ALLEN & HEATH SQ Series Reference Manual
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リファレンスガイド
Firmware V1.5.0
1
Reference Guide
V1.5.0

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Summary of Contents for ALLEN & HEATH SQ Series

  • Page 1 リファレンスガイド Firmware V1.5.0 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 2: Table Of Contents

    1. 重要なお知らせ ......................... 6 2. はじめに ..........................7 3. ソフトウェアの更新 ......................8 4. 操作概要 ..........................9 4.1 SQのコントロール....................... 9 4.2 チャンネルタイプ......................10 4.3 スクリーン上のパラメーター、メニュー、ポップアップ........10 4.4 スクリーン上のタイトルバー..................11 4.5 Home 画面........................12 4.6 Diagnostics (ダイアグノスティックス)..............12 4.7 基本的なワークフロー....................13 4.8 Screens Reference .....................14 5. 接続 ............................16 5.1 ローカルインプット.......................16 5.2 ローカルアウトプット....................16 5.3 SLink ..........................17...
  • Page 3 6.7 Tie Lines(タイライン) ....................21 6.8 ソケットコントロール ....................22 7. Processing (プロセッシング)..................23 7.1 Preamp (Input Channels) ..................24 7.2 Preamp (Mix Channels) ...................27 7.3 HPF (Input Channels) ....................28 7.4 Gate (Input Channels) .....................29 7.5 Insert ..........................31 7.6 GEQ (Mix Channels) ....................32 7.7 PEQ ..........................34 7.8 Compressor ........................35 8.
  • Page 4 10.3 FXバスとリターンを使用 ..................52 10.4 他のソースからFXへのセンド ................53 10.5 FX Levels と PEQ .....................54 10.6 FX Screen Follow Sel .....................54 10.7 RackExtra FX Types ....................55 11. Shows/Scenes/Libraries の保存とリコール .............57 11.1 Scene Manager ......................58 11.2 Global Filters ......................60 11.3 Safes ..........................63 11.4 Libraries ........................63 11.5 Data 転送...
  • Page 5 12.16 Network Setup .......................88 12.17 User Permissions ....................89 13. SQ-Drive と USB-B ....................92 13.1 SQ-Drive Stereo Recording と Playback ............93 13.2 SQ-Drive Multitrack Recording と Playback ..........95 13.3 コンピューターへの接続 ..................97 14. MIDI と DAW Control ....................98 14.1 MIDI Channel と MMC ...................98 14.2 MIDI Fader Strips ....................99 14.3 DAW Control .......................99 14.4 MIDI from Soft Controls ..................99...
  • Page 6: 重要なお知らせ

    例 互換性あり 1.5.3 and 1.5.5 = 互換性なし 1.5.3 and 1.4.3 = Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 7: はじめに

    2. はじめに SQリファレンスガイドをお読みのかたへ。 高品質のオーディオミキシングとプロセッシングが必要とされるアプリケーション用にデザイン されたコンクトで信頼性が高いユニットは、Allen&Heath XCVIコアで構築されたSQシリーズの デジタルミキサーは、96kHzの可変ビット深度処理と超低レイテンシーを特長とします。 SQシリーズま単独で使用するほかこ、リモートオーディオユニットとオプションカード を使用し て拡張することもできます。また、追加のプロセッシングオプションを使用してカスタマイズする こともできます。 全てのモデルが同じプロセッシングコアを持ち同じミキシング機能を持つため、本ガイドは各 モデル共通です。必要に応じて、各モデル個別の説明があります。モデルごとの違いは次の とおりです。 モデル フェーダー プリアンプ XLR アウトプット ソフトキー ソフトロータリー SQ-5 16+master 16+talkback SQ-6 24+master 24+talkback SQ-7 32+master 32+talkback Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 8: ソフトウェアの更新

    3. ソフトウェアの更新 1) 新しいまたはFATでフォーマットされたUSBドライブをSQのフロントにあるSQドライブ ポートに挿入します。 2) 「Utility」キーを押し、「USB Utility」を選択します。. 3) 「Status/Format」 タブで、両方のウィンドウに 「Ready」 と表示されます。そうでない場 合は、USBモードが 「SQ-Drive」 に設定されていることを確認する必要があります。  USB BモードとSQドライブモードを切り替えるには: ファームウェアV 1.0~V 1.4を実行しているSQの場合 - 「I/O」スクリーンキーを押し、ルーティン グマトリックスの上にある 「USB」タブをタッチします。USBソースボタンがグリッドの左上に表示 され、これをタッチすると現在のモードが表示された状態でモードが切り替わります。 ファームウェアV 1.5以降を実行しているSQの場合– 「Setup」画面キーを押し、左側の 「Audio」 タブ、上部の 「USB」タブの順にタッチします。現在のUSBモード値をタッチし、 「SQ-Drive」 を 選択してから 「Apply」 ボタンをタッチしてモードを切り替えます。 4) 「Format」ボタンを押し、画面の指示に従ってドライブをフォーマットすると、すべての データが消去され、SQ-Drive専用フォルダーが設定されます。...
  • Page 9: 操作概要

    4. 操作概要 4.1 SQ のコントロール キー – すべてのキーにはラベルが付けられており、ほとんどのキーはアクティブ時に点灯し ます。ユーザーアサイナブルな「ソフトキー」は別として、各キーは特定の機能を持ちます。 フェーダー – アサイン可能なフェーダーストリップには6つのレイヤーがあります。すべての入 力とFXリターンについて、フェーダーは選択されたミックスへのセンドレベルをコントロールしま す。FX Send、Mix(Aux / Group)、Matrixフェーダーはマスターレベルをコントロールしま す。DCAフェーダーはDCAグループのレベルをコントロールし、MIDIフェーダーはMIDIレベル メッセージを送信します。すべてのフェーダーストリップは、GEQの「フェーダー フリップ」機能 でも使用されます。 ロータリーエンコーダー (Rotaries) – アクティブなときに点灯し、さまざまなパラメーターを調整 するために使用されます。大部分は現在選択されているチャンネルまたはミックスのパラメー ターの調整用ですが、タッチスクリーンで使用するためのものが1つあります。SQ-6とSQ-7は ユーザーアサイン可能な「ソフトロータリー」を別に装備しています。 タッチスクリーン – タッチスクリーンを使用すると画面上のボタンとメニューを使用した操作が できます。パラメーターを画面上で選択し、タッチスクリーンロータリーを使用して調整できま す。パラメーターが選択されると、画面上でイエローに変わり、タッチスクリーンロータリーが点 灯し使用可能状態を示します。 タッチスクリーン プロセッシングセクション & ロータリー EQ セクション & ロータリー ソフトキー...
  • Page 10: チャンネルタイプ

    4.2 チャンネルタイプ Input channels – 48個の入力チャンネルです。これらは、ローカル、リモート、またはデジタル の接続により供給され、任意のミックスに出力可能です。 Main LR – メインミックスです。 すべてのポストフェーダーモードとオプションはこのミックスに 追従します。 Mix channels – Auxまたはグループとして使用できる12個のステレオミックスチャンネルです。 FX sends – FXエンジン用の4つのFXセンドバスです。 FX Returns – FXエンジン用の8つの専用ステレオリターンチャンネルです。 Matrix – 3つのステレオマトリックスバスで、他のバスを組み合わせて構成します。 DCA – 1つのフェーダー部で複数のチャンネルのレベルとミュートが調整可能な「Digital Controlled Amplifier」チャンネルが8つあります。 MIDI – USBまたはTCP/IP経由で32チャンネルのMIDIコントロールデータを送信できます。 4.3 スクリーン上のパラメーター、メニュー、ポップアップ 調整可能なパラメーターと選択 – 黒い背景に白いテキストとして表示されます。数値はバー 内にテキストと同様に表示されます。...
  • Page 11: スクリーン上のタイトルバー

    Keyboard – ネームまたは数字を入力用のスクリーンキーボードが画面上に表示されます。 Caps Lockを有効にするには、「^」(シフト)を長押しします。「Apply」または「OK」をタッチして 名前や番号を設定します。閉じるときはキーボードの右上にある「X」をタッチします。標準 キーボードとして個別の数値キーボードがあり、16進数を入力すると16進数のみのキーボー ドが表示されます。 チャンネルネームを入力するときは、カラーボタンをタッチしてチャンネルカラーを選択します。 数値キーボード チャンネルカラー選択 Confirmation(確認) – 確認作業を要求される操作があります。変更を適用(Apply)または キャンセル(Cancel)するオプションがある場合、ボタンが画面上に表示されます。場合に よっては、より多くの情報と選択肢を含むポップアップが表示されます。 4.4 スクリーン上のタイトルバー タイトルバーは常に画面の上部に表示され、左から右に向かって以下の情報が表示され ます。 • 現在選択されているウィンドウのタイトル。 • 現在選択されているミックス。 • 最後にリコールされた(現在の)シーン。 • 次にリコールされるシーン。 • SLinkポート記号(SLink接続が利用可能な場合)。 • エラーが検出された場合赤い X 表示(これをタッチすると、検出されたエラーがポッ プアップウィンドウで表示されます)。 • I/Oポート記号(オプションカードが装着されている場合)。 • USBデバイスがSQ-Driveポートに接続されている場合のUSBシンボルが表示されま す。オーディオの録音または再生にSQ-Driveを使用する場合は、トランスポート記号 に置き換えられます。...
  • Page 12: Home 画面

    4.5 Home 画面 スクリーンタイトル 選択されたミックス Slinkポート接続 現在と次のシーン 装着オプションカード ファームウェアバージョン SQ-Drive接続 現在のユーザー SQの電源を入れたときに表示される最初の画面です。チャンネルが選択されていない時 や、「Processing」または「Routing」スクリーンキーがアクティブな時にも表示されます。  バンクビューで「Processing」または「Routing」スクリーンキーを押すと、選択されているチャンネ ルの選択が解除されホーム画面に直接戻ります。 ‘Shut Down’ – タッチするとSQをシャットダウンします。 ‘Lock’ – タッチすると、SQサーフェスがロックされ、調整ができなくなります。 ‘Change User’ – タッチすると他のアクティブユーザーに変更します。 ‘Brightness’ – タッチすると、SQの輝度設定に直接移動します。 4.6 Diagnostics (ダイアグノスティックス) 「Utilities」スクリーンキーを押して「General」タブをタッチしDiagnosticsにアクセスします。これ は、TCP/IP経由接続に使用する現在のIPアドレスや、レジストレーションとアドオンのための 固有DNAコードを含む、SQに関する重要な情報を表示します。 IP address Unique DNA Reference Guide ...
  • Page 13: 基本的なワークフロー

    4.7 基本的なワークフロー • 「LR」、「Mix」、「FX」キーを押して、選択したミックスへのセンドレベルをフェーダースト リップに立ち上げます。 レイヤーキーを使用してフェーダーの6つのレイヤー間を移動し個々のレベルを調整し ます。 マスターストリップは、選択したMix/ FXのマスターセンドレベルをコントロールします。 • 「Sel」 キーを押してストリップを選択します。コントロールを使用して選択したストリップ のパラメーターを調整します。 • 選択したストリップのプロセッシングの調整には「Processing」画面へ移動します。 任意のプロセッシング部分をタッチして詳細を表示し、画面上のパラメーターをタッチし てから、スクリーンロータリーを使用してパラメーターを調整します。 • Muteキーは、ストリップがミュートされているときに点灯します。 デフォルトでは、「PAFL」(Pre / After Fade Listen)キーを使用時には、1つのチャンネ ルのみをPAFLバス/ヘッドフォン出力に送ることができます。 • ミックスセンドを「Post-Fade」に設定すると、LRセンドレベルに追従します。チャンネル からのミックスへの「Pre-Fade」と「Post-Fade」を切り替えるには、「PreFade」 キーを押 しながら 「Sel」 キーを押します。 現在選択されているミックスへストリップをアサインしたり、解除をしたりするには、 「Assign」キーを押しながら「Sel」 キーを押します。 • 「CH to All Mix」キーを長押しすると、現在選択されているストリップのセンドレベルがメ インフェーダーストリップに展開されます。...
  • Page 14: Screens Reference

    4.8 Screens Reference Screen Key Option 1/Left Tabs Option 2/Top Tabs Name, P reamp (input)/Ext In (mix), HPF (input), Gate (input), Processing Bank/Processing View FX unit (FX Snd/Rtn), Insert, GEQ (mix), PEQ, Compressor Name, Direct Out/Group/Aux Snd/FX Bank/Assign and Snd, DCA/Mute Assign, Mix Sends, Routing Level View FX Sends (input)/Matrix Sends (mix)
  • Page 15 Diagnostics Calibration General MIDI Add-ons Shows Scenes Data Libraries Utility Sync Status/Format USB Utility Firmware Update Stereo SQ-Drive Multitrack Overview Auto Mic Mixer Input Assign Setup Inputs/Input channel Input sources Inputs/Mix Ext In Outputs/IP Direct Out Outputs/Mix Out Output destinations Outputs/Rack FX Outputs/Monitor Out Tie Lines/All Input Sources...
  • Page 16: ローカルインプット

    5. 接続 インプット アウトプット SLink フットスイッチ I/Oポート ネットワーク 5.1 ローカルインプット Mono mic/line (XLR female) – 番号付きバランスタイプのマイクまたはラインレベルのイン プットです。ゲイン、パッド、48Vファンタム電源はデジタルでコントロールされています。 Talkback (XLR female) – モノのマイク/ライン入力と同じです。トークバック用ですが、追加イ ンプットとして使用することも可能です。 ST1, ST2 (1/4” TRS jack) – ステレオペアとしてラベル付けされていますが、モノラインレベ ルのバランス入力としても使用できます。 ST3 (TRS Mini jack) – SQのサーフェス上にあり、ポータブルメディアプレーヤー、ラップトッ プ、タブレット、スマートフォンなどのラインレベルのソースで、標準のステレオミニジャック ケーブルで使用できます。 5.2 ローカルアウトプット Mono line (XLR male) –...
  • Page 17: Slink

    5.3 SLink Digital multichannel (Neutrik etherCON) – Allen&Heathリモートオーディオユニットを使用 してSQを拡張できます。dSnake、DX、およびgigaACE/GXプロトコル間のモード切り替えが 可能です。 Protocol Sample Rate Max Inputs Max Outputs dSnake/ME 48kHz 20 (+40 ME) 96kHz gigaACE/GX 96kHz  SLinkは1つの接続上に複数のプロトコールを持つことはできません。  現在のファームウェアでサポートされている設定を確認するには、www.allen-heath.comで最新 の「SLink Connections」を参照してください。 5.4 USB SQ-Drive – SQのサーフェス上にあります。USBの「ペン/スティック」ドライブ、またはポータ ブルHDDやSSDを接続できます。データの保存や呼び出し、ファームウェアのアップデー ト、ステレオまたはマルチトラックのオーディオ録音および再生に使用されます。 USB-B – 32x32オーディオおよびMIDIの内蔵インターフェースを使用して、Windowsまたは Macコンピューターに接続できます。...
  • Page 18: I/O パッチ

    6. I/O パッチ チャンネルプロセッシグ画面のPreampセクションか、I/O画面のどちらかで、インプットソケット をインプットプロセッシングチャンネルにパッチします。複数のインプットチャンネルをパッチす る場合は、I/Oパッチ画面(アウトプットパッチにも使用される)を使用するほうが便利です。 画面下の「I/O」スクリーンキーを押してパッチマトリックスを表示します。 6.1 ソースのパッチとパッチ先 • 左端のタブの1つに触れてから、次のいずれかを選択します。 ‘Inputs’ > ‘Input Channel’ = ミキシング用SQのインプットチャンネルへ。 ‘Inputs’ > ‘Mix Ext In’ = 直接ミックスへ (プロセッシングやレベルコントロールなし)。 ‘Outputs’ > ‘Direct Outs’ = インプットチャンネルのダイレクトアウトから。 ‘Outputs’ > ‘Mix Outs’ = 全てのミックスアウトプットから (LR, Aux, Group, Matrix)。 ‘Outputs’...
  • Page 19 Patching a Source to a Destination - • パッチを有効にするには、パッチマトリックスの左上にある画面の「Patch」ボタンをタッ チします。 • パッチを作成または削除するには、マトリックスのパッチブロックにタッチします。 • 使用可能なパッチブロックはグレーで、パッチを当てるとライトグレーになります。 • 現在利用できないパッチブロックは、パッチを当てた時にダークグレーとライトグレーの ストライプになります。 • 現在使用中のインプットまたはアウトプットソケットはダークグレーになります(インサー トポイントに使用されている場合も含む)。使用していないソケットはライトグレーです。  I/O画面から移動すると自動的にパッチスイッチがオフになります。これは「Surface Prefs」画面 で無効にすることができます。 パッチ適用しても利用できないパッチ  現在接続されていないデバイスへのパッチはデバイスが接続されるとアクティブになります。 Sequential Patching – クイック連続パッチ (「ブロック」、「1対1」、「ダイアグナルパッチ」とも呼ばれます。) • タッチ画面のロータリーが点灯するまで、パッチを適応する最初の使用可能なパッチブ ロックを押し続けます。 • タッチ画面のロータリーを回転してパッチしたいチャンネル数を増減します。これらはブ ルーのパッチブロックとして表示されます。 • 画面から指を離し、パッチを適用します。  パッチを連続で削除することはできないため、開始するパッチブロックは現在パッチされてい...
  • Page 20: ローカルソケット

    Input Channel Patch Libraries – 「Inputs」の下の「Inputs Channel」タブがアクティブなときにサーフェス上の「Library」キーを押 これらを使用して、異なるセットアップごとにインプットチャンネルパッチを保存および呼び出 しし、バーチャルサウンドチェック時にインプットパッチ全体をすばやく切り替えることができ ます。 クイックセットアップ用として、1対1のパッチがファクトリープリセットで提供されています。  インプットライブラリーは、選択中のソースのみではなく、すべてのインプットパッチを保存および 呼び出します。 6.2 ローカルソケット I/O画面のLocalインプットおよびアウトプットは、SQ本体のアナログ入力および出力ソケット ラベルと一致します。 6.3 SLink ソケット SLinkポートは、dSnake、DXおよびgigaACE/GXと互換性があります。これらのモードを切り 替えて使用するため、単一接続での複数のプロトコルはサポートされていません。 モードは何も接続されていない限り、ブルーのテキストでタブに表示されます。接続されてい ない場合は、「Not Connected」が表示されます。 サポートされる設定のリストについては、www.allen-heath.com を参照してください。 タブをタッチして、チャネンル1-32、33-64、65-96または97-128を表示します。各タブには、 現在表示されているチャンネルを示す4つのマークがあります。 6.4 ME システム ME-U、ME-1、およびME-500ユニットはdSnakeプロトコルを使用するため直接接続します。 または、AR2412やAB168のモニターまたはエキスパンダーポートに接続できます。 MEパッチは、dSnakeプロトコルを実行している全てのSLinkポート、SLinkオプションカード、 またはその両方で適用可能です。「ME」タブ上の「SLink」および「I/Oポート」テキストは、い ずれかのポートでパッチがアクティブな場合は白で表示されます。  ME-Uおよび ME-1ユニットは最大40チャンネル、ME-500ユニットは16のモノまたはステレオ チャンネルを受信できます。...
  • Page 21: Usb-B と Sq-Drive Channels

    6.5 USB-B と SQ-Drive Channels USB入出力は、USB-B接続またはSQ-Driveのどちらかで使用できます。 USBモードを表示または変更するには、「Setup」キーを押し、「Audio」タブ、「USBタブ」の順に タッチします。 オーディオのストリーミングと録音の詳細については、SQ-Drive と USB-Bのセクションを参 照してください。 6.6 I/O Port Channels I/Oポートに装着されているSQオプションカードとの間でのパッチに使用されます。 オプションカードの現在のプロトコルは、接続されていない場合を除き、ブルーのテキストでタ ブに表示されます。接続されていない場合は、「Not Connected」が表示されます。  タブをタッチして、チャンネル1-32、33-64、65-96 または 97-128 を表示します。各タブには、現 在表示されているチャンネルを示す4つのマークがあります。  Danteなどのオプションカードにパッチを適用する場合、SQをオプションカードにパッチすること に注意してください。その後、さらに通常のパッチを適用します。 6.7 Tie Lines(タイライン) アウトプット ソケット タイプ /channel インプット ソケット タイプ/channel タイラインは、コアのミキシング、レベルコントロール、チャンネルプロセッシングを経由せず に直接ソースとパッチ先との接続をします。...
  • Page 22: ソケットコントロール

    利用可能な入力ソースから1つまたは複数の出力にオーディオを直接接続することができ、 次のようなアプリケーションがあります。 • プロセッシング前の(ポストソケットアナログプリアンプ)オーディオを送信すると同時に、 プロセッシング済みのオーディオをダイレクトアウトから同時に送信できます(マルチト ラック録音とMEパーソナルモニタリングシステムに同時に送る場合など)。 • FOHとモニター用のデジタルスプリットとしてのセットアップや、放送用セットアップへの送 りとして使用できます。 • いずれのミックスで不要なアンビエントマイクを、チャンネルを使用せずに録音するため にUSBまたはオプションカードに送ることができます。  シーン変更時に入力チャンネルにアサインされていないソケットのPreammp設定を保護するに は、グローバルまたはシーンリコールフィルターで「Tie Line Only Preamps」をブロックします。 6.8 ソケットコントロール パッチマトリックスのトップにあるソケット番号にタッチすると、該当するローカルソケットまたは エキスパンダーソケットのオプションを含むソケットコントロールポップアップが開きます。 Analogue input = 48V, Pad and Gain AES input = SRC Bypass option AES output = Output Sample Rate Reference Guide ...
  • Page 23: Processing (プロセッシング)

    7. Processing(プロセッシング) 「Sel」キーを押してチャンネルを選択します。タッチスクリーン回りの物理的なコントロールと キーが点灯し、アクティブであることを示し、選択したチャンネルのパラメーターが調整でき ます。 「Processing」スクリーンキーを押して、プロセッシング「バンクビュー」を表示します。 channel name preamp  High Pass Filter drag left/right gate   insert Parametric EQ compressor 選択したチャンネルが強調表示された状態で、最大8つのチャンネルの処理の概要が表示 されます。見えている範囲外のチャンネルを選択すると、ビューが自動的に変更されます、 タッチしてドラッグすることで、現在のレイヤーのすべてのチャンネルを見ることができます。 現在選択したミックスチャンネルは最右端に表示されます。 • Channel Name をタッチして、チャンネルの名前やカラーを変更します。 • 「Apply」をタッチして、名前と色を設定します(設定されるとスクリーンとLCDディスプレイ のChannel部に表示されます)。  キーボードは画面上に残したまま、他の「Sel」キーを押すと、複数のチャンネルのネーミングを 続けて行えます。 • 任意のプロセッシングブロックをタッチして詳細を表示し調整できます。チャンネルの オーバービューは、画面の左側に引き続き表示されています。同じタイプの別のチャン ネルを選択すると、新たに選択したチャンネルの同じパラメーターを調整できます。 • アクティブなブロックをタッチするか、「Processing」キーを押してバンクビューに戻りま す。 •...
  • Page 24: Preamp (Input Channels)

    7.1 Preamp (Input Channels) source select preamp control channel delay stereo image Source Select – • ソースリストからソースのタイプをタッチして選択します。 Unassigned = チャンネルにソースがありません。 Local Socket = SQ本体のリアに装備されたソケット。 SLink Socket = SLinkポートに接続されたデバイス (AR、AB、DXユニットまたは別のコンソール)。 USB Port = SQ-DriveまたはUSB-B(モードに応じて)。 IO Port = SQオプションカード。 Signal Generator = 内蔵シグナルジェネレーター。 •...
  • Page 25 • 「48V」ボタンを長押しして、ファンタム電源のオン/オフを切り替えます(切り替え後一 定の時間、チャンネルは自動的にミュートされます)。 • 「Pad」ボタンをタッチして、-20dBパッドのオン/オフを切り替えます。 • 「Gain」または「Trim」を選択してタッチスクリーンロータリーで調整します。 Gain = 0dB to +60dB Trim = -24dB to +24dB  ローカルマイク入力やエキスパンダーへの入力のゲインはデジタルコントロールされたアナロ グ処理です。トリムはデジタルまたはライン入力をデジタル領域で調整します。 • 「Pol」ボタンをタッチして、入力チャンネルの極性を反転させます。 Delay – プロセッシングの順序では、ミリ秒のチャンネルディレイはコンプレッサーの後にあり ます。通常はゲインなどのミキシング中に調整されない「セットアップ」パラメーター類と同時 に設定されるため、Preamp画面に表示されています。 • タッチスクリーンロータリーを使用して数値を調整します。 Input channel delay = 0.00ms to 341.00ms 0.00m to 121.23m (-20°C to +40°C) 0.00ft to 397.76ft (-4°F to +104°F) 0S to 32736S ...
  • Page 26 DEEP Preamp – SQ本体とリモートオーディオユニットのプリアンプは応答性が高く低歪で、高い精度と再現 性を持ちますが、別の特性が要求される場合もあります。DEEPプリアンプモデルを使用す ると、専門的で特殊な外部機器を操作することなく、要求される特性を容易に追加でき、完 全にコントロールすることが可能です。 • チャンネルの「Preamp」画面が表示されているとき、「Library」スクリーンキーを押して、 プリアンプモデルのリストを表示します。 preamp model の選択 recall/load model • Preampを選択し、「Recall」ボタンを押してロードします。 DEEP preamp controls • 「On/Off」をタッチして、プリアンプモデルのオン/オフを切り替えます。 • 画面上のパラメーターをタッチしてから、タッチスクリーンロータリーで調整します。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 27: Preamp (Mix Channels)

    7.2 Preamp (Mix Channels) source select preamp control mix channel delay Mix External In – 「Mix Ext In」 は任意のミックスチャンネルで使用できます。プロセッシングやルーティング、レ ベルコントロールを行わず、ソースから直接ミックスにオーディオをルーティングします。通常 は、サブミキサーやクリックトラックなどの前処理された信号をミックスに追加するために使用 します。  MonoミックスはMonoの外部入力に対応し、StereoミックスはStereoの外部入力に対応します。 チャンネルディレイを除き、プリアンプセクションのすべてのパラメーターは、Source Select、Socket Preamp(ソースとしてソケットプリアンプを選択した時に使用可能)、および Trimを含み Mix External In のコントロール用です。詳細は、Preamp (input channels) を参照 してください。  「Polarity」スイッチとTrimコントロールは、アサインされた「Mix Ext In」の極性とトリムに影響し、ミッ クスチャンネル出力には影響しません。 ...
  • Page 28: Hpf (Input Channels)

    7.3 HPF (Input Channels) frequency filter slope HPF – ハイパスフィルター(HPF)は、すべての入力チャンネルで使用可能で、スロープと周波数 を調整することができます。 • 画面上の「In」ボタン、または専用のHPFの「In」キーを使用して挿入を切り替えます。 • HPF周波数値をタッチして選択し、タッチスクリーンロータリーを使用するか、専用の HPF「Freq」ロータリーを使用して、選択した入力チャンネルを調節します。 • 現在の 「Slope」値をタッチして、異なるフィルタースロープを選択します。 HPF Frequency = 20Hz to 2Khz Slope = 12dB, 18dB, 24dB (attenuation per octave) Butterworth  HPFは、PEQ処理画面にも表示され、PEQ設定を使用して保存と呼び出しができます。信号経路 の異なるポイントでの別の処理ですが、PEQの応答曲線には影響しません。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 29: Gate (Input Channels)

    7.4 Gate (Input Channels) side chain source と filter gate parameters と graph histogram 画面上の「In」ボタンまたはサーフェス上の Gate の「In」キー(本体上の Gate threshold ロー タリーの左側)を使用して、Gate の挿入を切り替えます。 Side Chain – • 「Self Keyed」を選択するか、別のチャンネル信号をサイドチェーンにします。  別のチャンネルをサイドチェーン入力として使用する場合、信号はそのチャンネルのすべての プロセッシングの後の、ディレイ後のポイントがソースになります。 • フィルタータイプをタッチして、HPF / BPF / LPF のモードを切り替えます。 「Filter In」ボタンでフィルターを有効にします。 • 周波数値をタッチして選択し、タッチスクリーンロータリーで調整します。...
  • Page 30 • パラメーターをタッチして選択し、タッチスクリーンロータリーを使用して、値を調整し ます。Threshold 調整には本体上に専用ロータリーもあります。 Attack = 50µs to 300ms Hold = 10ms to 5secs Release= 10ms to 1sec Threshold = -72dB to +18dB Depth = 0dB to 60dB Histogram – ヒストグラムは、過去12秒間のゲートアクティビティーを右から左方向に示します。リダクショ ンメーターと同様に、ゲートがインの状態は赤で表示され、アウトの場合はライトグレーで表 示されます。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 31: Insert

    7.5 Insert SQのインサートポイントを使用して、使用可能なI / Oソケット間でオーディオをルーティン グし、アナログまたはデジタル機器をチャンネルに挿入できます。 send type/sockets return type/socket operating level 内蔵FXエンジンのインサート使用もできます。詳細については、FXエンジンのセクションを 参照してください。 Send – Insert センドのタイプとチャンネルを選択します。 Return – Insert リターンのソースタイプとチャンネルを選択します。 Send/Return タイプ = Local Socket, SLink Socket, USB Port, IO Port, FX Unit  Insertセンドとリターンはレイテンシーを補正されません。 Operating level – Insert タイプに適するラインレベルを選択します。 Digital = デジタル...
  • Page 32: Geq (Mix Channels)

    7.6 GEQ (Mix Channels) すべてのミックスチャンネルが、28バンドステレオGEQを装備しており、画面上の 「In」 ボタン を使用してチャンネルのイン/アウトを切り替えることができます。 GEQがアクティブなミックスチャンネルが選択された場合、GEQセクションのグリーンの「In」 LED(サーフェス上ではPEQロータリの下)が点灯します。 調整するには、スクリーン上の各バンドのフェーダーをタッチし、タッチスクリーンロータリーを 使用します。 Frequencies (Hz) = 31, 40, 50, 63, 80, 100, 125, 160, 200, 250, 315, 400, 500, 630, 800, 1k, 1.25k, 1.6k, 2k, 2.5k, 3.15k, 4k, 5k, 6.3k, 8k, 10k, 12.5k, 16k Gain = -12dB to +12dB Bandwidth = 1/3 oct (constant)
  • Page 33 RTA – RTAは、GEQの各周波数帯域のRTAソースのレベルを表示します。 GEQ RTAの詳細については、このガイドのRTAセクションを参照してください。 DEEP GEQ – 標準の 「Constant-Q」 GEQに加えて、独自の特性を持つ他の DEEP GEQ を追加できま す。 DEEP GEQモデルをSQに追加すると、任意ミックスチャンネルで「Constant-Q」GEQに代わり 使用できます。  DEEP モデルの追加方法に関しては、本ガイドのAdd-onsセクションにあります。 • 「Library」キーを押して、GEQライブラリーを表示します。 • 「Factory」ライブラリーからさまざまなGEQモデルをリコールできます。 • 「User」ライブラリーを使用して、DEEP GEQユーザープリセットをストア/リコールできま す。 Proportional-Q – 最大のカットまたはブースト値に向かって徐々 に狭くなるスムーズなワイドQ。 Hybrid GEQ – Proportional-QユニットとConstant-Qユニットの 組み合わせにより、スムーズなブーストと効果 的なカットが実現します。 Digi GEQ – GainとWidthを最適化して、周波数帯域幅の相...
  • Page 34: Peq

    7.7 PEQ PEQ display band HPF display bandwidth RTA settings frequency mode select gain PEQは、サーフェス上「In」キーまたは画面上の「In」ボタンでオン/オフを切り替えることがで きます。 • PEQの4バンドには、サーフェス上のEQセクションに合わせてラベルが付けられていま す。 • サーフェス上のEQコントロールを使用時は、帯域を選択し、Gain、Width、およびFreq ロータリーを使用して調整します。画面上で調整するには、パラメーターをタッチしてタッ チスクリーンロータリーを使用するか、グラフ上のポイントをタッチしてドラッグします。  サーフェス上の周波数帯域の選択は、Surface Preferences で画面上の選択に従うように設定 することができます。 • 該当するアイコンをタッチすると、シェルフ、ベル、LFバンドとHFバンドのフィルタモード を切り替えることができます。 • PEQがアクティブの場合、グラフィックディスプレイは明るい色で表示され、アクティブで ない場合はグレーアウト表示されます。 LF Mode = Shelf, Bell, HPF HF Mode = Shelf, Bell, LPF Frequency (all modes) = 20Hz to 20kHz Width (parametric) = 1.5 octave to 1/9...
  • Page 35: Compressor

    7.8 Compressor side chain control compressor mode parallel path controls histogram compressor parameters and graph 画面上の「In」ボタンまたはサーフェス上の Compressor の「In」キー(本体上の Compressor threshold ロータリーの左側)を使用して、Compressor の挿入を切り替えます。 Side Chain – • 「Self Keyed」を選択するか、別のチャンネル信号をサイドチェーンにします。  別のチャンネルをサイドチェーン入力として使用する場合、信号はそのチャンネルのすべての プロセッシングの後の、ディレイ後のポイントがソースになります。 • フィルタータイプをタッチして、HPF / BPF / LPF のモードを切り替えます。 • 周波数値をタッチして選択し、タッチスクリーンロータリーで調整します。 HPF Frequency = 20Hz to 5kHz BPF Frequency = 120Hz to 10kHz LPF Frequency = 120Hz to 20kHz Compressor Mode –...
  • Page 36 Parameters – • パラメーターをタッチして選択し、タッチスクリーンロータリーを使用して、値を調整します。 Attack = 30µs to 300ms Release= 50ms to 2secs Ratio = 1:1 (no compression) to Infinity (limiting) Threshold = -46dB to +18dB Gain (make-up gain) = 0dB to +18dB Graph – • グラフは、X 軸にinput/thresholdを、Y 軸にoutputレベルを表示して、コンプレッサーパ ラメーターの設定を視覚的に表示します。 •...
  • Page 37 DEEP Compressors – クラシックなハードウェアコンプレッサーがモデル化されており、独特 の音質および動作特性を提供します。 Once DEEP モデルをSQに追加すると、任意のチャンネルで RMS/Peak compressor に代わ り使用できます。  DEEP モデルの追加方法に関しては、本ガイドのAdd-onsセクションにあります。 • 「Library」キーを押して、Compressor ライブラリーを表示します。 • 「Factory」ライブラリーからさまざまなCompressor モデルをリコールできます。 Opto – 多様なオプティカルコンプレッサーの最高レベル の特性を1つのスムーズなサウンドユニットに統 合。 16T – 自然なゲインリダクションを持つVCAベースのタ イトでパンチの効いたRMSコンプレッサー。 16VU – 動作時には中低音域を音楽的に強化してくれる、 クラシックなVCAベースのRMSコンプレッサー。 Peak Limiter 76 – ヴィンテージ型を1つ、現代型を1つ 提供する、有 名なFETアンプの2つのバージョン。両方とも全て...
  • Page 38: Routing

    8. Routing 「Sel」キーを押してチャンネルを選択し、「Routing」スクリーンキーを押してルーティング 「bank view」を表示します。選択したチャンネルが強調表示された状態で、8つのチャンネル のオーバービューが表示されます。 channel name direct out/mix source settings DCA/mute group assign drag left/right send levels と group assignments チャンネルがDCAまたはMuteグループにアサインされている場合、塗りつぶされた番号付き のアイコンで表示されます。 Main/LR、Auxセンド、FXセンドでインプットチャンネルとグループチャンネルのセンドレベルが 表示されます。アサインされている場合は塗りつぶされたバーとして表示され、アサインされ ていない場合はアウトラインとして表示されます。バーは、post-fade の場合はピンク、pre- fade の場合はグリーンになります。 グループとして設定されているミックスがあり、チャンネルがそのミックスにアサインされてい る場合、小さな円で表示されます。 表示されている8つのチャンネルは、他のチャンネルが選択された場合に自動的に移動しま す。またレイヤー内で左右にドラッグして他のチャンネルを表示することもできます。 • Channel Name をタッチして、チャンネルの名前やカラーを変更します。 • インプットチャンネルの「Dir Out」ボタンをタッチして、ダイレクトアウト設定を表示しま す。...
  • Page 39: Direct Out

    8.1 Direct Out global direct out source individual direct output level global follow options インプットチャンネルの「Dir Out」ボタンをタッチします。 選択したチャンネルの direct output レベルと、すべてのチャンネルに影響するグローバル なダイレクトアウト設定が表示されます。現在選択されているチャンネルは左側に表示され ます。 • Level 値をタッチして、タッチスクリーンロータリーを使用して調整します。各チャンネ ル個別の調整です。 Direct out level = -inf to +10dB • ダイレクトアウト信号がフェーダーまたはミュートの影響を受けるかどうかを(Follow Fader、Follow Muteなど)ボタンをタッチして選択します。 • Direct Out Sourceの値をタッチして、チャンネルの「tap off point」を選択します。各ソー スポイントが経路の順番に表示され、ポイントより前のプロセッシングは影響します。...
  • Page 40: Mix Send と Balance Settings

    8.2 Mix Send と Balance Settings Mixチャンネルでは、インプットチャンネルの「Dir Out」ボタンの代わりに、別のボタンがあり ます。これをタッチすると、次のオプションが表示されます。 Main – (‘Main Snd’) • 「Output Bal」値をタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用してアウトプットバランス を調整します。 Group – (‘Group’) • 「Output Bal」値をタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用してアウトプットバランス を調整します。 • 「All On」または「All Off」ボタンをタッチして、すべてのチャンネルをグループにアサイン するか、またはアサイン解除します。 Aux – (‘Aux Snd’) • 「Channel Source」の値をタッチして、チャンネル経路内からAuxへセンドするポイント を選択します。各ソースポイントが経路の順番に表示され、ポイントより前のプロセッ シングは影響します。 Post Preamp = Pre Amp ゲインの影響のみを受けます。 Post Insert Return = HPF、...
  • Page 41: Dca/Mute Groups

    8.3 DCA/Mute Groups DCA/Mute Assign ブロックをタッチして、選択したチャンネルのアサインを表示します。 デジタル制御アンプ(DCA)は、単一のフェーダーとミュートキーで複数のチャンネルの送信レ ベルとミュートを制御します。 Mute グループは、単一のソフトキーでの複数のチャンネルのミュートに使用します。 チャンネルをDCAにアサイン DCAにアサインされているチャンネル表示へ チャンネルをMuteグループにアサイン Mute Groupにアサインされているチャンネル表示へ • 「Assign」ボタンをタッチして、選択したチャンネルをDCAまたはMuteグループにアサイ ンするか、またはアサイン解除します。 • 「View」ボタンをタッチして、DCAまたはMuteグループにアサインされているすべての チャンネルを表示します。 • すべてのチャンネルを表示するには、View ウィンドウ内で上下にドラッグします。 • チャンネルの「Assign」ボタンをタッチして、アサインするか、アサイン解除をします。 • DCA /Mute Assign「ブラック」をタッチして、選択したチャンネルのアサインビューに戻 ります。 「Processing」と「Routing」の両画面で、DCAチャンネルは最大28チャンネルの「Members」 (そのDCAにアサインされたチャンネル)のリストを表示します。 さらに多くのメンバーが存 在する場合は、リストの下部に「…」が表示されます。 • DCAメンバーリストの任意の場所をタッチして、チャンネルのアサイン状態を表示できます。  DCAは制御のみを目的としており、信号の加算や伝送は行わないため、処理または計測機能はあ    りません。 ...
  • Page 42: Send Levels と Mix Assignments

    8.4 Send Levels と Mix Assignments mix sends pre/post ボタン 左右へドラッグ assign to mix pan (stereo mixes) send level 選択したチャンネルのすべてのセンドとMixのアサインを表示します。 • タッチして左右にドラッグすると、すべてのMixとセンドが表示されます。 • 「On/Off」ボタンをタッチして、チャンネルをMix/SendまたはMatrixにアサインまたはアサイ ン解除します。 • 「Pre/Post」ボタンをタッチして、センドをPre-fadeまたはPost-fadeに設定します。 • 「Pan/Bal」コントロールをタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して、センドのパンま たはバランスを設定します。 • 「Level」値をタッチして、タッチスクリーンロータリーを使用するか、またはフェーダーで調 整します。 • Mixで「Assign」キーを押しながら「Sel」キーを押すと、現在選択されているMixからチャンネ ルをアサインまたはアサイン解除できます。 • Mixで「Assign」キーを押しながら「Sel」キーを押すと、Mixへすべてのチャンネルをアサイン またはアサイン解除できます。 • チャンネルの「Pre Fade」キーを押しながら「Sel」キーを押すと、現在選択されているミック...
  • Page 43: Matrices

    8.6 Matrices SQは3つのステレオまたはモノのマトリックスバスを装備しています。これらは、Mixの任意の 組み合わせで、利用可能なすべての出力先にルーティングできます。 Mixを組み合わせたマトリックスは、次のようなアプリケーション使用できます: • レコーディング用 – 単一のミックスまたはミックスの組み合わせに、さらにプロセッシング を追加し、レベル調整をして録音できます。 • 補助スピーカー用 – マトリックスを使用して、単一のミックス(多くの場合LR Mix)の複製 を送り、それにプロセッシングやディレイを追加したりできます。これは、「フィル」スピー カーや、補助スピーカー用にディレイタイム設定する場合など便利です。 • サブウーファー用 – メインLR Mix(Post-Fade)をマトリックスにルーティングし、これをサ ブウーファーに供給することで、LRマスターセンドによって全体のレベルをコントロールし つつ、サブウーファーにはプロセッシングを追加し、個別にレベル調整もできます。 Mixをマトリックスに送るには3つの方法があります。 1) Mix を選択すると、マトリックスは、send levels and assignments 画面に表示されま す。 2) Matrix が選択されると、マトリックスのソースは、send levels and assignments 画面 に表示されます。...
  • Page 44: Metering

    9. Metering 9.1 PAFL LED Meter サーフェス上のタッチスクリーンの右側にある12セグメントLEDメーターは、PAFLバスのレベ ルメーターです。そのため、ヘッドフォン出力に送信されているもののメータリングが常に表 示されます。 デフォルトでは、PAFLキーがアクティブでないため、メインのLR Mix レベルが表示されます。  12セグメントLEDの下のPAFL LEDインジケーターは、ミキサー内のどこかでPAFLキーまたはボ タンがアクティブになっているときに点灯します。 9.2 Input/FX/Mix/USB Meters compressor gain reduction gate active signal level touch and drag 「Meters」画面の最初の4つのタブには、「Input Meters」、「FX Meters」、「Output Meters」 、 「USB Meters」が表示されます。 • メインの色付きメーターには、-40dB ~ +10dBのレベルが表示されます。 •...
  • Page 45: Chromatic Channel Metering

    9.4 Chromatic Channel Metering Chromatic Channel Meteringは、単一のLEDで高分解能メーターの情報を表示します。従来 のメーターよりも広いレベルの範囲を表すことができ、「Channel Meters」タブで動作をカスタ マイズできます。 default brightness/intensity ‘threshold’ colour • 「Audio Level」の値をタッチして、タッチスクリーンロータリーを使用して調整します。  「Audio Level」の値は、上下のレベルの境界を設定します。 • 「Audio Signal State」のColourをタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して、こ のレベル範囲の色を調整します。 Colours = White, Red, Orange, Orange/Yellow, Yellow, Green, Green/Blue, Blue, Blue/Red, Off. • 「Intensity」の値をタッチして、メーターの動作を選択します。 Fixed = メーターは状態間で瞬時に切り替わります。 Variable 1 = メーターはその範囲のエンドポイント近くで変化します。...
  • Page 46: Rta's

    9.5 RTA’s SQには2つのリアルタイムアナライザーがあります。1つはメーター画面に表示され(「Meters RTA」)、もう1つはPEQやGEQの処理画面に表示されます。また、GEQの「Fader Flip」モード (「Channel RTA」)ではクロマチックチャンネルメータリングを使用して表示されます。 RTA – Meters Screen – frequency left prominent frequency right RTA settings デフォルトでは、メーター画面の 「RTA Souce」 は 「PAFL」 に設定されており、ヘッドフォン 出力および12セグメントLEDメーターに送信されるものと一致します。必要に応じて、ソース を特定の固定チャンネルに切り替えることもできます。 • 最も目立つ周波数は赤で表示されます。 • モノモードはL+Rを表示します。 • タッチスイッチまたは値をタッチしてオプションを選択したり、タッチスクリーンロータ リーを使用して調整します。 Source = PAFLまたは固定チャンネルです。 Fixed Channel = 任意の入力チャンネルまたはミックスチャンネルです。 Mono/Stereo = ステレオ31バンド1/3オクターブまたはモノ61バンド1/6オクターブです。...
  • Page 47 RTA – PEQ Screen – 61バンドのPEQ RTAは、自動ゲインコントロール (pre-trim) を使用して、周波数の有効な相 対レベルをPEQグラフに表示します。デフォルトでは、選択したチャンネルをソースとし、すべ てのインプットチャンネルとミックスチャンネルに表示されます。 RTA meters return to PEQ settings RTA settings follow ‘Sel’ on/off PEQ RTAのアベレージメーターは、各メーターの中心を周波数に合わせたバーで表示 するか、線で表示することができます。 RTA Source return to PEQ settings RTA settings fixed channel selection on/off Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 48 • RTAソースが 「Fixed Channel」 オプションを使用しており、現在選択されているチャンネ ルと異なる場合、RTAソースチャンネルが右上に表示されます。 • 別のデバイス(例:SQ-MixPad)によって選択されたために別のチャンネルのRTAが表示 される場合、RTAソースは「!」プレフィックスが付いて右上に表示され、RTAメーターはグ レー表示されます。 • バーを表示する場合、最も目立つ(プロミネント)周波数は赤で表示されます。 • ステレオソースは、L + Rのメータリングを表示します。 • タッチスイッチまたは値をタッチしてオプションを選択したり、タッチスクリーンロータリー を使用して調整します。 Source = 選択されたチャンネルまたは固定チャンネルです。 Follow this device = 有効になっている場合、このデバイスでチャンネルを選択する と、チャンネルRTAソースも選択されます。 Fixed Channel selection = 任意の入力チャンネルまたはミックスチャンネルです。 Trim = メータリングレベルを上げたり下げたりします。 Opacity = RTAメータリングのopacityを調整します。 Average Slow to Fast = アベレージ(バーまたはライン)メーターで使用するサンプル の有効数を調整します。...
  • Page 49 RTA – GEQ Screen – 28バンドのGEQ RTAは、自動ゲインコントロール (pre-trim) を使用して、グラフィックEQの各 バンドの周波数の有効な相対レベルを表示します。デフォルトでは、選択されたミックスチャ ンネルがソースとなります。 プロミネントfrequency RTA settings on/off • 「Fixed Channel」 オプションを使用して別のチャンネルのRTAを表示している場合 は、RTAソースが右上に表示されます。 • SQ-MixPadによって選択されているために別のチャンネルのRTAが表示されている場 合、RTAソースは「!」プレフィックスが付いて右上に表示され、RTAメーターは表示されま せん。 • 最も目立つ(プロミネント)周波数は赤で表示されます。 • ステレオソースは、L + Rのメータリングを表示します。 Source = 選択されたチャンネルまたは固定チャンネルです。 Follow this device = 有効になっている場合、このデバイスでチャンネルを選択する と、チャンネルRTAソースも選択されます。 Fixed Channel selection = 任意の入力チャンネルまたはミックスチャンネルです。 Trim = メータリングレベルを上げたり下げたりします。...
  • Page 50: そ の他のメーター

    RTA – GEQ ‘Fader Flip’ – GEQの「Fader Flip」モードで、PEQ/GEQ RTAが現在選択されているミックス(フェーダーで コントロールされているミックス)を表示している場合、クロマチックチャンネルメーターは、 フェーダー上に各周波数バンドのレベルを表示します。最も目立つ(プロミネント)周波数も Pk LEDを使用して表示されます。 PEQ/GEQ RTAが選択したチャンネルと異なるチャンネルを表示している場合は、クロマ チックチャンネルメーターとPk LEDは点灯しません。 9.6 Other Metering • 詳細なメータリングは、各処理の「block」の後に表示され、特にゲインのチェックで役 立ちます。 • マルチトラック画面のSQ-Driveメーターは、その状態(recordingまたはplayback)に応 じて、センドしている信号かリターンしている信号かを表示します。 Peak – ピークチャンネルがチャンネルストリップに割り当てられている限り、SQサーフェス上のピー クは常に表示されます。 • 専用のプロセッシングコントロール(プリアンプ、PEQ、GEQ、コンプレッサー)の横にある 赤いピーク (Pk) LEDは、プロセッシング「ブロック」の直後のメーターで信号が-3 dBFS に達すると点灯します。0 dBFSは絶対最大値であるため、Pk LEDはその時点で信号 がデジタルクリッピングに近いことを示します。 •...
  • Page 51: Fx エンジン

    10. FX エンジン SQには8つのRackFXエンジンが搭載されており、どのタイプのFXにも対応しています。つ まり、8つのタイプの組み合わせを同時に使用できます。 各ユニットには、Mix->Returnを使用してルーティングするためのPEQを備えた専用のステ レオリターンがあります。また、任意のインプット/ミックスチャンネルに直接ユニットを挿入 することができます。 FXユニットは、FX画面、またはFXセンドまたはリターンチャンネルを選択した処理画面から 操作できます。  FX画面を表示するときに関連するFXユニットを常に表示するには、Surface Preferencesの 「FX Screen Follow Sel」 オプションを有効にします。 10.1 ユニットとプリセットのロード 「FX」スクリーンキーを押すと、現在選択されているFXエンジンのフロント/リアが表示さ れ、画面の左側に他のロードされたFXユニットや空のスロットが表示されます。 global tap tempo panel view FX パラメーター FX slots FX PEQ send level/settings return level/settings • 使用するスロットを選択します。 • サーフェス上の「Library」キーを押して、FX ライブラリー を開きます。 •...
  • Page 52: パラメーター調整

    10.2 パラメーター調整 各FXユニットには異なるパラメーターセットを持ちますが、すべて同じように操作します。 • ボタンをタッチして、モードまたは状態を切り替えます。 • パラメーターのコントロールまたは値をタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して 調整します。 SMRユニットは特殊なケースです。 – 4種類のリバーブアルゴリズムが利用可能で、 「Expert」 ボタンを押すと、リバーブの効果を微調整するためのより詳細なパラメーターを設定できま す。このモードでは「Page」ボタンを使用して、使用可能なすべてのパラメーターにアクセスで きます。 10.3 FXバスとリターンの使用 SQには4つのFXセンドバスがあり、デフォルトおよび「FX Send」 を選択した状態で 「Mix」→ 「Return」を使用した場合、最初の4つのFXエンジンスロットの入力にルーティングされます。 これらのバスは、Mixバスと同じ方法で使用できます: • 1から4までの任意のFXキーを押して、各フェーダーストリップのフェーダーのそのFXバス へのセンドレベルを表示および調整します。またはチャンネルを選択した状態で、「CH to All Mix」キーを押したままにして、選択したチャンネルからのすべてのFXバスへのセンド レベルを(他のすべてのセンドとともに)表示および調整します。 • マスターFXセンドレベルはMasterチャンネルでコントロールされます (「Mix Master」 モー ドで、フェーダーでFXセンドを表示する場合)。 FXからの出力は、各FXエンジンスロットから対応するFXリターンチャンネルに返されます。 (「FX Unit 1」の出力は「Fx1Rtn」にルーティングされます)。 •...
  • Page 53: 他のソースからFxへのセンド

    10.4 他のソースからFXへのセンド Mix->Return – 4つのFXバスを使用して送るだけでなく、Mixを使用してFXエンジンにも送る ことができるため、「Sends on Faders」を使用して8つのFXエンジンのいずれかに送ることが できます。このルーティングタイプは、チャンネルダイレクトアウトでも使用できます。 ルーティングを設定するには、まずFX画面の右上にある「Back Panel」ボタンを押します。 routing type routing source channel/number current routing/channel insert settings return wet/dry mix 1) routing type を「Mix-> Return」に設定します。 2) routing source の値をタッチして、ソースを選択します。 Sources = FX Send, Group, Aux, Main, Matrix, Ip Direct Out 3) チャンネルの値にタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して調整します。...
  • Page 54: Fx Levels と Peq

    10.5 FX レベル と PEQ Mix->Return – 「Mix -> Return」としてルーティングすると、選択されているFXエンジンスロットの PAFL、Mute、およびLevel 設定が、FXセンドとFXリターンの両方について画面の下部に表 示されます。 • ボタンをタッチしてPAFLまたはMuteにします。 • 値をタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して調整します。 Inserts – FXエンジンがインサートとして使用されている場合、インサートの「In」ボタンとリターン 用 Dry/Wet のミックス値が表示されます。 • 「In」ボタンをタッチして、インサートのインまたはアウトを切り替えます。 • Dry または Wet の値にタッチして、ドライ(FX未処理)信号とウェット(FX処理済み)信号 のブレンドを調整します。 Dry/Wet individual level = -infinity to 0dB PEQ – 画面の中央下にあるPEQボタンを押して、FXのアウトプット用のPEQを表示および調整...
  • Page 55: Rackextra Fx Types

    10.7 RackExtra FX Types Spatial Modelling Reverb (SMR) – 詳細まで設定可能な4つの多才な空間系 モデル:Classic、Hall、Room、EMT。 Stereo Tap Delay – Link、Filters、Tap tempo (global local、BPM またはミリ秒での設定可能) 機能を持つクリーンなデジタルディレイ。 ADT Doubler – DoubleおよびQuadモード、 Separation、 Thickness、Autopan を備えたオートダブ ルトラッキングユニット。 Chorus – 3つのStereo field、そして Rate、 Depth、 LFO、Autopanを備えた多彩なコーラスユ ニット。 Symphonic Chorus – 2つの非常にシンプルなコントロールの...
  • Page 56 RackFX Add-ons – MultiBD Compressor 4 – インプットまたはMixチャンネルのダイナ ミックスコントロールのためのフル機能 の4バンドコンプレッサー。 MultiBD Compressor 3 – インプットまたはMixチャンネルのダイナ ミックスコントロールのためのフル機能 の3バンドコンプレッサー。 DynEQ4 – 4バンドのダイナミックイコライザー、あらゆ る音源の詳細まで調整できます。 De-Esser – ナチュラルにシビランスを低減するオー トスレッショルド機能を備えた古典的な ディエッサー。 Bucket Brigade – ビンテージのバケットブリッジを備え たステレオアナログディレイ。 Echo – 古典的なテープエコーユニットを忠実に再 現。 Hypabass – 低域の低いソースからローエンドを生 成する非常に低歪みのサブハーモニッ クシンセサイザー。 ...
  • Page 57: Shows/Scenes/Librariesの保存とリコール

    11. Shows/Scenes/Librariesの保存とリコール SQのすべてのミックス設定は、「Scenes」または「Show」ファイルでストア/リコールすることが できます。シーンは使用中のリコールを目的としていますが、Showファイルはイベントまたは 個々のセットアップのすべてが含まれます。Showファイルは、設定のバックアップや別のユ ニットへの転送にも使用できます。 • 「Scene」 はすべてのミックス設定のスナップショットです。 • 「Show」ごとに300のシーンスロットが使用可能です。 • すべてのシーンに加えて、「Show」にはSQ設定のすべて(クロマチックチャンネルメータ リングやサーフェスの照明設定など)が含まれます。  SQは、一度に1つの「Show」のみを持つことができます。複数の「Show」ファイルをストアまたはリ コールするにはSQ-DriveまたはSQ-MixPad を使用します。  Input Stereo、Mix Stereo、Bus Config などを含む Mixer Config 設定は、オーディオを中断して XCVIコアの設定を変更する必要があります。したがって、これらをシーンごとに変更することはで きません。 各 Sceneごとに保存 各Showごとに保存 Input and output routing 300 Scenes Preamp settings All Libraries Channel processing Stereo Input/Mix and Mix Config...
  • Page 58: Scene Manager

    11.1 Scene Manager シーンマネージャーを使用して、シーンをストア、リコール、デリートしたり、シーンごとにリ コールフィルターを適用できます。 recall scene name edit scene name scene number store, modify and filter settings touch and drag scene filter active shortcut to ‘role’ screen 現在のすべてのミックス設定を新しいスロットへのストア: • 空のスロットにタッチします。 • 「Store」ボタンをタッチして、「Scene [x]」というネームでストアします。 または • 空のシーンネームフィールドをタッチすると、ストア時にシーンにネームを付けるよう に求められます。 シーンのリコール: • シーンをタッチして強調表示にし、「Go」ボタンをタッチします。...
  • Page 59 シーンのクイック コピー、ペースト、デリート: • 「Copy」キーを押しながら、コピー元のシーンをタッチします。 • 「Paste」キーを押しながら、ペースト先のシーンをタッチします。 • 「Reset」キーを押しながらデリートするシーンをタッチします。 Scene Filters – シーンをストアすると、すべてのミックス設定が保存されます。ただし、シーンリコールフィル ターとグローバルフィルターの組み合わせを使用して、リコールされる設定のフィルターリン グができます。  各フィルターの機能については、Global Filters を参照してください。 シーンごとに許可またはブロックするフィルターの選択 • シーンをタッチして強調表示し、「Recall Filter」ボタンをタッチします。 scene filter type filter active on tab recall allowed recall blocked • ポップアップには、使用可能なすべてのフィルターを含む、「Input / FX」、「Mix」、 「Other」の3つのタブがあります。 • フィルターボタンをタッチして、「Allow」と「Block」を切り替えます。 •...
  • Page 60: Global Filters

    11.2 Global Filters グローバルシーンフィルターは常にアクティブであり、シーンのリコール時の設定の変更に 影響します。 また、アクティブなシーンフィルターにも優先します。 filter type filter active on tab recall 許可 recall ブロック • フィルターボタンをタッチして、「Allow」と「Block」を切り替えます。 • ブロックされたパラメーターは、シーンをリコールしても影響を受けません。 Input/FX Filters – Inputs Filter Includes Patch Source and Direct Out patching of input channels Preamp settings of input channels and socket routing (excludes DEEP preamp Preamp All Input channel processing and insert socket settings Processing...
  • Page 61 Mix Filters – Group Filter Includes Patch Mix Ext In source plus output patching of Group channels Ext In Preamp Preamp settings of Group Mix Ext In Processing All Group channel processing Name/Colour All Group channel names and colours Fader Master fader positions and output balance of Group channels Pan/Balance Master pan and balance positions for all Group channels...
  • Page 62 Other Filters – DCA/Mute Group Filter Includes DCA Name/Colour All DCA names and colours Mute Group Name All Mute Groups names DCA Fader All DCA fader values DCA Mute All DCA mutes Mute Group Mute All Mute Group mutes DCA Assign All DCA member assignments Mute Group Assign All Mute Group assignments Input Sockets...
  • Page 63: Safes

    11.3 Safes セーフは、シーンをリコールしたときにチャンネルの変更をブロックします。 safe 無効 safe 有効 • 「Input」、「FX」、または「Mix」タブをタッチして、すべてのチャンネルセーフ設定を表示しま す。 • 「Safe」ボタンをタッチして、チャンネルをセーフにします(ボタンが白に変化)。 11.4 Libraries FactoryライブラリーとUserライブラリーは、SQの多くの機能とプロセッシングに使用でき、画 面によって専用のライブラリキーを使用してアクセスできます。 本ガイドでは、ライブラリーを使用できる場合、画面イラストの横にライブラリ キーのイメージアイコンを記載しています。 rename Factory/User libraries library items options/folders storage/recall Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 64 Factoryライブラリーはプリセットを提供し、さまざまなFXユニットまたはDEEPプラグインをリ コールできます。これらはファームウェア上に組み込まれており、編集や上書きはできません。 ライブラリーのリコール: • ライブラリーをリコールする画面に移動します。 • 「Library」キーを押します。 • リコールする ライブラリーにより Factory または User を選択します。 • 「Recall」ボタンをタッチします。 ライブラリーのストアまたは上書き: • パラメーターを保存したい画面に移動し、保存したい設定を表示します。 • 「Library」キーを押します。 • 画面の右上でUserを選択します。 • 「Store New」ボタンをタッチして、新しくライブラリーをストアします。 または • ライブラリーを選択し、「Overwrite」ボタンをタッチします。 ライブラリーのデリート: • 画面の右上でUserを選択します。 • デリートするライブラリーを選択します。 • 「Delete」ボタンをタッチしてからライブラリーのデリートを確認します。 ライブラリーは次の画面で利用できます。 SQ Libraries Library Screen Includes Input Channel...
  • Page 65: Data転送(Usb/Mixpad

    11.5 Data転送(USB/MixPad) データ転送オプションは、「Utility」画面の「Data」タブにあります。これらにより、ショーや個々 のシーンやライブラリーを保存してリコールすることができ、データのバックアップや別のSQ への転送に使用されます。 USB Shows – Showネーミング SQ-Drive上のShow store/recall アクション ShowのUSBデバイスへの保存: • 「Store New」ボタンをタッチ - Showにネームを付けるように求められます。 Showのリコール: • Showをタッチして強調表示し(タッチスクリーンロータリーを使用して選択を変更する か、すべてのShowをスクロールします)、「Recall」ボタンをタッチします。 Showのネーム変更: • Showをタッチしてから、画面中央部の「Name」フィールドをタッチします。 Showの上書き: • 上書き対象のShowをタッチして、「Overwrite」ボタンをタッチします。  SQ-Driveが録音または再生に使用されている場合、Showのストアまたはリコールはできません。  Show をストアまたはリコールすると、USB-B ストリーミングは中断されます。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 66 USB Scenes – SQ scenes scenes on SQ-Drive to/from SQ actions 個々のSceneのUSBデバイスへの保存: • 左側の「SQ Scenes」リストで、ストアするSceneをタッチして選択します。 • 「To USB」ボタンをタッチします。 USBからSQへのSceneの転送: • 右側の「USB Scenes」リストで、転送するSceneをタッチして選択します。 • 左側の「SQ Scenes」リストで、空のスロットをタッチして選択します。 • 「To SQ」ボタンをタッチして転送します。 Sceneの上書き: • 右側の「USB Scenes」リストで、転送するSceneをタッチして選択します。 • 左側の「SQ Scenes」リストで、上書きするSceneをタッチして選択します。 • 「Overwrite SQ」ボタンをタッチして、Sceneを転送して上書きします。 USBのSceneをデリート: • 右側の「USB Scenes」リストで、デリートするSceneをタッチして選択します。...
  • Page 67 USB Libraries – SQ libraries SQ-Drive上のLibrary to/from SQ アクション 個々のLibraryのUSBデバイスへの保存: • 左側の「SQ Libraries」リストで、ストアするLibraryをタッチして選択します。  現在のショーのすべてのUser Librariesが表示されます。 • 「To USB」ボタンをタッチします。 USBからSQへのLibraryの転送: • 右側の「USB Libraries」リストで、転送するLibraryをタッチして選択します。 • 「To SQ」ボタンをタッチして転送します。 Libraryの上書き: • 右側の「USB Libraries」リストで、転送するLibraryをタッチして選択します。 • 左側の「SQ Libraries」リストで、上書きするLibraryをタッチして選択します。 • 「Overwrite SQ」ボタンをタッチして、Libraryを転送して上書きします。 USBのLibraryをデリート: • 右側の「USB Libraries」リストで、デリートするLibraryをタッチして選択します。 •...
  • Page 68 Sync – SQ-MixPadアプリを使用してデータを送受信するには、SQコンソールがシンクモードである 必要があります。 これにより、SQコンソールとSQ-MixPadの両方でデータが誤って上書きさ れるのを防ぎます。 シンクモードに入るには、「Utility」画面に移動し、「Data」に続いて「Sync」をタッチします。 「Sync Mode」ボタンをタッチし、ポップアップでシンクモードの意味を確認して続行します。 sync mode シンクモードになると、データの送受信はSQ-MixPadによってコントロールされます。  コンソールとSQ-MixPadの両方の現在のユーザーのユーザー権限で、 「Sync Push」 または 「Sync Pull」 (あるいはその両方) がショーの転送を許可する必要があります。  MixPadとのデータ転送の詳細については、SQ-MixPad Helpを参照してください。  シンクモードを開始すると、ネットワーク帯域幅を支障なく使用することが必要になるため、接続 されているデバイス以外はすべて切断されます。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 69: Setup

    12. Setup 12.1 Strip Assign SQのすべてのフェーダーストリップは自由にアサイン可能です。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Surface」タブ、「Strip Assign」タブの順にタッチします。 channel types SQ channels surface layers ドラッグ&ドロップ surface fader strips • SQチャンネルは画面の上半分に表示されます。右側のボタンをタッチしてチャンネルタ イプを選択し、 • フェーダーストリップは画面の下半分に表示されます。 右側のボタンをタッチするか、 サーフェス上のレイヤーを切り替えてレイヤーを選択し、タッチして左右にドラッグする と、使用可能なすべてのフェーダーストリップスロットが表示されます。 • チャンネルをフェーダーストリップにアサインするには、それらをタッチして、上の列から 下の列のフェーダーストリップにドラッグします。 • アサインを削除するには、それタッチして、画面下部のフェーダーストリップエリアから 画面の上部に向かってドラッグします。 FXリターンチャンネルはフェーダーストリップにアサインすることができますが、FXエンジンのアウ  トプットからルーティングしない限り表示されません(例:back panel で「Mix-> Return」に設定)。 「Listen」バスはチャンネルタイプではありませんが、マスターフェーダーを使用してリッスンレベル  をコントロールできます。詳細については、Mixer Role セクションを参照してください。...
  • Page 70: Input/Mix Stereo Assign

    12.2 Input/Mix Stereo Assign ミキサーでチャンネルをステレオチャンネルとして使用するには、まずステレオモードに切り替 える必要があります。 「Setup」画面で「Mixer Config」タブをタッチし、「Input Stereo」または「Mix Stereo」をタッチしま す。 stereo mode mono mode Apply 変更を適用 mono aux stereo group stereo aux stereo matrix • 「Mono/Stereo」ボタンをタッチすると、odd/even(奇数/偶数)のInputチャンネルのペアま たはMixをMonoモードとStereoモードの間で切り替えることができます。 • 「Apply」ボタンをタッチして、変更を適用します。 • 「Cancel」ボタンをタッチして、変更を取り消し、現在の状態を表示します。  Mixer Configの変更(モノ/ステレオ割り当てを含む)にはコアの再起動が必要で、オーディオが 中断されるため、シーンごとに切り替えることはできません。シーン単位でステレオソースに2つ のモノ入力を使用する場合は、代わりにGangingを使用できます。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 71: Mix Bus Configuration

    12.3 Mix Bus Configuration 12のミックスは、「Bus Config」タブでGroupモードとAuxモード間で切り替えることができます。 groups auxiliaries Apply変更を適用 • 「Number or Groups」値または「Number of Auxes」値のいずれかにタッチしてから、タッ チスクリーンロータリーを使用して調整します。 • Groupの数を増やすと、Auxの数が減り、その逆も同様です。 • 「Apply」ボタンをタッチして、変更を適用します。 Auxは常にMixキーの始めから順番にアサインされ、その後Groupがアサインされます。例 えば、バスを5つのGroupと7つのAUXとして構成すると、AUX 1~7 は Mixキー1~7に、 Group 1~5 はMixキー 8~12になります。  AuxがアサインされているMixキーはアクティブなときに青色に点灯し、Groupにアサインさ    れているMixキーはマゼンタ(赤)に点灯します。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 72: Softkeys/Softrotaries

    12.4 SoftKeys/SoftRotaries ソフトキーおよびソフトロータリーを使用すると、SQのサーフェスコントロールをカスタマイズで きます。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Surface」タブ、「Soft Controls」タブの順にタッチして、ソフト キーとソフトロータリーのアサインを表示および調整します。 control type control option 1 control option 2 SoftKey/Soft Rotary selection key function Apply 変更を適用 SoftKeyまたはSoftRotaryの機能を変更: 1) 「Soft Keys」または「Soft Rotaries」(SQ-6、SQ-7)をタッチします。 2) ソフトキーまたはソフトロータリーにタッチします。番号はSQのサーフェスのラベルと一致 し、選択すると白に変わります。 3) コントロールタイプの値をタッチして、タイプを選択します。 4) コントロールオプション1の値(利用可能な場合)をタッチして、オプションを選択します。 5) コントロールオプション2の値をタッチして、オプションを選択します。 6) SQ-6およびSQ-7のソフトロータリーの場合、関連するキーの機能を選択するための3番 目のオプションがあります。 7) 「Apply」または「Cancel」ボタンをタッチして、変更を適用またはキャンセルします。 ソフトキーは、機能に応じて異なる色で点灯します。...
  • Page 73 SoftKey 利用可能な機能 Control Type Control Option 1 Control Option 2 Colour Unassigned AMM Channel On/Off All input channels Green AMM In/Out AMM 1, AMM 2 Green Channel Mute All audio channels Channel PAFL All audio channels Yellow DAW Control Bank Up, Bank Down DCA Mute DCA’s 1 to 8 DCA PAFL...
  • Page 74 SoftRotary 利用可能な機能 Control Type Control Option 1 Control Option 2 Unassigned AMM Priority Current Selection, all Unassigned, On input channels Current Selection, all Compressor Threshold, Ratio, Unassigned, In input and mix channels Gain, Attack, Release DCA Level Fader DCA’s 1 to 8 Unassigned, Mute, PAFL, Spill FX Parameter...
  • Page 75: Footswitch

    12.5 Footswitch TSまたはTRS1/4インチジャックプラグを備えたシングルまたはデュアルの、モメンタリーまた はラッチフットスイッチを「Footswitch」ソケットに接続します。 「Setup」画面で「Surface」タブ、「Footswitch」タブの順にタッチして、フットスイッチの設定とア サインを表示および調整します。 control type control option 1 switch selection control option 2 Apply 変更を適用 フットスイッチのcalibrate 最初にフットスイッチを接続するときに、「Calibrate」ボタンをタッチして、使用するスイッチの タイプを設定します。画面の指示に従います。 • シングルフットスイッチは通常「Tip」接続を使用します。 • デュアルフットスイッチを使用して、どのスイッチがTipまたはRingに接続されるかは試 してみる必要がある場合があります。 スイッチのタイプのオプションは次のとおりで、フットスイッチと一致する必要があります: Unused = 使用しないスイッチを選択します。 Latching = 押して離すとオンになり、もう一度押すとオフになります。 Momentary = 押し続けている間スイッチがオンになり、離すとスイッチがオフになります。 Soft Latch = モメンタリースイッチをラッチスイッチとして使用できるようにします。 フットスイッチへの機能アサイン:...
  • Page 76: Surface Preferences

    12.6 Surface Preferences 「Setup」キーを押し、「Surface」タブ、「Surface Prefs」タブの順にタッチして、サーフェスの 設定を表示します。  この画面には、「Home」ページの「Brightness」ボタンを押すことでもアクセスできます。 • シーンの overwrite/recall/delete 操作を実行するとき、「Confirm Scene Operations」ボ タンをタッチにして、確認ポップアップを有効または無効にします。 • 「Preamp On Surface」ボタンをタッチして、専用のサーフェスプリアンプコロータリーでプ リアンプゲインを調整できるかを選択します。(「Off」の場合、代わりにトリムを制御しま す。) • 「Safe I/O Patching」 ボタンをタッチして、I/O画面のSafe Patchingを有効または無効に します。オフの場合、 「Patch」 ボタンは表示されません。 • 「Processing Screens Follow Surface」ボタンをタッチして、プロセッシング画面を調整し ているパラメーターに従うオプションを有効または無効にします。 • 「PEQ Band Follow Screen」ボタンをタッチして、サーフェス上のPEQのバンド選択が画 面上のバンド選択に従うかどうかを選択します。...
  • Page 77 Channel Delay Controls – 「Delay Units」 は、すべての入力およびミックス処理チャンネルのディレイに表示される単位 を変更します。 Delay Units = Millisecond (ms) Meters (m) Feet (ft) Samples (S) 空気中の音速は空気の温度に依存するため、距離測量を選択すると、 「Temperature」 の 値を変更できます。これは、空気の周囲温度と一致するように設定する必要があります。 Temperature = -20°C to +40°C -4°F to +104°F  「Meters]」を選択すると、温度は摂氏で表示されます。「Feet」を選択すると、温度は華氏で表 示されます。  これらの値は、SQの動作温度範囲外にあることに注意してください。 Brightness – SQ上の各照明の明るさを個別にコントロールします。 • パラメーターダイヤルをタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して調整します。...
  • Page 78: Pafl

    12.7 PAFL Pre/After Fade Listen 設定は、SQヘッドフォン出力にルーティングされるPAFLバス用で す。12セグメントLEDメーターに表示され、またSQのRTAにもルーティングされます。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Audio」タブ、「PAFL」タブの順にタッチして、設定を表示およ び調整します。 external input options/control PAFL behaviour source, trim, delay and listen level • 画面の左側にある任意のボタンをタッチして、オプションをOnまたはOffにします。 Additive (On) = 複数のチャンネルストリップを加算してPAFLバスにルーティングできます。 Sel Follow PAFL (On) = PAFLキーを押したチャンネルが選択(「Sel」)されます。 PAFL Follow Mix (On) = Master/MixチャンネルストリップでPAFLがアクティブな場合、PAFLに ルーティングされているチャンネルはミックスの選択に従います。 Input Override Mix (On) = PAFLがAdditiveモードの場合、インプットチャンネルのPAFLキーを 押すと、MixチャンネルのPAFLへのアサインを解除します。...
  • Page 79 Ext in Source Select and Ext in Preamp/Trim – これらの設定を使用して、PAFLバスに直結する外部ソケットを選択します。プリアンプコント ロールは、本体またはリモートのプリアンプがアサインされたときに使用可能になります。 「Ext in to PAFL」ボタンを使用して、外部入力信号をオンまたはオフに切り替えます。 この機能は2つのシステム間のコミュニケーションを目的としているため、PAFLバスを使用して  チャンネルをモニターしているときでもアクティブです。 Input to PAFL Source Point – PAFLのソースとなるチャンネル経路内のポイントを選択します。 Post Preamp = 信号はプリアンプのみの影響を受けます。 Post Insert Return = DEEP Preamp、HPF、Gate、Insertも影響します。 Post PEQ = PEQも影響します。 Post Delay = CompressorとChannel Delayも影響します。 ...
  • Page 80: Talkback Settings

    12.8 Talkback Settings トークバックは、エンジニアがオーディオ出力を介してコミュニケーションするために使用しま す。「Talk」キーを押すと、トークバックソースがアサインされたミックスにルーティングされます。  トークバック出力は、 「Monitor Out」タブのI/O画面からもルーティングできます。この出力は「Talk」 スイッチを尊重しており、専用のトークバックスピーカーやMEシステムでの使用に便利です。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Audio」タブ、「Talkback」タブの順にタッチして、設定を表示お よび調整します。 assign to mix source type/channel HPF control preamp/trim control ‘Talk’ switch の動作 • Source、Preamp、Trim 設定は、Processing/Preamp 画面で使用される設定と同じで、同じ方 法で調整できます。 • 同様に、HPFは、Processing/HPF画面のインプットチャンネルと同じように機能します。 • Momentary +Latchの「On」ボタンをタッチして、「Talk」キーのラッチモードを有効にします。 こ のモードがオンの場合、「Talk」キーをすばやく押すことでと、トークバックのオン/オフが切り替 わりますが、キーを押したままにすると、モメンタリーモードのように機能します。 • Mix Assign ボタンをタッチして、そのMixへのトークバックフィードをオンまたはオフにします。 ...
  • Page 81: Signal Generator

    12.9 Signal Generator シグナルジェネレーターは、レベル設定のためにMixに信号を送ったり、RTAおよび測定マ イクと組み合わせて使用してシステムの周波数レスポンスをチェックしたりするために使用 できます。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Audio」タブ、「SigGen」タブの順にタッチして、設定を表示お よび調整します。 signal type assign to mix signal controls • 「Signal Type」値をタッチして、信号のタイプを選択します。 Signal Type = Sine, White noise, Pink noise, Band-pass noise • 「Mute」ボタンをタッチして、信号をミュートまたはミュート解除します。 • 「Frequency」の値(利用可能な場合)をタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して 調整します。 Frequency = 20Hz to 20kHz • 「Level」値をタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して調整します。 Level = -72dB to +18dB •...
  • Page 82: Audio Sync と Aes Sample Rate

    12.10 Audio Sync と AES Sample Rate 「Setup」スクリーンキーを押し、「Audio」タブ、「Audio Sync」タブの順にタッチして、クロック ソースとAESデジタル出力サンプルレートオプションを表示します。 Audio Clock Source – • 「Audio Clock Source」の値をタッチして、ソースを選択します。 Internal = 内部クロックに同期します。 SLink = SLinkポートが受信しているデジタルクロック信号に同期します。 I/O Port = 装着されたオプションカードのポートで受信されるデジタルクロック信号に 同期します。 • 「Apply」ボタンをタッチして、変更を適用します。 正常に同期されると、ソース選択の右側にグリーンのチェックマークが表示されます。適切 にクロックが受信されていない場合、ソース選択の右側とSQタイトルバーに赤い×が表示 されます。 • SQを拡張ユニットの有無にかかわらずスタンドアローンシステムとして使用する場合、 「Internal」をクロックソースとして選択します。 • SQとSQの直接接続では、一方のコンソールをマスター、もう一方のコンソールをスレー ブと見なします。マスターは、スレーブが接続されているポート以外のすべてにクロック を供給でき、スレーブはマスターが接続されたポートにクロックを供給します。...
  • Page 83: I/O Port

    12.11 I/O Port SQのI/Oポート用に複数のオプションカードがあります。 SQはサードパーティのオーディオネットワークとのインターフェースが可能になり、また第2の SLinkポートを追加することもできます。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Audio」タブ、「I/O Port」タブの順にタッチします。 Control Network Bridge 現在装着中の I/O Card この画面には、現在装着されているオプションカードが表示されます。また「Control Network Bridge」スイッチもあります。 Control Network Bridge がオンの場合、オプションカードはSQのNerworkポートに内部的に 接続(ブリッジ)されます。これにより、同じネットワーク上のコンピューターは、取り付けられ たオプションカードの設定を確認および調整できます。また、I/Oポートに接続されているコン ピューターはSQ-MixPadを使用してSQに接続することができます。 Control Network Bridge を「On」にすると、特定の設定で問題が発生する可能性がありま す。これらの問題の起きる可能性の詳細は画面の下半分に表示され、ネットワークをブリッ ジする前に検討する必要があります。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 84: Usb Options

    12.12 USB Options 「Setup」スクリーンキーを押し、 「Audio」タブ、 「USB」タブの順にタッチして、USB-BとSQ- Driveのオプションを確認します。 USB mode USB sample rate 変更の適用/キャンセル USB Mode – USB-BモードとSQ-Driveモードを切り替えます。 SQの背面にあるUSB-Bポートを介してコンピュータに接続するためにはUSB-Bを選択しま す。また、サーフェス上のUSBストレージデバイスとの間でオーディオの録音または再生を行 う場合はSQ-Driveを選択します。 これらのモードはオーディオに関しては排他的です。つまり、USB-Bを介したオーディオのス トリーミングと同時にSQ-Driveに録音することはできません。 USB Sample Rate – サンプルレートの設定はUSB-BとSQ-Driveの両方に適用され、96 kHz (サンプルレート変換 なし)と48 kHz (サンプルレート変換有効)の間で切り替えることができます。 変換は、コアとUSB-B接続またはコアとSQ-Drive接続の間で行われるため、SQはどちらの モードを選択しても96 kHzですべての処理を実行します。  48 kHzモードを選択すると、SQ-Driveとの間で最大32チャンネルの録音と再生が可能になり ます。詳細については、このガイドの SQ-Drive Multitrack Recording and Playback セクション...
  • Page 85: Mixer Role と Master Fader Mode

    12.13 Mixer Role と Master Fader Mode 既知のスタートポイントからすばやくセットアップするには、SQの「role」を選択します。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Mixer Config」タブ、「Role」タブの順にタッチして、Mix設定の リセットとマスターフェーダーモードの変更オプションを表示します。 roles master fader mode reset Settings の内容 Reset Mix Settings – ロールを選択して「Reset」ボタンをタッチすると、Mixがリセットされます。シーンとライブラリー は影響を受けませんが、グローバルフィルターとセーフ(シーンのリコール時に使用)は無視 され、すべてのセーフがクリアされます。  ロールの違いによるデフォルト設定の詳細は、Mix/System Reset セクションを参照してください。 Master Fader Mode – マスターフェーダーを使用して、選択によりMixのマスターセンドレベルまたはリッスンバスの レベルを制御できます。モードは即座に切り替わります。  Listen Level は、PAFL 画面で表示および調整できます。 「Mix Master」モードでは、LR Mixが選択されると、ブルーのLRミックスキーがブ...
  • Page 86: Dca Spill

    12.14 DCA Spill DCAスピル機能を使用すると、現在のチャンネルストリップレイアウトの代わりに、DCAのす べてのメンバーを一時的にチャンネルストリップとレイヤー全体に表示できます。 メンバーは常にリストされた順序でスピルされ、DCA本体が最後のチャンネルストリップに配 置されます。スピル状態のチャンネルの操作は、標準のチャンネルストリップレイアウトでの 操作と同じです。 DCAを 「spill」 するには、直接、または 「Spill On Sel」 機能を使用する2つの方法がありま す。 Spill a single DCA – ソフトキーを割り当てて特定のDCAをスピルするか、ソフトロータリーが 「DCA Level Fader」 に割り当てられている場合はソフトロータリーキーを 「Spill」 に設定します。  SoftKeysへの関数の割り当てについては、このガイドのSoftKeys / SoftRotariesセクションを 参照してください。 キーを押すとすぐにDCAがオーバーフローします。ソフトキーが点滅し、オーバーフローした DCAが現在選択されているミックスの横に表示されます。 スピルを終了するには、もう一度キーを押すか、DCAチャンネルストリップの (点滅している) 「Sel」 キーを押します。 Spill on select – ソフトキーを「Spill On Sel」に割り当てます。押すと点灯して選択時のスピルがアクティブであ...
  • Page 87: Input Ganging

    12.15 Input Ganging ギャングにより、アトリビュート(属性)を複数の入力チャンネル同士でリンクできます。つまり、 ギャングの1つのメンバーの属性への変更は、そのギャングの他のメンバーに同時に影響しま す。 SQには8つのギャングがあり、それぞれに最大12人のメンバーを持つことができます。 ギャングのセットアップには、「Setup」スクリーンキーを押し、「Ganging」タブをタッチします。 gangs input channels drag ‘n’ drop attributes • 画面上部の数字からギャングを選択します。 • インプットチャンネルをチャンネルリストからギャングにドラッグ&ドロップします。使用可 能なすべてのチャンネルを表示するには、タッチして左右にドラッグします。 • Attribute(属性)ボタンをタッチして、選択したギャングでリンクされる属性をオンまたは オフに切り替えます。リンクされた属性は白いボタンで示されます。 • Applyボタンをタッチして、ギャングを作成します。 ギャングによってリンクできる属性は次のとおりです。 Trim = Preamp後のトリム Filter = HPF in/out および周波数 Gate = すべてのゲートパラメータ PEQ = すべてのPEQパラメーター Compressor = すべてのコンプレッサーパラメーター...
  • Page 88: Network Setup

    12.16 Network Setup ワイヤレスやMIDIによるコントロールをTCP/IPなどのイーサネット経由で使用するには、SQを ネットワーク上のデバイスとして接続する必要があります。 デフォルト設定では、SQはDHCPを使用してIPアドレスをネットワークに自動的に接続し、同じ ネットワークに接続されたデバイスで実行されているすべてのアプリで表示されます。 状況によっては、Static(固定)IPアドレスを使用することが必要または推奨されます。接続先の ネットワークを理解していない限り、固定ネットワーク設定を使用することはお勧めしません。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Network Setup」タブをタッチして、ネットワーク設定を表示およ び調整します。 DHCP settings static address settings 変更の適用/キャンセル DHCP On/Off SQ network name • DHCPモードのOn/Offを切り替えるには、「DHCP」ボタンをタッチします。DHCPが有効 で、SQにアドレスがアサインされている場合、Dynamic Address 値が表示されます。 DHCPモードがオンの場合、Static Address 設定は調整できません。 • DHCPを介してアドレスがアサインされていない場合、SQはオートIP機能を使用して自身 にアドレスをアサインします。この場合、アスタリスク(「*」)が表示されます。I • Static ネットワーク 値のいずれかにタッチして、値を入力します。 • 「Unit Name」の値をタッチして、SQの名前を変更します(アプリを含むネットワーク上の他 のデバイスで表示されます)。...
  • Page 89: User Permissions

    12.17 User Permissions Adminユーザーに加えて、SQは他に10人のユーザーを持つことができ、各ユーザーは個別 に、パーミッション(権限)、パスワード、シーンアクセス、ユーザーシーン(ログイン時にリコー ル)を持つことができます。 ユーザーは、SQ本体だけでなく、SQ-MixPadやSQ4Youリモートアプリなど、SQにリモート接続 されているクライアントを使用してログインできます。これは、複数のユーザーが異なるデバイ スから同時にログインできることを意味します。 「Setup」スクリーンキーを押し、「Users」タブをタッチしてユーザーをセットおよび設定します。  ユーザーのセットアップとパーミッションは、Adminとしてログインした場合にのみ実行できます。 user name/activate/password user list user active 選択 user user scene settings ユーザーの設定とパーミッションを変更するには、まず左側のリストからユーザーを選択しま す。変更されているのはこの選択ユーザーのみですが、ユーザーリストはすべてのタブで表 示されるので、ユーザーをすばやく比較して、いつでも変更できます。 User Settings – • User name のテキストボックスをタッチして、ユーザーネームを変更します。 • 「Inactive」ボタンをタッチしてユーザーをアクティブにします(ボタンが「Active」に変わ り、リストにチェックマークが表示されます)。 • 「Set Password」ボタンをタッチして、ユーザーのパスワードを設定または変更します。 このパスワードは、ログイン時およびSQのロック時に使用されます。 ...
  • Page 90 • 「Scene Range」を使用して、ユーザーがアクセスできるシーンの範囲を選択します(デ フォルトの範囲はすべてで300シーンです)。 • 必要に応じて、「User Scene」の値をタッチして、ユーザーがログインしたときにリコー ルするシーンを選択します。  同じユーザーが再ログインする場合(1日の終わりにSQ電源をオフにし、翌日同じユーザー がログインする場合など)、ポップアップが表示されて、電源オフ時の状態をリコールするか、 「User Scene」をリコールするかを選択できます。 User Permissions Library – 10人のユーザーのうち1人が選択されている状態で、「Library」キーを押すと、ユーザーパーミッ ションライブラリーが表示されます。工場出荷時のプリセットは、スタートポイントやクイックセット アップ用として使用ができ、ユーザープリセットをストアおよびリコールすることもできます。 • プリセットを選択し、「Recall」をタッチして、選択されているユーザーにパーミッション設 定を適用します。 • 「User」をタッチして、独自のプリセットを管理できるユーザーライブラリーにアクセスします。  Aminはパラメーターや機能の使用をブロックされないため、Adminユーザーが選択されている場 合、ユーザーパーミッションライブラリーは表示されません。 Permissions – 「Setup」タブ、「Parameters」タブ、または「Control」タブをタッチすると、ユーザーごとに 「Allow」または「Block」に設定できるパラメーターと機能のリストが表示されます。 • 右側の「Allow」/「Block」ボタンをタッチして、アクセス権限を切り替えます。 userはパーミッション許可 タッチ & ドラッグ 選択 user userはパーミッションブロック...
  • Page 91 利用可能な User Permissions – Setup Parameters USB Data Recall Name/Colour USB Data Store Input/Group Preamp USB Data Modify Input/Group EQ Sync Push Input/Group Other Processing Sync Pull Mix Preamp Scene Recall Mix EQ Scene Store Mix Other Processing Scene Modify FX Parameters Global Filter DirOut and Mix Settings...
  • Page 92: Sq-Drive と Usb-B

    13. SQ-Drive と USB-B SQ-DriveとUSB-Bは互いに排他的に動作しますが、同じパッチとサンプルレート設定を使用し ています。  帯域幅を集中的に使用するタスク(SQ-Driveのフォーマットやショーのロードなど)はモードを変更 する必要があります。 オーディオの録音または再生をする前に、モードとサンプルレートを設定する必要があります。  CUSB-B接続がアクティブなときにサンプルレートを変更すると、正しい動作のためにアプリケー ションまたはDAWの再起動が必要になる場合があります。 USB-B接続では、96 kHzまたは48 kHzで32の入力と32の出力が同時に可能です。 SQ-Driveは、96kHzで最大16チャンネル、48kHzで最大32チャンネルの録音または再生が可能 です。 モードとUSB-Bを変更するには、「Setup」スクリーンキーをタッチし、「Audio]タブ、「USB」タブの 順にタッチします。 USB mode 変更の適用/キャンセル USB sample rate • 「USB Mode」の値をッチして、「SQ-Drive」モードと「USB-B」モードを切り替えま す。 • 「USB Sample Rate」の値をッチして、「96kHz」と「48kHz」を切り替えます。 USBソケットとの間の全てのパッチは、USBモードに応じて、USB-BまたはSQ-Driveのいず れかに適用されます。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 93: Sq-Drive Stereo Recording と Playback

    13.1 SQ-Drive Stereo Recording と Playback 「Utility」スクリーンキーを押し、「SQ-Drive」タブ、「Stereo」タブの順にタッチして、SQ-Drive ステレオ録音/再生画面を表示します。 record/playback meters record controls and time record file error count playback file playback controls and time playback mode device load playback position 画面の上半分はレコーディング用で、下半分はプレイバック用です。 Recording – • Recordボタンを押しすと録音の開始待機状態になります。新しい「Stereo Record」ファ イル名が表示され、「Remaining」の残り時間が表示され、「Errors」のエラーカウンター がリセットされます。 • Play/Pauseボタンを押して録音を開始します。「Elapsed」経過時間および「Remaining」 残り時間の値で進行状況が表示されます。...
  • Page 94 Playback – • 「Stereo Playback」ファイル名をタッチします。 次に「Playback」または「Recording」ボ タンをタッチして、各フォルダー内のファイルを表示します(SQで作成した録音は 「Recording」フォルダーに表示されます)。 • トラックをタッチして強調表示させます。 • 「Select」ボタンをタッチして、強調表示されたトラックをロードします。 • 「Playback Mode」をタッチして、モードを選択します。 Play All = フォルダー内のすべてのトラックを連続して再生します。 Play Single = 選択したトラックを再生して停止します。 Repeat All = フォルダー内のすべてのトラックを連続して繰り返し再生します。 Repeat Single = 選択したトラックを繰り返し再生します。 • トランスポートボタンをタッチして、前または次のトラックへの移動や、Stop、Play/Pause をします。 • 丸い Playback Position マーカーをタッチしてドラッグし、トラック内の他のポイントに ジャンプします。 Formats and Folders – SQ-Drive はステレオ録音を...
  • Page 95: Sq-Drive Multitrack Recording と Playback

    13.2 SQ-Drive Multitrack Recording and Playback 「Utility」スクリーンキーを押し、「SQ-Drive」タブ、「Multitrack」タブの順にタッチして、SQ-Drive マルチトラック録音/再生画面を表示します。 SQ-Drive status record/playback meters track selection record/playback controls and time playback mode playback position error count device load 96kHzの動作では、16個のメーターの上段が表示され下段はグレーになります。USBサンプル レートが48kHzに設定されると、32個すべてのメーターが表示されます。 SQ-Driveが使用されていない場合および録音中は、USBチャンネルにパッチされたSQの出 力がメーターに表示されます。再生中は、入力されたUSBレベルがメーターに代わりに表示さ れ、パッチされた最も大きい番号のチャンネルでラベル付されます。  USB入力および出力のメーターは、 「Meters/USB meters」 画面で同時に確認できます。 Recording – パッチされたUSBチャンネルのみが録音されます。したがって、不必要にディスク領域を使用 をしないようにするには、I/Oスクリーンで必要なチャンネルのみをUSBにパッチし、他のUSB 出力ソケットはパッチをしないようにします。...
  • Page 96  すべてのUSBデバイスが、SQ-Driveマルチトラック録音で使用される高帯域幅に対応している わけではありません。USBに直接マルチトラック録音する場合に最良の結果を得るには、USB スティック/ペン ドライブではなく、高速外部ハードドライブを使用します。 Playback – 録音されたトラックは、録音元と同じUSBソケット番号でSQ-Driveから再生されます。つま り、SQ出力をUSB出力ソケット3、5、6にパッチして録音した場合、再生時にはUSB入力ソ ケット3、5、6をSQ入力にパッチする必要があります。 • Multitrack ファイル名をタッチします。トラックをタッチして選択し、必要に応じてタッチ スクリーンロータリーを使用してトラックのリストをスクロールします。 • 「Select」ボタンをタッチして、トラックをロードします。 • 「Playback Mode」をタッチして、モードを選択します。 Play All = フォルダー内のすべてのトラックを連続して再生します。 Play Single = 選択したトラックを再生して停止します。 Repeat All = フォルダー内のすべてのトラックを連続して繰り返し再生します。 Repeat Single = 選択したトラックを繰り返し再生します。 • トランスポートボタンをタッチして、前または次のトラックへの移動や、Stop、Play/Pause をします。 • 丸い Playback Position マーカーをタッチしてドラッグし、トラック内の他のポイントに ジャンプします。...
  • Page 97: コンピューターへの接続

    13.3 Connecting to a Computer コンピューターとの間でオーディオをストリーミングするには、USB-A・USB-Bケーブルを使用 してSQに接続する必要があります。 SQはUSB 2.0規格に準拠しているため、高速USBケーブルを使用することをお勧めします。 システムが使用されている環境によっては、フェライトビーズを備えたケーブルを使用するこ とも有効です。  すべてのUSB 3.0ポートがUSB 2.0と完全に下位互換性があるわけではないことに注意してくださ い。したがって、最良の結果を得るには、USB 2.0ポートを使用することをお勧めします。 利用で きない場合、xHCIホストコントローラードライバーを利用するUSB 3.0ポートは、ストリーミングオー ディオに使用されるアイソクロナス転送方式をサポートしないことが知られているため避ける必要 があります。 Sample rate – SQのUSBサンプルレートは、USB-B接続にアクセスするプログラムまたはアプリを使用する 前に設定する必要があります。 To connect SQ to a mac – SQはCore Audioに準拠しているため、ドライバーは不要です。 SQをUSB経由で接続すると、オーディオとMIDIの両方のデバイスとして表示されます。 To connect SQ to a Windows PC – Allen&Heath のWebサイト(www.allen-heath.com)にアクセスして、最新のSQ Windows ASIO/WDMドライバーをダウンロードしてください。...
  • Page 98: Midi と Daw Control

    14. MIDI and DAW Control USBまたはTCP/IPを経由してコンピューターに接続することで、SQはMIDIメッセージを送受 信できます。 これらは、2セットの双方向メッセージとして扱うことができます。SQのコントロールに使用さ れるものと、外部ソフトウェアまたは外部機器のコントロールに使用されるものです。  SQの MIDI 通信の詳細については、www.allen-heath.comで入手できる個別のSQ MIDIプロトコ ルドキュメントを参照してください。 14.1 MIDI Channel and MMC 「Utility」スクリーンキーを押し、「General」タブ、「MIDI」タブの順にタッチして、MIDIチャンネ ル設定を表示および調整します。この画面には、コンピューターシーケンサーやDAWをコ ントロールするためのMMC(MIDI Machine Control)ボタンも表示されます。 MMC controls SQ MIDI channel MIDI DAW Control channel NRPN Fader Law • 「MIDI Channel」の値をタッチし、タッチスクリーンロータリーを使用して調整します。 •...
  • Page 99: Midi Fader Strips

    14.2 MIDI Fader Strips SQには32本のMIDIフェーダーストリップがあり、フェーダーストリップレイヤーのどこにでもア サインすることができます。 これらは、「Mute」、「Sel」または「PAFL」キーが押されたとき、またはフェーダーストリップ フェーダーが操作されたとき、USBおよびTCP/IPを経由してスタンダードMIDIメッセージを送 信します。また同じメッセージに応答もします。 • メッセージはそのまま使用しても、ソフトウェアはコントロールのために学習できます。 • デフォルトでは、メッセージはMIDIチャンネル2で送信されます。 • キーを押すと、Note On が送信され、続いて Note Off が送信されます。またフェーダー を動かすとコンティニュアスコントロールメッセージが送信されます。 SQ MIDI Fader Strip Control MIDI message Mute keys 1 to 32 Note On/Off 0 (C-1) to 31 (G1) Sel keys 1 to 32 Note On/Off 32 (G#1) to 63 (Eb4) PAFL keys 1 to 32...
  • Page 100: Automatic Microphone Mixing (Amm)

    15. Automatic Microphone Mixing (AMM) Automatic Microphone Mixing(AMM) は、複数のマイクチャンネルのオートマチックレベルコン トロールを提供します。会議やパネルディスカッション、シアター、ブロードキャストなどのマル チチャンネル音声の用途などで使用するために設計されています。 SQのAMMは、D-Classicゲインシェアリングアルゴリズムを使用して、アクティブなチャンネルの レベルを上げると同時に、アサインされている他のチャンネルのレベルを下げます。プライオリ ティを設定して、特定のAMMスロットを他より優先させることもできます。 SQは最大24チャンネルを持てる2つのDEEP AMMがあり、組み合わせて単一の48チャンネル AMMとしても使用可能です。チャンネルにDEEPエンベデッドゲインステージを使用しているた め、レイテンシーがありません。  AMMは、音声以外の楽器またはオーディオソースでの使用を目的としていません。 15.1 AMM Input Assign 任意のインプットチャンネルをAMMにアサインすることができます。AMMはチャンネルに直接イン サートされるため(post-delay/pre-fader)、PFLはレベルの変更の影響を受ける可能性がありま す。したがって、AMM機能を追加する前にチャンネル適切にセットアップすることを推奨します。 「Utility」スクリーンキーを押して、「AMM」タブ、「Input Assign」タブの順にタッチし、インプット チャンネルのアサイン画面を表示します。 number of AMM’s input channels ドラッグ&ドロップ AMM ‘slots’ AMM selection and clear T画面の上部には使用可能なインプットチャンネルが表示され、下部には使用可能なAMM スロットがあります。...
  • Page 101: Amm Overview

    Assigning/unassigning channels – • 2つのAMMを使用している場合、AMM Selection ボタンを使用して表示するAMMを選択 します。 • タッチして左右にドラッグすると、すべてのインプットチャンネルとAMMスロットが表示され ます。 • インプットチャンネルをタッチして上から下のAMMスロットにドラッグして、チャンネルをア サインします。  インプットチャンネルは、任意のAMMスロットに自由にアサインすることができます。順番にアサイ ンする必要はありません。  既にチャンネルがアサインされているスロットにチャンネルをドロップすると、既存のアサインチャ ンネルが自動的に解除されます。 • アサイン済のスロットでチャンネルをタッチして上部へドラッグしてアサインを解除します。 • 「Clear」ボタンをタッチすると、選択したAMMからすべてのチャンネルをクリアします。 15.2 AMM Overview 「Utility」スクリーンキーを押して、「AMM」タブ、「Overview」タブの順にタッチします。 entire AMM in/out levels and on/off indication channel on/off channel priority level 画面の上部にはすべてのAMMスロットのオーバービューが表示され、下部にはメーターと共...
  • Page 102: Amm Setup

    • 上部の8つのAMMチャンネルからなるブロックをタッチして、画面の下半分に表示しま す。 • スロットの「On/Off」ボタンをタッチして、AMMへのチャンネルの追加または削除をしま す。チャンネルがAMMにアサイン時は自動的に「On」に設定されます。 • スロットフェーダーにタッチして、タッチスクリーンロータリーを使用してゲインを調整、 (すなわち)AMM内でのスロットの優先度を調整します。 Priority level = -15 to +15 15.3 AMM Setup 「Utility」スクリーンキーを押して、「AMM」タブ、「Setup」タブの順にタッチします。 entire AMM in/out entire AMM in/out levels and on/off indication follow fader sidechain filter 「Overview」画面と同様に、すべてのAMMスロットのオーバービューが表示され、ゲインメー ターと、チャンネルのAMMがオンになっているかどうかが示されます。 AMMの「In/Out」ボタンをタッチして、すべてのAMMチャンネルを切り替えます。 • サイドチェーンがチャンネルフェーダーの位置の影響を受けるかどうかを選択するに は、Follow Faderの「On」ボタンをタッチします。 •...
  • Page 103: Add-Ons

    16. Add-ons SQのオプションのAdd-onを購入して、スペシャルなプロセッサーモデルやDEEPモデルを追加 することができ、またそれらユニットのカスタマイズもできます。  最新のユニットとモデルを使用するには、ファームウェアの最新バージョンをインストールしてください。 「Utility」スクリーンキーを押して、「General」タブ、「Add-ons」タブの順にタッチします。 利用可能 add-ons add-on details unique DNA Enter Add-on key  利用可能なアドオンは左側に表示されます。タッチして詳細を表示し、タッチスクリーンロータ リーを使用してスクロールします。 プラグインの詳細とオーディオサンプルについては、allen-heath.com. をご覧ください。  Activating an add-on – • SQ固有のユニークDNAをメモし、 shop.allen-heath.com にアクセスしてアドオンを購入 し、ユニークキーを取得します。 • 「Enter Add-on Key」 をタッチしてから16文字のキーを入力し、 「OK」 をタッチしてアク ティブにします。 キーは各SQに固有であり、1度だけ入力する必要があります。ファームウェアの更新時また はシステムのリセット後に、これらを再入力する必要はありません。...
  • Page 104: Mix/System Reset

    17. Mix/System Reset 17.1 Reset Mix Settings SQは複数の「Reset Mix Settings」を提供します。これらは、さまざまな用途でディスクをゼロ ベースにするために使用されます。 これにより、SQの現在の状態はクリアされますが、保存されているシーンまたはライブラリー データには影響せず保存します。 「Setup」スクリーンキーを押して、「Mixer Config」タブ、「Role」タブの順にタッチします。 roles master fader mode reset Settings の内容 操作Roleを選択すると、デフォルト設定に関する情報が表示されます。「Reset」ボタンをタッ チして、これらの設定でミックスをリセットします。 ミックス設定がリセットされると、グローバルフィルターは無視され、セーフはすべてオフにな ります。  Master Fader Modeでは、マスターフェーダーで、選択したミックスのマスターセンドレベルを コントロールするか、リッスンバスのレベルをコントロールするかを選択します。詳細につい ては、Mixer Role のセクションを参照してください。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 105 Reset Mix Settings: Standard – Routing Setting 40 mono (1-40), 4 stereo (ST1, ST2, ST3, USB) Input Stereo 1-to-1 (as labelled), then unassigned to 46 Local Input patching Aux 1-4 (mono), Aux 5-8 (stereo), Group 9-12 (Stereo) Mix Bus Configuration LR Assign All inputs and groups assigned Aux assign and send...
  • Page 106 Reset Mix Settings: Monitor – Routing Setting Input Stereo 48 mono (1-48) Local Input patching 1-to-1 (as labelled), then unassigned to 48 Mix Bus Configuration Aux 1-6 (mono), Aux 7-12 (stereo) LR Assign All inputs unassigned Aux assign and send Inputs to all Aux, Post-Fade, Post-Delay Local Output patching (Aux) 1-to-1 for mono then sequential stereo...
  • Page 107: System Reset

    17.2 System Reset 完全なシステムリセットを実行するには、EQの「In」キーと「HF」キーを押しながら、SQの電 源を入れます。これにより、すべてのミックス設定と、ショー/シーンおよびライブラリーを含 むすべての保存データがクリアされ、SQが初期状態に戻ります。 システムのリセットを実行する前に、USBデバイスまたはSQ-MixPadを使用して保存したい データをバックアップしてください。  データの保存の詳細については、 Data transfer (USB/MixPad) セクションを参照してください。  システムをリセットしてもアドオンは削除されません。 17.3 Fader Calibration フェーダーはまれにアライメントがずれたり、正しく動作しなくなったりすることがあります。こ れは多くの理由で発生する可能性があり、通常は故障ではありません。ただし、キャリブレー ションが必要になる場合があります。 1) 「Utility」スクリーンキーを押して、「General」タブ、「Calibration」タブの順にタッチしま す。 2) 「Calibrate」ボタンをタッチし、画面の指示に従って、プロンプトが表示されたらフェー ダーを +10dB、0dB、-10dB、-30dB、-inf の位置に移動します。 Reference Guide  V1.5.0...
  • Page 108: ブロックダイヤグラム

    18. Block Diagrams INPUT CHANNEL x 48 Sidechain Sidechain Configurable Mono / Stereo Channel RTA METER INSERT A MUTE FADER ASSIGN+PAN WIDTH TRIM GATE COMP/ DELAY IP to MAIN gain Ducker IP to GRP MODE Stereo ch only Post-Preamp Post-Ins A Post-PEQ Post-Delay IP to AUX/FX...
  • Page 109 RackFX x8 FX SEND FX RETURN x8 METER Strip METER Send > Return FX FADER in-place MUTE ASSIGN+PAN Inserted FX FADER MUTE Ret to MAIN Ret to GRP From: FX Send Any MIX Ret to AUX/FX Post Input DIR OUT TALKBACK Assign to: INPUT CH, GRP, AUX, MAIN, MTX SIG GEN...
  • Page 110: Specifications (仕様)

    19. Specifications (仕様) Mic/Line Inputs バランス XLR, フルリコール可能 入力感度 -60 to +0dBu -20dB スイッチ可能 PadPad アナログ Gain Maximum 0dB to +60dB, 1dB 最大入力レベル steps +30dBu >5kΩ 入力インピーダンス 0.002% -92dBu (20Hz-20kHz, AES Direct Out, @0dBu THD+N, Unity gain 0dB 1kHz) 0.003% -91dBu (20Hz-20kHz, AES Direct Out, @-30dBu THD+N, Mid gain +30dB INPUT 1kHz) ファンタム電源...
  • Page 111 SLink Connection ノイトリック イーサコン (RJ45) 40 input 20+40(ME) output channels dSnake mode (48kHz devices) 32 input 32 output channels dx mode (96kHz devices) 128 input 128 output channels gigaACE/GX mode (96kHz フルパッチ可能 devices) Inputs フルパッチ可能 Outputs すべてのモードでマスターシンクとしてアサイン Sync/SRC 可能、SRC 64チャンネル I/O Port マルチチャンネル...
  • Page 112 Input Processing ソース CH1-48 フルパッチ可能 USB Global Source SQ-Drive or USB-B Streaming Polarity Normal/Invert Trim -24 to +24dB High Pass Filter 12/18/24dB per octave 20Hz – 2kHz Insert (Pre EQ/Comp) フルパッチ可能 Delay Up to 341ms Gate パッチ可能 Sidechain Sidechain filter Hi-pass (20-5k), Band-pass (120-10k), Lo-pass (120-20k) Threshold / Depth -72dBu to +18dBu / 0 to 60dB...
  • Page 113 Mix Processing Insert (Pre EQ/ フルパッチ可能 Comp) Delay Up to 682ms 28 bands 31Hz-16kHz, +/-12dB Gain, Constant 1/3 oct, DEEP options 同 Input PEQ Compressor 同 Input Compressor 8 x RackExtra FX engine, Send>Return or Inserted Internal FX (4 dedicated FX bus) SMR Reverb, Gated Reverb, Stereo Tap Delay, ADT, Types Blue Chorus, Symphonic Chorus, Flanger, noo Phaser...
  • Page 114 USB Audio USB A SQ-Drive 2 channel, 48/96kHz, 24-bit, フルパッチ可能 Stereo Record 1/2 channel, 44.1/48/96kHz 16/24-bit, フルパッ Stereo Playback チ可能 Multitrack Record 1-16 channel 96kHz, 1-32 channel 48kHz, 24-bit, WAV, フルパッチ可能 Multitrack Playback 1-16 channel 96kHz, 1-32 channel 48kHz, 24-bit, WAV, フルパッチ可能...
  • Page 115: Warranty Information

    20. 保証について メーカー保証期間は1年間です。 Allen & Heath は、材料および製造上の欠陥に対して、オリジナルパッケージ(Allen & Heath 製品)に含まれるAllen & Heath - ブランドのハードウェア製品および付属品を、Allen & Heath のユーザーマニュアル、技術仕様およびその他のAllen & Heath 製 品に従って使用された場合、エンドユーザーである購入者(「保証期間」)によって、最初の購入日から1 年間の期間を定めガイド ラインを公表しました。 パッケージ化されAllen & Heath ハードウェアと共に販売された場合でも、この保証は任意Allen & Heath ブランドのハードウェ ア製品または任意のソフトウェアには適用されません。 ソフトウェア(以下「EULA」)の使用に関して、あなたの権利の詳細については、ソフトウェアに付随する使用許諾契約書を参照 してください。 EULA、保証ポリシーおよびその他の有用な情報の詳細については、ALLEN&HEATH のウェブサイト上で見ることができます: www.allen-heath.com/legal 保証期間下での修理・交換は、保証期間の延長または更新の権利は提供されません。この保証期間の下での製品の修理または 直接交換は、機能的に同等のサービス交換ユニットで行われるかもしれません 。 この保証は譲渡することができません。この保証は、購入者の唯一かつ独占的な賠償となり、Allen & Heath もその承認された サービスセンターのいずれも、いかなる偶発的または間接的損害、またはこの製品のいかなる明示的または黙示的な保証の違反...

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