Mitsubishi Heavy Industries Meiki TL Series Instruction Manual

Mitsubishi Heavy Industries Meiki TL Series Instruction Manual

Table of Contents

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MITSUBISHI MEIKI ENGINE
取 扱 説 明 書
■この取扱説明書には,正しく安
全に御使用いただくための注意
事項が記載されています。御使
用になる前に必ず本書をお読み
になり使用方法を理解して下さ
い。 (誤った使用方法は,事故・
怪我の原因となります)
■作業機の取扱説明書も必ず読ん
で理解の上使用して下さい。
■ 取 扱 説 明 書 は , 大 切 に 保 管 し ,
何時でも見られるようにしてお
いて下さい。
Instruction Manual
This manual describes various
cautions necessary to operate the
engine properly. Before starting the
engine, read the manual and
understand the proper method of
use. (Improper use of the engine
could result in accident or injury.)
Use the engine after reading and
understanding also the manual of
equipment driven by the engine.
Keep the manuals at a safe place
where you can consult whenever
you may need it.
日 本 語
ENGLISH
KN51051AA 05/09

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Summary of Contents for Mitsubishi Heavy Industries Meiki TL Series

  • Page 1 MITSUBISHI MEIKI ENGINE 日 本 語 ENGLISH 取 扱 説 明 書 Instruction Manual This manual describes various ■この取扱説明書には,正しく安 cautions necessary to operate the 全に御使用いただくための注意 engine properly. Before starting the 事項が記載されています。御使 engine, read the manual and 用になる前に必ず本書をお読み understand the proper method of になり使用方法を理解して下さ...
  • Page 3: Table Of Contents

    目    次 安全にお使いいただくために ………………………… 2 各部の名称 ……………………………………………… 3 エンジン運転前の点検 ………………………………… 4 日 本 語 エンジンの始動・停止方法 …………………………… 6 運転中の注意事項 …………………………………… 10 気化器の調整 ………………………………………… 11 点検・整備 …………………………………………… 12 長期保管 ……………………………………………… 14 取扱説明書適応機種 ………………………………… 14 ― 1 ―...
  • Page 4: 安全にお使いいただくために

    安全にお使いいただくために このマークが記載の内容は,安全上非常に重要なことですので必ず守って下さい。 ―――――――――――――――― 禁止事項 ――――――――――――――――― ・ 本取扱説明書を理解していない人にエンジンの操作をさせないこと。 ・ エンジンは, 室内及び換気の悪い所では運転しないこと。 (排気ガスには, 無臭 で有害な一酸化炭素が含まれています) ・ 可動部や,回転部には,手や足を入れたり近づけたりしないこと。 ・ 火の近くや,ストーブ,炉,湯沸器などの口火や火花を使った器具の近くでは, ガソリンを保管したり,こぼしたり,使用しないこと。 (爆発の危険があります) ・ 燃料の補給は,屋内や換気の悪い所ではしないこと。 ・ 燃料補給時のくわえタバコは,厳禁。 ・ エンジンの運転中や,停止後すぐの熱い間は,燃料タンクの蓋を外したり,燃 料の補給をしないこと。 (燃料の補給は,運転停止後2分間以上冷却した後,行 うこと) ・ ガソリンがこぼれた時や,ガソリンの臭いがしたり,爆発の危険性がある時に は,エンジンの運転はしないこと。 ・ エンジンの設定回転をむやみに調整しないこと。 ・ 点火プラグを外したまま,火花の確認をしないこと。 ・ マフラーやエアクリーナカバーを外したままエンジンを運転しないこと。 (特に マフラーは,取付けねじの弛み,破損や漏れを定期的に検査し,異常があれば 修正・交換して下さい) ・...
  • Page 5: 各部の名称

    ―――――――――――――――― 注意事項 ――――――――――――――――― ・ 燃料系統の部品は,たびたび点検し,ひび割れや漏れがないかを確認し,必要 があれば交換のこと。 ・ 冷却フィンや, 冷却風吸込み口からゴミ, 草及びその他のくずなどは, 取り除い て下さい。 (その場合,必ずエンジン及び作業機が停止した状態で行って下さい) ・ ガソリンは常に新しいものを使って下さい。 (古いガソリンの使用は,キャブレ ター内部の粘着物の付着原因となり,運転不調を起こす恐れがあります) ・ エンジンを始動する時は,半径15m以内に人がいないこと及び燃料を入れたタ ンク等が無いことを確認して下さい。 ・ 三菱メイキエンジン純正部品を使用して下さい。もし純正部品以外を使用した 場合,エンジンが故障したり早期に摩耗する恐れがあります。 注意 この取扱説明書で示す重要な安全指示事項は,起こりうる全ての状況や状態を表して いるものでは有りません。エンジンの安全性には充分気を配っておりますが,運転す る方や保守をする方も安全には充分な注意,配慮をお願いします。 各部の名称 ①リコイルスタータグリップ ⑥ ②始動レバー ② ③冷却風吸込み口 ⑦ ① ④燃料タンクキャップ ⑤燃料タンク ④ ⑥マフラー ③ ⑦排気出口...
  • Page 6: エンジン運転前の点検

    エンジン運転前の点検 ―――――――――――――――― 燃   料 ――――――――――――――――― 燃料は普通の自動車用レギュラーガソリンに2サイクル専用オイルを混合した混合油 を使用します。 混合比(容積比) 対象エンジン ガソリン : 2サイクル専用オイル TLシリーズ、TUシリーズ 25 : 1(JASO FB級又はISO-L-EGB級) 1シリーズ、TBシリーズ 50 : 1(JASO FC級又はISO-L-EGC級) ・ FB級(25:1) 、FC級(50:1)の混合比を誤って使用しますと故障の原因となりま すのでご注意願います。 ・ 変質した燃料(酸っぱい匂いがする)は使用しないでください。 (始動不良や出力不足等のエンジン不調の原因になります) ・ 燃料がこぼれたら必ず拭き取って下さい。衣服の汚れや火災の原因となります。 ・ 4サイクルエンジン用オイルは使用しないで下さい。 (プラグ汚損やピストンリング 固着,マフラー詰まりなどの原因となります) 注意 ・ ガソリンは火気に充分注意をして取扱うこと。 (爆発の危険性があります) ――――――――――――― スロットルワイヤの調整 ―――――――――――――― スロットルワイヤの遊びは0.5∼1.0mmに調整します。...
  • Page 7 ―――――――――――――――― 各部の点検 ――――――――――――――――― エンジン運転前には必ず点検して下さい。 燃料の点検 詰まりの点検 ・燃料は入っていますか? ・冷却フィンやマフラー周辺及び ・古くなった燃料を使っていませ 冷却風吸い込み口にゴミや草等詰 んか? まっていませんか? ・「燃料」の項目に従い正しい燃 ・詰まっていたら取り除いて下さい。 料を補給して下さい。  注意 ・燃料補給時はもちろん取扱い時 には,火気には充分気をつけるこ と。火災・爆発の原因になります。 ・燃料タンクキャップは確実にし めて下さい。締め方によっては斜 締めになる場合があり燃料が洩れ る可能性があります。正しく締め られていればキャップから燃料が 洩れることはありません。 (除くTLタンクキャップブリーザタイプ) エアクリーナの点検 ・エアクリーナエレメントが汚れ ていませんか? ・エレメントが汚れていたり,オ イル分が乾燥している場合は「12 燃料配管部の点検 頁−毎運転前の点検・整備」に従 ・燃料パイプのひび割れや亀裂, い点検,整備をして下さい。 燃料タンク・気化器への差し込み 部からの抜けはないですか? ネジやナット類の点検  注意 ・各部のネジやナット類の弛み脱 ひび割れや亀裂,差し込み部から...
  • Page 8: エンジンの始動・停止方法

    エンジンの始動・停止方法 ――――――――――― 始   動(チョーク方式の場合) ――――――――――― 1.エンジンスイッチを「ON」側にする。 エンジン スイッチ 2.スロットルレバーを低速の位置にする。 3.プライミングボタンを指で上に当たるまで繰り返 し押す。 (10回以上) プライミングボタンを押すのは,燃料を汲み上げ, 始動を容易にする為です。汲み上げた余分な燃料 はタンクに戻る構造になっているため,プライミ ング操作を多く行っても吸い込み過ぎ状態にはな 低速 りません。むしろ,少ない操作の場合,始動不良 になる事がありますので,充分行って下さい。 4.チョークレバーを全閉位置 ( マーク側) にする。 燃料が残っていて,且つエンジンが暖まっている 場合は,チョークレバーは全開位置( マーク 側)にする。 プライミング 5.本機を押さえ,リコイルスタータグリップを握り ボタン 勢いよく引っ張る。 6.始動後,エンジンの調子を見ながら徐々にチョー クレバーを全開位置( マーク側)にする。 爆発音のみで始動しない場合は,チョークレバー を全開位置にして再びスタータグリップを勢いよ く引っ張る。 チョークレバー リコイル スタータグリップ 本機 ―...
  • Page 9 ―――――――――― 始   動(始動レバー方式の場合) ―――――――――― 1.エンジンスイッチを「ON」側にする。 エンジン スイッチ 2.スロットルレバーを低速の位置にする。 3.プライミングボタンを指で上に当たるまで繰り返 し押す。 (10回以上) プライミングボタンを押すのは,燃料を汲み上げ, 始動を容易にする為です。汲み上げた余分な燃料 はタンクに戻る構造になっているため,プライミ ング操作を多く行っても吸い込み過ぎ状態にはな りません。むしろ,少ない操作の場合,始動不良 低速 になる事がありますので,充分行って下さい。 4.気化器の始動レバーを倒し,始動位置にする。 エンジンが暖まっている時(運転を停止後,およ そ15分まで)は,始動レバーの操作は不要です。 (運転位置のまま) ( 仕様によっては始動レバーがスロットルワイ ) ヤー側についているものもあります。 プライミング 5.本機を押さえ,リコイルスタータグリップを握り ボタン 勢いよく引っ張る。 注意 ①エンジンが始動しても,途中でストップ 始動レバー した場合, 倒す ②7∼8回までリコイル操作しても,エン ジンが始動しない場合は, 始動レバーを運転位置に戻しリコイル操作をして 下さい。 運転位置 始動位置 6.エンジンが始動したら,スロットルレバーを高速...
  • Page 10 ―――――――――――――――― 始   動 ―――――――――――――――― 注意 エンジンを始動する時は,半径15m以内に人がいないこと。 可燃物(ガソリン,揮発性のある薬品類等)が近くにあるところでは,運転しな いこと。 始動すると同時に作業機が動き始める場合がありますので,作業機の取扱説明書 を充分読み,注意して始動すること。 FC級オイル使用では低温時又は、翌シーズンの初期始動時リコイル引き力が重く なることがあります。これは使用オイルの特性でありエンジン不具合では有りま せん。一度始動すれば元に戻ります。 について 通常よりゆっくり引いても始動できます。 ロープが引き出せないところまで(力を入れて)引ききると故障の原因となるこ とがあります。 リコイルを分解しないこと。 リコイル内部の分解は危険です。 (部品交換の時はお買い求めの販売店にお問い合 わせ下さい) シリンダのデコンプ溝が詰まるとエンジンが通常より遅れて始動することがあります。 またその様な場合はシリンダ内のデコンプ溝を掃除することで元に戻ります。 ― 8 ―...
  • Page 11 ―――――――――――――――― 停   止 ――――――――――――――――― 1.スロットルレバーを低速位置にする。 2.エンジンスイッチを「OFF」側にする。 (仕様によりスイッチの位置が異なる場合があり ます。作業機の取扱説明書を参照下さい) 低速 押ボタン式スイッチの場合はエンジンが完全 に停止するまで押ボタンを押し続ける。 ・燃料は最後まで使い切らないうちに補給して下さ い。次の始動が容易になります。 エンジン ・引続きあとの作業がない場合は燃料タンクの燃料 スイッチ を抜取り,再始動して気化器内の燃料を使い切り ます。 注意 夏季使用中,休憩などで作業機を使用しない時は エンジンを水平に置くこと。 (TLでタンクキャッ プブリーザタイプの場合はタンクキャップが燃料 につかっていると燃料が漏れることがあります) 運転中及び停止直後はエンジン本体,特にマフラ ー部に触れないこと。 (火傷をする恐れがありま す) ― 9 ―...
  • Page 12: 運転中の注意事項

    運転中の注意事項 ・ エンジン始動後スロットルレバーを低速位置にして,約2∼3分間暖機運転を行い ます。暖機と共になめらかな加速が得られます。 低速 高速 ・ 始動直後はエンジン各部に潤滑油が充分まわっていませんので急激に回転を上げ ないようにして下さい。 ・ スロットルレバーを全開にすると,かなりの高速回転速度となりエンジンの寿命 が短くなるばかりでなく,故障の原因となりますので,無負荷高速運転(カラ吹 かし)はもとより,不必要な高速回転でのご使用は避けて下さい。 注意 ・ 運転前には「エンジン運転前の点検」に従って必ず点検をして下さい。 ・ エンジンは,室内及び換気の悪い所では運転しないこと。 (排気ガスには,無臭 で有害な一酸化炭素が含まれています) ・ 可動部や,回転部には,手や足を入れたり近づけたりしないこと。 ・ 気化器,マフラー,燃料タンク,クランクケース,シリンダ及び各部の合わせ 面から燃料漏れ又は,ガス漏れが生じた場合は,即座にエンジンを停止するこ と。 (販売店又はサービスセンターにて修理して下さい) ・ エンジンの設定回転をむやみに調整しないこと。 ・ 火傷の恐れがありますので,熱くなっているマフラーやエンジン各部に触らな いこと。 ・ マフラーの中や周りに草や葉及び可燃物を付着したままエンジンを運転しない こと。 ・ 運転中は点火プラグキャップや高圧コードに触らないこと。 (感電ショックを受 け,体に害を受けることがあります) ・ マフラーやエアクリーナカバーを外したままで運転しないこと。 ―...
  • Page 13: 気化器の調整

    気化器の調整 エンジンの回転速度は工場出荷時に最適調整してあります。万一エンジン不調の場 合のみ調整して下さい。 (調整時は販売店に相談して下さい) 1.低速回転調整は低速調整ねじで行います。 低速調整ねじ ・右回し:回転が高くなります。 低速燃料 ・左回し:回転が低くなります。  調整ねじ 低速回転を上げすぎると,スロットルレバ ーを戻しても作業機が止まらなくなる場合 があります。回転を上げすぎないで下さい。 2.低速燃料調整ねじ付の場合 全閉(右回し)より1回戻しが標準です。 ・右回し:燃料が薄くなります。 ・左回し:燃料が濃くなります。 3.高速燃料調整ねじ付の場合 ・右回し:燃料が薄くなります。 ・左回し:燃料が濃くなります。 気化器の燃料調整は工場出荷時に最適調整 してあります。調整時は販売店に相談して 下さい。 高速燃料調整ねじ 燃料をあまり薄くしないで下さい。 (エンジ ン焼付事故になります) ― 11 ―...
  • Page 14: 点検・整備

    点検・整備 定期点検一覧表 時 間 毎運転前 50時間毎 100時間毎 2年 項 目 各部ボルト,ナットの点検締付け ○ 燃料もれの点検 ○ エアクリーナの点検・清掃 ○ 冷却風取入口, 冷却フィン, マフラ周辺の清掃 ○ 点火プラグ点検・清掃 ○ 燃料フィルターの点検・清掃 ○ マフラ,シリンダのカーボン除去 ○ スパークアレスタの清掃 ○ 点火プラグの交換 ○ 燃料パイプ交換 ○ ―――――――――――――― 毎運転前の点検・整備 ―――――――――――――― エアクリーナの清掃 エレメントを白灯油で洗浄後,エン ジンオイルに浸し片手で固く絞って 下さい。 エレメント 火気厳禁 カバー 各部の清掃・点検...
  • Page 15 ―――――――――――――― 50時間毎の点検・整備 ――――――――――――――― 点火プラグの清掃と調整 燃料フィルターの清掃 電極及びガイシ部に堆積しているカ 針金等で燃料注入口から引出してき ーボンを清掃後,電極スキマを0.6 れいな白灯油で洗浄します。 ∼0.7mm(官製ハガキ3枚の厚み) 汚れがひどい時は,フィルターを交 に調整します。 換の上,タンク内も洗浄します。 組付時プラグキャップは確実に 押し込んで下さい。 プラグキャップ 電極スキマ 0.6∼0.7mm 燃料フィルター 火気厳禁 カーボン落とし マフラー出入口,シリンダ,ピストンのカーボンを除去します。 この作業はエンジン整備の技術及び道具を要します。お買上の販売店又は最寄り ―――――――――――――― 点検時注意事項 ――――――――――――――― 不意な始動を防ぐ為,点検・調整時は,点火プラグの配線を外すこと。 運転直後は,エンジンが熱くなっていますので触らないこと。 燃料(ガソリン)取扱い時は,火気厳禁。 燃料がこぼれている時は,きれいに拭き取ってから使用すること。 エンジンを水洗いしないこと。 むやみに設定回転速度を変えないこと。 (回転速度を変える時はお買い求めの販売 店にお問い合わせ下さい) ― 13 ―...
  • Page 16: 長期保管

    長期保管 エンジンを30日以上使用しないときは,燃料の変質による始動不良や運転不調になら ないよう次の要領にて整備し,保管します。 1.燃料タンク内の燃料を抜き取った後に,エンジンを始動して燃料切れでエンスト するまで運転します。 2.燃料タンク内部及び燃料フィルタを新しい白灯油で洗浄します。 火気厳禁 3.点火プラグをはずし,プラグ穴より新しいエンジンオイルを少量注入し,リコイ ルスタータでゆっくり数回空転させた後点火プラグを取付け,再びリコイルスタ ータを引っ張って重く感じる位置で止めます。 4.外面をやわらかい布で清掃し,湿気が少なく火気のない所に保管します。 ・燃料を入れたまま長期間放置すると燃料中の不純物が気化器や燃料フィルタ等の燃 料通路につまり,エンジン不調の原因となりますから長期保管時は燃料を必ず抜い てください。 燃料取扱い時は火気に充分注意すること。 取扱い説明書対応機種 ・TLシリーズ ....MFD/PFD/PSD/PVD ・TL 1シリーズ ..DD/FD/SD/VD ・TBシリーズ ....PDD/PFD/PSD ・TUシリーズ ....PFD ― 14 ―...
  • Page 17 「三菱メイキエンジンの排出ガス自主規制」について 三菱重工業株式会社は、2003年1月以降に生産され、国内に販売、使用される エンジンに対し、 (社)日本陸用内燃機関協会(陸内協)が定めた、小型汎用 火花点火エンジンの排出ガス中の炭化水素 (HC) 、窒素酸化物 (NOx) 、及び 一酸化炭素 (CO) を低減する自主規制に賛同、これに積極的に参加運用し、 社会的ニーズであります環境保全に貢献すべく取組んでおります。 1)本規制に適合しているエンジンを識別するため陸内協で決 定した自主規制適合ラベル(右図)をエンジン外面に貼付 してあります。 *エンジンの使用期間中は本ラベルを剥がさずに御使用 下さい。 2)本エンジンは排出ガスの排出量が規定値内となるよう管理され、工場出荷 されておりますが、運転中の吸入空気と燃料との混合比に影響する気化器の 調整、整備不良、不適切な部品交換がされた場合 排出ガス量は規定値を 外れることがあります。 *各エンジンの取扱説明書にしたがった点検・整備を実施して下さい。 *気化器調整、部品交換が必要な場合には 販売店又は三菱メイキエンジン サービス指定店に御相談下さい。 ― 15 ―...
  • Page 18 当社は,本書に記載の内容を予告なく且つ責務を負うことなく,変更又 は修正する権利を留保します。 三菱重工業㈱汎用機・特車事業本部 メイキエンジン部営業課 〒453-8515 名古屋市中村区岩塚町高道1番地 1 (052) 412-1145 FAX (052) 412-7811 ― 16 ―...
  • Page 19 CONTENTS SAFETY PRECAUTIONS ………………………………… 18 NAME OF COMPONENTS………………………………… 19 INSPECTION BEFORE OPERATING THE ENGINE …… 20 METHODS OF STARTING AND STOPPING THE ENGINE… 22 PRECAUTIONS DURING OPERATION ………………… 26 ENGLISH ADJUSTING THE CARBURETOR ……………………… 27 INSPECTION AND SERVICE …………………………… 28 LONG-TIME STORING ……………………………………...
  • Page 20: Safety Precautions

    SAFETY PRECAUTIONS You have to observe the descriptions indicated with this mark because they contain very important information to assure the safety. ―――――――――――――――― PROHIBITED ITEMS ―――――――――――――――― ● No person who does not understand the content of this manual should be allowed to operate the engine.
  • Page 21: Name Of Components

    ―――――――――――――――――― CAUTIONS ―――――――――――――――――― ● Check frequently the parts used on the fuel line for cracks or leakage, and replace them if necessary. ● Remove dirt, grasses or other trash from the cooling fins and the cooling air inlet. (Make sure to stop the engine and the driven equipment before the cleaning.) ●...
  • Page 22: Inspection Before Operating The Engine

    INSPECTION BEFORE OPERATING THE ENGINE ――――――――――――――――――― FUEL ―――――――――――――――――――― Use mixed oil of ordinary regular gasoline for vehicle and special 2-cycle engine oil with the proportion as shown by the following table. Mixing ratio (volume percent) Applicable engine series: Gasoline: Special 2-cycle engine oil TL Series, TU Series 25: 1 (JASO FB Class or ISO-L-EGB Class) 1 Series, TB Series...
  • Page 23 ――――――――――― INSPECTION OF RESPECTIVE SECTIONS ――――――――――― Make sure to inspect these sections before operating the engine. Inspection of fuel Inspection of clogging ● Is sufficient quantity of oil reserved? ● Check the cooling fins, around the ● Is not the fuel degenerated? muffler and cooling air inlet for trash or withered grasses trapped.
  • Page 24: Methods Of Starting And Stopping The Engine

    METHODS OF STARTING AND STOPPING THE ENGINE ―――――――――――――― START (CHOKE TYPE UNIT) ―――――――――――――― 1. Turn the engine switch to the “ON” side. Engine switch 2. Set the throttle lever at the slow speed position. 3. Push the priming button repeatedly with finger till it hits the top.
  • Page 25 ――――――――――― START (STARTER LEVER TYPE UNIT) ――――――――――― 1. Turn the engine switch to the “ON” side. Engine switch 2. Set the throttle lever at the slow speed position. 3. Push the priming button repeatedly with finger till it hits the top. (More than 10 times) Pressing the priming button is necessary to prime the fuel to facilitate the start-up.
  • Page 26 ――――――――――――――――――― START ―――――――――――――――――――― CAUTION Before starting the engine, confirm that the area of radius 15 m around the engine is completely evacuated. Do not operate the engine when any inflammable material (gasoline, volatile chemicals, or others) is present around it. Driven equipment may start simultaneously with the start of engine.
  • Page 27 ――――――――――――――――――― STOP ―――――――――――――――――――― 1. Set the throttle lever at the slow speed position. 2. Turn the engine switch to the “OFF” position. (Switch position may vary depending on the specifications. Refer to the instruction manual of driven Slow speed equipment.) In chase of a push button type switch, keep pressing the push button till the engine stops completely.
  • Page 28: Precautions During Operation

    PRECAUTIONS DURING OPERATION ● After starting the engine, set the throttle lever at the slow speed position and warm up the engine for approx. 2~3 minute. As the engine worms up, the engine will be accelerated smoothly. Slow speed High speed ●...
  • Page 29: Adjusting The Carburetor

    ADJUSTING THE CARBURETOR Engine revolution speed is adjusted at the optimum condition before shipping from the factory. It should be adjusted only when it fails to operate properly. (Consult your dealer when adjustment is necessary.) Slow speed 1. Use the slow speed adjusting screw to adjust adjusting screw the slow speed revolutions.
  • Page 30: Inspection And Service

    INSPECTION AND SERVICE Table of regular inspections Time Before Each At Every At Every 2 Years Operation 50-hour 100-hour Item Inspection and retightening of bolts, nuts ○ Inspection of fuel leakage ○ Inspection, cleaning of air cleaner ○ Cleaning at cooling air inlet, cooling fin and around muffler ○...
  • Page 31 ――――――――― INSPECTION AND SERVICE AT EVERY 50-HOUR ――――――――― Cleaning and adjustment of ignition plug Cleaning of fuel filter After removing carbon accumulated on Using a piece of wire, or the likes, pull the electrodes and the insulator, adjust out the fuel filter and wash with clean the clearance between the electrodes at white kerosene.
  • Page 32: Long-Time Storing

    LONG-TIME STORING When releasing the engine from operation for more than 30 days, it must be serviced and stored as follows with care to prevent the starting trouble or malfunction due to degeneration of fuel. 1. Drain the fuel from the fuel tank and start to run the engine till it is stopped due to use-up of fuel. 2.
  • Page 33 MEMO...
  • Page 34 MEMO...
  • Page 35 The Company reserves the right to change or correct the contents of this manual without prior notice or obligation. MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. GENERAL MACHINERY & SPECIAL VEHICLE HEADQUARTERS MEIKI GASOLINE ENGINE DEPARTMENT ADMINISTRATION SECTION 1-Takamichi, Iwatsuka-cho, Nakamura-ku, Nagoya 453-8515, Japan...

This manual is also suitable for:

Meiki tl**1 seriesMeiki tb seriesMeiki tu series

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