Sound Devices Kashmir MixPre-6M User Manual

Sound Devices Kashmir MixPre-6M User Manual

Multitrack recorder / usb audio interface
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Summary of Contents for Sound Devices Kashmir MixPre-6M

  • Page 2 (2) This device must accept interference received, including interference that may cause undesired operation. MixPre-6M User Guide ●Sep 2018 This document is distributed by Sound Devices, LLC in online electronic (PDF) format only. E-published in the USA.
  • Page 3: Table Of Contents

    目次 _Toc533080005 Quick Start....................... 5 Multitrack Recording Steyp-by-Step ....5 Intro ......................... 9 Powering ........................11 Flexible Powering Options ........11 Panels........................13 Front Panel ............13 Right Side Panel ..........14 Left Side Panel ............ 13 Back Panel ............14 Screens &...
  • Page 4 User’s Guide USB .......................... 49 USB Audio Interface ......... 49 USB Keyboard ............ 51 Low-latency Monitoring ........50 USB Keyboard ショートカット ......51 USB File Transfer ..........50 User Presets and System Settings ................53 Saving and Recalling Presets ......53 System Settings ...........
  • Page 5: Quick Start

    Quick Start Multitrack Recording Steyp-by-Step このクィックスタート章は、 MixPre-6M を箱から取り出して、 音楽制作やレコオーダーの設定をはじめ て行うときの、 「ステップバイステップ」 、 「ハウツー的」な参考書を意味します。 機能に関する詳細な情報、ここで紹介されている手順の詳細については、このユーザーガイドの各章を 参照ください。 レコーディングを始めるには: 電源の接続 少なくとも1つの電源、つまりバッテリーか USB-C のどちらかで給電します。 MixPre の電源を入れる。 左側面の電源スイッチをスライドして On にすると MixPre が起動します。 オーディオ・ソースの接続 マイクロフォン、ラインか楽器のラインレベル出力などを側面のインプット・ジャックに接続しま す。 ヘッドフォンの接続 右側面のヘッドフォン・ジャックに、ヘッドフォン・プラグを接続します。 録音用メディアの準備 Class10 SD カードを背面パネルのスロットに挿入します。 をタップすると、メイン menu が表示されます。 (ドット・アイコン)をタップすると、複数ページにアクセスできます。 Info: ドットの数はページ数を表し、ドットにより現在のページ番号を把握できます。...
  • Page 6 User’s Guide プロジェクトの作成 をタップします。 (B) Project > New をタップします。 (C) 新規プロジェクトの名前を記入するために、Name をタップします。 名前を記入しなければ、 MixPre-6M は Song1, Song2 といったユニークネームを自動的に生成し ます。 (D) 選択可能なレートから Sample Rate をタップします。 (E) Create をタップします。 入力を設定する。 (A) 録音したいトラックに相当するチャンネル・ノブを押します。 例えば、track1 に録音する場 合はノブ 1 を押します。 チャンネル画面が表示されます。 (B) Input をタップし、HP エンコーダを回してインプット・ソースを選択します。 選択可能なオプション:...
  • Page 7 (F) ゲイン調整などインプットを聞くために、まず最初にチャンネル・ノブをフェーダー設定が 0dB になるまで回します。 次に Gain(チャンネル画面上)をタップし、HP エンコーダを回して インプット感度を調整します。 チャンネル・ノブのリング LED はインプット・レベルの大きさに準じて緑色に点灯するので、適 切な信号レベルが入力されている場合は、緑色に点灯する時間が長くなるようにゲインを調整して ください。入力信号がまだ無い場合は、目安として、マイクソースなら 35dB、ラインソースなら 10dB に調整してください。 Info: ゲイン調整モードは、操作をやめると 5 秒後に終了します。 (G) ドット・アイコンをタップし、設定 2 ページ目を表示させ、Pan, Reverb, Air, など任意の機 能を調整してください。 (H) キーボード、 ドラムマシン、 コンピュータ出力など、 ステレオ音源を接続している場合、 Linking を有効にします。 をタップしてホーム画面に戻ります。 メトロノームの設定 をタップします。 (B) ページを通して、サブメニューの中の Metronome をタップします。 このサブメニュー表示 中はヘッドフォンでメトロノームのプレビュー音を聴くことができます。...
  • Page 8 User’s Guide 14. 他のトラックにも別の楽器演奏を録音するには、手順 7 に戻って同じ操作を繰り返します。 15. すべてのトラックに収録が終わったら、曲を再生しながらトラックミックスレベル、パン、リバー ブ、エアーを調整します。 16. 納得のいくミックスができたら、レンダー機能を用いてあなたのファイルを簡単にシェアできます。 をタップし、Render をタップします。 (B) レンダーしてファイル化される時のファイル・フォーマットを選択します。 オプション: Wav stereo, AAC stereo, Wav All Isos 17. もっとも大切なことは音楽制作を楽しむことです。 プロジェクトの保存に煩わされることはあり ません。MixPre はあなたのかわりに煩わしい処理を自動的に行ってくれます。...
  • Page 9: Intro

    Intro MixPre-6M をお買い上げいただきありがとうございます。 我々はオーディオに情熱を持つプロダクト メーカーです。 我々はデザインとエンジニアチーム(そのほとんどがミュージシャンである)に呼び かけ、非常にコンパクトで入手しやすいマルチトラックオーディオレコーダーの新しいスタンダード となるデバイスを作らせました。 このような背景から、サウンドクォリティで録音したいと望むミュージシャン、シンガー、シンガーソ ングライター用の多用途な機材として我々は MixPre-6M をデザインしました。演奏会、新曲のマルチ トラック収録、ライブパフォーマンス収録において、MixPre-6M はステージ上で、スタジオで、あるい は道端で、最高のツールとなります。 この驚愕なキットは、我々の業務用ポータブルレコーダーで培った技術を用いて実現しました。お客様 には、その独特なミックス・パフォーマンス、使いやすさ、そしてこれからの長年に渡ってあなたの 創造性豊かな熱意とあなたのかけがえのない作品を生みだす品質を MixPre-6M に感じ取ってもらえれ ば幸いです。 MixPre-6M は、柔軟性と音質と、さまざまな操作系統を提供すべく細心の工夫により設計されていま す。 12-チャンネル・マルチトラックレコーダー、 96kHz/24bit  超低ノイズの 4 マイクプリアンプを含む 6 同時入力  8-in, 4-out USB コンピュータオーディオインターフェース  MixPre-6M には、ミュージシャンに必須な多くの機能が実装されています。 トラック・レイヤリング...
  • Page 10 User’s Guide もちろん、MixPre-6M の活用法に際限はありませんが、いくつかの主な機能を挙げると… トラックレイヤーとオーバーダビング機能によりマルチレイヤーされた曲を作成できます。  小規模なアンサンブルのライブパフォーマンスのミキシングとレコーディング。  マルチチャンネルバッキング・トラックの再生。  ライブイベント、コンサート、ジャムセッションなどの収録。  DAW 用の 8in/2out の高品位 USB オーディオインターフェース  MixPre-6M の電源ソースはさまざまなタイプから選べるので使用用途にさらなる柔軟性を提供します。 単三型電池、リチウムイオン充電池、オプションの AC アダプターによる電源供給が可能なので、いつ でも、どこでも、常にあなたがオーディオを取り扱いたい時に MixPre-6M を御利用いただけます。 お客様のオーディオ編集作業が MixPre-6M によってより豊かになることを我々は切に願っております。 MixPre-6M を御利用いただいたお客様の御感想をお聞かせいただけると非常にうれしく思いますので、 support@sounddevice.com までご投稿いただけると幸いです。...
  • Page 11: Powering

    Powering Flexible Powering Options MixPre6 の設計段階で、我々はさまざまなアプリケーションや使用環境で運用する事ができる製品で あることが非常に重要であると感じました。 これを実現するために、いくつかの電源ソースを選択し ていただける仕様となっています。電源ソースを選択する例として以下があります。 4 本の単三型アルカリ、または NiMH 充電電池を装着した 4-AA バッテリースレッド  8 本の単三型アルカリ、または NiMH 充電電池を装着した 8-AA バッテリースレッド  1 個または 2 個の Sony タイプ L-mount バッテリーを装着した L-mount バッテリースレッド  USB-C 対 USB-C ケーブルで、USB-C ソケットを持つコンピュータか壁コンセント用 AC アダプタ ...
  • Page 12 User’s Guide バッテリーインジケータで残量を確認するには: をタップします。 リストの中にある、Power をタップします。 スレッドに使用されているバッテリータイプを選択します。 オプションは、 NiMH, Alkaline, L-Mount です。...
  • Page 13: Panels

    Panels Front Panel Power ライト、レコーダーのトランスポート用ボタン、ショートカット用スター(*)ボタン、チャン ネルノブ、チャンネルノブ・リング LED、タッチ画面 フロントパネルのチャンネル・ノブは2つの用途があります。 LR ミックス用に選択されたトラックのレベルを調整する。  ノブを押して、チャンネル画面にアクセスすることができます。  Left Side Panel USB 接続、XLR コンボソケット(1/4 インチ TRS)入力、3.5mm の 2ch オーディオ出力、パワース イッチ...
  • Page 14: Right Side Panel

    User’s Guide Right Side Panel 3.5mm ヘッドフォン出力ジャック、3.5mm Mic/Aux 入力、XLR コンボソケット (1/4 インチ TRS) 、 ヘッドフォン・エンコーダー Back Panel バッテリーマウント、SD メモリーカードスロット、六角 (アレン) レンチ (1/4 インチ 20 スレッド用) 、 回転防止固定ピン...
  • Page 15: Screens & Navigation

    Screens & Navigation MixPre-6M は、日光下でも見やすい高解像度のタッチパネル内蔵ディスプレイを搭載しています。タ ッチディスプレイは、Home 画面、Main Menu 画面、Channel 画面から構成されています。 チャンネル画面に関する情報は、後述の Input Channels の章を参照ください。 タッチディスプレイは、直観的に操作できるようにいくつかのタッチ領域があります。にお好みの画 面や機能を割り当ててすばやくアクセスできるスター(*)もあります。ユーザーインターフェースと して親しみやすいタッチディスプレイの採用により、インプット、アウトプット、レコーディング、 メータリングにすばやく直観的にアクセスすることができます。 Home Screen Home 画面ビューは、デバイスの電源投入後のタッチスクリーンに表示されるデフォルト・ビューで す。 この画面には次の情報が表示されます。...
  • Page 16 User’s Guide 電源ステータスアイコン アイコン 詳細 ミュージック・アイコン Home 画面でこのアイコンにタッチして、Music Control メニューにアクセスできます。 現在のネーム 現在のミュージック・プロジェクトの名前が表示されます。 タイム・カウンター 現在のソング位置を、hh:mm:ss:tenths で表示。すべて のソングは 00:00:00:0.からスタートします。 Home 画面 でこの部分にタッチして、 Music Control メニューにアクセ スできます。 Q アイコン 現在のキューナンバーを、Q01, Q02.. と表示します。キ ューポイントを登録すると、簡単にそこへロケートさせる ことができるので、韻、コーラス、間奏へすばやく飛ぶこ とができます。 停止中に Q アイコンをタップして、 Q-Points メニューを開 くと Q リストやオプションにアクセスできます。 録音・再生中にタップすると、新しいキューポイントを追...
  • Page 17: Main Menu Screen

    Main Menu Screen Menu 画面は、ほとんどの機能、選択された機能、セットアップがあります。 Menu 画面に入るには: Home 画面で をタップします。  3つの Menu 画面ビューがあります。 これらのビューは、ドットアイコン によって表示 されます。 これをタップして、3つの Menu 画面ビューを切替えることができます。 Menu 内のそれぞれのオプションをタップすると、サブメニューが表示されます。 ページ サブメニュー 詳細 Presets SD カードと内部メモリーへ、ユーザー設定のセーブとリコール。 ファクトリー デフォルトによる全設定のリセット。 Project 新規作成、既存プロジェクトのオープンと削除。 Inputs 3.5mm Aux/Mic 入力用の設定。 Outpus main L/R と X1/X2 ステレオ出力用のルーティングとゲイン設定。 Reverb リバーブの設定。...
  • Page 18: Music Control Menu

    User’s Guide サブメニューからメイン Menu へ戻るには: をタップします。  メイン Menu から Home 画面に直接戻るには: をタップします。  Music Control Menu Music Control メニューから Cue List、Solo/Mute 画面、メトロノーム、プロジェクトレンダー、プロ ジェクトヒストリー、にアクセスできます。 詳細な情報については、後述の各章を参照ください。 Music Control メニューにアクセスするには: Home 画面の左上にある をタップしてください。 ...
  • Page 19: Using Star ショートカット (*/**)

    Using Star ショートカット (*/**) フロントパネルにあるトグルスイッチは、ユーザーがプログラムできる便利なスイッチです。特化した ハードウェア・ショートカット * によく使用する機能を割り当てれば、画面の menu リストからナビ ゲートすることなく、すばやくアクセスできるようになります。 スタートグルスイッチに機能を割り当てるには: をタップします。 *ボタンに任意の機能を割り当てます。 サブメニュー 詳細 Solo/Mute screen Solo/Mute サブメニュー画面の表示 Project プロジェクト・サブメニュー画面の表示 SD Card SD カード・サブメニュー画面の表示 Metronome メトロノームの On / Off キューポイントの設定 St Out Mute Stereo output のミュート切替 Tone トーン信号の On / Off...
  • Page 20 User’s Guide MixPre-6M...
  • Page 21: Input Channels

    Input Channels インプットチャンネルは、録音されたり他のチャンネルとミックスされたりする前にオーディオ・ソー スが処理されるパスです。MixPre-6M では、DAW の中の「トラック」と同じと思っていただいてかま しません。各インプットチャンネルに送られるソースは、XLR の mic/line、3.5mm Aux mic/line、コ ンピュータからの USB チャンネル 1-4 から自由に選択できます。 MixPre-6M のミキサー出力、メトロノームのクリック音も選択することができます。 オーバーダブ機 能により、MixPre-6M の録音可能なトラック数は 12 トラックまでで、一度に録音できる最大トラック 数は 6 トラックまでです。 すべてのインプットチャンネルの設定は、各チャンネル画面の中で調整することができます。 Setting the Mode チャンネル画面にアクセスするには: アクセスしたいチャンネルのチャンネル・ノブを押します。  各チャンネル画面には2つの設定用ページがあります。ページ位置はドット・アイコンで示され、ドッ ト・アイコンにタッチしてページを切替えることができます。 サブメニュー 情報先 Solo & Mute Using Solo/Mute Arming a Track Input...
  • Page 22: Track Names

    User’s Guide Track Names 各トラックネームは、関連するチャンネル画面から編集することができます。例えば、デフォルトネー ムの Track1 を Drums に、Track2 を Keybord に、 Track3 を Lead Vocal に、というように。 Track1 の名前を編集するには: チャンネル1のノブを押します。 チャンネル画面の左上あたりをタップします。 Track1 の新しい名前を入力して、OK をタップします。 編集されたネームは、そのトラックのチャンネル画面のトップに表示され、現在録音されているフ ァイルのメタデータだけでなく、Render > Wav All ISOs を使用する時のレンダーされた ISO フ ァイルにもエンベデッドされます。 Setting Input Source Input ボタンで、そのトラックへオーディオ入力ソースを選択できます。 入力ソースとチャンネルの組み合わせは自由に設定できるので、オーディオ・ソースを異なるトラック...
  • Page 23: Enabling Monitoring

    Enabling Monitoring モニター機能は、再生中にライブ・インプット信号も聞くことができます。すでに録音されたトラック と一緒に練習演奏したり、ライブパフォーマンスに利用したりと便利です。 モニターを有効にするには: チャンネル画面に入り、Monitor をタップします。 モニターOn のときボタンはオレンジ色で表示  されます。 Setting the Gain チャンネル用に、トリム・ゲイン(プリフェーダーゲイン)を調整できます。 このゲインはチャンネ ルの個々のトラックの信号レベルを決定します。例えば、ISO トラックレベル。 ゲインレンジは、選択されたインプット・タイプにより異なります。 ・Mic : ~ 76dB ・Line : -20dB ~ 30dB ・Aux Mic : 10dB ~ 40dB ・Aux Line : -10dB ~ 20dB ・Aux InMic : 10dB ~...
  • Page 24: Arming A Track

    User’s Guide 複数のトラックをすばやくソロ/ミュートするには、Solo/Mute 画面が便利です。全 12 トラックのソ ロとミュートをこの画面から操作、確認することができます。 Info: *ショートカットボタンにアサインして Solo/Mute 画面にアクセスできます。 Solo/Mute 画面からソロまたはミュートするには: をタップします。 Music Control 画面が表示されます。 Solo/Mute をタップします。 Solo/Mute 画面が表示されます。 次のいずれかの操作を行います。 Solo か Mute のどちらかをタップし、任意のトラックを選択します。ソロになったチャンネル  はオレンジ色で、ミュートされたトラックは赤色で表示されます。 HP エンコーダを操作して任意のトラックをハイライト状態(緑色の枠)にしてから、Solo か  Mute をタップします。 をタップして、画面を終了します。 Arming a Track Home 画面のメータービューのトラック番号で、アーム(録音有効)されたトラックは赤色で表示され ます。...
  • Page 25: Using Reverb

    Using Reverb リバーブは、LR ミックスの中のトラックにどれだけリバーブ効果を与えるかを設定します。 ミックス だけに効果があり、個々の録音されたトラックに効果はありません。 個々の録音されたトラックへリバーブ効果をレンダーするには、バウンス機能を利用してください。 Info: 96kHz サンプルレートではリバーブは使用できません。 リバーブを調整するには: チャンネル画面から、Reverb をタップしてエンコーダで調整してください。 調整範囲は、Off,  -50dB から 0dB まで 1dB ステップです。 タイプ、ディケイ、プリディレイなどの異なるリバーブ・キャラクターを選択できます。 リバーブを設定するには: をタップします。 サブメニューにページして、Reverb をタップします。 次の設定をタップして、値を変更してください。 セッティング オプション Reverb Type Off, Plate, Hall, Room Reverb Decay 0.1 – 5.0 秒 Reverb Pre-Delay 0 –...
  • Page 26: Toggling Phase Inversion

    User’s Guide Low Cut ボタンから、On/Off とローカットフィルターを設定できます。範囲は、Off, 40~160Hz の 40Hz ステップです。 Toggling Phase Inversion 位相反転(または極性反転)は、間違って配線されたバランスケーブル、反対方向に向いて設置された 2つのマイクロフォン(ドラムキットのオーバーヘッドなど) 、などのシグナル・キャンセレーション を防ぐために用いられます。 Phase 設定は、位相反転の On/Off です。 チャンネルの位相を反転するには: チャンネル画面から Phase をタップします。  Stereo Track Linking 入力ソースがステレオの場合、2つのペア・トラックに組むと1つのノブで両方のペアのレベルをコン トロールできて便利です。キーボードやステレオ・マイクのようなステレオソースを利用する場合、 MixPre-6M のインプット 1-2, 3-4,などに接続し、 ペアとなる最初のチャンネル画面の Linking menu でリンクしてください。リンクによって、奇数番号のノブで両方のレベルをコントロールできます。 次の例では、チャンネル 1 と 2 をリンクする手順を紹介します。 Ch 1,2 をリンクするには:...
  • Page 27: Track Bank Selector

    Track Bank Selector フィジカルノブ(4 つ)よりも多くのトラック(12tracks)数があるので、トラック・バンク・セレク ター機能があります。これは、メータービューの中で白い枠線で示され、コントロールしたいトラック グループを選択するために用いられます。 次の例では、トラック 5-8 が、フロントパネルにあるチャンネル・ノブでコントロールされることを示 しています。 トラック・バンクを切替えるには、つぎのいずれかを操作します: それぞれ4つずつのトラック(1-4, 5-8, 9-12)を切替えるためにメーターをタップします。例え  ば、白い枠線が 5-8 にあるときに track 5-8 をノブでコントロールできます。 メーターをタップ して白い枠線が 9-12 に移動したとすると、今度は track 9-12 をノブでコントロールできます。 Track 1-4 をコントロールするにはもう 1 度タップします。 トラック・バンクが切替わると、新たに選択されたバンクの中でノブを回したとしても、以前にストア されたフェーダー値に達しない限り、ノブの位置が実際のレベル調整に反映されません。以前の値に達 すると、ゲイン調整は通常通りにノブの回転位置と連動します。 Info: トラック・バンクが切替えた後、 ノブの回転位置がフェーダー値とそろっていないなら、 ノブの...
  • Page 28 User’s Guide MixPre-6M...
  • Page 29: Outputs

    Outputs MixPre-6M には、ステレオ 3.5mm アウトプット【アンバランス】があります。 L/R ステレオ出力へ送るには: をタップします。 Outputs をタップします。 3.5mm output に音を送るために、Stereo Out をタップします。 L/R 出力のオーディオ・ソースは、LR ミックス(ステレオかモノラル)だけでなく、ヘッドフォン出 力ソースと同じオーディオ信号(ステレオかモノラル)を割り当てることができます。これはセカンダ リー・ヘッドフォン出力として利用できて便利です。 Adjusting Output Level 出力ゲインの調整は、トランスミッター、外部ミキサー、PA など、出力に接続された機材へ送る信号 を適切なレベルにするために重要です。出力ディレイは、プロダクションでビデオ・オペレーターに オーディオを送る時に、カメラ映像とオーディオの同期を合わせるために用いられます。 出力ゲインとディレイを調整するには: をタップします。 St. Outputs をタップします。 St. Out Gain を選択します。 ゲインの調整範囲は -40dB ~ +20 です。 Outpu Muting MixPre-6M で、3.5mm stereo output をミュートにできます。...
  • Page 30: Headphone Out And Presets

    User’s Guide Outputs をタップします。 St Out Mute をタップします。 これは、Mute の On/Off を切替えます。 Info: Output Mute 機能はショートカットに設定できます。 Headphone Out and Presets MixPre-6M のオーディオ愛好家向けヘッドフォン・アンプリファイアは、ハイパワーで低ノイズなの で、MixPre-6M が取扱うオーディオを正確にヘッドフォンや環境に関係なくモニターすることができ ます。 ヘッドフォンプラグを(右側面にある)3.5mm ジャックに接続してください。 ヘッドフォン 音量ボリュームは、ヘッドフォンジャックの隣にあるエンコーダで調整することができます。 Info: ヘッドフォン出力アンプは非常に大きなレベルを出力する能力があります。不適切な音 量調整のままヘッドフォン装着していると聴覚障害を起こすので御注意下さい。 Menu 画面から、画面の左上にあるヘッドフォンのアイコンにタッチして、ヘッドフォン・ プリセット(HP Presets)にアクセスすることができます。 このアイコンの上に、現在選択 されている HP プリセットが表示されます。 HP Presets メニューで、さまざまなプリセットを選択できます。...
  • Page 31: Metering

    Metering LEDs and Metering MixPre-6M はインプットとアウトプットのレベルを確認するためにいくつかの方法があります。 チャンネル・ノブのリング LED、チャンネル画面メーター、Home 画面のメータービュー。 Channel Knob Ring LEDs ・ チャンネル・ノブ・リング LED – 各 LED リングは、グリーン、オレンジ、レッドに光ります。 LED リングの明るさは、インプットのレベルに応じています。 グリーン = 信号有り、レッド = シグナル・ピーキング、オレンジ = リミッター機能動作中。 また、チャンネル・ソロ中は、チ ャンネルのリング LED がオレンジで(明確に)点滅し、ミュートされたチャンネルは赤く点灯し ます。 リング LED がオレンジ色で(ほのかに)点滅するのは、トラック・バンクが切替えられた後に、フィ ジカルノブの回転位置とストアされているフェーダー値が一致していないことを示しています。ノブを 調整してフェーダー値と一致すればオレンジ色の LED は消灯します。 Channel Screen Meter チャンネル画面では、トラックネームのすぐ下にレベルメーターが表示されます。...
  • Page 32: Meter View

    User’s Guide Meter View Home 画面のメータービューには、12 トラック分の垂直指示バーメーターが表示され、L/R ミックス は水平バーメーターが表示されます。メータービューにはトラック・バンク・セレクターも表示され、 これはメーターグループを囲う白い枠線です。 例えば、 次の図では、 トラック 5-8 が選択されています。 メーターの下側に表示されるトラック番号が振られたラベルは、ルーティングやトランスポート状況に 応じて色が変わります。 次の表は、楽曲制作に中に見ることができるさまざまなオプションを示します。 トラックラベル 詳細 赤 録音アーム状態、ライブインプットをモニター中。 緑枠の中に赤 録音アーム状態、トラック再生をモニター中。 緑 トラック再生中。 (録音しない状態) グレイ(停止時) トラックにインプットソースがアサインされていて、録音しない状態。 黒 トラックにインプットソースがアサインされていない。...
  • Page 33: Projects

    Projects MixPre-6M の中では、歌や楽曲をプロジェクトとして取扱われます。プロジェクトとは本質的には、 SD カードの1つのフォルダの中に格納されたすべてのオーディオ・ファイルとミキシング・セッティ ングを指します。 ユーザーによって創作された楽曲はフォルダで管理されるため、バックアップやコ ピーも簡単です。プロジェクト・フォルダには特別な「セッション」ファイルも含まれ、これは、録音 されたオーディオ・ファイルがどのトラックで、またどのタイムラインで再生されるかを MixPre-6M が正確にコントロールするためのファイルです。 概念的に、1つのミュージック・プロジェクトは一般的な DAW と同じく働き、ユーザーが思い描く通 りのものです。 プレイ・カーソルは水平タイムライン上を移動し、 複数のオーディオ・トラック (MixPre の中ではチャンネルとして扱われる)が縦に並びます。 局は常に 00:00:00:0 (hh:mm:ss:tents)か らスタートします。 ユーザーは多くのプロジェクトを 1 枚の SD カードに収めることができるだけでなく、異なるプロジェ クトへすばやく切替えられるので、アルバム制作など複数曲の平行作業にも柔軟に対応できます。 な お、MixPre-6M では一度に1つのプロジェクトだけをアクティブに操作できます。 すべてのプロジェクト・オーディオ・ファイルとセッティング(例えば、ミックスパラメータ、トラッ クネーム、プロジェクトヒストリーなど)は自動的に保存されるので、手動保存をし忘れる心配はあり ません。 もし録音最中にトラブルで電源を突然失っても、再通電するだけで直前のプロジェクト状態に戻ります。 そして電源が失われる直前まで録音されていたオーディオは壊れることも失われることもありません。 電源を再投入すると、MixPre-6M は自動的に最後に使用していたプロジェクトをロードします。...
  • Page 34: Creating Projects

    User’s Guide Creating Projects MixPre-6M は、新規プロジェクトを意識して用意しなくても、record が押されると自動的にプロジェ クトが作成されます。 新規ミュージック・プロジェクトを作成するには: をタップします。 Project > New をタップします。 新規 Music Project 画面が表示されたら、次のいずれかを操作します。 プロジェクトネームを編集する。  サンプルレートを設定する。  オプション:44.1kHz, 48kHz, 96kHz Info: 新規プロジェクト作成時は正しいサンプルレートを選んでください。 この設定はプロ ジェクトが作成された後に変更することができません。 USB オーディオインターフェースとして MixPre を使う時、コンピュータ OS, DAW ア プリケーション、 10M のプロジェクトが同じサンプルレートであることを確認してくだ さい。 これはクロック問題、オフスピード再生の回避となります。 新規...
  • Page 35: Opening Projects

    非ネイティブ WAV ファイルをベースに新規プロジェクト作成: をタップします。 Project > New > Import recording をタップします。 SD カード上のインポートしたいファイルを選びます。 > HP エンコーダを操作して SD カードのルートにある.wav ファイルを選択します。 > Audio プロジェクト・フォルダを選択し、その中の.wav ファイルを選択します。 Opening Projects 現在のプロジェクトから別のプロジェクトへ切り替える時、現在のプロジェクトへのセーブを懸念する 必要はありません。MixPre は現在のプロジェクト状態を自動的に保存しているからです。 以前に作成したプロジェクトを開くには: をタップします。 Project > Open をタップします。 SD カード上に、すべてのプロジェクトがリスト表示され、ミ ュージックノートアイコン で見分けることができます。 HP エンコーダを操作してプロジェクトの1つをハイライト状態にします。エンコーダを押すとプ ロジェクトを開きます。...
  • Page 36: Project History

    User’s Guide Project History 録音されるごとに、ヒストリーリストの中にアイテム(リビジョン)として記録されます。ここから、 前の録音テイクへ「アンドゥ」したり、後の録音へ「リドゥ」したりと、異なる複数テイクと比べたり、 悪いテイクをすばやくリドゥすることができます。ヒストリーリストは年代順に表示し、最も新しいレ コーディングをトップに表示します。 ヒストリーリストで、前/後のレコーディングに切り替えるには: Home 画面の左上の をタップします。 History をタップします。 ヒストリーリストが表示されます。 HP エンコーダを操作してリストの中のファイルをを1つ選択します。現在のレコーディングがア スタリスクマーク(*)がファイルネームの右に表示されます。 Info: リビジョンのファイルネームは録音完了の日付と時刻を元にしています。 例えば、 2018 年 3 月 12 日の 2:22PM(14:22)に録音完了したファイルは 001-031218-142200 と なります。 スクラッチから現在のプロジェクトをリスタートするには: ヒストリーリストから、一番下にスクロールし、Restart Song を選択します。  Info: これはプロジェクトからすべてのオーディオをクリアし、もとに戻すことはできませ ん。しかし、オーディオ・ファイルそれ自体が削除されることはありません。それら はプロジェクト・フォルダに残っており、コンピュータからアクセスできます。 Project Folder Structure 1つのプロジェクト・フォルダにはつぎのファイルが含まれます。...
  • Page 37: Sharing Projects

    Sharing Projects シェアリング・プロジェクトは、簡単にコンピュータへ転送し、また、インターネットで仲間にアップ ロードすることができます。 プロジェクトを共有するにはいくつかの方法があります。 プロジェクト・フォルダのコピー: MixPre-6M ユーザー同士での受渡しに適します。SD カード  からプロジェクト全体をロードすることができ、プロジェクト作業を継続できます。 Wav か AAC ステレオファイルにレンダー: 友人やバンドメンバーに最終ミックスを渡すのに適  します。 Info: AAC ファイルは、.mp3 オーディオ・ファイルのようなもので、同じビットレートで あれば AAC のほうが良い品質を期待できます。 すべてのトラック(ISOs として録音された)をモノフォニック・ファイルとしてレンダー: DAW  にインポートしてプロダクション作業を続けるのに適します。 プロジェクトをレンダーするには: をタップします。 Render をタップします。 レンダー後のファイル形式を設定します。 Wav Stereo: 非圧縮の 2ch ステレオ wav ファイルに LR ミックスをリアルタイムにレンダーし ...
  • Page 38 User’s Guide MixPre-6M...
  • Page 39: Recording And Playback

    Formatting SD Cards & USB Thumbdrives 信頼性を持った録音・再生のために、SD カードは必ず MixPre-6M でフォーマットされていなければな りません。 Info: メディアをフォーマットするとその中にすべてのデータが消えるため、フォーマットす る前に必要なデータを必ずバックアップしてください。 MixPre-6M には、最高のパフォーマンスを提供するために最適化された Sound Devices 社ブランドの SD カードを御使用されることを強くお勧めいたします。推奨されるメディアがお手元にない場合、も っとも信頼できる製造元(SanDisk か Delkin)のメディアで、class 10 speed を満たすかそれ以上の ものが望ましいです。USB サムドライブに関して、動作の信頼性のために Sound Devices の認証メデ ィア(Approved Media) の使用を強く推奨します。 SD カードをフォーマットするには: 背面パネルに位置する挿入口に SD カードを挿入します。...
  • Page 40: Record Arming

    User’s Guide ファンクション コントロール 詳細 録音中、ボタンは赤く自照します。 Record REC ボタンを押すと、 タイムライン上の現在のポジションから録音を手 動で開始します。 停止中だけでなく再生中からも録音に入ることがで きます。録音はアームされたチャンネルだけです。 録音中にボタンを押すと停止します。 再生中にボタンを押すと停止し Stop ます。 停止中に STOP ボタンを押すと、ソングの最初にプレイバック・カーソ ルが戻ります。 停止中に、HP エンコーダを押しながら回すと、1/10 秒ずつ再生ヘッド を動かすことができます。 再生中、ボタンは緑色で自照します。 Play / Pause 押すと、現在位置から再生を開始します。 再生中にこれが押されると、 その位置でポーズ状態になります。 もし曲の最後で押されても、何も反応しません。 再生か再生ポーズ中、ヘッドフォン・エンコーダーを長押しするとス Scrub クラブモードに入ります。時計回転方向にまわすと早送り、反時計方 向にまわすと早戻しになり、速度は 1/8x, 1/4x, 1/2x, 1x, 2x, 4x, 8x, 16x です。オーディオは...
  • Page 41: Working With Cue-Points

    Working with Cue-points MixPre-6M は、任意の演奏開始ポイントやオートマチック・パンチ IN/OUT ポイントへ簡単にロケー トするために Q ポイントを利用します。 Q ポイントは異なるタイプがあります。 アイコン タイプ 詳細 Play In 再生開始点の指定。 一般的にパンチイン(Record In)前のプリロール として使用されます。 Record In 自動的に録音開始点の指定。 (パンチイン・アウト領域の開始点) Record Out 自動的に録音終了点の指定。 (パンチイン・アウト領域の終了点) Stop 再生停止点の指定。 一般的にパンチアウト(Record Out)後のポス トロールとして使用されます。 Cue mark キューマークは曲中で任意のポジションにマークでき、すばやく簡 (Q01, Q02,etc) 単にロケートすることができます。例えば、コーラス開始点 Q ポイ ントを設定し、このキューポイントにわかりやすい名前をつけるこ...
  • Page 42 User’s Guide キューマークを追加するには: 録音中、再生中、ポーズ中に、その曲のまさにそのタイミングで、Q アイコン (Home 画面の  上部にある)をタップします。キューマーク番号(Q01 から始まり、新しいキューが追加されるた びに増えていく)は、Q アイコンの隣に表示されます。 また、停止した状態で Home 画面の上部にある Q アイコン をタップして Q-Points メニュー  にアクセスします。 次に、Q ボタン をタップして、現在の曲ソングポジションでキューを 追加できます。 すでに存在しているキューマーク間に割込んで新しくマークを追加した場合、MixPre は自動的に番号 を振りなおし、曲の開始から Q01, 02, 03, etc と並べ替えられます。 キューは、Q-List の中に数字で表示されます。次の図例は、Q-Points 画面の中で、Play In、 Record In/Out、Stop の下に 01 と表示されています。 1 曲につき最大...
  • Page 43: Moving Cue-Points

    Play In, Record In/Out, Stop ポイントとしてキューを設定するには: Q-List から、キューを1つ選択します。 Set As をタップします。 Play In, Record In, Record Out, Stop のいずれかをタップし、選択されたキューを変更します。 Moving Cue-Points 登録されたキューの時間を 0.1 秒単位で変更することができます。 Q-points を移動するには: Q-List をタップします。 HP エンコーダを操作して、1 つの Q-point を選択します。 Move をタップするか、HP エンコーダを回して、選択された Q-point を 0.1 秒単位で調整してく ださい。...
  • Page 44: Clearing & Deleting Cue-Points

    User’s Guide Clearing & Deleting Cue-points Q-Points メニューか Q-List 画面で、キューマークの削除、Play In, Record In/Out, Stop のマークを クリアすることができます。 In と Out 値をクリアするには: Clr In/Out をタップします。  個々の Play In, Record In/Out, Stop ポイントをクリアするには: Q-List から、あるいは1つを選択し、Disabl をタップします。 キューマークを削除するには: Q-List から、キューマークの1つを選択します。 Delete をタップします。 Locating to Cue Marks 曲のある特定の場所に...
  • Page 45: Bouncing

    自動的にパンチイン・アウトするには: MixPre を自動的にパンチイン・アウトさせたいところに、Record In と Record Out ポイントを 設定します。 Record In か Out ポイントが設定されると、オートマチックパインチングが有効で あることを示す ’P’ がステータス・バーに表示されます。 必要に応じて、pre-roll と post-roll を設定するために、Play In と Stop の Q-Points を使用し ます。Pre-roll をセッティングすることで、すでに録音された演奏を Record In ポイントより手前 から再生することができるので、パンチイン用の演奏がリズミカルかつスピーディに行えます。お 好みに応じて、pre-roll と post-roll 中のモニターソースを Track ‘Monitor’ ボタンを使って、ト ラック再生かライブインプットのどちらかに設定できます。...
  • Page 46 User’s Guide バウンス元のトラックを決めます。 これらをソース・トラックと呼びます。 ソースとディスティネーション・トラック以外のすべてのトラックを Mute にします。 ディスティネーション・トラック以外のすべてのトラックをアーム解除します。 ソース・トラックの levels, pans, reverb, air effects を必要に応じて設定します。 エフェクトは ディスティネーション・トラックに反映されます。 これでバウンスの準備が整いました。 手動で録音開始するか、オート・パンチイン機能でバウンシングを開始します。 ノーマル録音と なるので、リアルタイムにソース・トラックの levels, pans, effects を動的に調整することができ ます。 バウンスを止めたいときに Stop を押して停止できます。 10. ディスティネーション・トラックから MixL と MixR の送りとアームを解除します。 11. バウンスの結果を聴くには、バウンスがスタートされた場所から再生を開始します。ミックスレベ ル、pan, reverb, air を調整してください。 バウンスしたトラックを独立して聴くには、オリジナルのソース・トラックを...
  • Page 47: Metronome

    Metronome メトロノームは、録音中に演奏を始めるタイミングをとるため、あるいは再生がいつ始まるかをカウン トインで知らせる機能です。バーの最初のビートは他のビートよりも高いピッチで鳴ります。メトロノ ームのクリック音は LR ミックスと合成され、ヘッドフォンや LR に設定された出力端子で聴くことが できます。 メトロノーム音はのトラックの1つに録音することができます。 録音したいトラックの Input 画面で Click を選択してください。 メトロノームの設定をするには: をタップします。 Metronome をタップし、必要な設定を行ってください。 Info: 画面表示中は、メトロノームのプレビュー音を聴くことができます。 Sginature をタップして拍子を設定します。  オプション: 1/4, 2/4, 3/4, 4/4, 5/4, 6/4, 7/4, 8/4, 6/8, 7/8, 9/8 Tempo をタップしてテンポ(クリック音のレート)を HP エンコーダで bpm (beats per minute) ...
  • Page 48: Record Settings

    User’s Guide Record Settings Record サブメニューでは、次の表のように詳細な設定項目があります。 サブメニュー 詳細 オプション L&R Gain LR ミックス用のゲイン設定 ・ -30 – 0 dB (1dB ステップ) Info: Home 画面で L(left)水平メーターをタップすると、L&R ゲインにすばやくアクセ スすることができます。 AAC Quality AAC 用レンダリングの品質設定。 ・ 32 kbps ・ 64 kps ・ 128 kbps ・ 192 kbps ・...
  • Page 49: Usb

    USB Audio Interface MixPre-6M は、8-in, 4-out の Mac か PC コンピュータと使用するための core audio コンパチブルな オーディオ・インターフェースを内蔵しています。 PC ユーザーの場合、特定の ASIO ドライバーがインストールされない限り、2x2 オーディオインター フェースとして MixPre-6M が認識されます。 最新の ASIO ドライバーとインストールインストラクションは、以下から無料でダウンロードできます。 www.sounddevice.com/support/downloads ホストコンピュータから USB オーディオとして働かせるには、USB 1-4 ソースを適切にルートする必 要があります。 ホストコンピュータからの USB オーディオと MixPre-6M の入力であるライブオーデ ィオを一緒に LR バスへ送ってミックスしたい場合、チャンネル画面を使ってインプットソースを選択 してください。...
  • Page 50: Low-Latency Monitoring

    User’s Guide Low-latency Monitoring レイテンシ(オーディオのプロセッシング・ディレイ)を小さくするために、ハードウェア、ロジック、 ソフトウェアのデザインチームは非常に苦労して設計しました。 多くの状況において、DAW(Digital Audio Workstation)を通してモニタリングするときのレイテンシは、DAW ソフトウェア、プラグイン、 コンピュータのハードウェア次第で、完全に許容範囲にあります。 スループット・レイテンシが望まれるものよりも高い場合 (遅延時間が長い) には、MixPre-6M に入力 される信号をヘッドフォン出力で直接モニターすることができます。 Zero レイテンシでヘッドフォンモニターするには: MixPre-6M をコンピュータに接続します。 HP Preset として “LR Stereo” が選択されていることを確認します。 チャンネル 5 用に”USB1” を選択し、Pan L にします。 チャンネル 6 用に”USB2” を選択し、Pan R にします。 インプット 1-4 のいずれかにマイクロフォンか楽器などのソースを接続します。 チャンネル...
  • Page 51: Usb Keyboard

    USB Keyboard スタンダード USB コンピュータ・キーボードをサポートしています。 MixPre-6M を使用していて、 メタデータ入力、タイトル入力、ワイヤーリモートコントロール機能が必要とされるときは、USB キ ーボードを接続してください。 Info: USB ハブが内蔵されたキーボードや Apple 製のキーボードはサポートしていません。 また、MixPre-6M の電源を入れた後に接続しないと認識されないものもあります。 接続された USB キーボードは、MixPre-6M のいくつかの機能をリモートコントロールすることもでき ます。以下の表は、USB キーボードのショートカットのリストです。 USB Keyboard ショートカット USB キーボードが接続される時、つぎのキー・コンビネーションまたはショートカットが有効です。 キー操作 詳細 F1 か Menu キー メイン Menu へアクセス Home Ctrl + R Record Ctrl + S Stop...
  • Page 52 User’s Guide MixPre-6M...
  • Page 53: User Presets And System Settings

    User Presets and System Settings Saving and Recalling Presets フレキシビリティが MixPre-6M の特徴です。さまざまなシチュエーションでレコーダーを簡単に使う ために、 MixPre-6M の全てのセッティングをストアしたりリコールしたりできるよう設計されています。 セッティングを登録するためのプリセット・スロットが本体内部に4つあります。また、SD カードに プリセットをストアする場合は、プリセット数にほぼ制限がありません。 プリセットを保存するには: をタップします。 Presets をタップし、Internal 1-4 か SD カードに保存します。 任意のプリセットネームを入れて、OK をタップします。 プリセットを保存するには: をタップします。 Preset > Load Preset とタップします。 エンコーダを回して任意のプリセットを選択します。 OK をタップします。...
  • Page 54: System Settings

    User’s Guide System Settings システム設定にアクセスするには: をタップします。 System をタップします。 ページ サブメニュー 詳細 USB-C USB-C ポートを、電源のみ、あるいはオーディオ入力に使用するかを 設定。 USB Audio マルチチャンネル USB オーディオに対応していないアプリケーション んとの互換性を高めるために、USB オーディオインターフェースを 2 チャンネルだけの出力に設定することができます。 オプション: Normal / Stereo Out Info: Stereo Out に設定すると、MixPre はコンピュータから USB オー ディオを受けられなくなります。 File Transfer MixPre とホストコンピュータ間のファイル転送。 Tone トーン信号の...
  • Page 55: Remote Control

    Remote Control Wingman Application Sound Devices Wingman は、- Google Play と App Store からダウンロードできる – フリーapp で、Android か iOS 端末から MixPre シリーズの Bluetooth Smart のリモートコントロールを行うも のです。 MixPre レコーダーで Bluetooth を有効にするには: をタップします。 System > Bluetooth とタップします。これにより Bluetooth 機能を On/Off できます。 Info: もしレコーダー上でリモートパスワードが設定されていると、Wingman は接続開始前...
  • Page 56 User’s Guide Wingman のタッチ画面インターフェースは、3つのメインエリアで簡単操作とモニタリングを提供し ます。 ステータス - デバイスの詳細な情報を表示。  ビューエリア –トランスコントロール・ボタン、メタデータフィールド、レベルメータのあるト  ランスポート・ビューといった異なるスクリーン・ビューの表示。 縦にスワイピングして他のメーターにトグル切替。 小型の iOS デバイスで Wingmann app を利用するとき、水平にスワイピングして、トランスポー トとトラック・ビュー間の切替。 Tab バー - タブはどの画面でも常に表示されていて4つのアイコンがあります。 File List といっ  た他のビューにアクセスするためにタブを利用します。 Info: 小型モバイルデバイスでは、カスタムネームとトラックアームは Track ビューで操作で き、大型モバイルデバイスでは Transport ビューで操作できます。...
  • Page 57: Music Projects Via Wingman

    Connecting to a MixPre Recorder もし、Wingman を利用できる Sound Devices デバイスが複数ある場合、Wingman は通信範囲にある 有効なデバイスがすべて表示します。Connection アイコンをタップして接続先のデバイスを app から 切り替えることができます。 Info: 同じ型番のレコーダーを複数利用する作業では、丸で囲まれた i マークをタップすると 該当のレコーダー画面に”Identifying from Wingman”メッセージが表示されるので、 正しいデバイスを認識するのに役立ちます。 Wingman が動作中、画面に Sound Devices ロゴのアイコンの色で接続状況が示されます。 カラー アイコン ステータス グレイ 切断中 – デバイスの不在、またはデバイススキャニング中。 オレンジ Bluetooth 接続途中。 イエロー...
  • Page 58 User’s Guide Info: モデルやプロジェクトに関係なく、大画面のモバイルデバイスではトランスポート・ ビューで、小画面のモバイルデバイスではトラック・ビューで、カスタムネームとト ラックアームを設定できます。 トラックネームを編集するには: 次のいずれかを操作します。 大画面モバイルデバイスで、トランスポート・ビューから、編集したいトラックのメーターの  どこかをタッチします。 小画面モバイルデバイスで、トラック・ビューから、編集したいトラックのメーターのどこか  をタッチします。 画面のバーチャル・キーボードを使ってトラックネームを編集します。 Done をタップして変更を確定します。 Info: キーボード以外の他の場所をタップすると、編集をキャンセルできます。 トラックをアーム/アーム解除するには: メーターラベルをタップします。 アームされると赤色に変わります。 チャンネルが On でアーム  が解除されるとラベルは灰色です。 チャンネルが Off だとラベルは黒色でアーム設定できません。 Music project でチャンネルが On でアーム解除されている時、再生中かオーバーダビング中のラ ベルは緑色です。 Info: チャンネルがリンクされている時、隣り合うメーターラベルが合体して、1つのラベ ルとして表示されます。...
  • Page 59: Usb Controllers

    USB Controllers Ver 3.00 以上の firmware から、MixPre シリーズ(M モデルを含む)にサードパーティ製のハードウ ェア・コントローラを接続して快適なミキシング、レコーディング環境で作業することができます。 楽曲制作、ポットキャスト、映像用のオーディオ録音に限らず、あらゆるアプリケーションにおいて、 フロントパネルのノブや Bluetooth 通信によるモバイルデバイスからのリモート操作に加えて、ハー ドウェア・コントローラを追加することでより一層 MixPre の操作性が向上します。 MixPre シリーズは、次の USB コントローラから操作することができます。 Korg NanoKontrol Studio  Korg NanoKontrol 2  Novation LaunchControl XL  Akai MidiMix  これらのコントロール・サーフェースは、フィジカル・スライダー、ポット、ボタンなどで、フェー ダーレベル、トリムゲイン、パン、リバーブセンド、ソロ、ミュート、REC アーミング、トランスポ ート・コントロールを操作することができます。 Info: すべての機能がすべてのコントローラでサポートされているわけではありません。...
  • Page 60: Map User-Definable Buttons To Shortcuts

    User’s Guide Map User-Definable Buttons to Shortcuts コントローラ上のボタンやノブの役割を MixPre 上の特定の機能にカスタマイズすることができます。 アサインできる機能は以下です。 Tone  L/R Mute  X1/X2 Mute  Undo (Audio project のみ)  Slate Mic (MixPre-10T の Audio Project のみ)  Metronome (Music project のみ)  Add Q (Cue ポイント追加) ...
  • Page 61: Akai Midimix インターフェース

    Akai MidiMix インターフェース...
  • Page 62: Korg Nanokontrol 2 インターフェース

    User’s Guide Korg NanoKontrol 2 インターフェース...
  • Page 64: Korg Nanokontrol Studio インターフェース

    User’s Guide Korg NanoKontrol Studio インターフェース...
  • Page 65: Novation Launchcontrol Xl インターフェース

    Novation LaunchControl XL インターフェース...
  • Page 66 User’s Guide...
  • Page 67: Specifications

    Specifications Audio Inputs...
  • Page 68: Audio Outputs

    User’s Guide Audio Outputs Recorder...
  • Page 69: Remote Control

    Touch Screen Remote Control Power Environmental Dimensions and Weight...
  • Page 70 User’s Guide MixPre-6M...
  • Page 71: Software License

    This Sound Devices, LLC end-user license agreement (“EULA”) is a legal agreement between you (either an individual or a single entity) and Sound Devices, LLC for the Sound Devices, LLC software product identified above, which includes computer software, embedded firmware, and may include associated media, printed materials, and “online”...
  • Page 72 Sound Devices, LLC product, even if Sound Devices, LLC has been advised of the possibility of such damages. In any case, Sound Devices, LLC’s entire liability under any provision of this evaluation license shall be limited to the greater...

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