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Niigata seiki DHG-35M Instruction Manual

Digital s-line height gauge

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業務用
精密測定器
デジタルSラインハイ トゲージ
この度は「デジタルSラインハイトゲージ」をお買上げ頂きありがとうございます。この製品は、定盤上や一定の基準面に置き、高さ
測定やケガキ作業を行う精密測定器です。
●正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ず読
み、記載の手順に従ってご使用ください。
お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる場所
に、大切に保管してください。
●第三者に譲渡・貸与される場合も、この説明書を必ず添付してください。
●本製品に関するお問い合わせは、お買い求めの販売店もしくは当社にご
連絡ください。
■各部の名称と機能
①本尺
③微動調整装置
⑯微動送りねじ
⑤微動止めねじ
⑦クランプレバー
⑮データ出力端子
⑨LCD表示部
⑩ON/0-ABSボタン
⑥スライダ
⑪ロックボタン
 ハンドル
②スライダ
⑫PR/SET PRボタン
⑧電池蓋
⑬スクライバ
④ベース基準面
 止めねじ
⑱スクライバ
 クランプ
⑰ジョウ
⑭スクライバ(超硬チップ付)
⑲ベース
安全上のご注意
必ずお守りください
お使いになる人や他の人への危害、 財産への損害を未然に防止する
ため、 必ずお守りいただく ことを下記のように説明しています。
してはいけない内容
必ず実行していただく
『禁止事項』です。
内容『強制事項』です。
注 意
お守りいただかないと『傷害を負う、または
物的損害が発生するおそれがある内容』です。
取扱説明書をよく読み、指示に従う。
・取扱説明書に記載された内容以外での使用は、事故の
原因となります。
測定作業、ケガキ作業にのみ使用する。
・指定用途以外へのご使用は、製品の破損や磨耗、予測
できない事故の原因となります。
大切に取り扱う。
・ぶつける、落とすなどの衝撃を与えたり、重量物を上
に乗せたりしないでください。精度不良や破損の原因
となります。
・製品に傷をつけないでください。
・使用前はグラスペーパなどでスクライバの測定面、ベー
ス基準面、定盤表面の汚れを除去する。
●ロックボタン 
「長押し」  
各ボタンの操作無効 / 有効の切り替え
LCD 表示部にロックのマークが表示され、各ボタン
の操作が無効になります。再び長押しすると解除さ
れます。
●PR/SET PR ボタン
測定画面で呼び出すことができる、任意の数値を設定します。
(プリセット機能)
測定画面で
「押す」  
設定した数値を表示し、絶対測定モードに切り替え
「長押し」  
設定画面に切り替え
LCD 表示部に「PR」が表示され、 「+」が点滅します。
PR
設定画面で
「押す」  
数字の増加
: +/−の切り替え、
「長押し」  
次の桁に移動
最後の桁で長押しすると決定し、 数値が保存されます。
PR
設定途中で[ON/0-ABS]ボタンを押すと、設定を保存せず測定
画面に戻ります。
「長押し」 (ロックボタン  と同時)
オートオフ時間の変更
 
(8 分 /120 分 / なし)
LCD 表示部に「OFF」が表示されます。
[PR/SET PR]ボタンを押してオートオフ時間 8/120/--
(なし)を選択し、 [PR/SET PR]ボタンを長押しして
決定します。
※初期設定ではオートオフ時間は 8 分に設定されて
います。
■微動送り機能
①クランプレバーを手前に起こしてスライダハンドルの
ロックを解除し、 微動止めねじをゆるめます。
②目的のおおよその位置にスクライバ先端を合わせ、 微動
止めねじを締めます。
③微動送りねじを回し、 微調整を行います。
③微動調整装置
⑤微動止めねじ
⑯微動送りねじ
⑥スライダ
⑦クランプレバー
 ハンドル
⑭スクライバ
取扱説明書
DHG-35M
品 番
DHG-60M
安全上のお知らせ
この説明書には拡大損害が予想される事項には
    、 禁止事項には     、 必ずお守りいただきたい
強制事項には   マークを付けて表示しています。
①本尺 ........................ デジタル液晶部のスライドを保持します。
②スライダ .................. 液晶ユニットが内蔵され上下に移動します。
③微動調整装置 ............ スライダの移動を微調整します。
④ベース基準面 ............ 測定の基準面になります。
⑤微動止めねじ ............ 微動送り機能を使用する際に締めて固定します。
⑥スライダハンドル ...... スライダを移動させます。
⑦クランプレバー ......... スライダを固定します。
⑧電池蓋 ..................... 開けて電池をセットします。
⑨LCD表示部 .................. 測定数値をデジタル表示します。
⑩ON/0-ABSボタン ......... 電源のON/OFF、数値のゼロリセットを行います。
⑪ロックボタン  ......... 各ボタンの操作を無効にします。
⑫PR/SET PRボタン ......... プリセット値の設定、呼び出しをします。
⑬スクライバ止めねじ ...... スクライバを固定します。
⑭スクライバ(超硬チップ付)... 被測定物にあて測定やケガキをします。
⑮データ出力端子 ......... データ転送ケーブルを接続します。
⑯微動送りねじ ............ 回してスライダを微動送りします。
⑰ジョウ ..................... スクライバを取り付けます。
⑱スクライバクランプ ...... スクライバを固定します。
⑲ベース ..................... ハイトゲージ全体を支えます。
下記の条件を満たす環境で使用・保管する。
●雨や水、油などがかからない、乾燥した場所
●直射日光の当たらない場所
●高温にならない場所
●強い磁気や高電圧のない場所
●子どもや、使用者以外が近づかない場所
・上記に反する場所での使用は、精度不良や製品の破損、
事故やけがの原因となります。
長期間使用しない時は、電池を本体から取り出す。
・長時間使用しないで放置すると、電池の液漏れの原因
となります。
スクライバ先端は尖っているので、扱いに注意する。
・けがの原因となります。
分解・改造を行わない。
・製品の破損や事故の原因となります。修理はお買い上
げの販売店、または発売元までご連絡ください。
電気ペンなどで書き込まない。
・電気ペンなどで本体などに、番号などの書き込みをし
ないでください。
本体のお手入れに有機溶剤は使用しない。
・製品の精度不良や破損の原因となります。
■絶対測定
①電源を入れます。
②クランプレバーを手前に起こしてスライダハンドルの
ロックを解除し、 微動止めねじをゆるめます。
③スライダハンドルと微動送り機能を使い、 スクライバの
測定面を定盤に密着させます。
④ [PR/SET PR]スイッチを押して、LCD 表示部の数値を
「0.00mm」 にします。
※あらかじめ [PR/SET PR] ボタンを長押しし、プリセット値
を「0.00mm」に設定してください。
⑤被測定物にスクライバの測定面を当てて測定します。
⑦クランプレバー
⑥スライダハンドル
⑦クランプレバー
⑥スライダハンドル
※スライダハンドル使用時は、
 ベースを手でしっかりと押
 さえてご使用ください。
⑭スクライバ
測定面
基準面
定 盤
■比較測定
①電源を入れます。
②クランプレバーを手前に起こしてスライダハンドルの
ロックを解除し、 微動止めねじをゆるめます。
③基準となる被測定物にスクライバの測定面を当て、
[ON/0-ABS]ボタンを押して、LCD 表示部の数値を 
「0.00mm」 にします。
画面には「REL」の文字が表示されます。
④比較する被測定物を測定します。
基準となる被測定物との差が表示されます。
電池のセット・交換
①付属の電池蓋レンチなどを使用し、電池蓋を反時計方
向に回して外します。
電池蓋
電池蓋レンチ
②CR2032(リチウム電池)を挿入します。
 電池は必ず(+)側を表にしてセットしてください。
電池蓋
CR2032(リチウム電池)
・電池は必ずCR2032をお使いください。
・初めてお使いになる際は絶縁シートを剥がしてください。
使用方法
押す...押してすぐはなす (1秒以内)
長押し...押して保持する (1秒以上)
■電源の ON/OFF
[ON/0-ABS]ボタンを押す、またはスライダを動かすと電源が
ON になります。
[ON/0-ABS]と[PR-SET PR]ボタンを同時に長押しすると電源
が OFF になります。
※画面は OFF になりますが、直前の状態は保持されたままです。
 電源を ON にすると、OFF にした時の状態で復帰します。
約8分間無操作状態が続くと、自動的に電源がOFFになります。
電池残量が残りわずかになると『 』マークが表示されます。
電池を交換してください。
■ダイヤルインジゲータホルダについて
スクライバを外し、ダイヤルインジケータホルダ(別売)を取
り付けることで、ダイヤルインジゲータ(別売)を装着するこ
とができます。
①ダイヤルインジゲータホルダのホルダ止めねじをゆる
め、 取付穴にダイヤルインジゲータの軸を差し込んでか
らホルダ止めねじを締めて固定します。
②スクライバクランプのスクライバ止めねじをゆるめ、ジョウ
に通します。
③ダイヤルインジゲータホルダをスクライバクランプに
入れ、突き出し調節を行った後、スクライバ止めねじを
締めて固定します。
ダイヤルインジゲータ
ロック解除
ロック
ホルダ止めねじ
ダイヤルインジゲータホルダ
■データ出力
別売のデータ転送ケーブル(DTC-M1)を接続することで、デー
タ出力が可能です。データ送信はデータ転送ケーブルを接続し
た状態でケーブルの[DATA]ボタンを押してください。
データ転送ケーブル接続方法
⑲ベース
マイナスドライバなどでデータ出力端子のカバーを外し、データ
転送ケーブルを接続します。
カバー
・通信については別売の『測定器通信統合ソフトSK-LOG』
の取扱説明書を参照してください。
トラブルと対応
トラブルの内容
ディスプレイに「Error」
スライダの移動が早すぎます。
と表示される
[ON/0-ABS]ボタンを押し、再度測
定を行ってください。
■スクライバの取り付け
・開梱時、スクライバは先端部保護のため通常使用時とは反
対方向に取り付けられています。
・スクライバ先端部分は鋭利になっているので、取り扱いに
ご注意ください。
①スクライバクランプのスクライバ止めねじをゆるめ、 ス
クライバを取り外します。
⑬スクライバ
 止めねじ
⑱スクライバクランプ
②スクライバの先端を外側にしてスクライバクランプに
入れ、突き出し量調節を行った後、スクライバ止めねじ
を締めて固定します。
⑭スクライバ
突き出し量調節
■各ボタンの使用方法
●ON/0-ABS ボタン
「押す」  
比較測定モードに切り替え
LCD 表示部に「REL」が表示され数値が「0.00mm」
となります。
「長押し」  :絶対測定モードに切り替え(前回の基準点を保持)
プリセット機能で設定した数値を基準点とした測定
値が表示されます。LCD 表示部には、測定値のみ表
示されます。
「押す」 (電源 OFF 時) :電源 ON
「長押し」 ( [PR-SET PR]ボタンと同時) :電源 OFF
「長押し」 (ロックボタン  と同時) :測定方向の切替
測定方向の+/−を切り替えます。
LCD 表示部に「dir 1」と「dir -1」が表示されます。
「dir 1」  :スライダを上に動かすと数値が増加し、下
「dir -1」   :スライダを上に動かすと数値が減少し、下
使用後のお手入れ・保管
●測定面・摺動面・ベース・外観などの汚れや油などを乾いた
ウエスで拭き取り、防錆処理を行う
 防錆処理は防錆油を薄く塗るか、防錆袋などに入れてください。
●長期間使用しない場合は電池を製品から取り外した状態で保管
する
仕様
測 定 範 囲
最 小 読 取 値
最大許容誤差
⑬スクライバ止めねじ
使用温度範囲
・取扱説明書
・電池蓋レンチ
⑰ジョウ
⑱スクライバクランプ
用途・特長
●金型・治工具の測定やケガキ作業に最適。
●ハンドル操作によるスムーズなスライドが可能。
●読み取りやすいデジタル表示。
●任意の位置でゼロ設定ができます。
●数値のプリセット機能付。
●オートオフ機能付(8分・120分・なし)。
修理の際は
●正常に作動しない場合や、不明な点がございましたらお買い
データ転送ケーブル
上げの販売店、または発売元までご連絡ください。
●お問い合わせや、ご連絡が無いまま直接発売元に修理品など
を送付されても処理、対応ができない場合がありますのでご
[DATA]ボタン
了承ください。
測定精度を保つため、 定期校正を実施することをおすすめします
性能の劣化は、 使用の頻度・環境によって大きく異なります。
お客様の社内規格に準じた周期で、 定期点検を行うことをおすすめ致します。
当社にて校正を受け付けております。
対応策
全国にある当社代理店、 取扱店を経由してお申し込みください。
⑰ジョウ
⑭スクライバ
⑰ジョウ
⑱スクライバクランプ
REL
に動かすと数値が減少します。
に動かすと数値が増加します。
DHG-35M
DHG-60M
0−350mm
0−600mm
0.01mm
±0.04mm
±0.05mm
LCD5桁表示
約7㎏
約8㎏
10〜40℃
CR2032(リチウム電池)
・CR2032
(リチウム電池)
※テスト用
新潟県三条市塚野目5丁目3番14号
〒955-0055 
(0256)33-5502
(代)
  FAX(0256)33-5528
http://www.niigataseiki.co.jp
URL
2111
I436-K1

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Summary of Contents for Niigata seiki DHG-35M

  • Page 1 電池のセット・交換 業務用 取扱説明書 ■スクライバの取り付け ・開梱時、スクライバは先端部保護のため通常使用時とは反 DHG-35M ①付属の電池蓋レンチなどを使用し、電池蓋を反時計方 精密測定器 対方向に取り付けられています。 品 番 向に回して外します。 ・スクライバ先端部分は鋭利になっているので、取り扱いに デジタルSラインハイ トゲージ DHG-60M ご注意ください。 ①スクライバクランプのスクライバ止めねじをゆるめ、 ス 電池蓋 クライバを取り外します。 この度は「デジタルSラインハイトゲージ」をお買上げ頂きありがとうございます。この製品は、定盤上や一定の基準面に置き、高さ ⑬スクライバ 測定やケガキ作業を行う精密測定器です。  止めねじ ●正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に本取扱説明書を必ず読 電池蓋レンチ 安全上のお知らせ み、記載の手順に従ってご使用ください。 ⑰ジョウ お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる場所 この説明書には拡大損害が予想される事項には に、大切に保管してください。     、 禁止事項には     、 必ずお守りいただきたい...
  • Page 2 - PROHIBITED action. ● ⑱ S ⑭ S For inquiries about this product, please contact the dealer where - REQUIRED step or necessary condition. purchased, or Niigata Seiki. ② a er . ② (+) e Scr e e Scr e ■PARTS ID &...

This manual is also suitable for:

Dhg-60m