Siemens SIMATIC Rack PCs Compact Operating Instructions page 155

使用目的
関連の操作説明書のセクション「技術仕様」に記載されている操作目的の周囲条件に準拠してください。
通知
SIMATIC 産業用 PC の使用
特定の設置場所または高い周囲温度の場合に、設置場所に関する追加要件を満たす必要のある場合があります。操作説明
書 (https://support.industry.siemens.com/cs/de/en/view/109744171)を参照してください。
UL 508 または IEC/EN/UL 61010-2-201 のスコープでのボックスと Panel PC
一部の装置は、UL 508 のスコープで「開放型タイプ」として分類されます。UL 508 または IEC/EN/UL 61010-2-201 に準
拠している筐体に装置を設置することは、UL 508 または IEC/EN/UL 61010-2-201 に従った認可および操作の必須要件で
す。
詳細については、操作説明書 (https://support.industry.siemens.com/cs/de/en/view/109744171)を参照してください。
注記
制御キャビネットインストール説明書
制御キャビネットで装置の適切で安全な操作を行うためには、シーメンスが推奨し、承認している設置説明書を使用して適
切に設置する必要があります。許容周囲条件に従う必要があります。関連の操作説明書の情報に従う必要があります。
A) 高い操作温度 - 閉じられているか、マルチデバイスの制御キャビネットユニットの場合、制御キャビネット環境の周囲操
作温度は室温より高くなることがあります。従って、製造元により推奨されている最大の周囲温度に準拠している環境に、
装置を設置するように考慮する必要があります。
B) エアフローの減少 - 制御キャビネットに装置を設置する場合、装置の安全な操作のために必要なエアフローの分量が損な
われないように行う必要があります。
C) 機械負荷 - 制御キャビネットに装置を設置する場合、均一でない機械負荷のために危険な状態が生じないようにする必要
があります。
D) 回路過負荷 - 電源に装置を接続する際は、回路過負荷が過電流保護と電源ケーブルに与える効果に配慮する必要がありま
す。これを行う際には、装置の銘板に記載されている公称値を考慮する必要があります。
E) 信頼性の高い接地 - 制御キャビネットに設置されている装置の信頼性の高い接地を保証する必要があります。この観点か
ら、関連の操作説明書のセクション「保護導体の接続」の情報に従う必要があります。分岐回線への直接接続(例、電源タ
ップ)以外に、電源接続にも特に注意する必要があります。
警告
電圧/電流による危険
装置の電源システムが切断されているときにのみ、設置や撤去を行ってください。
IP20 保護等級の内蔵装置を、使用場所にある危険に対して十分な保護等級を保持している筐体かキャビネットに埋め込む
必要があります。
警告
電源接続
電源は有資格の担当者か権限のある担当者だけが接続することができます。装置の銘板、および関連の操作説明書
(https://support.industry.siemens.com/cs/de/en/view/109744171)の情報に特に注意を払ってください。
電源の接続は、設置に関する国の規制に従って、オーナー/ユーザーが行う必要があります。
操作説明書 (https://support.industry.siemens.com/cs/de/en/view/109744171)にある電源の接続に関する注意や警告に準拠
してください。
警告
火災と感電のリスク
オン/オフスイッチは、電源システムと装置の接続を切断しません。装置を不適切に開いた場合、または装置に欠陥がある
場合には、感電のリスクがあります。装置または接続ケーブルが損傷を受けている場合、火災が発生するリスクもありま
す。
従って、次のように自分自身と装置を保護する必要があります。
• 装置を使用していないときは、または装置に欠陥がある場合には、必ず電源プラグを取り外してください。電源プラ
グには、自由にアクセスできる必要があります。
• 保護導体に装置を適切に接続します。
• キャビネットの設置の際は、中央の絶縁スイッチを使用します。
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SIMATIC Box PC、SIMATIC Panel PC、SIMATIC Rack PC
A5E52123775-AA, 11/2022