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Mitsubishi Electric FR-A820-04750-GF Instruction Manual page 46

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 電源、モータへの配線
• 電線の許容電流は National Electrical Code(Article 310) を参照してください。National Electrical Code(Article
430) に従い定格電流値の 125% を許容できる電線サイズを選定してください。 インバータの入力 (R/L1 、 S/L2 、 T/
L3)、出力 (U 、 V 、 W) 端子への配線は、UL 認定の銅のより線(定格 75 ℃) 、丸形圧着端子を使用してください。
圧着端子は、端子メーカ推奨の圧着工具にて圧着してください。
 短絡定格
• 200V クラス:このインバータは 100kA rms 以下の正弦波電流、最大 240V が供給可能な電源での使用に適合し
ています。
• 400V クラス:このインバータは 100kA rms 以下の正弦波電流、最大 500V が供給可能な電源での使用に適合し
ています。
 モータ過負荷保護
モータ過負荷保護として電子サーマル機能を使用する場合は、 Pr.9  電子サーマルにモータ定格電流を設定してくだ
さい。
電子サーマル動作特性
Pr. 9=インバータ定格
の50%設定
*1, 2
70
30Hz
以上
*3
20Hz
60
10Hz
6Hz
0.5Hz
50
240
180
120
60
105%
52.5%
50
インバータ出力電流 (%)
(インバータ定格電流に対する%)
NOTE
• 電子サーマルの内部熱積算値は、インバータの電源リセットおよび、リセット信号の入力により初期値にリセッ
トされます。不必要なリセットや電源遮断は避けてください。
• 1 台のインバータで複数台のモータを運転する場合や多極モータ、 特殊モータを運転する場合などは、 インバータ
とモータ間に外部サーマルリレー (OCR) を設置してください。外部サーマルリレーの設定はモータ定格名板の電
流値に線間漏れ電流(取扱説明書(詳細編)参照)を加味してください。
• 低速運転する場合は、モータの冷却能力が低下するため、サーマルプロテクタまたは、サーミスタ内蔵モータを
使用してください。
• インバータとモータの容量差が大きく、設定値が小さくなるとき、電子サーマルの保護特性が悪くなります。こ
のような場合は、外部サーマルリレーを使用してください。
• 特殊モータは電子サーマルでは保護できません。外部サーマルを使用してください。
• ベクトル制御専用モータ(SF-V5RU)を使用する場合は、サーマルプロテクタを内蔵しているため、Pr.9 ="0" と
してください。
• 電子サーマルでは、モータ温度を直接測定した過熱検出は行えません。
 使用可能な電源について
標高 2000m を超えて 2500m 以下で使用する場合は、中性点接地された電源のみ使用可能です。
Pr. 9=インバータ定格の
100%設定
*2
30Hz以上
*3
20Hz
・ 動作領域
10Hz
  特性曲線より右の領域
6Hz
・ 不動作領域
  特性曲線より左の領域
0.5Hz
モータ保護用電子サーマル
をOFFしたときの特性
(Pr.9設定値を0(A)としたとき)
トランジスタ
保護のための
領域
*4
100
150
230
モータの過負荷(過熱)を検出し、インバータの出力トランジスタ
の動作を止め出力停止します。 (動作特性を左図に示します)
• 三菱電機定トルクモータを使用する場合
(1) Pr.71 = "1、13 〜 16、50、53、54" に設定してください。 (低
速域で 100%連続トルク特性になります。 )
(2) Pr.9 にモータの定格電流を設定します。
*1
Pr.9 にインバータ定格出力電流の 50%の値 (電流値) を設定し
たとき
*2
%値はインバータ定格出力電流に対応する%を表します。モー
タ定格電流に対する%ではありません。
*3
三菱電機定トルクモータ専用の電子サーマルを設定したとき
は、6Hz 以上の運転においてこの特性曲線となります。
*4
トランジスタ保護動作は冷却フィンの温度により動作します。
運転状況によっては 150% 未満で動作することがあります。
3
BCN-C22005-988

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