Hilti BX 3-BT Manual page 343

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  • ENGLISH, page 17
▶ ファスナーが電動工具内でひっかかってしまった場合は、電動工具を電源から接続解除するか、バッテ
リーを取り外してください。鋲打工具が電源/バッテリーに接続されていると、ひっかっかってしまっ
たファスナーを除去する際に鋲打工具が誤って作動する危険があります。
▶ ひっかかったファスナーの除去は慎重に行ってください。ひっかっかったファスナーを除去している際
に、システムに通電されてファスナーが勢いよく打鋲される可能性があります。
▶ 電気ケーブルのファスニングの際には、ファスニングするケーブルに通電のないことを確認してくださ
い。鋲打工具は必ず絶縁されたグリップ面を掴んでください。必ず電気ケーブルの敷設に適したファス
ナーを使用してください。ファスナーが電気ケーブルの絶縁を損傷していないか確認してください。
ファスナーが電気ケーブルの絶縁を損傷すると、感電および火災の原因となることがあります。
2.3
安全上の注意
基本的な安全注意事項
警告事項! 安全上の注意および指示事項をすべてお読みください。これらを守らないと、感電、火災お
よび/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
使用者に留意して頂くこと
▶ 本体を使用または整備できるのは、認定を受けトレーニングされた人のみに限ります。
個人保護用具
▶ 本体の使用中は、作業者および現場で直近に居合わせる人々は適切な保護メガネおよび保護ヘルメット
を着用してください。
▶ 耳栓を着用してください。
➥ 過剰な騒音で聴力の低下を招く場合もあります。
作業者に関する安全
▶ 取扱説明書に記述されている使用、手入れと保守に関する事項に留意してご使用ください。
▶ DX ファスニング装置を使用の際には、油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってくださ
い。疲れている場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には本体を使用
しないでください。痛みを感じる場合や体調がすぐれない時には作業を中断してください。本体使用中
の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
▶ 不安定な姿勢はとらないでください。足元を確かにし、常にバランスを保ちながら作業してください。
▶ 休憩を取って緊張をほぐし、指を動かして血の巡りを良くするように心がけてください。
▶ 滑り止めのついた履き物を着用してください。
▶ 本体を使用する際、 腕は軽く曲げた状態にしてください (決して腕をピンと伸ばして突っ張らないこと) 。
▶ 作業中は、作業関係者以外、特に子供が近づかないようにしてください。
DX ファスニング装置の慎重な取扱いおよび使用
警告事項! 貫通するスタッドピンによる危険! スタッドピンを打鋲する前に、スタッドピンを打鋲す
る構造物要素の背後あるいは下に人がいないことを確認してください。
▶ 作業に適した本体を使用してください。本体を本来の目的以外には使用しないでください。必ず、指示
にしたがい、不具合のない状態で使用してください。
▶ 決してファスナーが装填済の本体を放置しないでください。
▶ 本体は、鍵をかけた本体ケースに入れて搬送/保管してください。
▶ 清掃や修理、点検をする時、ファスナーガイドの交換、休憩に入る時、あるいは保管する時には、必ず事
前に本体をオフにしてください。
▶ 使用しない本体は、ファスナーを取り出して、乾燥して施錠され、子供の手の届かない場所に保管して
ください。
▶ 本体とアクセサリーに損傷がないか点検してください。可動部分が問題なく動作し、動きに硬さがない
か、あるいは部品に損傷がないか点検してください。
➥ 使用するすべての部品がしっかりと取り付けられていて、本体が支障なく作動するための条件が整っ
ているか確認してください。故障部品は、取扱説明書に別様の記載のない限り、弊社営業担当また
はHilti サービスセンターに適切な修理/交換を依頼してください。
▶ 作業を開始する前に、作業場に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを金属探知機などで調査して
ください。例えば、作業中に誤って先端工具が電線に触れると、本体の金属部分とケーブルが通電する
可能性があります。
▶ 打鋲にふさわしくない母材には、決して打鋲しないでください。
➥ ガラス、大理石、プラスチック、青銅、真鍮、銅、断熱材、中空煉瓦、陶磁器、薄いシートメタル
(< 4 mm)および気泡コンクリートは、打鋲にはふさわしくない母材です。これらの母材に打鋲する
と、ファスナーが折れたり、欠けたり、貫通する恐れがあります。
▶ 必ず本体を母材に完全に垂直に押し付けてからトリガーを操作してください。
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