OHM ELECTRIC Cool cabi OCA-S300AC-A100 Instruction Manual

OHM ELECTRIC Cool cabi OCA-S300AC-A100 Instruction Manual

Roof mounting type
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取扱説明書
・ご使用になる前に必ずお読みください。
・いつも側に置いてお使いください。
1.安全に関するご注意.............................................2
2.制御盤への取付け方法..........................................3~6
3.配線..................................................................7~8
4.運転..................................................................8~13
5.アラーム・安全機能..........................................14
6.メンテナンス...................................................15~16
7.仕様...............................................................17~18
8.保証期間.........................................................19
9.フロン回収について..........................................19
10.廃棄について...................................................19
天井取付型
OCA-S300AC-A100
注意
≪目次≫

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Summary of Contents for OHM ELECTRIC Cool cabi OCA-S300AC-A100

  • Page 1: Table Of Contents

    取扱説明書 天井取付型 OCA-S300AC-A100 注意 ・ご使用になる前に必ずお読みください。 ・いつも側に置いてお使いください。 ≪目次≫ 1.安全に関するご注意………………………………………2 2.制御盤への取付け方法……………………………………3~6 3.配線…………………………………………………………7~8 4.運転…………………………………………………………8~13 5.アラーム・安全機能……………………………………14 6.メンテナンス……………………………………………15~16 7.仕様………………………………………………………17~18 8.保証期間…………………………………………………19 9.フロン回収について……………………………………19 10.廃棄について……………………………………………19...
  • Page 2: 1.安全に関するご注意

    1.安全に関するご注意 ● このクーラは制御盤用クーラです。本来の目的以外では、絶対に使用しないでください。 ● ご使用になる前に「安全に関するご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 ● 取扱説明書に示した注意事項は、安全に関する重大な内容を記載していますので必ず守ってください。 表示と意味は次のようになっています。 危険 取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負う危険が切迫して生じることが想定される場合 注意 取扱いを誤った場合、 使用者が損害を負う危険が想定される場合および物的損害のみが想定される場合 「図記号」の意味は次のようになっています。 絶対にしてはいけない「禁止」を意味します。 「回転物注意」を意味します。 気をつけていただく「注意喚起」を意味します。 「感電注意」を意味します。 必ず実施していただく「強制」を意味します。 危険 通電中は端子台に触らないでください。 注意 通電中は前面カバーを外さないでください。ファン回転部に指や異物を入れないでください。 作業は電源を切り、ファンが停止してから行ってください。 →ケガの原因になります。 屋外での使用はできません。 引火性ガス、腐食性ガス、油煙、絶縁を悪くするチリ等が発生または充満する場所では使用できません。 →寿命の低下、損傷の原因になります。 振動・衝撃のある場所では使用できません。 本体の改造・修理は絶対にしないでください。また、修理をする場合はメーカにご相談ください。 冷却回路に密封されている冷媒や油は、環境保護のため専門的な処理が必要です。 廃棄処理をする場合、必ず専門の処理業者によって処理をしてください。 クーラを設置する際、必ず周囲は円滑な空気循環が確保されている場所に設置または取付けてください。 →冷却能力が低下します。 クーラを運搬する場合、必ず傾斜させないで垂直になる様に運搬してください。 また、制御盤に取付けた状態での運搬は絶対にしないでください。 周囲温度が+20℃~+50℃で、周囲湿度が 85%RH 以下(非結露)の範囲で必ず使用してください。 クーラを保管する時は、必ず横および逆さにせず、周囲温度が+70℃を越すような環境では保管しないでくだ さい。...
  • Page 3: 2.制御盤への取付け方法

    2.制御盤への取付け方法 2-1 取付けに関するご注意 危険 クーラを制御盤へ取付けるときは、感電防止のため制御盤自体への電源供給を停止させてください。 注意 クーラの設置には、付属品以外のものは使用しないでください。 →故障やケガの原因になります。 取付面(パネルカット)は、規定の寸法で加工してください。 90° クーラ クーラの取付けは、図のように必ず水平・垂直(±2°)に 取付けてください。 90° →クーラの安定動作を図り、クーラで除湿した水をスムーズに 排出させるためです。 制御盤 90° 200 ㎜以上 クーラの設置は、円滑な空気循環を確保し、他のユニットまたは壁と 200mm 以上離して設置してください。 また制御盤内の空気循環が、必ず妨げられないようにしてください。 クーラ 上記が守られないと、空気循環が悪くなり、冷却能力の低下や結露が 生じます。 制御盤 壁・ユニット等 クーラの使用電源は、必ず銘板に表記してある指定定格電圧を使用してく ださい。 また、クーラへの電源取入れ口には、必ず適切なブレーカを介して接続し、 漏電による感電防止のため、アース線は必ず接地してください。 クーラの設置には電気工事が必要です。専門業者にご相談ください。 →配線等の設置工事に不備があると感電や火災の原因となります。 クーラを設置後、コンプレッサの保護のため、必ず 30 分以上経過してから通電、運転を開始してください。 設置する制御盤の気密性の確保(シーリング)を充分に行ってください。 →気密性が不充分であると結露が生じ、冷却効果が低下します。 制御盤へ取付面(パネルカット)を加工する際は、キリ粉が盤内機器に入らないよう布等でカバーしてから作業を...
  • Page 4 2-2 取付け手順 ①各機種の盤外取付けパネルカット図(P.5)に従って、開口部を取付け面に加工してください。 ②クーラ底面に付属のパッキンを貼ってください。(下記設置方法参照) ③取付面(パネルカット)に合わせてクーラを設置してください。 ④取付穴に付属の取付ボルトを盤外側より差し込んでください。 ⑤盤内からワッシャ、ナットを使用して、確実に固定してください。 ⑥制御盤の気密性を確保する為に、必要に応じてシーリングを行ってください。 ⑦付属の「アラーム説明シール」を見やすい位置へ貼付けてください。 設置方法 取付ボルト 本体 ワッシャ パッキン スプリングワッシャ ナット 取付け面 (パネルカット) アラーム説明シール...
  • Page 5 ●盤外取付パネルカット図 OCA-S300AC-A100 <盤外から見た図>...
  • Page 6 2-3 ドレンホースの取付け クーラで除湿され発生した水は、ドレンホースを通して流れます。 ドレンホースは以下の注意点を守り、正しく取付けてください。 注意 正しい取付けをしないと、クーラで除湿され発生した水がドレンホースを流れず、クーラ内 の水受けよりオーバーフローして、クーラ内または盤内に水が浸入します。 ・ドレンパイプにドレンホースを差し込む際は抜けないように根元まで差し込んでください。ドレンホースの 先端とドレンパイプの接合部が緩い場合はホースバンドを使用し、確実な固定を行ってください。 ・2本のドレンパイプを連結して使用しないでください。 ・制御盤の角には付属のL継手を使用して、折れのないようにしてください。 クーラ L継手 制御盤 ・ドレンホースは折り曲げたり、巻いたりしないで必ず直線になるように取付けてください。 ・ドレンホースは、クーラ本体のドレンパイプの位置より高くならないようにしてください。 ・ドレンホースの先端は、曲げないでまっすぐ下に向けてください。 ・ドレンパイプの口元より横方向 50cm 以内で下におろすようにしてください。 ・設置上どうしても横方向に 50cm 以上の引き回しが必要な場合は、必ず下り勾配にて取付けてください。 50 ㎝以内 クーラ クーラ 制御盤 制御盤 注意)ドレンパイプに無理な力を加えないでください! ・ドレンホースの先端が必ずドレン水に浸からない長さにしてください。 ・ドレン水があふれ出ないように湿度の高い日などは必ずこまめに捨てて ください。...
  • Page 7 3.配線 注意 ・クーラの設置は、設置する国の規則に従ってください。 ・電圧は銘板の表示電圧に従ってください。 ・クーラの許容電圧は表示電圧の±10%です。電圧変動時も許容電圧内におさまるよう、電源容量に注意して ください。 ・アース(E)は必ず接地してください。 ・通電前に使用電圧、配線、接地に問題がないことを確認してから通電してください。 3-1 配線方法(適合電線径 AWG24~12/0.2~2.5mm ) ①電線の被覆を 6~7mm剥いてください。 ②マイナスドライバーにて端子台の「接続時押しボタン」を押し込んでください。 ③電線差込口に電線を差し込んでください。 ④マイナスドライバーを引いてください。 ⑤電線が抜けないことを確認してください。 ⑥圧着端子を使用する場合はフェニックス・コンタクト社製棒端子を使用してください。 a 接点 240V 1.5A ×2 抵抗負荷 ※詳細は P10、11 アラーム出力端子の割当 を参照してください。 ◎ 端 子 台 詳 細 図 接続時押しボタン 電線差込口 AC100V アラーム出力端子 アース...
  • Page 8 3-3 過電流保護について 注意 クーラ専用の漏電ブレーカを必ず取付けてください。 → 専用の漏電ブレーカを入れないと、万が一漏電が発生した場合、制御盤自体の漏電 ブレーカがトリップしてしまいます。 ご使用のクーラに合わせて選定してください。 漏電ブレーカ ・クーラは電源投入時および冷却運転開始時に約 1 秒間の始動電流が流れます。 (クーラ専用) この始動電流に誤動作することがなく、その後の過電流を遮断するブレーカを 選定してください。 ・漏電ブレーカの定格感度電流は 30mA を目安にしてください。 クーラ 本体 4.運転 4-1 運転に関するご注意 注意 クーラを設置後、コンプレッサの保護のため、必ず 30 分以上経過してから通電、運転を開始してください。 コンプレッサの頻繁な ON/OFF は、故障の原因になり寿命を短くします。 1 時間に 6 回以上コンプレッサの ON/OFF を繰り返す様な運転は絶対しないでください。 頻繁な ON/OFF が起こる場合は、P.9 パラメータ設定のディファレンシャルの設定値を大きくして ください。...
  • Page 9 4-5 パラメータ設定 通常、パラメータは設定を変更する必要はありませんが、変更の必要がある場合には下記の方法で変更してください。 ○現在の盤内温度が表示されている状態から、Set ボタンを 3 秒以上押してください。 以下の順序でパラメータが表示されます。Set ボタンを押すことにより、次パラメータへ移動します。変 更したいパラメータを表示させ、Up ボタン・Down ボタンで設定値を変更し、Set ボタンを押すことによって パラメータの変更が決定されます。 ・ディファレンシャル[表示:dF] 初期設定:5℃ 設定範囲:3~10℃ 説明:(設定温度-ディファレンシャル)の温度に達した場合、コンプレッサが停止します。 注意:このパラメータを変更する際には、1 時間に 6 回以上コンプレッサが ON/OFF を繰り返さ ない様な設定温度およびディファレンシャルにしてください。 ・強制冷却運転時間[表示:Cd] 初期設定:30 秒 設定範囲:0~90 秒 Down ボタンを同時に 3 秒以上押したときに、強制冷却運転を行う時間です。 ・盤内高温アラーム温度[表示:AL] 初期設定:45℃ 設定範囲:35~51℃ 説明:盤内高温アラームが発生する温度です。 ・盤内高温アラーム用ディファレンシャル[表示:dA] 初期設定:2℃ 設定範囲:1~20℃...
  • Page 10 ・アラーム出力端子の切替方法の選択[表示:Ao] 初期設定:0 設定範囲:0、1 説明:出力端子の OPEN・CLOSE の切り替えを反転させることができます。 0:アラーム出力端子の割当設定の通りに出力されます。 1:0 の時と逆の動作をします。ただしAS:1 の時、端子 2-3 間には働きません。 。 ※アラーム出力端子の割当設定の詳細は P.10、11 を参照してください ・運転モードの設定[表示:rM] 初期設定:1 設定範囲:0~3 説明:クーラの運転モードを設定します。 0:連続運転 1:省エネ運転① ※運転モードの詳細は P.12、13 を参照してください。 2:省エネ運転② 3:省エネ運転③ ・省エネ運転③の冷却運転時間の設定[表示:t1] 初期設定:7 設定範囲:7~60 分 説明:省エネ運転③に設定した時の冷却運転時間を設定します。 ※rM:3 の時、表示されます。 ・盤外ファン・コンプレッサの停止時間の設定 [表示:t2] 初期設定:3 設定範囲:3~10 分 説明:コンプレッサが停止した後、再び動作できるまでの時間を設定します。コンプレッサの頻繁 な...
  • Page 11 アラーム出力端子の割当表[Ao:0] 端子 1-2 間 端子 2-3 間 説明 クーラの状態 接点の状態 説明 クーラの状態 接点の状態 CLOSE OPEN アラーム発生無し アラーム発生無し いずれかのアラーム いずれかのアラーム 発生の状態により、 発生の状態により、 接点が切り替わります 接点が切り替わります OPEN CLOSE アラーム発生有り アラーム発生有り CLOSE CLOSE アラーム発生有り 冷却運転中 いずれかのアラーム 冷却運転の状態により、 発生の状態により、 接点が切り替わります 接点が切り替わります OPEN OPEN アラーム発生無し 冷却運転停止中 E5,E8,SE E1,E3,E4*,E6,E7 CLOSE...
  • Page 12 4-7 運転設定 クーラは通電を開始すると、各運転モードで動作します。 初期設定ではクーラの設定温度 35℃、ディファレンシャル 5℃に設定してあります。 したがって、制御盤内の温度が 35℃でコンプレッサが動作、冷却を開始し、30℃で停止します。 運転モードは、連続運転、省エネ運転①、②、③の 4 モードから選択することができます。 運転の際の共通注意事項は以下となります。 ・通電開始時に盤内の温度が盤内高温アラーム温度以上の場合には、AS、Aoの設定により、P.11 のアラーム出 力端子の割当表に従って、アラームランプが点灯します。 ・冷却動作が停止してから一定時間(初期設定:3 分)は、制御盤内の温度が設定温度まで上昇しても冷却動作を行 いません。 (1)連続運転 盤内の温度が設定温度で運転し、ディファレンシャル温度で盤外ファン・コンプレッサが停止します。 盤内ファンは常時動作します。( )内の表示は初期設定です。 設定温度(35℃) ディファレンシャル温度(30℃) 盤外ファン・コンプレッサ 盤内ファン 【初期設定】 (2)省エネ運転① 盤内の温度がディファレンシャル温度よりも低くなると盤内ファンが 30 分に 1 回、30 秒間の送風運転を行います。この動 作を行うことによって制御盤内の熱だまりを防止することができます。冬場など冷却運転をしていない場合、盤内ファンが 間欠運転となることで省エネとなります。( )内の表示は初期設定です。 設定温度(35℃) ディファレンシャル温度(30℃) 盤外ファン・コンプレッサ 盤内ファン...
  • Page 13 (3)省エネ運転② 盤内ファンの動作が冷却動作と連動します。 冬場など冷却運転をしていない場合、盤内ファンは停止することで省エネとなります。( )内の表示は初期設定です。 設定温度(35℃) ディファンシャル温度(30℃) 盤外ファン・コンプレッサ 盤内ファン 【注意】 ・盤内ファンが停止する事で空気が循環されないことにより、局所的な温度上昇(熱だまり)が発生する可 能性があります。 ・盤内ファンは冷凍回路保護のため、冷却運転停止してから 5 分後に停止します。 (4)省エネ運転③ 盤内温度が設定温度以下になるがディファレンシャル温度まで下がらない場合に、冷却動作時間と停止時間を設け、一定の サイクルでON・OFFする事により、省エネとなります。パラメータ設定t1とt2で冷却動作時間と停止時間を設定す ることができます。( )内は初期設定です。 盤内高温アラーム温度(45℃) 設定温度(35℃) ディファレンシャル温度(30℃) 盤外ファン・コンプレッサ 盤内ファン ※盤外ファン・コンプレッサ間欠運転時の冷却動作時間(7 分) ※盤外ファン・コンプレッサの停止時間(3 分) 【注意】 ・コンプレッサを一定時間で強制的に動作停止させる為、盤内温度が設定温度よりも高くなる場合があり ます。 また、盤内発熱量が大きい場合、盤内温度が盤内高温アラーム温度以上になる場合があります。 ・盤内温度の過上昇防止のため、設定した冷却動作時間で設定温度まで下がらない場合は、盤内温度が設 定温度より低くなるまで冷却動作を継続します。 ・盤内ファンは冷凍回路保護のため、冷却動作停止してから 5 分後に停止します。 ・盤内の温度がディファレンシャル温度以上になると盤内ファンは連続動作します。...
  • Page 14: 5.アラーム・安全機能

    5.アラーム・安全機能 5-1 アラーム (1)E1:盤内高温アラーム 盤内温度が 45℃(初期設定)になると、アラーム出力端子がAS、Aoの設定により(P.11 のアラーム出力端子の割当表参 照)出力する時、アラームランプが点灯します。表示部には現在の盤内温度とE1が交互に表示され、盤内温度の高温をお知 らせします。この時、冷却運転は停止しません。 盤内の温度が 43℃(初期設定)以下になると、アラームランプは消灯し、表示部には盤内温度のみが表示されます。 (2)E3:放熱異常アラーム フィルタやフィンの目詰まり、ファンモータの故障等によりクーラが放熱異常状態になると、冷凍回路内の放熱異常検出器 が作動し、冷却運転を停止させます。この時アラーム出力端子がAS、Aoの設定により(P.11 のアラーム出力端子の割当 表参照) 出力する時、アラームランプが点灯します。表示部には現在の盤内温度とE3が交互に表示され、放熱異常をお知 らせします。 フィルタやフィンの清掃およびファンモータの交換を行った後、温度コントローラの Set ボタンを 3 秒以上長押しして、ア ラームを解除してください。クーラは通常運転を再開します。 (3)E4:メンテナンスお知らせ機能 クーラの積算運転時間が、設定されたメンテナンスお知らせ時間に達すると、アラーム出力端子がAS、Ao、Foの設定 により(P.11 のアラーム出力端子の割当表参照)出力する時、アラームランプが点灯します。現在の盤内温度とE4を交互に 表示して、メンテナンス時期をお知らせします。この時、冷却運転は停止しません。 フィルタなどのメンテナンスをおこなった後、Set ボタンを押してアラームを解除してください。 メンテナンスお知らせ時間の設定を変更した場合は、それまでの積算時間はリセットされ 1 時間よりカウントされます。 (4)E5:温度センサ断線アラーム 何らかの原因で内部温度センサが断線した場合は、冷却運転を停止させます。アラーム出力端子がAS、Aoの設定により (P.11 のアラーム出力端子の割当表参照) 出力する時、 アラームランプが点灯します。 表示部にはE5のみが表示されます。 クーラの電源を切り、メーカにご連絡ください。...
  • Page 15: 6.メンテナンス

    6.メンテナンス 注意 メンテナンスを行う時は、必ずクーラの電源を OFF にしてから作業を行ってください。 フィルタを交換する際は、弊社指定のフィルタを使用してください。 →目の細かなフィルタを使用すると、放熱効率が下がり、冷却能力の低下・故障の原因になります。 子供にクリーニングやメンテナンスの作業をさせないでください。 高圧洗浄機等を使用しての清掃はしないでください。 クーラの冷媒回路は製造時に必要な量の冷媒で満たされ、さらにリークテストおよびテスト運転をして出荷していますので、 冷媒回路のメンテナンスの必要はありません。 空気が汚れている環境でフィルタを使用している場合は、1 週間に 1 度以上は点検・清掃をしてください。フィルタの目詰まり により冷却能力が低下します。また最悪の場合、コンプレッサに負荷が掛かり、クーラが停止します。 6-1 フィルタのメンテナンス 前面パネルのガイドよりフィルタを外し、清掃・交換を 行ってください。 フィルタ(白色) ◎交換用フィルタ フィルタ型式 適用機種 OCA-S300AC CF-S1(2枚入り) 6-2 盤外ファンの交換 盤外ファンが故障したときは、以下手順でファンの交換を行ってください。 ① 前面カバーを取り外してください。 (ネジ 8 箇所) ② 盤外ファンを固定しているネジを 2 箇所取り外してください。 前面カバー ③ ファン電源コード、端子絶縁ゴム、アース線を外し、ファンを 取り外してください。...
  • Page 16 6-4 このような時には 現象 原因 対策 ・盤内温度が上がりすぎる。 a.ブレーカが切れている。 a.ブレーカをONにしてください。 ・冷風が出ない。 b.設定温度より盤内温度が低い。 b. 設定温度と盤内温度を確認してくださ い。 ・盤内高温アラーム(E1) 放熱異常アラーム(E3) c.設定温度を上げてください。 c.設定温度に冷却能力が追い付かない。 を表示している。 またはクーラを冷却能力が大きい物 に換えてください。 d.周囲温度が+50℃以上の環境では使 d.周囲温度が高すぎる。 用できません。 e.盤内温度が高すぎる。 e.盤内温度が+45℃以上での使用はで きません。 f.フィルタが汚れている。 f.フィルタを清掃してください。 g. 設定温度と盤内温度を確認してくださ g.盤外ファンが回っていない。 い。 ファンが故障している場合にはフ ァンを交換してください。 h.盤内ファンが回っていない。 h.P.8 強制冷却運転にて盤内ファンが 回転するか確認してください。 回転しない場合は、ファンを交換して ください。 i.P.3 を参考に、ショートサーキットを...
  • Page 17 7.仕様 7-1 標準仕様 型式 OCA-S300AC-A100 取付方法 天井取付型 冷却能力 ※1 300/350W 定格電圧 単相 AC100V 50/60Hz 定格 2.9/2.6A 消費電流 ※2 最大 3.3/3.1A 始動電流 7.1/6.6A 定格 245/255W 消費電力 ※2 最大 300/305W 圧縮機 電動機出力 100W 使用周囲温度 ※3 +20℃~+50℃ 使用周囲湿度 85%RH 以下 結露無き事 騒音(特性 A) 61dB 温度設定範囲...
  • Page 18 7-2 梱包内容 名称 OCA-S300AC-A100 クーラ本体 1 台 取付ボルト M6:4 本 ワッシャ M6:4 個 ナット M6:4 個 スプリング M6:4 個 ドレンホース 1 本(5m) L継手 2 個 端子台 1 個 パッキン 1 枚 アラーム説明シール 1 枚 取扱説明書 1 冊 7-3 外形寸法図 OCA-S300AC-A100 <上面図>...
  • Page 19: 8.保証期間

    8.保証期間 メーカ出荷後、1 年間とします。 ただし、当社責任範囲外による故障は有償にて修理させて頂きます。 9.フロン回収について 盤用クーラには冷媒としてフロン類が使用されており、フロン回収・破壊法(平成 13 年 法律第 64 号)における第一種特定 製品として扱われ、フロン類の回収が必要な場合には、改正フロン回収・破壊法(平成 19 年 10 月施行)に基づいた処理が必 要となります。フロン回収・破壊法は、地球温暖化やオゾン層破壊の原因となるフロン類の大気中への排出を抑制するための ものですので、必ず守ってください。 盤用クーラの廃棄に伴うフロン類の回収に関する注意事項とフロン回収・破壊法(抜粋)は下記の通りです。お分かりになら ない時は、メーカにお問い合わせください。 ■地球環境を保護するため、次のことが法律で定められていますので、必ず守ってください。 ・何人も、盤用クーラに封入されているフロンを、みだりに大気中に放出してはならない。 ■盤用クーラの所有者は、廃棄の際には、以下のことが必要となります。 ①都道府県知事の登録を受けたフロン類回収業者にフロン類を引き渡すこと。 ②その際には、法律に基づき書面を交付すること。 ③フロン類の回収、破壊等に必要な費用を負担すること。 ■冷媒番号および封入量は、盤用クーラ本体に貼ってある製品銘板に記載してあります。 ■盤用クーラは特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の適用商品ではありません。 □所有者の管理責任 ■機器の点検 盤用クーラは、簡易定期点検が必要です。 日常点検:温度点検、外観点検 年 4 回以上:異音、製品外観の損傷、腐食、さび、油にじみ、霜付きの確認 尚、点検実施者の制限はございません。 ■漏えい防止措置、修理しないままの充填の原則禁止 冷媒漏えいが確認された場合、可能な限り速やかに漏えい箇所の特定・必要な措置を実施する。 漏えいが確認された場合は、メーカまで速やかにご連絡下さい。 ■点検等の記録 上記で行われた点検を含め、機器の修理、フロンガスの充填・回収の履歴を記録・保存します。...
  • Page 20 本社/カスタマーサービスセンター 〒431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川 7000-21 TEL:053-522-5572 FAX:053-522-5573 第 4 版この取扱説明書の内容は 2019 年 12 月現在のものです。...
  • Page 21 Instruction Manual Roof Mounting Type OCA-S300AC-A100 Please read this brochure carefully before use and keep at hand for future reference. ≪Contents≫ 1. Safety Precautions ………………………………… page 2 2. Mounting …………………………………………… 3. Wiring ………………………………………………… 4. Operation 8-13 …………………………………………… 5. Alarm/Safeguard 14-15 …………………………………...
  • Page 22: Safety Precautions

    1. Safety precautions - This product is an industrial cooling unit for control panel. Do not use this for any other purposes. - Be sure to read these precautions carefully before starting operation for proper use. - All the warnings and cautions described herein must be observed in order to use the product safely. The marks and their meanings shown in this manual are as follows.
  • Page 23: Mounting

    2. Mounting 2-1 Caution Danger For prevention of electrical shock, power supply to the control panel should be disconnected before installation work. Caution For installation, do not use any parts other than originally supplied ones. Failure to this may result in injury or breakdown of the cooling unit. Cut out the mounting surface of the enclosure as specified in the drawing of page 5.
  • Page 24 2-2 Mounting procedure (1) Process the mounting surface to cut out the openings in accordance with the respective mounting cutout drawings in Page 5. (2) Place the enclosed sealing plate on the bottom surface of the cooling unit. (3) Align the unit with the mounting cutout. (4) Insert the enclosed bolt into the mounting hole from outside of the unit.
  • Page 25 Cutouts OCA-S300AC-A100 < View from outside the panel >...
  • Page 26 2-3 Attachment of drain hose Moisture arisen from dehumidification by COOLCABI is discharged through a drain hose. Pay attention to the following notices in order to attach the drain hose properly. Caution If the drain hose is not attached properly, water collected in the drain catch inside the COOLCABI may overflow into the control panel interior.
  • Page 27: Wiring

    3. Wiring Caution - Please observe all the local regulations in installation of the cooler. - Supply voltage should be as specified on the rating plate. - Allowable power fluctuation is +/- 10% from the rated voltage. Pay attention the maximum fluctuation should be stayed within this range.
  • Page 28: Operation

    3-3 Overcurrent protection Caution Do not forget to fit an earth leakage breaker. → Failure to this may lead to tripping of the earth-leakage breaker for the enclosure in the event of electric leakage. Selection of a breaker should be made so as to fit the type of the cooler. Earth leakage Breaker a.
  • Page 29 4-5 Parameter setting Normally, there is no need to change the setting of the parameters. If necessary, follow the procedures described below. Push the SET button for more than 3 seconds in a status that the internal temperature is indicated. The parameters are indicated in the following order.
  • Page 30 - Setting assignment of alarm output terminals Initial setting: 0 Setting range : 0-3 Alarm output terminals output once an alarm is detected. This is to assign the terminals for each alarm. 0 : Monitoring of alarm outputs 1 : Monitoring of cooling operation and alarm outputs 2 : Monitoring of need for power shutdown and restoration in the event of alarm output 3 : Monitoring of continued operation when an alarm occurs...
  • Page 31 Assignment table of Alarm output terminals [Ao:0] Terminals 1-2 Terminals 2-3 Operation behavior State of Operation behavior State of Description Description of cooling unit contact of cooling unit contact Contact changes Contact changes Alarm OFF CLOSE Alarm OFF OPEN over by the state of over by the state of Alarm ON OPEN...
  • Page 32 4-7 Operation mode setting Following to power connection, COOLCABI starts operation in the each setting mode. Factory setting for the setting temperature is 35℃ with 5℃ differential, which means the compressor starts for cooling when the temperature inside the enclosure reached 35℃and stops at 30℃.Four operation modes of continuous run and three different energy saving mode are available.
  • Page 33 (3)Energy-saving mode 2 The internal fan runs in conjunction with cooling operation. Effective for energy saving when cooling operation is stopped under a low temperature like winter season. The values in the ( ) show the default setting. Setting temperature (35℃) Differential temp.
  • Page 34: Alarm/Safeguard

    5. Alarm/Safeguard 5-1 Alarm (1) E1:High Temp. Alarm When the internal temperature reaches 45 ℃ (factory setting), the alarm output terminals will break and make contact as set in AS and Ao to light alarm lamp (See the assignment table of alarm output terminals in page 11). The display shows the current internal temperature and E1 by turns to indicate that the internal temperature is too high.
  • Page 35: Maintenance

    5-2 Safeguard As a safeguard, this product is designed to stop operation under an abnormal current or temperature. In this event, the alarm E1 or E3 will occur. If water level of the drain pan became too high due to clogging of the primary drain pipe, the float switch provided in the drain pan terminates cooling for prevention of excessive drain water.
  • Page 36 6-2 Replacement of the external fan Fan replacement procedures are as follows. 1. Detach the front cover by removing 8 screws. 2. Remove 2 screws from the external fan. 3. Remove the power cord, terminal insulation rubber and the ground wire to detach the fan.
  • Page 37 6-4 Troubleshooting Failure Cause Remedy - Internal a. Circuit breaker tripped a. Turn on the breaker temperature b. Internal temperature is b. Check the temperature rises too much lower than the setting setting and the internal - Cool air is not temperature.
  • Page 38: Specifications

    7. Specifications 7-1 Standard specification Model OCA-S300AC-A100 Type of mounting Roof Mounting Type Cooling capacity *1 300/350W Rated voltage Single phase 100VAC 50/60Hz Current Rated 2.9/2.6A consumption Max. 3.3/3.1A Starting current 7.1/6.6A Power Rated 245/255W consumption Max. 300/305W Compressor motor output 100W +20℃...
  • Page 39 7-2 A complete set of supply Model OCA-S300AC-A100 COOLCABI M6:4 Fixing bolt Washer M6:4 M6:4 Spring washer M6:4 Drain hose L joint Terminal board Packing Alarm explanation sheet Instruction manual 7-3 Outline drawing OCA-S300AC-A100V <Top view> Warm air Air from outside <Front view>...
  • Page 40: Warranty Period

    8. Warranty period This product is covered with 1-year warranty from the date of shipment, provided that such warranty does not apply to damages malfunctions resulted from other than normal use. 9. Waste disposal This products uses chlorofluorocarbon (HFC) as a refrigerant which requires special handling for its disposal.

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