Apollo/Artemisの使用法; Apollo/Artemisの電源供給; 信号レベルの設定; マイクロホンの配置 - ICON Legend Series User Manual

Studio large-diaphragm condenser microphone
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Apollo/Artemisの使用法
Apollo/Artemisの電源供給
Apollo/Artemisは大口径ダイアフラムコンデンサーマイクロホンですので、ファ
ンタム電源を接続して電源を供給する必要があります。ファンタム電源は、大
部分の高級ミキサ、アウトボード マイクロホン プリアンプ、ハードディスク
レコーダに標準装備されています。必要に応じて、外部ファンタム電源を使用
することもできます。ファンタム電源を内蔵したミキサなどのマイクロホン入
力にマイクロホンケーブルを接続すると、Apollo/Artemisにファンタム電源が直
接供給されます。電源は、音声信号に重畳されてマイクロホン入力から供給さ
れます。大部分のミキサにはファンタム電源をオンにするスイッチが装着され
ていますので、必ずそれがオンになっていることを確認してください。
信号レベルの設定
Apollo/Artemisをミキサまたはレコーダの入力に接続する際には、入力がマイク
ロホンレベルになっていることを確認してください。また、前項
「Apollo/Artemisの電源供給」で説明したように、ファンタム電源がオンになっ
ていることを確認してください。大部分の良質なミキサやレコーダには、マイ
クロホン トリム (通常、トリムまたはゲインと呼ばれる) コントロールによ
るマイクロホン入力調整機能が付属しています。マイクロホン トリムの目的
は、ミキサの電子回路で生ずるノイズに対する信号のレベルが良好になるよう
に最適化することです。トリムが装着された良質なマイクロホン プリアンプに
は、ピークLEDまたはクリップLEDが装着されています。マイクロホン レベルを
良好に設定するには、まず、希望の音源の前にApollo/Artemisをセットして、ピ
ークLEDが点灯するまでMICトリムコントロールを徐々に上げていきます。次に
、ピークLEDが点灯しなくなるまでミックス トリム コントロールを下げていき
ます。大部分のミキサでは、ピークLEDが点灯しない範囲内でできる限りトリム
コントロールを高く設定することが理想的なセッティングとなります。
マイクロホンの配置
音質を最大限に向上させるには、Apollo/Artemisの配置、すなわち、収録しよう
としている楽器やボーカリストに対してどのように配置すべきかに、十分な注
意を払ってください。あらゆるマイクロホン、特に単一指向性 (カーディオイ
ド指向性) マイクロホンでは、「近接効果」と呼ばれる現象が発生します。近
接効果とは、簡単に言えば、音源とマイクロホンカプセルとの相対位置によっ
て、マイクロホンの周波数特性が変化することです。特に、カーディオイド指
向性マイクロホンを音源に直接向けた場合 (on-axis)、最良の周波数特性が得ら
れますが、その向きをわずかにそらすと (off-axis)、低音が低下して、音が痩せ
て聞こえるようになります。
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