Bosch Professional GLL 2-15 G Original Instructions Manual page 186

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186 | 日本語
– 壁Aのレーザーラインの中央にポイントⅢの印を
付けます(ポイントⅠの上または下 [垂直方
向])。
– 壁Aに印を付けたポイントⅠとⅢの差dは、水平面
と本機の実際の差となります。
測定距離が2 × 5 m = 10 mの場合の最大許容誤差
10 m × ±0.3 mm/m = ±3 mmで、ポイントⅠとⅢの
差dは最大3 mmとなります。
垂直ラインの水平精度のチェック
垂直ラインの水平精度チェックを行うには、ドア
用開口部が必要となります。この際、ドアの前後
両側に2.5m以上のスペースがあることと、安定し
た床面が必要になります。
– 本機をドア開口部から2.5m離れた、堅い平らな
床面に設置します(三脚の上ではないことに注
意)。本機の電源を入れ、垂直ライン照射モー
ドを選択します。レーザーラインをドア開口部
に向け、本機を整準させます。
– ドア開口部の床(ポイントⅠ)、ドア開口部の反
対側の5m離れた箇所(ポイントⅡ)、そしてド
ア開口部の上端(ポイントⅢ)の垂直レーザーラ
インの中央に印を付けます。
– 本機を180°回転させ、ドア開口部の反対側、ポ
イントIIのすぐ後方に配置します。本機を整準さ
1 609 92A 5EM | (20.03.2020)
せ、垂直レーザーラインの中心がポイントIとII
を通るようにします。
– ドア開口部の上端に照射されているレーザーラ
インの中心をポイントIVとして印を付けます。
– 印を付けたポイントIIIとIVの差dは、本機の垂直
ラインに対する実際の誤差となります。
– ドア開口部の高さを測定します。
最大許容誤差は以下のように計算します:
2 × ドア開口部の高さ × 0.3 mm/m
例えばドア開口部の高さが2 mの場合の最大許容誤
差は、
2 × 2 m × ±0.3 mm/m = ±1.2 mmとなります。ポ
イントⅢとⅣが1.2 mm以内であれば正常です。
作業に関する注意事項
レーザーラインの中央に印を付けてください。
u
レーザーラインの幅は距離に応じて変化しま
す。
マウントクリップ LB 10を使用して作業する場合
(図E−Hを参照)
マウントクリップ(10)を使用して、本機を垂直の
面や磁性材料に固定することができます。また、
カバークランプ(14)を組み合わせ、本機の高さを
調整することもできます。
三脚取付部 (5)(1/4")のある本機にマウントクリ
ップのネジ(11)(1/4")をセットし、ネジを締め
付けます。
マウントクリップ(10)の固定方法:
– 壁や木材にあけたネジ穴(13)に市販の固定用ネ
ジで固定する(図Fを参照)
– 金属の表面にマグネット(12)で固定する(図G
を参照)
– 床の幅木にカバークランプ (14)で固定する(図
Hを参照)
本機をオンにする前に、マウントクリップ(10)の
位置をある程度調整してください。
ターゲットパネルを使用して作業する場合
条件があまり良好でない場合や距離が離れている
場合には、ターゲットパネル(20)を使用すると、
レーザーラインの視認性が向上します。
ターゲットパネル(20)の反射面により、レーザー
ラインの視認性が向上します。半分が透明となっ
ているため、ターゲットパネルの背面からもレー
ザーラインを確認することができます。
三脚(付属品)を使用して作業する場合
三脚は、安定感のある、高さ調整可能な測定用ツ
ールです。本機の三脚取付部(5)(1/4インチ)を
三脚(15) または市販の撮影用三脚のネジ部に合わ
せます。三脚の固定用ネジを締め付けて本機を固
定します。
本機をオンにする前に、三脚の位置をある程度調
整してください。
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