Ethernet スイッチの種類 - NETGEAR FS518 User Manual

Model FS 518 Fast Ethernet Switch インストール・ガイド
こうした帯域幅の改善は、デスクトップ環境（ネットワーク・アダプタ・カードやソフトウェア、ケーブル
配線）を変更することなく、非常に簡単に実現できます。その結果、短期間、かつ少ない予算でパフォーマ
ンスの向上を図ることができます。
全てのネットワーク・ポート が 100 Mbps で動作し、サーバにトラフィックが 集中する場合、サーバはボト
ルネックを回避するためにより速い通信速度を必要とします。1000 Mbps（1 Gigabit） ポートにより、スイッ
チとサーバ間のスループットを増大させることができます。
Ethernet スイッチの種類
Ethernet スイッチは、デスクトップ・スイッチとセグメント・スイッチに分類することができます。デスク
トップ・スイッチと は、それぞれのポートに 1 台または 2-3 台の PC 接続をサポートするよ うに設計された
もので、各ユーザが 10 Mbps のネットワーク・スループットを必要とする場合に使用されます。ほとんどの
場合、デスクトップ・スイッチはポートあたり 1 つの媒体アクセス制御（MAC）アドレスをサポートし、高
速サーバに接続するため の 100 Mbps ポートを備え、セグメント・スイッチと比較 すると低価格なのが特長
です。セグメント・スイッチとは、各ポートでワークグループの接続をサポートするように設計されたもの
です。これらのポートは、それぞれが十 分なバッファを持ち、非常に多くの MAC アドレスをサポートでき
ます。
スイッチは また、速度で分類する こともできます。10 Mbps スイッチは、10 Mbps 接 続のみをサポートし、
100 Mbps スイッチは 100 Mbps 接続のみをサポートします。 10/100 Mbps スイッチの多くは 10 Mbps ポート
を基本とし、さらに 1 個か 2-3 個の 100 Mbps ポートを備えています。オートセンス 10/100 Mbps スイッチ
は、各ポートで 10 Mbps または 100 Mbps 接続をサポートしており、最も多様性、柔軟性に富んだスイッチ
といえます。Gigabit（1000 Mbps）スイッチは、共有ネット ワーク・リソースやネットワーク・バックボー
ンに高速で接続するために使用されます。
1-2 はじめに