Oriental motor NX Series Operating Manual

取 扱 説 明
チューニングレス AC サーボモーターユニット
NX シリーズ
モーター編
はじめに
製品の取り扱いは、電気・機械工学の専門知識を持つ有資格者が行なって
ください。お使いになる前に、「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しく
お使いください。
この製品は、一般的な産業機器の機器組み込み用として設計・製造されて
います。その他の用途には使用しないでください。この警告を無視した結果
生じた損害の補償については、当社は一切その責任を負いませんので、あ
らかじめご了承ください。
取扱説明書の構成
NX シリーズに関する取扱説明書には、次のものがあります。
よくお読みになってからお使いください。
NX シリーズ モーター編 取扱説明書（本書）
モーターの名称と機能や、設置方法について説明しています。
NX シリーズ ドライバ編 取扱説明書（製品に添付）
ドライバの名称と機能や、設置方法について説明しています。
NX シリーズ ユーザーズマニュアル
モーター、ドライバの機能、設置・接続方法、トラブルシューティングなどに
ついて説明しています。
製品には添付していません。詳細は支店・営業所にお問合せいただくか、
当社のホームページからダウンロードしてください。
http://www.orientalmotor.co.jp/
規格・CE マーキング
この製品は、UL 規格、CSA 規格の認定を取得しています。
EN 規格については、TÜV ラインランドの認定を取得しています。
•
適用規格
適用規格 認定機関
∗
UL 1004
∗
CSA C22.2 No.100
∗
EN 60034-1 TÜV
EN 60034-5
EN 60664-1
∗ NXM620、NXM810、NXM820、NXM920 のみ。
•
設置条件（EN 規格）
機器組み込み
過電圧カテゴリー：Ⅱ
汚損度：3
感電保護：クラスⅠ
•
低電圧指令
この製品は機器組み込み型です。
モーター用ケーブルの保護接地端子リード線を、ドライバの保護接地端子
へ確実に接続してください。
有害物質
RoHS（EU 指令 2002/95/EC 27Jan.2003）適合
製品の確認
次のものがすべて揃っていることを確認してください。不足したり破損してい
る場合は、お買い求めの支店・営業所までご連絡ください。
•
モーター....................................................1 台
•
モーター編 取扱説明書（本書） .............1 部
•
平行キー ...................................................1 個（ギヤードタイプに付属）
HM-40053-7
書
規格ファイル No.
UL E62327
R 50124202
規格対応品
お買い上げいただきありがとうございます。
この取扱説明書には、製品の取り扱いかたや安全上の注意事項を示して
います。
• 取扱説明書をよくお読みになり、製品を安全にお使いください。
• お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
各部の名称
図は NXM620M です。
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安全上のご注意
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、お客様や
他の人々への危害や損傷を未然に防止するためのものです。内容をよく理
解してから製品をお使いください。
この警告事項に反した取り扱いをすると、死亡または重傷を負う場合がある
内容を示しています。
全 般
•
爆発性雰囲気、引火性ガスの雰囲気、腐食性の雰囲気、可燃物のそば
では使用しないでください。火災・感電・けがの原因になります。
•
設置、接続、運転・操作、点検・故障診断の作業は、適切な資格を有す
る人が行なってください。火災・感電・けが、装置破損の原因になります。
•
通電状態で移動、設置、接続、点検の作業をしないでください。電源を
切ってから作業してください。感電の原因になります。
•
昇降装置に使用するときは、可動部の位置保持対策を行なってください。
位置制御モードでは電源 OFF 時、それ以外のモードでは停止時に、
モーターの保持力がなくなるため、可動部が落下して、けが・装置破損の
原因になります。
設 置
•
モーターはクラスⅠ機器に設置してください。感電の原因になります。
•
設置するときは、手がモーターに触れないようにするか、接地してくださ
い。感電の原因になります。
接 続
•
ドライバ編またはユーザーズマニュアルに記載されているモーターの接
続方法にもとづき、確実に接続してください。火災・感電の原因になりま
す。
•
接続ケーブルを無理に曲げたり、引っ張ったり、挟み込まないでください。
火災・感電の原因になります。
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