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Mitsubishi Electric FR-A820-04750-GF Instruction Manual page 41

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FR-A800 シリーズ /FR-A800Plus シリーズ
取扱説明書 追加説明書
1
始動時地絡検出有無 / 地絡検出時のリセット解除制限
出力側地絡過電流 (E.GF) 発生時、制御回路電源 OFF によるリセット動作のみ有効にできます。
• 始動時地絡検出の有無を選択することができます。始動時地絡検出は、インバータに始動信号を入力した直後
のみ地絡検出します。
• 地絡を検出した際のリセット動作を選択できます。
Pr.
249
始動時地絡検出有無
H101
 始動時地絡検出有無の選択
• Pr.249 = "1 または 2" にて始動時に地絡を検出した場合、 出力側地絡過電流 (E.GF) を検出し、 出力を遮断します。
• 始動時地絡検出は V/F 制御、アドバンスト磁束ベクトル制御時に有効になります。
• Pr.72 PWM 周波数選択を高く設定する場合は、始動時地絡検出を有効にしてください。
NOTE
• 始動時に検出を実行するため、毎回始動時に約 20ms の出力遅れが生じます。
• Pr.249 は始動時の地絡検出の有無を設定するパラメータです。 運転中は Pr.249 の設定に関係なく常時地絡検出を
行います。
 地絡検出時のリセット解除制限
• 出力側地絡過電流(E.GF)を検出し、出力遮断した場合のリセット解除を制限することができます。Pr.249 =
"2" 設定時、E.GF が発生した場合は制御回路電源 OFF によるリセットのみ E.GF を解除することができます。
• E.GF 発生時に制御回路電源 OFF によるリセット以外(端子 RES 入力など)によるリセット動作の繰り返しに
よって、インバータが破損することを防止できます。
• Pr.249 = "2" 設定時に E.GF が発生すると、出力短絡検出 (ALM4) 信号を出力することができます。
• ALM4 信号出力に使用する端子は、Pr.190 〜 Pr.196 ( 出力端子機能選択 ) に "23(正論理)または、123(負論
理)" を設定してください。
• リトライ機能有効時(Pr.67 ≠ "0")に Pr.249 = "2" とした場合、E.GF が発生してもリトライ動作しません。
• 異常時商用切換選択時(Pr.138 ≠ "1")に Pr.249 = "2" とした場合、E.GF が発生しても商用運転に切り換わり
ません。
NOTE
• Pr.190 〜 Pr.196 (出力端子機能選択)  により端子割付けの変更を行うと、他の機能に影響を与えることがありま
す。各端子の機能を確認してから設定を行ってください。
• E.GF(Pr.249 = "2" 設定時)はエラークリア (X51) 信号のクリア対象外です。
• エマージェンシードライブ実行中、E.GF(Pr.249 = "2" 設定時)が発生した場合は出力遮断となります。
名称
初期値
0
V/F
V/F
V/F
設定範囲
0
始動時の地絡検出なし
1
始動時の地絡検出あり
2
磁束
磁束
磁束
1
内容
地絡検出
リセット解除制限
なし
あり
BCN-C22005-991

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