SP20
マルチテスタ
MULTITESTER
取扱説明書
INSTRUCTION MANUAL
【3】
各部の名称
目盛板
メータカバー
指針
パネル
メータ0 位 置
調整器
0Ω
調整つまみ
+入力端子
レンジ切り換え
-入力端子
つまみ
テス ト リ ー ド ( 赤 )
テス ト リ ー ド ( 黒 )
テス ト
ピン
プラグ
テス トリード ( TL- 61)
- 3 -
①テストリードの赤プラグを+入力端子に、黒プラグを−入力
端子に差し込みます。
②レンジ切り換えつまみで DCA
の最適なレンジに合わせます。
③被測定回路のマイナス電位側に黒のテストピンを、プラス電
位側に赤のテストピンを接触させます。
④ V,A 目盛にて指針の指示を読み取ります。
⑤測定後は被測定回路から赤黒のテストピンをはずします。
●電流測定では、電流レンジの内部抵抗が直列に入り、この分だ
け電流が減少しますので低抵抗回路では影響が大きくなります。
4-6 抵抗 (Ω) 測定 最大測定抵抗 2 MΩ
警 告
入力端子には外部よりの電圧を絶対に加えないこと。
①テストリードの赤プラグを+入力端子に、黒プラグを−入力
端子に差し込みます。
②レンジ切り換えつまみでΩの最適なレンジに合わせます。
③赤、黒のテストピンをショートして 0 Ω調整つまみを回し、
指針をΩ目盛の 0 位置に合わせます。
④被測定物に、赤、黒のテストピンを当てて測定します。
⑤Ω目盛にて指針の指示を読み取ります。
⑥測定後は被測定物から赤黒のテストピンをはずします。
●抵抗レンジでは赤テストピン側が(−)電位となります。
●ヒューズの抵抗:定格 0.5 A/250 V より小さなヒューズや消弧剤
入りヒューズを使用すると、ヒューズの抵抗の影響で× 1 レンジ
の 0 Ω調整ができなくなったり、 測定精度が低下します。同仕様、
同定格のヒューズをご使用ください。
- 7 -
5-4 保管について
注 意
1. パネル、ケース等は揮発性溶剤に弱いため、シンナーやアル
コールなどでふいたりしないでください。お手入れをする場
合は、乾いた柔らかい布などで軽くふきとってください。
2. パネル、ケース等は熱に弱いため、高熱を発するもの(はんだ
こて等)の近くに置かないでください。
3. 振動の多い場所や落下のおそれがある場所には保管しないでください。
4. 直射日光下や高温または低温、多湿、結露のある場所での保
管は避けてください。
5. 長期間使用されない場合、内蔵電池を必ず抜いておいてください。
以上の注意項目を守り、環境の良い場所(P.12【7】参照)に保管し
てください。
【6】
アフターサービスについて
6-1 保証期間について
本製品の保証期間は、お買い上げの日より 3 年間です。ただし、
日本国内で購入し日本国内でご使用いただく場合に限ります。
また、製品本体の許容差は 1 年保証、製品付属の電池、ヒューズ、
テストリード等は保証対象外とさせていただきます。
6-2 修理について
1)修理依頼の前に次の項目をご確認ください。
・内蔵電池の容量はありますか?装着の極性は正しいですか?
・テストリードは断線していませんか?
・内蔵ヒューズは切れていませんか?
2)保証期間中の修理
・保証書の記載内容によって修理させていただきます。
3)保証期間経過後の修理
・修理によって本来の機能が維持できる場合、ご要望により有
料で修理させていただきます。
・修理費用や輸送費用が製品価格より高くなる場合もあります
ので、事前にお問い合わせください。
・本品の補修用性能部品の最低保有期間は、製造打切後 6 年間
です。この補修用性能部品保有期間を修理可能期間とさせて
いただきます。ただし販売部品の入手が製造会社の製造中止
等により不可能になった場合は、保有期間が短くなる場合も
ありますのでお含みおきください。
- 11 -
本社=東京都千代田区外神田 2−4−4・電波ビル
郵便番号=101-0021・電話=東京 (03) 3253−4871 (代)
大阪営業所=大 阪市浪速区恵美須西2 −7 −2
郵便番号=556-0003・ 電話 = 大阪 (06) 6631−7361 ( 代)
Dempa Bldg., 4-4 Sotokanda 2-Chome, Chiyoda-Ku, Tokyo, Japan
植物油インキを使用しています。
13-1802 2040 2040
【4】
測定方法
4-1 始業点検
警 告
1. 本体およびテストリードが傷んでいたり、壊れている場合は
使用しないこと。
2. テストリードが切れたりしていないことを確認すること。
スタート
本体および
壊れている
テストリードの外観が
壊れていませんか?
②赤・黒のテストピン
そのまま使用せず、修
壊れていない
理を依頼してください。
をショートします。
テストリードおよび
ヒューズの断線確認
振れない
指針が大きく右
①レンジ切り換えつ
へ振れますか?
まみをΩレンジに
合わせます。
振れる
ヒューズ又は電池を交
各 測 定 へ 進 ん で く
換して①からやり直し
ださい。
てください。
- 4 -
注意:× 1 レンジで 0 Ω調整ができない場合には、電池が消耗し
ていますので新しい電池と交換してください。
●× 1 レンジでは 0 Ω調
整時、約 150 mA の電
流が流れます。 長時間
テストピンをショー
トさせたままですと、
0 Ω位置が変化した
り、電池が早く消耗
してしまいますので、
注意してください。
4-7 バッテリーチェック
警 告
入力端子には電池電圧 (1.5 V) 以上の電圧を絶対に加えないこと。
①テストリードの赤プラグを+入力端子に、黒プラグを−入力
端子に差し込みます。
②レンジ切り換えつまみで
レンジに合わせます。
1.5V
③被測定電池のマイナス側に黒テストピンを、プラス側に赤テ
ストピンをあて、
目盛で指針の指示を読み取ります。
1.5V
4-8 静電容量 (μ F) 測定
警 告
1. 入力端子には外部よりの電圧を絶対に加えないこと。
2. 充電状態のコンデンサの測定は絶対に行わないこと。
①テストリードの赤プラグを+入力端子に、黒プラグを−入力
端子に差し込みます。
②レンジ切り換えつまみをμ F × 1 レンジに合わせます。
③赤、黒のテストピンをショートして 0 Ω調整つまみを回し、
指針をΩ目盛の 0 位置に合わせます。
④テストピンをコンデンサの端子にあてます。 (有極性のもの
は+極側にテストピンの黒を、−極側に赤をあててください。 )
⑤メータ指針の振れの最大到達点をμ F 目盛で読み取ります。
4-9 別売直流高圧プローブ(HV-10)による測定 最大測定電圧 DC 25 kV
警 告
このプローブは微少電流回路測定用です。送電線などの強電用
には使用しないこと。
- 8 -
4)修理品の送り先
・製品の安全輸送のため、製品の 5 倍以上の容積の箱に入れ、
十分なクッションを詰めてお送りください。
・箱の表面に「修理品在中」と明記してください。
・輸送にかかる往復の送料は、お客様のご負担とさせていただきます。
[送り先] 三和電気計器株式会社・羽村工場サービス課
〒205-8604 東京都羽村市神明台4−7−15
TEL (042) 554−0113 / FAX (042) 555−9046
5)補修用ヒューズについて
ヒューズは、 上記サービス課あてにヒューズの部品番号を明記し、
ヒューズ代金と送料分の切手を同封してご注文ください。
〈形状〉 〈定格〉
〈単価〉 〈送料〉
φ 6.3×30 mm 0.5 A/250 V
¥65 ( 税込) ¥120 ( 10 本まで)
部品番号 F0305 ガラスヒューズ/遮断容量 500 A
金額は、2014 年 4 月現在のもので消費税を含みます。
6-3 お問い合わせ
三和電気計器 ㈱
本 社 :TEL(03) 3253-4871 / FAX(03) 3251-7022
大阪営業所 :TEL(06) 6631-7361 / FAX(06) 6644-3249
製品についての問い合わせ:
0120-51-3930
受付時間 9:30 〜 12:00 13:00 〜 17:00
(土日祭日および弊社休日を除く)
ホームページ : http://www.sanwa-meter.co.jp
【7】 仕 様
7-1 一般仕様
AC 整流方法
:半波整流方式
メータ仕様
:内磁型トートバンド方式
許容差保証温湿度範囲 :23 ℃± 2 ℃ 75 % RH 以下 結露のないこと
使用温湿度範囲 :3 〜 43 ℃ 80 % RH 以下 結露のないこと
保存温湿度範囲 :− 10 〜 50 ℃ 70 % RH 以下 結露のないこと
内蔵電池
:単 3(R6)1.5 V × 2
内蔵ヒューズ
:φ 6.3 × 30 mm 0.5 A/250 V
しゃ断容量 500 A 速断ヒューズ
寸法・質量
:144 ( H )× 99 ( W )× 41 ( D ) mm・約 270 g
付属品
:取扱説明書 1、予備ヒューズ(本体に内蔵)1
テストリード (TL-61)赤・黒1組
- 12 -
【1】
安全に関する項目 〜ご使用の前に必ずお読みください〜
このたびはアナログマルチテスタ SP20 型をお買い上げいただき、
誠にありがとうございます。
ご使用前にはこの取扱説明書をよくお読みいただき、正しく安全
にご使用ください。そして常にご覧いただけるように製品と一緒に
して大切に保管してください。
4
4
4
本文中の"
警告"および"
注意"の記載事項は、やけど
や感
電
4
などの事故防止のため、必ずお守りください。
1-1 警告マークなどの記号説明
本器および『取扱説明書』に使用されている記号と意味について
: 安全に使用するための特に重要な事項を示します。
・警告文はやけどや感電などの人身事故を予防するためのものです。
・注意文は本器を壊すおそれのあるお取り扱いについての注意文です。
:直流電圧(DCV)
:グランド
〜 :交流電圧(ACV)
+ :プラス
Ω :抵抗
− :マイナス
:ヒューズとダイオードによる回路保護
:ヒューズ
:耐落下
1-2 安全使用のための警告文
警 告
以下の項目は、やけどや感電などの人身事故を防止するため
のものです。本器をご使用する際には必ずお守りください。
1. 6 kVA を超える電力ラインでは使用しないこと。
2. AC 33 Vrms ( 46.7 Vpeak) または DC 70 V 以上の電圧は人体に危
険なため注意すること。
3. 最大定格入力値を超える信号は入力しないこと。
4. 最大過負荷入力値を超えるおそれがあるため、誘起電圧、
サージ電圧の発生する (モータ等) ラインの測定はしないこと。
5. 本体またはテストリードが傷んでいたり、壊れている場合は
使用しないこと。
6. ケースまたは電池ふたをはずした状態では使用しないこと。
7. ヒューズは必ず指定定格および仕様のものを使用すること。
ヒューズの代用品を用いたり短絡することは絶対にしないこと。
8. 測定中はテストリードのつばよりテストピン側を持たないこと。
- 1 -
4-2 レンジの設定方法 (最適レンジの設定)
①電圧 (V) 、電流 (A) 測定時の最適なレンジ
9 V を測定する場合は 10 V レンジ、25 V の場合は 50 V レンジとい
うように、 測定する値よりも大きく、 かつ近いレンジを選びます。
測定値の見当がつかない場合は最大レンジで測定してみます。
②抵抗 (Ω) 測定時の最適なレンジ
なるべく中央寄りの指示をするレンジを選びます。
例えば 1 kΩの測定では× 1 k ではなく、× 10 を選びます。
4-3 測定前の準備
① 0 位調整器を回して、 指針を 0 位置 (目盛板左端) に合わせます。
②レンジ切り換えつまみを回して測定レンジを選択します。
4-4 電圧 (V) 測定
警 告
1. 各レンジの最大定格入力電圧を超えた入力信号を加えないこと。
2. 測定中は他のレンジに切り換えないこと。
3. 測定値の見当がつかない場合は、最大レンジで測定すること。
4. 測定中はテストリードのつばよりテストピン側を持たないこと。
4-4-1 直流電圧 (DCV
) 最大測定電圧 DC 500 V
①テストリードの赤プラグを+入力端子に、黒プラグを−
入力端子に差し込みます。
②レンジ切り換えつまみでDCV
の最適なレンジに合わせます。
③被測定回路のマイナス電位側に黒のテストピンを、プラ
ス電位側に赤のテストピンを接触させます。
④ V,A 目盛にて指針の指示を読み取ります。
⑤測定後は被測定回路から赤黒のテストピンをはずします。
●電池の電圧測定を行う場合は
レンジをご使用くださ
1.5V
い。 実際に負荷をかけた状態で電池電圧が測定できます。
- 5 -
①高圧プローブの赤プラグを本体+入力端子に、黒プラグを−入
力端子に差し込みます。
②レンジ切り換えつまみを HV PROBE レンジに合わせます。
③被測定物のアースラインに黒クリップを接続し、被測定個所に
プローブ先端のピンをあてます。
④ V ・ A 目盛の 0〜 250 を 0.1 倍して kv単位で読み取ります。
4-10 別売温度プローブ (T-THP) による測定 最大測定温度 + 200℃
①温度プローブの先端ピンを本体+入力端子に、黒プラグを−入
力端子に差し込みます。
②レンジ切り換えつまみを ℃ PROBE レンジに合わせます。
③指針を 0 Ω調整つまみで 0 Ωに合わせ、プローブ先端ピンを+入
力端子から抜き、プローブの赤プラグに差し込みます。
④プローブ先端を被測温部にあて、指示が安定したら℃目盛で読
み取ります。
4-11 測定の終了
測定が終了しましたら、OFFレンジに合わせておいてください。
(抵抗・電流レンジへの電圧印加防止のため)
【5】
保守管理について
警 告
1. この項目は安全上重要です。本説明書をよく理解して管理を
行ってください。
2. 安全と確度の維持のために1年に1回以上は校正、点検を実
施してください。
5-1 保守点検
1)外 観
・落下などにより、外観が壊れていないか?
2)テストリードと内蔵ヒューズ
・入力端子にプラグを差し込んだときに緩みはないか?
・テストリードのコード部分が傷んでいないか?
・テストリードのどこかの箇所から芯線が露出していないか?
以上の項目に該当するものはそのまま使用せず、 修理を依頼してください。
●テストリードが切れたりしていないことを、P.4、4-1 を参照し
て確認してください。
5-2 校 正
校正、点検については三和電気計器(株) ・羽村工場サービス課
までお問い合わせください。 ( P.12[送り先]参照)
- 9 -
7-2 別売付属品
・ク リ ッ プア ダプタ CL-14 (赤・黒1 セッ ト)
・ク リ ッ プア ダプタ TL-9IC
・高圧プローブ HV-10
・携帯ケー ス
C-SP
・温度プローブ THP
・ 〃
C-SPH
7-3 測定範囲および許容差
許容差保証条件 :23 ℃± 2 ℃ 75 % RH 以下 結露のないこと
姿 勢 :水平(± 5 ℃)
ACV レンジは正弦波交流 (50 Hz または 60 Hz) で規定
ファ ンクショ ン
レンジ (最大目盛値)
許 容 差
備 考
0.25/2.5/5/10/50/100
内部抵抗 20 k Ω /V
直流電圧
最大目盛値の
(DCV )
± 3 % 以内
500
内部抵抗 9 k Ω /V
内部抵抗 9 k Ω /V
交流電圧
最大目盛値の
周波数特性
10/50/250/500
(ACV〜)
± 3 % 以内
40 Hz 〜 100 kHz
(AC 10 V レンジ± 3 %)
直流電流
最大目盛値の
電圧降下 0.25 V
50 μ /2.5 m/25 m/0.25
(DCA )
± 3 % 以内
(ヒューズ抵抗除く)
中央目盛値 20 Ω
2 k/20 k/200 k/2 M
抵 抗
目盛長さの
最大目盛 2 k Ω
(Ω)
± 3 % 以内
(× 1) (× 10)
(× 100)
(× 1 k)
開放電圧
3 V
バ ッ テ リ ー
2.0 V
—
負荷抵抗
20 Ω
チ ェ ッ ク
静電容量
充電電流による最大
500
概略値
(μ F)
振れ指示
プロー ブとの
直流高電圧
DC 25 kV
組み合わせ確度
別売 HV-10 使用
(HV)
± 20 %
温 度
目盛長さの
− 20 〜+ 200
別売 THP 使用
(℃)
± 3 % 以内
ここに掲載した商品の仕様や外観は改良等の理由により、予告
なしに変更することがありますのでご了承ください。
- 13 -
9. 測定中は他のファンクションまたは他のレンジに切り換え
たりしないこと。
10. 測定ごとのレンジおよびファンクション確認を確実に行うこと。
11. 本器または手が水などでぬれた状態での使用はしないこと。
12. 強力な電磁波を発生するもの、帯電しているものの近くで
は使用しないこと。
13. 内蔵電池および内蔵ヒューズ交換を除く修理 ・ 改造は行わないこと。
4
14. 年1回以上の点検は必ず行うこと。
15. 屋内で使用すること。
注 意 強力な電磁界、静電界のある場所での測定、インバータなど高
周波を多量に含む回路の測定では誤動作することがあります。
1-3 最大過負荷保護入力値
ファ ンクション (レンジ) 入力端子 最大定格入力値 最大過負荷保護入力値
DCV 50 〜 500
ACV 50 〜 500
DCV 2.5 〜 10
各レンジ
最大目盛値
ACV 10
+,−
DCA 2.5 m/25 m/0.25
DCA 50 μ,DCV 0.25
Ω
電流・電圧
入力禁止
1.5
DC 2 V
注意:AC電圧はサイン波の実効値で規定。*印は 5 秒間以内。
【2】
用途と特長
2-1 用 途
本器は小容量電路の測定用に設計された、携帯用アナログマルチ
メータです。小型通信機器や家電製品、電灯線電圧や各種電池の測
定などに威力を発揮します。
2-2 特 長
・耐ショック・トートバンドメータ搭載
・スタンド機能付き
- 2 -
4-4-2 交流電圧 (ACV 〜) 最大測定電圧 AC 500 V
①テストリードの赤プラグを+入力端子に、黒プラグを−入力
端子に差し込みます。
②レンジ切り換えつまみで ACV〜の最適なレンジに合わせます。
③被測定回路に赤黒のテストピンを接触させます。
④ V,A 目盛にて指針の指示を読み取ります。
⑤測定後は被測定回路から赤黒のテストピンをはずします。
●正弦波交流以外の測定では誤差を生じます。
●周波数が高くなると誤差が大きくなります。
4-5 直流電流 (DCA
) 測定 最大測定電流 0.25 A
警 告
1. 入力端子には外部より
の電圧を絶対に加えな
いこと。
2. 必ず負荷を通して直列
(○)
に接続すること。
*右図参照
3. 入力端子に最大定格電
流を超える入力を加え
ないこと。
- 6 -
5-3 内蔵電池・ヒューズの交換
警 告
1. 入力端子に入力が加わった状態でリヤケースや電池ぶたをは
ずすと感電のおそれがあります。必ず入力が加わっていない
ことを確認してから作業を行うこと。
2. 交換用ヒューズは同定格のものを使用すること。ヒューズの
代用品を用いたり、短絡することは絶対にしないこと。
3. 電池ぶたをはずしたとき、ヒューズおよび電池以外の内部の
部品や配線に手を触れないこと。
〈内蔵電池の交換方法〉
①電池ぶたにねじ止めされているねじをプラスねじ回しではずし
ます。
②電池ぶたをはずし、消耗した電池を取り出します。
③⊕⊖の極性を間違えぬよう注意し、新品の電池と交換します。
④電池ぶたを取り付け、ねじ止めをします。
〈内蔵ヒューズの交換方法〉
使用ヒューズ定格
0.5 A/250 V(φ 6.3 × 30 mm しゃ断容量 500 A)
①電池ぶたにねじ止めされているねじをプラスねじ回しではずし
ます。
②基板上のホルダから、溶断したヒューズを抜き取り、新品の
ヒューズと差し換えます。
③電池ぶたを取り付け、ねじ止めをします。
④各レンジの指示が正常かチェックします。
●電池ぶた内側の予備ヒューズをご使用ください。
ヒューズ
- 10 -
保証書
ご氏名
型 名
様
製造 No.
ご住所
この 製 品 は 厳 密なる品 質 管 理を 経て
〒
お届けするものです。
本保証書は所定項目をご記入の上保管
していただき、 アフターサービスの際
ご提出ください。
※ 本 保 証 書 は 再 発 行 はいたしません
ので 大 切に保 管してください。
TEL
保証期間
ご購入日 年 月より 3 年間
本社=東京都千代田区外神田2−4−4 ・ 電波ビル
(製品の許容差については1年間)
郵便番号=101-0021・電話=東京 (03) 3253−4871(代)
保証規定
保証期間内に正常な使用状態のもとで、万一故障が発生した場合には無償で修理いたします。
但し、保証期間内であっても下記の場合には保証の対象外とさせていただきます。
記
1. 取扱説明書に基づかない不適当な取扱い (保管状態を含む) または使用による故障
2. 弊社以外による不当な修理や改造に起因する故障
3. 天災などの不可抗力による故障や損傷、 および故障や損傷の原因が本計器以外の事由による場合
4. お買い上げ後の輸送、移動、落下などによる故障および損傷
5. その他、弊社の責任ではないとみなされる故障
6. 本保証書は、日本国内において有効です。
This warranty is valid only within Japan.
年 月 日
修理内容をご記入ください。
※無償の認定は当社において行わせていただきます。
- 14 -
DC 1000 V,AC 750 V
または PEAK MAX 1100 V
* DC,AC 200 V
または PEAK MAX 250 V
* DC,AC 200 V
または PEAK MAX 250 V
ヒュー ズ保護
(×)
ねじ
電池ぶた
電池
SP20
以上
Need help?
Do you have a question about the SP20 and is the answer not in the manual?
Questions and answers