている場合、
発ガン性があるとされています。 アスベストが含ま
れる母材は、 必ず専門家が処理を行うようにしてく
ださい。 できるだけ集じん装置を使用してくださ
い。 集じん効果を高めるには、 当電動工具に適し
たヒルティ推奨の木材 / 鉱物粉じん用移動式集じ
ん機を使用してください。 作業場の換気に十分配
慮してください。 フィルタークラス P2 の防じん
マスクの着用をお勧めします。 処理する母材につい
て、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
5.3.2 電動工具の取扱いと手入れ
a) 作業材料を固定します。 作業材料を締め付ける時
は、 クランプあるいは万力を使用してください。 こ
の方が手で押さえるよりも確実であり、 本体を両手
で自由に操作することができます。
b) 使用する先端工具がチャック機構に適合し、 チャッ
ク内にしっかりと固定されていることを確認してく
ださい。
c) 停電の際には本体のスイッチを切り、 電源プラグを
抜いてください。 必要な場合はコントロールスイッ
チのロックを解除します。 これで、 再び通電した時
に本体が不意に始動するのを防ぐことができます。
d) ドリルビットコネクションエンドにグリスを塗り
過ぎないように注意してください。 本体作動中
に、 チャックからグリスが飛び散る恐れがありま
す。
5.3.3 電気に関する安全注意事項
a) 作業を開始する前に、 作業場に埋設された電線、 ガ
ス管や水道管がないかを金属探知機などで調査して
ください。 例えば、 作業中に誤って先端工具が電
線に触れると、 本体の金属部分とケーブルが通電す
る可能性があります。 この場合、 感電による重大
な事故が発生する危険があります。
b) 本体の電源コードを定期的に点検し、 コードに損
傷がある場合は資格のある修理スペシャリストに交
換を依頼してください。 本体の電源コードが損傷し
6 ご使用前に
6.1 サイドハンドルの取付け 2
注意
事故を防止するため、 デプスゲージをサイドハンドルか
ら外してください。
た場合は、 専用の交換用電源コードと交換してくだ
さい。 交換用電源コードはヒルティサービスセン
ターにご注文ください。 延長コードを定期的に点検
し、 損傷している場合は交換してください。 作業
中、 損傷した電源コード、 延長コードには触れない
でください。 不意に始動しないように電源コードを
コンセントから抜きます。 損傷した電源コードや延
長コードは感電の原因となり危険です。
c) 導電性のある母材に対して作業を頻繁に行う場合
は、 定期的にヒルティサービスセンターに本体の点
検を依頼してください。 本体表面に導電性のある
粉じんや水分が付着すると、 時に感電の恐れがあり
ます。
d) 屋外で使用する場合は、 必ず最大作動電流 30 mA
の漏電遮断機 (RCD) を介して本体を電源に接続し
てください。 漏電遮断機を使用すると、 感電の危
険が小さくなります。
e) 原則として、 作動電流が最大 30 mA の漏電遮断機
(RCD) をご使用になるよう推奨します。
5.3.4 作業場の安全確保
a) 作業場の換気に十分配慮してください。 作業場
の換気が十分でないと、 粉じんによる汚染で健康が
害される恐れがあります。
b) 作業者以外の人は作業場から安全な距離だけ遠ざけ
てください。 関係者は全員、 作業場で個人保護用
具を着用しなければなりません。 作業材料や折れ
た先端工具の破片が飛散して、 作業場外の人たちに
もけがを負わせる恐れがあります。
c) 剥がし作業の場合には、 作業側と反対の領域を保
護してください。 剥がれた部分が脱落、 落下し
て他人を傷つける危険があります。
5.3.5 個人保護用具
本体使用中、 作業者および現場で直近に居合わせる人々
は保護メガネ、 保護ヘルメット、 耳栓、 保護手袋およ
び防じんマスクを着用しなければなりません。
1.
不意に始動しないように電源コードをコンセントか
ら抜きます。
2.
サイドハンドルのグリップを反時計方向に回して、
サイドハンドルのクランピングバンドを緩めます。
3.
サイドハンドル (クランピングバンド) をチャッ
クに通し、 ハウジングにはめ込みます。
4.
サイドハンドルをご希望の位置に回します。
ja
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